JP2011529399A - ロール装置 - Google Patents

ロール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011529399A
JP2011529399A JP2011520377A JP2011520377A JP2011529399A JP 2011529399 A JP2011529399 A JP 2011529399A JP 2011520377 A JP2011520377 A JP 2011520377A JP 2011520377 A JP2011520377 A JP 2011520377A JP 2011529399 A JP2011529399 A JP 2011529399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
work
transmission element
pressure transmission
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011520377A
Other languages
English (en)
Inventor
ディール・クリスティアン
クライン・アーヒム
ツィーザー・ベルント
リンドナー・フローリアン
Original Assignee
エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2011529399A publication Critical patent/JP2011529399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B29/00Counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load, e.g. backing rolls ; Roll bending devices, e.g. hydraulic actuators acting on roll shaft ends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/14Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
    • B21B13/142Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls by axially shifting the rolls, e.g. rolls with tapered ends or with a curved contour for continuously-variable crown CVC
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/28Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
    • B21B37/42Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using a combination of roll bending and axial shifting of the rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/18Adjusting or positioning rolls by moving rolls axially

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

本発明は、
ロール装置1であって、このロール装置1が、少なくとも2個の作業ロール2、3を備え、これら作業ロールがロールスタンド6内でそれぞれ少なくとも1個の作業ロールチョック4、5によって支承され、その際、前記作業ロール2、3の少なくとも1個が、所望なロール間隙7を調節するために、前記ロールスタンド6内で他の作業ロール2、3と相対的に特に垂直方向に調節可能であり、軸方向摺動手段8が設けられ、この軸方向摺動手段によって前記作業ロール2、3が前記ロールスタンド6と相対的に軸方向に摺動可能であり、前記軸方向摺動手段8が摺動すべき前記作業ロール2、3の軸線10と同軸に配置された操作要素9を備え、少なくとも1個の前記作業ロール2、3が曲げ手段11に作用連結され、この曲げ手段によってこの作業ロールを曲げモーメントで付勢することができる様式の前記ロール装置1に関する。曲げモーメントによる作業ロールの付勢を可能にすると同時に、作業ロールの軸方向摺動を低コストで可能にするために、本発明では、作業ロールチョック4、5が曲げ手段11によって発生した力を受け止めるために作業ロール2、3の軸線10から見て横方向に張り出したアーム12、13を備え、押圧力を発生する曲げ手段11の要素14、特にピストンと、作業ロールチョック4、5の張り出したアーム12、13との間に、ロールスタンド6と相対的に特に垂直方向に摺動可能な圧力伝達要素15が配置されている。

Description

本発明は、ロール装置であって、
このロール装置が、少なくとも2個の作業ロールを備え、これら作業ロールがロールスタンド内でそれぞれ少なくとも1個の作業ロールチョックによって支承され、その際、
前記作業ロールの少なくとも1個が、所望なロール間隙を調節するために、前記ロールスタンド内で他の作業ロールと相対的に特に垂直方向に調節可能であり、
軸方向摺動手段が設けられ、この軸方向摺動手段によって前記作業ロールが前記ロールスタンドと相対的に軸方向に摺動可能であり、前記軸方向摺動手段が摺動すべき前記作業ロールの軸線と同軸に配置された操作要素を備え、
少なくとも1個の前記作業ロールが曲げ手段に作用連結され、この曲げ手段によってこの作業ロールを曲げモーメントで付勢することができる様式の前記ロール装置に関する。
この種のロール装置は、例えば特許文献1によって知られている。この特許文献1に開示されたロール装置は軸方向摺動手段を備えているので、作業ロールはその軸方向長さに沿って所望な軸方向位置に移動し、そこに保持することができる。液圧式ピストン−シリンダ−システムとして形成された軸方向摺動手段はピストンを備え、このピストンの一端は支持アームに固定され、この支持アームは作業ロールのチョックと共に、ロールスタンド上で垂直方向に昇降滑動可能である。
公知のロール装置は更に、曲げ手段を備えている。この曲げ手段によって、作業ロールを曲げモーメントで付勢することができる。曲げ手段は作業ロールのチョックと隣接する支持ロールのチョックとの間で支持されている。下側の作業ロールが垂直方向に少し移動すると、曲げ手段は下側の作業ロールのチョックとロールスタンドの横桁の太くなった部分との間で支持される。
すなわち、特許文献1によって知られているロール装置の構造形式の場合には、作業ロール摺動が作業ロールチョックに同軸に配置された軸方向摺動装置によって行われる。この軸方向摺動装置は作業ロール交換時にロールセットと共にロールスタンドから外へ出される。作業ロール曲げ装置は「浮動式」に形成されている。この作業ロール曲げ装置の場合、上側の作業ロールチョックは曲げ兼バランスシリンダを介して上側の支持ロールチョックのU字状凹部内に支持されている。その際、曲げシリンダは作業ロールチョック内にあるいは代替的に支持ロールチョック内に配置可能である。
この構造形式の場合、上側作業ロールの「浮動式」配置により、大きなロール上昇(例えば1200mmまで)が可能である。これはこのようなロールスタンドで高いインゴットの圧延を可能にする。更に、ロールセットの交換時に作業ロール摺動兼曲げ装置をロールスタンドから出してロールスタンドの外で整備することができる。それによって、この装置の整備のために、経営者は設備の停止時間を設ける必要がない。
軸方向摺動装置は、ロールセット上に同軸に配置されているので、傾動モーメントを受け止める必要がない。そうでない場合には、ロールスタンドに据え付けられた摺動システムで、この傾動モーメントを受け止めなければならない。これは摺動装置の採寸に対して有利に作用する。というのは、小さな摺動力しか必要としないからである。
しかしながら、この構造形式の場合には、作業ロール軸方向摺動中に、上側の作業ロールセットがバランス圧力で付勢された、上側の支持ロールチョックの曲げシリンダを介して押されるという欠点がある。その際生じる摩擦力は傾動モーメントを発生する。この傾動モーメントは支持ロールチョックの傾斜位置を生じ得る。従って、作業ロール摺動に続いて圧延力によってスタンドが急激に付勢される際に(「圧延開始衝撃」)、支持ロール軸承部−油膜軸受−で、軸受ブッシュとジャーナルブッシュが局部的に接触することを排除することができない。これは、エッジ圧力に基づいて軸受損傷を引き起こすかまたはころがり軸受の場合には個々の軸受列が過剰の応力を受けることになる。
「曲げキャップ」のように構成された曲げ装置が知られている。この曲げ装置は、液圧ブロックがいわゆる「曲げキャップ」を備えた作業ロール曲げシステムである。この曲げキャップは、ロールが高く上昇した場合にも、ロールスタンド内での作業ロールチョックの良好な案内を保証すると共に、同時に当該の作業ロールの摺動を可能にする。
作業ロールを軸方向に摺動させるための装置は、ロールスタンドの両脚の一方に固定されている。その際、当該の作業ロールチョックの側方の各支持部分(「摺動耳部」)には、摺動シリンダユニットが付設されている。この摺動シリンダユニット内には、作業ロールチョックが垂直方向に摺動可能に配置されている。
この構造形式の利点は、約550mmまでのロール上昇が実現可能であることである。「曲げキャップ」の使用によって更に、作業ロールの摺動ときに、支持ロール軸承部にモーメントが作用しない。更に、媒体ホースの付加的な接続が不要であるので有利である。というのは、曲げ兼摺動装置に動かぬように配管することができるからである。
この構造の場合には、摺動装置を脚柱の外に配置したため並びにロールが高く上昇する場合にも圧延プロセス中に発生する力を摺動装置で受け止めなければならないので、摺動装置が張り出すように、ひいては重く形成され、高価であるという欠点がある。
欧州特許第1436104B1号明細書
そこで、本発明の根底をなす課題は、冒頭で説明した構造様式の欠点を回避し、続いて述べた解決策の利点を利用可能にする、冒頭に述べた種類のロール装置を提供することである。最後に説明した解決策の大きな重量を回避し、低コストの構造を達成すべきである。その際、大きなロール上昇を実現できるようにすべきである。
この課題は本発明に従い、作業ロールチョックが曲げ手段によって発生した力を受け止めるために作業ロールの軸線から見て横方向に張り出したアームを備え、押圧力を発生する曲げ手段の要素、特にピストンと、作業ロールチョックの張り出したアームとの間に、ロールスタンドと相対的に特に垂直方向に摺動可能な圧力伝達要素が配置されていることによって解決される。
軸方向摺動手段が液圧式ピストン−シリンダ−ユニットとして形成されていると有利である。軸方向摺動手段の操作要素は好ましくはピストンの形に形成され、ピストンの軸方向端部は保持アームに固定され、この保持アームはガイド、特に滑りガイドに沿って並進的に摺動可能にロールスタンドに固定されている。
押圧力を発生する要素の中心軸線が張り出したアームと交叉するように、押圧力を発生する曲げ手段の要素と作業ロールチョックの張り出したアームが位置決めされていると有利である。
押圧力を発生する曲げ手段の要素と圧力伝達要素との間および/または圧力伝達要素と作業ロールチョックの張り出したアームとの間に、滑り面が配置されていると有利である。
曲げ手段がロールスタンドに固定配置されたブロック内に配置され、圧力伝達要素がガイドによって、特に垂直ガイドによって、ブロックに支承されていると有利である。圧力伝達要素の水平断面は好ましくはU字状に形成され、圧力伝達要素はブロックを三方から少なくとも部分的に取り囲んでいる。作業ロールの軸線に対して垂直である圧力伝達要素の垂直断面は好ましくはL字状に形成され、圧力伝達要素はブロックの上側を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
圧力伝達要素はガイドによって、特に垂直ガイドによって、ロールスタンドに支承可能である。
ブロックと圧力伝達要素との間に保持手段を配置することができ、この保持手段は作業ロールの方へ水平方向に移動しないように圧力伝達要素をブロックに保持している。
本発明では、作業ロールの軸線と同軸に配置された軸方向摺動装置が使用される。しかしながら、同時に使用される曲げ装置は「曲げキャップ」の構造様式に従って形成されている。
摺動装置の構成要素が非常に軽量でありかつ製作技術的に簡単であることにより、製作コストがきわめて少なくて済む。曲げ装置の使用によって、作業ロールの摺動時に、支持ロール軸承部にモーメントが作用しない。
図には本発明の実施形態が示してある。
ロール装置の一部の斜視図である。 図1のロール装置を正面から見た、図3のA−A線に沿った断面図である。 ロール装置を上から見た、図2のB−B線に沿った断面図である。 ロール装置の曲げ手段の、図3のC−C線に沿った断面図である。
図にはロール装置1が示してあり、このロール装置の場合には互いに協働する2個の作業ロール2、3がロールスタンド6に配置され、作業ロールがそれぞれ作業ロールチョック4または5に支承されている。両作業ロール2と3の間のロール間隙7を調節するために、上側の作業ロールチョック5は垂直方向に調節可能に形成されている、すなわちロールスタンド6と相対的に垂直方向に移動可能である。
作業ロール2、3はそれぞれ支持ロール24または25に支持されている。この支持ロールは各々1個の支持ロールチョック26または27に支承されている。すなわち、図示したロール装置1は全部で4個のロールを備えている。ロール装置は他のロール、すなわち作業ロール2、3と支持ロール24、25との間に配置された中間ロールを備えていてもよい。
曲げモーメントを作業ロール2、3に加えるために、曲げ手段11が設けられている。特に図3から判るように、曲げ手段11は作業ロール2、3の軸方向両端領域内に配置され、更にロールスタンド6の入口側と出口側に配置されている(これに関しては図2参照)。すなわち、全部で4個の曲げ手段11が設けられている。
曲げ手段11は、特に図2から判るようにロールスタンド6に固定配置されたブロック20を備えている。このブロック20は円筒状の穴を有し、この穴内には、押圧力を発生する要素14、すなわち圧液で付勢可能なピストンが配置されている。その際、このピストン14の中心軸線18は垂直方向に延在している。
図2から更に判るように、各作業ロールチョック4、5は張り出したアーム12、13を備えている。このアームは作業ロール2、3の軸線10の側方に配置されている。張り出したアーム12、13は作業ロール2、3から離れるように、横方向外側に延在し、ピストン14、すなわちピストンの中心軸線18にかぶさっている。
曲げ手段11、特にそのピストン14と、作業ロールチョック4、5の張り出したアーム12、13との間には、圧力伝達要素15が配置されている。この圧力伝達要素は2つの滑り面19、28を有し、この滑り面は一方ではピストン14と圧力伝達要素15との間、他方では圧力伝達要素15と張り出したアーム12、13との間の滑り状態を良好にする。更に判るように、ピストン14と張り出したアーム12、13は、ピストン14の中心軸線18が張り出したアーム12、13と交叉するように位置決めされている。それによって、曲げ手段11から作業ロールチョック4、5への最適な力伝達が行われる。
圧力伝達要素15は垂直ガイド29を介してブロック20上に設けられ、それによってブロック20、ひいてはロールスタンド6と相対的に垂直方向に動くことができる。同様に、他の垂直ガイドが設けられ、この垂直ガイドは圧力伝達要素15の上側範囲、すなわち圧力伝達要素15の頂部を、ロールスタンド6に沿って案内する。
圧力伝達要素15は「曲げキャップ」として形成されている。これは、図3から最もよく判るように、圧力伝達要素が水平断面においてU字状に形成され、ブロック20を三方から少なくとも部分的に取り囲んでいることを意味している。他方では、図2から明らかなように、圧力伝達要素15は作業ロール2、3の軸線10に対して垂直な垂直断面においてL字状に形成され、ブロック20の上側を部分的に取り囲んでいる。圧力伝達要素15はその両脚部(図3参照)が軸方向の摺動力に抗して垂直に滑動するが、傾動しないようにブロック20の両側に配置されている。更に、圧力伝達要素は作業ロール2の方に向いたブロック20の端面に支持され、それによって水平方向の大きな力を受け止めることができる。この力は入口では圧延方向と反対方向に向き、出口では圧延方向に向いている。
更に判るように、圧力伝達要素15は圧延方向または圧延方向と反対方向に他の滑り面を有する。この滑り面は圧力伝達要素の脚部に設けられ、この滑り面を介して、作業ロール2の方に向いたロールスタンド6の側面で支持を行うことができる。
作業ロール2、3の分解時に圧力伝達要素15がその位置にとどまり、ロールスタンド6またはブロック20から落下しないようにするために、保持手段23が設けられている(図3参照)。この保持手段23は、圧力伝達要素15がロール軸線10の方へ摺動しないようにする。
更に判るように、作業ロール2、3の軸方向調節のために軸方向摺動手段8が設けられている。
図4から判るように、上向きに作用する押圧力を発生し、上側の作業ロールチョック5に作用する曲げ手段11の要素14(ピストン)のほかに、力を発生する他の要素30が設けられている。この要素は下向きの力を発生し、下側の作業ロールチョック4に曲げ力を加える。
従って、要約すると、作業ロール摺動装置は操作側の作業ロールチョックに配置された液圧式ピストン−シリンダ−ユニットである。このピストン−シリンダ−ユニットのピストンは、対応するチョック内を案内される保持アームに連結されている。操作側のロールスタンドの両横桁の外面に配置されたロック装置は、圧延作業中に、保持アームの水平移動、ひいてはピストンの軸方向移動を防止する。ピストン−シリンダ−ユニットのピストン側またはロッド側に圧力を加えることにより、チョック内に取付けられた作業ロールの軸方向摺動が達成される。
曲げ装置は「曲げキャップ」を備えた液圧ブロックを特徴とする。この曲げキャップはロールを高く上昇させる際にもロールスタンド内での作業ロールチョックの良好な案内を保証し、同時にロール間隙を通過する圧延材の適切な断面形状変更のために、摺動装置による当該の作業ロールの摺動を可能にする。
1 ロール装置
2 作業ロール
3 作業ロール
4 作業ロールチョック
5 作業ロールチョック
6 ロールスタンド
7 ロール間隙
8 軸方向摺動手段
9 操作要素
10 作業ロールの軸線
11 曲げ手段
12 アーム
13 アーム
14 押圧力を発生する要素
15 圧力伝達要素
16 保持アーム
17 ガイド
18 押圧力を発生する要素の中心軸線
19 滑り面
20 ブロック
21 ガイド
22 ガイド
23 保持手段
24 支持ロール
25 支持ロール
26 支持ロールチョック
27 支持ロールチョック
28 滑り面
29 垂直ガイド
30 押圧力を発生する要素
本発明は、
ロール装置であって、
このロール装置が、少なくとも2個の作業ロールを備え、これら作業ロールがロールスタンド内でそれぞれ少なくとも1個の作業ロールチョックによって支承され、その際、
前記作業ロールの少なくとも1個が、所望なロール間隙を調節するために、前記ロールスタンド内で他の作業ロールと相対的に特に垂直方向に調節可能であり、
少なくとも1個の前記作業ロールが曲げ手段に作用連結され、この曲げ手段によってこの作業ロールを曲げモーメントで付勢することができ、
前記作業ロールチョックが前記曲げ手段によって発生した力を受け止めるために前記作業ロールの軸線から見て横方向に張り出したアームを備え、
押圧力を発生する前記曲げ手段の要素、特にピストンと、前記作業ロールチョックの張り出したアームとの間に、前記ロールスタンドと相対的に特に垂直方向に摺動可能な圧力伝達要素が配置されており、
および、
前記ロール装置が軸方向摺動手段を備え、
これら軸方向摺動手段が液圧式ピストン−シリンダ−ユニットとして形成されている様式のロール装置に関する。
この種のロール装置は例えば特許文献1によって知られている。この特許文献1に開示されたロール装置は軸方向摺動手段を備えているので、作業ロールはその軸方向長さに沿って所望な軸方向位置に移動し、そこに保持することができる。液圧式ピストン−シリンダ−システムとして形成された軸方向摺動手段はピストンを備え、このピストンの一端は支持アームに固定され、この支持アームは作業ロールのチョックと共に、ロールスタンド上で垂直方向に昇降滑動可能である。
公知のロール装置は更に、曲げ手段を備えている。この曲げ手段によって、作業ロールを曲げモーメントで付勢することができる。曲げ手段は作業ロールのチョックと隣接する支持ロールのチョックとの間で支持されている。下側の作業ロールが垂直方向に少し移動すると、曲げ手段は下側の作業ロールのチョックとロールスタンドの横桁の太くなった部分との間で支持される。
すなわち、特許文献1によって知られているロール装置の構造形式の場合には、作業ロール摺動が作業ロールチョックに同軸に配置された軸方向摺動装置によって行われる。この軸方向摺動装置は作業ロール交換時にロールセットと共にロールスタンドから外へ出される。作業ロール曲げ装置は「浮動式」に形成されている。この作業ロール曲げ装置の場合、上側の作業ロールチョックは曲げ兼バランスシリンダを介して上側の支持ロールチョックのU字状凹部内に支持されている。その際、曲げシリンダは作業ロールチョック内にあるいは代替的に支持ロールチョック内に配置可能である。
この構造形式の場合、上側作業ロールの「浮動式」配置により、大きなロール上昇(例えば1200mmまで)が可能である。これはこのようなロールスタンドで高いインゴットの圧延を可能にする。更に、ロールセットの交換時に作業ロール摺動兼曲げ装置をロールスタンドから出してロールスタンドの外で整備することができる。それによって、この装置の整備のために、経営者は設備の停止時間を設ける必要がない。
軸方向摺動装置は、ロールセット上に同軸に配置されているので、傾動モーメントを受け止める必要がない。そうでない場合には、ロールスタンドに据え付けられた摺動システムで、この傾動モーメントを受け止めなければならない。これは摺動装置の採寸に対して有利に作用する。というのは、小さな摺動力しか必要としないからである。
しかしながら、この構造形式の場合には、作業ロール軸方向摺動中に、上側の作業ロールセットがバランス圧力で付勢された、上側の支持ロールチョックの曲げシリンダを介して押されるという欠点がある。その際生じる摩擦力は傾動モーメントを発生する。この傾動モーメントは支持ロールチョックの傾斜位置を生じ得る。従って、作業ロール摺動に続いて圧延力によってスタンドが急激に付勢される際に(「圧延開始衝撃」)、支持ロール軸承部−油膜軸受−で、軸受ブッシュとジャーナルブッシュが局部的に接触することを排除することができない。これは、エッジ圧力に基づいて軸受損傷を引き起こすかまたはころがり軸受の場合には個々の軸受列が過剰の応力を受けることになる。
「曲げキャップ」のように構成された曲げ装置が知られている。この曲げ装置は、液圧ブロックがいわゆる「曲げキャップ」を備えた作業ロール曲げシステムである。この曲げキャップは、ロールが高く上昇した場合にも、ロールスタンド内での作業ロールチョックの良好な案内を保証すると共に、同時に当該の作業ロールの摺動を可能にする。
作業ロールを軸方向に摺動させるための装置は、ロールスタンドの両脚の一方に固定されている。その際、当該の作業ロールチョックの側方の各支持部分(「摺動耳部」)には、摺動シリンダユニットが付設されている。この摺動シリンダユニット内には、作業ロールチョックが垂直方向に摺動可能に配置されている。
この構造形式の利点は、約550mmまでのロール上昇が実現可能であることである。「曲げキャップ」の使用によって更に、作業ロールの摺動ときに、支持ロール軸承部にモーメントが作用しない。更に、媒体ホースの付加的な接続が不要であるので有利である。というのは、曲げ兼摺動装置に動かぬように配管することができるからである。
この構造の場合には、摺動装置を脚柱の外に配置したため並びにロールが高く上昇する場合にも圧延プロセス中に発生する力を摺動装置で受け止めなければならないので、摺動装置が張り出すように、ひいては重く形成され、高価であるという欠点がある。
欧州特許第1436104B1号明細書
そこで、本発明の根底をなす課題は、冒頭で説明した構造様式の欠点を回避し、続いて述べた解決策の利点を利用可能にする、冒頭に述べた種類のロール装置を提供することである。最後に説明した解決策の大きな重量を回避し、低コストの構造を達成すべきである。その際、大きなロール上昇を実現できるようにすべきである。
この課題は本発明に従い、
ピストンの形の操作要素を有する前記軸方向摺動手段が、摺動すべき前記作業ロールの軸線と同軸に設けられており、
この操作要素が、この操作要素の軸方向端部でもって保持アームに固定され、この保持アームがガイド、特に滑りガイドに沿って並進的に摺動可能に前記ロールスタンドに固定されていることによって解決される。
軸方向摺動手段が液圧式ピストン−シリンダ−ユニットとして形成されていると有利である。軸方向摺動手段の操作要素は好ましくはピストンの形に形成され、ピストンの軸方向端部は保持アームに固定され、この保持アームはガイド、特に滑りガイドに沿って並進的に摺動可能にロールスタンドに固定されている。
押圧力を発生する要素の中心軸線が張り出したアームと交叉するように、押圧力を発生する曲げ手段の要素と作業ロールチョックの張り出したアームが位置決めされていると有利である。
押圧力を発生する曲げ手段の要素と圧力伝達要素との間および/または圧力伝達要素と作業ロールチョックの張り出したアームとの間に、滑り面が配置されていると有利である。
曲げ手段がロールスタンドに固定配置されたブロック内に配置され、圧力伝達要素がガイドによって、特に垂直ガイドによって、ブロックに支承されていると有利である。圧力伝達要素の水平断面は好ましくはU字状に形成され、圧力伝達要素はブロックを三方から少なくとも部分的に取り囲んでいる。作業ロールの軸線に対して垂直である圧力伝達要素の垂直断面は好ましくはL字状に形成され、圧力伝達要素はブロックの上側を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
圧力伝達要素はガイドによって、特に垂直ガイドによって、ロールスタンドに支承可能である。
ブロックと圧力伝達要素との間に保持手段を配置することができ、この保持手段は作業ロールの方へ水平方向に移動しないように圧力伝達要素をブロックに保持している。
本発明では、作業ロールの軸線と同軸に配置された軸方向摺動装置が使用される。しかしながら、同時に使用される曲げ装置は「曲げキャップ」の構造様式に従って形成されている。
摺動装置の構成要素が非常に軽量でありかつ製作技術的に簡単であることにより、製作コストがきわめて少なくて済む。曲げ装置の使用によって、作業ロールの摺動時に、支持ロール軸承部にモーメントが作用しない。
図には本発明の実施形態が示してある。
ロール装置の一部の斜視図である。 図1のロール装置を正面から見た、図3のA−A線に沿った断面図である。 ロール装置を上から見た、図2のB−B線に沿った断面図である。 ロール装置の曲げ手段の、図3のC−C線に沿った断面図である。
図にはロール装置1が示してあり、このロール装置の場合には互いに協働する2個の作業ロール2、3がロールスタンド6に配置され、作業ロールがそれぞれ作業ロールチョック4または5に支承されている。両作業ロール2と3の間のロール間隙7を調節するために、上側の作業ロールチョック5は垂直方向に調節可能に形成されている、すなわちロールスタンド6と相対的に垂直方向に移動可能である。
作業ロール2、3はそれぞれ支持ロール24または25に支持されている。この支持ロールは各々1個の支持ロールチョック26または27に支承されている。すなわち、図示したロール装置1は全部で4個のロールを備えている。ロール装置は他のロール、すなわち作業ロール2、3と支持ロール24、25との間に配置された中間ロールを備えていてもよい。
曲げモーメントを作業ロール2、3に加えるために、曲げ手段11が設けられている。特に図3から判るように、曲げ手段11は作業ロール2、3の軸方向両端領域内に配置され、更にロールスタンド6の入口側と出口側に配置されている(これに関しては図2参照)。すなわち、全部で4個の曲げ手段11が設けられている。
曲げ手段11は、特に図2から判るようにロールスタンド6に固定配置されたブロック20を備えている。このブロック20は円筒状の穴を有し、この穴内には、押圧力を発生する要素14、すなわち圧液で付勢可能なピストンが配置されている。その際、このピストン14の中心軸線18は垂直方向に延在している。
図2から更に判るように、各作業ロールチョック4、5は張り出したアーム12、13を備えている。このアームは作業ロール2、3の軸線10の側方に配置されている。張り出したアーム12、13は作業ロール2、3から離れるように、横方向外側に延在し、ピストン14、すなわちピストンの中心軸線18にかぶさっている。
曲げ手段11、特にそのピストン14と、作業ロールチョック4、5の張り出したアーム12、13との間には、圧力伝達要素15が配置されている。この圧力伝達要素は2つの滑り面19、28を有し、この滑り面は一方ではピストン14と圧力伝達要素15との間、他方では圧力伝達要素15と張り出したアーム12、13との間の滑り状態を良好にする。更に判るように、ピストン14と張り出したアーム12、13は、ピストン14の中心軸線18が張り出したアーム12、13と交叉するように位置決めされている。それによって、曲げ手段11から作業ロールチョック4、5への最適な力伝達が行われる。
圧力伝達要素15は垂直ガイド29を介してブロック20上に設けられ、それによってブロック20、ひいてはロールスタンド6と相対的に垂直方向に動くことができる。同様に、他の垂直ガイドが設けられ、この垂直ガイドは圧力伝達要素15の上側範囲、すなわち圧力伝達要素15の頂部を、ロールスタンド6に沿って案内する。
圧力伝達要素15は「曲げキャップ」として形成されている。これは、図3から最もよく判るように、圧力伝達要素が水平断面においてU字状に形成され、ブロック20を三方から少なくとも部分的に取り囲んでいることを意味している。他方では、図2から明らかなように、圧力伝達要素15は作業ロール2、3の軸線10に対して垂直な垂直断面においてL字状に形成され、ブロック20の上側を部分的に取り囲んでいる。圧力伝達要素15はその両脚部(図3参照)が軸方向の摺動力に抗して垂直に滑動するが、傾動しないようにブロック20の両側に配置されている。更に、圧力伝達要素は作業ロール2の方に向いたブロック20の端面に支持され、それによって水平方向の大きな力を受け止めることができる。この力は入口では圧延方向と反対方向に向き、出口では圧延方向に向いている。
更に判るように、圧力伝達要素15は圧延方向または圧延方向と反対方向に他の滑り面を有する。この滑り面は圧力伝達要素の脚部に設けられ、この滑り面を介して、作業ロール2の方に向いたロールスタンド6の側面で支持を行うことができる。
作業ロール2、3の分解時に圧力伝達要素15がその位置にとどまり、ロールスタンド6またはブロック20から落下しないようにするために、保持手段23が設けられている(図3参照)。この保持手段23は、圧力伝達要素15がロール軸線10の方へ摺動しないようにする。
更に判るように、作業ロール2、3の軸方向調節のために軸方向摺動手段8が設けられている。
図4から判るように、上向きに作用する押圧力を発生し、上側の作業ロールチョック5に作用する曲げ手段11の要素14(ピストン)のほかに、力を発生する他の要素30が設けられている。この要素は下向きの力を発生し、下側の作業ロールチョック4に曲げ力を加える。
従って、要約すると、作業ロール摺動装置は操作側の作業ロールチョックに配置された液圧式ピストン−シリンダ−ユニットである。このピストン−シリンダ−ユニットのピストンは、対応するチョック内を案内される保持アームに連結されている。操作側のロールスタンドの両横桁の外面に配置されたロック装置は、圧延作業中に、保持アームの水平移動、ひいてはピストンの軸方向移動を防止する。ピストン−シリンダ−ユニットのピストン側またはロッド側に圧力を加えることにより、チョック内に取付けられた作業ロールの軸方向摺動が達成される。
曲げ装置は「曲げキャップ」を備えた液圧ブロックを特徴とする。この曲げキャップはロールを高く上昇させる際にもロールスタンド内での作業ロールチョックの良好な案内を保証し、同時にロール間隙を通過する圧延材の適切な断面形状変更のために、摺動装置による当該の作業ロールの摺動を可能にする。
1 ロール装置
2 作業ロール
3 作業ロール
4 作業ロールチョック
5 作業ロールチョック
6 ロールスタンド
7 ロール間隙
8 軸方向摺動手段
9 操作要素
10 作業ロールの軸線
11 曲げ手段
12 アーム
13 アーム
14 押圧力を発生する要素
15 圧力伝達要素
16 保持アーム
17 ガイド
18 押圧力を発生する要素の中心軸線
19 滑り面
20 ブロック
21 ガイド
22 ガイド
23 保持手段
24 支持ロール
25 支持ロール
26 支持ロールチョック
27 支持ロールチョック
28 滑り面
29 垂直ガイド
30 押圧力を発生する要素

Claims (10)

  1. ロール装置(1)であって、
    このロール装置(1)が、少なくとも2個の作業ロール(2、3)を備え、これら作業ロールがロールスタンド(6)内でそれぞれ少なくとも1個の作業ロールチョック(4、5)によって支承され、その際、
    前記作業ロール(2、3)の少なくとも1個が、所望なロール間隙(7)を調節するために、前記ロールスタンド(6)内で他の作業ロール(2、3)と相対的に特に垂直方向に調節可能であり、
    軸方向摺動手段(8)が設けられ、この軸方向摺動手段によって前記作業ロール(2、3)が前記ロールスタンド(6)と相対的に軸方向に摺動可能であり、前記軸方向摺動手段(8)が摺動すべき前記作業ロール(2、3)の軸線(10)と同軸に配置された操作要素(9)を備え、
    少なくとも1個の前記作業ロール(2、3)が曲げ手段(11)に作用連結され、この曲げ手段によってこの作業ロールを曲げモーメントで付勢することができる様式の前記ロール装置(1)において、
    前記作業ロールチョック(4、5)が前記曲げ手段(11)によって発生した力を受け止めるために前記作業ロール(2、3)の軸線(10)から見て横方向に張り出したアーム(12、13)を備え、
    押圧力を発生する前記曲げ手段(11)の要素(14)、特にピストンと、前記作業ロールチョック(4、5)の張り出したアーム(12、13)との間に、前記ロールスタンド(6)と相対的に特に垂直方向に摺動可能な圧力伝達要素(15)が配置されていることを特徴とするロール装置(1)。
  2. 前記軸方向摺動手段(8)が液圧式ピストン−シリンダ−ユニットとして形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール装置。
  3. 前記軸方向摺動手段(8)の前記操作要素(9)がピストンの形に形成され、このピストン(9)の軸方向端部が保持アーム(16)に固定され、この保持アームがガイド(17)、特に滑りガイドに沿って並進的に摺動可能に前記ロールスタンド(6)に固定されていることを特徴とする請求項2に記載のロール装置。
  4. 押圧力を発生する前記要素(14)の中心軸線(18)が張り出した前記アーム(12、13)と交叉するように、押圧力を発生する前記曲げ手段(11)の前記要素(14)と前記作業ロールチョック(4、5)の張り出した前記アーム(12、13)が位置決めされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のロール装置。
  5. 押圧力を発生する前記曲げ手段(11)の前記要素(14)と前記圧力伝達要素(15)との間および/または前記圧力伝達要素(15)と前記作業ロールチョック(4、5)の張り出した前記アーム(12、13)との間に、滑り面(19)が配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のロール装置。
  6. 前記曲げ手段(11)が前記ロールスタンド(6)に固定配置されたブロック(20)内に配置され、前記圧力伝達要素(15)がガイド(21)によって、特に垂直ガイドによって、前記ブロック(20)に支承されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のロール装置。
  7. 前記圧力伝達要素(15)の水平断面がU字状に形成され、前記圧力伝達要素が前記ブロック(20)を三方から少なくとも部分的に取り囲んでいることを特徴とする請求項6に記載のロール装置。
  8. 前記作業ロール(2、3)の軸線(10)に対して垂直である前記圧力伝達要素(15)の垂直断面がL字状に形成され、前記圧力伝達要素が前記ブロック(20)の上側を少なくとも部分的に取り囲んでいることを特徴とする請求項6または7に記載のロール装置。
  9. 前記圧力伝達要素(15)がガイド(22)によって、特に垂直ガイドによって、前記ロールスタンド(6)に支承されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載のロール装置。
  10. 前記ブロック(20)と前記圧力伝達要素(15)との間に保持手段(23)が配置され、この保持手段が前記作業ロール(2、3)の方へ水平方向に移動しないように前記圧力伝達要素(15)を前記ブロック(20)に保持していることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載のロール装置。
JP2011520377A 2008-07-30 2009-07-30 ロール装置 Pending JP2011529399A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008035702A DE102008035702A1 (de) 2008-07-30 2008-07-30 Walzvorrichtung
DE102008035702.2 2008-07-30
PCT/EP2009/005525 WO2010012465A2 (de) 2008-07-30 2009-07-30 Walzvorrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011529399A true JP2011529399A (ja) 2011-12-08

Family

ID=41461540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011520377A Pending JP2011529399A (ja) 2008-07-30 2009-07-30 ロール装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20110132055A1 (ja)
EP (1) EP2307152B1 (ja)
JP (1) JP2011529399A (ja)
KR (1) KR101268320B1 (ja)
CN (1) CN102112245B (ja)
DE (1) DE102008035702A1 (ja)
ES (1) ES2426464T3 (ja)
RU (1) RU2461434C1 (ja)
UA (1) UA99776C2 (ja)
WO (1) WO2010012465A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022088357A (ja) * 2018-03-28 2022-06-14 新東工業株式会社 電動リフト装置及び電動リフト装置を備えたロールプレス装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772203A1 (en) * 2005-10-10 2007-04-11 VAI Industries (UK) Limited Roll bending device
DE102008009902A1 (de) * 2008-02-19 2009-08-27 Sms Demag Ag Walzvorrichtung, insbesondere Schubwalzengerüst
DE102009058876A1 (de) * 2009-01-23 2010-07-29 Sms Siemag Ag Biege- und Ausbalanciervorrichtung für axial verschiebbare Arbeitswalzen eines Walzgerüstes
ITMI20101502A1 (it) * 2010-08-05 2012-02-06 Danieli Off Mecc Sistema integrato di bending e shifting sotto carico per gabbie ad elevata apertura tra i rulli di lavoro
CN103128101B (zh) * 2013-03-15 2015-04-29 中冶赛迪工程技术股份有限公司 多维可控模块化的六辊轧机
KR102129193B1 (ko) * 2016-01-14 2020-07-01 가부시키가이샤 아이에이치아이 압연 장치 및 압연 장치의 개조 방법
CN111819013B (zh) * 2018-03-08 2022-03-15 日本制铁株式会社 轧机的设定方法以及轧机
KR102395476B1 (ko) 2022-01-07 2022-05-06 김형태 스프링 방식의 압연롤 갭 조절장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094303U (ja) * 1983-11-29 1985-06-27 石川島播磨重工業株式会社 圧延機のロ−ルベンディング装置
JPS63230208A (ja) * 1987-02-27 1988-09-26 クレシム 軸方向に移動可能な圧延ロールを有する圧延機と、この圧延ロールの輪郭形状の調整方法
JP2005505424A (ja) * 2001-10-17 2005-02-24 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延装置
JP2007533455A (ja) * 2003-07-30 2007-11-22 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU1072934A1 (ru) * 1983-01-21 1984-02-15 Ждановский металлургический институт Прокатна клеть
DE3638330A1 (de) * 1986-11-10 1988-05-19 Schloemann Siemag Ag Walzgeruest mit einer vorrichtung zum axialen verschieben von anstellbaren walzen
DE3815454A1 (de) * 1988-05-06 1989-11-16 Schloemann Siemag Ag Biege- und ausbalanciervorrichtung fuer axial verschiebbare walzen eines walzgeruestes
SU1755981A1 (ru) * 1989-10-23 1992-08-23 Институт черной металлургии Прокатна клеть кварто
AP2091A (en) * 1999-03-04 2010-01-18 Zheng Hongzhuan A rolling mill with roll deflection bi-dimensionally controlled.
DE10334727A1 (de) * 2003-07-30 2005-02-24 Sms Demag Ag Walzvorrichtung
EP1772203A1 (en) * 2005-10-10 2007-04-11 VAI Industries (UK) Limited Roll bending device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094303U (ja) * 1983-11-29 1985-06-27 石川島播磨重工業株式会社 圧延機のロ−ルベンディング装置
JPS63230208A (ja) * 1987-02-27 1988-09-26 クレシム 軸方向に移動可能な圧延ロールを有する圧延機と、この圧延ロールの輪郭形状の調整方法
JP2005505424A (ja) * 2001-10-17 2005-02-24 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延装置
JP2007533455A (ja) * 2003-07-30 2007-11-22 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 圧延装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022088357A (ja) * 2018-03-28 2022-06-14 新東工業株式会社 電動リフト装置及び電動リフト装置を備えたロールプレス装置
JP7309129B2 (ja) 2018-03-28 2023-07-18 新東工業株式会社 電動リフト装置及び電動リフト装置を備えたロールプレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102112245A (zh) 2011-06-29
KR20110029172A (ko) 2011-03-22
RU2461434C1 (ru) 2012-09-20
WO2010012465A2 (de) 2010-02-04
CN102112245B (zh) 2014-06-25
ES2426464T3 (es) 2013-10-23
KR101268320B1 (ko) 2013-05-28
UA99776C2 (en) 2012-09-25
WO2010012465A3 (de) 2010-05-14
EP2307152B1 (de) 2013-07-10
DE102008035702A1 (de) 2010-02-04
EP2307152A2 (de) 2011-04-13
US20110132055A1 (en) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011529399A (ja) ロール装置
JP5449368B2 (ja) ロール装置
RU2006144854A (ru) Устройство для нагружения направляющих поверхностей перемещаемых в проемах станин опорных подушек прокатных клетей
AU2004261385B2 (en) Rolling device
CA2463075C (en) Rolling device
JP5386368B2 (ja) ワークロールのチョック用案内装置
JP6644142B2 (ja) エッジングスタンドのエッジングロールを調整するための装置
JP4943811B2 (ja) 板形状矯正装置
JP2011526839A (ja) ロール配列
JP5165001B2 (ja) 圧延装置
JP7352746B2 (ja) 圧延装置
JP5657159B1 (ja) ロール圧下装置
JP7189346B2 (ja) 圧延装置
JP3420574B2 (ja) 圧延機の被圧延材ガイド装置
US4357866A (en) Calender for a traveling web, such as a paper web
GB2025822A (en) An improved Device for Guiding Pairs of Rolled Members to be Connected by Welding

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130808

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131126