JP2012004713A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、動画の最初の1フレームからサムネイルを作成する場合に起こる内容識別の困難さを排除することができ、動画の内容を忠実に表現したわかりやすいサムネイルを作成することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】主要人物の代表フレームを作成する際、顔認識機能を用いて撮影された被写体の中で、顔認識された時間が最も長い顔を主顔と判定し、この主顔を含むフレームのうち、最も正面を向いているフレームを主要人物の代表フレームとして抽出する。一方、風景の代表フレームを作成する際、撮影された被写体の中で最も画角が広いフレームを、風景の代表フレームとする。そして、動画データ中の主要人物の代表フレームと風景の代表フレームの2つの代表フレームからサムネイルを作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録されたデータから画像を出力する画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、ビデオカメラや動画再生装置等には、撮影した動画データを一覧表示する際に、各々の動画データに対してサムネイルと呼ばれる動画の代表画像を表示する機能を備えるものがある。ユーザは、サムネイルを見ることによって、複数の動画データを再生することなく、各々の動画データの内容を把握することができる。
従来のサムネイル作成方法としては、動画データの最初の1フレームをサムネイルとする方法が一般的に用いられている。動画データの最初の1フレームをサムネイルとすることで、サムネイルを決定する際の処理が非常に簡単になる。
しかしながら、同じシーンから始まり内容の異なる動画を複数撮影した場合、上記サムネイル作成方法を用いると、類似したサムネイルとなってしまい、再生する際に識別しにくい。このような問題に関しては、例えば、複数の動画データに対して、類似したサムネイルの作成を抑制する方法が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、複数の動画データに対してそれぞれ特徴の異なるフレームを抽出しサムネイルとすることで、同様のシーンから始まる複数の動画も識別しやすくなる。
特開2007−006129号公報
しかしながら、上記従来例では、複数の動画データに対して類似したサムネイルの作成を抑制するという条件を用いているため、全く内容が同じ動画に対しても異なるサムネイルを作成してしまい、動画の内容をうまく表しているとは言えない。
また、前述したように、動画データの最初の1フレームをサムネイルとする方法も、同じシーンから始まり内容の異なる動画データに対して同じサムネイルを作成してしまうので、動画の内容を識別することが困難である。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、動画の最初の1フレームからサムネイルを作成する場合に起こる内容識別の困難さを排除することができ、動画の内容を忠実に表現したわかりやすいサムネイルを作成できる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、撮影時に記録された動画データから第1の条件に基づいて第1の代表フレームを抽出する第1の代表フレーム抽出手段と、前記動画データから、前記第1の条件とは異なる第2の条件に基づいて第2の代表フレームを抽出する第2の代表フレーム抽出手段と、前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームをサムネイルとして前記動画データに関連付けて保存する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、条件に基づいて抽出されたフレームからサムネイルを作成するので、動画の最初の1フレームからサムネイルを作成する場合に起こる内容識別の困難さを排除することができる。また、異なる2つの条件から2つの代表フレームを抽出することによりサムネイルを作成するので、動画の内容を忠実に表現したわかりやすいサムネイルを作成することができる。
また、本発明によれば、サムネイルを作成するために抽出される2つの代表フレームのうち、1つの代表フレームは動画データ中の主要な人物を抽出することで、誰を撮影したものであるのかを明示できる。さらに、主要な人物の抽出で用いた条件とは異なる条件で抽出した代表フレームもサムネイルとするので、同一人物を撮影した場合でも、個々の動画データの識別が容易になる。
また、本発明によれば、抽出した2つのフレームを合成して1つのサムネイルを作成することで、限られた表示範囲において、より内容のわかりやすいサムネイルを作成することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例であるビデオカメラの概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるサムネイル作成処理のフローチャートである。 (a)は図2のステップS130における第1の代表フレーム抽出処理の詳細を示すフローチャート、(b)は図2のステップS140における第2の代表フレーム抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のステップS150におけるサムネイルを作成する処理の詳細を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、動画データをモニタに一覧表示したときのサムネイルの一例を示す図である。 第2の実施形態における2つの代表フレームからサムネイルを作成する処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は第1の代表フレーム、(b)は第2の代表フレーム、(c)は第1の代表フレームと第2の代表フレームを合成して作成されたサムネイルを示す図である。 第2の実施形態における、動画データをモニタに一覧表示したときのサムネイルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例であるビデオカメラの概略構成を示すブロック図である。
図1において、101はレンズ、102はレンズ101で集められた光を電荷に変換するCCDやCMOSなどの撮像素子である。103は撮像素子102で生成された電荷を所定のフォーマットの映像信号に変換する信号処理回路である。104はレンズ101の制御を行うレンズ制御回路である。105はビデオカメラのシステム全体を制御するCPUである。112はRAMであり、CPU105の作業領域となる。113はROMであり、ビデオカメラを制御する上で必要なプログラムを有している。
106は、DVD、ハードディスク、不揮発性メモリなどの記録メディアである。107はCPU105と記録メディア106との間のデータの入出力を制御する記録メディア制御回路である。108は、撮影中の映像や再生された映像が出力(表示)されるモニタである。109は記録メディア106から読み出された動画データを映像としてモニタ108に表示するための再生回路である。110は、モニタ上にメニューや撮影情報を表示させるためのOSD(On Screen Display)回路である。111はユーザがビデオカメラを操作するための操作スイッチである。114はリアルタイムクロックであり、日付情報と時刻情報をCPU105に伝達する。115は外部入出力部であり、撮影した映像を外部のモニタやレコーダに出力したり、他のビデオカメラやプレーヤから映像を入力したりできる。
本実施形態では、CPU105は、撮影された被写体の中から人物の顔を認識する公知の顔認識機能を備えるものとする。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、ビデオカメラで撮影時に記録された動画データから、主要人物のフレームと風景のフレームの2枚をサムネイルとする例を述べる。
まず、主要人物のフレーム及び風景のフレームの抽出方法について簡単に説明する。
主要人物の代表フレームを作成する際、顔認識機能を用いて撮影された被写体の中で、顔認識された時間が最も長い顔を主顔と判定し、この主顔を含むフレームのうち、最も正面を向いているフレームを主要人物の代表フレームとして抽出する。すなわち、これらを第1の条件とする。例えば、CPU105が、顔認識を行った際に、その顔の検出時間と以前認識した顔の検出時間とを比較し、検出時間の長いものを主顔としてRAM112に記録する。新しい顔が認識された場合、CPU105は、以前記録された主顔と新しく認識した顔の検出時間とを比較し、新しく認識した顔の検出時間の方が長くなった場合は、新しい顔を主顔としてRAM112に新たに記録する。最終的に、動画中で最も検出時間の長かった顔のあるフレームを主顔としてRAM112に記録させ、その記録されたフレームの中から顔の向きが最も正面を向いているフレームを代表フレームとして抽出する。なお、本実施形態では、認識した顔の検出時間を主顔の判定基準としたが、これに限定されず、検出回数であってもよい。また、ユーザにより選択された人物の顔であってもよい。
風景の代表フレームを作成する際、撮影された被写体の中で最も画角が広いフレームを、風景の代表フレームとする。すなわち、これらを第2の条件とする。具体的には、CPU105は、ズームの倍率と、AFで算出した被写体までの距離から算出された値により画角の広さを判定する。例えば、ズームが1倍で、被写体までの距離が1のときに、画角が(A,B)である場合、ズームがC倍で被写体までの距離がDという条件で画角の広さを算出すると、画角は(A/C×D,B/C×D)となる。そして、CPU105は、各フレームに対して画角の広さを算出し、その算出値をRAM112に記録する。顔認識されていないフレームがある場合は、顔認識されていないフレームの中で最も画角の広いものを風景の代表フレームとして抽出する。顔認識されていないフレームがない場合は、すべてのフレームの中で最も画角の広いものを風景の代表フレームとして抽出する。
上述したように、第1の実施形態では、顔認識時間の最も長かった主顔がどの顔であるのかと、主顔のうち最も正面を向いているフレームがどのフレームであるのかという撮影情報により主要人物の代表フレームを決定する。また、どのフレームが最も画角が広いかという撮影情報により、風景の代表フレームを決定する。
次に、第1の実施形態におけるサムネイル作成処理を図2を用いて説明する。このサムネイル作成処理は、CPU105がROM113に格納されたプログラムをRAM112に展開して実行することにより実現される。
図2のフローは、操作スイッチ111によってビデオカメラの電源がONになったときに開始する。
まず、ステップS100では、CPU105が、動画の録画が開始したか否かを判定する。録画が開始した場合はステップS110へ進み、そうでない場合はステップS100へ戻る。
ステップS110では、CPU105は、撮影された動画データを記録メディア106に記録すると共に、主要人物と風景の特定に必要となる、画角の広さ、主顔、顔の向きが最も正面を向いているフレームの3つの撮影情報をRAM112に記録する。すなわち、ステップS110では、上述した主要人物のフレーム及び風景のフレームの抽出方法により撮影情報が取得されてRAM112に記録される。そして、ステップS120に進む。
ステップS120では、CPU105は、録画が終了したか否かを判定する。録画が終了した場合はステップS130へ進み、録画が終了していない場合はステップS110に戻る。
ステップS130では、CPU105は、第1の代表フレームの抽出処理を実行し、ステップS140へ進む。ステップS130は、第1の代表フレーム抽出手段の一例である。第1の代表フレームの抽出処理の詳細については後述する。
ステップS140では、CPU105は、第2の代表フレームの抽出処理を実行し、ステップS150へ進む。ステップS140は、第2の代表フレーム抽出手段の一例である。第2の代表フレームの抽出処理の詳細については後述する。
ステップS150では、CPU105は、第1の代表フレーム、第2の代表フレームからサムネイルを作成する処理を実行し、本処理を終了する。ステップS150の詳細については後述する。
次に、ステップS130における第1の代表フレーム抽出処理、ステップS140における第2の代表フレーム抽出処理、及びステップS150におけるサムネイルを作成する処理の詳細について説明する。
図3(a)は、図2のステップS130における第1の代表フレーム抽出処理の詳細を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態では、第1の代表フレーム抽出処理が風景を抽出するものとする。
図3(a)において、ステップS131では、CPU105は、撮影情報における主顔の情報を参照し、記録された動画データから顔認識されていないフレームがあるか否かを判定する。すなわち、CPU105は第1の判定手段として機能する。この結果、顔認識されていないフレームがあると判定した場合はステップS132へ進み、顔認識されていないフレームがないと判定した場合はステップS133へ進む。
ステップS132では、CPU105は、顔認識されていないフレームのみを第1の代表フレーム候補とし、ステップS134へ進む。
ステップS133では、CPU105は、全フレームを第1の代表フレーム候補とし、ステップS134へ進む。
ステップS134では、CPU105は、撮影情報における画角の広さの情報を参照し、第1の代表フレーム候補の中で最も画角の広いものを第1の代表フレームとし、リターンする。画角の広さはRAM112に記録されたデータから判断する。
図3(b)は、図2のステップS140における第2の代表フレーム抽出処理の詳細を示すフローチャートである。なお、第1の実施形態では、第2の代表フレーム抽出処理が代表的な人物の顔を抽出するものとする。
ステップS141では、CPU105は、撮影情報を参照し、記録された動画データから顔認識されたフレームがあるか否かを判定する。この結果、顔認識されたフレームがあると判定した場合はステップS142へ進み、顔認識されたフレームがないと判定した場合は、リターンする。
ステップS142では、CPU105は、最も長く認識した顔を含んだフレームを第2の代表フレーム候補とし、ステップS143へ進む。第2の代表フレーム候補は、RAM112に主顔として記録された顔を含むフレームである。
ステップS143では、CPU105は、第2の代表フレーム候補の中で、顔が最も正面を向いているものを第2の代表フレームとし、リターンする。第2の代表フレームは、RAM112に正面向きに近い顔フレームとして記録されたフレームである。
図4は、図2のステップS150におけるサムネイルを作成する処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS151では、CPU105は、第1の代表フレーム及び第2の代表フレームが2つとも抽出されたか否かを判定し、2つとも抽出されたと判定した場合はステップS152へ進み、2つとも抽出されなかったと判定した場合はステップS153へ進む。2つ抽出されない場合とは、録画中に顔認識されたフレームが一つも無く、第1の代表フレームのみが抽出されるような場合である。
ステップS152では、CPU105は、抽出された2つの代表フレームをサムネイルとして保存する。
ステップS153では、CPU105は、代表フレームが1つ抽出されたか否かを判定し、抽出されたと判定した場合はステップS154へ進む。代表フレームが1つ抽出された場合とは、図3(a)の第1の代表フレームの抽出処理及び図3(b)の第2の代表フレームの抽出処理のいずれか一方のみから代表フレームが抽出された場合である。
ステップS153の判定において、代表フレーム1つも抽出されなかったと判定した場合はステップS155へ進む。代表フレームが1つも抽出されなかった場合とは、例えば、外部入出力部115から入力された動画データを本ビデオカメラに記録するときに、必要な撮影情報を参照できず、代表フレームが一つも抽出されない場合である。
ステップS154では、CPU105は、動画の最初のフレームと抽出されたフレームをサムネイルとして保存する。
ステップS155では、CPU105は、動画の最初のフレームと動画の中盤のフレームをサムネイルとして保存する。動画の中盤のフレームとは、撮影開始から終了までの間で時間的にちょうど真中にあたるフレームとする。
ステップS152、S154、S155で作成されたサムネイルは、CPU105により、動画データに関連付けて記録メディア106に記録される。動画データをモニタ108に一覧表示する場合は、図5に示すように動画データ1つに対して、2つのサムネイルを横に並べて表示する。図示例では、サムネイル1が第1の代表フレーム、サムネイル2が第2の代表フレームとなる。また、動画データ1〜4の表示部分には、動画データのファイル名が表示される。
以上のように、第1の実施形態によれば、動画データ中の主要人物の代表フレームと風景の代表フレームの2つの代表フレームからサムネイルを作成することで、動画の内容を忠実に表現したわかりやすいサムネイルを作成することができる。特に、主被写体となる可能性の高い主要人物のフレームをサムネイル作成のための代表フレームの1つとして用いることで、誰を撮影した動画であるかを明示できる。そして、主要人物の代表フレームを抽出した条件とは異なる条件で風景の代表フレームを決定するので、同一人物を撮影した場合でも、風景を頼りに撮影場所の違いを識別でき、個々の動画データの識別が容易になる。
なお、第1の実施形態では、画角情報と顔認識情報を基に、風景と主顔を代表フレームとして抽出したが、他の抽出手法を用いて代表フレームを抽出してもよい。例えば、輝度の高さ、音の大きさ、といったような任意の条件でフレームを抽出してもよい。輝度の高さは、屋外なのか屋内なのかを判別する際などに利用でき、音の大きさは盛り上がっているのかどうかを判別する際などに利用できると考えられる。
また、第1の実施形態では、図5に示すように、第1の代表フレームと第2の代表フレームを横に並べて表示したが、表示方法はこれに限定しない。例えば、縦に2つ並べたり、異なる大きさで2つ並べたりしてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、ビデオカメラで撮影した動画の中で、主要人物のフレームと風景のフレームの2枚を抽出するが、2枚並べて表示するのではなく、2枚を合成してサムネイルを作成する例を述べる。第2の実施形態におけるサムネイル作成処理及び代表フレーム抽出処理については、第1の実施形態で説明した図2のフローチャート及び図3のフローチャートと同様の処理なので、それらの説明を省略する。
以下、第2の実施形態における図2のステップS150での処理である第1及び第2の代表フレームからサムネイルを作成する処理について図6を用いて述べる。なお、このサムネイル作成における各処理は、CPU105がROM113に格納されたプログラムをRAM112に展開して実行することにより実現される。
図6は、第2の実施形態における2つの代表フレームからサムネイルを作成する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6のステップS151、S153は、第1の実施形態で説明した図4のステップS151、S153と同様の処理なのでそれらの説明を省略する。
図6のステップS252では、CPU105は、抽出された2つの代表フレームを合成し、サムネイルとして保存する。代表フレームの合成方法については、図7に示す代表フレームの例を用いて、具体的に説明する。
図7(a)に第1の代表フレーム、図7(b)に第2の代表フレームを示す。図7(c)には、第1の代表フレームと第2の代表フレームを合成して作成されたサムネイルを示す。
まず、CPU105は、第2の代表フレームにおいて、顔認識した部分を切り取る。次に、CPU105は、切り取った顔の部分を拡大もしくは縮小し、第1の代表フレーム(風景の代表フレームの全体範囲を用いると良い)の右上に図7(c)に示したように合成する。そして、合成した画像をサムネイルとして保存する。
ステップS254では、CPU105は、抽出された1つの代表フレームをサムネイルとして保存する。
ステップS255では、CPU105は、動画の最初のフレームをサムネイルとして保存する。
ステップS252、S254、S255で作成されたサムネイルは、動画データに関連付けて記録メディア106に記録される。
図8は、動画データをモニタ108に一覧表示したときのサムネイル表示例を示す図である。
図8において、動画データ1、2、4、6、7は撮影中に顔認識されたフレームがあったものであり、2つの代表フレームを合成したサムネイルが表示されている。動画データ3,5,8は撮影中に顔認識されたフレームがなかったものであり、1つの代表フレームがサムネイルとして表示されている。
以上のように、第2の実施形態によれば、動画データ中の主要人物の代表フレームと風景の代表フレームを合成してサムネイルを作成することで、限られた表示範囲において、動画内容のわかりやすいサムネイルを作成することができる。風景は一部が隠れても内容把握の妨げにはならず、顔は顔だけ切り取っても誰かわかるので周りが無くても問題はないため、主要人物と風景の画像を合成することで、限られた領域を有効に使うことができる。
なお、第2の実施形態では、2つの代表フレームを合成して図7(c)のように出力したが、合成する方法についてはこれに限定しない。例えば、切り抜いた主顔を右上ではなく左下に合成してもよく、2つの代表フレームを任意の大きさに拡大もしくは縮小して合成してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、異なる2つの条件によって抽出した2つの代表フレームを用いることで内容のわかりやすいサムネイルを作成することが可能となる。また、動画データ中の主要な人物をサムネイルとすることで、誰を撮影した動画であるかを明示できる。さらに、主要な人物だけでなく、代表的なフレームもサムネイルとするので、同一人物を撮影した場合でも、個々の動画データの識別が容易になる。そして、2つの代表フレームを合成したものをサムネイルとすることで、限られた表示範囲において、より内容のわかりやすいサムネイルを作成することが可能となる。
なお、CPU105の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明はPCやPDA、携帯電話端末や携帯型の動画再生装置、プリンタ装置に設けられたディスプレイなど、複数の画像を同時に表示するように制御可能な表示制御装置であれば適用可能である。
本発明は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
105 CPU
106 記録メディア
107 記録メディア制御回路
108 モニタ
109 再生回路
110 OSD回路
111 操作スイッチ
112 RAM
113 ROM
115 外部入出力部

Claims (14)

  1. 撮影時に記録された動画データから第1の条件に基づいて第1の代表フレームを抽出する第1の代表フレーム抽出手段と、
    前記動画データから、前記第1の条件とは異なる第2の条件に基づいて第2の代表フレームを抽出する第2の代表フレーム抽出手段と、
    前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームをサムネイルとして前記動画データに関連付けて保存する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 動画データから人物の顔を認識する顔認識手段と、
    前記顔認識手段による結果を、主要人物と風景の特定に必要となる撮影情報として記録する記録手段と
    前記記録手段に記録された撮影情報を参照し、前記動画データから人物の顔が認識されていないフレームがあるか否かを判定する第1の判定手段とをさらに備え、
    前記第1の代表フレーム抽出手段は、前記第1の判定手段により人物の顔が認識されていないフレームがあると判定されたときは、当該顔が認識されていないフレームを前記第1の代表フレームの候補とし、前記第1の判定手段により人物の顔が認識されていないフレームがないと判定されたときは、全フレームを前記第1の代表フレームの候補とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記記録手段は、前記撮影情報として、前記動画データから画角の広さ、主顔、顔の向きが最も正面を向いているフレームの少なくとも1つを記録し、
    前記第1の代表フレーム抽出手段は、前記記録手段に記録された撮影情報を参照し、前記第1の代表フレームの候補からもっとも画角の広いフレームを前記第1の代表フレームとして抽出することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記記録手段は、前記撮影情報として、前記動画データから画角の広さ、主顔、顔の向きが最も正面を向いているフレームの少なくとも1つを記録し、
    前記第2の代表フレーム抽出手段は、前記記録手段に記録された撮影情報を参照し、前記顔認識手段によりもっとも長く認識された人物の顔を含むフレームを前記第2の代表フレームの候補とすることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記記録手段は、前記もっとも長く認識された人物の顔を、前記顔認識手段により認識した顔の検出時間、検出回数、またはユーザによる選択のいずれかに基づいて判定して記録することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の代表フレーム抽出手段は、前記記録手段に記録された撮影情報を参照し、前記第2の代表フレームの候補から前記人物の顔がもっとも正面を向いているものを含むフレームを前記第2の代表フレームとして抽出することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の代表フレーム抽出手段は、前記記録手段に記録された撮影情報を参照し、前記第2の代表フレームの候補から前記人物の顔がもっとも大きいものを含むフレームを前記第2の代表フレームとして抽出することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の代表フレームと前記第2の代表フレームとを並べたサムネイルを表示手段に表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1の代表フレーム抽出手段及び前記第2の代表フレーム抽出手段のいずれか一方のみから代表フレームが抽出された場合は、当該抽出された代表フレームと前記動画データの最初のフレームをサムネイルとし、前記第1の代表フレーム抽出手段と前記第2の代表フレーム抽出手段のいずれからも代表フレームが抽出されなかった場合は、前記動画データの最初のフレームと前記動画データの中盤のフレームをサムネイルとすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームを合成する合成手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記合成手段によって合成されたサムネイルを表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1の代表フレーム抽出手段及び前記第2の代表フレーム抽出手段のいずれか一方のみから代表フレームが抽出された場合は、当該抽出された1つの代表フレームをサムネイルとし、前記第1の代表フレーム抽出手段と前記第2の代表フレーム抽出手段のいずれからも代表フレームが抽出されなかった場合は、前記動画データの最初のフレームをサムネイルとすることを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 撮影時に記録された動画データから第1の条件に基づいて第1の代表フレームを抽出する第1の代表フレーム抽出工程と、
    前記動画データから、前記第1の条件とは異なる第2の条件に基づいて第2の代表フレームを抽出する第2の代表フレーム抽出工程と、
    前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームをサムネイルとして前記動画データに関連付けて保存する保存工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  13. 画像処理装置を、
    撮影時に記録された動画データから第1の条件に基づいて第1の代表フレームを抽出する第1の代表フレーム抽出手段、
    前記動画データから、前記第1の条件とは異なる第2の条件に基づいて第2の代表フレームを抽出する第2の代表フレーム抽出手段、及び
    前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームをサムネイルとして前記動画データに関連付けて保存する保存手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  14. 画像処理装置を、
    撮影時に記録された動画データから第1の条件に基づいて第1の代表フレームを抽出する第1の代表フレーム抽出手段、
    前記動画データから、前記第1の条件とは異なる第2の条件に基づいて第2の代表フレームを抽出する第2の代表フレーム抽出手段、及び
    前記抽出された第1の代表フレームと第2の代表フレームをサムネイルとして前記動画データに関連付けて保存する保存手段として機能させるためのプログラム。
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