JP2011530605A - 活性化合物、アンモニウム塩、および非イオン性界面活性剤を含む相乗的殺虫剤組成物 - Google Patents

活性化合物、アンモニウム塩、および非イオン性界面活性剤を含む相乗的殺虫剤組成物 Download PDF

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Abstract

殺虫剤、アンモニウム塩、および非イオン性界面活性剤を含む殺虫剤組成物が提供される。

Description

本出願は、2008年8月12日に出願された米国仮出願第61/088,020号の利益を主張する。本明細書に開示される発明は、殺虫剤および害虫の防除におけるそれらの使用の分野に関する。
害虫は、毎年世界中で数百万人のヒトの死を引き起こしている。さらに、農業の損失をもたらす数万を超える種の害虫が存在している。これらの農業損失は、毎年総計で数十億米国ドルに達する。シロアリは、住宅などの様々な構造物に対して損害をもたらしている。これらのシロアリの損害損失は、毎年総計で数十億米国ドルに達する。最後の留意点として、多くの保存食料の害虫は、保存食料を食べ、その品質を落としている。これらの食物損失は、毎年総計で数十億米国ドルに達するが、より重要なことは、人々の必要な食料を奪っていることである。
新たな殺虫剤に対する緊急の必要性がある。昆虫は現在使用中の殺虫剤に対して抵抗性を発達させている。数百の昆虫種が、1種以上の殺虫剤に対して抵抗性である。DDT、カルバメート系殺虫剤、および有機リン系殺虫剤などの一部の旧来の殺虫剤に対する抵抗性の発達はよく知られている。しかし、抵抗性は一部のより新しい殺虫剤に対してさえも発達してきている。したがって、新たな殺虫剤、特に新たな作用様式を有する殺虫剤に対する必要性がある。
本発明は、害虫、特に昆虫の防除に有用な、より詳しくはアブラムシおよび他の吸汁昆虫の防除に有用な組成物に関する。
本発明の殺虫剤組成物の一成分は、式(I)

(式中、
Xは、NO、CNまたはCOORを表し;
Lは、単結合を表すか、またはR、SおよびLは一緒になって、4員、5員もしくは6員の環を表し;
は(C〜C)アルキルを表し;
およびRは、独立して、水素、メチル、エチル、フルオロ、クロロまたはブロモを表し;
nは、0〜3の整数であり;
Yは(C〜C)ハロアルキルを表し;
は(C〜C)アルキルを表す)
の化合物である。
式(I)の好ましい化合物は、以下のクラス:
(1)Xが、NOまたはCN、最も好ましくはCNである、式(I)の化合物、
(2)YがCFである、式(I)の化合物、
(3)RおよびRが、独立して、水素、メチルまたはエチルを表す、式(I)の化合物、
(4)R、SおよびLが一緒になって、飽和5員の環を形成し、nが0である、すなわち、構造

を有する、式(I)の化合物、
(5)RがCHを表し、Lが単結合を表す、すなわち、構造

(式中、n=1〜3、最も好ましくはn=1)
を有する、式(I)の化合物
を含む。
最も好ましい化合物は一般に、上記の好ましいクラスの組合せからなるものであることが当業者に理解される。さらに、1種または複数のこれらの化合物を、本発明の殺虫剤組成物に使用することができる。
これらの化合物を製造する方法およびこれらの化合物を使用する方法は、当技術分野で知られている。例えば、その全開示が参照により本明細書により組み込まれる、国際公開第2007/095229A2号を参照されたい。
本発明の殺虫剤組成物の別の成分は、アンモニウム塩(例えば、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、およびリン酸アンモニウム)である。1種または複数のアンモニウム塩を用いることができる。好ましくは、アンモニウム塩は硫酸アンモニウムである。アンモニウム塩は、その会合形態または解離形態(これは、アンモニウム塩が少なくとも部分的に可溶化する場合に生じ得る)で用いることができる。アンモニウム塩は、様々な供給元から入手できる。
殺虫剤組成物の別の成分は非イオン性界面活性剤である。例えば、アルキルフェノールエトキシレート、脂肪アルコールエトキシレート、脂肪酸のポリオキシエチレンエステル、メチルエステルエトキシレート、ポリアルキレンオキシドブロックコポリマー、アミンオキシド、多価アルコールと脂肪酸のエステル、グリコールエステル、アンヒドロヘキシトールエステル、およびアルキルポリグリコシド。1種または複数の非イオン性界面活性剤を用いることができる。好ましくは、ポリエトキシル化アルコールが用いられる。非イオン性界面活性剤は、様々な供給元から入手できる。
用いる量の重量比は、用いられる特定の成分に依存してかなり変わる。しかし、以下の表を用いることができる。
実施例は、例証の目的のためであり、本明細書に開示された本発明をこれらの実施例に開示された実施形態のみに限定すると解釈されるべきでない。

化合物A
化合物Aは、樹液食昆虫に対して良好な活性を有する殺虫剤である。この分子は、葉面、土壌、および種子の処理剤として有用性を有する。この化合物は、国際公開第2007/095229A2号に開示された方法に従って作製した。
原料および方法。非イオン性界面活性剤(Atlox 4991 0.125%および0.25%V/V;それぞれ、1250および2500ppm)および硫酸アンモニウム(「AMS」10,200および20,400ppm)の溶液を500mLの水で調製した。すべての溶液を調製するために用いた水は、Milli Q水精製システムから得た。界面活性剤をAMSおよび水の溶液のアリコートに添加することによって、組合せ混合物を作製し、界面活性剤およびAMSの二元組合せすべてを作製した。化合物Aの水中500ppm原液を、2mgの化合物Aを40mLの水に添加することによって調製した。この500ppm溶液62.4μLを、それぞれ、AMS、界面活性剤、または界面活性剤およびAMSの溶液20mLに添加し、化合物Aの高比率1.56ppm溶液を作製した。これらの化合物Aおよび界面活性剤、化合物AおよびAMS、または化合物A、AMS、および界面活性剤の高比率溶液を、適当な界面活性剤、AMS、またはAMSおよび界面活性剤の組合せの溶液によって2倍ずつ段階希釈し、1.56から0.19ppmの希釈系列を作製した。界面活性剤またはAMSを含まない化合物Aの水中希釈系列も調製した。界面活性剤、AMS、または界面活性剤およびAMSの溶液すべては、化合物Aを含まずに試験した。1日目に、2から3葉期のキャベツ植物に、アブラムシを群棲させた葉を各植物に移すことによって、モモアカアブラムシ、ミュズス・ペルシカエ(Myzus persicae)(GPA)を群棲させた。群棲させた葉の目視検査に基づいて同一の数のアブラムシを移した。2日目に、携帯型のアスピレータ式噴霧器を用いて濡らすために植物に、表面すべてにスプレーした。各処理組合せの4つのレプリケートにスプレーし、4日目に各植物上のすべての期の生きているアブラムシを数えた。データを、非スプレー照合用処理におけるアブラムシの数に基づいて対照パーセントに変換した。非スプレー照合用植物上のアブラムシの数を用いて、界面活性剤およびAMSの溶液について対照を計算した。さらに、非スプレー照合用処理上のアブラムシの平均数を用いて、化合物Aのみでスプレーした植物について対照パーセント値を計算した。化合物Aと、AMS、界面活性剤、またはAMSおよび界面活性剤との組合せで処理した植物由来のアブラムシの数を、非スプレー照合用処理由来のアブラムシの平均数を用いることによって対照パーセントに変換した。負の対照パーセント値は、相乗効果のための処理組合せを評価する前に対照パーセント値0に変えた。一般に、界面活性剤またはAMSと組み合わせない場合、濃度1.56、0.78および0.39の化合物Aにより示される効力は、十分に大きく、相乗効果の同定は実際的でなかった。したがって、相乗効果の組合せの分析は、化合物Aの比率0.19ppmでのみ行った。等分散性は、測定対照パーセント(実際)について検定し、コルビー予測値(Colby predicted value)およびこれらのデータは、等分散性(レビーンズ検定(Levene’s test)0.435 P=0.867)を有することがわかった。測定効力(対照パーセント)データは、両側T検定(Minitab)を用いて、計算コルビー値(Colby,S.R.1967年。Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations、Weeds 15巻:20〜22頁)と比較した。測定値およびコルビー予測値間の有意差(p=0.05)は、相乗効果(または拮抗作用)が存在することを示した。化合物Aと界面活性剤またはAMSのいずれかとの混合物のコルビー値を計算するために用いた式は、
100−[(100−化合物Aの比率の対照%)(100−界面活性剤またはAMSの対照%)]/100
であった。
式は、以下:
100−[(100−化合物Aの比率の対照%)(100−界面活性剤の対照%)(100−AMSの対照%)]/10000
のとおりに化合物A、界面活性剤およびAMSの三元混合物に適合させた。
処理組合せ、対照パーセント、および各処理について得られた生のアブラムシ数の概要を、表1に示す。
結果。測定値およびコルビー予測値ならびに関連したT検定統計値の要約は、表2に含める。界面活性剤またはAMSと化合物Aとを組み合わせた場合、相乗効果を0.05%水準で支持し得た事例はなかった。AMSおよび界面活性剤と化合物Aとを組み合わせた場合、組合せ混合物のうちの3つ(4つの可能な中から)が、統計的に支持される相乗効果をもたらした(表2)。この要約は、化合物A、AMSおよび界面活性剤を組み合わせる場合、有意な相乗効果を示す。表2における三元組合せに対して測定された活性の統計的増加は、化合物A単独と比較して51.6〜60.1%の活性の増加を反映している。
酸および塩誘導体、ならびに溶媒
本発明に開示する化合物は、殺虫剤的に許容される酸付加塩の形態であってよい。
非制限的な例によると、アミン官能基は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、安息香酸、クエン酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸、フマル酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、グルコン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、アスパラギン酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシメタンスルホン酸、およびヒドロキシエタンスルホン酸との塩を形成してよい。
さらに、非限定的な例によると、酸官能基は、アルカリまたはアルカリ土類金属に由来する塩、ならびにアンモニアおよびアミンに由来する塩を含む塩を形成してよい。好ましい陽イオンの例には、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、およびアミニウムの陽イオンが含まれる。
塩は、遊離塩基の形態を、十分量の所望の酸と接触させて塩を生成することによって調製する。遊離塩基の形態は、塩を、水性希水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア、および炭酸水素ナトリウムなどの適切な希塩基水溶液で処理することによって再生することができる。例として、多くの場合において、殺虫剤を修飾してより水溶性の形態にする(例えば、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸ジメチルアミン塩は、よく知られている除草剤である2,4−ジクロロフェノキシ酢酸のより水溶性の形態である)。
本発明に開示する化合物は、非複合の溶媒分子を化合物から除去した後にインタクトなままである溶媒分子との安定な複合体を形成してもよい。このような複合体は、しばしば「溶媒和化合物」と呼ばれる。
立体異性体
本発明に開示するある種の化合物は、1つまたは複数の立体異性体として存在することができる。様々な立体異性体には、幾何異性体、ジアステレオマー、およびエナンチオマーが含まれる。したがって、本発明に開示する化合物には、ラセミ混合物、個々の立体異性体、および光学活性な混合物が含まれる。当業者であれば、ある立体異性体が他の立体異性体よりも活性であり得ることを理解するであろう。個々の立体異性体および光学活性な混合物は、選択的な合成手順によって、分離した出発材料を用いた従来の合成手順によって、または従来の分割の手順によって得ることができる。
害虫
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、線形動物門の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、節足動物門の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、鋏角亜門の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、クモ綱の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、多足亜門の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、コムカデ綱の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、六脚亜門の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、昆虫綱の害虫を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、甲虫目(カブトムシ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、革翅目(ハサミムシ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、網翅類(ゴキブリ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、双翅目(ハエ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、半翅目(true bug)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、同翅目(アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ、ヨコバイ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、膜翅目(アリ、スズメバチ、およびミツバチ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、シロアリ目(シロアリ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、鱗翅目(ガおよびチョウ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、ハジラミ目(ハジラミ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、直翅目(バッタ、イナゴ、およびコオロギ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を、シラミ目(シラミ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、ノミ目(ノミ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、アザミウマ目(アザミウマ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、シミ目(シミ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、ダニ目(ダニおよびマダニ)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、線虫類(線虫)を防除することができる。
別の実施形態において、本明細書に開示する本発明を用いて、コムカデ目(コムカデ)を防除することができる。
より詳しい情報については、Arnold Mallis、「Handbook of Pest Control−The Behavior,Life Histroy,and Control of Household Pests」、第9版、著作権2004年、GIE Media社を参考にされたい。
混合物
本明細書に開示する本発明と組み合わせて有利に使用することができる殺虫剤のいくつかには、それだけには限定されないが、以下のものが含まれる。
1,2ジクロロプロパン、1,3ジクロロプロペン、
アバメクチン、アセフェート、アセキノシル、アセタミプリド、アセチオン、アセトプロール、アクリナトリン、アクリロニトリル、アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、アルドリン、アレスリン、アロサミジン、アリキシカルブ、α−シペルメトリン、α−エクジソン、アミジチオン、アミドフルメト、アミノカルブ、アミトン、アミトラズ、アナバシン、三酸化ヒ素、アチダチオン、アザディラクチン、アザメチホス、アジンホスエチル、アジンホスメチル、アゾベンゼン、アゾシクロチン、アゾトエート、
ヘキサフルオロケイ酸バリウム、バルトリン、ベンクロチアズ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベノミル、ベノキサホス、ベンスルタプ、ベンゾキシメート、安息香酸ベンジル、β−シフルスリン、β−シペルメトリン、ビフェナザート、ビフェンスリン、ビナパクリル、ビオアレスリン、ビオエタノメトリン、ビオペルメトリン、ビストリフルロン、ホウ砂、ホウ酸、ブロムフェンビンフォス、ブロモ−DDT、ブロモシクレン、ブロモホス、ブロモホスエチル、ブロモプロピレート、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブタカルブ、ブタチオフォス、ブトカルボキシム、ブトネート、ブトキシカルボキシム、
カデュサフォス、砒酸カルシウム、多硫化カルシウム、カンフェクロール、カルバノレート、カルバリル、カルボフラン、二硫化炭素、四塩化炭素、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタップ、キノメチオナート、クロラントラニルプロール、クロルベンシド、クロルビシクレン、クロルダン、クロルデコン、クロルジメフォルム、クロルエトキシフォス、クロルフェナピル、クロルフェネトール、クロルフェンソン、クロルフェンスルフィド、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルメホス、クロロベンジレート、クロロホルム、クロロメブホルム、クロロメチウロン、クロロピクリン、クロロプロピレート、クロロホキシム、クロルプラゾホス、クロルピロホス、クロルピロホスメチル、クロルチオホス、クロマフェノジド、シネリンI、シネリンII、シスメトリン、クロエトカルブ、クロフェンタジン、クロサンテール、クロチアニジン、アセト亜ヒ酸第二銅、ヒ酸銅(II)、ナフテン酸銅、オレイン酸銅、クマホス、クミトエート、クロタミトン、クロトキシホス、クルエンタレンAおよびB、クルホメート、クリオライト、シアノフェンホス、シアノホス、シアントエート、シクレトリン、シクロプロトリン、シエノピラフェン、シフルメトフェン、シフルトリン、シハロトリン、シヘキサチン、シペルメトリン、シフェノトリン、シロマジン、シチオエート、
d−リモネン、ダゾメット、DBCP、DCIP、DDT、デカルボフラン、デルタメトリン、デメフィオン、デメフィオン−O、デメフィオン−S、デメトン、デメトンメチル、デメトン−O、デメトン−O−メチル、デメトン−S、デメトン−S−メチル、デメトン−S−メチルスルホン、ジアフェンチウロン、ジアリフォス、ジアミダホス、ジアジノン、ジカプトン、ジクロフェンチオン、ジクロフルアニド、ジクロルボス、ジコフォール、ジクレシル、ジクロトホス、ジシクラニル、ジエルドリン、ジエノクロール、ジフロビダジン、ジフルベンズロン、ジロール(dilor)、ジメフルトリン、ジメフォックス、ジメタン、ジメトエート、ジメトリン、ジメチルビンホス、ジメチラン、ジネックス、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ−4、ジノカップ−6、ジノクトン、ジノペントン、ジノプロップ、ジノサム、ジノスルフォン、ジノテフラン、ジノテルボン、ジオフェノラン、ジオキサベンゾフォス、ジオキサカルブ、ジオキサチオン、ジフェニルスルフォン、ジスルフィラム、ジスルフォトン、ジチクロホス、DNOC、ドフェナピン、ドラメクチン、
エクジステロン、エマメクチン、EMPC、エムペントリン、エンドスルファン、エンドチオン、エンドリン、EPN、エポフェノナン、エプリノメクチン、エスフェンバレレート、エタホス(etaphos)、エチオフェンカルブ、エチオン、エチプロール、エトエートメチル、エトプロホス、エチル−DDD、ギ酸エチル、エチレンジブロミド、エチレンジクロリド、エチレンオキシド、エトレンプロックス、エトキサゾール、エトリムホス、EXD、
ファムフール、フェナミホス、フェナザフロール、フェナザキン、フェンブタチンオキシド、フェンクロルホス、フェネタカルブ(fenethacarb)、フェンフルトリン、フェニトロチオン、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキサクリム、フェノキシカルブ、フェンピリトリン、フェンプロパトリン、フェンピロキシメート、フェンソン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェンチオンエチル、フェントリファニル、フェンバレレート、フィプロニル、フロニカミド、フルアクリピリム、フルアズロン、フルベンジアミド、フルベンジミン、フルコフロン、フルシクロクスロン、フルシトリネート、フルエネチル、フルフェネリウム、フルフェノクスロン、フルフェンプロックス、フルメトリン、フルオルベンシド(fluorbenside)、フルバリネート、ホノホス、ホルメタネート、ホルモチオン、ホルムパラネート(formparanate)、ホスメチラン、ホスピレート(fospirate)、ホスチアゼート、ホスチエタン、フラチオカルブ、フレスリン、フルフラール、
γシハロトリン、γHCH、
ハロフェンプロックス、ハロフェノジド、HCH、HEOD、ヘプタクロル、ヘプテノホス、ヘテロホス(heterophos)、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾックス、HHDN、ヒドラメチルノン、シアン化水素、ハイドロプレン、ヒキンカルブ(hyquincarb)、
イミシアホス、イミダクロプリド、イミプロトリン、インドキサカルブ、ヨードメタン、IPSP、イサミドホス、イサゾホス、イソベンザン、イソカルボホス、イソドリン、イソフェンホス、イソプロカルブ、イソプロチオラン、イソチオエート、イソキサチオン、イベルメクチン、
ジャスモリンI、ジャスモリンII、ジョドフェンホス(jodfenphos)、幼若ホルモンI、幼若ホルモンII、幼若ホルモンIII、
ケレバン、キノプレン、
λシハロトリン、ヒ酸鉛、レピメクチン、レプトホス、リンデン、リリムホス(lirimfos)、ルフェヌロン、リチダチオン、
マラチオン、マロノベン(malonoben)、マジドックス、メカルバム、メカルホン、メナゾン、メホスホラン、塩化第一水銀、メスルフェン、メスルフェンホス、メタフルミゾン、メタム、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メトクロトホス(methocrotophos)、メトミル、メトプレン、メトキシクロル、メトキシフェノジド、臭化メチル、メチルクロロホルム、塩化メチレン、メチルイソチオシアネート、メトフルトリン、メトルカルブ、メトキサジアゾン、メビンホス、メキサカルバート、ミルベメクチン、ミルベマイシンオキシム、ミパホックス(mipafox)、ミレックス、MNAF、モノクロトホス、モルホチオン(morphothion)、モキシデクチン、
ナフタロホス、ナレド、ナフタレン、ニコチン、ニフルリジド、ニッコーマイシン、ニテンピラム、ニチアジン、ニトリラカルブ、ノバルロン、ノビフルムロン、
オメトエート、オキサミル、オキシデメトンメチル、オキシデプロホス、オキシジスルホトン、
パラジクロロベンゼン、パラチオン、パラチオンメチル、ペンフルロン、ペンタクロロフェノール、ペントメトリン、フェンカプトン、フェノトリン、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスホラン、ホスメット、ホスニクロル(phosnichlor)、ホスファミドン、ホスフィン、ホスホカルブ、ホキシム、ホキシムメチル、ピリメタホス、ピリミカルブ、ピリミホスエチル、ピリミホスメチル、亜ヒ酸カリウム、チオシアン酸カリウム、pp’−DDT、プラレトリン、プレコセンI、プレコセンII、プレコセンIII、プリミドホス、プロクロノール、プロフェノホス、プロフルトリン、プロマシル、プロメカルブ、プロパホス、プロパルギト、プロペタンホス、プロポクスール、プロチダチオン、プロチオホス、プロトエート、プロトリフェンブト、ピラクロホス、ピラフルプロール、ピラゾホス、ピレスメトリン、ピレトリンI、ピレトリンII、ピリダベン、ピリダリル、ピリダフェンチオン、ピリフルキナゾン、ピリミジフェン、ピリミテート(pyriminate)、ピリプロール、ピリプロキシフェン、
カッシア、キナルホス、キナルホスメチル、キノチオン、キンチオホス、
ラフォキサニド、レスメトリン、ロテノン、リアニア、
サバジラ、シュラーダン、セラメクチン、シラフルオフェン、亜ヒ酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム、チオシアン酸ナトリウム、ソファミド(sophamide)、スピネトラム、スピノサド、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラマト、スルコフロン、スルフィラム、スルフラミド、スルフォテップ、硫黄、フッ化スルフリル、スルプロホス、
タウフルバリネート、タジムカルブ、TDE、テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリムホス、テフルベンズロン、テフルスリン、テメホス、TEPP、テラレトリン、テルブホス、テトラクロロエタン、テトラクロロビンホス、テトラジホン、テトラメトリン、テトラナクチン、テトラスル、θシペルメトリン、チアクロプリド、チアメトキサム、チクロホス(thicrofos)、チオカルボキシム、チオシクラム、チオジカルブ、チオファノックス、チオメトン、チオナジン、チオキノックス、チオスルタップ(thiosultap)、チューリンゲンシン(thuringiensin)、トルフェンピラド、トラロメトリン、トランスフルトリン、トランスペルメトリン、トリアラテン、トリアザメート、トリアゾホス、トリクロルホン、トリクロルメタホス−3(trichlormetaphos-3)、トリクロロナート(trichloronat)、トリフェノホス、トリフルムロン、トリメタカルブ、トリプレン、
バミドチオン、バニリプロール、
XMC、キシリカルブ、
ζ−シペルメトリン、およびゾラプロホス
が含まれる。
さらに、上記の殺虫剤のあらゆる組合せを用いることができる。
本明細書に開示する本発明を、除草剤および殺真菌剤、または経済上および相乗性の理由で両方とともに用いることもできる。
本明細書に開示する本発明を、経済上および相乗性の理由で、抗微生物剤、殺細菌剤、枯葉剤、毒性緩和剤、相乗剤、殺藻剤、誘引剤、乾燥剤、フェロモン、忌避剤、動物浸液、殺鳥剤、消毒剤、信号化学物質、および軟体動物駆除剤(これらの分類は必ずしも相互に排他的ではない)とともに用いることもできる。
さらなる情報には、本明細書の出願日の、http://www.alanwood.net/pesticides/index.htmlにある、「Compendium of Pesticide Common Names」を参考にされたい。C D S Tomlin編集、著作権2006年、British Crop Production Council、「The Pesticide Manual」第14版も参考にされたい。
相乗的混合物
本明細書に開示する本発明を、「混合物」の表題の下に言及するものなどの他の化合物とともに用いて、混合物における化合物の作用機序が同じ、類似の、または異なる相乗的混合物を形成することができる。
作用機序の例には、それだけには限定されないが、アセチルコリンエステラーゼインヒビター、ナトリウムチャンネルモジュレーター、キチン生合成インヒビター、GABAゲーティッドクロライドチャンネルアンタゴニスト(GABA-gated chloride channel antagonist)、GABAおよびグルタメートゲーティッドクロライドチャンネルアゴニスト、アセチルコリン受容体アゴニスト、MET Iインヒビター、Mgが刺激するATPaseインヒビター、ニコチン性アセチルコリンレセプター、中腸膜ディスラプター、および酸化的リン酸化ディスラプターが含まれる。
さらに、以下の化合物が相乗剤として知られており、本明細書に開示する本発明とともに用いることができる:ピペロニルブトキシド、ピプロタール、セサメックス、セサモリン、およびスルホキシド。
製剤
殺虫剤は、その純粋な形態では適用にほとんど適さない。殺虫剤を必要とされる濃度および好適な形態で用いることができるように他の物質を加え、適用、取扱い、輸送、貯蔵の容易さ、および最大の殺虫作用を可能にすることが通常必要である。したがって、殺虫剤は、例えば、餌、濃縮乳剤、ダスト、乳化性の濃縮物、燻蒸剤、ゲル剤、顆粒剤、マイクロカプセル封入、種子処理、懸濁濃縮物、サスポエマルジョン、錠剤、水溶性液剤、水に分散可能な顆粒剤またはドライフロアブル、水和剤、および超小体積の溶液に調合される。
製剤タイプに関するさらなる情報には、「Catalogue of pesticide formulation types and international coding system」、Technical Monograph、2号、第5版、CropLife International(2002年)を参照されたい。
殺虫剤は、このような殺虫剤の濃縮製剤から調製された水性懸濁剤または乳剤として適用されることが最も多い。このような水溶性の、水に懸濁性の、または乳化性の製剤は、水和剤もしくは水に分散可能な顆粒剤として通常知られている固体、または乳化性の濃縮物もしくは水性懸濁液として通常知られている液体のいずれかである。水に分散可能な顆粒剤を形成するように凝縮されることがある水和剤は、殺虫剤、担体、および界面活性剤の均質な混合物を含んでいる。殺虫剤の濃度は、通常約10重量%から約90重量%までである。担体は、アタパルジャイト粘土、モンモリロナイト粘土、珪藻土、または純粋なケイ酸塩の中から通常選択される。約0.5%から約10%までの水和剤を含む有効な界面活性剤は、硫酸化リグニン、濃縮ナフタレンスルホネート、ナフタレンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、およびアルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物などの非イオン性界面活性剤の中に見出される。
殺虫剤の乳化性の濃縮物は、水混和性の溶媒、または水不混和性の有機溶媒および乳化剤の混合物のいずれかである担体中に、液体1リットルあたり約50から約500グラムまでを溶解するなどの、好都合な濃度の殺虫剤を含んでいる。有用な有機溶媒には、芳香族、特にキシレンおよび石油留分、特に石油の高沸点ナフタレンおよびオレフィン部分、例えば芳香族のヘビーナフサが含まれる。他の有機溶媒、例えば、ロジン誘導体、脂肪族ケトン(例えば、シクロヘキサノン)、および複合アルコール(例えば、2−エトキシエタノール)を含むテルペンの溶媒も用いてもよい。乳化性の濃縮物に適する乳化剤は、従来の陰イオン性および非イオン性の界面活性剤から選択される。
水性懸濁液は、約5重量%から約50重量%までの範囲の濃度で水性の担体中に分散している水不溶性の殺虫剤の懸濁液を含んでいる。懸濁液は、殺虫剤を細かく粉砕し、水および界面活性剤からなる担体中に勢いよく混合することによって調製される。無機塩および合成または天然のゴムなどの成分も、水性の担体の密度および粘度を増大するために加えることができる。混合水溶液を調製し、サンドミル、ボールミル、またはピストンタイプのホモジナイザーなどの器具中でホモジナイズすることによって、殺虫剤を同時に粉砕および混合するのが最も有効であることが多い。
殺虫剤を、土に適用するのに特に有用である顆粒の組成物として適用してもよい。顆粒の組成物は、粘土または類似の物質を含む担体中に分散した約0.5重量%から約10重量%までの殺虫剤を通常含んでいる。このような組成物は、殺虫剤を適切な溶媒中に溶解し、約0.5mmから約3mmまでの範囲の好適な粒子サイズに予め形成された顆粒の担体にそれを適用することによって通常調製される。このような組成物は、担体および化合物の生地またはペーストを作成し、押し砕き、乾燥して所望の顆粒の粒子サイズを得ることによっても調合され得る。
殺虫剤を含むダストは、粉末の形態の殺虫剤を、カオリン粘土、粉砕した火山岩などの適切なダスト状の農業用担体と均質に混合することによって調製される。ダストは、適切には約1%から約10%までの殺虫剤を含むことができる。これらは種子粉衣として、または葉の適用として、ダストブロワー機器で適用することができる。
好適な有機溶媒中(通常、農業化学において広く使われている、スプレーオイルなどの石油)の溶液の形態の殺虫剤を適用することは同程度に実用的である。
殺虫剤を、エアロゾル組成物の形態で適用してもよい。このような組成物において、殺虫剤は、圧力発生性の噴射剤混合物である担体中に溶解または分散している。エアロゾル組成物は、そこから混合物が噴霧弁を通して分散される容器に包装される。
殺虫剤の餌は、殺虫剤を食品もしくは誘引剤、または両方と混合する場合に形成される。害虫が餌を食べるときに殺虫剤も摂取する。餌は、顆粒、ゲル、フロアブルパウダー、液体、または固体の形態をとることができる。これらは害虫の生息場所において用いられる。
燻蒸剤は比較的高い蒸気圧を有し、したがって、土または囲まれたスペースにおいて害虫を死滅させるのに十分な濃度のガスとして存在することができる殺虫剤である。燻蒸剤の毒性は、その濃度および暴露時間に比例する。これらは拡散能力が良好であること、および害虫の呼吸器系に浸透し、または害虫の角皮を通して吸収されることによる作用を特徴とする。燻蒸剤は、ガス密封されている部屋もしくは建物において、または特別な室において、ガスを透過しないシートのもとで、貯蔵製品害虫を防除するために適用される。
殺虫剤を、様々なタイプのプラスチックポリマーに殺虫剤粒子または液滴を懸濁させることによってマイクロカプセル化してもよい。ポリマーの化学的性質を変更することによって、または処理加工における要因を変化させることによって、様々なサイズ、溶解性、肉厚、および浸透度のマイクロカプセルを形成することができる。これらの要因は、内部の有効成分が放出される速度を支配し、これは次に生成物の残留性能、作用速度、および匂いに影響を及ぼす。
油剤濃縮物は、殺虫剤を溶液中に保持する溶媒中に殺虫剤を溶解することによって作成する。殺虫剤の油剤は、溶媒自体が殺虫作用を有し、外皮のロウ様の被覆の溶解が殺虫剤の取り込みの速度を増大することにより、通常、他の製剤よりも速やかに害虫を打ち倒し、死滅をもたらす。油剤の他の利点には、貯蔵安定性がより良好で、間隙への浸透がより良好で、脂肪の多い表面への付着がより良好であることが含まれる。
別の実施形態は水中油型乳剤であり、乳剤は各々層状の液晶コーティングを備え水相に分散される油状小球を含み、各々の油状小球は農業上活性である少なくとも1つの化合物を含み、(1)少なくとも1つの非イオン性の親油性表面活性剤、(2)少なくとも1つの非イオン性の親水性表面活性剤、および(3)少なくとも1つのイオン性の表面活性剤を含む単層またはオリゴ多重層で個々にコーティングされており、小球の粒子直径の平均は800ナノメートル未満である。この実施形態に対するさらなる情報は、特許出願第11/495,228号を有する、2007年2月1日公開の米国特許出願公開第20070027034号に開示されている。使用を容易にするために、この実施形態を「OIWE」と呼ぶ。
さらなる情報には、D.Dent、「Insect Pest Management」、第2版、著作権CAB International(2000年)を参考にされたい。さらに、より詳しい情報には、Arnold Mallis「Handbook of Pest Control−The Behavior,Life Histroy,and Control of Household Pests」、第9版、著作権、2004年、GIE Media社を参考にされたい。
他の製剤成分
一般に、本明細書に開示する本発明を製剤において用いる場合、このような製剤は他の成分も含むことができる。これらの成分には、それだけには限定されないが(これは非網羅的で、相互に排他的ではない列挙である)、湿潤剤、展着剤、固着剤、浸透剤、バッファー、金属イオン封鎖剤、ドリフト低減剤、相容化剤、消泡剤、洗浄剤、および乳化剤が含まれる。少数の成分を即刻記載する。
湿潤剤は、液体に加えた場合、液体とそれが広がる表面との間の界面張力を低減することによって、液体の拡散および浸透の力を増大する物質である。湿潤剤は、農芸化学的製剤において2つの主な機能のために用いられる:処理加工および製造の間に水中の粉末の湿潤の速度を増大して可溶性液体または懸濁性濃縮物に対する濃縮物を作成するために、ならびに圧搾空気タンクにおいて生成物を水と混合する間に水和剤の湿潤時間を低下させて水分散性顆粒中への水の浸透を改善するために。水和剤、懸濁性濃縮物、および水分散性顆粒の製剤に用いられる湿潤剤の例は、ラウリル硫酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルフェノールエトキシレート、および脂肪族アルコールエトキシレートである。
分散剤は、粒子の表面上に吸着し、粒子の分散の状態を保存するのを助け、それらが再凝集するのを防ぐ物質である。分散剤は、製造の間の分散および懸濁を促進し、圧搾空気タンク中で粒子が確実に水中に再分散するように農芸化学的製剤に加えられる。これらは水和剤、懸濁性濃縮物、および水分散性顆粒において広く用いられる。分散剤として用いられる界面活性剤は、粒子表面上に強力に吸着し、粒子の再凝集に対する荷電した、または立体的なバリアを提供する能力を有する。最も一般的に用いられる界面活性剤は、陰イオン性の、非イオン性の、または2タイプの混合である。水和剤製剤では、最も一般的な分散剤は、リグノスルホン酸ナトリウムである。
懸濁性濃縮物では、ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮合物などの高分子電解質を用いて、非常に良好な吸着および安定化を得る。トリスチリルフェノールエトキシレートホスフェートエステルも用いられる。アルキルアリールエチレンオキシド縮合物およびEO−POブロック共重合体などの非イオン性物質は、懸濁性濃縮物用の分散剤として陰イオン性物質と組み合わされることがある。近年、新しいタイプの、非常に高分子量のポリマー性界面活性剤が分散剤として開発されている。これらは、非常に長い疎水性の「バックボーン」、および界面活性剤の「くし」の「歯」を形成する多数のエチレンオキシド鎖を有する。疎水性のバックボーンは粒子表面上に対して多くの繋留点を有するので、これら高分子量のポリマーは懸濁性濃縮物に非常に優れた長期間の安定性をもたらすことができる。農芸化学製剤で用いられる分散剤の例は、リグノスルホン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮合物、トリスチリルフェノールエトキシレートホスフェートエステル、脂肪族アルコールエトキシレート、アルキルエトキシレート、EO−POブロック共重合体、およびグラフト共重合体である。
乳化剤は、ある液相の液滴の、別の液相における懸濁を安定化する物質である。乳化剤がないと、2つの液体は2つの不混和性の液相に分離してしまう。最も一般的に用いられる乳化剤のブレンドは、12個またはそれを超えるエチレンオキシド単位およびドデシルベンゼンスルホン酸の油溶性のカルシウム塩とともに、アルキルフェノールまたは脂肪族アルコールを含んでいる。親水親油バランス(「HLB」)の範囲が8から18までの値であれば、通常安定性の良好な乳剤がもたらされる。乳剤の安定性は、少量のEO−POブロック共重合体の界面活性剤を加えることによって改善されることがあり得る。
可溶化剤は、臨界ミセル濃度を超えた濃度の水中でミセルを形成する界面活性剤である。次いで、ミセルは、ミセルの疎水性部分の内側で水不溶の材料を溶解し、または可溶化することができる。可溶化に通常用いられる界面活性剤のタイプは非イオン性物質:モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタンエトキシレート、およびオレイン酸メチルエステルである。
界面活性剤は、時に、単独で、または標的に対する殺虫剤の生物学的性能を改善するために圧搾空気タンク混合物に対する界面活性剤として鉱物油または植物油などの他の添加剤と一緒に、のいずれかで用いられる。バイオエンハンスメントに用いられる界面活性剤のタイプは、一般的に殺虫剤の性質および作用機序に依存する。しかし、これらは、アルキルエトキシレート、直鎖脂肪族アルコールエトキシレート、脂肪族アミンエトキシレートなど、非イオン性物質であることが多い。
農業用製剤における担体または希釈剤は、必要とされる強度の生成物をもたらすために殺虫剤に添加される材料である。担体は、通常、吸収能力の高い材料であり、希釈剤は、通常、吸収能力の低い材料である。担体および希釈剤は、ダスト、水和剤、顆粒剤、および水分散性顆粒剤の製剤で用いられる。
有機溶媒は、主に、乳化性濃縮物の製剤、超小体積の製剤において、より低い程度で顆粒製剤において用いられる。溶媒の混合物が用いられることがある。溶媒の第1の主なグループは、灯油または精製パラフィン蝋などの脂肪族パラフィン油である。第2の主なグループで最も一般的なものは、キシレン、およびC9およびC10芳香族溶媒の高分子量分画などの芳香族溶媒を含んでいる。製剤を水中に乳化する場合は、殺虫剤の結晶化を防ぐための共溶媒として塩素化炭化水素が有用である。アルコールは、溶媒の強度を増大するために共溶媒として用いられることがある。
増粘剤またはゲル化剤は、液体のレオロジーすなわち流動の性質を改変し、分散した粒子または液滴の分離および沈降を防ぐために、主に懸濁性濃縮物、乳剤、およびサスポエマルジョンの製剤において用いられる。増粘剤、ゲル化剤、および抗沈降剤は、概ね2つの分類、すなわち水不溶性粒子および水溶性ポリマーに分けられる。粘土およびシリカを用いて懸濁性濃縮物の製剤を生成することが可能である。これらのタイプの材料の例には、それだけには限定されないが、モンモリロナイト(例えば、ベントナイト)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、およびアタパルジャイトが含まれる。水溶性多糖は、長年、増粘−ゲル化剤として用いられている。最も一般的に用いられる多糖のタイプは、種子および海藻の天然抽出物、または合成のセルロース誘導体である。これらのタイプの材料の例には、それだけには限定されないが、グアーゴム、ロカストビーンガム、カラギーナン、アルギン酸塩、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(SCMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)が含まれる。他のタイプの抗沈降剤は、加工デンプン、ポリアクリレート、ポリビニルアルコール、およびポリエチレンオキシドをベースにしたものである。別の良好な抗沈降剤はキサンタンガムである。
微生物は調合した生成物の損傷を引き起こす。したがって、保存剤を用いてこれらの効果を除去または低減する。このような薬剤の例には、それだけには限定されないが、プロピオン酸およびそのナトリウム塩、ソルビン酸およびそのナトリウムまたはカリウム塩、安息香酸およびそのナトリウム塩、p−ヒドロキシ安息香酸ナトリウム塩、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、および1,2−ベンズイソチアザリン−3−オン(BIT)が含まれる。
界面張力を低減する界面活性剤が存在すると、生成における、および圧搾空気タンクを通した適用における混合操作の間に、水ベースの製剤に泡立ちをもたらすことが多い。泡立つ傾向を低減するために、生成段階の間に、またはボトル中に充填する前に、のいずれかに消泡剤を加えることが多い。一般的に、2つのタイプの、すなわちシリコーンおよび非シリコーンの消泡剤が存在する。シリコーンは、通常ジメチルポリシロキサンの水性乳剤であり、非シリコーンの消泡剤は、オクタノールおよびノナノール、またはシリカなどの水不溶性油である。両方の場合において、消泡剤の機能は、界面活性剤を空気−水界面から置換することである。
さらなる情報には、D.A.Knowles編集、「Chemistry and Technology of Agrochemical Formulations」、著作権1998年、Kluwer Academic Publishersを参照されたい。また、A.S.Perry、I.Yamamoto、I.Ishaaya、およびR.Perry、「Insecticides in Agriculture and Environment−Retrospects and Prospects」著作権1998年、Springer−Verlagも参照されたい。
適用
害虫の部位に適用する殺虫剤の実際の量は一般に決定的ではなく、当業者は容易に決定することができる。一般的に、1ヘクタールあたり約0.01グラムの殺虫剤から1ヘクタールあたり約5000グラムの殺虫剤の濃度が、良好な防除をもたらすと予想される。
それに対して殺虫剤を適用する部位は害虫が生息するあらゆる部位、例えば、野菜作物、果実および堅果をつける木、ブドウのツル、観賞植物、家畜、建物の内面または外面、および建物周囲の土であってよい。害虫の防除は一般に、害虫個体群、活動、または両方が、部位内で減少することを意味する。これは、以下の場合に生じ得る:害虫個体群が部位から撃退される場合;害虫が、部位内もしくは周辺で、部分的もしくは完全に、一時的もしくは永久に無能力にされる場合;または害虫が、部位内もしくは周辺で、全体または一部で駆除される場合。当然、これらの結果の組合せも起こり得る。一般に、害虫個体群、活動、または両方は、50パーセントを超えて、好ましくは90パーセントを超えて、さらにより好ましくは99パーセント減少することが望ましい。
一般的に、餌では、餌は、例えば、シロアリが餌と接触することがある地面に配置される。餌は、また、例えば、アリ、シロアリ、ゴキブリ、およびハエが餌と接触することがある建物の表面(水平面、垂直面、または斜面の表面)に適用することもある。
害虫の卵には、殺虫剤に抵抗する独特の能力のあるものがあるので、新たに現れる幼虫を防除するために繰り返し適用することが望ましいことがある。
植物における殺虫剤の組織的な移動を用いて、殺虫剤を植物の様々な部分、または植物の根系が殺虫剤を吸収し得る場所に塗布することによって植物の一部分における害虫を防除することができる。例えば、葉面補給の昆虫の防除は、点滴灌漑もしくは畦間散布によって、または植え付け前に種子を処理することによって、防除することができる。種子処理は、特殊化された形質を発現するように遺伝的に形質転換された植物がそれから発芽するものを含めて、すべてのタイプの種子に適用することができる。代表的な例には、無脊椎動物の害虫に毒性であるタンパク質を発現するもの(例えば、Bacillus thuringiensisもしくは他の殺虫性の毒素)、除草剤抵抗性を発現するもの(例えば、「ラウンドアップレディー(Roundup Ready)」種子)、または殺虫性毒素、除草剤抵抗性、栄養増強、もしくはあらゆる他の有益な形質を発現する「積み重なった(stacked)」外来遺伝子を有するものが含まれる。さらに、本明細書に開示する本発明で処理した種子は、ストレスの多い成長条件により良好に持ちこたえる植物の能力をさらに増強することができる。これにより、収穫期により高い収量を得ることができる、より健康でより活気のある植物がもたらされる。
本発明が、Bacillus thuringiensisもしくは他の殺虫性毒素などの特殊化された形質を発現するように遺伝学的に形質転換された植物、または除草剤抵抗性を発現する植物、または殺虫性毒素、除草剤抵抗性、栄養強化もしくは他のいずれかの有益な形質を発現する、異なる形質を付与する複数の(stacked)外来遺伝子を有する植物に対して用いることができることは容易に理解できるはずである。このような使用の例は、このような植物に本明細書で開示される本発明をスプレーすることである。
本明細書に開示する本発明は、獣医学の部門において、または動物の維持の分野において、内部寄生虫および外部寄生虫を防除するのに適する。本発明による化合物は、例えば、錠剤、カプセル剤、飲料、顆粒剤の形態における経口投与、例えば、浸漬、噴霧、注入、スポッティング、およびダスティングの形態における皮膚適用、および例えば注射の形の非経口投与などによる知られている様式でここに適用される。
本明細書に開示する本発明は、ウシ、ヒツジ、ブタ、ニワトリ、およびガチョウなどの家畜の維持に有利に使用され得る。適切な製剤を、飲料水または餌と一緒に動物に経口投与する。適切である投与量および製剤は種によって決まる。
殺虫剤を使用し、または市販することができる前に、このような殺虫剤は様々な(地方、地域、州、国、国際的)政府機関による冗長な評価プロセスを受ける。監督機関によって多量のデータの必要性が明記され、多量のデータの必要性は製品の登録者または製品の登録の担当の他者によるデータの生成および提出によって是正されなければならない。次いで、これらの政府機関は、このようなデータを見直し、安全性の決定が結論付けられる場合は、潜在的なユーザまたは販売者に製品の登録の認可を提供する。その後、製品の登録が承諾され支持される地方において、このようなユーザまたは販売者は、このような殺虫剤を使用し、または販売することができる。
本明細書における表題は便宜上のものにすぎず、そのあらゆる部分を解釈するために用いてはならない。

Claims (8)

  1. (a)式(I)

    (式中、
    Xは、NO、CNまたはCOORを表し;
    Lは、単結合を表すか、またはR、SおよびLは一緒になって、4員、5員もしくは6員の環を表し;
    は(C〜C)アルキルを表し;
    およびRは、独立して、水素、メチル、エチル、フルオロ、クロロまたはブロモを表し;
    nは、0〜3の整数であり;
    Yは(C〜C)ハロアルキルを表し;
    は(C〜C)アルキルを表す)
    の化合物。
    (b)アンモニウム塩;および
    (c)非イオン性界面活性剤
    を含む殺虫剤組成物。
  2. 前記(a)における化合物が、

    化合物Aである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記アンモニウム塩が硫酸アンモニウムである、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記化合物Aが、約0.05から約1000ppmの濃度であり、前記硫酸アンモニウムが、約2500から約22,000ppmの濃度であり、前記非イオン性界面活性剤が、約250から約5000ppmの濃度である、請求項3に記載の組成物。
  5. 前記化合物Aが、約0.1から約500ppmの濃度であり、前記硫酸アンモニウムが、約10,000から約22,000ppmの濃度であり、前記非イオン性界面活性剤が、約500から約2500ppmの濃度である、請求項4に記載の組成物。
  6. 害虫を防除する方法であって、害虫が生息したまたは生息し得る部位に請求項5に記載の組成物を塗布する段階を含む方法。
  7. 前記組成物の量が、ヘクタールあたり約0.01グラムからヘクタールあたり約5000グラムである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記害虫が、以下の甲虫目(Coleoptera)、革翅目(Dermaptera)、網翅目(Dictyoptera)、双翅目(Diptera)、半翅目(Hemiptera)、同翅目(Homoptera)、膜翅目(Hymenoptera)、等翅目(Isoptera)、鱗翅目(Lepidoptera)、食毛目(Mallophaga)、直翅目(Orthoptera)、シラミ目(Phthiraptera)、隠翅目(Siphonaptera)、総翅目(Thysanoptera)、総尾目(Thysanura)、ダニ目(Acarina)、線虫綱(Nematoda)、および結合綱(Symphyla)の1種または複数である、請求項7に記載の方法。
JP2011523052A 2008-08-12 2009-08-07 活性化合物、アンモニウム塩、および非イオン性界面活性剤を含む相乗的殺虫剤組成物 Expired - Fee Related JP5555234B2 (ja)

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