JP2012003886A - 真空遮断器 - Google Patents

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Kenji Kato
健二 加藤
Kenichi Seto
謙一 瀬戸
Mitsuhiko Matsui
光彦 松井
Tsuneaki Kitamura
常明 北村
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Abstract

【課題】主回路部を支持固定する側面固定板と、操作機構を固定する操作機構固定板とを強固に固定する。
【解決手段】真空バルブ3を有する主回路部1aと、主回路部1aを支持固定する側面固定板9と、真空バルブ3を開閉操作する操作機構13と、操作機構13を固定するとともに、側面固定板9に固定される操作機構固定板10とを備えた真空遮断器であって、側面固定板9にボルト11が貫通する貫通孔と嵌合孔とを設け、操作機構固定板10の端部にボルト11を螺合するねじ孔と嵌合孔に嵌め込まれる突出部材12とを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、操作機構の機械的強度を向上し得る真空遮断器に関する。
従来、接離自在の一対の接点を有する真空バルブをエポキシ樹脂でモールドし、電磁アクチュエータのような操作機構で開閉操作する真空遮断器が知られている。この種の真空遮断器は、真空バルブの軸方向と操作機構の軸方向とが直交しており、それぞれが別々の固定板に固定されている。これらの固定板の相互は、ボルトで固定され、操作機構の筐体が一体化されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−259710号公報 (図1)
上記の従来の真空遮断器においては、次のような問題がある。
真空バルブと操作機構とを別々の固定板に固定し、相互をボルトで固定しているものでは、開閉に伴って固定部分に緩みが生じることがある。更に、真空バルブと操作機構との操作力の方向が直交など変換されるものでは、固定板自身や固定部分に過度な応力が加わることがあり、固定板が歪むことがある。固定部分が緩んだり、固定板が歪んだりすると、所定の操作力を伝達することが困難となり、真空遮断器の開閉特性を低下させることになる。
なお、固定板の板厚を厚くしたり、固定部分に強固な補強部材を設けたりし、機械的強度の向上を図ることができるが、全体形状が大型化し、重量物となる。このため、このような手法を用いず、機械的強度を向上し得るものが望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、操作機構を構成する固定板相互間を固定している固定部分の機械的強度を向上させ、所定の開閉特性が得られる真空遮断器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空遮断器は、真空バルブを有する主回路部と、前記主回路部を支持固定する側面固定板と、前記真空バルブを開閉操作する操作機構と、前記操作機構を固定するとともに、前記側面固定板に固定される操作機構固定板とを備えた真空遮断器であって、前記側面固定板にボルトが貫通する貫通孔と嵌合孔とを設け、前記操作機構固定板に前記ボルトを螺合するねじ孔と前記嵌合孔に嵌め込まれる突出部材とを設けたことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側面図。 本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図。 本発明の実施例2に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図。 本発明の実施例3に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図。 本発明の実施例4に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図。 本発明の実施例5に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空遮断器を図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す側面図、図2は、本発明の実施例1に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図である。
図1に示すように、真空遮断器は、主回路を開閉する主回路部1aと、主回路部1aを開閉操作する操作機構部1bとに分かれて構成されている。
主回路部1aには、接離自在の一対の接点2を有する真空バルブ3が設けられている。真空バルブ3の外周には、エポキシ樹脂のような絶縁材料をモールドして形成した絶縁層4が設けられており、図示下部に設けられた開口部5側がベース板6に固定されている。開口部5内には、真空バルブ3の軸方向に連結された図示上下方向に移動自在の絶縁操作ロッド7が設けられている。8は、可動側の主回路導体である。
操作機構部1bには、ベース板6の両端に、それぞれL字状の側面固定板9が固定されている。側面固定板9は、ベース板6を介して主回路部1bを支持固定するものとなる。側面固定板9間には、操作機構固定板10が設けられ、両端がそれぞれボルト11で固定されている。また、後述する突出部材12が嵌め込まれている。
操作機構固定板10の中間部には、電磁アクチュエータのような操作機構13がボルト14で固定されている。操作機構13の第1の可動軸15は、図示左右方向に移動自在であり、三角状の方向変換リンク16の一方端に連結されている。他方端には、第1の可動軸15の軸方向に対して直交方向に配置され、図示上下方向に移動自在の第2の可動軸17が連結されている。方向変換リンク16は、操作機構固定板10に固定されたピン18を支点に回動自在となっている。
第2の可動軸17には、軸方向の移動のずれを吸収する連結リンク19を介して主軸20が連結されている。主軸20には、三相分のワイプばね21を介して各相の絶縁操作ロッド7が連結されている。ベース板6と主軸20間の二個所には、開路ばね22が設けられている。
次に、側面固定板9と操作機構固定板10の固定方法を図2を参照して説明する。なお、図2は、一方端の固定部分を示している。
図2に示すように、側面固定板9には、ボルト11が貫通する二つの貫通孔23と、突出部材12が嵌め込まれる四角状の嵌合孔24とが設けられている。嵌合孔24は、一つ以上とし、ここでは二つ設けている。
操作機構固定板10は、機械的強度を増すため、各辺がL字状に折り曲げられている。長手方向の折り曲げられた端面部10aには、それぞれの貫通孔23に対向し、ボルト11が螺合されるねじ穴25が設けられている。また、嵌合孔24に対向し、断面四角状の突出部材12が溶接などで固定されている。突出部材12の外形状は、嵌合孔24の内形状よりも僅かに小さい形状となっている。なお、操作機構固定板10の板厚がねじ穴25を設けられる程度の場合には、端部を折り曲げる必要はない。
これにより、突出部材12を嵌合孔24に嵌め込み、ボルト11を締め付けることで、側面固定板9と操作機構固定板10とを強固に固定することができる。即ち、従来のようなボルト11だけで固定するものに対し、突出部材12を嵌合孔24に嵌め込んでいるので、複数個所で側面固定板9と操作機構固定板10とを固定することができる。特に、方向変換リンク16で可動軸15、17の移動方向を変換しているものでは、側面固定板9と操作機構固定板10とに過度な応力が加わる。しかしながら、固定部分の応力を複数個所で分散させているので、歪みや緩みの生じ難いものにすることができる。
また、側面固定板9や操作機構固定板10の板厚を所定以上に厚くする必要がなく、操作機構部1bを小型化、軽量化することができる。そして、操作機構13から真空バルブ3まで、所定の操作力をロスなく伝達することができ、真空遮断器の開閉特性を向上させることができる。
上記実施例1の真空遮断器によれば、主回路部1aを支持固定する側面固定板9と、操作機構13を固定する操作機構固定板10とを、ボルト11のほかに突出部材12を嵌合孔24に嵌め込んで固定しているので、複数個所での固定となり、操作機構13筐体の固定部分の機械的強度を向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空遮断器を図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、突出部材の形状である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、突出部材12の先端であって、四角状の少なくとも一辺に僅かな深さの溝部26を設けている。
上記実施例2の真空遮断器によれば、実施例1による効果のほかに、突出部材12先端を、嵌合孔24を貫通する程度まで嵌め込むと、溝部26が嵌合孔24端部に引っ掛かって仮止めすることができ、組立作業を容易とすることができる。
ここで、突出部材12先端に設けた溝部26を、嵌合孔24端部に引っ掛かる係止部と称する。
次に、本発明の実施例3に係る真空遮断器を図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例3に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図である。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、突出部材の形状である。図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、突出部材12の先端の一辺に僅かな高さの鉤部27を設けている。
上記実施例3の真空遮断器によれば、実施例1による効果のほかに、実施例2と同様に、鉤部27で仮止めすることができ、組立作業を容易とすることができる。
ここで、突出部材12先端に設けた鉤部27を、嵌合孔24端部に引っ掛かる係止部と称する。
次に、本発明の実施例4に係る真空遮断器を図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施例4に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図である。なお、この実施例4が実施例1と異なる点は、突出部材と嵌合孔の形状である。図5において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、突出部材12には、補強板28を設けている。また、嵌合孔24には、補強板28が嵌め込まれる貫通部29が設けられている。
上記実施例4の真空遮断器によれば、実施例1による効果のほかに、突出部材12の機械的強度を向上させることができる。
次に、本発明の実施例5に係る真空遮断器を図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施例5に係る真空遮断器の構成を示す要部拡大斜視図である。なお、この実施例5が実施例1と異なる点は、突出部材の形状である。図6において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、突出部材12には、先端よりも底部の断面積が大きくなるようなテーパが設けられている。
上記実施例5の真空遮断器によれば、実施例1による効果のほかに、突出部材12を嵌合孔24に嵌め込むことにより、僅かな隙間もなくなり、より強固に固定することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。上記実施例では、突出部材12と嵌合孔24の形状をそれぞれ四角状で説明したが、これらを多角状、丸状、楕円状などにすることができる。
以上述べたような実施例は、主回路部1aを支持固定する側面固定板9と、操作機構13を固定する操作機構固定板10とを、ボルト11を含めた突出部材12を用いた複数個所で固定しているので、操作機構13筐体の固定部分の機械的強度を向上させることができる。
以上において幾つかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、単に例として示したもので、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。実際、ここにおいて述べた新規な装置は、種々の他の形態に具体化されてもよいし、さらに、本発明の主旨またはスピリットから逸脱することなく、ここにおいて述べた装置の形態における種々の省略、置き換えおよび変更を行ってもよい。付随する請求項およびそれらの均等物は、本発明の範囲および主旨またはスピリットに入るようにそのような形態若しくは変形を含むことを意図している。
1a 主回路部
1b 操作機構部
2 接点
3 真空バルブ
4 絶縁層
5 開口部
6 ベース板
7 絶縁操作ロッド
8 主回路導体
9 側面固定板
10 操作機構固定板
10a 端面部
11、14 ボルト
12 突出部材
13 操作機構
15、17 可動軸
16 方向変換リンク
18 ピン
19 連結リンク
20 主軸
21 ワイプばね
22 開路ばね
23 貫通孔
24 嵌合孔
25 ねじ穴
26 溝部
27 鉤部
28 補強板
29 貫通部

Claims (5)

  1. 真空バルブを有する主回路部と、
    前記主回路部を支持固定する側面固定板と、
    前記真空バルブを開閉操作する操作機構と、
    前記操作機構を固定するとともに、前記側面固定板に固定される操作機構固定板とを備えた真空遮断器であって、
    前記側面固定板にボルトが貫通する貫通孔と嵌合孔とを設け、
    前記操作機構固定板に前記ボルトを螺合するねじ孔と前記嵌合孔に嵌め込まれる突出部材とを設けたことを特徴とする真空遮断器。
  2. 前記操作機構の第1の可動軸と前記真空バルブに連結された第2の可動軸との移動方向が前記操作機構固定板に設けられた方向変換リンクで変換されることを特徴とする請求項1に記載の真空遮断器。
  3. 前記突出部材の先端に前記嵌合孔端部に引っ掛かる係止部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空遮断器。
  4. 前記突出部材に補強板を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の真空遮断器。
  5. 前記突出部材に先端よりも底部の断面積が大きくなるようなテーパを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の真空遮断器。
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