JP2012004265A - 避雷装置の故障診断方法と故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部にギャップと非線形抵抗素子を直列に接続した避雷装置において、正常避雷装置を使用不能とすることなく非線形抵抗素子の故障診断を正確に行なうことが出来る故障判定方法の提供。
【解決手段】 ギャップ付き避雷装置に標準波形のインパルス電圧を印加して、避雷装置の端子間に発生した電圧を測定し、端子間電圧−時間特性を表示させ、正常避雷装置の端子間電圧−時間特性と比較し、特性カーブの相異から故障を診断する方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力設備に用いられる避雷装置、特に、直列ギャップ付き避雷装置における、保守・メンテナンス技術に関する。
従来、ギャップを有する避雷設備として、各々独立した直列ギャップと非線形抵抗素子を併用する避雷設備や、直列ギャップと非線形抵抗素子を兼ね備え、且つそれらを筐体内部に収容し一体化した直列ギャップ付き避雷装置等が用いられているが、特に、各々独立した直列ギャップと非線形抵抗素子を併用する避雷設備の故障診断方法として、電流を測定する手法(例えば下記特許文献1参照)、絶縁抵抗を測定する手法、又は放電開始電圧を測定する手法が存在する。
特開平5−159909号公報
しかし、前記三つの手法のうちの第一の手法にあっては、非線形抵抗素子の両端に電源を接続しなければならず、第二の手法及び第三の手法にあっては、ギャップが健全であった場合に非線形抵抗素子の診断を行なうことができない。
ギャップが健全であっても、非線形抵抗素子が故障している場合や導入当初の性能を有していない場合には、電力設備の信頼度低下を招くことから、この様な直列ギャップ付き避雷装置における、保守・メンテナンスにおいては大きな問題となる。
従来、この様な例において、非線形抵抗素子の診断を含む故障診断を行なうには、解体作業が不可欠であり、多大な労力を要するばかりか、この作業によってそれが正常品であったとしても、再度使用することが出来なくなるという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、ギャップと非線形抵抗素子を直列に接続した避雷装置において、正常品を使用不能とすることなく非線形抵抗素子の故障診断を正確に行なうことが出来る避雷装置の故障診断方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による避雷装置の故障診断方法は、直列ギャップ付き避雷装置に標準波形のインパルス電圧を印加して、避雷装置の端子間に発生した電圧を測定し、端子間電圧−時間特性をグラフ化し、正常避雷装置の端子間電圧−時間特性と比較し、グラフ化により得た特性カーブの相異から故障を診断する方法である。
通過電流−時間特性は、上記端子間電圧−時間特性と比べて正常避雷装置と故障避雷装置の間で大きな差異が見られないことから、通過電流−時間特性による診断は採用しない場合が多い。
しかし、端子間電圧が通過電流に応じて発生することから、同様の通過電流が非線形抵抗素子に流れた事を確認する必要がある。従って、端子間電圧−時間特性を用いた定量的な評価・診断の正確性を期すために補足的診断として用いることとなる。
本発明による避雷装置の故障診断方法は、試料避雷装置、インパルス発生装置、及び電流測定器を直列接続すると共に、前記試料避雷装置の両端子に電圧測定器を並列に接続し、例えば、1.2/50μ秒等の標準波形のインパルス電圧を、直列ギャップの最低放電開始電圧以上の波高値を有し、且つ非線形抵抗素子の定格電流以下、又はJEC等で規定する雷インパルス大電流試験の試験電流波高値以下の通過電流となる様に印加し、それによって得た端子間電圧及び通過電流を数値化し、特性カーブ化して診断に用いるものである。
即ち、インパルス電圧の印加によって得たアース端子とライン端子との間の電圧(以下端子間電圧と記す)、及びその端子間を通過する電流(以下通過電流と記す)を検出するステップと、共通のスケールを用いて、検出した端子間電圧の検出時刻から端子間電圧−時間特性をプロットすると共に、検出した通過電流と検出時刻から通過電流−時間特性をプロットするステップと、当該試料避雷装置固有の端子間電圧−時間特性と、予め保持する正常避雷装置の端子間電圧−時間特性とを対比し、相対的な傾向のズレ、及び端子間電圧の著しい増減、並びに特性の変化を確認し、変化が認められた場合に故障避雷装置と診断するステップを経ることを特徴とする。
即ち、上記故障を診断するステップは、当該試料避雷装置固有の端子間電圧−時間特性と、予め保持する正常避雷装置の端子間電圧−時間特性に設定量以上の差が認められるか否かによって診断を行なう。
診断は、原則として、インパルス電圧印加後に得た端子間電圧−時間特性の特性カーブのなかで相対的に平坦な部分(図3の矢印で示した部分:平坦部)の値、範囲、及び傾斜で診断する。例えば、約33kVでは約30μ秒まで、約9000kVでは約200μ秒まで診断を継続する。平坦部が認められない場合には、診断した時間帯における特性カーブの傾斜から診断する。
尚、共通のスケールとは、同じ目盛り及び尺度を意味する。
インパルス電圧の標準波形は、サンプリング手段及び演算手段の能力が許容する限りにおいて、実用的な診断精度が得られる特性カーブを導けるものであれば良く、1.2/50μ秒に限定されるものではない。
本実施の形態においては、インパルス電圧の電圧値の範囲は、約33kVから約9000kVが望ましい。即ち、下限値(約33kV)は、使用している避雷装置におけるギャップの放電開始電圧であり、上限値(約9000kV)は、使用している避雷装置に採用されている非線形抵抗素子にJECで規定する雷インパルス大電流試験の試験電流波高値(例えば約20kA)相当が流れると予想される電圧である。
また、端子間電圧及び通過電流を数値化し、端子間電圧−時間特性を導く際のサンプリング数、及びプロット数については、実態に即した特性カーブが得られ、且つ実用的な演算速度を得られるものである必要がある。
以上の如く、本発明による避雷装置の故障診断方法によれば、単なる数値の比較のみならず、相対的な傾向のズレ、及び端子間電圧の著しい増減、並びに特性の変化を確認する処理を採用したことから、従来に増して正確な診断結果を得ることができるので、電力設備に用いられる直列ギャップ付き避雷装置の保守・メンテナンスの技術向上及び効率化が図られる。
また、非線形抵抗素子が破壊に至っている避雷装置を発見することにより、電力設備の信頼度維持が図られる。
本発明による避雷装置の故障診断方法に用いる測定回路の一例を示す電気回路図である。 本発明による避雷装置の故障診断方法が用いられる避雷装置の内部等価回路である。 本発明による避雷装置の故障診断方法が用いられる避雷装置のインパルス電圧に対する端子間電圧の一例を示すグラフである。 本発明による避雷装置の故障診断方法が用いられる避雷装置のインパルス電圧に対する通過電流の一例を示すグラフである。
以下、本発明による避雷装置の故障診断方法(以下診断方法と記す)を具体的に説明する。
本発明による故障診断方法は、図2に示す様な単数又は複数の非線形抵抗素子(本実施の形態では酸化亜鉛素子)7dとギャップ7cを直列に接続してなる避雷装置(直列ギャップ付き避雷装置:試料避雷装置7)の診断に用いるものである。
本発明による診断方法は、故障した非線形抵抗素子7dの抵抗値が破壊や閃絡により低下するという性質を利用するものであって、故障した非線形抵抗素子7dの個数及びその程度に応じて端子間電圧Vout及び通過電流Ioutの量及び経時変化の態様が相異することを以って、試料避雷装置7の良否のみならず故障の情況に至るまでを診断するものである。
以下、本発明による診断方法の実施の形態、及びそれに用いる故障診断装置(以下診断装置と記す)の実施の形態を具体的に説明する。
本実施の形態で用いる診断装置8は、前記電圧測定器及び電流測定器、並びにインパルス発生装置の機能を併せて備えるものである。
即ち、当該診断装置8は、インパルス電圧を試料避雷装置7のライン端子7aとアース端子7bの端子間に印加するインパルス電圧ジェネレータ(以下ジェネレータと記す)1と、試料避雷装置7の端子間電圧Voutを検出する電圧測定手段2と、試料避雷装置7の端子間電流(通過電流Iout)を検出する電流測定手段3と、検出した端子間電圧Vout及び通過電流Ioutを共通のスケールでプロットし、端子間電圧−時間特性及び通過電流−時間特性をメモリー上、又は画面上に実現するプロッタ4と、試料避雷装置7と正常避雷装置の端子間電圧−時間特性及び通過電流−時間特性の同じ時刻tにおける格差を導く比較部5と、その比較結果から、試料避雷装置7の評価を出力する診断部6とで構成される(図1参照)。
ジェネレータ1は、試料避雷装置7に、所定のインパルス電圧を印加する(インパルス電圧印加ステップ)。
電圧測定手段2は、試料避雷装置7のライン端子7a及びアース端子7bとジェネレータ1を結ぶ回路に並列に接続し、両端子7a,7bの端子間の電位差のサンプルを採取する(端子間電圧検出ステップ)。
一方、電流測定手段3は、試料避雷装置7のいずれかの端子7a又は7bとジェネレータ1を結ぶ回路に直列に介在し、当該回路を通過する電流量Ioutのサンプルを採取する(通過電流検出ステップ)。
即ち、電圧測定手段2及び電流測定手段3は、試料避雷装置7の端子間に当該インパルス電圧を印加することにより発生した端子間電圧Vout、及びその際に試料避雷装置7を通過した通過電流Ioutを、タイマ9が発するクロックに同期させて検出時刻tと共に端子間電圧データ及び通過電流データとしてサンプリングする。
本実施の形態のプロッタ4は、取得した端子間電圧Vout及び通過電流Ioutのサンプル値を、予め保持している正常避雷装置の端子間電圧Vout及び通過電流Ioutの端子間電圧−時間特性及び通過電流−時間特性と共通のスケール(Vout軸−t軸、Iout軸−t軸)でメモリー上に書き込み、端子間電圧−時間特性及び通過電流−時間特性を実現する(プロットステップ)。
比較部5は、試料避雷装置7の端子間電圧Vout及び通過電流Ioutから、正常避雷装置の端子間電圧Vref及び通過電流Irefを時刻t毎に減じてそれらの減算結果|Vdif|及び|Idif|をメモリーに書き込む(比較ステップ)。当該減算結果が所定の閾値(例えば正常避雷装置の値の約10%)を超えた時を低下開始時とする。
非線形抵抗素子7dの破壊とそれによって端子間電圧Voutに表れる現象として、非線形抵抗素子7dが割れなどで完全短絡した場合には、急激に端子間電圧Voutが低下し、非線形抵抗素子沿面の絶縁が低下したものは、電圧の低下が緩やかとなる傾向がある。
診断部6は、前記減算を、インパルス電圧印加直後から200μ秒間のなかで、印加したインパルス電圧に応じた時間帯のなかで行い、その減算結果|Vdif|及び|Idif|を基に、試料避雷装置7の評価を出力する(診断ステップ)。
本実施の形態の故障診断は、上記傾向を踏まえて、正常避雷装置の端子間電圧−時間特性において200μ秒程度までに現れる比較的平坦な端子間電圧−時間特性(平坦部)に対して、端子間電圧Voutが低下を開始するまでに要する時間の差異(正常避雷装置と比べて減少を開始するタイミングが早い等)によって故障の有無を診断する低下タイミングの診断と、正常避雷装置と比較した試料避雷装置7の端子間電圧Voutの低下幅によって破壊状況を診断する低下量の診断とで総合的に診断を行なうものである。
具体的な故障診断は、以下の基準に照らして行なう。
非線形抵抗素子7dを二個直列に接続した避雷装置の場合は、試料避雷装置7の端子間電圧Voutが正常避雷装置の50%程度に低下し、その後平坦な電圧特性を維持する場合は、非線形抵抗素子7dを2個直列に並んでいるうちのいずれか一つが破壊されていると診断する。
試料避雷装置7の端子間電圧Voutが正常避雷装置の0%近傍に低下し、その後平坦な電圧特性を維持する場合は、二個の非線形抵抗素子7d全てが破壊されていると診断する。
避雷装置には、非線形抵抗素子7dが一個の器材や、三個直列に接続した器材もある。
試料避雷装置7の端子間電圧Voutが正常避雷装置の0%近傍に低下し、その後平坦な電圧特性を維持する場合は、全て(例えば一個のうちの一個や三個のうちの三個)の非線形抵抗素子7dが破壊されていると診断する。
試料避雷装置7の端子間電圧Voutが正常避雷装置の33%近傍に低下し、その後平坦な電圧特性を維持する場合は、三個の非線形抵抗素子7dのうち二個が破壊されていると診断する。
試料避雷装置7の端子間電圧Voutが正常避雷装置の66%近傍に低下し、その後平坦な電圧特性を維持する場合は、三個の非線形抵抗素子7dのうち一個が破壊されていると診断する。
低下幅は小さいが、正常避雷装置と同程度の平坦な特性を示さない場合は、割れなどの物理的破壊には至っていないが、非線形抵抗素子沿面の絶縁が著しく劣化し、非線形抵抗素子沿面にアーク電流が流れたと診断する。
この様な劣化の場合は、インパルス電圧の印加から端子間電圧Voutが著しく低下を開始するに至る時間が10%程度以上短く、端子間電圧Voutの低下幅が正常避雷装置と比較して10%程度以上大きい場合を目安とする(図3の故障例3参照)。
図3に示す測定結果は、1.2/50μ秒、120kV程度のインパルス電圧印加時(図3の10μ秒経過時)における非線形抵抗素子を二個直列に接続した正常避雷装置と、三つの故障例の端子電圧−時間特性を示したものである。
当該測定結果では、インパルス電圧印加後約0μ秒から約70μ秒にかけて平坦部を有する。
以下、本実施例について上記故障診断基準に照らし、t=10μ秒〜100μ秒におけるその減算結果より、電圧低下の傾向を推認し、試料避雷装置7の状態を診断する。
故障例1は、印加後50μ秒経過までに一気に端子間電圧Voutが0kV近傍にまで低下しているので、2個直列に並んでいる非線形抵抗素子7dの両方が割れたものであると診断できる。
故障例2は、印加後50μ秒経過までに一気に端子間電圧Voutが低下しているものの、その低下量は、故障例1の半分程度である。よって、この傾向から、片方が割れたものであると診断できる。
故障例3は、印加後50μ秒経過時における端子間電圧Voutは正常避雷装置よりも低いものの、その低下量は、故障例1及び故障例2と比較して少ないことから、その低下は緩やかであると推認できる。よって、この傾向から、両方もしくは片方にクラックなどが生じたことにより非線形抵抗素子沿面の絶縁が低下したものであると診断できる。
1 インパルス電圧ジェネレータ,
2 電圧測定手段,3 電流測定手段,4 プロッタ,
5 比較部,6 診断部,
7 試料避雷装置,
7a ライン端子,7b アース端子,7c ギャップ,7d 非線形抵抗素子,
8 診断装置,9 タイマ,

Claims (2)

  1. 試料避雷装置の端子間に直列ギャップの放電開始電圧以上のインパルス電圧を印加し電流を流入させるステップと、
    インパルス電圧の印加によって得た試料避雷装置の端子間電圧を検出するステップと、
    共通のスケールを用いて、検出した端子間電圧と、当該端子間電圧の検出時刻から端子間電圧−時間特性をプロットするステップと、
    当該試料避雷装置固有の端子間電圧−時間特性と、予め保持する正常避雷装置の端子間電圧−時間特性を対比し、
    相対的な傾向のズレ、及び端子間電圧の著しい増減、並びに特性の変化を確認し、変化が認められた場合に故障避雷装置と診断するステップを経ると共に、
    試料避雷装置を診断するステップでは、正常避雷装置の端子間電圧−時間特性においてインパルス電圧の印加から約200μ秒経過までに現れる平坦部と比較し、試料避雷装置の端子間電圧が低下を開始する時刻と、正常避雷装置と比較した試料避雷装置の端子間電圧の低下量により、故障した非線形抵抗素子の数と、故障の態様を診断することを特徴とする避雷装置の故障診断方法。
  2. 直列ギャップの放電開始電圧以上のインパルス電圧を試料避雷装置のライン端子とアース端子の端子間に印加し電流を流入させるインパルス電圧ジェネレータ(1)と、試料避雷装置の端子間電圧を検出する電圧測定手段(2)と、検出した端子間電圧を共通のスケールでプロットし、端子間電圧−時間特性をメモリー上に実現するプロッタ(4)と、試料避雷装置と正常避雷装置の端子間電圧−時間特性の同じ時刻における格差を導く比較部(5)と、その比較結果から、試料避雷装置の評価を出力する診断部(6)とで構成され、
    前記診断部(6)は、正常避雷装置の端子間電圧−時間特性においてインパルス電圧の印加から約200μ秒経過までに現れる平坦部と比較し、試料避雷装置の端子間電圧が低下を開始する時刻と、正常避雷装置と比較した試料避雷装置の端子間電圧の低下量により、故障した非線形抵抗素子の数と、故障の態様を診断することを特徴とする避雷装置の故障診断装置。
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