JP2012004644A - 中継通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】制御局と無線基地局を接続する有線線路に発生する障害に対処する。
【解決手段】有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、有線線路の障害の発生の検知に対応して、周辺局に対して対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を周辺局に送信し、周辺局は、モード移行命令信号の受信に対応して、対象局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、周辺局のアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した有線線路に替えて、周辺局を介して対象局と通信する。
【選択図】図5
【解決手段】有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、有線線路の障害の発生の検知に対応して、周辺局に対して対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を周辺局に送信し、周辺局は、モード移行命令信号の受信に対応して、対象局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、周辺局のアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した有線線路に替えて、周辺局を介して対象局と通信する。
【選択図】図5
Description
本発明は、有線線路に障害が発生した無線基地局と制御局との間の通信を、代替する中継通信システムに関する。
近年、携帯電話端末、データ通信カードなどによる数々の無線通信方式があるが、各々に無線システムが存在する。それらを構成する共通の要素として、無線基地局、制御局、伝送路の3つの要素が挙げられる。
制御局は各無線基局を統括して制御・監視をし、各無線基地局はその通信サービスエリア(以下、エリア境界)内の携帯端末との間でデータ・音声を伝送する。
伝送路は制御局と無線基地局を繋いで送受信を行うための媒体である。その多くはメタルケーブル、光ケーブルなどの有線線路であり、制御局を中心としたスター型ネットワークで各無線基地局と構成している。
ここで問題点として制御局、無線基地局などの装置内は冗長化構成であるが、伝送路の場合、無線基地局ごとに迂回路や二重経路など冗長構成にすると非常にコストが掛かるため実現しないことがある。その場合、ひとたび有線線路に物理的な破損が生じると無線基地局自体は正常であっても、制御局と伝送できないためにサービス停止状態になる。
つまり制御局と無線基地局間の有線線路が長距離になる程、物理的破損リスクは高くなり、自然災害等に対して脆弱である。
また非常時・災害発生時にこそ通信手段を確保することが先決になるが、地盤崩落、土砂崩れにより道路が封鎖され、工事車両など通行できないことにより、早急な障害復旧が困難な状況も想定されるため、非常時における復旧の手段を確保しておく必要がある。
従来の方法では、制御局と無線基地局との間の有線線路に、自然災害・天災などにより物理的破損が発生した場合、その無線基地局の装置自体は問題なくても有線線路が寸断されることにより、無線基地局に通信障害が発生し、サービス停止状態になる。ただし、その無線基地局の周辺の無線基地局によりサービスの一部がカバーされるが、電波品質が劣化することにより接続しにくい状況や、障害物に電波が遮られ接続できない状況が発生する。
従来の解決方法として以下の方法が挙げられるが、それぞれに課題がある。
1つは有線線路とは別に無線基地局と制御局間を専用のマイクロ波回線にて伝送する方法がある。しかし無線基地局の台数分、アンテナを設置し、回線構築するのは費用が上がる。
2つ目は有線線路を冗長化することである。しかし冗長化した有線経路が同じ経路であれば物理的な破損リスクは変らない。一方、有線経路を別々にすれば、建設コストが掛かる。
3つ目は、特許文献1に開示される方法がある。特許文献1には、「無線基地局Aの伝送路1に発生した障害を伝送装置16の検知部31が検知した場合、予備回線制御装置34が第1及び第2スイッチ32、33を切替えて無線装置15と監視制御装置17とを送受信装置35に接続し、装置15及び17が扱う信号を、送受信アンテナ14を介して他の正常無線基地局Bの送受信アンテナ35aへ送信し、この送信により交換局6が障害発生無線基地局Aとの間で通信を行う他の正常無線基地局Bを介して移動機8との通信を行うように制御部36が制御することにより、瞬断なく通信サービスが出来るように構成する。」とある。
特許文献1の技術を実現する方法として、移動体通信システム全体的なシステム設計・構築が必須であり、予備回線制御装置34を全ての無線基地局に投入する必要がある。また予備回線制御装置34と各装置15、16、17、35を接続するためのインターフェイスが必要になり、配線工事も伴い、高コストな方法である。
有線線路に障害が発生した無線基地局と制御局との間の通信を、周辺の無線基地局に中継させる中継通信システムおよびその方法を開示する。開示する中継通信システムおよびその方法は、次のように制御する。
アレイアンテナを使用するTDD方式により各通信サービスエリア内の携帯端末と通信する複数の無線基地局と、複数の無線基地局と各々有線線路で接続する制御局とを有する中継通信システムであって、有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、制御局は、有線線路の障害の発生の検知に対応して、周辺局に対して対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を周辺局に送信し、周辺局は、モード移行命令信号の受信に対応して、対象局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、制御局は、周辺局のアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した有線線路に替えて、周辺局を介して対象局と通信する。
望ましい他の態様は、対象局および周辺局の各々は、互いに向け合うアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御と各々の通信サービスエリア内の携帯端末と通信するためのアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御とを互いに同期して繰り返す。アレイアンテナを構成する各アンテナ(アンテナエレメント)からのビームの位相を制御することにより、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が制御される。
望ましいさらに他の態様は、対象局および周辺局のアレイアンテナが向き合うようにビーム方向・チルト角が制御されるタイミングを待つために、対象局が周辺局へ送信する、対象局の通信サービスエリア内の携帯端末から制御局へのデータを対象局内のメモリに格納し、周辺局が対象局へ送信する、制御局から対象局の通信サービスエリア内の携帯端末へのデータを周辺局内のメモリに格納する。
本発明によれば、制御局と無線基地局を接続する有線線路に発生する障害に対処できる。
有線線路に障害が発生した無線基地局と制御局との間の通信を、周辺の無線基地局に中継させる中継通信システムおよびその方法を開示する。中継通信システムは、アレイアンテナを使用するTDD(Time Division Duplex)方式により各通信サービスエリア内の携帯端末と通信する複数の無線基地局と、複数の無線基地局と各々有線線路で接続する制御局とを有し、次のように制御する。
有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、有線線路の障害の発生の検知に対応して、周辺局に対して対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を周辺局に送信し、周辺局は、モード移行命令信号の受信に対応して、対象局に向けてアレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御する。制御局は、周辺局のアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した有線線路に替えて、周辺局を介して対象局と通信する。なお、対象局および周辺局のアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御は、アレイアンテナを構成する各アンテナ(アンテナエレメント)からのビームの位相の制御による(アンテナエレメント間に所定の位相差が生じるように制御する。)。
また、対象局および周辺局の各々は、互いに向け合うアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御と各々の通信サービスエリア内の携帯端末と通信するためのアレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御とを互いに同期して繰り返す。
さらに、対象局および周辺局のアレイアンテナが向き合うようにビーム方向・チルト角が制御されるタイミングを待つために、対象局が周辺局へ送信する、対象局の通信サービスエリア内の携帯端末から制御局へのデータを対象局内のメモリに格納し、周辺局が対象局へ送信する、制御局から対象局の通信サービスエリア内の携帯端末へのデータを周辺局内のメモリに格納する。
図1は、本実施形態の中継通信システムの概略図を示したものである。図1の中継通信システムは、無線基地局、制御局、有線線路からなる無線システムである。無線基地局1−1は、自局のエリア境界(通信サービスエリア)内5−1にある携帯端末2−1と送受信し、その伝送路が無線経路6−1である。同様に、無線基地局1−2は、自局のエリア境界内5−2にある携帯端末2−2と送受信し、その伝送路が無線経路6−2である。無線基地局1−1と無線基地局1−2は、それぞれ有線線路4−1、4−2を介して、各エリア内の携帯端末2(2−1、2−2)からのデータを多重化し、制御局3に伝送する。制御局3は各無線基地局からの多重化されたデータを他の無線基地局や他のネットワーク8を介して他の制御局にも伝送する。
有線線路4(4−1又は4−2)に障害が発生した際に、迅速に、良好な電波状況の中継経路7を築くため、事前に無線基地局1−1、1−2間で受信感度が最大になるビーム方向(方位角)・チルト角の制御データを、各々固有データとして、後述する図2の無線送受信部1−a2のメモリ1−a3に登録しておく。メモリ1−a3には、障害発生時に中継を行う周辺局としての無線基地局の情報も登録しておく。無線基地局の情報とは、図1の例においては、無線基地局1−1の自局障害時には、中継局として無線基地局1−2を選択するというデータである。無線基地局1−1の有線線路4−1に障害が発生した際に、図2のメモリ1−a3に登録されている周辺局のデータを参照し、無線基地局1−2を周辺局と認知する。
図2は無線基地局1の概略図を示したものである。無線基地局1は無線基地局装置部1−aとアレイアンテナ部1−bによって構成される。無線基地局装置部1−aの構成は、制御局3と伝送するための基地局インターフェイス部1−a1、基地局インターフェイス部1−a1からの信号を無線信号に変換し、TDD方式での送受信タイミングを制御する無線送受信部1−a2、無線送受信部1−a2からの無線信号を分配するための分配器1−a4、後述するモードA,Bの管理、切替制御、アレイアンテナ部1−bのウエイト(位相・振幅)1−b2を制御するための基地局制御部1−a5を含む。アレイアンテナ部1−bの構成は、携帯端末と送受信し、非常時には無線基地局間で中継するためのアンテナエレメント部1−b1から構成される。
図3は、制御局3の構成を示したものである。制御局3は、制御局インターフェイス部3−a5と制御局制御部3−a1から構成される。制御局インターフェイス部3−a5は、有線線路4を介して各無線基地局1との間でデータを伝送する。また制御局インターフェイス部3−a5は、有線線路(図示は4−3)を介して他のネットワーク8と接続し、各無線基地局からのデータをネットワーク8に伝送する。制御局制御部3−a1は、各無線基地局1の位置情報の管理、後述するモードA,Bの管理、切替制御をおこなう。
図4は、モードAのシーケンスを示す図である。モードAは、TDD方式の無線システムにおける各無線基地局と、そのエリア境界内にある携帯端末と送受信を行うモードである。モードAは、無線基地局1−1、携帯端末2−1、制御局3の3要素により実現される。TDD方式の特徴として、同一周波数を無線基地局1−1と携帯端末2−1で共有した状態で、送信と受信をタイムスロット(S1、S2、S3、S4、・・・・)ごとに交互に切替えることによって送受信を可能とする方式である。携帯端末2−1と無線基地局1−1の伝送路を無線経路6−1とし、携帯端末2−1から無線基地局1−1に向けてデータを送信することを、上り送信T1とする。同様に無線基地局1−1から携帯端末2−1に向けて送信することを、下り送信T2とする。データには、制御信号、各携帯端末のデータから成り立ち、遅延時間を考慮したガード時間も含んでいる。図4では分かりやすくするため、上り送信T1、下り送信T2は無線基地局1−1、携帯端末2−1のアンテナ端から瞬時に伝わり、同じタイムスロット内で送受信するように示している。
モードAのとき、携帯端末2−1のアンテナから上り送信T1され、無線基地局1−1のアンテナでデータを受信する。受信したデータは、無線基地局1−1内で多重化され、多重化データを制御局3に伝送(V1)する。また制御局3から無線基地局1−1に多重化データを伝送(V2)し、携帯端末2−1に向けてデータを下り送信T2する。上り送信T1、下り送信T2を交互に切替えることで送受信する。
図5は、モードBのシーケンスを示す図である。有線線路4−1に障害が発生した対象局である無線基地局1−1を、周辺局である無線基地局1−2にて中継することと、自局のエリア境界内の携帯端末との送受信をTDD方式のタイムスロットに合わせ交互に送受信するモードと定義する。
また、アレイアンテナのビーム方向・チルト角と上り下り送信をタイムスロット(U1、U2、U3、U4、U5、U6、・・・・)ごとに同期させて交互に切替えることによって送受信する。
アレイアンテナのビーム方向・チルト角は、各無線基地局の「携帯端末向き」にビーム方向・チルト角を合わせるように各アンテナエレメントのビームの位相を制御することと、無線基地局間で受信レベルが最大になる「基地局向き」にビーム方向・チルト角を合わせるように各アンテナエレメントのビームの位相を制御することを交互に切り替える。したがって、中継する互いの無線基地局は同期して動作する。
無線基地局1−1の有線線路4−1に障害が発生し、無線基地局1−1、無線基地局1−2、制御局3はモードA(通常)からモードBに移行した後、図5に示す動作を行う。
携帯端末2−1から無線基地局1−1、無線基地局1−2、制御局3までのシーケンスと制御局3から無線基地局1−2、無線基地局1−1、携帯端末2−1までのシーケンスを説明する。
U1のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU1−1」でかつ、送信方向が「上り送信U1−2」のとき、携帯端末2−1は無線経路6−1を経由して無線基地局1−1にデータを上り送信(Y1)する。無線基地局1−1は上り送信(Y1)データを受信し、受信したデータを図2の無線送受信部1−a2内にあるメモリ1−a3に格納しておく。
U2のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU2−1」でかつ、送信方向が「下り送信U2−2」のとき、無線基地局1−1は無線基地局1−2からの中継データを受信してないため、無線基地局1−1はアイドル状態Y2−1になる。したがって携帯端末2−1もアイドル状態Y2−2になる。
U3のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「基地局向きU3−1」でかつ、送信方向が「上り送信U3−2」のとき、無線基地局1−1は、一時的にメモリ1−a3に格納しておいたデータを中継データとしてタイムスロットに合わせ、中継経路7を経由して無線基地局1−2に中継(E1)する。
無線基地局1−2は中継(E1)を受信し、図2の基地局インターフェイス部1−a1にてデータを多重化する。多重化データは有線線路4−2を経由して制御局3に伝送(W3)する。
無線基地局1−2は中継(E1)を受信し、図2の基地局インターフェイス部1−a1にてデータを多重化する。多重化データは有線線路4−2を経由して制御局3に伝送(W3)する。
U4のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「基地局向きU4−1」でかつ、送信方向が「下り送信U4−2」のとき、無線基地局1−2は制御局3から伝送(W4)された多重化データを図2の基地局インターフェイス部1−a1にて受け、タイムスロットに合わせて中継データとして無線基地局1−1に中継(E2)する。無線基地局1−1は中継データを受信し、図2のメモリ1−a3に格納しておく。
U5のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU5−1」でかつ、送信方向が「上り送信U5−2」のとき、無線基地局1−1は携帯端末2−1から次の上り送信(Y5)を受信し、U1のタイムスロットのときと同様に、受信したデータを図2の無線送受信部1−a2内にあるメモリ1−a3に格納しておく。
U6のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU6−1」でかつ、送信方向が「下り送信U6−2」のとき、無線基地局1−1は、タイムスロットU4のときに図2のメモリ1−a3に格納しておいた中継データを、携帯端末向けのデータとしてタイムスロットに合わせて携帯端末2−1に下り送信(Y6)する。
U3、U4のタイムスロットにおいて、携帯端末2−1はアイドル状態(Y3−1、Y4−1)になる。
U7のタイムスロット以降、タイムスロットU1〜U6の手順を繰り返すことにより、無線基地局間を中継し、かつ無線基地局内の携帯端末と送受信することが可能になる。
次に携帯端末2−2から無線基地局1−2、制御局3までのシーケンスと制御局3から無線基地局1−2、携帯端末2−2までのシーケンスを説明する。
U1のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU1−1」でかつ、送信方向が「上り送信U1−2」のとき、携帯端末2−2はデータを無線経路6−2を経由して、無線基地局1−2に上り送信(Z1)する。無線基地局1−2は上り送信(Z1)を受信し、有線線路4−2を経由して多重化データを制御局3に伝送(W1)する。
U2のタイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「携帯端末向きU2−1」でかつ、送信方向が「下り送信U2−2」のとき、無線基地局1−2は制御局3から伝送(W2)された多重化データを受け、タイムスロットに合わせて携帯端末2−2にデータを下り送信(Z2)する。
U3、U4タイムスロットにおいて、アレイアンテナのビーム方向・チルト角が「基地局向き」であるため、携帯端末2−2はアイドル状態(Z3−1、Z4−1)になる。
U5のタイムスロット以降、タイムスロットU1〜U4の手順を繰り返すことにより、無線基地局1−2内の携帯端末2−2と送受信することが可能になる。
図6は、モードA(通常)からモードBに移行する過程を示す図である。各無線基地局1−1,1−2、制御局3は、たとえばGPS信号により同期している。
制御局3の制御局インターフェイス部3−a5の状態を制御局制御部3−a1内にある監視部3−a4が監視し、同様に無線基地局装置部1−a内にある基地局インターフェイス部1−a1の状態を基地局制御部1−a5内にある監視部1−a8が監視している。
制御局3は各無線基地局に対し、常時、状態確認の信号を送り、各無線基地局は状態確認信号を受け、状態を示す応答信号を返すことで、制御局3に状態報告する(9−1)。また各無線基地局1−1,1−2は、制御局3の状態確認信号を受信できることにより、伝送路側(有線線路、制御局3)の正常状態を確認する(9−2、9−3)。
制御局3は、無線基地局1−1を状態確認9−1したとき、無線基地局1−1からの応答信号のエラーや無応答を感知した場合、有線線路4−1の障害感知とし(9−4)、障害状況確認信号を有線線路4−1を経由して送る(9−5)。
障害状況確認信号9−5を所定時間間隔で所定回送り、エラーや無応答の場合、制御局制御部3−a1のCPU3−a3は、無線基地局1−1における有線線路4−1の障害と判定する(9−6)。
制御局3は、制御局制御部3−a1内にあるメモリ3−a2を参照し、無線基地局1−1に対する周辺局情報を調べる。無線基地局1−1の周辺局は、無線基地局1−2と判定する(9−7)。
制御局制御部3−a1のCPU3−a3が周辺局である無線基地局1−2に対し、モードB移行命令信号を有線線路4−2を経由して送る(9−8)。モードB移行命令信号には障害発生局である無線基地局1−1の情報を含む。
一方、無線基地局1−1において、状態確認信号の監視9−3を通じて基地局制部1−a5内の監視部1−a8が、基地局インターフェイス部1−a1の有線線路4−1の障害を感知したとき、制御局3からの障害状況確認信号の受信の不可を確認する(9−9)。基地局制部1−a5内のCPU1−a7は、自局のセルフチェックを実行命令する(9−10)。セルフチェックの結果、自局には障害がなく、有線線路4−1の障害と判定した時(9−11)、基地局制御部1−a5内にあるメモリ1−a6から自局の周辺局情報を参照する(9−12)。
図7に、モードA(通常)からモードBに移行する、図6の続きの過程を示す。無線基地局1−1はモード切替え(モードAからモードBに移行)を行う(9−13)。このとき既に無線基地局1−1は携帯端末2−1と通信不能であるため、全てのタイムスロットを周辺局である無線基地局1−2からのモードB開始信号9−20を受けれるように割り振る。
基地局制御部1−a5内のCPU1−a7は、無線送受信部1−a2のメモリ1−a3から周辺局である無線基地局1−2に対するビーム方向・チルト角の制御データを参照し、アンテナエレメント部1−b1に対し、ウエイト1−b2(ω1、ω2、ω3、ω4、・・・)を掛け、ビーム方向・チルト角を周辺局に合わせる(9−14)。
ここで有線線路4−1に障害が発生した際に、迅速に、良好な電波状況の中継経路を築くため、事前に無線基地局1−1、1−2間で受信感度が最大になるビーム方向の制御データであるウエイト1−b2(ω1、ω2、ω3、ω4、・・・)を、各々固有データとして、図2の無線送受信部1−a2のメモリ1−a3に登録している。ウエイト1−b2(ω1、ω2、ω3、ω4、・・・)はアレイアンテナのアンテナエレメント部1−b1に対し、位相・振幅(電力)を変えるための制御データである。
周辺局である無線基地局1−2は、制御局3からモードB移行命令信号と障害発生局の局情報を受け、モード切替え(モードAからモードBに移行)を行う(9−15)。
無線基地局1−2は、モードBの中継時のタイミング(図5のタイムスロットU3)に合わせてビーム方向・チルト角を無線基地局1−1に向ける。(9−16)
無線基地局1−1の周辺局である無線基地局1−2は正常であるため、図5を用いて説明したように、携帯端末2−2と送受信を行いながら、アンテナのビーム方向・チルト角を携帯端末向け、基地局向けに交互に切り替えながら、送受信する。
無線基地局1−1の周辺局である無線基地局1−2は正常であるため、図5を用いて説明したように、携帯端末2−2と送受信を行いながら、アンテナのビーム方向・チルト角を携帯端末向け、基地局向けに交互に切り替えながら、送受信する。
周辺局は、制御局3に対し、ビーム方向・チルト角を無線基地局1−1に向ける制御の完了を示す通知信号を有線線路4−2経由で伝送する(9−17)。
制御局3は、通知信号を制御局インターフェイス部3−a5から受信したことを、制御局制御部3−a1内の監視部3−a4が感知すると、CPU1−a7からモード切替え(モードAからモードBに移行)を実施する(9−18)。
制御局3は、モード切替えを終了すると、周辺局である無線基地局1−2に対し、モードB開始信号を有線線路4−2を経由して送る(9−19)。
モードB開始信号を受信した周辺局である無線基地局1−2は、障害発生局である無線基地局1−1に対し、モードBの中継するタイミング(図5のタイムスロットU4)で中継経路7を通じてモードB開始信号を送信する(9−20)。
このとき無線基地局1−1はGPS信号によって同期を取っているため、有線線路4−1に障害があっても同期は外れない。したがってモードB開始信号を受信した無線基地局1−1は、無線基地局1−2とモードBの同期タイミングを取る(無線基地局1−1は、モードB開始信号を受信したタイミングが図5のタイムスロットU4であると認識する。)。
無線基地局1−1は、モードB開始信号を受けると、基地局インターフェイス部1−a1で多重化せずに、無線送受信部1−a2から次のタイムスロット(図5のタイムスロットU7(タイムスロットU1〜U6の繰返しと見た場合のU3))に合わせて応答信号を送信する(9−21)。
無線基地局1−1は、応答信号を周辺局である無線基地局1−2に送信し、無線基地局1−2が応答信号を受信したことに対応して、モードBを開始する。
周辺局である無線基地局1−2は制御局3に対し、応答信号を送信する(9−22)。
以上のシーケンスにより、無線基地局1−1、無線基地局1−2、および制御局3は、モードAからモードBに移行する。
アレイアンテナのビーム方向調整について、図1〜3を用いて説明する。無線基地局1を新設するとき、無線基地局1の基地局制御部1−a5内のメモリ1−a6、制御局3の制御局制御部3−a1内のメモリ3−a2に、無線基地局1(厳密にはアレイアンテナ部1−b)の位置情報(緯度・経度・標高)、アンテナの利得情報、周辺局(アレイアンテナ部)の位置情報(緯度・経度・標高)を格納する。
制御局3は、無線基地局1に隣接する周辺局に対し、新設する無線基地局1の位置情報及びアンテナの利得情報を有線線路4を介して送信し、周辺局もメモリに受信した情報を格納する。
無線基地局1は基地局制御部1−a5内のCPU1−a7により、自局1とその周辺局の位置情報(緯度・経度・標高)に基づき、周辺局までの距離、方向、標高差、中継経路7の伝搬ロスを求め、さらに周辺局にアレイアンテナを向けるときのビーム方向・チルト角を求める。求めたビーム方向・チルト角を基に各アンテナエレメント1−b1の位相、振幅の制御情報をウエイト1−b2(ω1、ω2、3、ω4、・・・・)として求め、その制御情報を基地局制御部1−a5内のメモリ1−a6に格納する。
無線基地局1は、周辺局との間で中継経路7を構築する際、基地局制御部1−a5内のメモリ1−a6に記録した制御情報(ウエイト1−b2(ω1、ω2、3、ω4、・・・・))に基づいて、アンテナエレメント部1−b1の各アンテナエレメントを制御することにより、アレイアンテナのビーム方向・チルト角を周辺局に合わせる。このようにして、無線基地局間の電波の放射経路を決定し、アンテナのビーム方向・チルト角を粗調整する。
更に無線基地局1と制御局3の間で有線線路4−1の回線が開通したとき、以下の方法により無線基地局1−1と無線基地局(周辺局)1−2の間で定期的にビーム方向・チルト角調整を行う。このビーム方向・チルト角調整について、図8〜10を用いて説明する。
制御局3は常時、制御対象の無線基地局の呼量を監視している(10−1)。制御局3は、無線基地局1の呼量のしきい値を設定しておき、無線基地局1−1とその周辺局である無線基地局1−2において、ある一定時間で呼量がそのしきい値を下回った際、すなわち制御局3の制御局制御部3−a1内のCPU3−a3が呼量が少なくなったと判断した場合(10−2)、制御局制御部3−a1内のメモリ3−a2を参照し、無線基地局1−1とその周辺局である無線基地局1−2を選定する。ビーム方向・チルト角の調整を行う確認信号を有線線路4−1、4−2を介して無線基地局1−1、1−2に送信する(10−3)。
確認信号(10−3)を受けた無線基地局1−1、1−2は、ビーム方向・チルト角の調整の準備が整ったときに同経路で応答信号を制御局3に送信する(10−4)。制御局3は無線基地局1−1、1−2の両局から応答信号10−4が揃った時点で、前述と同様に開始信号と合わせて調整順番の情報をを両局に送る(10−5)。両局、もしくは片方の応答信号が一定時間受信できない場合、タイムアウトとし、一定時間置いた後に再度、両局に対し確認信号を送る(10−3)。
開始信号を受けた無線基地局1−1、1−2は、各々基地局制御部1−a5内のメモリ1−a6に格納してある、ビーム方向・チルト角を制御する位相、振幅の制御情報((ウエイト1−b2(ω1、ω2、3、ω4、・・・・))を読み出し、読み出した制御情報に基づいて各アンテナエレメントを制御することにより、アレイアンテナのビーム方向・チルト角を対向局(無線基地局1−1の場合、無線基地局1−2が対抗局)のアレイアンテナに合わせる(10−6)。
無線基地局1−2から無線基地局1−1に対し、テスト用の電波を送信する(10−7)。無線基地局1−1は、そのテスト用電波の受信レベルの情報に基づいて、基地局制御部1−a5内のCPU1−a7による制御により、受信レベルが最大になるように試行(微調整)する。具体的には、アンテナエレメント部1−b1の各アンテナエレメントの位相・振幅を制御するために、ウエイト1−b2(ω1、ω2、3、ω4、・・・・)の値を微調整する(10−8)。無線基地局1−1は、テスト用電波の受信レベルが最大になったときに、無線基地局1−2に対し通知信号を送信する(10−9)。
次に無線基地局1−1からテスト用の電波を送信し(10−10)、無線基地局1−2は受信レベルが最大になるように、同様の試行(微調整)する(10−11)。
上記の手順を数回行い(10−12)、無線基地局1−1および無線基地局1−2のいずれかの受信レベルが最大になった時点で終了とする(10−13)。対向局に終了信号を送信する(10−14)。このときの制御情報であるウエイト1−b2(ω1、ω2、ω3、ω4、・・・・)を基地局制御部1−a5内のメモリ1−a6に記録する(10−15)。
無線基地局1−1、無線基地局1−2は、メモリ1−a6に制御情報を記録した段階で、制御局3に対し、終了信号を送る(10−16)。制御局3は無線基地局1−1、無線基地局1−2の両局の終了信号が揃った時点で、両局に対し、通常モードに戻るように制御信号を送る(10−17)。無線基地局1−1、無線基地局1−2は制御信号を受けて、アンテナ調整モードからモードA(通常モード)に戻る。またアンテナのビーム方向・チルト角を各エリア内の携帯端末向きに戻す(10−18)。
以上説明したように、予めメモリに制御情報を格納しておくことにより、突発的に発生する障害に対して、メモリからの制御情報の読み出しと読み出した制御情報に基づく制御により、迅速に良好な中継経路7を構築することできる。またアレイアンテナのビーム方向・チルト角を各アンテナエレメントからのビームの位相を電気的に制御することにより、タイムスロットにあわせたビーム方向・チルト角を実現できる。
本実施形態によれば、制御局と無線基地局を接続する有線線路に発生する障害に迅速に対処できる。
1:無線基地局、2:携帯端末、3:制御局、4:有線線路、5:エリア境界、6:無線経路、7:中継経路、8:ネットワーク、1−a:無線基地局装置部、1−b:アレイアンテナ部。
Claims (6)
- アレイアンテナを使用するTDD方式により各通信サービスエリア内の携帯端末と通信する複数の無線基地局と、前記複数の無線基地局と各々有線線路で接続する制御局とを有する中継通信システムであって、
前記有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、前記有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けて前記対象局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、
前記制御局は、前記有線線路の障害の発生の検知に対応して、前記周辺局に対して前記対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を前記周辺局に送信し、
前記周辺局は、前記モード移行命令信号の受信に対応して、前記対象局に向けて前記周辺局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、
前記制御局は、前記周辺局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した前記有線線路に替えて、前記周辺局を介して前記対象局と通信することを特徴とする中継通信システム。 - 前記対象局および前記周辺局の各々は、互いに向け合う前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御と各々の通信サービスエリア内の携帯端末と通信するための前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御とを互いに同期して繰り返すことを特徴とする請求項1記載の中継通信システム。
- 前記対象局および前記周辺局の前記アレイアンテナが向き合うようにビーム方向・チルト角が制御されるタイミングを待つために、前記対象局が前記周辺局へ送信する、前記対象局の通信サービスエリア内の携帯端末から前記制御局へのデータを前記対象局内のメモリに格納し、前記周辺局が前記対象局へ送信する、前記制御局から前記対象局の通信サービスエリア内の携帯端末へのデータを前記周辺局内のメモリに格納することを特徴とする請求項2記載の中継通信システム。
- アレイアンテナを使用するTDD方式により各通信サービスエリア内の携帯端末と通信する複数の無線基地局と、前記複数の無線基地局と各々有線線路で接続する制御局とを有する通信システムにおける中継通信方法であって、
前記有線線路に障害が発生した無線基地局である対象局は、前記有線線路の障害の発生を検知し、予め周辺局として記憶してある無線基地局に向けて前記対象局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、
前記制御局は、前記有線線路の障害の発生の検知に対応して、前記周辺局に対して前記対象局に対する中継を指示するモード移行命令信号を前記周辺局に送信し、
前記周辺局は、前記モード移行命令信号の受信に対応して、前記対象局に向けて前記周辺局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角を制御し、
前記制御局は、前記周辺局の前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御の完了に対応して、障害が発生した前記有線線路に替えて、前記周辺局を介して前記対象局と通信することを特徴とする中継通信方法。 - 前記対象局および前記周辺局の各々は、互いに向け合う前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御と各々の通信サービスエリア内の携帯端末と通信するための前記アレイアンテナのビーム方向・チルト角の制御とを互いに同期して繰り返すことを特徴とする請求項4記載の中継通信方法。
- 前記対象局および前記周辺局の前記アレイアンテナが向き合うようにビーム方向・チルト角が制御されるタイミングを待つために、前記対象局が前記周辺局へ送信する、前記対象局の通信サービスエリア内の携帯端末から前記制御局へのデータを前記対象局内のメモリに格納し、前記周辺局が前記対象局へ送信する、前記制御局から前記対象局の通信サービスエリア内の携帯端末へのデータを前記周辺局内のメモリに格納することを特徴とする請求項5記載の中継通信方法。
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JP2010135043A JP2012004644A (ja) | 2010-06-14 | 2010-06-14 | 中継通信システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014082730A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-05-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
JP2014116658A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Kyocera Corp | 無線通信システム、無線通信装置、および無線通信方法 |
JP2015050510A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 日本電気株式会社 | 移動交換局および移動通信ネットワーク |
-
2010
- 2010-06-14 JP JP2010135043A patent/JP2012004644A/ja active Pending
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