JP4925150B1 - Led照明装置の放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
LEDの光を光反射板によってシェード内面に反射させると共に各LEDの熱を光反射板と本体シャーシを介して放熱するLED照明装置の放熱構造を得ること。
【解決手段】
本体シャーシとシェードにより所定形状の筐体に形成した照明器具本体に、複数のLEDを設けたLEDユニットと、各LEDを発光駆動させる駆動装置と、天井又は壁面に設けられるローゼット又は電源ケーブルから電源供給する電源供給部に対応する引っ掛けプラグ又はケーブル接続端子部などの電源受給部を設けた照明器具一体で交換するLED照明装置に、各LEDの発光面と光反射板をシェード内面側に向けて本体シャーシに設けると共に該光反射板の端部を各LED側面と当接させて設け、または該各LED側面と光反射板の端部との該当接を、絶縁体の熱伝導部材を介して設けたLED照明装置の放熱構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)照明器具一体の照明装置のシェードが面発光すると共に各LEDの熱を光反射板と本体シャーシを介して放熱するLED照明装置の放熱構造に関する。
従来、直管形及び環形の蛍光灯又はLED照明灯は、該照明灯と照明器具が、それぞれ独立した単体商品として販売提供され、また省エネ、長寿命としてLED照明灯は、既設の照明器具に取り付けて使用されるものが提供され、その使用におけるLEDの発熱は、専用の放熱板により放熱させているものである。
なお、本願で言う照明管又は照明灯(LEDを使用した管状の物を含む)とは、従来の蛍光灯と言われる管状の直管形又は環形のもので、一般的に言われる電球及び蛍光灯などそのものが光る球のことを指し、また照明器具とは、電源を中継供給するためのプラグ及び電源ケーブルの接続端子などの接続部、筐体及びカバーなど上記照明灯を発光及び保持させるための装置を有し、そのものが光らない物を指して言い、また照明器具一体とは、該照明管又は照明灯と照明器具が一体で分離独立しない照明装置を指し、また照明装置は照明灯と照明器具を有するものを言う。
また、一般市場で提供されている直管の蛍光灯型のLED照明管は、LEDユニットとその駆動回路が内蔵若しくは外付けされた照明装置或いは照明灯の略形態であるが、該市販されているLED照明管は、既設の照明器具に取り付け或いは該器具の形状に準じて取付け使用されるものであるから、ここで言う照明装置と言わない。
そこで、従来のLED照明装置は、LEDの電流を多く流すパワーLEDを使用して明るさを確保する仕様で、それに伴う発熱対策として放熱板を使用して、白色に発光するLEDの長寿命を確保し、一般的に提供されている。
また、従来の照明装置に関しては、照明灯と照明器具が一体として交換使用するものなく、そこで本出願人が照明器具一体として交換使用する照明器具一体のLED照明装置を発明し、それはLED照明装置が取り付けられる天井又は壁面に対して平行方向に照射光が照射できるように、シェード内の外周側から中央方向に向けて、該シェード内の所定位置にLEDユニットを設けると共に該LEDユニットのLED発光素子が照射する該照射光の対面側に反射部材を設けた「照明器具一体のLED照明装置」がある。(例えば、特許文献1参照)
また、反射板を放熱に利用する先願技術として、LED10と反射板8とで構成される照明装置で、LEDの光を反射する反射板と、絶縁基板の金属ベース面と面接触し、該金属ベース面後方から前記筐体を挿通して延出する放熱板5とから構成されるとする実施例を示す「LED照明装置」がある。(例えば、特許文献2参照)
特許登録第4676563号公報 実用新案登録第3149696号公報
従来のLED照明に使用されるLEDの発熱は、照明光の明るさを得るために定格電流値が大きく、大電流で使用する事による発熱であって、その熱のためLEDが劣化することを防ぐために放熱する専用の放熱板を必要とし、また明るさの改善と、LEDの点光源を面発光させるためには、蛍光管タイプなどのカバーを面発光させる反射板を使用し、このような課題を解決するために電流値と反射板を使用することにより、その明るさと面発光が得られているが、そのための専用の放熱板の高効率放熱とその重量及びコストに課題があり改善が求められていた。
そして、その高効率放熱において、放熱板にLEDの熱を伝えるのに、LEDが設けられる基板を介して放熱板に伝える手段が一般的であり、その基板の熱伝導性とコストが課題となっており、それは電子部品の実装に広く使われているガラスエポキシは、熱伝導性の高い金属基板に対して熱伝導が低く、しかしその金属基板では、逆に、ガラスエポキシ基板に比べて加工性が悪く、価格もガラスエポキシ基板の3倍程度と高いと言う課題があり、LEDから放熱板への高熱伝導性の改善と高い放熱性の要求があった。
また、上記LEDの発熱について、LED照明を手掛けるメーカー各社が一般に公表している4万時間の寿命を実現するには、LEDチップの接合部(発光部)温度を約145℃以下に抑えることが求められ、その発光部の温度について、LEDチップの接合部の表面温度が185度では、1000時間程度と急激に寿命時間が低下し、実用に適さない。
そして、LEDのパッケージ温度が、上記温度の185度より10℃下がると寿命が2倍延びるという試験結果があり、例えばLEDの発熱対策として、一般的なガラス・エポキシ基板を使用して、消費電力が1WのパワーLEDを使って基盤裏の発熱温度では70℃前後であり、より放熱効果を求める放熱基板には、上述した熱伝導性が高い金属基板を使うことが多く、一般的には、主材料としてAl(アルミウム)を使った金属板に絶縁層と配線層を積層したものがあり、上述照明に使用されるLEDには、熱に対する課題が多くありその改善が求められていた。
しかして、特許文献1の本出願人が発明した「照明器具一体のLED照明装置」は、天井又は壁などの電源供給部から該照明器具一体の照明装置を着脱交換し、駆動回路及びLEDユニットの基板9からの熱を、熱伝導性支持部材を介して支持本体で放熱させ、またLEDユニットからの照射光を、シェードで乱反射させて面発光させているので、上述した課題のように熱伝導性が低く、その課題の改善が求められていた。
なお、本出願人が発明した「照明器具一体のLED照明装置」の上述以外の課題の解決としては、既設の古い照明器具を使い回しして直管型LED照明灯を使用すると、その直管型LED照明灯と照明器具との寿命差から、交互に取替えることとなり、そのことで明るさなどの効率の悪さと、本来持つ寿命が短くなる弊害を改善するために照明器具一体としてそれを交換するもので、また反射板により効率よく該シェードを面発光させると共に天井方向にも反射させ、天井の間接照明としての効果と、またシェードはより広い発光面積で発光させて、部屋全体に明るく配光させるものであります。
そして、その課題解決の背景には、近年、直管型LED照明灯が、省エネ、長寿命の4万〜5万時間(約10年)と言うことで提供され、一方、既設の照明器具の寿命は、一般的に10年程度と、またその範囲で使用されており、そのことから古い既設の照明器具に、新しい直管型LED照明灯に途中交換すると、その交換時の既存との寿命差によりその効率の落ちた古い既設の照明器具に影響されて、交換した新しいLED照明灯の効率が本来の性能が出せなかった。
このようなLED照明灯と照明器具の新旧の混合使用することは、新旧製品の具体的な効率の悪さに差が有ることが、一般的に認識されなく、そもそも従来の照明器具が球を交換して使用することは、その球の寿命が1〜2年程度と極端に短く、その交換の合理性から始まったことであり、これを近年、提供が始まった長寿命の直管型LED照明灯を、古い既設の照明器具に適用して交換することは、照明器具の寿命から考えると、むしろ直管型LED照明灯と照明器具を同時に交換するのが最も効率よく、省エネ、長寿命の観点からも必要で、上述した本出願人が発明した「照明器具一体のLED照明装置」は、上述課題を解決するために成された発明である。
さらに、開示される特許文献2の「LED照明装置」は、反射板をLED放熱フィンとして利用することの記載があり、つまり実用新案登録請求の範囲の請求項1に「複数のLEDを配置した金属ベース絶縁基盤と、該絶縁基板を取り付け一端側を開放した筐体と、該筐体の内面に前記LEDを配置した絶縁基板のLED配置面を囲み、該LEDの光を反射する反射板と、前記絶縁基板の金属ベース面と面接触し、該金属ベース面後方から前記筐体を挿通して延出する放熱板5とから構成される。」としており、しかし、LEDの熱は主にLEDチップの接合部(発光部)で発生する熱であるから、その熱を金属ベース絶縁基盤を介して絶縁基板の金属ベース面と面接触させて反射板に伝えられるから、金属ベース絶縁基盤の熱伝導性は放熱をする上で最も大きな要因となり、またその面接触度合にも大きく左右され、そのような金属ベース絶縁基盤を介して放熱する構造は、上述したように熱伝導性による放熱性の課題があり、その改善が求められていた。
本発明は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、照明器具一体のLED照明装置に、LEDユニットの発光面と光反射板をシェード面側に向けて本体シャーシに設けると共に該光反射板の一方の端部を本体シャーシに当接させると共に他方端を各LED側面に該光反射板の端部に曲形成した弾発変形部を直接、弾発接触させて設けたことにより、
LEDの光を光反射板にてシェードを面発光させると共に該LEDの熱を、各LED側面から光反射板に熱伝導させると共に本体シャーシに熱伝導させて該本体シャーシで放熱させる事としている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるようにしたもので、特に、本体シャーシとシェードにより所定形状の筐体を形成して照明器具本体とすると共に該照明器具本体内に、複数のLED(発光ダイオード)を回路基板上に設けたLEDユニットと、
該照明器具本体に各LEDを発光駆動させる駆動装置と、
天井又は壁面に設けられるローゼット又は電源ケーブルから電源供給する電源供給部に対応する引っ掛けプラグ、プラグ又はケーブル接続端子部などの電源受給部を設けた照明器具一体のLED照明装置において、
LEDユニットの各LEDが発光する光を光反射板によってシェード面側に反射できるように、該LEDユニットの発光面と光反射板をシェード面側に向けて本体シャーシに設け、該LEDユニットの各LEDが発光する発光熱を、光反射板を介して本体シャーシから放熱できるように、該光反射板の一方の端部を本体シャーシに当接させると共に他方端の端部に曲形成した弾発変形部を各LEDの側面に直接、弾発接触させて設けた第1の解決手段により、
LEDユニットの各LEDから発する光をシェード内面側に発光させると共に光反射板にてシェードを面発光させることができ、また該LEDの熱を、各LED側面から直接、光反射板を介して本体シャーシに熱伝導させて該本体シャーシで放熱させるので、専用の放熱板が必要なく、その放熱板の重量とコストが改善できる。
また、そのLEDの熱に関して、該LEDの発熱は、LEDチップの接合部(発光部)で発生するものであり、その熱によりLEDの寿命が短くなるのは、白色光を得るための蛍光体の劣化に他ならないから、LEDから発する熱と、そのLEDの寿命を決める蛍光体の最も近い位置から放熱することが課題解決となり、よってLEDチップの発光する接合部に近いLEDパッケージの側面から直接、光反射板を介して本体シャーシから放熱することで効率よく放熱でき、その観点から課題の改善をしているので、放熱の効果は大きい。
さらに、LEDユニットからの照射光を、光反射板によりシェード方向に反射させることで、効率よくシェードを面発光させると共に天井方向にも反射させているので、天井を明るくして間接照明としての効果も得られ、また従来の直管型LED照明灯の直管形又は環形はその発光面積が小さく限られているが、本願のシェードの面発光は、より広い発光面積が得られ、部屋全体に明るく配光できる照明器具一体の照明装置として提供できる。
加えて、各LED側面に直接、光反射板の端部に曲形成した弾発変形部を弾発接触させ、または変形することで密着できる絶縁体の熱伝導部材を介して光反射板に熱伝導させることで、効率よくLEDの熱を光反射板から本体シャーシに熱伝導でき、つまり各LED側面から直接、光反射板に熱伝導させると共に本体シャーシに熱伝導することで該本体シャーシから効率よく放熱させ、熱伝導部材を使用しないのでその分コストも押さえられ、また絶縁体である熱伝導部材を使用することで、LED側面に直接、熱伝導部材を接触させてもLEDに供給する電源からの漏電も無く安全に使用できる。
上述のことから、従来のように高価な金属基板を使用しなくとも、LEDパッケージの側面から直接放熱することで効率よく十分放熱でき、よって安価なガラスエポキシの基板を使用することもできることからコストを省くことができ、さらに熱による劣化を防ぐことで、LEDユニットの長寿命化が図れる。
なお、天井などの電源供給部から直接、照明装置を照明器具一体で交換することで、本来持つ照明装置のLEDユニットの照明効率が最もよく発揮でき、またその本来持つ、寿命も長く保つことができる照明器具一体の照明装置として提供できる。
よって、これらのことから本発明は、実用上著大な効果を奏する。
本発明の使用時状態を示す側面断面図である。 本発明の実施例の斜視図である。 本発明のLEDユニット3の要部を拡大した側面断面図である。 本発明のLED11とコネクション9の取付状態を示す斜視図である。 本発明の側面断面図で、光の照射状態を示す想像図である。 本発明の他の実施例の使用時状態を示す要部の側面断面図である。 本発明のその他の実施例で一部省略した斜視図である。 本発明の図7の矢視C-C線断面図である。 本発明のその他の実施例で要部の側面断面図である。
本体シャーシとシェードにより所定形状の筐体を形成した照明器具本体に、複数のLEDを回路基板上に設けたLEDユニットと各LEDを発光駆動させる駆動装置と、天井又は壁面に設けられるローゼット又は電源ケーブルから電源供給する電源供給部に対応する引っ掛けプラグ、プラグ又はケーブル接続端子部などの電源受給部を設けて照明器具一体のLED照明装置とし、上記LEDユニットの各LEDが発光する光を光反射板によってシェード内面側に反射させると共に各LEDの熱を、光反射板を介して本体シャーシから放熱できるように、LEDユニットの発光面と光反射板をシェード内面側に向けて本体シャーシに設けると共に該光反射板を各LED側面に当接させて設け、又は該LEDユニットの各LED側面と光反射板を、変形可能な絶縁体の熱伝導部材を介して当接させて設けたLED照明装置の提供を実現させた。
本発明の第一実施例を図面に基づいて説明すると、図1及び図2において、1はLED照明装置で、該LED照明装置1は、本体シャーシ2にLEDユニット3と光反射板4,4とシェード5をそれぞれ設けて照明器具一体のLED照明装置1としている。
そこで、該LED照明装置1の本体シャーシ2は、図1に示すように、下向の略コの字状で、該本体シャーシ2と板状の取付シャーシ6とで筐体を形成し、その内部にLEDユニット3を駆動発光させる駆動装置7を内設させると共に該本体シャーシ2と、半透明の乳白色で側面端面が略楕円状に形成されたシェード5を対面接合させて、図1及び図2に示すように所定形状の筐体とした照明器具本体8を形成している。
また、図1に示すように、該取付シャーシ6にLEDユニット3を配置すると共に該LEDユニット3の左右外側に熱伝導部材のコネクション9,9を介して所定形状に形成した光反射板4,4を配置している。
そこで、該LEDユニット3は、図3及び図4に示すように、回路基板10上にLED11,11,…を二列に配置すると共に所定仕様のワット数に準じた数をそれぞれ所定間隔で配置し、また回路基板10上と、該LED11,11,…の外側側面に密接させて該コネクション9,9を設けると共に該コネクション9,9を介して光反射板4,4をそれぞれ配置している。
該コネクション9は、図3に示すように、形状が略英字のL状で該先端部を折り返すように形成して、その折り返し部分に上記光反射板4の端面部を若干嵌入することで、該光反射板4をそのコネクション9に取付け、そこの接触部分から熱伝導させるようにし、また該コネクション9は軟質プラスチックの絶縁体で、且つ熱伝導性がよい材質で構成されている。
また、該光反射板4は、図1に示すように、該反射面をシェード5に対面させると共に側面側端面を略山状に形成し、その一方端をLEDユニット3のLED11,11,…側面に沿うように、上記コネクション9に該光反射板4の端面部を若干嵌入保持させて配置すると共に他端を取付シャーシ6に熱伝導できるように接触させて設けている。
しかして、該LED照明装置1は、図1及び図2に示すように、天井12に設けられたローゼット13に、本体シャーシ2の略中央上部に設けられる引っ掛けプラグ14を係止することで天井12に吊設され、またLEDユニット3への電源供給の経路は、上記ローゼット13から引っ掛けプラグ14をへて交流電源を駆動装置7へ供給すると共に該駆動装置7にて直流の所定電圧と電流制限回路により所定電流をLEDユニット3の各LED11,11,…に供給され各LED11,11,…が駆動して発光する。
そして、各LED11,11,…が発光した光束は、図5に示すように、各LED11,11,…から直接シェード5面へ照射される光束(図中矢視A)と、各LED11,11,…から光反射板4,4を介してシェード5面へ反射照射される光束(図中矢視B)があり、該各光束がシェード5面と光反射板4,4とで乱反射し、且つシェード5面の乳白色により、各LED11,11,…の点光源が、シェード5面、全体を明るく面発光させることで、より広い発光面積が得られ、それにより部屋全体に明るく配光でき、またその面発光により、天井にも反射して天井を明るくすることで、間接照明としての効果も得られる。
しかして、図6に示す天井埋め込み型の実施例は、上述した第一実施例と構成において略同様で、相違点について、天井12に埋め込まれた本体シャーシ2aと板状のシェード5aで筐体としての照明器具本体8aを形成し、該照明器具本体8aの本体シャーシ2a内部の上面及び側面側にそれぞれ光反射板4,4とLEDユニット3を配置すると共にその本体シャーシ2a上部にLEDユニット3を駆動する駆動回路7を設け、該本体シャーシ2aと、乳白色で形成されたシェード5aを対面接合させて、図6に示すように、所定形状の天井埋め込み型の照明器具本体8aを形成したLED照明装置1aである。なお、図中15は電源ケーブル、16は、電源ケーブル15を接続するプラグである。
また、図7及び図8に示す他の実施例として、天井吊り下げの丸型の実施例は、上述した第一実施例と構成において略同様で、相違点について、丸型形状とする本体シャーシ2bとシェード5bにより丸型形状の筐体として照明器具本体8bを形成するLED照明装置1bとしている。
そして、該LED照明装置1bのLEDユニット3の構成は、図7に示すように4本の該LEDユニット3,3,…を正方形状に配置し、また図7及び図8に示すように、光反射板を各LEDユニット3,3,…の外側に熱伝導部材のコネクション9,9,…を介して光反射板4a,4a,…取付け、また該中心側にも光反射板4b,4b,…を配置している。なお、図示では、熱伝導部のコネクション9,9,…を介して光反射板4b,4b,…を取り付けていないが、取付けて中心側からも放熱できるようにしても好ましい。
しかして、上述各実施例のLED照明装置1,1a,1bは、天井12のローゼット13又は電源ケーブル15から引っ掛けプラグ14又はプラグ16に電源供給すると共にそこから取付、取外しが行われ、不具合が生じたときは、該LED照明装置1、1a,1bの全体を交換して使用する。
また、LED照明装置1,1a,1bを照明として使用するときのLEDユニット3のLED11,11,…の発光熱は、熱伝導部材のコネクション9を介して熱伝導すると共に本体シャーシ2,2bで放熱されることでLED11,11,…の過熱を防止し、それにより寿命延長が図れ、また過熱を抑えるためLED11,11,…に流す電流を駆動装置7により抑えると共にそれによる照度減をLED11,11,…の使用数を増やすことで照度も確保できる。
なお、図9に示す、光反射板4とコネクション9との構成の他の実施例として、光反射板4とLED11の接触を熱伝導部材のコネクション9に換えて、図9に示すように光反射板4cの端部を曲面に形成した弾発変形部材のコネクション9aを熱伝導部とし、該LED11の側面側に光反射板4c端部のコネクション9aを弾発接触させて熱伝導させる実施例で、コネクション9を使用しないのでその分コストも押さえられる。
本発明のLED照明装置は、発熱するLEDの熱を反射板と本体シャーシから効率よく放熱する照明器具一体で交換して使用するLED照明装置として提供できる。
1,1a,1b LED照明装置
2,2a,2b 本体シャーシ
3 LEDユニット
4,4a,4b,4c 光反射板
5,5a,5b シェード
7 駆動装置
8,8a,8b 照明器具本体
,9a コネクション
10 回路基板
11 LED
12 天井
13 ローゼット
14 引っ掛けプラグ
15 電源ケーブル
16 プラグ

Claims (1)

  1. 本体シャーシとシェードにより所定形状の筐体を形成して照明器具本体とすると共に該照明器具本体内に、複数のLED(発光ダイオード)を回路基板上に設けたLEDユニットと、
    該照明器具本体に各LEDを発光駆動させる駆動装置と、
    天井又は壁面に設けられるローゼット又は電源ケーブルから電源供給する電源供給部に対応する引っ掛けプラグ、プラグ又はケーブル接続端子部などの電源受給部を設けた照明器具一体のLED照明装置において、
    LEDユニットの各LEDが発光する光を光反射板によってシェード面側に反射できるように、該LEDユニットの発光面と光反射板をシェード面側に向けて本体シャーシに設け、該LEDユニットの各LEDが発光する発光熱を、光反射板を介して本体シャーシから放熱できるように、該光反射板の一方の端部を本体シャーシに当接させると共に他方端の端部に曲形成した弾発変形部を各LEDの側面に直接、弾発接触させて設けたことを特徴とするLED照明装置の放熱構造。
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