JP2012002188A - 油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法 - Google Patents

油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の油タンクを備える油清浄系統においても、油清浄系統に流れる油の流量を容易かつ的確に調整することができる油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法を提供する。
【解決手段】油清浄系統装置10は、複数の油タンク20、21と、油タンク20、21よりも下方に設置された油清浄器30とを備える。また、油タンク20、21の油排出口20a、21aに一端が連結された油排出管30a、30bの他端と連結し、油を油清浄器30に導く油排出集合配管31と、油清浄器30からの油を油タンク20、21の油導入口20b、21bに導く油分岐配管32a、32bとを備える。制御装置100は、油タンク20、21に設けられた油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、油排出集合配管31に設けられた油移送ポンプ60を停止または作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、発電プラント等の油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法に係り、特に、複数の油タンクを備える油清浄系統において、油の流量調整を容易かつ的確に行うことが図られた油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法および油清浄方法に関する。
油清浄系統装置は、例えば、発電プラントの蒸気タービン設備の潤滑系統や、蒸気弁などの油圧機駆動装置などに適用される油を貯留する油タンクから、この油タンクよりも下位にある油清浄器に油を導出し、再び油タンクへ戻す形態の油清浄系統を構成する装置である。従来の油清浄系統装置では、油タンクが複数ある場合、例えば、オーバーフローサイトボックスを介し、このオーバーフローサイトボックスからオーバーフローした油を油清浄器に導入している(例えば、特許文献1参照。)。また、オーバーフローサイトボックスからオーバーフローした油を一旦油ドレンタンク等のバッファに導入してから油清浄器に導く油清浄系統装置もある。
図6は、2つの油タンク310a、310bを備えた従来の油清浄系統装置300を模式的に示した図である。図6に示された従来の油清浄系統装置300において、油タンク310a、310bから排出された油は、油タンク310a、310bの油量を調整するためのオーバーフローサイトボックス311a、311bに流入する。そして、オーバーフローサイトボックス311a、311bからオーバーフローした油は、油排出管312a、312bを自然流下して、油ドレンタンク313に流入する。なお、油ドレンタンク313には、油タンク310aおよび油タンク310bから流下した油が流入する。
油清浄系統に流れる油の流量を調整するために、油ドレンタンク313に一旦溜められた油は、油移送ポンプ314によって、ストレーナ315を介して油清浄器316に導かれる。油清浄器316で清浄処理が施された油は、油戻し管317a、317bを通って、再び油タンク310a、310bに戻される。
特開平4−47122号公報
上記した従来の油清浄系統装置において、油タンク310a、310bよりも下流側に流れる油の流量は、油タンク310a、310bにおける油面とオーバーフローサイトボックス311a、311bにおける油面の静水頭差、および油の油温によって変化する。そのため、油タンク310a、310bよりも下流側に流れる油の流量を的確に調節することは困難であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の油タンクを備える油清浄系統においても、油清浄系統に流れる油の流量を容易かつ的確に調整することができる油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、油を貯留する複数の油タンクと、前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させる制御手段とを具備することを特徴とする油清浄系統装置が提供される。
また、本発明の一態様によれば、油を貯留する複数の油タンクと、前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、各前記油排出管に設けられた、油の流量を調整する出口側流量調整弁と、前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、各前記油分岐配管に設けられた、油の流量を調整する入口側流量調整弁と、各前記油分岐配管に設けられ、各前記油タンクに流入する油の流量に係る情報を検知する流量検知手段と、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させ、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整する制御手段とを備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、前記油清浄系統装置の通常運転前に、前記制御手段が、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整し、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度をこの調整された弁開度に固定し、前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法が提供される。
さらに、本発明の一態様によれば、油を貯留する複数の油タンクと、前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、各前記油排出管に設けられた、油の流量を調整する出口側流量調整弁と、前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、各前記油タンクの下部に設けられ、各前記油タンクの油相部分を相互に連通させ、油を流通させる連通管と、各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、各前記油分岐配管に設けられた、油の流量を調整する入口側流量調整弁と、各前記油分岐配管に設けられ、各前記油タンクに流入する油の流量に係る情報を検知する流量検知手段と、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させ、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整する制御手段とを備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、前記油清浄系統装置の通常運転前に、前記制御手段が、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整し、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度をこの調整された弁開度に固定し、前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定し、かつ所定時間経過後においても各前記油タンク内における油量が所定値を超えていると判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法が提供される。
本発明の油清浄系統装置および油清浄系統装置の油流調整方法によれば、複数の油タンクを備える油清浄系統においても、油清浄系統に流れる油の流量を容易かつ的確に調整することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の、複数の油タンクを備えた油清浄系統装置を模式的に示した図である。 本発明に係る第1の実施の形態の油清浄系統装置における、通常運転前の初期設定時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る第1の実施の形態の油清浄系統装置における、通常運転時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。 本発明に係る第2の実施の形態の、複数の油タンクを備えた油清浄系統装置を模式的に示した図である。 本発明に係る第2の実施の形態の油清浄系統装置における、通常運転時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。 2つの油タンクを備えた従来の油清浄系統装置を模式的に示した図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の、複数の油タンク20、21を備えた油清浄系統装置10を模式的に示した図である。なお、図1では、2つの油タンク20、21を備えた油清浄系統装置10が例示されている。
図1に示すように、油清浄系統装置10は、油を貯留する複数の油タンク20、21と、これらの油タンク20、21よりも下方(重力方向下側)に設置され、油に含まれるスラッジなどを除去して油を清浄する油清浄器30とを備えている。また、各油タンク20、21の油排出口20a、21aには、それぞれ油排出管30a、30bの一端が連結され、これらの油排出管30a、30bの他端は、それぞれ油排出集合配管31に連結して1つに集合されている。この油排出集合配管31は、油清浄器30に連結され、各油タンク20、21から排出された油を油清浄器30に導く。また、油清浄器30には、清浄された油を各油タンク20、21の油導入口20b、21bに導く油分岐配管32a、32bが連結されている。
また、油排出管30a、30bには、油タンク20、21から排出される油の流量を調整するための流量調整弁40a、40bが設けられている。この流量調整弁40a、40bにおける流量の調整は、後述するが、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定時に行われる。
また、油排出集合配管31には、移送される油に含まれる異物を濾し取って除去するストレーナ50および油を移送するための油移送ポンプ60が設けられている。油清浄系統装置10では、複数の油タンク20、21を備える場合であっても、1つの油移送ポンプ60を備えることで、油清浄系統を構成することができる。なお、ストレーナ50および油移送ポンプ60は、油清浄器30の内部に備えられてもよい。
また、油分岐配管32a、32bには、油タンク20、21に流入する油の流量に係る情報を検知するための流量検知手段として機能する油流量計70a、70b、および油タンク20、21への油の流入を調整する流量調整弁41a、41bが設けられている。なお、油流量計70a、70bは、後述するが、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定時に主に使用される。
さらに、油タンク20、21内には、油タンク20、21内の油量に係る情報を検知する油量検知手段として機能する油量検知装置80a、80bが設けられている。これらの油量検知装置80a、80bは、例えば、所定の高さに油面があることをポイント的に検知するレベルスイッチや、油面の位置を連続値で検知するレベル計などで構成される。油量検知装置80a、80bとして、例えば、レベルスイッチを備える場合には、図1に示すように、レベルスイッチは、高位限界油面90aに対応する位置および低位限界油面90bに対応する位置に備えられる。
また、油清浄系統装置10には、制御装置100が備えられている。この制御装置100は、流量調整弁40a、40b、41a、41b、油移送ポンプ60、油流量計70a、70b、油量検知装置80a、80bなどと電気的に接続されている。なお、図1では、電気的な配線図は省略している。また、後述するが、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定を作業員らが手動で行う場合には、制御装置100は、流量調整弁40a、40b、41a、41bおよび油流量計70a、70bの制御などは行わないため、油移送ポンプ60および油量検知装置80a、80bと電気的に接続されている。
制御装置100は、演算装置(CPU)、ROM、RAMおよび記憶装置、インターフェースなどによって実現され、演算装置がROM、RAMおよび記憶装置に格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理などを実行する。また、制御装置100では、流量調整弁40a、40b、41a、41b、油移送ポンプ60、油流量計70a、70b、油量検知装置80a、80bなどとの間の信号の出入力を制御している。また、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定を作業員らが手動で行う場合には、制御装置100では、油移送ポンプ60および油量検知装置80a、80bとの間の信号の出入力を制御している。
上記した油清浄系統装置10において、各油タンク20、21から排出された油は、油移送ポンプ60により、油排出管30a、30bを通り、油排出集合配管31で集合し、ストレーナ50で異物が濾し取られた後、油清浄器30へ移送される。油清浄器30で、スラッジなどが除去された油は、油分岐配管32a、32bを介して、再び、各油タンク20、21に戻される。
なお、図1に示していないが、油タンク20、21内の油は、例えば、蒸気タービンなどの潤滑系統や、給水ポンプ駆動タービンなどの潤滑系統などに循環される。また、油タンク20、21内の油は、例えば、蒸気弁などの油圧機駆動用の油として供給される。
次に、第1の実施の形態の油清浄系統装置10の油流調整方法について説明する。
図2は、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における、通常運転前の初期設定時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。図3は、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における、通常運転時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。
まず、図2を参照して、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における、通常運転前の初期設定時における油流調整方法を説明する。なお、図2は、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定を制御装置100の制御によって行うときのフローチャートである。
制御装置100は、流量調整弁40a、40b、41a、41bの開度を全開、または全開に至らない中間的な開度にする(ステップS120)。
続いて、制御装置100は、油移送ポンプ60を駆動する(ステップS121)。
なお、通常運転前の初期設定時において、各油タンク20、21には、高位限界油面90aと低位限界油面90bとの間に油面が位置するように、所定量の油が貯留されている。
続いて、制御装置100は、油流量計70a、70bからの各油タンク20、21の流入する油の流量に係る情報を入力する(ステップS122)。
続いて、制御装置100は、入力した各油流量計70a、70bからの油の流量に係る情報に基づいて、各油タンク20、21へ流入する油の流量を算出し、各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しいか否かを判定する(ステップS123)。
なお、上記した油の流量が等しいとは、各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しい場合の他、各油タンク20、21へ流入する油の流量の差が、所定の範囲内である場合をいう(以下において同じ)。
ステップS123の判定で、各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しいと判定した場合(ステップS123のYes)には、流量調整弁41a、41bの開度を現状の開度に固定し、制御装置100は、油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、各油タンク20、21の油面の高さに係る情報を入力し、各油タンク20、21の油面の高さが等しいか否かを判定する(ステップS124)。
なお、上記した油の油面高さが等しいとは、各油タンク20、21の油面高さが等しい場合の他、各油タンク20、21の油面高さの差が所定の範囲内である場合を言う(以下において同じ)。各油タンク20、21の油面の高さの差が所定範囲内とは、例えば、各油タンク20、21の油面の高さが、高位限界油面90aと低位限界油面90bとの間に位置する場合などが例示される。
ステップS124の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが等しいと判定した場合(ステップS124のYes)には、流量調整弁40a、40bの開度を現状の開度に固定し、通常運転時前における初期設定の動作を終了する。
一方、ステップS124の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが等しくないと判定した場合(ステップS124のNo)には、制御装置100は、各油タンク20、21の油面の高さが等しくなるように、各油タンク20、21の出口側の流量調整弁40a、40bの開度を調整する(ステップS125)。例えば、油タンク20の油面の高さが、油タンク21の油面の高さよりも高い場合には、流量調整弁40aの開度を大きくするか、流量調整弁40bの開度を小さくする。
そして、ステップS125の処理後、再びステップS124の処理を実行する。各油タンク20、21の油面の高さが等しくなるまで、このステップS124、ステップS125処理を繰り返し実行する。そして、各油タンク20、21の油面の高さが等しいと判定した場合には、流量調整弁40a、40bの開度を現状の開度に固定し、通常運転時前における初期設定の動作を終了する。
ステップS123の判定で、各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しくないと判定した場合(ステップS123のNo)には、制御装置100は、各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しくなるように、各油タンク20、21の入口側の流量調整弁41a、41bの開度を調整する(ステップS126)。例えば、油タンク20へ流入する油の流量が、油タンク21へ流入する油の流量よりも多い場合には、流量調整弁41aの開度を小さくするか、流量調整弁41bの開度を大きくする。
そして、ステップS126の処理後、再びステップS122の処理を実行する。
各油タンク20、21へ流入する油の流量が等しくないと判定した場合には、このステップS126、ステップS122、ステップS123の処理を繰り返し実行する。
ここで、油清浄系統装置10の通常運転時前における初期設定を制御装置100の制御によって行わず、作業員が行う場合には、上記した図2に示された通常運転前の初期設定時における動作は実行されない。なお、この場合には、作業員によって、通常運転前の初期設定がなされているため、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における油流調整方法としては、次に示す通常運転時における油流調整方法のみが実行される。
次に、図3を参照して、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における、通常運転時における油流調整方法を説明する。
なお、通常運転時における動作は、上記した通常運転前の初期設定が終了した後実行される。
制御装置100は、油移送ポンプ60を駆動し、油清浄系統装置10の通常運転を開始する(ステップS130)。
制御装置100は、油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、例えば、油量に係る情報として、各油タンク20、21の油面の高さに係る情報を入力し、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内か否かを判定する(ステップS131)。
ここで、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内とは、例えば、各油タンク20、21の油面の高さが、高位限界油面90aと低位限界油面90bとの間に位置する場合などが例示される。
ステップS131の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内であると判定した場合(ステップS131のYes)には、油清浄系統装置10の通常運転を継続する(ステップS130)。
一方、ステップS131の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でないと判定した場合(ステップS131のNo)には、制御装置100は、油移送ポンプ60の駆動を停止する(ステップS132)。
このように、油移送ポンプ60の駆動を停止することで、各油タンク20、21内の油の静水頭差により、各油タンク20、21の油面の高さの差が解消され、油面の高さを所定範囲内とすることができる。
続いて、制御装置100は、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となったか否かを判定する(ステップS133)。
ステップS133の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となっていないと判定した場合(ステップS133のNo)には、再度、ステップS133の判定を実行する。
なお、油清浄を促進するため、制御装置100は、ステップS133の判定を所定時間繰り返し実行していると判定した場合には、ステップS134に進み、油移送ポンプ60を駆動するように動作させてもよい。なお、所定時間とは、例えば5〜60分の範囲である。
一方、ステップS133の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となったと判定した場合(ステップS133のYes)には、制御装置100は、油移送ポンプ60を駆動する(ステップS134)。そして、油清浄系統装置10の通常運転を継続する(ステップS130)。
上記したように、第1の実施の形態の油清浄系統装置10および油清浄系統装置10の油流調整方法によれは、油タンク20、21内の油量に係る情報を検知する油量検知装置80a、80bを備え、これらの油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内か否かを判定することができる。また、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でない場合には、油移送ポンプ60の駆動を停止して、各油タンク20、21内の油の静水頭差を利用して、各油タンク20、21の油面の高さを所定範囲内とすることができる。そのため、例えば、オーバーフローサイトボックスや油ドレンタンクなどを備えなくても、循環する油の油流調整を容易かつ的確に行うことができる。また、各油タンク20、21内の油量をほぼ均一に維持することができる。
また、油清浄系統装置10において油を循環させることで、各油タンク20、21内の油の温度の均一化を図ることができる。
また、第1の実施の形態の油清浄系統装置10および油清浄系統装置10の油流調整方法によれは、流量調整弁40a、40b、41a、41bの開度を通常運転前の初期設定時において適正な開度に設定して固定し、その後の通常運転時には、流量調整弁40a、40b、41a、41bの開度の調整することなく、循環する油の油流調整を容易かつ的確に行うことができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明に係る第2の実施の形態の、複数の油タンク20、21を備えた油清浄系統装置11を模式的に示した図である。なお、本発明に係る第1の実施の形態の油清浄系統装置10と同一の構成部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
第2の実施の形態の油清浄系統装置11は、連通管140を備えた以外は、第1の実施の形態の油清浄系統装置10と同じ構成である。ここでは、この構成がことなる連通管140について主に説明する。
図4に示すように、連通管140は、各油タンク20、21の下部に設けられ、各油タンク20、21の油相部分を相互に連通させ、油を流通させる配管である。この連通管140を備えることで、各油タンク20、21の油面の高さに差が生じた場合でも、各油タンク20、21内の油の静水頭差を利用して、各油タンク20、21の油面の高さの差をなくす、または小さくすることができる。
次に、第2の実施の形態の油清浄系統装置11の油流調整方法について説明する。
図5は、第2の実施の形態の油清浄系統装置11における、通常運転時における油流調整方法を説明するためのフローチャートである。なお、第2の実施の形態の油清浄系統装置11における、通常運転前の初期設定時における油流調整方法は、第1の実施の形態の油清浄系統装置10における、通常運転前の初期設定時における油流調整方法と同じである。
図5を参照して、第2の実施の形態の油清浄系統装置11における、通常運転時における油流調整方法を説明する。
なお、通常運転時における動作は、通常運転前の初期設定が終了した後実行される。
制御装置100は、油移送ポンプ60を駆動し、油清浄系統装置11の通常運転を開始する(ステップS150)。
制御装置100は、油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、例えば、油量に係る情報として、各油タンク20、21の油面の高さに係る情報を入力し、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内か否かを判定する(ステップS151)。
ここで、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内とは、例えば、各油タンク20、21の油面の高さが、高位限界油面90aと低位限界油面90bとの間に位置する場合などが例示される。
ステップS151の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内であると判定した場合(ステップS151のYes)には、油清浄系統装置11の通常運転を継続する。
一方、ステップS151の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でないと判定した場合(ステップS151のNo)には、所定時間後、再度、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内か否かを判定する(ステップS152)。
ここで、ステップS152において、ステップS151の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でないと判定したときから、所定時間の経過を待つのは、連通管140を介して各油タンク20、21内の油の静水頭差による油の移動が生じ、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となることを待つためである。なお、所定時間とは、例えば5〜60分の範囲である。
ステップS152の判定で、所定時間の経過後、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内になったと判定した場合(ステップS152のYes)には、油清浄系統装置11の通常運転を継続する(ステップS150)。
一方、ステップS152の判定で、所定時間の経過後、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内になっていないと判定した場合(ステップS152のNo)には、制御装置100は、油移送ポンプ60の駆動を停止する(ステップS153)。
このように、油移送ポンプ60の駆動を停止することで、各油タンク20、21内の油の静水頭差により、各油タンク20、21の油面の高さの差が解消され、油面の高さを所定範囲内とすることができる。また、連通管140を備えることで、油面の高さが所定範囲内となるまでの時間を短縮することができる。
続いて、制御装置100は、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となったか否かを判定する(ステップS154)。
ステップS154の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となっていないと判定した場合(ステップS154のNo)には、再度、ステップS154の判定を実行する。
なお、油清浄を促進するため、制御装置100は、ステップS154の判定を所定時間繰り返し実行していると判定した場合には、ステップS155に進み、油移送ポンプ60を駆動するように動作させてもよい。なお、所定時間とは、例えば5〜60分の範囲である。
一方、ステップS154の判定で、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内となったと判定した場合(ステップS154のYes)には、制御装置100は、油移送ポンプ60を駆動する(ステップS155)。そして、油清浄系統装置11の通常運転を継続する(ステップS150)。
上記したように、第2の実施の形態の油清浄系統装置11および油清浄系統装置11の油流調整方法によれは、油タンク20、21内の油量に係る情報を検知する油量検知装置80a、80bを備え、これらの油量検知装置80a、80bからの情報に基づいて、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内か否かを判定することができる。
また、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でない場合には、連通管140を介して、各油タンク20、21内の油の静水頭差を利用して、各油タンク20、21の油面の高さを所定範囲内とすることができる。さらに、各油タンク20、21の油面の高さが所定範囲内でない場合には、油移送ポンプ60の駆動を停止して、各油タンク20、21内の油の静水頭差を利用して、各油タンク20、21の油面の高さを所定範囲内とすることができる。そのため、例えば、オーバーフローサイトボックスや油ドレンタンクなどを備えなくても、循環する油の油流調整を容易かつ的確に行うことができる。また、各油タンク20、21内の油量をほぼ均一に維持することができる。
また、油清浄系統装置11において油を循環させることで、各油タンク20、21内の油の温度の均一化を図ることができる。
また、第2の実施の形態の油清浄系統装置11および油清浄系統装置11の油流調整方法によれは、流量調整弁40a、40b、41a、41bの開度を通常運転前の初期設定時において適正な開度に設定して固定し、その後の通常運転時には、流量調整弁40a、40b、41a、41bの開度の調整することなく、循環する油の油流調整を容易かつ的確に行うことができる。
以上、本発明を一実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10,11…油清浄系統装置、20,21…油タンク、20a,21a…油排出口、20b,21b…油導入口、30…油清浄器、30a,30b…油排出管、31…油排出集合配管、32a,32b…油分岐配管、33a…バイパス配管、40a,40b,41a,41b…流量調整弁、50…ストレーナ、60…油移送ポンプ、70a,70b…油流量計、80a,80b…油量検知装置、90a…高位限界油面、90b…低位限界油面、100…制御装置、140…連通管。

Claims (8)

  1. 油を貯留する複数の油タンクと、
    前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、
    各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、
    前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、
    前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、
    各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、
    前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させる制御手段と
    を具備することを特徴とする油清浄系統装置。
  2. 各前記油タンクの下部に設けられ、各前記油タンクの油相部分を相互に連通させ、油を流通させる連通管をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の油清浄系統装置。
  3. 前記油量検知手段が、前記油タンク内の油面の高さを検知するものであることを特徴とする請求項1または2記載の油清浄系統装置。
  4. 油を貯留する複数の油タンクと、
    前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、
    各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、
    前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、
    各前記油排出管に設けられた、油の流量を調整する出口側流量調整弁と、
    前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、
    各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、
    各前記油分岐配管に設けられた、油の流量を調整する入口側流量調整弁と、
    各前記油分岐配管に設けられ、各前記油タンクに流入する油の流量に係る情報を検知する流量検知手段と、
    各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させ、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整する制御手段と
    を備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、
    前記油清浄系統装置の通常運転前に、前記制御手段が、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整し、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度をこの調整された弁開度に固定し、
    前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法。
  5. 油を貯留する複数の油タンクと、
    前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、
    各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、
    前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、
    前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、
    各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、
    各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させる制御手段と
    を備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、
    前記油清浄系統装置の通常運転前に、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように予め調整された前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法。
  6. 油を貯留する複数の油タンクと、
    前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、
    各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、
    前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、
    各前記油排出管に設けられた、油の流量を調整する出口側流量調整弁と、
    前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、
    各前記油タンクの下部に設けられ、各前記油タンクの油相部分を相互に連通させ、油を流通させる連通管と、
    各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、
    各前記油分岐配管に設けられた、油の流量を調整する入口側流量調整弁と、
    各前記油分岐配管に設けられ、各前記油タンクに流入する油の流量に係る情報を検知する流量検知手段と、
    各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させ、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整する制御手段と
    を備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、
    前記油清浄系統装置の通常運転前に、前記制御手段が、各前記流量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度を調整し、各前記出口側流量調整弁および各前記入口側流量調整弁の弁開度をこの調整された弁開度に固定し、
    前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定し、かつ所定時間経過後においても各前記油タンク内における油量が所定値を超えていると判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法。
  7. 油を貯留する複数の油タンクと、
    前記油タンクよりも下方に設置された、油を清浄する油清浄器と、
    各前記油タンクの油排出口に一端がそれぞれ連結された各油排出管の他端と連結し、各前記油タンクから排出された油を前記油清浄器に導く油排出集合配管と、
    前記油清浄器で清浄された油を各前記油タンクの油導入口に導く油分岐配管と、
    前記油排出集合配管に設けられた、油を移送するための油移送ポンプと、
    各前記油タンクの下部に設けられ、各前記油タンクの油相部分を相互に連通させ、油を流通させる連通管と、
    各前記油タンクに設けられ、前記油タンク内の油量に係る情報を検知する油量検知手段と、
    各前記油量検知手段からの情報に基づいて、前記油移送ポンプを停止または作動させる制御手段と
    を備える油清浄系統装置の油流調整方法であって、
    前記油清浄系統装置の通常運転前に、各前記油タンクに流入する油の流量および各前記油タンクの油面の高さが同じになるように予め調整された前記油清浄系統装置の通常運転時において、前記制御手段が、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値を超えたと判定し、かつ所定時間経過後においても各前記油タンク内における油量が所定値を超えていると判定した場合に、前記油移送ポンプを停止させ、前記油移送ポンプの停止状態において、各前記油量検知手段からの情報に基づいて、各前記油タンク内における油量が所定値以内であると判定した場合に、前記油移送ポンプを再び作動させることを特徴とする油清浄系統装置の油流調整方法。
  8. 前記油量検知手段が、前記油タンク内の油面の高さを検知するものであることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項記載の油清浄系統装置の油流調整方法。
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