JP2012004484A - Sram - Google Patents
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Abstract
【課題】配線不良が生じ難いSRAM。
【解決手段】第1方向に平行に延設された第1、第2ゲート電極と、第1ゲート電極と直交して第1負荷トランジスタを構成する第1拡散領域及び第1の駆動トランジスタを構成する第2拡散領域と、第2拡散領域と直交して第1アクセストランジスタを構成する第3ゲート電極と、第1拡散領域と第2ゲート電極との第1共通コンタクトと、第1及び第3ゲート電極間の第2拡散領域に形成された第1拡散領域コンタクトと、第3ゲート電極に接続された第1ゲートコンタクトと、第1共通コンタクトと第1拡散領域コンタクトとを接続する第1配線と、第1ゲートコンタクトに接続された第2配線と、を備えたSRAM。第1共通コンタクトと第1ゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、第1及び第2配線はいずれも第1方向を長手方向とする矩形形状を有し、第1の方向の一直線上に並べて配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】第1方向に平行に延設された第1、第2ゲート電極と、第1ゲート電極と直交して第1負荷トランジスタを構成する第1拡散領域及び第1の駆動トランジスタを構成する第2拡散領域と、第2拡散領域と直交して第1アクセストランジスタを構成する第3ゲート電極と、第1拡散領域と第2ゲート電極との第1共通コンタクトと、第1及び第3ゲート電極間の第2拡散領域に形成された第1拡散領域コンタクトと、第3ゲート電極に接続された第1ゲートコンタクトと、第1共通コンタクトと第1拡散領域コンタクトとを接続する第1配線と、第1ゲートコンタクトに接続された第2配線と、を備えたSRAM。第1共通コンタクトと第1ゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、第1及び第2配線はいずれも第1方向を長手方向とする矩形形状を有し、第1の方向の一直線上に並べて配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、SRAMに関する。
近年、SRAM(Static Random Access Memory)では、大容量化やチップサイズの小型化に伴い、メモリセルの更なる微細化が望まれている。メモリセルの微細化が進み、配線間隔が100nm以下になると、配線形成のためのフォトリソグラフィ工程における光近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correct)が必須になってきている。そのため、わずかなプロセス変動により、配線の断線(オープン)、短絡(ショート)、経時絶縁破壊(TDDB:Time-Dependent Dielectric Breakdown)などの配線不良が発生しやすい。
特に、SRAMでは1層目配線の配線密度が高くなっている。例えば、特許文献1の図23には、SRAMセルにおける1層目配線の平面図が開示されている。
特許文献1の図23では、1層目配線の形状はL字形状の配線、横長の配線、縦長の配線などが入り乱れて形成されている。そのため、上述の通り、配線幅が小さくなると、1層目配線を形成するためのフォトリソグラフィ工程におけるOPCが困難になり、配線不良が生じやすいという問題があった。
本発明に係るSRAMは、
単位メモリセルを複数備えたSRAMであって、
前記単位メモリセルは、
第1の方向に平行して延設された第1及び第2のゲート電極と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の負荷トランジスタを構成する第1の拡散領域と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の駆動トランジスタを構成する第2の拡散領域と、
前記第2のゲート電極の延長上に形成され、前記第2の拡散領域と直交して第1のアクセストランジスタを構成する第3のゲート電極と、
前記第1の拡散領域と、前記第2のゲート電極とに接続された第1の共通コンタクトと、
前記第1及び第3のゲート電極間の第2の拡散領域に形成された第1の拡散領域コンタクトと、
前記第3のゲート電極に接続された第1のゲートコンタクトと、
前記第1の共通コンタクトと前記第1の拡散領域コンタクトとを接続する第1の配線と、
前記第1のゲートコンタクトに接続された第2の配線と、を備え、
前記第1の共通コンタクトと前記第1のゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、
前記第1及び第2の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向の一直線上に並べて配置されたものである。
単位メモリセルを複数備えたSRAMであって、
前記単位メモリセルは、
第1の方向に平行して延設された第1及び第2のゲート電極と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の負荷トランジスタを構成する第1の拡散領域と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の駆動トランジスタを構成する第2の拡散領域と、
前記第2のゲート電極の延長上に形成され、前記第2の拡散領域と直交して第1のアクセストランジスタを構成する第3のゲート電極と、
前記第1の拡散領域と、前記第2のゲート電極とに接続された第1の共通コンタクトと、
前記第1及び第3のゲート電極間の第2の拡散領域に形成された第1の拡散領域コンタクトと、
前記第3のゲート電極に接続された第1のゲートコンタクトと、
前記第1の共通コンタクトと前記第1の拡散領域コンタクトとを接続する第1の配線と、
前記第1のゲートコンタクトに接続された第2の配線と、を備え、
前記第1の共通コンタクトと前記第1のゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、
前記第1及び第2の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向の一直線上に並べて配置されたものである。
本発明に係るSRAMは、第1の共通コンタクトと第1のゲートコンタクトとが2層構造を有し、第1及び第2の配線が、いずれも第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、一直線上に並べて配置されたものである。そのため、フォトリソグラフィ工程におけるOPCが容易になり、配線不良が生じ難いSRAMを提供することができる。
本発明によれば、フォトリソグラフィ工程におけるOPCが容易になり、配線不良が生じ難いSRAMを提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るSRAMの単位メモリセル100の平面図である。また、図2は、実施の形態1に係るSRAMの単位メモリセルにおける1層目配線の平面図である。図1に示すように、単位メモリセル100は、4つのゲート電極G1〜G4、6つのN型拡散領域ND11、ND12a、ND12b、ND21、ND22a、ND22b、4つのP型拡散領域PD11、PD12、PD21、PD22、8つの拡散領域コンタクトDC1〜DC8、2つのゲートコンタクトGC1、GC2、2つの共通コンタクトSC1、SC2を備えている。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るSRAMの単位メモリセル100の平面図である。また、図2は、実施の形態1に係るSRAMの単位メモリセルにおける1層目配線の平面図である。図1に示すように、単位メモリセル100は、4つのゲート電極G1〜G4、6つのN型拡散領域ND11、ND12a、ND12b、ND21、ND22a、ND22b、4つのP型拡散領域PD11、PD12、PD21、PD22、8つの拡散領域コンタクトDC1〜DC8、2つのゲートコンタクトGC1、GC2、2つの共通コンタクトSC1、SC2を備えている。
ここで、一点鎖線で示された境界線に囲まれた単位メモリセル100の外形は矩形状である。そして、単位メモリセル100は、中心Oに対し、点対称のレイアウト構造を有している。従って、ゲート電極G1、G2は同一形状、P型拡散領域PD11、PD21は同一形状、P型拡散領域PD12、PD22は同一形状、ゲート電極G3、G4は同一形状、N型拡散領域ND11、ND21は同一形状、N型拡散領域ND12a、ND22aは同一形状、N型拡散領域ND12b、ND22bは同一形状などとなる。また、単位メモリセル100は、一点鎖線で示した矩形の4辺に対応する各境界線に対し、線対称なレイアウト構造を有している。
また、図1に示されたSRAMは完全CMOS型である。そのため、単位メモリセル100は、4つのNMOSトランジスタと、2つのPMOSトランジスタを備える。具体的には、単位メモリセル100は、NMOSトランジスタである2つのアクセストランジスタAT1、AT2、NMOSトランジスタである2つの駆動トランジスタDT1、DT2、PMOSトランジスタである2つの負荷トランジスタLT1、LT2を備えている。ここで、駆動トランジスタDT1と負荷トランジスタLT1とがインバータを構成している。同様に、駆動トランジスタDT2と負荷トランジスタLT2とがインバータを構成している。
図3は、単位メモリセル100の回路図である。図3に示すように、メモリセル100は、負荷トランジスタLT1、LT2のソースは、ともに電源(電源電圧VDD)に接続されている。負荷トランジスタLT1、LT2のドレインは、それぞれ駆動トランジスタDT1、DT2のドレインに接続されている。駆動トランジスタDT1、DT2のソースは、ともに接地されている。負荷トランジスタLT1及び駆動トランジスタDT1のゲートは、ともに負荷トランジスタLT2及び駆動トランジスタDT2のドレイン同士が接続されたノードに接続されている。一方、負荷トランジスタLT2及び駆動トランジスタDT2のゲートは、ともに負荷トランジスタLT1及び駆動トランジスタDT1のドレイン同士が接続されたノードに接続されている。
アクセストランジスタAT1のソース・ドレインの一方は、負荷トランジスタLT1及び駆動トランジスタDT1のドレイン同士が接続されたノードに接続されている。アクセストランジスタAT1のソース・ドレインの他方は、ビット線BLTに接続されている。また、アクセストランジスタAT2のソース・ドレインの一方は、負荷トランジスタLT2及び駆動トランジスタDT2のドレイン同士が接続されたノードに接続されている。アクセストランジスタAT2のソース・ドレインの他方は、ビット線BLBに接続されている。アクセストランジスタAT1、AT2のゲートは、ともにワード線WLに接続されている。
図1に示すように、アクセストランジスタAT1は、ゲート電極G3、N型拡散領域ND11及びND12bから構成されている。駆動トランジスタDT1は、ゲート電極G1、N型拡散領域ND11及びND12aから構成されている。即ち、N型拡散領域ND11は、アクセストランジスタAT1と駆動トランジスタDT1とに共有されている。そして、負荷トランジスタLT1は、ゲート電極G1、P型拡散領域PD11及びPD12から構成されている。即ち、ゲート電極G1は、負荷トランジスタLT1と駆動トランジスタDT1とに共有されている。
ここで、N型拡散領域ND12a、ND11、ND12bは直線状に延設されており、かつ、ゲート電極G1、G3の両方と直交するように形成されている。また、P型拡散領域PD11、PD12は、N型拡散領域ND12a、ND11、ND12bと平行になるように形成されている。即ち、P型拡散領域PD11、PD12は、ゲート電極G1と直交している。更に、P型拡散領域PD11はゲート電極G1と平行に形成されたゲート電極G2の一方の端部まで形成されている。また、ゲート電極G3はゲート電極G2のその一方の端部の延長上に形成されている。
同様に、アクセストランジスタAT2は、ゲート電極G4、N型拡散領域ND21及びND22bから構成されている。駆動トランジスタDT2は、ゲート電極G2、N型拡散領域ND21及びND22aから構成されている。即ち、N型拡散領域ND21は、アクセストランジスタAT2と駆動トランジスタDT2とに共有されている。そして、負荷トランジスタLT2は、ゲート電極G2、P型拡散領域PD21及びPD22から構成されている。即ち、ゲート電極G2は、負荷トランジスタLT2と駆動トランジスタDT2とに共有されている。
ここで、N型拡散領域ND22a、ND21、ND22bは直線状に延設されており、かつ、ゲート電極G2、G4の両方と直交するように形成されている。また、P型拡散領域PD21、PD22は、N型拡散領域ND22a、ND21、ND22bと平行になるように形成されている。即ち、P型拡散領域PD21、PD22は、ゲート電極G2と直交している。更に、P型拡散領域PD21はゲート電極G1の一方の端部近傍まで形成されている。また、ゲート電極G4はゲート電極G1のその一方の端部の延長上に形成されている。
ここで、図2は、実施の形態1に係るSRAMの単位メモリセルにおける1層目配線の平面図である。図2には、図1に示された各コンタクトと各1層目配線とが示されている。図1、2に示すように、アクセストランジスタAT1のゲート電極G3は、ゲートコンタクトGC1a、GC1bを介して、ワード線(不図示)に接続するための中継配線である1層目配線M19に接続されている。同様に、アクセストランジスタAT2のゲート電極G3は、ゲートコンタクトGC2a、GC2bを介して、ワード線(不図示)に接続するための中継配線である1層目配線M20に接続されている。ゲートコンタクトGC1a、GC1b、GC2a、GC2bは、単位メモリセル100の境界線上に形成されている。
図1、2に示すように、アクセストランジスタAT1を構成するN型拡散領域ND12bは、拡散領域コンタクトDC5を介して、後述するビット線BLT(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M15に接続されている。同様に、アクセストランジスタAT2を構成するN型拡散領域ND22bは、拡散領域コンタクトDC8を介して、後述するビット線BLB(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M18に接続されている。
図1、2に示すように、駆動トランジスタDT1のソースを構成するN型拡散領域ND12aは、拡散領域コンタクトDC3を介して、後述するグランド線GL1(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M13に接続されている。同様に、駆動トランジスタDT2のソースを構成するN型拡散領域ND22aは、拡散領域コンタクトDC6を介して、後述するグランド線GL2(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M16に接続されている。
図1、2に示すように、負荷トランジスタLT1を構成するP型拡散領域PD12は、拡散領域コンタクトDC1を介して、後述する電源線VL(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M11に接続されている。同様に、負荷トランジスタLT2を構成するP型拡散領域PD22は、拡散領域コンタクトDC2を介して、後述する電源線VL(図5参照)に接続するための中継配線である1層目配線M12に接続されている。
図1に示すように、駆動トランジスタDT1及び負荷トランジスタLT1に共有されるゲート電極G1は、共通コンタクトSC2aを介して、負荷トランジスタLT2のドレインを構成するP型拡散領域PD21に接続されている。更に、図2に示すように、共通コンタクトSC2a上の共通コンタクトSC2bは、1層目配線M17を介して、拡散領域コンタクトDC7に接続されている。そして、図1に示すように、この拡散領域コンタクトDC7は、アクセストランジスタAT2及び駆動トランジスタDT2に共有されているN型拡散領域ND21上に形成されている。
同様に、図1に示すように、駆動トランジスタDT2及び負荷トランジスタLT2に共有されるゲート電極G2は、共通コンタクトSC1aを介して、負荷トランジスタLT1のドレインを構成するP型拡散領域PD11に接続されている。更に、図2に示すように、共通コンタクトSC1a上の共通コンタクトSC1bは、1層目配線M14を介して、拡散領域コンタクトDC4に接続されている。そして、図1に示すように、この拡散領域コンタクトDC4は、アクセストランジスタAT1及び駆動トランジスタDT1に共有されているN型拡散領域ND11上に形成されている。
図2に示すように、実施の形態1に係る1層目配線M11〜M20は、いずれもゲート電極G1〜G4の長手方向(第1の方向)を長手方向とする矩形形状を有している。
ここで、1層目配線M19、M14、M17、M20は、第1の方向に一直線状に並んで配置されている。また、1層目配線M19、M14、M17、M20は、縦・横が同一寸法の矩形(長方形)であることが好ましい。さらに、1層目配線M19、M14、M17、M20は、第1の方向において等間隔に配置されていることが好ましい。
ここで、1層目配線M19、M14、M17、M20は、第1の方向に一直線状に並んで配置されている。また、1層目配線M19、M14、M17、M20は、縦・横が同一寸法の矩形(長方形)であることが好ましい。さらに、1層目配線M19、M14、M17、M20は、第1の方向において等間隔に配置されていることが好ましい。
ここで、ゲート電極G3のゲートコンタクトがゲートコンタクトGC1a、GC1bからなる階段状の2層構造である。また、ゲート電極G2とP型拡散領域PD11との共通コンタクトが、共通コンタクトSC1a、SC1bからなる階段状の2層構造である。その結果、ゲートコンタクトGC1b、拡散領域コンタクトDC4、共通コンタクトSC1bが一直線状に配置することができる。そのため、1層目配線M17、M20も一直線状に配置することができる。
同様に、ゲート電極G4のゲートコンタクトがゲートコンタクトGC2a、GC2bからなる階段状の2層構造である。また、ゲート電極G1とP型拡散領域PD21との共通コンタクトが、共通コンタクトSC2a、SC2bからなる階段状の2層構造である。その結果、ゲートコンタクトGC2b、拡散領域コンタクトDC7、共通コンタクトSC2bが一直線状に配置することができる。そのため、1層目配線M17、M20も一直線状に配置することができる。
1層目配線M13、M11、M18も、第1の方向に一直線状に並んで配置されている。また、1層目配線M13、M11、M18は、縦・横が同一寸法の矩形であることが好ましい。さらに、1層目配線M13、M11、M18は、第1の方向において等間隔に配置されていることが好ましい。
同様に、1層目配線M15、M12、M16も、第1の方向に一直線状に並んで配置されている。また、1層目配線M15、M12、M16は、縦・横が同一寸法の矩形であることが好ましい。さらに、1層目配線M15、M12、M16は、第1の方向において等間隔に配置されていることが好ましい。さらに、1層目配線M11〜M20が全て同一形状であることがより好ましい。
ここで、図4Aは、図1、2のIVa−IVa断面図である。図4Bは、図1、2のIVb−IVb断面図である。まず、図4Aについて説明する。半導体基板SUBには素子分離層STIが形成されている。ここで、素子分離層STIは、平面的には図1のP型拡散領域及びN型拡散領域以外の領域全体に形成されている。また、図1のIVa−IVa切断線上に位置する負荷トランジスタLT2はPMOSトランジスタである。そのため、図4Aに示すように、半導体基板SUB上にNウェルNWが形成されている。そして、NウェルNW内にP型拡散領域PD21、PD22が形成されている。
また、NウェルNW上にゲート絶縁膜GIFを介してゲート電極G1、G2が形成されている。また、ゲート電極G1、G2の両側に絶縁膜からなるサイドウォールSWが形成されている。なお、図1ではサイドウォールSWを省略して図示してある。実際には、ゲート電極G1、G2、G3、G4の側面にはサイドウォールSWが形成される。P型拡散領域PD22上には、拡散領域コンタクトDC2が形成されている。さらに、拡散領域コンタクトDC2上には、1層目配線M12が形成されている。また、P型拡散領域PD21及びゲート電極G1上に、共通コンタクトSC2aが形成されている。共通コンタクトSC2a上には、より幅の狭い共通コンタクトSC2bが形成され、階段状の2層構造となっている。さらに、さらに、共通コンタクトSC2b上には、1層目配線M17が形成されている。
まず、図4Bについて説明する。図1のIVb−IVb切断線上には拡散領域が形成されていない。そのため、図4Bでは、半導体基板SUB全体に素子分離層STIが形成されている。素子分離層STI上には、ゲート絶縁膜GIFを介してゲート電極G4が形成されている。また、ゲート電極G4の両側に絶縁膜からなるサイドウォールSWが形成されている。また、素子分離層STI及びゲート電極G1上に、ゲートコンタクトGC2aが形成されている。ゲートコンタクトGC2a上には、より幅の狭いゲートコンタクトGC2bが形成され、階段状の2層構造となっている。さらに、ゲートコンタクトGC2b上には、1層目配線M20が形成されている。
図5は、実施の形態1に係るSRAMの単位メモリセルにおける2層目配線の平面図である。図3に示すビット線BLT、BLB、グランド線GL1、GL2、電源線VL、ワード線中継配線WL1、WL2はいずれも図面上下方向に略平行に延設されている。ここで、ビット線BLT、BLBは、それぞれ拡散領域コンタクトDC15、DC18を介して、1層目配線M15、M18に接続されている。グランド線GL1、GL2は、それぞれ拡散領域コンタクトDC13、DC16を介して、1層目配線M13、M16に接続されている。電源線VLは、拡散領域コンタクトDC11、DC12を介して、1層目配線M11、M12に接続されている。なお、図5には図示されていないが、図3のワード線WLは、3層目配線として形成される。具体的には、各ワード線中継配線WL1、WL2上に形成されるコンタクト(不図示)を接続するように、図面左右方向に形成される。
図6は、比較例に係るSRAMの単位メモリセル100の平面図である。図7は、比較例に係るSRAMの単位メモリセルにおける1層目配線の平面図である。ここで、図8Aは、図6、7のIIXa−IIXa断面図である。図8Bは、図6、7のIIXb−IIXb断面図である。図6、7、図8A、図8Bに示すように、比較例に係るゲートコンタクトGC1、GC2、共有コンタクトSC1、SC2が階段状の2層構造となっていないことである。そのため、図7に示すように、比較例の1層目配線M21〜M30は、複雑なレイアウトを有している。
具体的には、図6に示すように、ゲートコンタクトGC1、GC2は、それぞれゲート電極G3、G4上に形成されている。そのため、図7に示すように、ゲートコンタクトGC1、GC2に接続される1層目配線M29、M30は、いずれも図面上下方向を長手方向とする矩形形状を有している。また、拡散領域コンタクトDC4と共通コンタクトSC1とを接続する1層目配線M24がL字形状を有している。同様に、拡散領域コンタクトDC7と共通コンタクトSC2とを接続する1層目配線M27もL字形状を有している。即ち、比較例の1層目配線M21〜M30は、特許文献1の図23に示された1層目配線と同様の複雑なレイアウトを有している。そのため、1層目配線M21〜M30を形成するためのフォトリソグラフィ工程におけるOPCが困難になり、配線不良が生じやすいという問題があった。
これに対し、図2に示すように、実施の形態1に係る1層目配線M11〜M20は、いずれもゲート電極G1〜G4の長手方向(第1の方向)を長手方向とする矩形形状を有している。また、1層目配線M19、M14、M17、M20は、第1の方向に一直線状に並んで配置されている。そのため、1層目配線M11〜M20を形成するためのフォトリソグラフィ工程におけるOPCが容易になり、配線不良が生じにくい。
なお、図4A、4Bと図8A、8Bとを比較すると、比較例ではコンタクトが1層構造であるのに対し、本実施の形態ではコンタクトが2層構造を有している。そのため、製造プロセスが増加することになる。しかしながら、1チップにSRAMとDRAMとが混載された半導体装置では、DRAMの容量を形成するために従来からコンタクトを2層以上の多層構造(ただし、階段状でなく、同一形状の多層構造)としている。そのため、製造工程の増加もない。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 メモリセル
AT1、AT2 アクセストランジスタ
BLB、BLT ビット線
DC1〜DC8、DC11〜DC18 拡散領域コンタクト
DT1、DT2 駆動トランジスタ
G1〜G4 ゲート電極
GC1a、GC1b、GC2a、GC2b ゲートコンタクト
GIF ゲート絶縁膜
GL1、GL2 グランド線
LT1、LT2 負荷トランジスタ
M11〜M20 1層目配線
ND11、ND12a、ND12b、ND21、ND22a、ND22b N型拡散領域
NW ウェル
PD11、PD12、PD21、PD22 P型拡散領域
SC1a、SC1b、SC2a、SC2b 共通コンタクト
STI 素子分離層
SUB 半導体基板
SW サイドウォール
VL 電源線
WL ワード線
WL1、WL2 ワード線中継配線
AT1、AT2 アクセストランジスタ
BLB、BLT ビット線
DC1〜DC8、DC11〜DC18 拡散領域コンタクト
DT1、DT2 駆動トランジスタ
G1〜G4 ゲート電極
GC1a、GC1b、GC2a、GC2b ゲートコンタクト
GIF ゲート絶縁膜
GL1、GL2 グランド線
LT1、LT2 負荷トランジスタ
M11〜M20 1層目配線
ND11、ND12a、ND12b、ND21、ND22a、ND22b N型拡散領域
NW ウェル
PD11、PD12、PD21、PD22 P型拡散領域
SC1a、SC1b、SC2a、SC2b 共通コンタクト
STI 素子分離層
SUB 半導体基板
SW サイドウォール
VL 電源線
WL ワード線
WL1、WL2 ワード線中継配線
Claims (13)
- 単位メモリセルを複数備えたSRAMであって、
前記単位メモリセルは、
第1の方向に平行して延設された第1及び第2のゲート電極と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の負荷トランジスタを構成する第1の拡散領域と、
前記第1のゲート電極と直交して第1の駆動トランジスタを構成する第2の拡散領域と、
前記第2のゲート電極の延長上に形成され、前記第2の拡散領域と直交して第1のアクセストランジスタを構成する第3のゲート電極と、
前記第1の拡散領域と、前記第2のゲート電極とに接続された第1の共通コンタクトと、
前記第1及び第3のゲート電極間の第2の拡散領域に形成された第1の拡散領域コンタクトと、
前記第3のゲート電極に接続された第1のゲートコンタクトと、
前記第1の共通コンタクトと前記第1の拡散領域コンタクトとを接続する第1の配線と、
前記第1のゲートコンタクトに接続された第2の配線と、を備え、
前記第1の共通コンタクトと前記第1のゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、
前記第1及び第2の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向の一直線上に並べて配置されたSRAM。 - 前記第1及び第2の配線が、同一寸法であることを特徴とする請求項1に記載のSRAM。
- 前記第2のゲート電極と直交して第2の負荷トランジスタを構成する第3の拡散領域と、
前記第2のゲート電極と直交して第2の駆動トランジスタを構成する第4の拡散領域と、
前記第1のゲート電極の延長上に形成され、前記第4の拡散領域と直交して第2のアクセストランジスタを構成する第4のゲート電極と、
前記第3の拡散領域と、前記第1のゲート電極とに接続された第2の共通コンタクトと、
前記第2及び第4のゲート電極間の第4の拡散領域に形成された第2の拡散領域コンタクトと、
前記第4のゲート電極に接続された第2のゲートコンタクトと、
前記第2の共通コンタクトと前記第2の拡散領域コンタクトとを接続する第3の配線と、
前記第2のゲートコンタクトに接続された第4の配線と、を備え、
前記第2の共通コンタクトと前記第2のゲートコンタクトとが階段状の2層構造を有し、
前記第3及び第4の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向の一直線上に並べて配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のSRAM。 - 前記第1〜4の配線が、一直線上に並べて配置されたことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
- 前記第1〜4の配線が、等間隔に配置されたことを特徴とする請求項3又は4に記載のSRAM。
- 前記第1〜4の配線が、同一寸法であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載のSRAM。
- 前記第1の拡散領域に形成され、前記第1のゲート電極を介して、前記第2の共通コンタクトと対向配置された第3の拡散領域コンタクトと、
前記第2の拡散領域に形成され、前記第1のゲート電極を介して、前記第1の拡散領域コンタクトと対向配置された第4の拡散領域コンタクトと、
前記第4の拡散領域に形成され、前記第4のゲート電極を介して、前記第2の拡散領域コンタクトと対向配置された第5の拡散領域コンタクトと、
前記第3の拡散領域コンタクトに接続された第5の配線と、
前記第4の拡散領域コンタクトに接続された第6の配線と、
前記第5の拡散領域コンタクトに接続された第7の配線と、を備え、
前記第5〜7の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向に延びる前記単位メモリセルの第1の境界線上に並べて配置されたことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のSRAM。 - 前記第5〜7の配線が、等間隔に配置されたことを特徴とする請求項7に記載のSRAM。
- 前記第5〜7の配線が、同一寸法であることを特徴とする請求項7又は8に記載のSRAM。
- 前記第3の拡散領域に形成され、前記第2のゲート電極を介して、前記第2の共通コンタクトと対向配置された第6の拡散領域コンタクトと、
前記第4の拡散領域に形成され、前記第2のゲート電極を介して、前記第2の拡散領域コンタクトと対向配置された第7の拡散領域コンタクトと、
前記第2の拡散領域に形成され、前記第3のゲート電極を介して、前記第1の拡散領域コンタクトと対向配置された第8の拡散領域コンタクトと、
前記第6の拡散領域コンタクトに接続された第8の配線と、
前記第7の拡散領域コンタクトに接続された第9の配線と、
前記第8の拡散領域コンタクトに接続された第10の配線と、を備え、
前記第8〜10の配線が、いずれも前記第1の方向を長手方向とする矩形形状を有し、前記第1の方向に延びる前記単位メモリセルの第2の境界線上に並べて配置されたことを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載のSRAM。 - 前記第8〜10の配線が、等間隔に配置されたことを特徴とする請求項10に記載のSRAM。
- 前記第8〜10の配線が、同一寸法であることを特徴とする請求項10又は11に記載のSRAM。
- 1つの半導体チップ上においてDRAMと混載されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のSRAM。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010140595A JP2012004484A (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | Sram |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010140595A JP2012004484A (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | Sram |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012004484A true JP2012004484A (ja) | 2012-01-05 |
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ID=45536093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010140595A Pending JP2012004484A (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | Sram |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012004484A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9780033B2 (en) | 2015-04-01 | 2017-10-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
-
2010
- 2010-06-21 JP JP2010140595A patent/JP2012004484A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9780033B2 (en) | 2015-04-01 | 2017-10-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
US10096546B2 (en) | 2015-04-01 | 2018-10-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
US10211156B2 (en) | 2015-04-01 | 2019-02-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
CN110600423A (zh) * | 2015-04-01 | 2019-12-20 | 三星电子株式会社 | 半导体装置 |
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