JP2011525160A - 駆動トルクを発生及び伝達する装置 - Google Patents
駆動トルクを発生及び伝達する装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011525160A JP2011525160A JP2011513974A JP2011513974A JP2011525160A JP 2011525160 A JP2011525160 A JP 2011525160A JP 2011513974 A JP2011513974 A JP 2011513974A JP 2011513974 A JP2011513974 A JP 2011513974A JP 2011525160 A JP2011525160 A JP 2011525160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- rotor
- bearing
- motor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/08—Structural association with bearings
- H02K7/083—Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K6/00—Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
- B60K6/20—Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
- B60K6/42—Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs characterised by the architecture of the hybrid electric vehicle
- B60K6/48—Parallel type
- B60K6/485—Motor-assist type
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/10—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
- H02K7/116—Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【課題】モータの出力を常に一定とするとともに、ロータのステータへの接触を回避すること。
【解決手段】出力側でパワートレインの複数の部材3,13に結合されたシャフト2と、該シャフト2を回転可能に支持する第1の軸受4及び第2の軸受5と、伝達すべき駆動トルクを発生させるモータ1とを備えて成り、該モータ1が、位置固定されたステータ9と、シャフト2にこれに対して相対回転しないよう固定されたロータ7とで構成されて成る駆動トルクを発生及び伝達する装置装置において、シャフト2の長手軸方向に対して垂直な少なくとも1つの力を受ける状態で駆動トルクを複数の部材3,13へ伝達する手段12をシャフト2に配置するとともに、モータ1のロータ7を、シャフト2に作用する力によって生じるたわみの最高点15の近傍に配置されるようシャフト2上に設けた。
【解決手段】出力側でパワートレインの複数の部材3,13に結合されたシャフト2と、該シャフト2を回転可能に支持する第1の軸受4及び第2の軸受5と、伝達すべき駆動トルクを発生させるモータ1とを備えて成り、該モータ1が、位置固定されたステータ9と、シャフト2にこれに対して相対回転しないよう固定されたロータ7とで構成されて成る駆動トルクを発生及び伝達する装置装置において、シャフト2の長手軸方向に対して垂直な少なくとも1つの力を受ける状態で駆動トルクを複数の部材3,13へ伝達する手段12をシャフト2に配置するとともに、モータ1のロータ7を、シャフト2に作用する力によって生じるたわみの最高点15の近傍に配置されるようシャフト2上に設けた。
Description
本発明は、請求項1の前提部分に記載した、駆動トルクを発生させこれを複数の部材へ伝達する、原動機付き車両(以下単に「車両」という。)のパワートレイン用の装置に関するものである。
上記のような装置は、パワートレインにおいて、モータ(場合によっては更に第2の原動機)の駆動トルクを例えばメイン変速機やトランスファギヤ等のパワートレインにおける複数の部材へ伝達するために用いられている。ここで、第2の原動機をパラレル型のハイブリッドパワートレインとして機械的に上記装置に結合させることが可能であるとともに、モータと共にパワートレインにおける複数の部材を駆動することができるようになっている。
あるいは、第2の原動機を、シリーズ型のハイブリッドパワートレインとして、単独でパワートレインにおける複数の部材を駆動するモータに電気的に接続し、かつ、発電機に接続することも可能である。
上記2つのパワートレインの様式のいずれにおいても、通常は、モータが繰り返し充電可能なバッテリに接続されるようになっているとともに、該モータは、バッテリに受電するよう発電機として駆動されるか、又はバッテリからの電気エネルギーを消費してパワートレインにおける複数の部材を駆動するようモータとして駆動されるようになっている。
特許文献1の図1及び明細書には、駆動トルクを発生させ、入力側がクラッチを介して駆動源に接続可能となっているとともに出力側がパワートレインにおける複数の部材(ここでは変速機)に接続されたシャフト(ここでは変速機入力軸)を備えたパワートレインにおける複数の部材へ駆動トルクを伝達する、車両のパワートレイン用の装置が開示されている。
この装置は、更に第1及び第2の軸受を備えており、これら第1及び第2の軸受は、ケーシング内でシャフトを支持するとともに、固設されたステータと前記シャフトにこれに対して相対回転しないよう設けられたロータで構成されつつ当該第1の軸受と第2の軸受の間に配置されたモータを支持するものとなっている。ロータの相対回転不能なシャフトへの取付はシャフトにおける歯車状の外形によってなされ、ロータにおける複数の設置面がこの外形面に接することになる。
上記のような装置においては、駆動トルクをシャフトからパワートレインにおける複数の部材へ伝達することにより、例えばシャフトが歯車を介して変速機のカウンタシャフトへ接続されおりモータが駆動されてその駆動トルクがシャフトに伝達されている場合に、シャフトの長手方向に対して垂直な力が当該シャフトに作用することがある。このような力によりシャフトのたわみが発生し、そのため、ロータのステータに対する位置及び角度が変化してしまう。なお、上記のような力の大きさは、特に伝達される駆動トルク及び変速機のシフトチェンジに依存する。
しかして、ロータの載置面におけるたわみ角によりロータがステータに対して傾斜すると、モータの動作中に発生する電界が適当な角度でコンスタントにロータ及びステータを通過しないため、モータの出力に悪影響が出てしまう。
さらに、ロータの長さが非常に長い場合には、上記のような傾斜によってロータとステータが接触してしまい、モータの損傷を招くこともある。
本発明は上記問題にかんがみてなされたもので、その目的とするところは、常に一定の出力を有するモータを備えた、冒頭に記載したような装置を提供することにある。そして、ロータのステータへの接触を回避する必要もある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、駆動トルクを発生させこれを複数の部材へ伝達する、原動機付き車両のパワートレイン用の装置であって、出力側で前記パワートレインの前記複数の部材に結合されつつ一部材又は複数部材から成るシャフトと、該シャフトを回転可能に支持する少なくとも1つの第1の軸受及び第2の軸受と、伝達すべき駆動トルクの少なくとも一部を発生させるモータとを備えて成り、前記モータが、少なくとも1つの位置固定されたステータと、前記シャフトにこれに対して相対回転しないよう固定されたロータとで構成され、該ロータが前記シャフトにおける少なくとも1つの載置面で該シャフトに接している前記装置において、前記シャフトの長手軸方向に対して垂直な少なくとも1つの力を受ける状態で駆動トルクを前記複数の部材へ伝達する手段を前記シャフトに配置するとともに、前記モータの前記ロータを、前記載置面が前記シャフトに作用する力によって生じるたわみの最高点の近傍に配置されるよう前記シャフト上に設けたことを特徴としている。
本発明の基本思想は、シャフトのたわみ角がたわみの最高点近傍において非常に小さいこと、及びこの最高点においてたわみ角がほぼゼロとなることにある。すなわち、本発明によれば、ステータに対するロータの位置が変化したとしても、小さなたわみ角により、ロータの傾斜が最小限に抑えられる。理想的には、ロータの傾斜が全く生じない。したがって、モータの駆動中に発生する電界が適当な角度でほぼコンスタントにステータ及びロータを通過するため、モータの出力に変化が生じないか、生じても無視できるほど小さなものとなる。さらに、上記のような傾斜によるロータとステータの接触も回避されることになる。また、ステータに対するロータの変位は、ロータとステータの間の空隙によって補償される。
また、本発明の一実施形態は、前記ロータを、前記たわみの最高点が前記載置面の前記シャフトの長手方向の長さの半分の長さにわたって位置していることを特徴としている。
すなわち、シャフトの長手方向に延びる載置面の中央がたわみの最高点に位置することを意味している。最高点近傍においてはシャフトのたわみがほぼ対称であるので、載置面の半部におけるロータの傾斜は、載置面の他の半部におけるロータの傾斜によって大部分が相殺されることになる。そのため、ロータ全体には全く傾斜が生じないか、生じても無視できるほど小さなものとなる。
また、本発明の一実施形態は、前記手段を、前記シャフトの一端に配置するとともに、前記シャフトに結合されるか又は着脱自在に結合される少なくとも1つの歯車を含んで構成し、前記第1の軸受を前記シャフトの他端に配置するとともに、前記第2の軸受を前記手段と前記第1の軸受の間に配置したことを特徴としている。
上記歯車は、メイン変速機における他の歯車に噛合しており、この歯車には、シャフトへの力の作用の下でシャフトに作用する駆動トルクが伝達される。また、このメイン変速機は、少なくとも1つのカウンタシャフトを有する例えばダブルクラッチトランスミッション又はオートマチックトランスミッションである。また、シャフトは特に変速機入力軸であり、この変速機入力軸は、第1の軸受を介して第2の原動機の出力軸(例えばクランクシャフト)に対して回転可能に支持されているとともに、第2の軸受を介してケーシング(例えばメイン変速機のケーシング)に対して回転可能に支持されている。なお、原動機の出力軸は、クラッチ(例えば発進用の摩擦クラッチ)を介してシャフトと断接可能に構成されている。
また、本発明の一実施形態においては、シャフト(特に変速機入力軸)が第1の軸受を介して中間ケーシング(特にベル状接続部材)上で回転可能に支持されているとともに第2の軸受を介して変速機ケーシングに対して回転可能に支持されている。また、第3の軸受が設けられており、この第3の軸受は、第2の原動機の出力軸(特にクランクシャフト)に対してシャフトを回転可能に支持するものとなっている。ここで、この原動機の出力軸は、クラッチ(特に発進用の摩擦クラッチ)を介してシャフトと断接可能に構成されている。
シャフトを3点以上で支持することで該シャフトのたわみを大幅に減少させることが可能であるとともに、ロータをたわみの最高点近傍に配置することでロータの傾斜も減少させることができる。したがって、駆動トルクをパワートレインにおける複数の部材に伝達する際に、ロータのステータに対する変位及びロータの傾斜を減少させることができる。そして、これにより駆動トルク伝達時のステータに対するロータの変位及び傾斜がわずかにしか変化しないため、モータの出力が増大するようロータとステータの寸法を調整することが可能である。さらに、軸受の1つが故障しても、少なくとも迅速に損傷していない軸受が故障した軸受の代替を果たすことができるため、本発明による装置の不具合発生時の特性を改善することが可能である。
さらに、本発明の一実施形態は、前記ステータを、中間ケーシング(特にベル状接続部材)と変速機ケーシングの間に配置されたステータケーシングにこれに対して相対変位しないよう配置したことを特徴としている。これにより、本発明による装置の取付、特にステータの組付を容易にすることが可能である。
ところで、軸受として、あらゆる公知の種類の軸受を使用することができる。特に、ころがり軸受又はスライドベアリングは、汎用性を有しかつ安価なため望ましい。なお、軸受は、自己潤滑性を有するものであっても、外部から潤滑されるものであってもよい。
また、ロータのシャフトへの結合は、例えばくさび型の歯又はインボリュート型の歯などの公知のシャフト−ハブ結合方法又は円筒状若しくは円すい状の嵌着方法によってなされる。このとき、ロータの載置面とシャフトの間には、ロータをシャフトに強固に結合するとともに載置面とシャフトの間にフレッティング腐食等の腐食が起こらないようプレスばめがなされている。
さらに、本発明による装置を容易に車両用パワートレインに取り付けるため、又は同装置の容易な取付のために、シャフトを多部材で構成してもよい。すなわち、例えば多角形の形状を互いに勘合したりフランジ結合することで互いに相対回転しないよう結合される複数のシャフトセグメントでシャフトを構成することが考えられる。
本発明によれば、モータの出力を常に一定とすることができるとともに、ロータのステータへの接触を回避することも可能である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図示の本発明の一実施形態において、モータ1に結合された一部材から成るシャフト2は、車両用メイン変速機の入力軸を形成しているとともに、その入力側において第2の原動機としての不図示の内燃エンジンが断接可能に接続されており、その出力側において車両用メイン変速機のカウンタシャフト3に接続されている。
ここで、シャフト2は、不図示の原動機出力軸において第1の軸受4を介して回転自在に支持されているとともに、変速機ケーシング6において第2の軸受5を介して回転自在に支持されている。また、前記モータ1のロータ7が載置面8においてシャフト2にこれと相対回転しないよう固定されている一方、前記モータ1のステータ9は、ステータケーシング10にこれに対して相対変位しないよう固定されている。
このステータケーシング10は、中間ケーシング11でありつつシャフト2を前記内燃エンジンと接続するためのクラッチを収容するベル状接続部材11を、内部においてカウンタシャフト3に伝達される駆動トルクが増減処理(変速)される変速機ケーシング6に接続するものとなっている。
シャフト2からパワートレインの一構成部材であるカウンタシャフト3へモータ1及び/又は第2の原動機の駆動トルクを伝達するために、シャフト2の出力側の端部には歯車12が形成されており、この歯車12は、カウンタシャフト3にこれと相対回転しないよう設けられた歯車13と噛合するようになっている。これにより、シャフト2の長手方向に対して垂直な方向の力が駆動トルク伝達時に該シャフト2へ作用し、この力によってシャフト2のたわみが生じることになる。なお、このシャフト2の長手方向に沿ったたわみ変化が図中においてたわみ線14によって示されている。なお、このたわみ線14は、公知のように、上記力の作用点又は作用範囲、第1及び第2の軸受4,5の位置及び種類並びにシャフト2の形状から導出されるものである。
しかして、カウンタシャフト3あるいはパワートレインの一構成部材への駆動トルクの伝達は、ここでは例えばチェーン式トランスミッション又はベルト式トランスミッションを介してなされる。また、メイン変速機を、駆動トルクが伝達される複数のカウンタシャフトを含むように構成してもよく、さらに、シャフト2が、駆動トルクを少なくとも1つのカウンタシャフトへ伝達するための複数の歯車を有するように構成してもよい。ここで、これら歯車をシャフト2上における第1の軸受4と第2の軸受5の間の配置するのが好ましく、シャフト2は、単に変速機ケーシング6に対してのみ支持されることになる。
さらに、例えばメイン変速機におけるギヤ段間のシフトチェンジを可能とするために、歯車12あるいはシャフト2上に配置された複数の歯車を、クラッチによってシャフト2と断接可能に構成してもよい。
ところで、本発明において、モータ1のロータ7は、該ロータ7の載置面8がたわみにおける最高点15すなわち図中に矢印で示すたわみ線14上の点に位置するように配置されている。そして、ロータ7のステータ9に対する傾斜を最小限にとどめるよう、シャフト2の長手方向における載置面8の中央がたわみにおける最高点15に正確に位置するようなっている。また、ロータ7とステータ9の間の空隙16は、シャフト2がたわんでロータ7のステータ9に対する位置が変化したときに、これらロータ7とステータ9が接触しないよう採寸されている。
また、図示の実施形態において、モータ1は永久磁石によって励磁されつつ内部ロータ構造を有する同期機であり、そのロータ7は、ロータ支持部材17と、該ロータ支持部材17上に固定された少なくとも1つの積層シート18とで構成されている。ここで、特に、回転のスムーズさを改善するとともにモータ1の起動時のトルクショックを回避するために、ロータ支持部材17を、互いにねじりダンパ又はねじりバネを介して結合された2つ以上の部材で構成することが考えられる。
なお、モータ1を他の適当な構造とすることもでき、例えば、外部ロータ型やディスクアーマチュア型などが考えられる。さらに、モータ1の作動原理についても、例えば非同期式やリラクタンス型などが考えられる。
また、モータは、電気エネルギーをシャフト2の駆動トルクあるいは機械的なエネルギーへ変換する原動機として機能するとともに、シャフト2の機械的なエネルギーを電気エネルギーへ変換する発電機としても機能する。ここで、駆動に必要な電気エネルギーは、例えば蓄電池であるバッテリに蓄えられるが、シリーズ型のハイブリッド駆動機構として第2の原動機に接続された発電機から供給されるようにしてもよい。なお、この発電機は、第2の原動機の機械的な駆動力をモータ1で使用できる電気エネルギーに変換するものである。
また、本発明による装置を第2の原動機への接続を可能にする発進用のクラッチと車両用メイン変速機の間に配置し、本発明による装置が発進用のクラッチの第2の原動機との接続操作時にパラレル型のハイブリッド駆動機構を形成するのが好ましい。このとき、本発明による装置は、第2の原動機により発生した駆動トルクとモータ1により発生したトルクをパワートレインの構成部材へ伝達するようになっている。
さらに、本発明による装置を2つのクラッチの間に設けるとともにメイン変速機の前方に接続することも可能であり、このとき、第1のクラッチはシャフト2を第2の原動機と断接可能であり、第2のクラッチはシャフト2をメイン変速機と断接可能となっている。
また、本発明の装置をメイン変速機の後方側に接続することも可能である。この場合、シャフト2は、例えばその入力側でメイン変速機の出力軸に接続され、その出力側でトランスファギヤ又はディファレンシャルギヤに接続される。さらに、本発明による装置をインホイールモータとして使用することも可能であり、この場合、シャフト2はその入力側で車両のディファレンシャルギヤに接続され、かつ、その出力側でホイールハブに接続されるのが好ましい。
シャフト2のたわみが例えば該シャフト2の適当な形状又は該シャフト2を2つより多くの軸受によって支持することにより複数の最高点を有する場合には、ロータ7を最小の振幅を有する最高点すなわちロータ7がステータ9に対して最小の変位となる位置に配置するのが望ましい。こうすることで、ロータ7とステータ9の間の空隙を小さくすることができ、モータ1の駆動時にロータ7及びステータ9を間の磁束密度が高められて発生する駆動トルクを増大させることが可能である。
1 モータ
2 シャフト
3 カウンタシャフト
4 第1の軸受
5 第2の軸受
6 変速機ケーシング
7 ロータ
8 設置面
9 ステータ
10 ステータケーシング
11 ベル状接続部材
12 歯車
13 歯車
14 たわみ線
15 たわみにおける最高点
16 空隙
17 ロータ支持部材
18 積層シート
2 シャフト
3 カウンタシャフト
4 第1の軸受
5 第2の軸受
6 変速機ケーシング
7 ロータ
8 設置面
9 ステータ
10 ステータケーシング
11 ベル状接続部材
12 歯車
13 歯車
14 たわみ線
15 たわみにおける最高点
16 空隙
17 ロータ支持部材
18 積層シート
Claims (6)
- 駆動トルクを発生させこれを複数の部材(3,13)へ伝達する、原動機付き車両のパワートレイン用の装置であって、
出力側で前記パワートレインの前記複数の部材(3,13)に結合されつつ一部材又は複数部材から成るシャフト(2)と、
該シャフト(2)を回転可能に支持する少なくとも1つの第1の軸受(4)及び第2の軸受(5)と、
伝達すべき駆動トルクの少なくとも一部を発生させるモータ(1)と
を備えて成り、前記モータ(1)が、少なくとも1つの位置固定されたステータ(9)と、前記シャフト(2)にこれに対して相対回転しないよう固定されたロータ(7)とで構成され、該ロータ(7)が前記シャフト(2)における少なくとも1つの載置面(8)で該シャフト(2)に接している前記装置において、
前記シャフト(2)の長手軸方向に対して垂直な少なくとも1つの力を受ける状態で駆動トルクを前記複数の部材(3,13)へ伝達する手段(12)を前記シャフト(2)に配置するとともに、前記モータ(1)の前記ロータ(7)を、前記載置面(8)が前記シャフト(2)に作用する力によって生じるたわみの最高点(15)の近傍に配置されるよう前記シャフト(2)上に設けたことを特徴とする装置。 - 前記ロータ(7)を、前記たわみの最高点(15)が前記載置面(8)の前記シャフト(2)の長手方向の長さの半分の長さにわたって位置していることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 前記手段(12)を、前記シャフト(2)の一端に配置するとともに、前記シャフト(2)に結合されるか又は着脱自在に結合される少なくとも1つの歯車を含んで構成し、
前記第1の軸受(4)を前記シャフト(2)の他端に配置するとともに、前記第2の軸受(5)を前記手段(12)と前記第1の軸受(4)の間に配置した
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 - 前記シャフト(2)を、前記第1の軸受(4)を介して第2の原動機の出力軸に対して回転可能に支持するとともに、前記第2の軸受(5)を介して変速機ケーシング(6)に対して回転可能に支持し、前記出力軸を、クラッチを介して前記シャフト(2)に断接可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の装置。
- 第2の原動機の出力軸に対して前記シャフト(2)を回転可能に支持する第3の軸受を設け、
前記第1の軸受(4)によって前記シャフト(2)を中間ケーシング(11)に対して回転可能に支持し、
前記第2の軸受(5)によって前記シャフト(2)を変速機ケーシング(6)に対して回転可能に支持し、
前記出力軸を、クラッチを介して前記シャフト(2)に断接可能に構成した
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 - 前記ステータ(9)を、中間ケーシング(11)と変速機ケーシング(6)の間に配置されたステータケーシング(10)にこれに対して相対変位しないよう配置したことを特徴とする請求項1記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102008002441.4 | 2008-06-16 | ||
DE102008002441A DE102008002441A1 (de) | 2008-06-16 | 2008-06-16 | Vorrichtung zur Erzeugung und Übertragung eines Antriebsdrehmoments |
PCT/EP2009/056456 WO2009153150A1 (de) | 2008-06-16 | 2009-05-27 | Vorrichtung zur erzeugung und übertragung eines antriebsdrehmoments |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011525160A true JP2011525160A (ja) | 2011-09-15 |
JP2011525160A5 JP2011525160A5 (ja) | 2012-03-22 |
Family
ID=40852217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011513974A Pending JP2011525160A (ja) | 2008-06-16 | 2009-05-27 | 駆動トルクを発生及び伝達する装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8413750B2 (ja) |
EP (1) | EP2285614B1 (ja) |
JP (1) | JP2011525160A (ja) |
CN (1) | CN102066147A (ja) |
AT (1) | ATE538965T1 (ja) |
DE (1) | DE102008002441A1 (ja) |
WO (1) | WO2009153150A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008002441A1 (de) * | 2008-06-16 | 2009-12-17 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zur Erzeugung und Übertragung eines Antriebsdrehmoments |
DE102013017579A1 (de) * | 2013-10-24 | 2015-04-30 | Man Truck & Bus Ag | Antriebsstrangmodul für ein Kraftfahrzeug und Montage- und Demontageverfahren für ein Antriebsstrangmodul |
US10487839B2 (en) * | 2016-08-22 | 2019-11-26 | General Electric Company | Embedded electric machine |
DE102021203495B3 (de) * | 2021-04-08 | 2022-03-24 | Magna Pt B.V. & Co. Kg | Hybrid-Getriebevorrichtung |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62298605A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Toshiba Corp | 回転機械の運転ガイダンス装置 |
JPH0550864A (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-02 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用電動装置 |
JPH09222001A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Toshiba Corp | 蒸気タービンのターニング装置 |
JP2002272073A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 回転電機 |
WO2003013893A1 (fr) * | 2001-08-10 | 2003-02-20 | Aisin Aw Co., Ltd. | Dispositif de commande pour vehicule hybride |
WO2009153150A1 (de) * | 2008-06-16 | 2009-12-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zur erzeugung und übertragung eines antriebsdrehmoments |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10033424A1 (de) | 2000-07-08 | 2002-01-17 | Mannesmann Sachs Ag | Elektrische Maschine |
US6401850B1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-06-11 | New Venture Gear, Inc. | Electric drive axle for hybrid vehicle |
US6378638B1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-04-30 | New Venture Gear, Inc. | Drive axle for hybrid vehicle |
JP2003312282A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の駆動装置 |
EP1657094B1 (en) * | 2003-06-30 | 2011-10-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hybrid drive device and automobile with device mounted thereon |
CN100526112C (zh) * | 2004-11-19 | 2009-08-12 | 爱信艾达株式会社 | 混合动力车用驱动装置 |
FR2881380B1 (fr) * | 2005-02-01 | 2007-04-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif d'accouplement entre le rotor d'une machine electrique tournante reversible et l'arbre primaire de la boite de vitesses d'un moteur thermique de vehicule automobile |
DE112006002016T5 (de) * | 2005-12-09 | 2008-07-17 | Aisin AW Co., Ltd., Anjo | Statorpositionseinstellverfahren und Vorrichtung |
-
2008
- 2008-06-16 DE DE102008002441A patent/DE102008002441A1/de not_active Withdrawn
-
2009
- 2009-05-27 JP JP2011513974A patent/JP2011525160A/ja active Pending
- 2009-05-27 US US12/996,128 patent/US8413750B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-05-27 CN CN2009801223555A patent/CN102066147A/zh active Pending
- 2009-05-27 AT AT09765730T patent/ATE538965T1/de active
- 2009-05-27 EP EP09765730A patent/EP2285614B1/de not_active Not-in-force
- 2009-05-27 WO PCT/EP2009/056456 patent/WO2009153150A1/de active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62298605A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Toshiba Corp | 回転機械の運転ガイダンス装置 |
JPH0550864A (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-02 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用電動装置 |
JPH09222001A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Toshiba Corp | 蒸気タービンのターニング装置 |
JP2002272073A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 回転電機 |
WO2003013893A1 (fr) * | 2001-08-10 | 2003-02-20 | Aisin Aw Co., Ltd. | Dispositif de commande pour vehicule hybride |
WO2009153150A1 (de) * | 2008-06-16 | 2009-12-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zur erzeugung und übertragung eines antriebsdrehmoments |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE538965T1 (de) | 2012-01-15 |
EP2285614B1 (de) | 2011-12-28 |
WO2009153150A1 (de) | 2009-12-23 |
EP2285614A1 (de) | 2011-02-23 |
US20110073389A1 (en) | 2011-03-31 |
DE102008002441A1 (de) | 2009-12-17 |
CN102066147A (zh) | 2011-05-18 |
US8413750B2 (en) | 2013-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2965763C (en) | Power generation system and method for assembling the same | |
JP2023073294A (ja) | ギヤ、モータ-ギヤユニット、内燃エンジン-ギヤユニット、車両、及びギヤを備えた発電機 | |
JP5110485B2 (ja) | ダブルクラッチ変速機 | |
US20140004987A1 (en) | Vehicular drive system | |
US20120146445A1 (en) | Axial Flux Permanent Magnet Brushless Machine | |
DE602005017887D1 (de) | Doppelkupplungsgetriebeelement für einen hybridantriebsstrang eines kraftfahrzeuges, verfahren zu dessen montage und kraftfahrzeug mit derartigem element | |
US20120129644A1 (en) | Transmission member including an electric motor having an integrated differential | |
CN102237751B (zh) | 机电装置 | |
US20110241500A1 (en) | Drive train for a motor vehicle | |
EP2472110A2 (en) | Drivetrain for generator in wind turbine | |
JP2011525160A (ja) | 駆動トルクを発生及び伝達する装置 | |
US20150192110A1 (en) | Wind turbine gearbox | |
JP2010503806A (ja) | オートマチックトランスミッション内の軸外ポンプ配置構造における駆動側のポンプ駆動歯車支持構造 | |
US20150133246A1 (en) | Driving device and work machine device | |
US20120091725A1 (en) | Wind turbine generator | |
EP2210006B1 (fr) | Machine electrique comportant une liaison elastique avec un arbre primaire d'une boite de vitesses | |
WO2012082063A1 (en) | A hybrid electric vehicle, a hybrid electric drive arrangement and a coupling device | |
JP5267871B2 (ja) | ハイブリッド車両用駆動装置 | |
KR100727561B1 (ko) | 하이브리드용 자동 변속기 | |
CN101476545A (zh) | 一种风力发电机组 | |
KR100870133B1 (ko) | 진동 발전기 | |
WO2012164499A1 (en) | Chain drive train for a wind turbine | |
US7993174B2 (en) | Torque transmission device for a ship | |
WO2016112094A1 (en) | Power generation system and method for assembling the same | |
US8987956B2 (en) | High speed clutch design with jaw tooth profile to reduce separating load |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120131 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131029 |