JP2012007391A - 基礎埋設用排水管および該基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法 - Google Patents

基礎埋設用排水管および該基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鞘管に内管を容易に装着できる基礎埋設用排水管を提供する。
【解決手段】基礎埋設用排水管2は、鞘管10の本体部11及び内管20の本体部21の各曲げ半径S10,S11を互いに略同一に設定し、かつ、建物の基礎1に貫通状に埋設された該鞘管10内に該内管20が装着された状態において該鞘管10の管軸L1と該内管20の管軸L2、即ち円弧状の本体部11の管軸と本体部21の管軸とが略一致するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の基礎に埋設される基礎埋設用排水管に関するものである。
従来から、建物内に配置されているトイレ、洗面化粧台、浴室、縦樋(ルーフドレン配管)、あるいは集水ますなどの排水設備から出る排水を、該建物の基礎に貫通状に埋設した排水管を介して屋外へ排出するようにした排水構造が提供されている。
さらに、該排水管としては、基礎に埋設される鞘管と、該鞘管内に装着される内管とで構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このように基礎に貫通状に埋設される排水管を鞘管と内管とで構成すると、鞘管に対して該内管を脱着することができるため、該基礎を傷めることなく該内管の点検や交換等を簡単に行うことができる。
特開2008−150889号公報(図2)
しかしながら、上記特許文献1の構成は、内管としての可撓管継ぎ手が直管形状の成形体からなり、作業者は、該可撓管継ぎ手をさや管内に装着する際に該可撓管継ぎ手を該さや管に沿って強制的に湾曲させる必要があるため、作業性が良くないという問題がある。
また、該可撓管継ぎ手は、該さや管内において強制的に湾曲された状態となるため、該可撓管継ぎ手には歪みが生じ、該可撓管継ぎ手の内周面に排水を妨げる凹凸が形成されやすいという問題もある。
また、歪んだ可撓管継ぎ手には曲げ応力が生じるため、長期的にそのような状態が継続すると疲労により該可撓管継ぎ手の機械的強度が低下し、破損等が生ずる問題もある。
さらに、該可撓管継ぎ手を湾曲できる角度範囲にも限界があり、これに伴い鞘管の形状が制限されて基礎の立ち上がり部と鞘管の屋内側開口との間隔が大きくなってしまい、建物の基礎周辺部において排水管をコンパクトに配管することが難しいという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題を解決することができる基礎埋設用排水管を提供することを目的とする。
本発明は、建物の基礎に貫通状に埋設される側面視略C字状の鞘管と該鞘管内に装着される側面視略C字状の内管とからなる基礎埋設用排水管であって、該鞘管及び該内管は、外形が円弧状に湾曲している本体部を有し、該鞘管及び該内管の各本体部の曲げ半径は互いに略同一に設定されており、かつ、建物の基礎に貫通状に埋設された該鞘管内に該内管が装着された状態において該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致するような曲管形状とされた成形体で構成されていることを特徴とする基礎埋設用排水管である。
該鞘管と該内管の外形を上記構成としたため、作業者が建物の基礎に埋設された鞘管内に内管を挿入する際には、該内管を該鞘管の上流側端部から、円弧を描きながら該鞘管内部へ滑り込ませて挿入することができる。このとき、作業者は該内管を強制的に湾曲する必要がないため、作業性が良いし、該内管に歪みが生じにくいために該内管の内周面に排水を妨げる凹凸が形成されにくいし、疲労による機械的強度の低下も極めて発生しにくい。さらに、基礎の立ち上がり部と鞘管の屋内側の管端部との間隔を小さくすることができ、建物の基礎周辺部において該排水管をコンパクトに配管することが可能となる。
また、該内管は、該本体部の上流側端部と下流側端部とに直管形状の受口部がそれぞれ設けられており、かつ、該本体部の外周面には、該本体部の周方向に沿って形成され、外向きに突出する環状凸部が該内管の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されており、側面視した状態で該内管の該受口部は、側面視した状態で該本体部の各環状凸部の先端を結んで構成される内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に位置していることが望ましい。
ここで上記環状凸部は、該内管を該鞘管内に挿入する際や該内管を該鞘管から抜き出す際などの脱着作業中に該鞘管と該内管との接触面積を減少させて該鞘管と該内管との間で生ずる摩擦抵抗を低減するものであるが、上記受口部の寸法形状を上記内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に配置されるように設定することにより該内管は鞘管内で引っかかることなく円滑かつ容易に移動可能となる。
また、該鞘管の上流側管端部に、継ぎ足し用鞘管が脱着可能に接続されていてもよい。
上記構成とすることにより、施工現場に合わせて該鞘管を適宜延長することが可能となる。
また、該内管が該鞘管内に装着された状態において、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙には下流側シールリングが介在しており、該下流側シールリングの外周面には、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に介在した状態で該鞘管の下流側管端部の管口縁と当接する当接段部が形成されていることが望ましい。
上記構成とすることにより、該下流側シールリングが該鞘管内に入り込んでしまって不具合が生じるということがない。
さらに、下流側シールリングが介在した該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙において、該間隙における該下流側シールリングよりも上流位置に、該下流側シールリングの厚みより狭い狭隙部が形成されていることが望ましい。
上記構成において下流側シールリングは該狭隙部を通過することができないため、該下流側シールリングが該鞘管内に入り込んでしまうことをより一層確実に防止できる。
また、本発明は、上記基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法であって、建物の基礎に貫通状に埋設された鞘管内に挿入された内管を該鞘管内で下流側に移動させて該鞘管の下流側管端部から該内管の下流側管端部を突出させ、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に下流側シールリングを介在させるあるいは該下流側シールリングを取り外すようにしたことを特徴とする基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法である。
上記構成において、該内管は該鞘管内において管軸方向に沿って容易に移動させることができるため、該内管の下流側管端部を適宜動かして下流側シールリングの脱着を行うことができる。
本発明の基礎埋設用排水管は、建物の基礎に埋設された鞘管内に内管を容易に挿入することができ、極めて作業性に優れている。
基礎埋設排水管の縦断面図 a)は鞘管の縦断面図、b)は内管の縦断面図 内管を鞘管内に挿入する状態を示す説明図 内管を鞘管内に挿入した状態を示す説明図 下流側シールリングを装着する際の状態を示す説明図
図1等に従って、建物の基礎1に埋設されて用いられる基礎埋設用排水管2の実施例を説明する。
図1に示すように、該基礎埋設用排水管2は、該基礎1に埋設される鞘管10を備えている。該鞘管10は、図2aに示すように、断面円形で内外周面が非凹凸形とされ、側面視略C字状の曲管形状とされた成形体で構成され、具体的には、円弧状に湾曲した本体部11(円弧部分)と、該本体部11の上流側端部11Bから延出された上流側の直管部12Bと、該本体部11の下流側端部11Aから延出された下流側の直管部12Aとを有している。そして、該鞘管10にあっては、基礎1に埋設された際に、下流側の管端部10Aが屋外側で略水平方向に開口し、上流側の管端部10Bが該基礎1の床部側で略鉛直上向きに開口する。
該鞘管10は、例えば硬質塩化ビニル樹脂材によって成形される構成が好ましい。
本実施例における鞘管5において、図2aに示す内径S1は129.2mm、外径S2は135mmに設定されていると共に、該鞘管10における本体部11の曲げ半径S10は300mmに設定されている。また、上流側の直管部12Bにおける軸長S3は57mm、下流側の直管部12Aにおける軸長S4は57mmに設定され、該鞘管5の管軸L1の全軸長S5は585mmに設定されている。
また、図1に示すように、該基礎埋設用排水管2は、該鞘管10内に装着される内管20を備えている。該内管20は、図2bに示すように、断面円形で内周面が非凹凸形とされ、断面変形自在な側面視略C字状の曲管形状とされた成形体で構成される。
内管20についてさらに詳述すると、該内管20は、円弧状に湾曲している本体部21(円弧部分)と、該本体部21の上流側の端部21Bに設けられた直管形状の上流側受口部22Bと、該本体部21の下流側の端部21Aに設けられた直管形状の下流側受口部22Aとを有している。
該内管20の本体部21は、例えばスチレン-ブタジエンゴム(SBR)等の合成ゴムや熱可塑性エラストマー、あるいは軟質塩化ビニル樹脂材で成形される構成が好ましく、該内管20の受口部22A,22Bは、例えば硬質塩化ビニル樹脂材で成形される構成が好ましい。
本実施例における該内管20において、図2bに示す内径S6は107mm、外径は114mmに設定されていると共に、該内管20における本体部21の曲げ半径S11は、上記鞘管10の本体部11の曲げ半径S10と同じ値に設定されている。また、上流側受口部22Bにおける軸長S8は50mm、下流側受口部22Aにおける軸長S9は50mmに設定され、上記鞘管10における管軸L1の軸長S5と、該内管20における管軸L2の軸長とが略同一となるように設定されている。
また、該内管20の本体部21の外周面には、該本体部21の周方向に沿って環状のリング体が外嵌されることにより構成された環状凸部23が形成されている。該環状凸部23は、該本体部21の外周面に対して外向きに突出し、該内管20の本体部21の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されている。該環状凸部23は、該内管20を該鞘管10内に挿入する際や該内管20を該鞘管10から抜き出す際などの脱着作業中に該鞘管10と該内管20との接触面積を減少させて該鞘管10と該内管20との間で生ずる摩擦抵抗を低減するものである。
そして、図2bに示すように、側面視した状態で該内管20の該受口部22A,22Bは、側面視した状態で該本体部21の各環状凸部23の先端を結んで構成される内管最外円弧kよりも管軸L2側の領域に位置するように設定されている。
そして、該基礎埋設用排水管2を施工する場合には、まず基礎1に鞘管10を埋設し、次に、図3に示すように、基礎1に埋設された鞘管10内に、該内管20を屋内側(上端側)から挿入して、図4に示すように、該内管20を該鞘管10内に配置する。該基礎埋設用排水管2は、該鞘管10及び該内管20の各本体部11,21の曲げ半径S10,S11は互いに略同一に設定され、また上記のように受口部22A,22Bの寸法形状が該内管最外円弧kよりも該本体部21の管軸側の領域に位置するように設定されているから、該内管20は、強制的に変形させることなく、鞘管10に沿って円弧を描きながら該鞘管10の内部へ滑り込ませて挿入することができる。このように内管20挿入時に該内管20自体を強制的に曲げる必要がなく、軽い挿入力を与えるだけでよいため作業性が極めて良い。
図4に示すように、該内管20を該鞘管10内に挿入した後は、該内管20の下流側管端部20Aと該鞘管10の下流側管端部10Aとの間隙G1に下流側シールリング30Aを介在させ(図1参照)、一方、該内管20の上流側管端部20Bと該鞘管10の上流側管端部10Bとの間隙には、上流側シールリング30Bを介在させる(図1参照)。
ここで、上記下流側シールリング30Aの具体的な装着方法を述べると、図5に示すように、該鞘管10内に挿入した該内管20を該鞘管10内で下流側に移動させて(図5a)、該鞘管10の下流側管端部10Aから該内管20の下流側管端部20Aを突出させる。そして、該突出させた内管20の下流側管端部20Aの外周に下流側シールリング30Aを嵌着しながら(図5b)、該内管20を鞘管10内へ押し込んで再び下流側管端部20Aを鞘管10内に配置し、上記間隙G1に下流側シールリング30Aを介在させる(図5c)。
これにより、鞘管10と内管20との間の水密が確保されて、基礎埋設用排水管2の施工が完了する。
なお、上記の施工完了状態においては、図1に示すように、該鞘管10の管軸L1と、該内管20の管軸L2とが一致し、これにより、少なくとも該鞘管10の本体部11の管軸と該内管20の本体部21の管軸とが一致した状態となる。また、図1に示す該施工完了状態における該内管20と該鞘管20との間隔(鞘管20の内周面と内管20の環状凸部23先端とのクリアランス)Tは、少なくとも3.1mm以上となるように設定されている。
上記基礎埋設用排水管2の下流側は、例えば屋外に埋設される排水ます(図示省略)に連通させることができる。一方、上流側はトイレ等の排水設備(図示省略)に連通させることができる。また、該鞘管10の上流側管端部10Bにおいては、別体の継ぎ足し用鞘管40を脱着可能に接続して継ぎ足し自在とすることにより、該継ぎ足し用鞘管40を介して該排水設備に連通させることができる。
上記該施工完了状態においては、該内管20は成形体としての曲管形状を維持したまま鞘管10内に配置されており、該内管20の内周面には排水を妨げる凹凸が形成されにくい。
また、上記施工方法にあっては、図3〜図5に示すように、該内管20に軽い挿入力を与えるだけで容易に鞘管10内へ挿入でき、また下流側シールリング30Aを間隙G1に容易に装着できる。
なお、図1に示すように、上記下流側シールリング30Aの外周面には、外向きに突出する当接段部31が形成されており、該下流側シールリング30Aが該内管20と該鞘管10との間に介装された状態で、該当接段部31が該鞘管10の下流側管端部10Aの管口縁と当接する。したがって、装着時に該下流側シールリング30Aが鞘管10の内部へ入り込みすぎることがない。
また、該鞘管10の下流側管端部10の管壁は、屋外側に拡がるテーパー形状に設定されており、装着済みの下流側シールリング30Aよりも上流位置において、該下流側シールリング30Aの厚みより狭い寸法に設定された狭隙部G2が形成されるようになっている。すなわち、上記構成においては、下流側シールリング30Aは狭隙部G2を通過することができないため、該下流側シールリング30Aが鞘管10内へ入り込みすぎることがない。
ところで、作業者が漏水防止のため該基礎埋設用排水管2を点検等する際には、該内管20を該鞘管10内でわずかに下流側へ移動させて、該鞘管10の下流側管端部10Aから該内管20の下流側管端部20Aを突出させながら、該下流側シールリング30Aを取り外すことができる。
したがってこれまでに述べたように、上記した基礎埋設用排水管2は、下流側シールリング30Aの脱着作業が容易に行える。
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、上記内管20はスチレン-ブタジエンゴム(SBR)等の合成ゴムや熱可塑性エラストマー、あるいは軟質塩化ビニル樹脂材の成形体であるが、これらに代えて硬質塩化ビニル樹脂材の成形体であってもよい。
また、鞘管10と内管20の寸法形状は、施工現場に合わせて適宜変更可能である。
1 基礎
2 基礎埋設用排水管
10 鞘管
10A,20A 下流側管端部
10B,20B 上流側管端部
11 本体部(円弧部分)
20 内管
21 本体部(円弧部分)
22A,22B 受口部
23 環状凸部
30A 下流側シールリング
31 当接段部
40 継ぎ足し用鞘管
G1 間隙
G2 狭隙部
k 内管最外円弧
L1,L2 管軸
S10,S11 曲げ半径

Claims (6)

  1. 建物の基礎に貫通状に埋設される側面視略C字状の鞘管と該鞘管内に装着される側面視略C字状の内管とからなる基礎埋設用排水管であって、
    該鞘管及び該内管は、
    外形が円弧状に湾曲している本体部を有し、
    該鞘管及び該内管の各本体部の曲げ半径は互いに略同一に設定されており、
    かつ、建物の基礎に貫通状に埋設された該鞘管内に該内管が装着された状態において該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致するような曲管形状とされた成形体で構成されている
    ことを特徴とする基礎埋設用排水管。
  2. 該内管は、
    該本体部の上流側端部と下流側端部とに直管形状の受口部がそれぞれ設けられており、
    かつ、該本体部の外周面には、該本体部の周方向に沿って形成され、外向きに突出する環状凸部が該内管の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されており、
    側面視した状態で該内管の該受口部は、側面視した状態で該本体部の各環状凸部の先端を結んで構成される内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に位置している請求項1記載の基礎埋設用排水管。
  3. 該鞘管の上流側管端部に、継ぎ足し用鞘管が脱着可能に接続されている請求項1又は請求項2記載の基礎埋設用排水管。
  4. 該内管が該鞘管内に装着された状態において、
    該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙には下流側シールリングが介在しており、
    該下流側シールリングの外周面には、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に介在した状態で該鞘管の下流側管端部の管口縁と当接する当接段部が形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基礎埋設用排水管。
  5. 下流側シールリングが介在した該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙において、
    該間隙における該下流側シールリングよりも上流位置に、該下流側シールリングの厚みより狭い狭隙部が形成されている請求項4記載の基礎埋設用排水管。
  6. 請求項4又は請求項5記載の基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法であって、
    建物の基礎に貫通状に埋設された鞘管内に挿入された内管を該鞘管内で下流側に移動させて該鞘管の下流側管端部から該内管の下流側管端部を突出させ、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に下流側シールリングを介在させるあるいは該下流側シールリングを取り外すようにしたことを特徴とする基礎埋設用排水管における下流側シールリングの脱着方法。
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