JP2011525318A - バイポーラの変調器 - Google Patents

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Abstract

複数の振幅変調器を使用して、直交変調を行うことができるバイポーラの変調器が記述される。1つの設計では、バイポーラ変調器は、第1と第2の振幅変調器と、加算器を含む。第1の振幅変調器は、第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調し、第1の振幅変調された信号を提供する。第2の振幅変調器は、第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調し、第2の振幅変調された信号を提供する。加算器は、第1と第2の振幅変調された信号を合計し、そして振幅と位相の両方が変調された直交変調された信号を提供する。第1と第2の入力信号は、それぞれ第1と第2の変調信号の絶対値に基づいて得られることができる。第1と第2のキャリア信号は、第1と第2のキャリア信号は、それぞれ第1と第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。各振幅変調器は、クラス−E増幅器を用いてインプリメントされることができる。

Description

本発明は、一般にエレクトロニクスに関するものであり、そしてより明確には、通信システムにおいて使用するための変調器に関するものである。
通信システムにおいて、送信機は、符号化されたデータを得るために最初にディジタル方式でデータを処理することができる。送信機は、符号化されたデータに基づいて、同相(I)の変調信号と直交(Q)の変調信号を生成することができる。次に、送信機は、通信チャネルを介する送信にとってより適切であることができる直交変調された信号を得るために、IとQの変調信号を用いてキャリア信号を変調することができる。キャリア信号は、典型的に特定の周波数の周期信号(例えば、正弦波信号)である。直交変調は、複数の変調信号を用いて、キャリア信号の位相と振幅の両方を変化させる。その時、情報は、キャリア信号の位相と振幅における複数の変化の中に存在するであろう。優れたパフォーマンスを有する変調器を使用して直交変調を行うことが望ましい。
複数の振幅変調器を使用して直交変調を行うことができるバイポーラの変調器がここに記述される。1つの設計では、バイポーラの変調器は、第1と第2の振幅変調器と、加算器を含む。第1の振幅変調器は、第1のキャリア信号(例えば、Iのキャリア信号)を受信し、および第1の入力信号を用いて振幅変調し、そして第1の振幅変調された信号を提供する。第2の振幅変調器は、第2のキャリア信号(例えば、Qのキャリア信号)を受信し、および第2の入力信号を用いて振幅変調し、そして第2の振幅変調された信号を提供する。加算器は、第1と第2の振幅変調された信号を合計し、そして振幅と位相の両方が変調された直交変調された信号を提供する。
第1と第2の入力信号は、第1と第2(例えば、IとQ)の変調信号に基づいて生成されることができる。1つの設計では、第1の変調信号の絶対値は、第1の入力信号として提供され、また、第2の変調信号の絶対値は、第2の入力信号として提供される。
1つの設計では、第1のキャリア信号は、第1の変調信号のサイン(sign)に基づいて決定される位相を有し、また、第2のキャリア信号は、第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。1つの設計では、バイポーラの変調器は、第1と第2のスイッチを更に含む。第1のスイッチは、第1と第2の局部発振器(LO)信号を受信し、そして第1の変調信号のサインに基づいて、第1のキャリア信号として第1か第2かどちらかのLO信号を提供する。第2のスイッチは、第3と第4のLO信号を受信し、そして第2の変調信号のサインに基づいて、第2のキャリア信号として第3か第4かどちらかのLO信号を提供する。第1と第2のLO信号は180度位相外れであることができ、第3と第4のLO信号は180度位相外れであることができ、そして第1と第3のLO信号は90度位相外れであることができる。
1つの設計では、第1の振幅変調器は、第1のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび第1の入力信号によって決定される出力振幅を有する第1のクラス−E増幅器を具備する。第2の振幅変調器は、第2のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび第2の入力信号によって決定される出力振幅を有する第2のクラス−E増幅器を具備する。
本開示の様々な態様と特徴は、更に詳細に下に記述される。
図1は、無線通信デバイスを示すブロック図。 図2は、バイポーラの変調器を示すブロック図。 図3は、クラス−E増幅器を用いてインプリメントされる振幅変調器の概略図。 図4は、バイポーラの変調を行うためのプロセスを示す図。
ここに記述されるバイポーラの変調器は、無線通信、有線通信、そして他の複数のアプリケーションのために使用されることができる。バイポーラの変調器はまた、無線通信デバイス、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ブルートゥースデバイス、基地局等のような、様々なエレクトロニクスデバイスのために使用されることができる。明瞭さのため、携帯電話あるいは何か他のデバイスであることができる無線通信デバイスにおけるバイポーラの変調器の使用法が、下に記述される。
図1は、無線通信デバイス100の設計のブロック図を示す。この設計において、無線デバイス100は、データプロセッサ110、トランシーバ120、制御装置/プロセッサ180およびメモリ182を含む。トランシーバ120は、双方向の無線通信をサポートする受信機150と送信機130を含む。一般に、無線デバイス100は、何れの数の通信システムと周波数帯のための、何れの数の受信機と何れの数の送信機を含むことができる。
送信機または受信機は、スーパーヘテロダイン(super-heterodyne)のアーキテクチャあるいは直接変換(direct-conversion)のアーキテクチャを用いてインプリメントされることができる。スーパーヘテロダインのアーキテクチャにおいて、信号は、例えば、1つのステージではRFから中間周波数(IF)に、次に受信機の別のステージではIFからベースバンドに、マルチプルな複数のステージにおいて無線周波数(RF)とベースバンドの間で周波数変換される。ゼロ−IF(zero-IF)アーキテクチャとも称される直接変換のアーキテクチャでは、信号は、1つのステージにおいてRFとベースバンドの間で周波数変換される。スーパーヘテロダインと直接変換のアーキテクチャは、異なる複数の回路ブロックを使用するおよび/または異なる複数の必要条件を有することができる。図1に示される設計では、送信機130と受信機150は、直接変換のアーキテクチャを用いてインプリメントされる。
送信する経路では、データプロセッサ110は、送信されるデータを処理し、そして送信機130へIとQのアナログ出力信号を提供する。送信機130内では、IとQのアナログ出力信号は、増幅器(Amp)132によって増幅され、デジタル−アナログ変換によって引き起こされる複数のイメージ(images)を除去するためにローパスフィルタ134によってフィルタにかけられ、そしてIとQの変調信号を得るために可変利得型増幅器(VGA:variable gain amplifier)136によって増幅され、それはS(t)とS(t)として示される。
バイポーラの変調器140は、VGA 136からIとQの変調信号を受信し、そしてLOジェネレータ170からLO(TX LO)信号を送信する。「LO信号」、「キャリア信号」および「キャリア」という用語は、同意語であり、そしてしばしば置換可能に使用される。バイポーラの変調器140は、IとQの変調信号を用いてTX LO信号を変調し、そしてY(t)として示される直交変調された信号を生成する。直交変調された信号は、変調または変化されるその位相とその振幅の両方を有する信号である。バイポーラの変調器140はまた、位相だけを変調された信号を生成することもできるが、このことは、下では記述されていない。直交変調された信号は、周波数のアップコンバージョンによって引き起こされる複数のイメージを除去するためにフィルタ142によってフィルタにかけられ、そしてRFの出力信号を生成するためにパワー増幅器(PA)144によって増幅される。RFの出力信号は、デュプレクサ146の経路で発送され、そしてアンテナ148を介して送信される。
受信する経路では、アンテナ148は、複数の基地局によって送信された複数の信号を受信し、そしてRFの受信された信号を提供し、それはデュプレクサ146の経路で回送され、そして受信機150に提供される。受信機150内では、RFの受信された信号は、低雑音増幅器(LNA)152によって増幅され、そしてRFの入力信号を得るためにバンドパスフィルタ154によってフィルタにかけられる。復調器156は、フィルタ154からRFの入力信号を受信し、またLOジェネレータ170からLO(RX LO)信号を受信する。復調器156は、RX LO信号を用いてRFの入力信号を復調し、そしてIとQのベースバンド信号を提供する。IとQのベースバンド信号は、VGA 158によって増幅され、ローパスフィルタ160によってフィルタにかけられ、そしてIとQのアナログ入力信号を得るために増幅器162によって増幅され、それらはデータプロセッサ110に提供される。
LOジェネレータ170は、周波数のアップコンバージョンに使用されるTX LO信号と、周波数のダウンコンバージョンに使用されるRX LO信号を生成する。各LO信号は、特定の基本周波数を備えた周期信号であり、そして何れの波形タイプ(例えば、正弦波、矩形波、のこぎり波等)であることができる。TX LO信号とRX LO信号は、異なる周波数を有することができる。LOジェネレータ170は、1つまたは複数の電圧制御発振器(VCO)、複数の基準発振器、複数の分周器(dividers)、複数のバッファ等を含むことができる。位相同期ループ(PLL)172は、データプロセッサ110からのタイミング情報と、LOジェネレータ170からのフィードバックを受信する。PLL 172は、LOジェネレータ170からの複数のLO信号の周波数および/または位相を調整するために使用される複数の制御を生成する。
図1は実例的なトランシーバの設計を示す。一般に、送信機130と受信機150における複数の信号の調整は、増幅器、フィルタ、変調器、復調器等の1つまたは複数のステージで行なわれることができる。これらの回路ブロックは、図1に示される構成とは異なって配置されることができる。更に、図1に示されていない他の複数の回路ブロックもまた、送信機と受信機において複数の信号を調整するために使用されることができる。図1における幾つかの回路ブロックはまた、省略されることができる。例えば、フィルタ142は省略されることができ、そしてバイポーラの変調器140の出力は、パワー増幅器144と直接に結合されることができる。トランシーバ120の全体または一部分が、1つまたは複数のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号(mixed-signal)のIC等にインプリメントされることができる。
データプロセッサ110は、データの送信と受信、そして他の複数の機能のための様々な処理装置を含むことができる。制御装置/プロセッサ180は、無線デバイス100におけるオペレーションを制御することができる。メモリ182は、無線デバイス100のために複数のプログラムコードとデータを格納することができる。データプロセッサ110、制御装置/プロセッサ180、および/またはメモリ182は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)にインプリメントされることができる。
バイポーラの変調器140は、直交変調された信号を生成することができ、それは次のように表わすことができる:
Figure 2011525318
ここでは、S(t)は、Iの変調信号であり、またS(t)は、Qの変調信号である、cos(ωt)は、IのLO信号であり、またsin(ωt)は、QのLO信号である、Y(t)は、直交変調された信号である、およびω=2πfは、ラジアンでのLO周波数であり、そしてfは、ヘルツでのLO周波数である。cos(ωt)とsin(ωt)の信号は、TX LO信号から生成されることができる。
方程式(1)で示されるように、直交変調された信号は、(i)Iの変調された信号を得るために、Iの変調信号を用いてIのLO信号を変調すること、(ii)Qの変調された信号を得るために、Qの変調信号を用いてQのLO信号を変調すること、そして(iii)直交変調された信号を得るために、IとQの変調された信号を合計することによって生成されることができる。ミキサーが、対応する変調された信号を得るために、その変調信号を用いて各LO信号を変調するために使用されることができる。しかしながら、ミキサーは、次善のパフォーマンスを有することがある。
ある態様では、複数の振幅変調器は、直交変調のために使用されることができる。振幅変調器は、ミキサーより低いノイズとより高いパワーを有することができ、その両方が望ましくあることができる。振幅変調器は、変調信号に基づいてLO信号の振幅を変化させることができ、そして振幅変調された信号を提供する。振幅変調された信号は、(その位相ではなく)その振幅だけが変調された信号である。IとQの変調信号は、正と負の値の両方を有するので、IとQのLO信号は直接に振幅変調されることができない。この制限は、IとQの変調信号のサインが変わる時に、複数のLO信号の位相を変化させることによって、回避することができる。
複数の振幅変調器を用いて生成される直交変調された信号は、次のように表わすことができる:
Figure 2011525318
ここでは、sgn[S(t)]は、S(t)のサインであり、それは+1か−1かのどちらかであることができる、sgn[S(t)]は、S(t)のサインであり、それは+1か−1かのどちらかであることができる、|S(t)|≧0は、絶対値(absolute)Iの変調信号であり、および|S(t)|≧0は、絶対値Qの変調信号である。
方程式(2)で示される設計では、cos(ωt)の信号は、S(t)のサインが正の時に、|S(t)|の信号によって振幅変調される。cos(ωt−π)の信号は、S(t)のサインが負の時に、|S(t)|の信号によって振幅変調される。cos(ωt−π)=−cos(ωt)であるので、S(t)のサインはそれが負の時でも保存される。同様に、sin(ωt)の信号は、S(t)のサインが正の時に、|S(t)|の信号によって振幅変調される。sin(ωt−π)の信号は、S(t)のサインが負の時に、|S(t)|の信号によって振幅変調される。sin(ωt−π)=−sin(ωt)であるので、S(t)のサインはそれが負の時でも保存される。
方程式(2)で示される設計では、IのLO信号の位相は、S(t)の信号のサインに基づいて、180度だけ切り替えられることができる。同様に、QのLO信号の位相は、S(t)の信号のサインに基づいて、180度だけ切り替えられることができる。IとQのLO信号の位相の高速切り替えは、複数のワイドバンドPLL、あるいは何か他の回路を用いて達成されることができる。
別の設計では、cos(ωt)とcos(ωt+π)の信号が利用可能であることができ、そこではcos(ωt+π)=cos(ωt−π)であり、そしてこれらの信号のうちの1つは、S(t)のサインに基づいて選択されることができる。同様に、sin(ωt)とsin(ωt+π)の信号が利用可能であることができ、そこではsin(ωt+π)=sin(ωt−π)であり、そしてこれらの信号のうちの1つは、S(t)のサインに基づいて選択されることができる。その時、直交変調された信号は次のように表わすことができる:
Figure 2011525318
(t)=|S(t)|・C(t)は、Iの振幅変調された信号である、および
(t)=|S(t)|・C(t)は、Qの振幅変調された信号である。
方程式のセット(3)では、C(t)は、Iの振幅変調器のためのIのキャリア信号であり、そしてC(t)は、Qの振幅変調器のためのQのキャリア信号である。各キャリア信号は、方程式(3b)と(3c)で示されるように、対応する変調信号のサインに基づいて、2つの可能なLO信号のうちの1つを選択することによって得られることができる。
図2は、バイポーラの変調器140の設計のブロック図を示し、それは方程式のセット(3)をインプリメントする。バイポーラの変調器140は、S(t)とS(t)の変調信号と、TX LO信号を受信し、そしてY(t)の直交変調された信号を提供する。
Iの経路では、大きさ装置210aは、S(t)の信号を受信し、そして振幅変調器220aに|S(t)|の信号を提供する。サイン装置212aもまた、S(t)の信号を受信し、そしてsgn[S(t)]の信号を提供し、それはS(t)≧0の時は+1に等しく、またS(t)<0の時は−1に等しい。スイッチ214aは、その共通ノードが振幅変調器220aに結合され、その第1の動程(throw)はcos(ωt)の信号を受信し、その第2の動程はcos(ωt+π)の信号を受信し、そしてその制御入力はsgn[S(t)]の信号を受信している。スイッチ214aは、sgn[S(t)]=+1の時は、C(t)の信号としてcos(ωt)の信号を提供し、またsgn[S(t)]=−1の時は、C(t)の信号としてcos(ωt+π)の信号を提供する。振幅変調器220aは、装置210aからの|S(t)|の信号を用いてスイッチ214aからのC(t)の信号を変調し、そしてA(t)の振幅変調された信号を提供する。
Qの経路では、大きさ装置210bは、S(t)の信号を受信し、そして振幅変調器220bに|S(t)|の信号を提供する。サイン装置212bもまた、S(t)の信号を受信し、そしてsgn[S(t)]の信号を提供し、それはS(t)≧0の時は+1に等しく、またS(t)<0の時は−1に等しい。スイッチ214bは、その共通ノードが振幅変調器220bに結合され、その第1の動程はsin(ωt)の信号を受信し、その第2の動程はsin(ωt+π)の信号を受信し、そしてその制御入力はsgn[S(t)]の信号を受信している。スイッチ214bは、sgn[S(t)]=+1の時は、C(t)の信号としてsin(ωt)の信号を提供し、またsgn[S(t)]=−1の時は、C(t)の信号としてsin(ωt+π)の信号を提供する。振幅変調器220bは、装置210bからの|S(t)|の信号を用いてスイッチ214bからのC(t)の信号を変調し、そしてA(t)の振幅変調された信号を提供する。
加算器230は、振幅変調器220aと220bそれぞれからのA(t)とA(t)の信号を合計し、そしてY(t)の直交変調された信号を提供する。振幅変調器220aと220bの出力が、複数の電流信号(current signals)である場合には、その時、加算器230は、合計するノードを用いてインプリメントされることができる。
分相器240は、TX LO信号を受信し、そしてcos(ωt)、sin(ωt)、cos(ωt+π)およびsin(ωt+π)の信号を生成し、それはそれぞれ0度、90度、180度、および270度の位相を有する。従って、分相器240からの4つのLO信号は、互いに90度(または直角位相)シフトされた(shifted)バージョンである。図2は、バイポーラの変調器140の一部である分相器240を示す。分相器240はまた、図1におけるLOジェネレータの一部であることもできる。
図2は、大きさ装置210aと210bが、それぞれS(t)とS(t)の信号を受信し、そして|S(t)|と|S(t)|の信号を提供していることを示す。図2はまた、サイン装置212aと212bが、それぞれS(t)とS(t)の信号を受信し、そしてsgn[S(t)]とsgn[S(t)]の信号を提供していることを示す。図2で提案されるように、装置210a、210b、212aおよび212bは、アナログ回路を用いてインプリメントされることができる。装置210a、210b、212aおよび212bはまた、デジタル回路を用いてインプリメントされることもできる。例えば、データプロセッサ110は、装置210aと210bの機能を行い、そして送信機130に、絶対値IとQのアナログ出力信号を提供することができる。データプロセッサ110はまた、装置212aと212bの機能を行い、そしてバイポーラの変調器140に、IとQのサイン信号を提供することができる。
図3は、図2における振幅変調器220aの設計の概略図を示す。この設計では、振幅変調器220aは、クラス−Bおよびクラス−Cのような幾つかの他の増幅器に比べてより高い効率を有するクラス−E増幅器を用いてインプリメントされる。振幅変調器220a内では、Nチャネル金属酸化膜半導体(NMOS:N-channel metal oxide semiconductor)のトランジスタ310がノードAにそのドレインを結合され、そのゲートはC(t)の信号を受信し、そしてそのソースは回路基板(circuit ground)に結合される。インダクタ312は、一端がノードAに結合され、そしてもう一端が|S(t)|の信号を受信している。キャパシタ314は、ノードAと回路基板の間に結合される。インダクタ316とキャパシタ318は、直列に(in series)結合され、そして該直列の組み合わせは、ノードAとノードBの間に結合される。ノードBは、振幅変調器220aの出力である。外部ロード320は、ノードBと回路基板の間に結合される。簡単化のため、NMOSのトランジスタ310のためのバイアス回路は、図3では示されていない。
NMOSのトランジスタ310は、C(t)の信号によってターンオンとターンオフされるスイッチとして働く。インダクタ316とキャパシタ318は、LO周波数fで共振する直列のLC回路を形成し、そして外部ロード320に周波数fで電流を流す。インダクタ312とキャパシタ314は、ノードAと回路基板の間に結合される並列のLC回路を形成する。インダクタ312とキャパシタ314の値は、クラス−E増幅器のための望ましい切り替えの複数の特性を達成するために選択されることができる。クラス−E増幅器のオペレーションは、H.Krauss他著“Solid State Radio Engineering”、Wiley、1980年によって更に詳細に記述され、それは公的に利用可能である。
振幅変調器220bもまた、図3に示されるようなクラス−E増幅器を用いてインプリメントされることができる。振幅変調器220aと220bはまた、他の複数の設計を用いてインプリメントされることができる。
図4は、バイポーラの変調を行うためのプロセス400の設計を示す。第1の変調信号(例えば、Iの変調信号)の絶対値は、第1の入力信号として提供されることができる(ブロック412)。第2の変調信号(例えば、Qの変調信号)の絶対値は、第2の入力信号として提供されることができる(ブロック414)。第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する第1のキャリア信号(例えば、Iのキャリア信号)が得られることができる(ブロック416)。第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する第2のキャリア信号(例えば、Qのキャリア信号)が得られることができる(ブロック418)。
第1のキャリア信号は、第1の振幅変調された信号を得るために、第1の入力信号を用いて振幅変調されることができる(ブロック420)。第2のキャリア信号は、第2の振幅変調された信号を得るために、第2の入力信号を用いて振幅変調されることができる(ブロック422)。第1と第2の振幅変調された信号は、振幅と位相の両方が変調された直交変調された信号を得るために合計されることができる(ブロック424)。
ブロック416については、第1か第2かどちらかのLO信号が、第1の変調信号のサインに基づいて第1のキャリア信号として提供されることができる。ブロック418については、第3か第4かどちらかのLO信号が、第2の変調信号のサインに基づいて第2のキャリア信号として提供されることができる。図2で示されるように、第1と第2のLO信号は180度位相外れであることができ、第3と第4のLO信号は180度位相外れであることができ、そして第1と第3のLO信号は90度位相外れであることができる。第1と第2のキャリア信号はまた、他の仕方において生成されることもできる。
ブロック420については、第1のキャリア信号の振幅変調は、第1のキャリア信号を用いて第1のクラス−E増幅器をオンとオフに切り替えることと、第1の入力信号を用いて第1のクラス−E増幅器の出力振幅を制御することによって、達成されることができる。ブロック422については、第2のキャリア信号の振幅変調は、第2のキャリア信号を用いて第2のクラス−E増幅器をオンとオフに切り替えることと、第2の入力信号を用いて第2のクラス−E増幅器の出力振幅を制御することによって、達成されることができる。振幅変調はまた、他の仕方において達成されることもできる。
ここに記述されたバイポーラの変調器は、ある複数の利点を提供することができる。例えば、図3で示されるように、バイポーラの変調器のために使用される複数の振幅変調器は、効率的な複数のスイッチング増幅器を用いてインプリメントされることができる。バイポーラの変調器は、デカルトからポーラへの(Cartesian-to-polar)変換と広帯域の位相変調を要するポーラ変調器(polar modulator)よりも、より複雑でなくあることができる。
ここに記述されたバイポーラの変調器は、(限定はされないが、)2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M−ary位相偏移変調(M−PSK)、直交振幅変調(QAM)、直交周波数分割多重(OFDM)、単一キャリア周波数分割多重(SC−FDM)、ガウシアン最小偏移変調(GMSK:Gaussian minimum shift keying)等を含む様々な単一キャリアとマルチキャリアの変調スキームに使用されることができる。これらの様々な変調スキームは、当技術において既知である。
ここに記述されたバイポーラの変調器は、様々なシステムおよびアプリケーションに使用されることができる。例えば、バイポーラの変調器は、無線通信システム、有線通信システム、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)等のために使用されることができる。無線通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、単一キャリアのFDMA(SC−FDMA)システム等であることができる。CDMAシステムは、ユニバーサル地上ラジオアクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術をインプリメントすることができる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)とCDMAのその他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、汎ヨーロッパディジタル移動通信システム(GSM)(登録商標)のような無線技術をインプリメントすることができる。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術をインプリメントすることができる。これらの様々な無線技術および規格は、当技術において既知である。
ここに記述されたバイポーラの変調器は、IC、アナログIC、RFIC、混合信号のIC、ASIC、プリント回路板(PCB)、エレクトロニクスデバイス等の上でインプリメントされることができる。バイポーラの変調器はまた、相補形金属酸化膜半導体(CMOS)、N−チャネルMOS(NMOS)、P−チャネルMOS(PMOS)、バイポーラの接合形トランジスタ(BJT)、バイポーラのCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウム砒素(GaAs)、ヘテロ−接合(hetero-junction)バイポーラのトランジスタ(HBT)等のような様々なICの加工技術を用いて製造されることができる。バイポーラの変調器はまた、複数のスイッチングトランジスタ用の複数のマイクロ電気機械システム(MEMS)のスイッチを用いてインプリメントされることができる。
ここに記述されたバイポーラの変調器をインプリメントしている装置は、スタンドアローンのデバイスであることができ、あるいはより大きなデバイスの一部であることができる。デバイスは、(i)スタンドアローンのIC、(ii)複数の情報および/またはデータを格納するための複数のメモリICを含むことができる1つまたは複数のICのセット、(iii)RFの受信機(RFR)またはRFの送信機/受信機(RTR)のようなRFIC、(iv)移動局モデム(MSM)のようなASIC、(v)他の複数のデバイス内に組み込まれることができるモジュール、(vi)受信機、携帯電話、無線デバイス、ハンドセット、またはモバイル装置、(vii)その他、であることができる。
本開示の前の記述は、何れの当業者が、本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示への様々な変更(modification)は、当業者にとって容易に(readily)明白であり、そしてここに定められた包括的な(generic)複数の原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のバリエーションへ応用されることができる。
従って、本開示は、ここに示される例および設計に限定されるようには意図されず、ここに開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるように意図される。

Claims (28)

  1. 下記を具備する装置:
    第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調し、そして第1の振幅変調された信号を提供するように働く第1の振幅変調器;
    第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調し、そして第2の振幅変調された信号を提供するように働く第2の振幅変調器;および
    前記第1と第2の振幅変調された信号を合計し、そして直交変調された信号を提供するように働く加算器。
  2. 更に下記を具備する、請求項1に記載の装置:
    第1の変調信号を受信し、そして前記第1の入力信号として前記第1の変調信号の絶対値を提供するように働く第1の装置;および
    第2の変調信号を受信し、そして前記第2の入力信号として前記第2の変調信号の絶対値を提供するように働く第2の装置。
  3. 請求項1に記載の装置、ここにおいて前記第1のキャリア信号は、第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有し、およびここにおいて前記第2のキャリア信号は、第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。
  4. 更に下記を具備する、請求項1に記載の装置:
    第1と第2の局部発振器(LO)信号を受信し、そして第1の変調信号のサインに基づいて、前記第1のキャリア信号として前記第1か第2かどちらかのLO信号を提供するように働く第1のスイッチ;および
    第3と第4のLO信号を受信し、そして第2の変調信号のサインに基づいて、前記第2のキャリア信号として前記第3か第4かどちらかのLO信号を提供するように働く第2のスイッチ。
  5. 更に下記を具備する、請求項4に記載の装置:
    前記第1の変調信号を受信し、そして前記第1の変調信号の前記サインに基づいて第1の制御信号を生成するように働く第1の装置;および
    前記第2の変調信号を受信し、そして前記第2の変調信号の前記サインに基づいて第2の制御信号を生成するように働く第2の装置、
    ここにおいて前記第1のスイッチは、前記第1の制御信号に基づいて前記第1か第2かどちらかのLO信号を提供するように働く、およびここにおいて前記第2のスイッチは、前記第2の制御信号に基づいて前記第3か第4かどちらかのLO信号を提供するように働く。
  6. 更に下記を具備する、請求項4に記載の装置:
    入力LO信号を受信し、そして前記第1、第2、第3および第4のLO信号を提供するように働く分相器。
  7. 請求項4に記載の装置、ここにおいて前記第1と第2のLO信号は180度位相外れであり、前記第3と第4のLO信号は180度位相外れであり、そして前記第1と第3のLO信号は90度位相外れである。
  8. 請求項1に記載の装置、ここにおいて前記第1と第2の振幅変調器の各々は、クラス−E増幅器を具備する。
  9. 請求項1に記載の装置、ここにおいて前記第1の振幅変調器は、前記第1のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび前記第1の入力信号によって決定される出力振幅を有する第1のクラス−E増幅器を具備する、およびここにおいて前記第2の振幅変調器は、前記第2のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび前記第2の入力信号によって決定される出力振幅を有する第2のクラス−E増幅器を具備する。
  10. 請求項1に記載の装置、ここにおいて前記直交変調された信号は、CDMAの信号を具備する。
  11. 下記を具備する集積回路:
    第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調し、そして第1の振幅変調された信号を提供するように働く第1の振幅変調器;
    第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調し、そして第2の振幅変調された信号を提供するように働く第2の振幅変調器;および
    前記第1と第2の振幅変調された信号を合計し、そして直交変調された信号を提供するように働く加算器。
  12. 請求項11に記載の集積回路、ここにおいて前記第1の入力信号は、第1の変調信号の絶対値を具備し、前記第2の入力信号は、第2の変調信号の絶対値を具備し、前記第1のキャリア信号は、前記第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有し、そして前記第2のキャリア信号は、前記第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。
  13. 更に下記を具備する、請求項11に記載の集積回路:
    第1と第2の局部発振器(LO)信号を受信し、そして第1の変調信号のサインに基づいて、前記第1のキャリア信号として前記第1か第2かどちらかのLO信号を提供するように働く第1のスイッチ;および
    第3と第4のLO信号を受信し、そして第2の変調信号のサインに基づいて、前記第2のキャリア信号として前記第3か第4かどちらかのLO信号を提供するように働く第2のスイッチ。
  14. 請求項13に記載の集積回路、ここにおいて前記第1と第2のLO信号は180度位相外れであり、前記第3と第4のLO信号は180度位相外れであり、そして前記第1と第3のLO信号は90度位相外れである。
  15. 請求項11に記載の集積回路、ここにおいて前記第1の振幅変調器は、前記第1のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび前記第1の入力信号によって決定される出力振幅を有する第1のクラス−E増幅器を具備する、およびここにおいて前記第2の振幅変調器は、前記第2のキャリア信号によってオンとオフに切り替えられるおよび前記第2の入力信号によって決定される出力振幅を有する第2のクラス−E増幅器を具備する。
  16. 下記を具備する、通信のための装置:
    第1の振幅変調された信号を得るために、第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調し、第2の振幅変調された信号を得るために、第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調し、そして直交変調された信号を得るために、前記第1と第2の振幅変調された信号を組み合わせるように働くバイポーラの変調器。
  17. 請求項16に記載の装置、ここにおいて前記第1の入力信号は、第1の変調信号の絶対値を具備し、前記第2の入力信号は、第2の変調信号の絶対値を具備し、前記第1のキャリア信号は、前記第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有し、そして前記第2のキャリア信号は、前記第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。
  18. 更に下記を具備する、請求項16に記載の装置:
    入力局部発振器(LO)信号を受信し、そして第1、第2、第3および第4のLO信号を提供するように働く分相器、ここにおいて前記第1か第2かどちらかのLO信号は、第1の変調信号のサインに基づいて前記第1のキャリア信号として提供される、およびここにおいて前記第3か第4かどちらかのLO信号は、第2の変調信号のサインに基づいて、前記第2のキャリア信号として提供される。
  19. 下記を具備する、変調を行うための方法:
    第1の振幅変調された信号を得るために、第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調すること;
    第2の振幅変調された信号を得るために、第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調すること;および
    直交変調された信号を得るために、前記第1と第2の振幅変調された信号を合計すること。
  20. 請求項19に記載の方法、ここにおいて前記第1の入力信号は、第1の変調信号の絶対値を具備し、前記第2の入力信号は、第2の変調信号の絶対値を具備し、前記第1のキャリア信号は、前記第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有し、そして前記第2のキャリア信号は、前記第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。
  21. 更に下記を具備する、請求項19に記載の方法:
    第1の変調信号のサインに基づいて、前記第1のキャリア信号として第1か第2かどちらかの局部発振器(LO)信号を提供すること;および
    第2の変調信号のサインに基づいて、前記第2のキャリア信号として第3か第4かどちらかのLO信号を提供すること。
  22. 請求項21に記載の方法、ここにおいて前記第1と第2のLO信号は180度位相外れであり、前記第3と第4のLO信号は180度位相外れであり、そして前記第1と第3のLO信号は90度位相外れである。
  23. 請求項19に記載の方法、ここにおいて前記第1のキャリア信号を前記振幅変調することは、前記第1のキャリア信号を用いて第1の増幅器をオンとオフに切り替えることと、前記第1の入力信号を用いて前記第1の増幅器の出力振幅を制御することを具備する、およびここにおいて前記第2のキャリア信号を前記振幅変調することは、前記第2のキャリア信号を用いて第2の増幅器をオンとオフに切り替えることと、前記第2の入力信号を用いて前記第2の増幅器の出力振幅を制御することを具備する。
  24. 下記を具備する、変調を行うための装置:
    第1の振幅変調された信号を得るために、第1の入力信号を用いて第1のキャリア信号を振幅変調するための手段;
    第2の振幅変調された信号を得るために、第2の入力信号を用いて第2のキャリア信号を振幅変調するための手段;および
    直交変調された信号を得るために、前記第1と第2の振幅変調された信号を合計するための手段。
  25. 請求項24に記載の装置、ここにおいて前記第1の入力信号は、第1の変調信号の絶対値を具備し、前記第2の入力信号は、第2の変調信号の絶対値を具備し、前記第1のキャリア信号は、前記第1の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有し、そして前記第2のキャリア信号は、前記第2の変調信号のサインに基づいて決定される位相を有する。
  26. 更に下記を具備する、請求項24に記載の装置:
    第1の変調信号のサインに基づいて、前記第1のキャリア信号として第1か第2かどちらかの局部発振器(LO)信号を提供するための手段;および
    第2の変調信号のサインに基づいて、前記第2のキャリア信号として第3か第4かどちらかのLO信号を提供するための手段。
  27. 請求項26に記載の装置、ここにおいて前記第1と第2のLO信号は180度位相外れであり、前記第3と第4のLO信号は180度位相外れであり、そして前記第1と第3のLO信号は90度位相外れである。
  28. 請求項24に記載の装置、ここにおいて前記第1のキャリア信号を振幅変調するための前記手段は、前記第1のキャリア信号を用いて切り替えを行うための手段と、前記第1の振幅変調された信号を生成するために前記第1の入力信号を用いて出力振幅を制御するための手段とを具備する、およびここにおいて前記第2のキャリア信号を振幅変調するための前記手段は、前記第2のキャリア信号を用いて切り替えを行うための手段と、前記第2の振幅変調された信号を生成するために前記第2の入力信号を用いて出力振幅を制御するための手段とを具備する。
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