JP2011524424A - パーマ用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、低刺激高機能性のパーマ用組成物に関する。さらに詳しくは、ストレートヘアにウェーブを与え、或いはウェーブヘアをストレートにするためのパーマ用組成物を製造するにおいて、毛髪と頭皮に刺激を与えることなく、短時間内に弾力性および持続性のあるカールおよびストレートを形成するために、前記パーマ用組成物は、前記ケラチンのシスチン二硫化結合を切断してシステインに還元するL−システインと、毛髪のケラチン繊維を膨潤させ、前記L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニンと、前記L−システインの役割を助けるためのL−アセチルシステインと、前記毛髪の再生のためのヒスチジンの塩基性アミノ酸と、前記毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、および脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮と、頭皮の収斂作用を助ける緑茶と、頭皮に対する抗菌作用および脱臭作用を行うクロレラと、頭皮の角質発生を予防し或いは角質を除去するウチワサボテンと、パーマ用組成物の粘度調節のためのポリクオタニウムまたはヒドロエチルセルロースの粘稠剤とを含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、低刺激高機能性のパーマ用組成物に関する。さらに詳しくは、ストレートヘアにウェーブを与え或いはウェーブヘアをストレートにするためのパーマ用組成物を製造するにおいて、毛髪と頭皮に刺激を与えることなく、短時間内に弾力性及び持続性のあるカール及びストレートを形成するために、前記パーマ用組成物は、前記ケラチンのシスチン二硫化結合を切断してシステインに還元するL−システインと、毛髪のケラチン繊維を膨潤させ、前記L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニンと、前記L−システインの役割を助けるためのL−アセチルシステインと、前記毛髪の再生のためのヒスチジンの塩基性アミノ酸と、前記毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、及び脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮と、頭皮の収斂作用を助ける緑茶と、頭皮に対する抗菌作用及び脱臭作用を行うクロレラと、頭皮の角質発生を予防し或いは角質を除去するウチワサボテンと、パーマ用組成物の粘度調節のためのポリクオタニウムまたはヒドロエチルセルロース(hydroethylcellulose)の粘稠剤とを含んでなる、パーマ用組成物に関する。
毛髪の主成分はケラチンであり、18種の相異なるアミノ酸からなる繊維状タンパク質高分子としてのケラチンは、平均10個〜20個のアミノ酸残基当り一つの二硫化結合(−S−S−)を有する架橋結合構造を特徴とする。このような二硫化結合はフォールディング(folding)によってタンパク質の3次構造を決定する。ケラチンの構造を代表するものは、化学式HO2 CC(NH2 )HCH2 S−SCH2 C(NH2 )HCO2 Hで表示されるシスチンである。
通常、パーマ液(permanent waving agents)は、還元剤を主成分とする第1剤、及び酸化剤(中和剤)を主成分とする第2剤から構成される。
毛髪のパーマネントウェーブ(パーマ)メカニズムは、最も基本的な段階であって、第1剤としての還元剤を用いてシスチン[HO2 CC(NH2 )HCH2 S−SCH2 C(NH2 )HCO2 H]の二硫化結合を切断することにより、システイン[HO2 CC(NH2 )HCH2 SH]に還元させて毛髪の外形を変形可能に処理し(還元剤処理段階)、このような処理前、処理後またはそれと同時に毛髪に機械的引張力を加えてウェーブ形態に維持するためのローラーやカールなどを用いて毛髪にウェーブを形成させた後(引張力付加段階)、後続段階として第2剤の酸化剤を適用することにより、前述した反応を可逆させて再びシステインをシスチンに転換させることにより、毛髪をウェーブ形態に固定させること(酸化または固定段階)である。
前述したような化学的処理によって毛髪に与えられる新しい形態は、持続性が顕著に高く、毛髪に対する水またはシャンプ洗浄処理に耐性があるので、へアセッティングなどの単純且つ通常的な非パーマ性の毛髪変形処理とは対照的な効果を持つ。このような化学的処理による毛髪変形技術は、ストレートヘアにウェーブを与える場合(通常のパーマ)、或いはウェーブヘアをストレートヘアにする場合、或いはウェーブを解く場合に全て適用できる。
前記還元剤を主成分とする第1剤は、通常、例えばウェーブローション、濃縮液、クリーム、ゲルなどの比較的粘稠性の組成物として提供される。前記還元剤の典型的な例としては、システアミン及びその誘導体、チオ乳酸、チオグリコール酸及びそのエステル、特にグリセロールモノチオグリコレート及びチオグリセロール、メルカプトプロピオン酸などを挙げることができ、添加剤としては、当業界に公知の非イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤または両性界面活性剤を挙げることができる。また、毛髪損傷緩和剤、フケ抑制剤、増粘剤、懸濁剤、イオン封鎖剤、乳白剤、染料、紫外線遮断剤、香料、保存剤などのその他の成分が添加されることが通常的であり、エタノール、プロパノール、イソプロパノールまたはグリセロールなどの溶媒を含む。
一方、第2剤としての酸化剤の典型的な例としては、薄い臭素酸ナトリウムまたは過酸化水素水溶液(3%〜6%程度の薄い水溶液)を挙げることができる。
ところが、前述した従来のパーマ液によれば、次の問題点がある。
代表的な還元剤、例えばチオグリコール酸及びそのエステルの場合、優れた還元能力を提供するのには効果的であるが、前記メルカプタンとそれに相応する誘導体はコントロールし難いという問題点がある。これらの問題点の一つは、パーマネントウェーブが典型的に高いpH濃度で行われなければならないという事実である。しかし、ヒトの皮膚表面は通常弱酸性なので、高いpHでのパーマ液の使用は非常に不快で刺激的であり、悪い反応を引き起こす。
特に、チオグリコール酸は、還元能力が高いため、毛髪をパーマネント加工する作用は優れるが、システインに比べて毛髪に対する作用が強いため、毛髪が著しく損傷し、損傷の激しい毛髪、例えば脱色及び染色した毛髪などでは特にその使用が制限される。また、チオグリコール酸を使用すると、毛先のパーマ形成度と毛根のパーマ形成度が互いに異なるため、毛髪がバサバサになり、枝毛や切れ毛などの毛先のダメージが多くなるという問題点がある。
また、チオグリコール酸を使用する場合、頭皮にも損傷が発生し、頭皮の健康状態は毛髪の健康を左右する重要な要素となるので、頭皮の損傷が発生しないように調節しなければならないのは勿論のこと、頭皮に栄養を供給することが非常に重要である。
そこで、本発明は、上述した従来の技術の問題点を解決するためのもので、その目的は、使用者と施術者の毛髪及び皮膚に刺激を与えることなく、還元剤を中性或いは弱酸性のpHに調整する天然パーマ用組成物を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、縮くれているカールの度合いを強化し且つ毛髪のキューティクルに還元剤が容易に浸透し得るように各種アミノ酸を含有する天然パーマ用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、自然界に存在する天然成分を用いて、人体に安全で、匂いと刺激がなく、損傷毛髪に栄養を供給するうえ、トリートメントを提供することが可能な天然パーマ用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、使用者と施術者の毛髪及び皮膚に刺激を与えないようにする還元剤を使用すると同時に、使用者の皮膚に栄養を供給し且つ皮膚が健康に維持されるようにミカンの陳皮、緑茶、クロレラ、ウチワサボテンなどをさらに含有するパーマ用組成物を提供することにある。
このようなミカンの陳皮、緑茶、クロレラ、ウチワサボテンなどは、前記還元剤と同時に使用されることにより、毛髪に対する還元剤の作用を補助すると共に還元剤の効能を倍加させる作用をし、還元剤のみで不十分な頭皮関連問題を解決し或いは頭皮を健康にして究極的には毛髪を健康にすることができる。よって、還元剤と前記ミカンの陳皮などはその成分が相互有機的に作用するといえる。
上記目的を達成するために、本発明は、硫黄の含量が高く、繊維質のケラチンタンパク質から構成されるヒトの毛髪を永久的にセットしてストレートへアにウェーブを与え或いはウェーブヘアをストレートにするためのパーマ用組成物において、前記ケラチンのシスチン二硫化結合を切断或いは開裂してシステインに還元する還元剤としてのL−システイン及びL−アセチンシステインと、前記ケラチン繊維を膨潤させ、前記L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニン(L−アルギニン)と、前記毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、及び脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮とを含んでなり、前記アルギニンは、前記還元剤を100とするとき、110重量部〜160重量部であることを特徴とする、パーマ用組成物を提供する。
前記L−アセチルシステインは、L−システインを100とするとき、12重量部〜16重量部のアミノ酸が使用されることが好ましい。
前記ミカンの陳皮は、前記パーマ用組成物を100とするとき、0.5〜5重量部であることが好ましい。
前記L−システインと前記L−アセチルシステインとが混合されてなる還元剤は、水溶液を除いた総組成物に対し35重量部〜45重量部の範囲であることが好ましい。
前記パーマ用組成物には、頭皮の収斂作用を助ける緑茶と、頭皮に対する抗菌作用及び脱臭作用をするクロレラと、頭皮の角質発生を予防し或いは角質を除去するウチワサボテンとをさらに含み、前記緑茶、前記クロレラ及び前記ウチワサボテンは、組成物を100とするとき、それぞれ0.5〜5重量部含まれることが好ましい。
前記毛髪の再生のためのヒスチジン(L−ヒスチジン)の塩基性アミノ酸をさらに含むことが好ましい。
前記ヒスチジンは、前記還元剤を100とするとき、1.1重量部〜1.4重量部使用されることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明は、ケラチンタンパク質から構成される毛髪にウェーブを与え或いは前記毛髪をストレートに伸ばすパーマ用組成物において、前記ケラチンのシステイン二硫化結合を切断或いは開裂してシステインに還元するL−システイン及びL−アセチルシステインと、前記ケラチン繊維を膨潤させ、前記L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニン(L−アルギニン)と、前記損傷した毛髪を再生するためのアラントインと、前記毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、及び脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮とを含んでなり、前記アルギニンは、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、110重量部〜160重量部の範囲であることを特徴とする、パーマ用組成物を提供する。
前記アラントインは、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、0.7重量部〜0.9重量部の範囲であることが好ましい。
前記毛髪に栄養を供給するケラチンがさらに含まれ、前記ケラチンは、前記L−システインとL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、7重量部〜9重量部の範囲であることが好ましい。
前記毛髪に栄養を供給するシルクアミノ酸がさらに含まれ、前記シルクアミノ酸は、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、0.3重量部〜0.4重量部の範囲であることが好ましい。
前記毛髪の成長を促進するエスピノジリアがさらに含まれ、前記エスピノジリアは、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、0.1重量部〜0.2重量部の範囲であることが好ましい。
前記毛髪の酸化を防止し且つ毛髪に栄養を供給するビタミンE或いはビタミンCがさらに含まれ、前記ビタミンE或いはビタミンCは、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、1重量部〜2重量部の範囲であることが好ましい。
前記毛髪の粘度調節のためにグアーガム或いはセルロースがさらに含まれ、前記グアーガム或いはセルロースは、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤を100とするとき、0.5重量部〜4重量部の範囲であることが好ましい。
前述したように、本発明の構成によれば、次の効果を奏することができる。
第一に、還元剤として天然成分を含有することにより、毛髪及び頭皮に刺激を緩和し、頭皮を保護及び回復させて毛髪の損傷及び頭皮刺激を顕著に緩和し、高温の熱を使用しなくても短時間内に弾力のあるカール及びストレートを形成し、長時間持続させることができ、施術後に悪い匂いを顕著に減少させるという作用効果が期待される。
第二に、還元剤を各種アミノ酸から構成することにより、毛髪の新陳代謝を助けて毛髪に艶を出し、毛髪を柔らかくし、特に、損傷毛髪または染色毛髪に卓越した効果が期待される。
第三に、ミカンの陳皮、緑茶、クロレラ、ウチワサボテンなどをさらに使用することにより、毛髪だけでなく、特に毛髪の根幹となる頭皮がより健康に維持されるようにして還元剤の使用効果を倍加させることができるという効果が期待される。
以下、上述した構成を持つ本発明に係る天然パーマ用組成物の好適な実施例について詳細に説明する。
毛髪は、18種のアミノ酸からなるケラチンから構成されており、ケラチンを構成するアミノ酸のうち、システインが14%〜16%を占めている。毛髪の形状は、主にシステインがジスルフィド結合し、システインになって固定化されることにより形成される。ストレートヘアにウェーブを与え、或いはウェーブヘアをストレートに伸ばす毛髪のパーマネント加工は、還元剤を含むパーマ用組成物で毛髪を処理するが、本発明の実施例ではケラチンの主要構成成分の一つであるL−システインを還元剤として使用することにその特徴がある。
すなわち、前記システインで毛髪を処理することにより、ケラチン中のジスルフィド結合を切断または開裂し、ローラーまたはカールなどを用いて張力を与えることにより、所望の形状のロッドを形成する。
本発明の第1実施例によれば、前記還元剤としてシステインを単独で使用することができ、或いはアセトシステインをシステインと混合して使用することができる。すなわち、前記システインの役割を補助するために、本発明の実施例ではL−アセチルシステインをさらに含む。前記L−アセチルシステインは、システイン系パーマ用組成物の有効成分の1種であって、前記システインのように酸化しても結晶化されないという特徴がある。アセチルシステインの本来名称は、「N−アセチル−L−システイン」といい、L−システインを水酸化ナトリウム水溶液に溶解した後、無水酢酸を作用させて得る。
皮膚刺激は、L−システインよりは強いが、チオグリコール酸よりは低いため、本発明ではシステインの補助剤としてアセチルシステインを使用する。よって、システインにアセチルシステインを配合することにより、結晶化が抑制される作用効果を期待することができる。
前記アセチルシステインは、システインを100とするとき、10重量部〜20重量部の比率で混合され、さらに好ましくは12重量部〜16重量部が使用される。
よって、本発明は、毛髪及び頭皮に対する損傷と刺激を緩和させ、熱の使用/非使用を問わずに短時間内に安定性及び弾力性のあるカール及びストレートを形成するために、還元剤として、システインとアセチルシステインを一定の比率で含有した還元剤を使用する。
このように前記還元剤として、システイン或いはアセチルシステインの総配合比率を、水溶液を除いた総組成物に対し35%〜45%とする。システイン或いはアセチルシステインの総配合比率が35%以下であれば、悪臭は減らすことができるが、弾力性と持続性のあるカール及びストレートを期待することができず、45%以上であれば、弾力性と持続性の強いカール及びストレートを得ることができるが、毛髪の損傷及び頭皮の刺激があり、悪臭が激しくて使用が不便であるという欠点がある。また、総組成物において、システインのみからみれば、33%〜37%が好ましい。
前記パーマ用組成物の還元剤としてシステイン或いはアセチルシステインを使用することにより、pH濃度が中性あるいは酸性に近く、アンモニアを使用しないことにより、毛髪に損傷を与えることなく不快な匂いを除去し、アミノ酸によりコンディショニング効果を高めることができるという利点はあるが、システイン或いはアセチルシステインを主成分とするパーマ用組成物は、毛髪に対する損傷度は低いが、毛髪をパーマネント加工する作用が弱いため、施術時間を増やし或いはカール力を高めなければならない。
毛髪は表面にキューティクル膜が形成されるが、前記膜は機械的保護作用をすることにより、水分が発散しないよう或いはタンパク質が任意に抜け出ないようにし、外部物質の侵入及び損傷から毛髪を保護する。この際、アルギニン(L−アルギニン)は、毛髪のキューティクルを開くことにより、還元剤が容易に浸透し得るように助ける機能を行う。
このようにアルギニンは、システイン及びアセチルシステインの速い吸収を助けることにより、施術時間を増やしたりカール力を高めたりしなくても、毛髪に損傷を加えることなく迅速且つ円満にパーマネント加工を行うことができる。
前記システインとアセチルシステインが毛髪によく吸収されるように助けるアルギニンは、前記システイン或いはシステインとアセチルシステインとの混合物からなる還元剤を100とするとき、110重量部〜160重量部とし、さらに好ましくは132重量部〜135重量部とする。
このように、前記アルギニンの配合比率が110重量部未満であれば、円満なパーマ形態を成し難く、160重量部以上であれば、所望のパーマ形態を成す前に固まるという問題点がある。よって、アルギニンの配合比率は133重量部が最も好ましい。
また、本発明は、毛髪を保護し、毛髪の健康を維持または増進させることにより脱毛力を抑制し、皮膚保湿を維持するために、ミカン、特にミカンの陳皮をさらに添加したが、ミカン類に含まれている香りの物質「d−リモネン」は、前述した脱毛酵素の脱毛力を除去する役割を果たす。また、皮膚表面の水分蒸発を抑制して皮膚、特に頭皮の艶と保湿時間を維持させ、例えばニキビ、化膿、湿疹、掻痒症などの皮膚トラブルに効果があり、頭皮に発生した傷を消毒する役割を果たし、アトピー皮膚炎などの皮膚疾患にも効果がある。しかも、ミカンまたはミカンの陳皮のエキスに存在する数種のアミノ酸を含んだ物質「ペプチド」が毛母細胞の根源にある毛乳頭細胞の増殖を100%以上促進することを直接確認することができた。
また、本発明の組成物には緑茶成分をさらに添加した。緑茶に含まれたタンニンはタンパク質を凝縮させる性質があって体内で殺菌作用を行うが、細菌の原形質が大部分タンパク質からなっているから、体内に入ってきた細菌がタンニンと結合して細胞が凝縮して原形質分離現象が現れ、これにより細菌が死ぬ。このような殺菌作用は、タンニンの多い緑茶が発酵茶としての紅茶より一層強い。このようなタンニン成分の殺菌作用及び出血抑制作用を用いて、頭皮に生息する毛嚢虫、バクテリアなどに対する殺菌効果を示し、頭皮の傷が悪化しないようにすることができる。よって、本発明の組成物は緑茶または緑茶抽出物を含有する。
また、本発明の組成物にはクロレラ成分をさらに添加した。クロレラは、酸性体質を弱アルカリ性体質に変え、損傷した細胞を再生させ、ウィルス発生を抑制し、抗菌作用により化膿を防止し、脱臭作用により頭皮及び身体の悪臭を無くし、抗アレルギー作用を行う。特に、新陳代謝促進、解毒作用、老廃物除去、抗酸化作用などにより頭皮老化を予防することができ、富んだビタミンAにより荒い頭皮を柔らかくし、ニキビなどの各種皮膚炎の発生を抑制するという効果がある。
また、本発明の組成物にはウチワサボテン成分をさらに添加した。ウチワサボテンは、皮膚保湿によく、皮膚の角質を除去し、皮膚トーンを明るくて綺麗に改善し、無機質及び食餌繊維に富んで頭皮の汚化を予防するという効果がある。
本発明では、ミカンの陳皮、緑茶、クロレラ、ウチワサボテン成分を、それぞれ組成物を100とするとき、0.5重量部〜5重量部にして使用した。
その他にも、本発明では松葉粉を添加した。松葉粉は、掻痒症を緩和し、毛髪を黒くし、毛髪に艶を出す。特に、脱毛症の場合には松葉液を用いることもある。
また、本発明では栗皮を使用することができるが、栗皮は、毛穴だけでなく、老化した頭皮に効能を発揮し、タンニン成分が毛穴を収縮させる機能がある。特に、脂性皮膚のヒトまたは毛穴が非常に大きいヒトに効果的な材料として使用される。
また、本発明では桑の葉の粉とどんぐりを使用することができるが、桑の葉の粉とどんぐりは頭皮からの重金属成分の除去に効果があり、特にどんぐり成分は火傷皮膚を鎮静させる役割を果たす。
また、本発明では菖蒲を使用することができるが、菖蒲は、頭皮洗浄効果、毛髪に艶を与える栄養効果及び発毛効果を有し、頭皮副作用がなく、毛髪を健康に維持させる。特に、葉緑素、ビタミンA及びC、オキシパルチミン酸は頭皮の老化を防止し、収斂作用及び消炎作用を果たす。
また、本発明では鳩麦をさらに使用することができるが、鳩麦は、皮膚トラブルを鎮静させ、皮膚に活気を与えるうえ、皮膚の老化を防止するという効果がある。
また、本発明では緑豆をさらに使用することができるは、緑豆は、頭皮から皮脂を除去する機能があり、皮膚清浄と保湿効果に優れるうえ、皮膚解毒、抗炎及び抗酸化作用を果たす。特に、敏感な皮膚に使用して皮膚トラブルを鎮静させる作用を果たす。
また、本発明では甘草をさらに使用することができるが、甘草は、皮膚鎮静作用及び抗アレルギー作用を行い、抗炎症治療に卓越した効果があるうえ、古い角質と皮膚を除去する性能もある。
また、本発明では高麗人参をさらに使用することができるが、高麗人参は、頭皮の老化細胞の治療及び再生効果があり、毒性を解毒させて新しい細胞への再生の役割を果たし、老化した頭皮の弾力を増加させる作用をする。
また、本発明では魚腥草をさらに使用することができるが、魚腥草は、抗菌作用に優れて炎症治療及び細胞再生を助けて炎症性頭皮、アトピーなどに卓越した効果がある。
また、本発明では黒い胡麻をさらに使用することができるが、黒い胡麻は老化防止に効果的であり、乾燥した皮膚と頭皮に栄養を供給する。
また、本発明では昆布をさらに使用することができるが、昆布は、脂性皮膚、ニキビなどに効果があり、特に日焼けした皮膚を鎮静させ、毛髪に栄養を供給する。
また、本発明ではタンポポをさらに使用することができるが、タンポポに入っているビタミン、サポニン、硫黄、苦味素、カロチノイドなどが皮膚を清潔に維持し、ニキビなどに効果がある。
また、本発明では大麦をさらに使用することができるが、大麦は、化粧毒、アレルギー性皮膚の赤みを鎮めて血行を良くするのに効果的であり、新陳代謝を活発にして皮脂の生成を抑制するのに役立つ。
また、本発明では五味子をさらに使用することができるが、五味子は、毛穴を収縮し、皮膚に弾力を与えるうえ、収斂作用を有する。
また、本発明ではパプリカをさらに使用することができるが、パプリカは、ビタミン成分に富んでアトピー皮膚炎に効果がある。
また、本発明ではカワラヨモギをさらに使用することができるが、カワラヨモギは、ガピリン、ピネン、ビタミンB1などが含有されているため、皮膚湿疹を改善し、ビタミンCに富んで毛髪の成長に効果的である。
また、本発明では黒豆をさらに使用することができるが、黒豆は、ビタミンEまたは不飽和脂肪酸が含有されており、白髪と脱毛症を改善させる効果がある。
また、本発明では桑の葉をさらに使用することができるが、桑の葉は、火気を抑制し、ニキビに卓越した効果がある。
また、本発明では三白草(ハンゲショウ)をさらに使用することができるが、三白草は、抗炎症効果があり、皮膚を再生し、ニキビを改善し、そのカリウム塩成分は皮膚を柔らかくし、そのルチン、アミノ酸、糖類などは抗菌作用、皮膚再生効果などがあってニキビと赤い皮膚に効果的である。
また、本発明の実施例では、毛髪の再生効果のために塩基性アミノ酸としてヒスチジン(L−ヒスチジン)がさらに使用される。前記ヒスチジンは、前述したように前記システイン或いはシステインとアセチルシステインとの混合物からなる還元剤を100とするとき、1重量部〜2重量部とし、さらに好ましくは1.1重量部〜1.4重量部とする。
その他に、毛髪の栄養供給のために各種ビタミンがさらに含有される。本発明の実施例ではビオチンガさらに添加される。前記ビオチンは、ビタミンHともいい、ビタミンB複合体の一種である。脂肪とタンパク質の正常な新陳代謝のために必須的な物質であり、毛髪に栄養を供給して健康な毛髪を維持するように助け、例えば乾癬、脱毛症、フケ、皮膚炎などの治療に効果的である。前記ビオチンは、前記還元剤を100とするとき、2重量部〜4重量部とし、さらに好ましくは2.2重量部〜2.8重量部とする。
また、クエン酸ナトリウムはpH調整のために少量使用される。クエン酸ナトリウムを含むパーマ用組成物のpHは2.0〜10.0が好ましく、このようなpH調整剤の含有されたパーマ用組成物のpHが2.0未満であれば、カール及びストレートの固定に問題があり、pHが10.0超過であれば、カール及びストレートの固定に問題があり、毛髪損傷及び頭皮刺激などの問題がある。前記クエン酸ナトリウムは、前記還元剤を100とするとき、2重量部〜4重量部とし、さらに好ましくは2.2重量部〜2.8重量部とする。
最後に、パーマ用組成物の粘度調節のために、ポリクオタニウム或いはヒドロエチルセルロースなどの粘稠剤が使用される。
前記ポリクオタニウムは、植物から抽出した天然セルロースを陽イオン化させたものであって、粘度の増進とトリートメントに効果的であり、これに代替可能なヒドロエチルセルロースは、植物から抽出した天然セルロースであって、同様に粘度の増進に効果的である。
本発明に係る前記ポリクオタニウム或いはヒドロエチルセルロースの配合比率は、前記還元剤を100とするとき、10重量部〜15重量部とし、さらに好ましくは12重量部〜13重量部とする。
本発明に係るパーマ用組成物は、アミノ酸系保湿剤としてのベタインをさらに含む。ベタインは、通常、スキンローション、エマルジョンローション或いはクリームを作るときに添加されるものであって、グリセリンを含有するためグリセリンベタインとも呼ばれるし、前記ポリクオタニウムまたはヒドロエチルセルロースの代替物として使用できる。前記ベタインの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、7重量部〜9重量部とし、最も好ましくは8.3重量部とする。
損傷した毛髪の成長を促進するために、細胞の活動を直接または間接に助けるアラントイン(allantoin)がさらに添加される。前記アラントインは、コンフリ根から抽出される純植物性抽出物であって、抗炎症作用により皮膚治療に多く使用され、アレルギーを誘発しないため敏感な皮膚にも使用可能であり、鎮静作用に優れて損傷毛髪組織の回復にも効果的である。前記アラントインの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、0.7重量部〜0.9重量部とし、最も好ましくは0.83重量部とする。
毛髪の構成成分であるケラチンがさらに含まれる。前記ケラチンは、前述したように毛髪や手指の爪、足指の爪などの主成分であって、それ自体がアミノ酸である。よって、本発明の他の実施例では、パーマ用組成物に毛髪の成分、すなわちケラチンを補充することにより毛髪に栄養を供給し、毛髪をコーティングすることにより毛髪を保護する機能を行う。前記ケラチンの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、7重量部〜9重量部とし、最も好ましくは8.3重量部とする。
蚕の繭から得られる天然アミノ酸としてのシルクアミノ酸をさらに含む。蚕の繭は、外皮を構成するセリシンと内皮を構成するフィブロインが25:7の比率で混合されている。フィブロインは、天然タンパク質であって、毛髪に栄養を供給する。前記シルクアミノ酸の配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、0.3重量部〜0.4重量部とし、最も好ましくは0.33重量部とする。
頭皮を保護し、脱毛を防止するうえ、発毛を促進するエスピノジリア(espinosilla)がさらに含まれる。エスピノジリアは、メキシコで自生するハブであって、毛髪を保護し、特に頭皮に栄養分と酸素を供給してフケを無くすのに効果的である。前記エスピノジリアの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、0.10重量部〜0.20重量部とし、さらに好ましくは0.16重量部とする。
酸化防止剤としてビタミンEが含まれるが、ビタミンCでも代替できる。前記エスピノジリアの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、1.0重量部〜2.0重量部とし、さらに好ましくは1.6重量部とする。
粘度調節剤としてグアーガム(Guar Gum)或いはナチュラルセルロースが使用できる。前記グアーガムまたはナチュラルセルロースは、水溶性であって、前記第1実施例のポリクオタニウム或いはヒドロエチルセルロースなどの粘稠剤または第2実施例のナチュラルベタインを代替する。前記グアーガム或いはナチュラルセルロースの配合比率は、前述した還元剤を100とするとき、0.5重量部〜4重量部とする。
上述したように本発明によれば、代表的なパーマ用組成物の還元剤であるチオグリコール酸は良好な還元能力を有するが、毛髪と頭皮の健康を毀損する致命的な問題点があるから、使用者及び施術者の毛髪と皮膚を保護するために、還元剤として、L−システインとL−アセチルシステインを一定の比率で混合した還元剤を使用し、カール力を補完するためにケラチン繊維を膨潤させ、前記L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るようにアルギニンをさらに添加し、毛母細胞の増殖及び強化と毛髪の再生のためにヒスチジンの塩基性アミノ酸をさらに含み、頭皮の保護による毛髪の健康を究極的に実現するためにミカンの陳皮、緑茶、クロレラ、ウチワサボテンなどをさらに含む構成を技術的思想としていることが分かる。このような本発明の基本的な技術的思想の範疇内において、当業者であれば様々な変形を加え得る。

Claims (14)

  1. 硫黄の含量が高く、繊維質のケラチンタンパク質から構成されるヒトの毛髪を、永久的にセットしてストレートヘアにウェーブを与えるか或いはウェーブヘアをストレートにするためのパーマ用組成物において、
    ケラチンのシスチン二硫化結合を切断或いは開裂してシステインに還元する還元剤としてのL−システイン及びL−アセチンシステインと、
    ケラチン繊維を膨潤させ、L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニンと、
    毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、及び脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮とを含み、
    前記アルギニンが、前記還元剤100に対して、110重量部〜160重量部である
    ことを特徴とするパーマ用組成物。
  2. L−アセチルシステインが、L−システイン100に対して、12重量部〜16重量部のアミノ酸が使用される
    請求項1に記載のパーマ用組成物。
  3. ミカンの陳皮が、パーマ用組成物100に対して、0.5〜5重量部である
    請求項1に記載のパーマ用組成物。
  4. L−システインとL−アセチルシステインが混合される還元剤が、水溶液を除いた総組成物に対し35重量部〜45重量部である
    請求項1に記載のパーマ用組成物。
  5. パーマ用組成物が、
    頭皮の収斂作用を助ける緑茶と、
    頭皮に対する抗菌作用及び脱臭作用をするクロレラと、
    頭皮の角質発生を予防し且つ角質を除去するウチワサボテンとをさらに含み、
    前記緑茶、前記クロレラ及び前記ウチワサボテンが、組成物100に対して、それぞれ0.5重量部〜5重量部含まれる
    請求項1に記載のパーマ用組成物。
  6. 毛髪の再生のためのヒスチジンの塩基性アミノ酸をさらに含む
    請求項1に記載のパーマ用組成物。
  7. ヒスチジンが、還元剤100に対して、1.1重量部〜1.4重量部使用される
    請求項6に記載のパーマ用組成物。
  8. ケラチンタンパク質で構成される毛髪にウェーブを与えるか或いは毛髪をストレートに伸ばすパーマ用組成物において、
    ケラチンのシステイン二硫化結合を切断或いは開裂してシステインに還元するL−システイン及びL−アセチルシステインと、
    ケラチン繊維を膨潤させ、L−システインがケラチン繊維の内部に深く浸透し得るように助けるアルギニンと、
    損傷した毛髪を再生するためのアラントインと、
    毛髪を健康に成長させる毛乳頭細胞の増殖のためのペプチド、及び脱毛を防止するためのd−リモネンを主成分とするミカンの陳皮とを含み、
    前記アルギニンが、前記L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、110重量部〜160重量部である
    ことを特徴とするパーマ用組成物。
  9. アラントインが、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、0.7重量部〜0.9重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
  10. 毛髪に栄養を供給するケラチンがさらに含まれ、
    ケラチンが、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、7重量部〜9重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
  11. 毛髪に栄養を供給するシルクアミノ酸がさらに含まれ、
    シルクアミノ酸が、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、0.3重量部〜0.4重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
  12. 毛髪の成長を促進するエスピノジリアがさらに含まれ、
    エスピノジリアが、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、0.1重量部〜0.2重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
  13. 毛髪の酸化を防止し且つ毛髪に栄養を供給するビタミンE或いはビタミンCがさらに含まれ、
    ビタミンE或いはビタミンCが、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、1重量部〜2重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
  14. 毛髪の粘度調節のためにグアーガム或いはセルロースがさらに含まれ、
    グアーガム或いはセルロースが、L−システイン及びL−アセチルシステインから構成される還元剤100に対して、0.5重量部〜4重量部である
    請求項8に記載のパーマ用組成物。
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