JP2011521832A - 空気入りタイヤ用の搦み織構造のバンドプライ - Google Patents

空気入りタイヤ用の搦み織構造のバンドプライ Download PDF

Info

Publication number
JP2011521832A
JP2011521832A JP2011511001A JP2011511001A JP2011521832A JP 2011521832 A JP2011521832 A JP 2011521832A JP 2011511001 A JP2011511001 A JP 2011511001A JP 2011511001 A JP2011511001 A JP 2011511001A JP 2011521832 A JP2011521832 A JP 2011521832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
pneumatic tire
elongation
tire according
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011511001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5096615B2 (ja
JP2011521832A5 (ja
Inventor
ミヒールス、デニー・エフ.
ペシェク、ヨハン
デラノイ、ビリー
エークコウト、ペーテル
スナオベルト、ボウデビーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Milliken and Co
Original Assignee
Milliken and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US12/154,996 external-priority patent/US7931062B2/en
Priority claimed from US12/435,630 external-priority patent/US8083877B2/en
Priority claimed from US12/435,612 external-priority patent/US8006733B2/en
Application filed by Milliken and Co filed Critical Milliken and Co
Publication of JP2011521832A publication Critical patent/JP2011521832A/ja
Publication of JP2011521832A5 publication Critical patent/JP2011521832A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096615B2 publication Critical patent/JP5096615B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • B60C9/22Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
    • B60C9/2204Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre obtained by circumferentially narrow strip winding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

トレッド(500)と、前記トレッドの下に配置されている少なくとも1つのベルトプライ(230)を有するカーカス(210)と、前記カーカスと前記トレッドの間に位置するキャッププライ(300)とを有している空気入りタイヤ。前記キャッププライは少なくとも1層の目の粗い構造の搦み織テープであって経糸のペア(311、313)を長手方向に緯糸(312)を横方向に有しているものを含んでいる。前記経糸のペアは第1の経糸(311)と第2の経糸(313)とを含んでおり、前記第2の経糸は前記第1の経糸の約1〜40%の伸び力を有しており、前記第2の経糸は張り状態にあり、および前記第2の経糸は2%より大きい変曲点伸びを有している。前記搦み織テープは平らなパターンで前記カーカスの周囲に前記ベルトプライの範囲内でらせん状に配置されている。空気入りタイヤの作製方法も開示する。
【選択図】図3

Description

関連出願
本出願は2008年5月29日に出願された同時係属の米国出願12/154,996の一部継続出願であり、その内容を全体として本明細書中に組み込む。
発明の分野
本発明は一般的に空気入りタイヤ、詳細には搦み織キャッププライを有するプライタイヤの構造に関する。
背景
典型的にタイヤはウォールの内周に金属ビードを有する実質的にU型の切断面の単一または複数のカーカスから製造されている。カーカスの外表面及びトレッドの幅に渡って伸びるスチールコードベルトプライによりタイヤのカーカスを支えることができる。このようなスチールベルトプライはタイヤの回転の意図した方向には比較的伸長せず、またその方向に平行であるかそこに低角度に配置されているスチールベルトコードを含んでいる。ベルトプライはトレッドの動きを制限する役割を果たしてタイヤに良好な路面保持性を与える。このタイプのような支持はラジアルタイヤに特に重要であり、ここではカーカスは横走性にすなわち放射状にビードからビードへと延びる比較的伸びのない補強コードを有するゴム引きされた織布から形成されている。
スチールベルトをタイヤのトレッド範囲に組み込むにあたり技術的な問題に直面していた。問題の1つはスチールとゴムとの間の良好な接着を確実にするということにある。スチールベルトの遠心力によりタイヤ内でのベルトの接着は困難となる。さらに高速でのスチールベルトの動きはタイヤに過度の温度を発生させる傾向にあり、これはトレッドの不具合や層間剥離を引き起こすことがある。層間剥離の問題はタイヤのショルダー部において特に顕著である。
タイヤ製造業によって以前に用いられたこの問題の1つの解決法はベルトの一面にぐるりと配置させたカレンダー加工した布帛の層を使用することである。このカレンダー加工した布帛はタイヤのショルダー部の上にある幅広い布帛ストリップと共に用いることもでき、スチールベルトのエッジをタイヤの特定の場所に保持する。このタイプのタイヤの例は1981年8月18日に Poque 等に発行された米国特許第4,284,117号に見出すことができる。タイヤの全周囲を覆い所定の位置に保たれるためには従来技術の布帛はそれ自体をタイヤの幅に亘って外周のある位置において重ね合わせなければならない。この重なり範囲は従来技術の布帛をタイヤの周囲に保持することを助ける。しかしながらこのタイプの重なりは重量を高めるので重なり可能な長さは限定される。短めの重なりは布帛の長さを制限するので布帛がタイヤに与えることのできる強度も制限される。さらに布帛の重なり部分は周囲に布帛の一様でない厚さをもたらす。
この問題を解決するためにテープ内に長手方向に配置されたコードを有するゴムテープが形成されてベルトプライの周囲にタイヤの幅に亘って巻きつけられた。このタイプのタイヤの例を Pirelli Pneumatic S.P.A. により提出され2005年1月13日に発行された WO 2005/002883 に見出すことができる。テープの連続性はより高い強度を与えた。しかしながら長手方向の糸はテープのうちのゴムにより間隔を空けた関係で配置されており、これは糸の間の範囲で検査するアイテムによる糸の分離を抑えられない。
本発明は従来技術のこれらの問題を除くか軽くするための解決法を提供する。
発明の簡単な概要
本発明はトレッドと、上記トレッドの下に位置する少なくとも1つのベルトプライを有するカーカスと、上記カーカスおよび上記トレッド間に位置するキャッププライとを含む空気入りタイヤに関する。キャッププライは少なくとも1層の目の粗い構造の搦み織テープを含み、これは長手方向に経糸のペアと横方向に緯糸とを有している。経糸のペアは第1の経糸と第2の経糸から構成されており、ここで第2の経糸は第1の経糸の伸び力の約1〜40%の伸び力を有し、第2の経糸は張り状態にあり、前記第2の経糸は2%より大きい変曲時伸び(elongation at break)を有する。搦み織テープをカーカスの周囲にベルトプライ範囲で平らなパターンで配置する。空気入りタイヤの作製方法も開示する。
本発明の実施形態を添付の図面を参照しながらこれから一例として記載していく。
図1は本発明の1つの実施形態を説明する空気入りラジアルタイヤの部分的な破断図である。 図2は図1に対応する断面図である。 図3は図1のタイヤにおいて用いられる搦み織テープの拡大した部分的な破断図である。 図4はタイヤ構成前の搦み織テープの拡大した切取側面図である。 図5はタイヤ構成後の搦み織テープの拡大した切取側面図である。 図6は力に対する搦み織テープの伸び性を示すグラフである。 図7は本発明の他の実施形態に関する空気入りタイヤの部分的な破断図である。
詳細な説明
図面とりわけ図1および図2を参照するとタイヤ100が示されており、ショルダー108によりトレッド500に取り付けられているサイドウォール107を含んでいる。タイヤ100はトレッド500により覆われているカーカス200を有している。図1および図2においてタイヤ100はラジアルタイヤである。しかしながら本発明はラジアルタイヤに限定されず他のタイヤ構造に用いることもできる。カーカス200はタイヤの内周に金属ビード220で止められているタイヤコードのプライ210の1つ以上から形成されており、少なくとも1つ以上のベルトプライ230がタイヤコード210の周囲にトレッド500の範囲内で配置している。タイヤコード210はゴム引き織布であり比較的伸びのない補強コード211から形成されているその経糸を有している。図1に示すタイヤにおいて、カーカス200は補強コード211がタイヤ100の回転Rの意図した方向に実質上完全に延びるように構成されている。ベルトプライ230はスチールコード補強経糸のような比較的伸び性のない経糸材料231から形成されておりこれはタイヤの回転Rの意図した方向に、より通常にはわずかな角度傾いて延びている。伸び性のない経糸材料231の角度を構造方式または応用法に伴って変化させることができる。ベルトプライ230はタイヤのトレッド500の幅に亘って広がっていて、タイヤ100のショルダー108の範囲すなわちトレッド500がサイドウォール107に接触する範囲においてエッジ232で終わっている。
本発明において搦み織キャッププライ層はベルトプライ230とトレッド500との間に位置する。搦み織キャッププライ層300は搦み織テープ310から形成されていてこの搦み織テープ310は平らならせんパターンでタイヤ100のカーカス200の周囲に巻かれている。1つの実施形態において搦み織テープ310はタイヤの中央よりも端により頻繁に巻かれている。図3に示すように、搦み織テープ310は経糸のペアすなわち第1の経糸311および第2の経糸313と、緯糸312とを含んでいる。搦み織は経糸のペアの経糸(311、313)が緯糸312の個々の緯糸間で一方の経糸が他方の経糸の周囲に巻きついている状態で構成されている織り方である。搦み織は搦み織テープ310の堅さと強度とを目の粗い織布に与えて経糸と緯糸の滑りと移動を防ぐ。第1および第2の経糸311、313は搦み織テープ310に沿って長手方向に伸び、またカーカス200の周囲での搦み織テープ310の巻きつけのためにカーカス200の周囲に巻きついている。搦み織キャッププライ層300の補強の殆どを与えているのは第1および第2の経糸311および313である。
第1の経糸311と第2の経糸313は異なる材料から第2の経糸313が第1の経糸311の伸び力の約1%〜約40%の伸び力を有するように、上記第2の経糸は2%を超えると変曲点伸びを有し及び張り状態にあるように作られている。伸び力は一定量だけ糸を伸ばすのに必要な力、すなわち応力−歪み曲線の傾きである。好ましい実施形態において第2の経糸313は第1の経糸311の伸び力の約1.5%〜約20%の伸び力を有する。織られると2種の経糸は異なる程度のクリンプを有し、第2の経糸は第1の経糸よりも小さいクリンプを有する。図4において理解できるように織られた際に第2の経糸313は第1の経糸311よりも非常に小さいクリンプを有している。これを達成する一つの方法は異なるテンションで第2の経糸を第1の経糸311よりも十分に高いテンションで織ることである。このことを例えば2本ビームを有する搦み織織り機を用いて達成してもよい。他の方法は限定されないが経糸とキャッププライ層のテンションを浸漬、樹脂加工およびヒートセットの間に変化させることを含む。続いて搦み織テープに張力をかけるとクリンプが除かれて第1の経糸311が搦み織テープ内で図5に示すようになるまで第2の経糸313は伸びる。
図6に示すように搦み織テープ310の力/伸び曲線は低めの弾性率を有する第1の区分を有し、より高い弾性率を有する第2の部分への変化点を有する。搦み織テープの初期の伸び(約0〜2%)において搦み織テープの弾性率は第2の経糸313の弾性率特性により支配されておりグラフにおいて範囲610で示される。第1の経糸311が本質的にまっすぐで且つ本質的にクリンプを有しない(クリンプがないとは本明細書中では糸の曲がりが糸の直径の2倍を超えない場合として定義する)ポイントにまで布帛を伸ばすと、その際には第1の経糸311の伸び率特性はグラフで範囲620に示すものが優勢になる。第1の経糸のクリンプを除くまでの搦み織テープの伸びを曲線の第1の区分により示す。第1の経糸のクリンプを除いた後の搦み織テープの伸びを第2の区分により示す。
図6は搦み織テープ310の%伸びに対する力(ニュートン)(ここで搦み織テープは接着促進剤および粘着付与剤のコーティングをコーティングされる布帛の25%の重量で有し、およびセンチメートル当たり7本の経糸(end)を有する)を示し、また示されている上側の線と下側の線により説明される所望される特性の境界線を有する。上部範囲605と下部範囲603とは上記した通りキャッププライ搦み織テープの伸び曲線に対する好ましいニュートンを示している。線601は1つの用途についての1つの好ましいキャッププライ搦み織テープ特性を示している。いくつかの実施形態においてコーティングは布帛の約2〜40%の重量でテープ上にある。好ましくはコーティングを有する7本経糸搦み織テープは2%の伸びにおいて約50〜500Nの、4%の伸びにおいて約350〜2000Nの伸び力性を有する。好ましくは搦み織テープ310は弾性変形をしない。グラフは範囲610と620との間におよそ2%伸びにおける変曲点を示す。この変曲点は製品の所望の性質により変化してよく、例えば約1〜4パーセントであってよい。
タイヤを製造する際、搦み織テープ310をカーカスの周囲に巻きつける。低い程度の伸びはタイヤの製造における種々の工程に必要であり、例えばキャッププライ被覆カーカスをこれが巻かれたマンドレルから除いてもよい。図6の線の第1の区分に示す通り第1の区分における搦み織テープ310の伸び性はタイヤ製造工程に必要とされるより低い程度の伸びを説明する。下側の線は所望の結果の下界を示し上側の線は所望の結果の上界を示す。好ましくはこの伸びは約2%である。被覆カーカスをマンドレルから取り除いた後に搦み織テープ310は引き伸ばされるので第1の経糸311はまっすぐになり布帛の側面は図5のようになる。この状態において搦み織テープ310は伸びに対する力が伸びに抵抗する強い力を生ずる図6の曲線の変化位置から始まる条件にあるのが好ましい。変化位置後の伸びに対する力の強まりは構造的に正常な空気入りタイヤを形成するために必要とされる。
第1の経糸311は糸が搦み織キャッププライ層300の所望される強度を与えてベルトプライ230がタイヤ100内で外部へと動くことを防止し及びタイヤ100のゴムをベルトプライ230のシャープな部位から保護するように選択される。第1の経糸311はマルチフィラメント糸であってよく、ベルトプライ230を拘束できるであろう材料から形成される。第1の経糸は好ましくは約25〜153GPa、より好ましくは約50〜110GPaの弾性率を有する。低い弾性率を有する糸が強度のためには必要であろうが、いくつかの用途においてはその大きなプロフィールのために望まれないであろう。1つの好ましい実施形態において第1の経糸311はアラミドを含んでいる。好ましくは第1の経糸は1メートル当たり約80〜300の撚、より好ましくは1メートル当たり約100〜250の撚を有する。1メートル当たりの撚を変化させることは図6に示す伸び当たりの力に影響を与える。第1の経糸がより少ない撚を有する場合にグラフの第2の区分(2%以上)は高い勾配を有するであろうし、第1の経糸がより多い撚を有する場合にはグラフの第2の区分(2%以上)は低い勾配を有するであろう。1つの実施形態において第1の経糸311はハイブリッド糸であってもよい。これらハイブリッド糸は異なる繊維材料(例えばコットンとナイロン)の少なくとも2種の繊維から作られている。これら異なる繊維材料は異なる化学性質と物理的性質とを有するハイブリッド糸を製造することができる。ハイブリッド糸はこれらが用いられる最終製品の物理的性質を変えることができる。数種の好ましいハイブリッド糸はアラミド繊維とナイロン繊維、アラミド繊維とレーヨン繊維およびアラミド繊維とポリエステル繊維を含む。1つの実施形態においてアラミドとナイロン、レーヨンまたはポリエステルとを組み合わせた第1のハイブリッド糸はナイロンやポリエステルのような低い弾性率の糸であるさらに細い第2の糸313とペアになる。第1のハイブリッド糸311の性質はこれを形成している糸と同じ性質を有するが、2種の糸の組み合わせは図6に示すように個別の伸び力曲線を与える。第1のハイブリッド糸311について糸の撚の量が多ければ多いほど図6に示す曲線はより平らになる。
第2の経糸313は製造を可能にするために搦み織テープ310の第1の経糸311にクリンプを与える(キャッププライ被覆カーカスがマンドレルから除かれればクリンプは本質的にゼロになる)。1つの実施形態における第2の経糸313は5〜10GPaの弾性率を有する。好ましくは第2の経糸はナイロン(ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6、ナイロン4,10を含む)である。第2の経糸313は好ましくは1メートル当たり約80〜300の撚、より好ましくは1メートル当たり約100〜250の撚を有する。1つの実施形態において第2の経糸313はハイブリッド糸であってもよい。これらのハイブリッド糸は異なる繊維材料(例えばコットンとナイロン)の少なくとも2種の繊維から作られている。これら異なる繊維材料は異なる化学性質と物理的性質とを有するハイブリッド糸を製造することができる。ハイブリッド糸はこれらが用いられる最終製品の物理的性質を変えることができる。数種の好ましいハイブリッド糸はアラミド繊維とナイロン繊維、アラミド繊維とレーヨン繊維およびアラミド繊維とポリエステル繊維を含む。
緯糸312は経糸311と313とを望まれる間隔の関係に保持する。緯糸312は紡績ステープル糸、マルチフィラメント糸および/またはモノフィラメント糸であってよい。緯糸312のための適切な材料の好ましい例はコットン、レーヨン、ポリエステル、ポリアミド、アラミド(メタ形およびパラ形を含む)、ナイロン、ポリビニルアセタート、ポリビニルアルコール、ナイロン(ナイロン6、ナイロン6,6およびナイロン4,6を含む)、PBOおよびPENを含む。
搦み織テープ310を好ましくは約5〜25ミリメートルの幅で構成する。より好ましくは搦み織テープ310を約7〜15ミリメートルの幅で構成する。本発明者等は搦み織テープ310の幅は搦み織テープ310の一様に平らな層をタイヤ100のカーカス200の表面に亘って形成するのに重要であることを発見した。搦み織テープ310をらせん巻きつけプロセスにおいて用いる場合には、より広いストリップは材料の必要以上の幅ゆえに巻きつけ(wrap)の始端部で歪みを引き起こすであろう。より狭い幅はタイヤ100の製造を困難にする。というのも搦み織テープ310でのカーカス200の所望の被覆を達成するのに巻きつけ手順において必要となる過剰な巻き数のためである。
搦み織テープ310は目の粗い構造の布帛であって、より良く接着する構成のためにタイヤ100においてゴムの裏抜けを可能にする。搦み織テープ310に用いられる布帛の目の粗さは第1および第2の経糸311および313の間隔と特徴により通常決まる。典型的に緯糸312は経糸311と313の位置を保つのに必要なだけの間隔を空けて配置される。好ましくは布帛は1デシメートル当たり40〜75の経糸ペアおよび1デシメートル当たり10〜30の緯糸ペアを有し、第1の経糸は1100/2dtexアラミドで第2の経糸は470/1dtexナイロンで緯糸は1220/1dtexレーヨンである。1つの実施形態において経糸と緯糸により形成される開口は、開口が平均の開口サイズの約±5%内にあるであろうものである。他の実施形態において布帛が1デシメートル当たり54の経糸/22の緯糸の布帛であり上記した同じ材料の場合に経糸311、313のペアは約0.95ミリメートルの間隔を空けて配置され及び緯糸312は約3.66ミリメートルの間隔を空けて配置されて3.48mmの平均開口サイズを与える。さらに他の実施形態において1デシメートル当たり布帛が20の経糸/10の緯糸の布帛であり糸について同じ材料である場合に経糸311と313のペアは約4.31ミリメートルの間隔を空けて配置され及び緯糸312は約9.94ミリメートルの間隔を空けて配置されて42.84mmの平均開口サイズを与える。さらに他の実施形態において1デシメートル当たり布帛が75の経糸/30の緯糸の布帛であり糸について同じ材料である場合に経糸311と313のペアは約0.43ミリメートルの間隔を空けて配置され及び緯糸312は約2.36ミリメートルの間隔を空けて配置されて1.01mmの平均開口サイズを与える。
搦み織テープ310が平らならせんパターンで用いられる場合には、このパターンはタイヤ100のカーカス200の周囲に搦み織テープ310の3回を超える巻きを必要とするであろう。搦み織テープ310の長さはタイヤ100の直径、搦み織テープ310の幅および搦み織テープ310により与えられる被覆の程度によって決まるであろう。搦み織キャッププライ層300における搦み織テープ310のおよその最小値の長さは、搦み織テープ310一層のみであり途切れがないか被覆範囲に亘って途切れがない条件で、以下の式:
Figure 2011521832
により計算することができる。
一例として185/60/R14タイヤについて13ミリメートル幅の搦み織テープ310の長さは縦約15リニアメーターであろうし、またショルダー部位においてそれ自身が重なり合うためには約2〜3メートルのさらなる長さを有するであろう。
搦み織テープ310において最も外側の経糸ペアである第1および第2の経糸311および313が搦み織テープ310の長さの長手方向に延び連続的で切られていない糸となるように構成することにより比較的高い強度を搦み織テープ310に付与することができる。搦み織テープ310を全ての第1および第2の経糸311および313が搦み織テープ310の長さの長手方向に延び連続的で切られていない糸となるように構成することによりなお一層高い強度を搦み織テープ310に付与することができる。
搦み織テープ310を好ましくは接着促進剤で処理してもよい。接着促進剤の典型的な例はレゾルシノールホルムアルデヒドラテックス(RFL)、イソシアナートベースの材料、エポキシベースの材料、フェノール樹脂およびメラミンホルムアルデヒド樹脂ベースの材料を含んでいた。
また搦み織テープ310は接着を促進するために塗布される粘着力付与仕上げ(tackified finish)またはグリーンタックをグリーンタイヤの組立工程中に有していてもよい。粘着力付与仕上げのための材料選択はタイヤにおける使用に選択される材料によりほぼ決まるであろうし、周知の事実に基づいて当業者はこれらを適切に容易に決定することができる。粘着力付与仕上げを種々の方法例えば布帛をロジンとゴムラテックスとの水性配合物中で、未加硫のゴム化合物溶解溶液でまたは他の接着促進剤でコーティングすることにより成すことができる。
好ましくは搦み織テープ310はタイヤ100のカーカス200上にあるように端から端へと位置し、タイヤ100のベルトプライ230全体の周りに巻かれている。1つの実施形態において搦み織テープ100は搦み織キャッププライ層300がタイヤ100のショルダー108の範囲下でベルトプライ230のエッジ232を超えて広がるようにタイヤ100のカーカス200の周囲に巻かれている。過度の温度が生じるであろう場合に搦み織テープ310にベルト230のエッジ232を重ねるとベルト230のエッジ232に対するサポートを提供する。
さらに搦み織キャッププライ層300は複数の層、例えば搦み織テープ310の2層、3層またはそれ以上の層を含むことができ、これらはカーカス200のプライ層230の全体に巻かれておりさらなる強度を与える。1つの実施形態において搦み織テープ310はタイヤ100のショルダー108範囲において2層で巻かれていてベルト230のエッジ232さらなる強度を与えている。他の実施形態において搦み織キャッププライ層300は搦み織テープ310の2層を有していてもよくタイヤ100の幅に渡ってベルトプライ230を固定する。1層を超える搦み織テープ310をキャッププライ300に用いる場合には、未加硫ゴムの層を搦み織テープの層310の間に配置して良好な接着を確実にする。また搦み織テープ310の複数の層を用いる実施形態においては搦み織テープ310の上側のストリップが下側の層にある搦み織テープ310のエッジをカバーするように搦み織テープ310の層をずらすことができる。
本発明の搦み織キャッププライ層300を搦み織キャッププライ層300の下にある1つのベルトプライ、2つのベルトプライ(図1および2に示す)または2つを超えるベルトプライと共に用いることができる。図7に示す本発明の他の実施形態においてタイヤ100は複数のベルトプライ230および250を搦み織キャッププライ層300および350と共に有していてもよく、各ベルトプライ層上にベルトプライとキャッププライとの交互の層を作るように配置されている。他の実施形態において搦み織キャッププライ層は下側にあるベルトプライのエッジに重なることもでき、および/または搦み織テープ310の複数の層(これらは上側のストリップが下側にあるストリップに重なるようにずらすこともできる)を有することもできる。
搦み織テープ310の形成は布帛のための基本的な糸の取得から始める。続いて糸を撚ってさらなる機械的弾性を与える。撚った後第1の経糸311と第2の経糸313とを布帛の形成のために2本ビームにセットする。布帛を搦み織により第2の経糸313が殆ど第1の経糸311よりも非常に高い張り状態にあるように織られる経糸ペアを適切な間隔を空けながら形成する。布帛は広い幅で、例えば61.4インチで形成する。布帛形成後に布帛を接着促進剤例えばRFL処理により仕上げる。粘着力付与仕上げが望まれる場合にはこれを接着促進剤仕上げの後にもたらす。最終的な布帛をスプールに設置するために具体的な搦み織テープ310幅へと細長く切る。ボール紙の筒に搦み織テープ310を交差して巻きつけるとタイヤ100の製造方法における搦み織テープ310の引き続く除去に都合のよいパッケージを与える。
タイヤ形成方法においてタイヤカーカス200をタイヤコード210と、金属ビード220とベルトプライ230とを用いて形成する。カーカス200を形成した後、搦み織テープ310をパッケージからベルトプライ230の周りに巻きつけて搦み織キャッププライ層300を形成する。搦み織キャッププライ層をタイヤカーカス200上に配置した後に覆われたカーカスを取り外すと搦み織キャッププライ層は約2%伸びて第1の経糸311が本質的にクリンプを有しないようになる。その後トレッド500をサブアセンブリーにぴったりとつけてタイヤ100を完成する。
本発明は従来技術の問題を解決する。搦み織テープの平らならせんパターンのために、タイヤの幅に渡って広がる重複する範囲がない。また、搦み織テープはタイヤの外周囲に何度も巻きつけられておりベルトプライに対してより強力な補強を与える。さらにテープの搦み織は経糸を緯糸に固定して経糸の分離に対する強力な抵抗を与える。

Claims (20)

  1. トレッドと、
    前記トレッドの下に位置する少なくとも1つのベルトプライを有するカーカスと、
    前記カーカスおよび前記トレッドの間に位置するキャッププライ
    とを含んでおり、前記キャッププライは少なくとも1層の目の粗い構造の搦み織テープを含み、これは長手方向に経糸のペアと横方向に緯糸とを有しており、前記経糸のペアは第1の経糸と第2の経糸とを含んでおり、前記第2の経糸は前記第1の経糸の伸び力の約1%〜40%の伸び力を有しており、前記第2の経糸は前記第1の経糸よりも高い張り状態にあり、前記第2の経糸は2%より大きい変曲点伸びを有しており、および前記搦み織テープは平らなパターンで前記カーカスの周囲に前記ベルトプライの範囲で配置されている空気入りタイヤ。
  2. 前記第1の経糸が本質的にクリンプを有していない請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1の経糸がアラミドを含んでいる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第2の経糸がナイロンを含んでいる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1の経糸がハイブリッド糸を含んでいる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第2の経糸がハイブリッド糸を含んでいる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記経糸のペアが約25〜153GPaの弾性率を有する第1の経糸と約5〜10GPaの弾性率を有する第2の経糸とを含んでいる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第1の経糸が約50〜110GPaの弾性率を有している請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第1の経糸が本質的にクリンプを有していない請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記第1の経糸がハイブリッド糸を含んでいる請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記第2の経糸がハイブリッド糸を含んでいる請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  12. 経糸のペアと緯糸とを準備し、前記経糸のペアは第1の経糸と第2の経糸とを含み、
    前記経糸のペアを長手方向に前記緯糸を横方向に有する目の粗い構造の搦み織テープの少なくとも1層を含む搦み織布帛を編み、ここで搦み織布帛内で前記第1の経糸がクリンプを有するように前記第2の経糸を前記第1の経糸よりも高いテンションで織って、
    前記搦み織布帛を平らならせんパターンでカーカスの周囲にベルトプライの範囲内で配置してキャッププライを形成し、
    前記搦み織布帛を引き伸ばして前記第1の経糸からクリンプを除き、および
    トレッドを前記キャッププライの周りに接着させること
    を含む空気入りタイヤの作製方法。
  13. 前記搦み織布帛を織った後で引き伸ばす前の前記第1の経糸は前記第2の経糸よりも大きいクリンプを有する請求項12に記載の方法。
  14. 前記搦み織布帛を引き伸ばした後には前記第1の経糸は本質的にクリンプを有しない請求項12に記載の空気入りタイヤ。
  15. 前記第2の経糸が前記第1の経糸の伸び力の約1〜40%の伸び力を有する請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1の経糸が約25〜153GPaの弾性率を有する請求項12に記載の方法。
  17. 前記第2の経糸が約5〜10GPaの弾性率を有する請求項12に記載の方法。
  18. 前記第2の経糸が前記第1の経糸の伸び力の約1〜40%の伸び力を有し、前記第2の経糸は張り状態にあり、前記第2の経糸は2%より大きい変曲点伸びを有して前記搦み織布帛において前記第1の経糸は前記第2の経糸よりも大きいクリンプを有する請求項12に記載の方法。
  19. 前記第1の経糸は約25〜153GPaの弾性率を有する請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2の経糸は約5〜10GPaの弾性率を有する請求項18に記載の方法。
JP2011511001A 2008-05-29 2009-05-27 空気入りタイヤ用の搦み織構造のバンドプライ Expired - Fee Related JP5096615B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/154,996 2008-05-29
US12/154,996 US7931062B2 (en) 2008-05-29 2008-05-29 Pneumatic tire with leno cap ply and method of making same
US12/435,630 2009-05-05
US12/435,630 US8083877B2 (en) 2008-05-29 2009-05-05 Process for forming pneumatic tire with leno cap ply
US12/435,612 US8006733B2 (en) 2008-05-29 2009-05-05 Pneumatic tire with leno cap ply and method of making same
US12/435,612 2009-05-05
PCT/EP2009/056441 WO2009144244A1 (en) 2008-05-29 2009-05-27 Band ply of lend weave construction for a pneumatic tire

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011521832A true JP2011521832A (ja) 2011-07-28
JP2011521832A5 JP2011521832A5 (ja) 2011-09-08
JP5096615B2 JP5096615B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=40921940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011511001A Expired - Fee Related JP5096615B2 (ja) 2008-05-29 2009-05-27 空気入りタイヤ用の搦み織構造のバンドプライ

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP2282897B1 (ja)
JP (1) JP5096615B2 (ja)
KR (1) KR101233894B1 (ja)
CN (1) CN102105314B (ja)
BR (1) BRPI0913074B1 (ja)
MY (1) MY165094A (ja)
TW (1) TW201000335A (ja)
WO (1) WO2009144244A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043612A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法
JP2016011085A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2016088511A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーThe Goodyear Tire & Rubber Company 三次元部品を備える空気入りタイヤ
WO2019159569A1 (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 東レ株式会社 織編物
JP2023510123A (ja) * 2019-12-18 2023-03-13 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ ベルトパッケージ補強要素を備えるタイヤ

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112012022942B1 (pt) * 2010-03-12 2020-05-12 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Roda não pneumática, estruturalmente suportada, com conjunto de reforço de loop contínuo
US20120085477A1 (en) * 2010-10-07 2012-04-12 Yves Donckels Pneumatic tire with a woven or knitted reinforcement
US9050857B2 (en) 2011-02-04 2015-06-09 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Tire cord fabric and pneumatic tire
JP5462900B2 (ja) * 2012-02-10 2014-04-02 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US20150258854A1 (en) * 2012-10-18 2015-09-17 Kordsa Global Endustriyel Iplik Ve Kord Bezi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Tire cord fabric and production method thereof
CN103625219A (zh) * 2013-11-07 2014-03-12 浙江准提实业有限公司 一种子午线轮胎冠带层的制作方法
FR3018285B1 (fr) * 2014-03-04 2016-05-13 Chomarat Textiles Ind Structure textile de renforcement pour materiaux composites
US20170144485A1 (en) * 2015-11-24 2017-05-25 Milliken & Company Bidirectional monobelt construction for a pneumatic tire
DE102016204423A1 (de) * 2016-03-17 2017-09-21 Continental Reifen Deutschland Gmbh Verstärkungslage für einen Fahrzeugluftreifen, vorzugweise für eine Gürtelbandagenlage eines Fahrzeugluftreifens
US20200156419A1 (en) * 2017-07-20 2020-05-21 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Puncture resistant tire
WO2019018178A1 (en) * 2017-07-20 2019-01-24 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc PERFORATION RESISTANT TIRE HAVING A SPIRAL PEN
KR102285436B1 (ko) 2018-12-27 2021-08-02 코오롱인더스트리 주식회사 고무에 대한 강한 접착력 및 우수한 내피로 특성을 갖는 하이브리드 타이어 코드 및 그 제조방법
CN110345185B (zh) * 2019-07-19 2024-05-28 北京星际荣耀空间科技股份有限公司 一种金属橡胶预制件及其制备和金属橡胶环的制备方法
KR102182544B1 (ko) * 2019-11-29 2020-11-24 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 직물 스트립을 포함하는 타이어
CN112030312B (zh) * 2020-08-24 2022-07-19 江南大学 一种长丝与短纤交织耐磨工装面料及生产方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS454382Y1 (ja) * 1967-05-18 1970-02-27
JPS5310672A (en) * 1976-05-07 1978-01-31 Uniroyal Inc Method of making radial ply tire
JPS59162305U (ja) * 1983-04-15 1984-10-30 東レ株式会社 タイヤ補強チェーファー用の織物
JPS6119833A (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 帝人株式会社 ゴム補強用すだれ織物
JPS61115702A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 Sumitomo Rubber Ind Ltd 織布補強タイヤ
JPH06344469A (ja) * 1993-05-14 1994-12-20 Goodyear Tire & Rubber Co:The 空気タイヤ用のコードおよびその製造方法
US20060185778A1 (en) * 2005-02-22 2006-08-24 Dany Michiels Tire with cap ply layer

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1347018A (en) * 1971-03-02 1974-02-13 Burlington Industries Inc Lenoweave fabric
FR2129849A1 (en) * 1971-03-17 1972-11-03 Burlington Industries Inc Dimensionally stable canvas
US5858147A (en) * 1997-04-14 1999-01-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of making a reinforcing fabric for power transmission belts
TW539629B (en) * 2001-07-31 2003-07-01 Sumitomo Rubber Ind Tire-use rubber-covered fabric, its production method, the production method for pneumatic tire using rubber-covered fabric, and pneumatic tire
US7252129B2 (en) 2005-02-22 2007-08-07 Milliken & Company Tire with cap ply layer
CN101063247B (zh) * 2006-04-27 2011-06-22 贝卡尔特股份有限公司 包括由纱罗组织接结的金属的机织织物

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS454382Y1 (ja) * 1967-05-18 1970-02-27
JPS5310672A (en) * 1976-05-07 1978-01-31 Uniroyal Inc Method of making radial ply tire
JPS59162305U (ja) * 1983-04-15 1984-10-30 東レ株式会社 タイヤ補強チェーファー用の織物
JPS6119833A (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 帝人株式会社 ゴム補強用すだれ織物
JPS61115702A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 Sumitomo Rubber Ind Ltd 織布補強タイヤ
JPH06344469A (ja) * 1993-05-14 1994-12-20 Goodyear Tire & Rubber Co:The 空気タイヤ用のコードおよびその製造方法
US20060185778A1 (en) * 2005-02-22 2006-08-24 Dany Michiels Tire with cap ply layer

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043612A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法
JP2016011085A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2016088511A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーThe Goodyear Tire & Rubber Company 三次元部品を備える空気入りタイヤ
WO2019159569A1 (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 東レ株式会社 織編物
JPWO2019159569A1 (ja) * 2018-02-14 2020-12-10 東レ株式会社 織編物
US11486064B2 (en) 2018-02-14 2022-11-01 Toray Industries, Inc. Woven/knit fabric
JP7255483B2 (ja) 2018-02-14 2023-04-11 東レ株式会社 織編物
JP2023510123A (ja) * 2019-12-18 2023-03-13 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ ベルトパッケージ補強要素を備えるタイヤ
JP7362932B2 (ja) 2019-12-18 2023-10-17 ブリヂストン ヨーロッパ エヌブイ/エスエイ ベルトパッケージ補強要素を備えるタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
EP2282897B1 (en) 2012-09-19
BRPI0913074B1 (pt) 2020-02-04
BRPI0913074A2 (pt) 2015-10-13
JP5096615B2 (ja) 2012-12-12
WO2009144244A1 (en) 2009-12-03
KR101233894B1 (ko) 2013-02-15
CN102105314A (zh) 2011-06-22
TW201000335A (en) 2010-01-01
EP2282897A1 (en) 2011-02-16
MY165094A (en) 2018-02-28
KR20110014236A (ko) 2011-02-10
CN102105314B (zh) 2013-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5096615B2 (ja) 空気入りタイヤ用の搦み織構造のバンドプライ
US7931062B2 (en) Pneumatic tire with leno cap ply and method of making same
US7252129B2 (en) Tire with cap ply layer
US8083877B2 (en) Process for forming pneumatic tire with leno cap ply
US7614436B2 (en) Weft inserted warp knit fabric for tire cap ply
US20060185778A1 (en) Tire with cap ply layer
US7992611B2 (en) Pneumatic tire with a leno weave flipper or chipper
EP2439080B1 (en) A pneumatic tire with a woven or knitted reinforcement
JP2024026893A (ja) 破断可能な構造体と支持構造体とを含むタイヤアセンブリ
CN105392638B (zh) 用于车辆的充气轮胎以及由织物材料制成的线的用途
EP2431196B1 (en) A pneumatic tire and method for making a pneumatic tire
EP2439084B1 (en) A pneumatic tire with a knitted fabric as reinforcing structure
US8006733B2 (en) Pneumatic tire with leno cap ply and method of making same
EP3173222B1 (en) Method of manufacturing a tire with a monolayer belt component
CN114787435B (zh) 用于制造车辆车轮的轮胎的金属增强帘线的方法和设备
US20160288575A1 (en) Pneumatic tire and method for making a pneumatic tire
EP2594415A2 (en) Pneumatic tire and method of manufacturing a pneumatic tire
JPH05179531A (ja) 複層構造糸及びそれを用いた布帛
JPH05178002A (ja) 車両用タイヤ
US20150059954A1 (en) Pneumatic tire with coated reinforcement

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110322

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5096615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees