JP2012002854A - 画像除去装置及び画像形成除去システム - Google Patents

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Abstract

【課題】剥離部材とクリーニング部材を摺動させる際の負荷の変化を抑制することが可能な画像除去装置及び画像除去装置を有する画像形成除去システムを提供する。
【解決手段】画像除去装置は、熱可塑性画像形成物質をリユーザブル被記録材から剥離ローラ102に熱転写する剥離手段と、クリーニングローラ105を加熱しながら、剥離ローラ102と摺動させることにより、クリーニングローラ105に転移させ、クリーニングローラ105に転移した熱可塑性画像形成物質を、クリーニングブレードにより掻き取るクリーニング手段を有し、剥離ローラ102とクリーニングローラ105を摺動させる際の軸間距離を調整する軸間距離調整機構131と、クリーニングローラ105の摺動負荷検知部による検知負荷に応じて、軸間距離調整機構131が剥離ローラ102とクリーニングローラ105の間の軸間距離を調整するように制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像除去装置及び画像形成除去システムに関する。
近年、電子写真法、インクジェット記録法が用いられているプリンタ、アナログ複写機、デジタル複写機、印刷機等の画像形成装置が普及している。このような画像形成装置を用いて画像が形成される被記録材として、一般に用いられている紙は、再生可能な木材パルプを原料としている。
しかしながら、紙を製造するために、木材からパルプを抽出する工程、抄紙した紙を乾燥する工程で、多くのエネルギーが消費される。このような紙を製造する工程の一部では、木材からバルプを抽出した残渣である黒液等のバイオマス由来の燃料が使用されているが、全工程では、多量の化石燃料が使用されているのが現状である。
化石燃料を使用することにより発生する二酸化炭素は、地球の温暖化を生じる原因物質とされていることに加え、化石燃料の枯渇を防ぐことからも、紙の使用量を低減することが望まれている。また、紙の消費量を低減することにより、森林を保護して、生態系を維持し、地球環境の悪化を防止することも重要な社会的な課題である。さらに、紙には、一般に、燃焼、腐敗しない無機成分が添加されているため、紙が廃棄されると、一定の割合で埋め立てが必要な廃棄物が発生する。
このため、熱可塑性画像形成物質を用いて、リユーザブル被記録材に画像を形成した後、熱可塑性画像形成物質を剥離部材に熱転写して剥離することにより画像を除去することにより、リユーザブル被記録材を繰り返し使用する方法が知られている。
特許文献1には、被記録材上に形成された熱可塑性を有する画像形成物質を、被記録材とローラ形状剥離部材を重ね合わせて画像形成物質が加熱された状態で加圧して画像形成物質をローラ形状剥離部材に接着させた後、被記録材をローラ形状剥離部材から分離することにより被記録材上の画像形成物質をローラ形状剥離部材に転写して除去する画像除去装置が開示されている。この画像形成装置は、画像形成物質に対して接着性を示す材料で表面が構成された転移クリーニングローラをローラ形状剥離部材と連れ回りさせず、ローラ形状剥離部材と加圧・接触・摺動するように駆動・搬送して、被記録材からローラ形状剥離部材に転写された画像形成物質を、一旦、転移クリーニングローラに転移させる。
しかしながら、被記録材からローラ形状剥離部材に転写された画像形成物質の種類や量により、剥離部材と転移クリーニングローラを摺動させる際の負荷が変化するという問題がある。
本発明は、上記従来技術が有する問題に鑑み、剥離部材とクリーニング部材を摺動させる際の負荷の変化を抑制することが可能な画像除去装置及び該画像除去装置を有する画像形成除去システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被記録材に形成されている熱可塑性画像形成物質からなる画像を除去する装置であって、剥離部材を回転させながら、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写することにより剥離する剥離手段と、クリーニング部材を加熱すると共に回転させながら、前記剥離部材と摺動させることにより、該剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質を該クリーニング部材に転移させ、該クリーニング部材に転移した熱可塑性画像形成物質を、クリーニングブレードを該クリーニング部材に接触させることにより掻き取るクリーニング手段と、前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を調整する加圧力調整機構と、前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の負荷を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した負荷に応じて、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を調整するように制御する制御手段を有し、前記剥離部材及び前記クリーニング部材は、それぞれ独立に、ローラ又はエンドレスベルトであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像除去装置において、前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を減少させるように制御し、前記負荷が所定値以下である場合に、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を増大させるように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、被記録材に形成されている熱可塑性画像形成物質からなる画像を除去する装置であって、剥離部材を回転させながら、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写することにより剥離する剥離手段と、クリーニング部材を加熱すると共に回転させながら、前記剥離部材と摺動させることにより、該剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質を該クリーニング部材に転移させ、該クリーニング部材に転移した熱可塑性画像形成物質を、クリーニングブレードを該クリーニング部材に接触させることにより掻き取るクリーニング手段と、前記クリーニング部材の温度を調整する温度調整機構と、前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の負荷を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した負荷に応じて、前記温度調整機構が前記クリーニング部材の温度を調整するように制御する制御手段を有し、前記剥離部材及び前記クリーニング部材は、それぞれ独立に、ローラ又はエンドレスベルトであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像除去装置において、前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記温度調整機構が前記クリーニング部材の温度を増大させるように制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は4に記載の画像除去装置において、前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写しないように制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像除去装置において、前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記剥離部材の周速に対する前記クリーニング部材の周速の比を増加させるように制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、画像形成除去システムにおいて、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像除去装置と、前記被記録材に前記画像を形成する画像形成装置を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成除去システムにおいて、前記被記録材は、前記画像除去装置により画像を除去できることを示す識別情報が付与されており、前記画像形成装置は、前記識別情報を検知する第一の検知手段を有し、前記画像除去装置は、前記識別情報を検知する第二の検知手段をさらに有し、前記第一の検知手段が前記識別情報を検知した時のみに、前記被記録材に前記画像を形成するように前記画像形成装置を制御すると共に、前記第二の検知手段が前記識別情報を検知した時のみに、前記画像が形成された被記録材から前記画像を除去するように前記画像除去装置を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成除去システムにおいて、前記被記録材は、前記画像除去装置により画像を除去できることを示す第一の識別情報が付与されており、前記画像形成装置は、前記第一の識別情報を検知する第一の検知手段を有すると共に、前記被記録材に前記画像を形成すると共に、第二の識別情報を付与し、前記画像除去装置は、前記第二の識別情報を検知する第二の検知手段をさらに有し、前記第一の検知手段が前記第一の識別情報を検知した時のみに、前記被記録材に前記画像を形成するように前記画像形成装置を制御すると共に、前記第二の検知手段が前記第二の識別情報を検知した時のみに、前記画像が形成された被記録材から前記画像を除去するように前記画像除去装置を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、剥離部材とクリーニング部材を摺動させる際の負荷の変化を抑制することが可能な画像除去装置及び該画像除去装置を有する画像形成除去システムを提供することができる。
本発明の画像除去装置の一例を示す図である。 剥離ローラからリユーザブル被記録材を分離する方法を示す図である。 図1の画像除去装置に設置されている制御部を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の部分拡大図である。 軸間距離調整機構の一例を示す図である。 図1のクリーニングローラ及びクリーニングブレードを示す断面図である。 図1の剥離ローラをクリーニングする制御の一例を示すフローチャートである。 図7の剥離ローラをクリーニングする制御の変形例を示すフローチャートである。 本発明の画像形成除去システムの一例を示す図である。 本発明の画像形成除去システムの他の例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
図1に、本発明の画像除去装置の一例を示す。画像除去装置100には、加熱加圧ローラ101と、加熱加圧ローラ101と対向する、剥離ローラ102及びガイド板103が設置されている。加熱加圧ローラ101は、バネ等の付勢部材(不図示)を用いて、片側当たり20〜200N程度の圧力を両端部に印加することにより、剥離ローラ102に付勢されており、ニップが形成されている。このとき、剥離ローラ102は、両端部が軸受け(不図示)で保持されており、軸受けの一方に設置されたギア(不図示)に、駆動モータ(不図示)から駆動力が伝達されることにより、回転する。熱可塑性画像形成物質からなる画像が形成されているリユーザブル被記録材Rは、ニップに搬送されると、加熱加圧され、軟化した熱可塑性画像形成物質を介して、剥離ローラ102に接着する。次に、剥離ローラ102に接着されたリユーザブル被記録材Rは、剥離ローラ102とガイド板103が交差する位置Aにおいて、両側部の角度が変えられた後、分離板104により分離される(図2参照)。その結果、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を剥離ローラ102に熱転写することにより剥離することができる。
また、画像除去装置100には、剥離ローラ102と摺動して、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質が転移されるクリーニングローラ105、クリーニングローラ105に転移された熱可塑性画像形成物質を掻き取るクリーニングブレード106及びクリーニングブレード106により掻き取られた熱可塑性画像形成物質が回収される回収容器107が設置されている。このとき、剥離ローラ102とクリーニングローラ105の間の軸間距離を調整する軸間距離調整機構により、クリーニングローラ105が剥離ローラ102に付勢されており、ニップが形成されている。また、クリーニングローラ105は、両端部が軸受け(不図示)で保持されており、軸受けの一方に設置されたギア(不図示)に、駆動モータ(不図示)から駆動力が伝達されることにより、回転する。さらに、クリーニングローラ105の回転軸は、剥離ローラ102の回転軸に対して略平行である。また、クリーニングブレード106は、バネ等の付勢部材を用いて、5〜20N程度の圧力を印加することにより、クリーニングローラ105に付勢されている。
一方、画像除去装置100には、リユーザブル被記録材Rが収納されるトレー108R、トレー108R内に収納されたリユーザブル被記録材Rを一枚ずつ供給するローラ109R、ローラ109Rにより供給されたリユーザブル被記録材Rを搬送するローラ対110Rが設置されている。
また、画像除去装置100には、後述するリユーザブル被記録材Rの識別情報を検知するセンサ111及びCPU、ROM、RAM等を有する制御部121(図3参照)が設置されている。制御部121は、リユーザブル被記録材Rを搬送する動作を制御する搬送制御部121a、リユーザブル被記録材Rから熱可塑性画像形成物質を剥離する動作を制御する剥離制御部121b及び剥離ローラ102をクリーニングする動作を制御するクリーニング制御部121cを有する。
センサ111がリユーザブル被記録材Rの識別情報を検知すると、搬送制御部121aは、リユーザブル被記録材Rであると判断し、加熱加圧ローラ101と剥離ローラ102の間にリユーザブル被記録材Rを搬送するように制御する。一方、センサ111がリユーザブル被記録材Rの識別情報を検知しないと、搬送制御部121aは、リユーザブル被記録材Rでないと判断し、被記録材をトレー112に搬送するように制御する。
さらに、画像除去装置100には、熱可塑性画像形成物質が剥離されたリユーザブル被記録材Rを排出するローラ対113及びリユーザブル被記録材Rが排出されるトレー114が設置されている。
熱可塑性画像形成物質としては、特に限定されないが、電子写真法等で用いられる画像形成物質が挙げられる。このような画像形成物質は、熱可塑性樹脂を50〜98質量%、着色剤を1〜15質量%、離型剤を1〜10質量%含むことが好ましい。また、離型剤は、融点が60〜110℃であることが好ましい。
リユーザブル被記録材Rは、基材の表面に、熱可塑性画像形成物質との定着性を低下させる物質が付与されている被記録材である。
基材としては、紙、合成紙、樹脂フィルム等が挙げられるが、耐熱性が高いことから、紙が好ましい。
熱可塑性画像形成物質との定着性を低下させる物質としては、シリコーン樹脂、シランカップリング剤、フッ素樹脂、オレフィン樹脂、界面活性剤、サイズ剤、離型剤等が挙げられるが、オレフィン−無水マレイン酸共重合体が好ましい。このとき、オレフィン−無水マレイン酸共重合体の剥離部材や被記録材の内部へ移行を防止し、被記録材を繰り返し使用できることから、オレフィンは、炭素数が10〜20のα位に二重結合を有するオレフィンが好ましい。
リユーザブル被記録材Rとしては、特に限定されないが、シリコーン化合物が表面に付与された被記録材(特開平9−204060号公報、特開平9−204061号公報参照)、界面活性剤が表面に付与された被記録材(特開平10−74025号公報参照)、直鎖または分岐したアルキル基またはアルケニル基を有する化合物が表面に付与された被記録材(特開2005−234162号公報)、オレフィン−無水マレイン酸共重合体が表面に付与された被記録材(特開2006−78618号公報)等が挙げられる。
なお、基材として、紙を用いる場合は、ベック平滑度計による平滑度が90秒以上とすることが好ましい。リユーザブル被記録材Rの表面の凹凸を小さくするためには、基材の表面に、白色顔料と樹脂を含む目止め層を形成してもよい。白色顔料としては、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム等が挙げられる。また、樹脂としては、スチレン−ブタジエン重合体、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、でんぷん、ポリ酢酸ビニル、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、アラビアゴム等が挙げられる。なお、目止め層は、熱可塑性画像形成物質との定着性を低下させる物質をさらに含んでもよい。
なお、リユーザブル被記録材Rは、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報として、切り欠き、穴等の形状、バーコード等の画像が付与されており、識別情報は、画像除去装置100により消去されない。
加熱加圧ローラ101は、図4に示すように、円筒状の基材101a上に、離型層101bが形成されており、ヒータ101cが内蔵されている。さらに、加熱加圧ローラ101には、接触式又は非接触式の温度センサ(不図示)が設置されており、表面の温度が制御される。なお、熱可塑性画像形成物質の熱特性にもよるが、加熱加圧ローラ101の表面の温度は、通常、80〜180℃であり、90〜150℃が好ましい。これにより、ニップにおいて、熱可塑性画像形成物質を65〜130℃に加熱することができる。
基材101aを構成する材料としては、特に限定されないが、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。
離型層101bを構成する材料としては、熱可塑性画像形成物質等の付着を防止することが可能であれば、特に限定されないが、PTFE、PFA等のフッ素樹脂が挙げられる。
離型層101bを形成する方法としては、特に限定されないが、フッ素樹脂を含む塗布液を塗布又は含浸する方法等が挙げられる。
ヒータ101cとしては、特に限定されないが、ハロゲンランプ、赤外線ランプ、IHヒータ等が挙げられる。
剥離ローラ102は、図4に示すように、円筒状の基材102a上に、弾性体層102b及び樹脂層102cが順次積層されている。剥離ローラ102の直径は、通常、30〜50mm程度である。
基材102aを構成する材料としては、特に限定されないが、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。
弾性体層102bを構成する材料としては、特に限定されないが、ゴム硬度が20°〜60°のシリコーンゴム、シリコーンゴムの発泡体等の耐熱性ゴムが挙げられる。弾性体層102bの厚さは、通常、1〜10mm程度であり、加熱加圧ローラ101との間に、1〜10mm程度のニップを形成することができる。
樹脂層102cを構成する材料としては、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を熱転写する際に、熱可塑性画像形成物質を接着することが可能であれば、特に限定されないが、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン等の耐熱性樹脂が挙げられる。樹脂層102cの厚さは、通常、20〜100μm程度である。
なお、剥離ローラ102の代わりに、エンドレスベルトを用いてもよい。
また、ガイド板103及び分離板104を設置する代わりに、バネ等の付勢部材を用いて、分離板や分離爪を剥離ローラ102に接触させてもよい。
クリーニングローラ105は、図4に示すように、円筒状の基材105aに、ヒータ105bが内蔵されている。さらに、クリーニングローラ105には、接触式又は非接触式の温度センサ(不図示)が設置されており、表面の温度が制御される。
クリーニングローラ105の表面の温度は、熱可塑性画像形成物質の熱特性にもよるが、通常、剥離ローラ102の表面の温度よりも10〜40℃程度高い。クリーニングローラ105の表面の温度が高い方が熱可塑性画像形成物質の流動性が高まり、摺動負荷は小さくなるため、好ましい。しかしながら、クリーニングローラ105の表面の温度が高すぎると、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質の凝集破壊が発生しやすくなって、剥離ローラ102に熱可塑性画像形成物質が残留することがある。一方、クリーニングローラ105の表面の温度が低すぎると、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質が十分に軟化せず、クリーニングローラ105に転移しにくくなることがある。
画像除去装置100は、図5に示すように、軸間距離調整機構131により、クリーニングローラ105を移動させることにより、剥離ローラ102との間の軸間距離を調整する。軸間距離調整機構131は、クリーニングローラ105の両端部が保持されている軸受け(不図示)を有し、ネジ穴(不図示)が形成されている保持部材131a、保持部材131aのネジ穴に対応する送りネジ131b、送りネジ131bに固定されているギア131c、駆動モータ131d、駆動モータ131dのモータ軸に固定されているギア131eを有する。このとき、送りネジ131bは、駆動モータ131dから、ギア131e及び131cを介して、駆動力が伝達されることにより、回転する。その結果、保持部材131a及び保持部材131aにより保持されているクリーニングローラ105が、図中、上下に移動し、剥離ローラ102とクリーニングローラ105の間の軸間距離が調整される。
剥離ローラ102とクリーニングローラ105が接している状態からの軸間距離の変化量Δdは、弾性層102bのゴム硬度や厚さにもよるが、通常、0.1〜1.0mm程度である。Δdが大きすぎると、ニップ圧及びニップ幅が大きくなり、クリーニングローラ105を剥離ローラ102と摺動させるトルクが大きくなることに加え、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質がクリーニングローラ105に転移しにくくなることがある。一方、Δdが小さすぎると、ニップ圧及びニップ幅が小さくなり、摺動負荷が小さくなるものの、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質をクリーニングローラ105に転移させにくくなることがある。
なお、図5において、保持部材131aの代わりに、クリーニングローラ105の一端部が保持されている軸受け(不図示)を有し、ネジ穴(不図示)が形成されている保持部材を2個設置して、各保持部材に対して、送りネジ、送りネジに固定されているギア、駆動モータ、駆動モータのモータ軸に固定されているギアを設置してもよい。
また、ギア131c及び131eを介さずに、送りネジ131bを駆動モータ131dのモータ軸に固定してもよい。
さらに、保持部材131aを電動シリンダに固定してもよい。
クリーニングローラ105の周速は、剥離ローラ102の周速よりも大きいが、剥離ローラ102の周速の2〜6倍であることが好ましい。これにより、剥離ローラ102から熱可塑性画像形成物質を転移する速度を大きくすることができる。このとき、糸曳き現象の発生を抑制するために、クリーニングローラ105が回転する向きは、剥離ローラ102が回転する向きに対して、逆向きであることが好ましい。
基材105aを構成する材料としては、剥離ローラ102に熱転写された熱可塑性画像形成物質を転移させる際に、熱可塑性画像形成物質を接着することが可能であれば、特に限定されないが、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属;セラミックス等が挙げられる。このとき、アルミニウムは、耐久性を向上させるために、アルマイト処理等の表面処理がされていることが好ましい。
ヒータ105bとしては、特に限定されないが、ハロゲンランプ、赤外線ランプ、IHヒータ等が挙げられる。
なお、クリーニングローラ105の代わりに、エンドレスベルトを用いてもよい。
クリーニングブレード106は、図6に示すように、クリーニングローラ105の回転軸に対して略平行な方向にクリーニングローラ105と接触している。このとき、クリーニングブレード106は、保持部材(不図示)により保持されており、クリーニングブレード106を保持する保持部材は、保持部材131aに固定されている。このとき、クリーニングブレード106を保持する保持部材は、保持部材121aと一体化されていてもよい。
クリーニングブレード106の先端Bの角度αは、30°〜90°であることが好ましい。αが小さすぎると、クリーニングブレード106の強度が不十分となることがある。一方、αが大きすぎると、クリーニングローラ105に転移された熱可塑性画像形成物質を十分に掻き取れないことがある。
また、クリーニングローラ105の回転軸及びクリーニングブレード106の先端Bを含む平面と、クリーニングブレード106の熱可塑性画像形成物質を掻き取る側の面のなす角βは、クリーニングローラ105が回転する向きを正とすると、通常、−45°〜45°である。βが小さすぎる、即ち、負の絶対値が大きすぎると、熱可塑性画像形成物質を掻き取ることが困難になることがあり、大きすぎる、即ち、正の絶対値が大きすぎると、αを小さくしなければならないため、クリーニングブレード106の強度が不十分となることがある。
なお、クリーニングブレード106に、セラミックヒータ、ラバーヒータ等のヒータを設けて、クリーニングブレード106を120〜170℃に加熱してもよい。
クリーニングブレード106を構成する材料としては、耐熱性材料であれば、特に限定されないが、アルミニウム、ステンレス等の金属、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレート、フッ素樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂等の耐熱性樹脂等が挙げられる。このとき、耐熱性樹脂にガラス繊維を添加すると、熱膨張係数を小さくすることができる。これにより、クリーニングローラ105と接触する先端の熱膨張を抑制することができる。
また、クリーニングブレード106は、金属と耐熱性樹脂から構成されていてもよく、例えば、クリーニングローラ105と接触する側の先端部が耐熱性樹脂で構成されていて、先端部以外の部分が金属で構成されていてもよい。
クリーニングブレード106は、先端を含む領域に、離型層が形成されていることが好ましい。離型層を構成する材料としては、熱可塑性画像形成物質の固着を抑制することが可能であれば、特に限定されないが、PTFE、PFA等のフッ素樹脂が挙げられる。
離型層を形成する方法としては、特に限定されないが、フッ素樹脂を含む塗布液を塗布又は含浸する方法等が挙げられる。
画像除去装置100は、剥離ローラ102とクリーニングローラ105を摺動させる際のクリーニングローラ105の摺動負荷を検知する摺動負荷検知部(不図示)が設置されている。
なお、クリーニングローラ105の摺動負荷を検知する摺動負荷検知部を設置する代わりに、剥離ローラ102の摺動負荷を検知する摺動負荷検知部を設置してもよい。また、クリーニングローラ105の摺動負荷を検知する摺動負荷検知部を設置すると共に、剥離ローラ102の摺動負荷を検知する摺動負荷検知部を設置してもよい。
クリーニングローラ105を回転させる駆動モータとして、直流モータを用いる場合、摺動負荷検知部としては、直流モータの電流値を検知するセンサを用いることができる。また、クリーニングローラ105を回転させる駆動モータとして、モータエンコーダ等の位置検出センサを備えるステッピングモータを用いる場合、摺動負荷検知部は、モータドライバ等で検出した電流値等を指令値に変換して、指令値に対する実際の位置の遅れを検知することができる。
図7に、剥離ローラ102をクリーニングする制御の一例を示す。
まず、クリーニング制御部121cは、軸間距離の変化量Δdが初期値に設定されるように軸間距離調整機構131を制御する(S11)。次に、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内であるかどうかを判定する(S12)。
クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内である場合、クリーニング制御部121cは、剥離ローラ102のクリーニングを継続するかどうかを判定し(S13)、剥離ローラ102のクリーニングを継続する場合は、S12に戻るように制御する。一方、剥離ローラ102のクリーニングを継続しない場合は、剥離ローラ102のクリーニングを終了するように制御する。剥離ローラ102のクリーニングを継続しない場合としては、特に限定されないが、トレー108Rに収納されていたリユーザブル被記録材Rが全て搬送された後、所定時間経過した場合、ユーザが、操作パネル等から、画像の除去を終了するように入力した後、所定時間経過した場合等が挙げられる。
一方、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲外である場合、クリーニング制御部121cは、軸間距離の変化量Δdが変更されるように軸間距離調整機構131を制御し(S14)、所定時間、例えば、15〜60秒間経過した後、S11に戻るように制御する。このとき、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定値以上である場合に、軸間距離の変化量Δdが初期値よりも小さい所定値に変更されるように軸間距離調整機構131を制御し、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定値以下である場合に、軸間距離の変化量Δdが初期値よりも大きい所定値に変更されるように軸間距離調整機構131を制御する。これにより、クリーニングローラ105の摺動負荷の変化を抑制することができる。その結果、剥離ローラ102を安定にクリーニングすることができる。
なお、クリーニング制御部121cは、軸間距離の変化量Δdが変更されるように軸間距離調整機構131を制御し(S14)、所定時間経過した後、S11に戻る代わりに、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内になった場合に、S11に戻るように制御してもよい。
また、搬送制御部121aは、軸間距離の変化量Δdが初期値よりも小さい所定値に変更されている間、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されないように制御してもよい。これにより、通常時と異なる条件に変更されている間は、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を剥離ローラ102に熱転写しないように制御される。このため、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を常に安定な条件で剥離ローラ102に熱転写することができる。
さらに、剥離制御部121bは、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されない間、剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御してもよい。これにより、剥離ローラ102から熱可塑性画像形成物質を転移する速度を大きくすることができる。剥離ローラ102の周速は、クリーニングローラ105の周速の1/6〜1/10倍であることが好ましい。
このとき、剥離制御部121bが剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御する代わりに、クリーニング制御部121cが剥離ローラ102の周速が大きくなるように制御してもよい。また、剥離制御部121bが剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御すると共に、クリーニング制御部121cが剥離ローラ102の周速が大きくなるように制御してもよい。
図8に、剥離ローラ102をクリーニングする制御の変形例を示す。
まず、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値に設定されるようにヒータ105bを制御する(S21)。次に、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内であるかどうかを判定する(S22)。
クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内である場合、クリーニング制御部121cは、剥離ローラ102のクリーニングを継続するかどうかを判定し(S23)、剥離ローラ102のクリーニングを継続する場合は、S22に戻るように制御する。一方、剥離ローラ102のクリーニングを継続しない場合は、剥離ローラ102のクリーニングを終了するように制御する。
一方、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲外である場合、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の表面の温度が変更されるようにヒータ105bを制御し(S24)、所定時間、例えば、15〜60秒間経過した後、S21に戻るように制御する。このとき、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定値以上である場合に、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値よりも大きい所定値に変更されるようにヒータ105bを制御する。これにより、クリーニングローラ105の摺動負荷の変化を抑制することができる。その結果、剥離ローラ102を安定にクリーニングすることができる。
なお、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の表面の温度が変更されるようにヒータ105bを制御し(S24)、所定時間経過した後、S21に戻る代わりに、クリーニングローラ105の摺動負荷が所定の範囲内になった場合に、S21に戻るように制御してもよい。
また、搬送制御部121aは、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値よりも大きい所定値に変更されている間、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されないように制御してもよい。これにより、通常時と異なる条件に変更されている間は、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を剥離ローラ102に熱転写しないように制御される。このため、リユーザブル被記録材Rに形成されている熱可塑性画像形成物質を常に安定な条件で剥離ローラ102に熱転写することができる。
このとき、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値よりも大きい所定値から低下する時間を考慮して、搬送制御部121aは、S21に戻してから、所定時間、例えば、3〜30秒間経過した後に、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rの搬送を再開するように制御してもよい。
さらに、剥離制御部121bは、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されない間、剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御してもよい。これにより、剥離ローラ102から熱可塑性画像形成物質を転移する速度を大きくすることができる。剥離ローラ102の周速は、クリーニングローラ105の周速の1/6〜1/10倍であることが好ましい。
このとき、剥離制御部121bが剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御する代わりに、クリーニング制御部121cが剥離ローラ102の周速が大きくなるように制御してもよい。また、剥離制御部121bが剥離ローラ102の周速が小さくなるように制御すると共に、クリーニング制御部121cが剥離ローラ102の周速が大きくなるように制御してもよい。
また、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105の表面の温度の制御と、軸間距離の変化量Δdの制御を併用してもよい。
なお、軸間距離調整機構121と同様の軸間距離調整機構により、剥離ローラ102を移動させて、クリーニングローラ105との間の軸間距離を調整してもよい。この場合、加熱加圧ローラ101の両端部を保持する保持部材(不図示)を、剥離ローラ102の両端部を保持する保持部材(不図示)に固定してもよいし、剥離ローラ102の両端部を保持する保持部材(不図示)と一体化してもよい。
また、加圧力調整機構としては、剥離ローラ102とクリーニングローラ105を摺動させる際の剥離ローラ102とクリーニングローラ105の間の加圧力を調整することが可能であれば、軸間距離調整機構121に限定されない。例えば、固定部材により固定されているバネを用いてクリーニングローラ105が保持されている保持部材を付勢する場合、保持部材と固定部材の間の距離を調整することにより、剥離ローラ102とクリーニングローラ105の間の加圧力を調整することができる。
以上、剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質をクリーニング部材に転移する方法について説明したが、剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質をクリーニング部材に転写してもよい(特開平7−311520号公報参照)。
図9に、本発明の画像形成除去システムの一例を示す。なお、図9において、図1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図9に示す画像形成除去システムは、筐体内に、画像除去装置100と画像形成装置200が設置されている。
まず、画像形成装置200について説明する。画像形成装置200は、タンデム型デジタルカラー電子写真装置である。画像形成装置200においては、感光体ドラム201Y、201M、201C及び201Bk上に、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)のトナー画像が形成される。次に、バイアス電圧が印加された転写ローラ202Y、202M、202C及び202Bkにより、各色のトナー画像は、中間転写ベルト203に転写され、重ね合わされる。中間転写ベルト203上で重ね合わされたトナー画像は、バイアス電圧が印加された転写ローラ204により、一般紙P又はリユーザブル被記録材Rに転写された後、定着装置205の加熱された定着ローラ205aと加圧ローラ205bの間に搬送されてトナーが軟化し、一般紙P又はリユーザブル被記録材Rに定着される。以上のようにして、画像が形成された一般紙P又はリユーザブル被記録材Rは、ローラ対206を経て、トレー207上に排出される。
感光体ドラム201は、金属等の導電性基体上に、光導電体層や保護層が形成されており、帯電ローラ、ワイヤ帯電器等の帯電手段(不図示)により均一に帯電される。次に、均一に帯電された感光体ドラム201は、レーザー、LED、発光体−液晶光バルブ等の露光手段(不図示)により露光され、静電潜像が形成される。さらに、静電潜像が形成された感光体ドラム201は、磁気ローラやトナー搬送ローラを内部に有する現像手段(不図示)により、離型剤を含むトナーで現像され、トナー像が形成される。なお、トナー像が転写された後の感光体ドラム201上に残留したトナーは、クリーニング手段(不図示)により除去される。また、必要に応じて、トナー像が転写された後の感光体ドラム201上に残留した電荷を、交流帯電器、光照射器等の除電手段により除去してもよい。さらに、感光体ドラム201上に形成されたトナー像を、転写される前に、コロナ放電器等の帯電手段により均一に帯電してもよい。また、感光体ドラム201の表面電位を検知する手段と、帯電手段に印加する電圧を制御する手段により、環境変動や繰り返し使用による劣化があっても、感光体ドラム201の表面電位を一定に保持してもよい。逆に、トナー像が転写された後の感光体ドラム201上に残留したトナーを除去する必要がない場合には、クリーニング手段を省略してもよい。
中間転写ベルト203は、ローラ203a及び203bを内接するように設置されており、テンション印加機構(不図示)により、張力が印加されている。なお、必要に応じて、一般紙P又はリユーザブル被記録材Rにトナー像が転写された後に、中間転写ベルト203に残留したトナーを、ブラシ、ローラ等のクリーニング手段により除去してもよい。また、一般紙P又はリユーザブル被記録材Rにトナー像が転写された後に、中間転写ベルト203に残留した電荷を、除電手段により除去してもよいし、帯電手段により均一に帯電してもよい。
画像形成装置200は、一般紙用カセット208P及びリユーザブル被記録材用カセット208Rを有し、一般紙用カセット208Pには、上質紙等の一般紙Pが収納され、リユーザブル被記録材用カセット208Rには、リユーザブル被記録材Rが収納される。このとき、一般紙P及びリユーザブル被記録材Rは、それぞれローラ209P及び209Rにより、一枚ずつ供給され、ローラ対210P及び210Rにより、ローラ203aと転写ローラ204の間に搬送される。なお、必要に応じて、サイズの異なる一般紙又はリユーザブル被記録材や、使用可能な紙種を増加させたり、送り方向(縦送り、横送り)の異なる一般紙又はリユーザブル被記録材を収納させたりするために、カセットの数を増加させてもよい。
次に、図9の画像形成除去システムを用いて画像を形成する方法について説明する。画像形成装置200は、操作パネル(不図示)や、画像形成除去システムに接続されているコンピュータのディスプレーに表示されるユーザインターフェイスにおいて、第一の制御モード又は第二の制御モードで画像を形成するかをユーザが選択できるように、CPU、ROM、RAM等を有する制御部(不図示)、表示部(不図示)、制御ソフト(不図示)、ボタン等の入力部(不図示)等が設置されている。
第一の制御モードは、リユーザブル被記録材Rに画像を形成する制御モードであり、ユーザが第一の制御モードを選択した場合、制御部は、リユーザブル被記録材用カセット208Rからリユーザブル被記録材Rを供給し、画像を形成した後、画像が形成されたリユーザブル被記録材Rをトレー207に搬送するように制御するように制御する。このとき、センサ211が画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報を検知すると、制御部は、リユーザブル被記録材Rに画像を形成すると共に、例えば、画像を形成する際に用いられるトナーを用いて、リユーザブル被記録材Rの隅等に、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報として、バーコード等の画像を付与した後、リユーザブル被記録材Rをトレー207に搬送するように制御する。なお、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報は、画像を除去する際に消去されるため、リユーザブル被記録材Rに画像を形成する毎に書き換えられる。但し、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報は、画像でなくてもよく、例えば、リユーザブル被記録材RにICチップを埋め込み、画像形成装置200や画像除去装置100にICチップに記録される情報を書き換える手段を設けてもよい。
一方、センサ211が画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報を検知しない場合、制御部は、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報が付与されていない被記録材に画像を形成せずに、トレー207に搬送するように制御する。さらに、制御部は、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報が付与されていない被記録材が供給されたことをユーザに通知するための情報を操作パネルやディスプレーに表示する処理を実行するように制御する。これにより、リユーザブル被記録材収納容器208Rに混入した、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報が付与されていない被記録材に、第一の制御モードで画像を形成すること、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報を付与することを防止できる。
また、第二の制御モードは、一般紙Pに画像を形成する制御モードであり、ユーザが第二の制御モードを選択した場合、制御部は、一般紙用カセット208Pから一般紙Pを供給して、画像を形成した後、画像が形成された一般紙Pをトレー207に搬送するように制御する。
次に、画像形成除去システムを用いて画像を除去する方法について説明する。搬送制御部121aは、カセット108Rからリユーザブル被記録材Rが供給されるように制御する。このとき、センサ111が画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報及び第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報を検知すると、搬送制御部121aは、加熱加圧ローラ102と剥離ローラ102の間にリユーザブル被記録材Rを搬送した後、熱可塑性画像形成物質が熱転写されたリユーザブル被記録材Rをトレー114に搬送するように制御する。
一方、センサ111が画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報及び第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報を検知しない場合、搬送制御部121aは、被記録材をトレー112に搬送するように制御する。これにより、画像除去装置100により画像を除去できない被記録材に形成された画像を除去すること及び第一の制御モードで形成されていない画像を除去することを防止できる。その結果、画像が除去されにくいためにリユーザブル被記録材Rを剥離ローラ102から分離することが困難になって発生するジャム等のトラブルを防止することができる。
なお、センサ111は、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報を検知せず、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報のみを検知してもよい。
また、単に、画像除去装置100により画像を除去できない被記録材が混入することによるジャム等のトラブルを防止するためだけであれば、リユーザブル被記録材Rに画像を形成する際に、第一の制御モードで画像を形成したことを示す識別情報を付与しなくてもよい。この場合、センサ111は、画像除去装置100により画像を除去できることを示す識別情報のみを検知する。
一方、画像が除去されたリユーザブル被記録材Rは、トレー114からリユーザブル被記録材用カセット208Rにユーザが搬送して、再度画像を形成することができる。このとき、トレー114とリユーザブル被記録材用カセット208Rを同一の構成とすることにより、両者を交換して用いることができる。
また、トレー114を設ける代わりに、画像が除去されたリユーザブル被記録材Rを、直接、リユーザブル被記録材用カセット208Rに搬送する搬送経路を設けてもよい。
さらに、一般紙用カセット208Pを設けず、第二の制御モードで画像を形成しない構成としてもよい。
図10に、本発明の画像形成除去システムの他の例を示す。なお、図10において、図9と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図10(a)に示す画像形成除去システムは、それぞれ別の筐体内に設置されている複数の画像形成装置200と、別の筐体内に設置されている画像除去装置100を有する。また、図10(b)に示す画像形成除去システムは、同一の筐体内に設置されている画像形成装置200及び画像除去装置100と、それぞれ別の筐体内に設置されている複数の画像形成装置200を有する。このような画像形成除去システムでは、複数の画像形成装置200を用いて画像が形成されたリユーザブル被記録材Rは、画像情報が利用された後、回収される。回収されたリユーザブル被記録材Rは、画像除去装置100を用いて画像が除去された後、再度使用される。
以上、電子写真法を用いて画像を形成する画像形成装置を用いる場合について説明したが、熱転写記録法、インクジェット記録法等を用いて画像を形成する画像形成装置を用いてもよい。
以下、具体的な実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は、実施例で挙げられた条件に限定されるものではない。
[リユーザブル被記録材Rの作製]
オレフィン−無水マレイン酸共重合体の加水分解物の25質量%水溶液1質量部、ポリビニルアルコールの10質量%水溶液10質量部を混合し、塗布液を得た。
得られた塗布液を、片面の乾燥塗布量が2.3g/mとなるように、コピー用紙Type6200(リコー社製)の両面に、ワイヤバーを用いて塗布し、120℃で5分間乾燥させた後、スーパーキャレンダーを用いて、平滑化処理し、リユーザブル被記録材Rを得た。
[実施例1]
リユーザブル被記録材Rに、imagio Neo C285(リコー社製)を用いて、カラーパターンを形成した。なお、トナーとしては、ワックス成分を5〜10質量%含み、ポリエステルを主成分とするオイルレス重合トナーを用いた。
図1の画像除去装置100において、以下の条件で画像を除去した。
加熱加圧ローラ101の表面の温度:120℃
加熱加圧ローラ101と剥離ローラ102の間の加圧力:60N(片側当たり)
剥離ローラ102の周速:40mm/秒
クリーニングローラ105の表面の温度の初期値:120℃
軸間距離の変化量Δdの初期値:0.5mm
クリーニングローラ105の周速:200mm/秒
クリーニングローラ105の回転方向:剥離ローラ102とはカウンター方向
なお、加熱加圧ローラ101は、外径が30mm、回転軸方向の長さが240mmのアルミニウム製の基材101a上に、PFAからなる離型層101bが形成されており、ヒータ101cとして、ハロゲンヒータが内蔵されている。剥離ローラ102は、外径が30mm、回転軸方向の長さが240mmの基材102a上に、厚さが4mm、ゴム硬度が40°のシリコーンゴムの発泡体からなる弾性体層102b及び厚さが50μmのポリイミドフィルムチューブからなる樹脂層102cが順次積層されている。クリーニングローラ105は、外径が30mm、回転軸方向の長さが240mmのアルミニウム製の基材105aを有し、ヒータ105bとして、ハロゲンヒータが内蔵されている。基材105aは、表面が平坦であり、アルマイト処理されている。クリーニングブレード106は、ポリイミド製である。
クリーニングローラ105を回転させる駆動モータとして、直流モータを用い、摺動負荷センサとして、直流モータの電流値を検知するセンサを用いた。また、剥離ローラを回転させる駆動モータとして、直流モータを用いた。
クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクが0.3〜1.5N・mの範囲外である場合、軸間距離の変化量Δdが変更されるように軸間距離調整機構131を制御し(S14)、30秒間経過した後、軸間距離の変化量Δdが初期値に設定されるように制御した(S11)。具体的には、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクが1.5N・m以上である場合に、軸間距離の変化量Δdが0.3mmに変更され、軸間距離が大きくなるように軸間距離調整機構131を制御した。一方、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクが0.3N・m以下である場合に、軸間距離の変化量Δdが0.8mmに変更され、軸間距離が小さくなるように軸間距離調整機構131を制御した。
また、搬送制御部121aは、軸間距離の変化量Δdが0.3mmに変更されている間、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されないように制御すると共に、剥離ローラ102の周速が10mm/秒となるように制御した。
その結果、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクは、通常時、0.5〜1.0N・mであり、剥離ローラ102に熱転写されたトナーは、剥離ローラ102が1〜2回転する間に、クリーニングローラ105に転移された。
また、駆動トルクが0.3〜1.5N・mの範囲外になりそうな場合であっても、軸間距離が制御されるため、駆動トルクも0.3〜1.5N・mの範囲内に維持されることが確認された。
約1000枚の画像を除去したが、初期の画像除去性能が維持され、クリーニング性能は安定して機能していることが確認できた。その間、直流モータが過負荷になることはなく、加熱したり、異常な振動が発生したりすることはなかった。
[実施例2]
クリーニング制御部121cが以下のようにクリーニングローラ105の表面の温度を制御した以外は、実施例1と同様にして、画像を除去した。
クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクが0〜1.2N・mの範囲外である場合、クリーニングローラ105の表面の温度が変更されるようにヒータ105bを制御し(S24)、60秒間経過した後、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値に設定されるように制御した(S21)。具体的には、クリーニング制御部121cは、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクが1.2N・m以上である場合に、クリーニングローラ105の表面の温度が140℃に変更されるようにヒータ105bを制御した。
また、搬送制御部121aは、クリーニングローラ105の表面の温度が140℃に変更されている間、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rが搬送されないように制御すると共に、剥離ローラ102の周速が10mm/秒となるように制御した。このとき、搬送制御部121aは、クリーニングローラ105の表面の温度が初期値に設定されてから30秒間経過した後に、トレー108Rに収納されているリユーザブル被記録材Rの搬送を再開するように制御した。
その結果、クリーニングローラ105を回転させる直流モータの電流値から算出される駆動トルクは、通常時、0.5〜1.0N・mであり、剥離ローラ102に熱転写されたトナーは、剥離ローラ102が1〜2回転する間に、クリーニングローラ105に転移された。
また、駆動トルクが0〜1.2N・mの範囲外になりそうな場合であっても、軸間距離が制御されるため、駆動トルクも0〜1.2N・mの範囲内に維持されることが確認された。
約1000枚の画像を除去したが、初期の画像除去性能が維持され、クリーニング性能は安定して機能していることが確認できた。その間、直流モータが過負荷になることはなく、加熱したり、異常な振動が発生したりすることはなかった。
100 画像除去装置
101 加熱加圧ローラ
102 剥離ローラ
103 ガイド板
104 分離板
105 クリーニングローラ
106 クリーニングブレード
121 制御部
121a 搬送制御部
121b 剥離制御部
121c クリーニング制御部
131 軸間距離調整機構
131a ブレード
131b 固定部材
141 回収ベルト
141a 凹部
142 駆動ローラ
143 従動ローラ
200 画像形成装置
R リユーザブル被記録材
P 一般紙
特開2009−92996号公報

Claims (9)

  1. 被記録材に形成されている熱可塑性画像形成物質からなる画像を除去する装置であって、
    剥離部材を回転させながら、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写することにより剥離する剥離手段と、
    クリーニング部材を加熱すると共に回転させながら、前記剥離部材と摺動させることにより、該剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質を該クリーニング部材に転移させ、該クリーニング部材に転移した熱可塑性画像形成物質を、クリーニングブレードを該クリーニング部材に接触させることにより掻き取るクリーニング手段と、
    前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を調整する加圧力調整機構と、
    前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の負荷を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した負荷に応じて、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を調整するように制御する制御手段を有し、
    前記剥離部材及び前記クリーニング部材は、それぞれ独立に、ローラ又はエンドレスベルトであることを特徴とする画像除去装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を減少させるように制御し、前記負荷が所定値以下である場合に、前記加圧力調整機構が前記剥離部材と前記クリーニング部材の間の加圧力を増大させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像除去装置。
  3. 被記録材に形成されている熱可塑性画像形成物質からなる画像を除去する装置であって、
    剥離部材を回転させながら、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写することにより剥離する剥離手段と、
    クリーニング部材を加熱すると共に回転させながら、前記剥離部材と摺動させることにより、該剥離部材に熱転写された熱可塑性画像形成物質を該クリーニング部材に転移させ、該クリーニング部材に転移した熱可塑性画像形成物質を、クリーニングブレードを該クリーニング部材に接触させることにより掻き取るクリーニング手段と、
    前記クリーニング部材の温度を調整する温度調整機構と、
    前記剥離部材と前記クリーニング部材を摺動させる際の負荷を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した負荷に応じて、前記温度調整機構が前記クリーニング部材の温度を調整するように制御する制御手段を有し、
    前記剥離部材及び前記クリーニング部材は、それぞれ独立に、ローラ又はエンドレスベルトであることを特徴とする画像除去装置。
  4. 前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記温度調整機構が前記クリーニング部材の温度を増大させるように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像除去装置。
  5. 前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記熱可塑性画像形成物質を前記被記録材から該剥離部材に熱転写しないように制御することを特徴とする請求項2又は4に記載の画像除去装置。
  6. 前記制御手段は、前記検知手段が検知した負荷が所定値以上である場合に、前記剥離部材の周速に対する前記クリーニング部材の周速の比を増大させるように制御することを特徴とする請求項5に記載の画像除去装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像除去装置と、前記被記録材に前記画像を形成する画像形成装置を有することを特徴とする画像形成除去システム。
  8. 前記被記録材は、前記画像除去装置により画像を除去できることを示す識別情報が付与されており、
    前記画像形成装置は、前記識別情報を検知する第一の検知手段を有し、
    前記画像除去装置は、前記識別情報を検知する第二の検知手段をさらに有し、
    前記第一の検知手段が前記識別情報を検知した時のみに、前記被記録材に前記画像を形成するように前記画像形成装置を制御すると共に、前記第二の検知手段が前記識別情報を検知した時のみに、前記画像が形成された被記録材から前記画像を除去するように前記画像除去装置を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成除去システム。
  9. 前記被記録材は、前記画像除去装置により画像を除去できることを示す第一の識別情報が付与されており、
    前記画像形成装置は、前記第一の識別情報を検知する第一の検知手段を有すると共に、前記被記録材に前記画像を形成すると共に、第二の識別情報を付与し、
    前記画像除去装置は、前記第二の識別情報を検知する第二の検知手段をさらに有し、
    前記第一の検知手段が前記第一の識別情報を検知した時のみに、前記被記録材に前記画像を形成するように前記画像形成装置を制御すると共に、前記第二の検知手段が前記第二の識別情報を検知した時のみに、前記画像が形成された被記録材から前記画像を除去するように前記画像除去装置を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成除去システム。
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