JP2012002450A - 天井埋め込み型エアコン洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄力は落とさず、上記アルカリイオン水等の温水を利用する利点は維持しつつ、簡素化して安価にすると共に、ヘッド部を軽くして作業を容易としたエアコン洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄する天井埋め込み型エアコン洗浄装置の洗液を受ける防水カバーと、該防水カバー内若しくは上方に位置する温水を噴出するノズルとを具備した天井埋め込み型アコン洗浄装置において、洗浄液で水車を回転させる水流駆動モータから減速ギアを介して前記ノズルを回転させ、ノズルは扇状に噴射し、エアコンの内周壁全域を同時に洗浄し得るように交換可能な構成とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、天井に設置したエアコンを清掃するエアコン洗浄装置に係り、詳記すれば、洗浄操作を容易にすると共に、装置を簡略化し、安価でトラブルの少ない装置としたエアコン洗浄装置に関する。
従来から、天井埋め込み型エアコンのコイルフィンに付着した塵埃、油煙等の汚れを手動的に洗浄・除去することにより、熱効率の低下を回復すると共に、室内空気の汚染源となることを防止するため、エアコンを洗浄することが行われている。
従来、天井に設置したエアコンを清掃するには、水だけでは油汚れ等が落ちにくいため一般的には、化学的な洗浄剤が使用されていた。しかしながら、化学的洗浄剤を使用する方法は、下水・川・海等の公害・環境汚染の危険性を常に内包しているほか、洗浄剤の処理に中和剤や大量のすすぎ水を必要とし、大量の排水が出る。また、ISO14001(環境マネージメント)の普及により、下水の放流が不可能になり、排水を持ち帰る等の結果、経費の増大につながる欠点があった。
更に、上記従来法は、大量の給排水を要するため、精密工場、研究所、事務所等では、洗浄作業に伴う二次汚染の恐れや、装置の大型化、ホースの引廻し等の問題点が多く、その為簡単には適用できない問題があった。
このような欠点を解決するため、本発明者は、化学的洗浄剤を使用せず、洗浄水の使用量を著しく減少させた、エアコン洗浄装置を開発して、先に特許出願した(特許文献1)。この洗浄装置は、洗浄する天井埋込型エアコンの洗液を受ける防水カバーと、該防水カバーよりも上方に位置する蒸気・温水を噴出する洗浄ノズルとを具備した天井埋込型エアコンの熱交換器洗浄装置において、被洗浄体である熱交換器の形状を識別するセンサーと、測定した熱交換器の形状に合わせて洗浄ノズルを被洗浄体に接触しないが近づけるように伸縮させる手段と、を具備し、常にノズルを被洗浄体に近接させて洗浄し得るようにしたものである。
特開2006−64227
しかしながら、上記装置は、ノズルを回転させるモータ(θ軸)と、ノズルを上下動させるモータ(Z軸)と、ノズルを伸縮させるモータ(X軸)とを使用していたことのほか、装置が極めて高価なものになる欠点があった。そればかりか、モーターを多く使用していることなどから、装置のヘッド部が極めて重くなり、洗浄するエアコンに取り付けるのに、極めて多大の労力を要していた。更に、カメラ距離センサ、モータ位置センサ等の電気の供給、信号の取得等でコントロールが複雑になり、高価なものになる欠点があった。
この発明は、このような点に鑑みなされたものであり、電気的なものを一切排除し、洗浄液をヘッド部に高圧で送るだけで、洗浄力は落とさず、上記アルカリイオン水等の温水を利用する利点は維持しつつ、簡素化して安価にすると共に、ヘッド部を軽くして作業を容易としたエアコン洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的に沿う本発明の構成は、洗浄する天井埋め込み型エアコン洗浄装置の洗液を受ける防水カバーと、該防水カバー内若しくは上方に位置する温水を噴出するノズルとを具備した天井埋め込み型アコン洗浄装置において、洗浄液で水車を回転させる水流駆動モータから減速ギアを介して前記ノズルを回転させ、ノズルは扇状に噴射し、エアコンの内周壁全域を同時に洗浄し得るように交換可能な構成としたことを特徴とする。
ノズルを回転させる回転軸にロータリージョイントを連結し、ノズルをエンドレスに回転させるようにする(請求項2)。
エンドレスに回転する回転軸に、ノズルアームユニットを連結し、該ノズルアームユニットは、上端が閉鎖した垂直パイプに、水平方向にパイプを対向して異なる高さに連結して、エアコンの内周壁全域を同時に洗浄し得るようにし、両水平パイプには、扇形ノズルを取着するのが、装置が簡略化されることから好ましい(請求項3)。前記上方のノズルは前部を上方に折曲し、更に先端を外方に折曲するのが好ましい(請求項4)。
洗浄するエアコンに取り付けるヘッド部は、水流回転駆動モータ、回転駆動減速機、該減速機に固定し、ノズルの回転軸に固定した歯車と歯合する歯車、温水が導入される給水カプラー、」水車を回転させた温水がノズルから噴出する前に通過するロータリージョイント及びノズルアームユニットとを具備するのが好ましい(請求項5)。
前記ヘッド部外周に伸縮し得るロッドを固定し、該ロッドを洗浄するエアコンフレームに固定するのが好ましい(請求項6)。前記ロッドは、継筒体で伸縮自在に形成するのが好ましい(請求項7)。
前記ロッドの上部先端部には、エアコン下端内壁に当たる突起が形成されているのが好ましい(請求項8)。
前記ロッドをエアコンに当てた状態で、ゴムバンドをヘッドとエアコンに連結してロッドをエアコンに固定するのが好ましい(請求項9)。
洗浄液温水器ユニットで、IH用電磁コイルを使用して直ちに加熱した洗浄液を、ホースを通して洗浄液高温高圧ポンプユニットへ導入し、これを前記ヘッド部へ圧送、及び、別種類の洗浄液タンクからホースを通して前記ヘッド部へ圧送の2種類の洗浄液を使用するのが好ましい(請求項10)。
前記防水カバーの下端の開口部に、排水ホースを接続し、該排水ホースからの排水は、排水フィルターで濾過して排水タンクに収容し、下水に放流する前に凝集剤で透明水にした後、下水放流可能とするのが良い(請求項11)
以上述べた如く、本発明によれば、従来の電機モータは多く使用しないで、水流駆動モータ1個で済むので電機モータ使用に伴うトラブルが解消し、装置が著しく簡略化されたので、著しく安価に供給できると共に、ヘッド部が非常に軽くなったので、洗浄作業が極めて容易となった。
本発明の実施例を示す装置の全体斜視図である。 本発明の洗浄ヘッド部をエアコンに取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の洗浄ヘッド部をエアコンに取り付けた状態を示す側面図である。 本発明の洗浄ヘッド部をエアコンに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の洗浄ヘッド部をエアコンに取り付けた状態を示す底面図である。 本発明の装置の洗浄ヘッドユニット部の(A)平面図、(B)正面図である。 本発明の装置の洗浄ヘッドユニット部の斜視図である。 本発明の交換用洗浄用ノズルユニットの正面図である。 本発明の装置の洗浄ヘッドユニット部のロータリージョイント部、回転軸、ノズルアームユニット部を示す側面図である。 本発明の装置の洗浄ヘッドユニット部のロータリージョイント部、回転軸、ノズルアームユニット部を示す正面図である。 本発明の装置の洗浄ヘッドユニット部の平面図である。 図11のA−C断面図である。 図11の側面図である。 図13のD−E断面図である。 本発明の水流駆動モータに減速機を連結した状態の平面図(陰線を含む)である。 本発明の水流駆動モータに減速機を連結した状態の側面図(陰線を含む)である。 図16のA−A断面図である。 本発明の水流駆動モータに減速機を連結した状態の正面図である。 洗浄液温水高圧ポンプユニットの側面図である。 洗浄液温水高圧ポンプユニットの裏面図である。 洗浄液温水高圧ポンプユニットの斜視図である。 洗浄液温水器ユニットの側面図である。 洗浄液温水器ユニットの斜視図である。 手動ノズルユニットの斜視図である。
1 ・・・・・・・・・エアコン(被洗浄体)全体
1−1・・・・・・・・・エアコンの熱交換機
1−3・・・・・・・・・エアコンのフレーム
2 ・・・・・・・・・洗浄ヘッド部ユニット
2−1・・・・・・・・・洗浄ヘッドユニットを吊り込むための固定アーム
2−1−1・・・・・・・板体(突起)
2−2・・・・・・・・・洗浄ヘッドユニットを吊り込むためのゴムバンド
2−4・・・・・・・・・洗浄温水高圧液供給ホース
3−1・・・・・・・・・洗浄液排水受けシート
3−2・・・・・・・・・洗浄液排水ホース
3−3・・・・・・・・・洗浄液排水タンク
4 ・・・・・・・・・洗浄液温水高圧ポンプユニット
4−1・・・・・・・・・洗浄液温水高圧ポンプ
4−2・・・・・・・・・別種洗浄液タンク
4−4・・・・・・・・・洗浄液温水タンクから高圧ポンプへの供給ホース
4−5・・・・・・・・・洗浄液温水高圧ポンプから洗浄ヘッドユニットへの供給口
5 ・・・・・・・・・洗浄液温水器ユニット
5−1・・・・・・・・・洗浄液温水用タンク
5−3・・・・・・・・・IH用電磁コイル
6 ・・・・・・・・・手動ノズルユニット
A ・・・・・・・・・洗浄ヘッドユニット
A−1・・・・・・・・・上端が閉鎖された垂直パイプ
A−1−A・・・・・・・洗浄ノズルユニット
A−1−1・・・・・・・洗浄噴射ノズル
A−1−2・・・・・・・ノズルアーム(水平パイプ)(熱交換器下方部用)
A−1−2−1・・・・・洗浄液扇状噴射状態(熱交換器下方部用)
A−1−3・・・・・・・ノズルアーム(水平パイプ)(熱交換器上方部用)
A−1−3−1・・・・・洗浄液扇状噴射状態(熱交換器上方部用)
A−1−4・・・・・・・洗浄ノズルユニット固定リング
A−2・・・・・・・・・洗浄ノズルユニット回転軸
A−3・・・・・・・・・ロータリージョイント
A−3−1・・・・・・・ロータリージョイントフレーム(固定部)
A−3−2・・・・・・・ロータリージョイント可動軸
A−4・・・・・・・・・スパーギア(回転軸駆動用ギヤB)
A−5・・・・・・・・・スパーギア(回転軸駆動用ギヤA)
A−6・・・・・・・・・減速ギア
A−7・・・・・・・・・水流駆動器
A−7−3・・・・・・・洗浄液供給用パイプ
A−7−4・・・・・・・洗浄液排出用パイプ
A−7−5・・・・・・・水車羽(水流駆動用)
A−7−6・・・・・・・水車軸
A−7−7・・・・・・・水車軸受け
A−7−8・・・・・・・水流駆動器フレーム
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例を示すものであり、天井に設置したエアコン(被洗浄体)(1)に、透明な合成樹脂シートで形成された防水カバー(3−1)の上端開口部が嵌合し、防水カバー(3−1)下端に接続した排水ホース(3−2)は、台車(3−6)上の排水フィルター(3−3)を介して、排水タンク(3−4)に接続されている。
洗浄液温水器ユニット(5)で温水とした洗浄液は、ホース(5−8)で洗浄液温水高圧ポンプユニット(4)に送られ、温水高圧液供給ホース(2−4)から水流駆動器(A−7)に送られて水車を回転させた後、ロータリージョイントを通ってノズルから噴出して、エアコンを洗浄する。
エアコンを洗浄した洗浄廃液は、防水カバー(3−1)で受けられて、排水ホース(3−2)を通って排水フィルター(3−3)で濾過され、排水タンク(3−4)に収容されるようになっている。排水タンク(3−4)から排水する場合は、ドレインコック(3−5)から排水する。
図2〜図5に示すように、防水カバー(3−1)内には、洗浄装置のヘッド部(2)がエアコン(1)に固定アーム(2−1)4本とゴムバンド(2−2)4本で連結固定されている。固定は、洗浄ヘッドユニット2下端のリング状フレーム(2−3)に、ゴムバンドを固定し、ゴムバンドをエアコンに固定することにより、固定アーム(2−1)を、エアコンに固定し、洗浄ヘッドユニット2をエアコンに固定している。
固定アーム(2−1)は、図4の拡大詳細図に示すように、2本の継筒体を嵌合し、所定の長さ引き伸ばして、螺子で固定するようになっている。固定アーム先端部には、板体(2−1−1)が形成され、該板体がエアコン下端内壁に当たるようになっている。
従って、固定アームは、エアコンの大・小に合わせて伸縮できるから、あらゆるメーカーのエアコンに適応出来るようになっている。防水カバー(3−1)は、洗浄部全体を覆って、洗浄液や塵埃・細菌等が外部に漏れないようになっている。
図6及び図9に示すように、ヘッド部(A)内には、水流回転駆動モータ(A−7)、回転駆動減速機(A−6)、駆動回転ギヤA・B(A−5・A−4)が収容され、図18に示すように、洗浄温水供給ホースから供給された温水で水流回転駆動モータ(A−7)を回転させ、回転駆動減速機(A−6)で減速し、駆動回転ギヤA(A−5)は、回転軸(A−2)に固定したギヤBに歯合し、洗浄ノズルユニットを回転させている。
回転軸はロータリージョイント(A−3)に連結されているので、ノズルアームユニット(A−1)をエンドレス回転駆動するようになっている。
図6に示すように、温水供給ホース(2−4)から洗浄ヘッド部(A)下端の給水カプラー(A−9)に導入された温水は、図15〜図17に示すように、洗浄液供給用パイプ(A−7−3)から水流駆動器(A−7)に流入して水車軸(A−7−6)に水車羽(A−7−5)を固定した水車を回転させ、洗浄液排出用パイプ(A−7−4)、からロータリージョイント(A−3)を通ってノズルアームユニット(A−1)に流入し、ノズルから噴出する。水流駆動器フレーム(A−7−8)は、夫々継手(A−7−1及びA−7−2)で、洗浄液供給用パイプ(A−7−3)及び洗浄液排出用パイプ(A−7−4)に連結している。尚、図16中、(A−7−7)は、水車軸の軸受けであり、(A−7−9)は、水流駆動器フレームの蓋部である。
水車から出た洗浄液が流入するロータリージョイント(A−3)は、図14に示すように、水流駆動モータの洗浄液排出用パイプ(A−7−4)が、継手(A−3−4)を介してロータリージョイントフレーム(A−3−1)に連結され、ロータリージョイントフレーム(A−3−1には、ロータリージョイント可動軸A−3−2が内装されている。水車からの洗浄液がロータリージョイントを通って、ノズルアームユニット(A−1―A)に圧送される。
ノズルアームユニット(A−1―A)は、回転軸(A−2)に着脱自在に固定されている。このようにすることにより、コイルフィンの大・小に合わせて図8に示すノズルアームユニット(A−1―A)を別に用意して置き、容易に脱着出来るようにする事によってその時のコイルフィンのサイズの対応を容易に出来る。上記実施例では、ノズルアームユニット(A−1―A)下端の固定リングを回転軸(A−2)上端に螺合させることにより着脱自在に形成している。
ノズルアームユニット(A−1―A)は、上端が閉鎖した垂直パイプ(A−1)に、熱交換器下方部用の水平パイプ(A−1−2)と、該水平パイプの上方に対向して熱交換器上方部用の水平パイプ(A−1−3)を連結し、両水平パイプ先端には、扇形ノズル(A−1−1)を連結している。熱交換器上方部用の水平パイプは、前方部を垂直に折曲し、その先端を水平に折曲している。このように両方向ノズル(A−1−1)とすることによって、コイルフィンの上から下までを一度にカバーできるので、動きは回転だけで済むから、機構が簡略化できる。
図7に示すように、ノズル(A−1−1)は、扇形ノズルを使用しているので、扇状に噴出でき、コイルフィンの上から下までの汚れを隅々まで洗浄できるほか、従来のように回転電動モータは、使用しない為、故障が少ない。
図1に示すように、洗浄液温水ユニット5で洗浄液を温水とし、これをホース(5−8)によって、洗浄液温水高圧ポンプユニット4に送り、洗浄液温水高圧ポンプユニット4から、温水供給ホース(2−4)によって、給水カプラー(A−9)に送り、洗浄ヘッド部(A)に温水を送るようになっている。
台車(5−7)洗浄液温水ユニット(電磁(IH)湯沸し装置)5は、図22及び図23に示すように、給水口(5−6)から温水タンク(5−1)に給水し、IH用電磁コイル(5−3)によって急速に温水にする。操作パネル(5−4)によって洗浄液の温度が設定管理される。温水タンク(5−1)には、水位計、温度計(5−2)が装備され、水位、温度を表示する。温水タンク(5−1)はカートリッジ式になっている。温水は、給水口(5−6)から加熱された洗浄液をホース(5−8)を通して洗浄液高温高圧ポンプユニット(4)へ導入口(4−4)から導入される。
台車(4−8)上の洗浄液高温高圧ポンプユニット(4)は、図19及び図21に示すように、洗浄液温水ユニット(5)で洗浄液を温水にして供給口(4−4)に供給され、高圧ポンプから高圧ポンプ供給用ホースを通してヘッド部へ圧送される。また、別洗浄液タンク(4−2)から、高圧ポンプ供給用ホースを通してヘッド部へ圧送される。この選別は、コントロールパネルによって手動または、自動的に切り替えを行い高圧ポンプ(4−1)によって高圧にし、洗浄ヘッドへの供給口に連結したホース(2−4)を通して洗浄ヘッド(A)または、図24に示す手動ノズルユニット(6)に供給する。尚、図中、(4―7)は、別種類の洗浄液タンクから高圧ポンプへの供給用ホースであり、(4―9)は、電源供給ケーブルである。
洗浄液タンクは、2種類設けているが、例えば、一方に電解水の温水を入れ、他方にすすぎ水や超電解水を入れればよい。エアコンを洗浄する温水の温度は、80℃前後とするのが良い。
このように洗浄水のタンクを複数設けるようにしたので、従来は、洗浄液温水ユニット(5)と洗浄液高温高圧ポンプユニット(4)とは一体であったが、別体とした。温水は、ボイラーの圧力でヘッド部へ圧送していた。
図23に示す手動ノズルユニット(6)は、温水供給ホース(2−4)をホースジョイントカプラーで連結し、後端には、断熱用取っ手(6−5)、その先に手動揺バルブ(6−4)を設けたステンパイプ(6−3)先端に、首振り自在ニップル(6−2)を介して噴射ノズル(6−1)を連結することにより構成されている。
このように、手動ノズルユニット(6)を装着する事により、家庭用壁掛けエアコン、業務用のパッケージエアコン・大型エアハンドリングユニットの洗浄も可能となり、洗浄装置の活用範囲が非常に大きくなる。
まず本発明の装置を、図1に示すように、天井のエアコン(1)の真下に設置する。特に汚れがひどい場合は、少量の超電解アルカリ水を、コイルフィン(1−1)に吹き付ける。超電解水は洗浄力があり、汚れの蛋白質に接触するとPH−7の中性水に戻り、環境を汚染しない。
それから、予め設定した所定時間を洗浄液温水高圧ポンプユニット(4)で噴射時間を設定することで一定の安定した洗浄が可能となる。
洗浄後の排水は、排水ホース(3−2)を通って台車(3−6)上のフィルター(3−3)に入り、粗ゴミを除去し、排水タンク(3−4)に凝集剤で透明水にして貯留される。
本発明のように、温水で洗浄することによって、少量の水で全体をカバーでき、汚れが浮き上がり簡単に汚れが剥がれ、高い圧力を必要としない為コイルフィンが破損しない。また洗浄の排水を少量に抑えられる利点がある。

Claims (11)

  1. 洗浄する天井埋め込み型エアコン洗浄装置の洗液を受ける防水カバーと、該防水カバー内若しくは上方に位置する温水を噴出するノズルとを具備した天井埋め込み型アコン洗浄装置において、洗浄液で水車を回転させる水流駆動モータから減速ギアを介して前記ノズルを回転させ、ノズルは扇状に噴射し、エアコンの内周壁全域を同時に洗浄し得るように交換可能な構成としたことを特徴とする天井埋め込み型エアコン洗浄装置。
  2. 水流駆動モータからロータリージョイントを介して減速ギアに連結し、前記ノズルをエンドレスに回転するようにした請求項1記載のエアコン洗浄装置。
  3. エンドレス回転駆動軸にノズルアームユニットを連結し、該ノズルアームユニットは、回転軸に、水平方向のノズルを対向して異なる高さに連結して、エアコンの内周壁全域を同時に洗浄し得るようにした請求項1又は2に記載のエアコン洗浄装置。
  4. 前記上方のノズルは前部を上方に折曲し、更に先端を外方に折曲してなる請求項3記載のエアコン洗浄装置。
  5. 洗浄するエアコンに取り付けるヘッド部は、水流回転駆動モータ、回転駆動減速機、該減速機に固定し、ノズルの回転軸に固定した歯車と歯合する歯車、温水が導入される給水カプラー、水車を回転させた温水がノズルから噴出する前に通過するロータリージョイント及びノズルアームユニットとを具備する請求項1〜4のいずれかに記載のエアコン洗浄装置。
  6. 前記ヘッド部外周に伸縮し得るロッドを固定し、該ロッドを洗浄するエアコンフレームに固定する請求項1〜5のいずれかに記載のエアコン洗浄装置。
  7. 前記ロッドは、継筒体で伸縮自在に形成されている請求項6記載のエアコン洗浄装置。
  8. 前記ロッドの上部先端部には、エアコン下端内壁に当たる突起が形成されている請求項7記載のエアコン洗浄装置。
  9. 前記ロッドをエアコンに当てた状態で、ゴムバンドをヘッドとエアコンに連結してロッドをエアコンに固定する請求項6〜8のいずれかに記載のエアコン洗浄装置。
  10. 洗浄液温水器ユニットで、IH用電磁コイルを使用して直ちに加熱した洗浄液を、ホースを通して洗浄液高温高圧ポンプユニットへ導入し、これを前記ヘッド部へ圧送、及び、別種類の洗浄液タンクからホースを通して前記ヘッド部へ圧送の2種類の洗浄液を使用する請求項1〜9のいずれかに記載のエアコン洗浄装置。
  11. 前記防水カバーの下端の開口部に、排水ホースを接続し、該排水ホースからの排水は、排水フィルターで濾過して排水タンクに収容し、下水に放流する前に凝集剤で透明水にした後、下水放流可能とする請求項1〜10のいずれかに記載のエアコン洗浄装置。

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Cited By (4)

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