JP2011527350A - 塗料、ポリマー成形材料および熱可塑性プラスチックにおける粘着防止剤および防汚剤としてのポリヒドロキシ官能性ポリシロキサン、その製法ならびに使用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分岐ポリグリシドールポリエーテルラジカルを含むポリヒドロキシ官能性ポリシロキサン類を調製する方法であって、初めに、少なくとも1種のアリルまたはメタリル出発化合物を少なくとも1種のグリシドールまたは炭酸グリシドールと反応させて、1つ以上の分岐ポリグリシドールラジカルで変性されているアリルポリエーテルまたはメタリルポリエーテルを形成させ、次いで、こうして調製された一つ以上のアリルポリエーテルまたは一つ以上のメタリルポリエーテルを、酸緩衝剤の存在下で、Si−H官能性アルキル−ポリシロキサンとの付加反応に供することを特徴とする方法、同方法により得られるポリシロキサン、および同ポリシロキサンからなる塗料組成物、ポリマー成形材料または熱可塑性プラスチック用の添加剤である。
【選択図】なし
Description
Z=C1〜C14アルキレン、
RK=1〜6個の炭素原子を有するアルキレンオキシド単位から構成される非分岐ポリエーテルラジカルおよび/または200から4000g/モルの重量平均分子量を有する脂肪族および/もしくは脂環式および/もしくは芳香族ポリエステルラジカル、
R=分岐ポリグリシドール基からなるか、それを含有するポリヒドロキシ官能性分岐ポリグリシドールポリエーテルラジカル、
R2およびR3は、相互に独立に、C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル、−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OCO(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−O−CO−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OSO2(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−H、−Cl、−F、−OH、−R、−RKであり、
R4=C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキルであり、
A=0〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8であり、
B=2〜300、好ましくは10〜200、より好ましくは15〜100であり、
C=0〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8であり、
C=0である場合、R3=Rおよび/またはR2=Rである。
RK=−O−[EO]V−[PO]W−R6 (III)
[式中、v=0〜70;v=0の場合、w=1;
w=0〜50;w=0の場合、v=1;
R6は、Hまたは脂肪族、芳香族、芳香脂肪族基であり、これらはまた、ヘテロ原子または例えば、エステル、ウレタンなどの官能基を含有してもよい]。
Z=C1〜C14アルキレンであり、
R2およびR3からなる基からの少なくとも一方の置換基がRであり、他方がC1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル、−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OCO(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−O−CO−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OSO2(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−H、−Cl、−F、−OH、−Rまたは−RKであり、
RK=1〜6個の炭素原子を有するアルキレンオキシド単位からなる非分岐ポリエーテルラジカルまたは200から4000g/モルの重量平均分子量を有する脂肪族および/または環式脂肪族および/または芳香族ポリエステルラジカル
R=分岐ポリグリシドール基からなるか、またはそれを含有するポリヒドロキシ官能性分岐ポリグリシドールポリエーテルラジカル、
R4=C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル、
B=2〜300、好ましくは、10〜200、より好ましくは、15〜100である。
アルコキシル化すべきアルコール(例えば、アリルアルコール、エチレングリコールモノアリルエーテル)を適切なオートクレーブに、アルコキシル化のために慣用の触媒と共に移す。慣用の触媒は例えば、KOHまたはNaOHである。脱水を、減圧下、適切な温度で行うことができる。続いて、窒素で十分にフラッシュした後に、約120〜140℃の温度で、所望の量の酸化物(例えば、酸化エチレンまたは酸化プロピレン)を、反応器中の圧力が最大5バールを超えないように加える。この量の酸化物の添加が終了し、後反応のための後続の時間の後に、存在する未反応の酸化アルキレンをいずれも減圧下で除去する。続いて、生成物を冷却し、触媒を、適切な酸、例えば酢酸で中和し、適宜、形成した塩を濾過により除去する。
攪拌機、温度計および蒸留ブリッジを備えた250mlの4つ口フラスコに室温で、アリルテトラエチレングリコール76.0gおよびカリウムtert−ブトキシド1.82gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下に90℃に加熱し、60mbarの減圧下で1時間撹拌する。続いて、温度を110℃に上げ、グリシドール72.18gを、滴下漏斗を用いて3時間にわたって滴加する。秤量供給の終了後に、撹拌を110℃でさらに3時間続ける。NMRを介して転化率をチェックすると、100%の転化率が見出された。50℃に冷却した後に、イオン交換体を介して生成物を中和する。
アリルアルコールから出発してポリグリシドールを調製するが、アリルポリエーテルから出発して調製されたものに関してと同様の方法で合成する。アリルポリエーテルに比較して、アリルアルコールの沸点は低いので、触媒としてカリウムまたはナトリウムアルコキシド(例えばカリウムメトキシド)を使用して処理することがより実際的である。それというのも、放出されるアルコール(例えばメタノール)の除去が、そのより低い沸点により容易であるためである。
<平均式MHD22MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテル1の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD22MHを有するメチルヒドロシロキサンの90.5gおよびアリルポリエーテル1の40.80gおよび酢酸カリウム溶液の0.09g(エタノール中濃度10%)を投入し、窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.066g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。温度を110℃に上げ、混合物をこれらの条件下で120分間保持した。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテルRKおよびアリルポリエーテル3の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの67.4gおよびアリルポリエーテルRK31.4gおよびアリルポリエーテル3の21.1gおよび酢酸カリウム溶液の0.18g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの80.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.042g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、4時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、完全な転化が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテルRKおよびアリルポリエーテル2の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの71.5gおよびアリルポリエーテル2の15.1gおよび酢酸カリウム溶液の0.18g(エタノール中重量10%)およびDowanol PMの80.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.042g(イソプロパノール中濃度6%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、0.5時間保持する。アリルポリエーテルRKの33.3gを加え、100℃でさらに3.5時間撹拌する。残りのSi−H基のガス量決定により、完全な転化が示されている。
<平均式BuD18MHを有するメチルヒドロシロキサン(D3の開環重合により調製)およびアリルポリエーテル6の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式BuD18MHを有するメチルヒドロシロキサンの108.9g、アリルポリエーテル6の41.1g、Dowanol PMの50.0gおよび酢酸カリウム溶液の0.3g(エタノール中10重量%)を投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.045g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、2時間保持する。この時間の経過後、残りのSi−H基のガス量決定により、完全な転化が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテルRKおよびアリルポリエーテル4の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの69.8g、アリルポリエーテル4の17.6g、酢酸カリウム溶液の0.18g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの80.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.042g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、0.5時間保持する。アリルポリエーテルRKの32.5gを加え、100℃でさらに4.5時間撹拌する。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテルRKおよびアリルポリエーテル5の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの64.2g、アリルポリエーテル5の25.7g、酢酸カリウム溶液の0.18g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの80.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.042g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、0.5時間保持する。アリルポリエーテルRKの29.9gを加え、100℃でさらに4.5時間撹拌する。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式MHD75MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテル6の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD75MHを有するメチルヒドロシロキサンお125.0g、アリルポリエーテル6の25.0g、酢酸カリウム溶液の0.3g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの50.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.045g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、3時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式BuD68MHを有するメチルヒドロシロキサン(D3の開環重合により調製)およびアリルポリエーテル3の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式BuD68MHを有するメチルヒドロシロキサンの116.7g、アリルポリエーテル3の13.3g、酢酸カリウム溶液の0.26g(エタノール中10重量%)およびトルエンの70.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)0.039gを加える。この後、温度を100℃に上げ、2時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式MHD46MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテル2の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD46MHを有するメチルヒドロシロキサンの100.9g、アリルポリエーテル2の29.1g、酢酸カリウム溶液の0.26g(エタノール中10重量%)およびトルエンの70.0gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.039g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、2時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、100%の転化率が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテル8の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの72.5g、アリルポリエーテル8の57.5gおよびまた、酢酸カリウム溶液の0.19g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの43.3gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.045g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、2時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、完全な転化が示されている。
<平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンおよびアリルポリエーテル7の反応>
攪拌機、温度計および還流凝縮器を備えた250mlの3つ口フラスコに室温で、平均式MHD66DH 2MHを有するメチルヒドロシロキサンの84.6g、アリルポリエーテル7の45.4gおよびまた、酢酸カリウム溶液の0.19g(エタノール中10重量%)およびDowanol PMの43.3gを投入し、この当初投入物を窒素雰囲気下で80℃に加熱する。この温度に達したら、Speier触媒0.045g(イソプロパノール中濃度6重量%の溶液)を加える。この後、温度を100℃に上げ、2時間保持する。残りのSi−H基のガス量決定により、完全な転化が示されている。
上記で示されたメチルヒドロシロキサンに関して、示されている略語の定義を下記の通り定義する:
M=−O0.5Si(CH3)3
MH=−O0.5SiH(CH3)2
D=−O0.5Si(CH3)2O0.5−
DH=−O0.5SiH(CH3)O0.5−
D3=ヘキサメチルシクロトリシロキサン
Bu=ブチル−
追加的に使用されている略語:
アリルポリエーテル1=
グリシドール平均3.3モルを有するアリルアルコール
OH価=791mg KOH/g
ヨウ素価=84.1g I2/100g
アリルポリエーテル2=
グリシドール平均3.4モルを有するアリルグリコール
OH価=704mg KOH/g
ヨウ素価=72.6g I2/100g
アリルポリエーテル3=
グリシドール平均7.4モルを有するアリルグリコール
OH価=730mg KOH/g
ヨウ素価=38.9g I2/100g
アリルポリエーテル4=
グリシドール平均6.4モルを有するアリルアルコール
OH価=766.8mg KOH/g
ヨウ素価=48.3g I2/100g
アリルポリエーテル5=
グリシドール平均10.7モルを有するアリルアルコール
OH価=764.3mg KOH/g
ヨウ素価=30.4g I2/100g
アリルポリエーテル6=
グリシドール平均3.2モルを有するアリルテトラエチレングリコール
OH価=502mg KOH/g
ヨウ素価=52.6g I2/100g
アリルポリエーテル7=
グリシドール平均4モルを有するアリルアルコール
EO5モルでエトキシ化
(水酸基1個当たりEO1モル)
OH価=522mg KOH/g
ヨウ素価=45g I2/100g
アリルポリエーテル8=
グリシドール平均4モルを有するアリルアルコール
EO10モルでエトキシ化
(水酸基1個当たりEO2モル)
OH価=426mg KOH/g
ヨウ素価=30.5g I2/100g
アリルポリエーテルRK=
非分岐アリルポリエーテル、エチレンオキシド75モル%およびプロピレンオキシド25モル%を伴うアリルアルコールから出発して調製されたエチレンオキシド−プロピレンオキシドポリエーテル、
分子量約750g/モル
OH価=74.5mg KOH/g
ヨウ素価=30.5g I2/100g
Speier触媒=H2[PtCl6]・6H2O
Dowanol PM=1−メトキシ−2−プロパノール
本発明のポリヒドロキシ官能性ポリシロキサンを、いくつかのワニス系において性能試験した。
Bayhydrol VP LS 2235/Bayhydur 3100をベースとする水性2成分系
成分1(ベースワニス):
Bayhydrol VP LS 22351) 70.90
BYK−0112) 1.40、
水 1.10
撹拌により、混合物を均質化する。
成分2(硬化剤):
Bayhydur 31003) 22.00
Dowanol PMA 4.60
撹拌により、混合物を均質化する。
1) ポリアクリレート分散液、Bayer Material Science AG、D−Leverkusen
2) 消泡剤、BYK−Chemie GmbH、D−Wesel
3) イソシアネートをベースとする硬化成分、Bayer Material Science AG、D−Leverkusen
Neocryl XK 1014) 78.90
水 6.20
Cymel 3033) 8.30
NMP 6.20
DMEA 0.40
4) アクリレートエマルション、DSM neoresins、NL−Wallwijk
5) 架橋剤、Cytec Industries Inc.、USA−West Paterson、NJ
Edding試験:
塗膜表面にEdding 400パーマネントマーカーで記し、表面に書くことができたかどうかの視覚的な評価を行う。インキが表面で広がったか、または縮まったかの評価を行う。インキが乾燥した後に、乾燥したクロスで拭くことによりインキを除去することを試みる。
評価:1〜5
1=インキが縮まって、ペーパークロスを使用して残渣無く除去することができる
5=インキが基材上にかなり広がって、除去することは事実上不可能である
十分に液化して、塗膜表面に適用することができるようになるまで、ビチューメンを加熱する。ビチューメン物質が冷却したら、どの程度効果的に、残渣無く手で表面から再び除去することができるかを視覚的に評価する。
評価:1〜5
1=ビチューメンを容易に、および残渣無く除去することができる
5=ビチューメンが表面にしっかりと粘着し、除去することは事実上不可能である
Bayer AGからのBayferrox 130M酸化鉄顔料スプーン3杯を、塗膜表面に散布し、洗浄びんを用いて、蒸留水を5回の噴射で使用して再びすすぎ落とす。可能な限り残渣の無い表面を視覚的に評価する。
評価:1〜5
1=Bayferrox粉末を水で残渣無く洗浄除去することができる
5=水ですすいでも、洗浄効果がない;大きな赤いシミが残る
水1滴を表面に置く。次いで、コーティングされた塗膜表面を、滴が流れるまで傾斜させる。滴が流れる角度と、残渣無く滴が流れるかどうかを視覚的に評価する。
1=露を形成することなく、滴を残すことなく、滴が完全に流れるのに、僅かな角度で十分である
5=滴が流れるまでには、コーティングされたパネルを鋭角に傾斜させる必要があり、残りの水が、塗膜表面に残り得る。
市販の慣用の鉱油1滴を塗膜表面に置く。次いで、コーティングされた塗膜表面を、滴が約10cm流れるまで傾斜させる。5分後に、鉱油の跡または滴の再形成を視覚的に評価する。
評価:1〜5:
1=鉱油の跡は、個別の滴へと直ちに再形成される
5=鉱油の跡は、再形成されず、代わりに、さらに広がり得る
実施例2、5および9からのポリヒドロキシ官能性ポリシロキサンから、1−メトキシ−2−プロパノール中50%濃度の溶液を調製する。このポリシロキサン溶液を、下記の表に従って、ポリマー成形材料AおよびB(ゲルコート混合物Aおよびゲルコート混合物B)に変える。
ゲルコート配合物:
Palatal 400−01 84.75%、ポリエステル樹脂、DSM樹脂
Aerosil 200 1.25%、ヒュームドシリカ、Degussa
Tronox R−KB−2 10.00%、二酸化チタン、Tronox
Beschleuniger NL−49 P 1.00%、オクタン酸コバルト(反応促進剤)、1%濃度、Akzo Nobel
スチレン 8.00%
Palatal 400−01、Tronox R−KB−2およびAerosil 200を、溶解機を使用して約2800rpmで5分間予備混合する。その後、Beschleuniger NL49 Pを使用する前に、スチレンを900rpmで混合する。ゲルコート混合物Aでは、実施例3からのポリシロキサン溶液も加える。
ゲルコート混合物Bは、ガラスプレートから除去することができない。内部用離型剤を備えたゲルコート混合物Aは、洗浄されたガラスプレートから容易に除去される。洗浄されたガラスプレートからの、内部用離型剤を備えたゲルコート混合物Aの表面は、全く平滑であり、高い光沢を示す。
実施例2、5、8および9からの各生成物0.05gを、酢酸n−エチル中10%濃度のポリメチルメタクリレート溶液100gにそれぞれ溶かした。200μm厚の塗膜を寸法100×250mmのガラスプレート上にそれぞれ生じさせた。溶媒を除去すると、約20μmの膜厚を有するコーティングが得られた。比較のための試料として、添加剤を伴わないガラス上の対応するコーティングを使用した。滑動抵抗を測定するために、一定の速度で進む電気式フィルムアプリケーターデバイスを使用した。コンピューターを介して、滑動体に対抗するいかなる抵抗も記録する引張力変換器をフィルムアプリケーターデバイスのためのマウント上に固定した。測定される表面上で、滑動体を引張方向に移動させる。使用される滑動体は、規定のフェルト底部層を有する500gの錘であった。コーティングの透明性/曇りを、単に肉眼により評価した。
Claims (18)
- 分岐ポリグリシドールポリエーテルラジカルを含むポリヒドロキシ官能性ポリシロキサン類を調製する方法であって、初めに、少なくとも1種のアリルまたはメタリル出発化合物を少なくとも1種のグリシドールまたは炭酸グリシドールと反応させて、1つ以上の分岐ポリグリシドールラジカルで変性されているアリルポリエーテルまたはメタリルポリエーテルを形成させ、次いで、こうして調製された一つ以上のアリルポリエーテルまたは一つ以上のメタリルポリエーテルを、酸緩衝剤の存在下で、Si−H官能性アルキル−ポリシロキサンとの付加反応に供することを特徴とする方法。
- 前記アリルまたはメタリル出発化合物がアリルアルコール、メタリルアルコール、アルコキシル化アリルアルコールまたはメタリルアルコールおよびジオールまたはポリオールでエーテル化されたアリルアルコールまたはメタリルアルコールからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
- 前記アルコキシル化アリルアルコールまたはメタリルアルコールがエトキシ化、プロポキシ化またはブトキシ化または混合してエトキシ化およびプロポキシ化されたアリルアルコールまたはメタリルアルコールであり、前記ジオールまたはポリオールが、ジヒドロキシ化およびポリヒドロキシ化エーテル、エステル、ポリエーテルおよびポリエステルからなる群から選択される請求項2に記載の方法。
- 続いて、非分岐アリルポリエーテル、メタリルポリエーテル、アリルポリエステルおよび/またはメタリルポリエステルを、前記ポリシロキサンとの付加反応に供することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- 非分岐アリルポリエーテル、メタリルポリエーテル、アリルポリエステルおよび/またはメタリルポリエステルを前記分岐アリルポリエーテルおよび/またはメタリルポリエステルと混合して、またはその前に、またはその後に、前記ポリシロキサンとの付加反応に供することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- 前記アリルポリエーテルまたはメタリルポリエーテルと前記Si−H官能性アルキル−ポリシロキサンとの前記付加反応を、前記アリルポリエーテルまたはメタリルポリエーテルおよび前記Si−H官能性アルキル−ポリシロキサンの両方の反応混合物中での均質な溶解を可能にする溶媒の存在下で実施する請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- ポリグリシドール−ポリエーテルラジカルを含む分岐ポリシロキサン類を調製する方法であって、請求項1から6に記載の方法により得られる前記ポリヒドロキシ官能性ポリシロキサンを、ヒドロキシル基の少なくとも一部をアルコキシル化、エステル化、エーテル化および/またはウレタン化することにより変性することを特徴とする方法。
- 請求項1から7のいずれかの方法により得られることを特徴とするポリシロキサン。
- 前記少なくとも1種の分岐ポリヒドロキシ官能性アリルポリエーテルまたはメタリルポリエーテルが樹枝状構造を有することを特徴とする請求項8に記載のポリシロキサン。
- 前記アルキルポリシロキサンがメチルヒドロポリシロキサンであることを特徴とする請求項8または9に記載のポリシロキサン。
- 請求項8から10のいずれかに記載のポリシロキサンであって、下記一般式:
Z=C1〜C14アルキレン、
RK=1〜6個の炭素原子を有するアルキレンオキシド単位から構成される非分岐ポリエーテルラジカルおよび/または200から4000g/モルの重量平均分子量を有する脂肪族および/または脂環式および/もしくは芳香族ポリエステルラジカル、
R=分岐ポリグリシドール基からなるか、それを含有するポリヒドロキシ官能性分岐ポリグリシドールポリエーテルラジカル、
R2およびR3は、相互に独立に、C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル、−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OCO(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−O−CO−O(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−OSO2(C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキル)、−H、−Cl、−F、−OH、−R、−RKであり、
R4=C1〜C14アルキル、アリールまたはアラルキルであり、
A=0〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8であり、
B=2〜300、好ましくは10〜200、より好ましくは15〜100であり、
C=0〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8であり、
C=0である場合、R3=Rおよび/またはR2=Rである]
により表されることを特徴とするポリシロキサン。 - 10から100個のシロキサン単位、好ましくは20から80個のシロキサン単位、より好ましくは、30から70個のシロキサン単位からなることを特徴とする請求項11に記載のポリシロキサン。
- AおよびCが0であり、前記基R2およびR3の少なくとも一方が、ラジカルRである請求項11または12に記載のポリシロキサン。
- 前記基R2およびR3の正確に1個がラジカルRである請求項11または12に記載のポリシロキサン。
- 塗料組成物、ポリマー成形材料または熱可塑性プラスチック中の添加剤としての、請求項8から14のいずれかに記載されているか、または請求項1から7に記載の方法により調製されるポリシロキサンの使用。
- 請求項8から14のいずれかに記載されているか、または請求項1から7に記載の方法により調製されるポリシロキサンを含む塗料組成物、ポリマー成形材料または熱可塑性プラスチック。
- 請求項8から14のいずれかに記載されているか、または請求項1から7に記載の方法により調製されるポリシロキサン0.1重量%〜10重量%、好ましくは0.5重量%〜7.5重量%、より好ましくは1重量%〜5重量%を含有する塗料組成物またはポリマー成形材料。
- 請求項8から14のいずれかに記載されているか、または請求項1から7に記載の方法により調製されるポリヒドロキシ官能性ポリシロキサン0.1重量%〜5重量%、好ましくは0.2重量%〜2重量%、より好ましくは0.5重量%〜1重量%を含有する熱可塑性プラスチック。
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