JP2011520180A - 電子ドキュメントの選択された領域を表示する際に、動的にテキストを配置するデバイス及び方法 - Google Patents

電子ドキュメントの選択された領域を表示する際に、動的にテキストを配置するデバイス及び方法 Download PDF

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Abstract

第1のズームレベルから第2のズームレベルに変更されて電子ドキュメントを表示するとき、テキストを再配置する方法が提供される。テキストを再配置する行の長さは、水平方向にスクロールする必要がないように選択される。再配置は、ドキュメントのレイアウト変更を生じさせるかもしれないので、本発明の方法は、電子ドキュメントの要素を識別し、ズームインまたはズームアウト操作後にディスプレイに要素が含まれることを確保する。本願においては、本方法を実行するように構成されたデバイスと、コンピューティングデバイスによって実行されたとき、本方法を実行する命令を含むコンピュータプログラムと、についてもまた述べられる。

Description

本発明は、デバイスのディスプレイ上に電子ドキュメントを表示することに関し、特に、例えばドキュメント内の特定の領域を選択し、その選択された領域内のテキストを動的に配置し、再描画する方法に関する。
また、本発明は、その方法に従って動作するように構成されたデバイスと、そのデバイス内の1以上のプロセッシングユニットによって実行されたときその方法を遂行する命令を備えたプログラムと、にも関する。
例えばウエブページなどの電子ドキュメントは、標準サイズのディスプレイを備えた標準のデスクトップコンピュータに表示されるように、多くの場合デザインされる。そのような電子ドキュメントが、例えばハンドヘルドデバイス、携帯電話、テレビ、または、ゲームのコンソールなどの他のデバイスに表示されたとき、ディスプレイのサイズとレイアウトによっては、ユーザに便利なようにその電子ドキュメントを表示できないかもしれない。これに対処するために、様々な方法が提案されている。提案されている方法は、表示される前に画面にフィットするように、通常、電子ドキュメントを変更する。この変更は、通常、その画面に固有の特性やサイズに合わないレイアウトや内容を削除することを含んでいる。そのような方法に共通の問題は、ユーザにとって使用できないように、または、認識できないようにレンダリングされるかもしれないことや、あるいは、ユーザが、電子ドキュメント内を読み進むことが困難になるかもしれないことである。
他の方法としては、例えば、画像のサイズを縮小すること、電子ドキュメントのレイアウトを変更することによって欄の数を少なくすること、色、コントラスト、明るさ、フォントサイズを変更することなどの、電子ドキュメントの一部を移動することやサイズを変更することを含む。最近人気が上昇している方法は、最初は、作者によって本来デザインされたように電子ドキュメントを十分表示し、そして、ページ上の特定の領域や要素を表示するための拡大、縮小方法を提供することである。そのような方法は、しばしば直感的に理解しやすくユーザフレンドリーであるが、特にテキストを処理する際には、欠点が無いわけではない。例えば、テキストブロックが、非常に広い場合、テキストを読むためには、水平方向にスクロールすることが必要になるかもしれない。これを避けるために、ズームインした後、デバイスの画面内に収まるように、狭い欄内に全てのテキストを再配置することが提案された。これは、もちろん、そのページの作者によって作成されたオリジナルのレイアウトを変更し、ドキュメントを垂直方向に実質的に長くする結果になる。
したがって、これらの欠点を解消することができ、小さい画面上にドキュメントを表示する、よりスムースで、ユーザフレンドリーな方法をもたらすことができる、手法が必要である。
米国特許出願 11/525,177
Cascading Styles Sheets (CSS), level 2 revision 1, the World Wide Web Consortium(W3C), http://www.w3.org/TR/CSS21/
本発明は、電子ドキュメントの選択された領域を表示する際に、ディスプレイの性能に適応した形で動的にテキストを配置する方法を提供する。
この方法は、ドキュメントを読み込むステップと、決定されたレイアウトにしたがってドキュメント中のテキストが配置されるようにドキュメントのレイアウトを決定するステップと、決定されたレイアウトにしたがって第1の解像度でディスプレイ画面上のドキュメントの少なくとも一部を表示するステップと、第2の解像度でドキュメントを表示するためのコマンドのユーザからの入力を受信するステップと、第2の解像度に関連づけられた最大の行の長さに基づいてドキュメント中の少なくともいくつかのテキストを再配置するステップと、関連のあるテキストが再配置された後にドキュメントのレイアウトを決定するステップと、第2の解像度で再配置されたテキストと一緒にディスプレイの画面上にドキュメントの少なくとも一部を表示するステップと、を含んでいても良い。
最大の行長さは、そのドキュメントが表示されるウィンドウの幅に基づいて、または、環境設定ファイルに保存された情報である、デバイスのディスプレイの画面の幅によって規定されても良い。本発明の実施形態によれば、最大の行長さは、1次元に沿った、ハードウエアディスプレイのピクセルのオリジナルドキュメントのピクセルに対する比として規定され、オリジナルドキュメントの解像度を単位として最大の行長さが、(ハードウエアのピクセルを単位として)その比によって割られたディスプレイウィンドウの幅として決定される。
本発明の実施形態によれば、第2の解像度でドキュメントを表示するためのコマンドのユーザによる入力は、ドキュメント内の要素を特定するために使用されることができ、第2の解像度でドキュメントを表示するステップは、ディスプレイ中の所定の位置に特定された要素を位置決めするステップを含む。解像度の比を増加(ズームイン)、減少(ズームアウト)したときに、テキストの再配置によって、たとえレイアウトが実質的に変更されても、ユーザがドキュメントの同じ部分を見ることが出来るようにするために、これは使用される。
本発明によれば、コンピュータデバイスは、デバイスのディスプレイ上の電子ドキュメント中の興味のある領域を選択し、表示するための電子ドキュメントを表示するように設定され、ディスプレイと、ユーザ入力インタフェースと、電子ドキュメントを受信することが出来る通信インタフェースと、受信されたドキュメントがロードされるメモリデバイスと、モジュールとを含み、前記モジュールは、ドキュメントをロードするステップと、ドキュメントのレイアウトを決定するステップと、文章中のテキストが配置される決定されたレイアウトにしたがって第1の解像度でディスプレイの画面上のドキュメントの少なくとも一部を表示するステップと、第2の解像度でドキュメントを表示するためのコマンドのユーザからの入力を受信するステップと、第2の解像度に関連づけられた最大の行の長さに基づいてドキュメント中の少なくともいくつかのテキストを再配置するステップと、関連のあるテキストが再配置された後にドキュメントのレイアウトを決定するステップと、第2の解像度で再配置されたテキストと一緒にディスプレイの画面上にドキュメントの少なくとも一部を表示するステップと、を実行するように構成される。
前記コンピュータデバイスは、本発明の方法の追加のステップを実行するように更に構成されていても良い。
最後に、本発明において、コンピュータに読み込み可能な記憶媒体に保存されたコンピュータプログラムが、コンピュータデバイスにロードされ実行されたとき、本発明の原理にしたがって動的にテキストを配置する方法を実行することが出来る命令を含んでいても良い。
本発明の様々な特徴を実装するために使用されるコンピュータデバイスの略図である。 本発明と連動して使用されるユーザエージェントアプリケーションの様々なモジュールを表した図である。 電子ドキュメントのレイアウトと、ブラウザウインドウ内でのその表示を示した図である。 電子ドキュメントのレイアウトと、ブラウザウインドウ内でのその表示を示した図である。 電子ドキュメントのレイアウトと、ブラウザウインドウ内でのその表示を示した図である。 電子ドキュメントのレイアウトがどのように、いくつかのレイアウトボックスを生じさせるかを示した図である。 電子ドキュメントのレイアウトがどのように、いくつかのレイアウトボックスを生じさせるかを示した図である。 関心領域が、本発明に基づいて、どのように特定され、どのように表示されるかを示した図である。 本発明の方法を説明するフロー図である。
本発明は、添付の図を参照して更に詳細について説明される。本発明は、多くの異なった形態で具現化されることができ、ここで説明される実施形態に限定して解釈されてはならない。これらの実施形態は、この技術の分野における通常の知識を有するものに本発明の完全な理解を与えるために例として提供されたものである。
インターネットとワールド・ワイド・ウエブ上において、内容を作り出し、書式を整え、送信し、表示するための特定の基準と書式とに、実施例は言及するが、本発明は、ここで述べた特定の基準に限定されるように解釈してはならないことが特に理解されるべきである。
図1は、汎用のコンピュータデバイス100を表しており、それは、本発明の様々な特徴を実装するための環境として使用されることができる。図1において、デバイス100は、中央演算処理デバイス(CPU)101、メモリ102、COMポートまたは入力/出力ポート(I/Oポート)103、ビデオインタフェース104、ネットワークインタフェース105を含む。これらのユニットは、システムバス106経由で互いに通信する。
メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードドライブ、または、他の固定、リムーバブルメモリの組み合わせを含んでもよい)は、システムの様々なソフトウエアコンポーネントを保存する。それは、例えば、基本入出力システム(BIOS)141、オペレーティングシステム142、アプリケーションとデバイスドライバを含む様々なコンピュータプログラム143、様々なタイプのデータ144、マクロとスクリプト145のような他の実行可能なファイルや命令などである。
I/Oポート103は、1以上のローカルデバイス110に接続され、そのローカルデバイスには、例えば、キーボードやマウス、リモコンデバイスなどのユーザ入力デバイス、プリンタ、メディアプレーヤ、外部メモリデバイス、そして、衛星利用測位システムレシーバ(GPS)やテレビのセットトップボックスなどの特殊用途デバイスがある。I/Oポート103は、例えば、USB、PS/2、RS−232、赤外(IR)、ブルートゥース、プリンタポート、または、任意の他の標準化された又はローカルデバイス110のための専用の通信インタフェースなどの任意の組み合わせであって良い。
ビデオインタフェース104は、ディスプレイユニット120に接続される。そのディスプレイユニット120は、例えば、液晶ディスプレイなどの外部モニタや統合ディスプレイであっても良い。ディスプレイユニット120は、タッチセンサ式の画面を有しても良く、その場合は、そのディスプレイユニットは、ユーザ入力デバイスとして2役を演じることができる。ディスプレイユニット120でもあるユーザ入力デバイスは、COMポート103で通信するローカルデバイス110の一つとして見なされても良い。
ネットワークインタフェース105は、デバイス100に、リモートデバイス130と通信するためにネットワークと接続する能力を提供する。図1において、単に、ネットワークインタフェース105をリモートデバイス130に接続するラインとして図示されている通信ネットワークは、例えば、ローカルエリアネットワークやインターネットであっても良い。リモートデバイス130は、デバイス100と同様の通信機能を有する任意のコンピュータデバイスであって良いが、一般的には、ネットワークサービスを提供するサーバ、または、他のユニットであっても良い。通信ネットワークは、公的にアクセス可能な任意のネットワークや、任意のネットワークの組み合わせ(インターネット、例えばGSMなどの携帯電話ネットワーク、公衆電話網、有線テレビ放送網、アナログやデジタルの放送や衛星中継を含む)であっても良いことが、当業者によって理解されるであろう。
図1に示されているデバイス100は、特定の構成や実施形態の寸法やリソースに関して限定されないことが理解されるであろう。図示されている様々なコンポーネントは、デバイス100の1つ以上の統合されたユニットとして実装されても良く、または、いくつかのユニットに分散されて実装されても良い。他のユニットや他の能力は、もちろん存在しても良い。更に、デバイス100は、PCや携帯情報端末(PDA)、携帯電話、多機能携帯電話(smartphone)、ゲーム機、テレビセットトップボックス、メディアセンター(media center)などの、例えば、汎用のコンピュータであっても良い。
本発明の様々な特徴は、デバイス100上のアプリケーションとしてインストールされたブラウザやユーザエージェントのコンポーネント及び機能の内のいずれかまたは両方として実現される。図2は、そのようなユーザエージェント中に含まれるいくつかのモジュールの例を示している。それらのモジュールは、ソフトウエアモジュールかソフトウエアに実装された他のものであり、CPU101によって実行される。
図2のユーザエージェント200は、ユーザに、図1に示されるディスプレイユニット120上に表示されるユーザインタフェース201を提示する。ユーザインタフェース201は、アドレスフィールド202を含むことができ、ユーザは、入力デバイスを使用して、ユーザエージェント200に検索をさせたいドキュメント又はサービスのURIをそのアドレスフィールド202に入力する。アドレスフィールド202は、例えばマウスや、スクローリングデバイス、その他の表示されたアイテムを選択する手段などのポインティングデバイスを使用するユーザによって表示され、起動されるリンクであっても良い。あるいは、URIは、ユーザエージェント200によってすでにロードされたドキュメントやスクリプトのコードで指定されても良い。
とにかく、URIは、ウィンドウマネージャとインプットマネージャ203によって受信されることができ、ウィンドウマネージャとインプットマネージャ203は、ユーザエージェント200の一部であるか又はユーザエージェント200に関連するユーザインタフェース201の入力部分の役割を有する。URIは、ドキュメントマネージャ204に転送され、ドキュメントマネージャ204は、URIによって特定される文書の一部として受信されるデータを管理する。
ドキュメントマネージャ204は、URIをURIマネージャ205に転送し、URIマネージャ205は、再び通信モジュール206に指示して特定されたリソースへのアクセス要求をさせる。通信モジュール206は、リモートデバイス130にアクセスしてデータを取り出すことが出来、リモートデバイス130は、例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)や、他のプロトコルであるHTTPS(HTTP over Secure Socket Layer)、FTP(File Transfer Protocol)などを使用するネットワークを介して接続されるサーバなどである。通信モジュール206は、ローカルメモリ102に保存されているデータにもアクセスすることが出来る。
例えば、URIにアクセスするために使用されるプロトコルによって指定される場合のように、もしデバイス100が、外部への通信を暗号化することを要求される場合、暗号化/復号化モジュール207は、URLマネージャ205と通信モジュール206の間の通信を処理する。
要求に応答して、通信ユニット206によって受信されたデータは、URIマネージャ205に転送される。URIマネージャ205は、ドキュメントキャッシュとイメージキャッシュ209を処理するキャッシュマネージャ208を使用して、受信した内容のコピーをローカルメモリ102に保存する。その後になって同じURIが要求された場合は、URIマネージャ205は、キャッシュマネージャ208からそれを要求することが出来る。キャッシュされたコピーが削除されてない限りは、キャッシュマネージャ208は、キャッシュ209からそのデータを回収し、URIマネージャ205にそれを転送する。同じURIが2度目に要求されたときは、この場合、リモートデバイス130から再度データを回収する必要はない。
URIマネージャ205は、受信したデータを構文解析部210に転送し、構文解析部210は、HTML、XML、CSSなどのような内容の構文解析をすることが出来る。それから、その内容は、タイプや性質によって、ECMAスクリプトエンジン211、ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)構造212を処理するためのモジュール、レイアウトエンジン213のいずれか、または、すべてによってさらに処理される。
回収された内容のこの処理は、ドキュメントマネージャ204によって管理され、ドキュメントマネージャ204は、受信した内容の処理結果として、追加のURI要求をURIマネージャ205に転送することも出来る。これらの追加されたURIは、例えば、画像や他の追加されたファイルを特定することができ、特定された画像や他の追加されたファイルは、オリジナルURIによって特定されたドキュメント内に埋め込まれる。
特定されたドキュメントの内容を表すデータが処理されたとき、処理されたデータは、レンダリングエンジン214によってレンダリングされ、ユーザインタフェース201上に表示されるために、ドキュメントマネージャ204から転送される。
上述された様々なモジュールは、図1のデバイス100のCPU101によって実行され、プロセッサは、命令やデータをシステムバス106を通して受信する。通信モジュール206は、デバイス100のネットワークインタフェース105を使用してリモートデバイス130と通信することができる。様々なモジュールの機能は、もちろん、より少ない数の大きなモジュールに統合されても良く、いくつかのモジュールに分散されても置き換えられても良い。
上述されたユーザエージェント200は、アプリケーションプログラム143として実装されても良い、しかし、そのいくつかの機能はオペレーティングシステム142の一部であったり、デバイス100のBIOS141の一部であったりしても良いことが理解されるであろう。URI要求に応答して受信された内容は、以下にさらに述べるように、データ144、スクリプト145、または、これらの組み合わせであっても良い。
図1と図2は、これに限定するものではないことに注意すべきである。その中に記載されているデバイス100と、ユーザエージェント200とは、この技術の分野における通常の知識を有する者によって考えられるように、一部のモジュールや機能を削除すること、他のモジュールや機能を付加することのいずれか、または、両方を行うことによって修正されても良い。
例えば、ウエブページのような電子ドキュメントは、通常は、HTML、XHTML、又は、XMLなどのマークアップ言語を使用して作成され、それらは、普通、標準的なコンピュータディスプレイに合わせて配置されたレイアウトにされる。しかしながら、ブラウザなどのユーザエージェントは、PDA、携帯電話、テレビセットトップボックス、ゲーム機などの他のタイプのデバイス上に、次第にインストールされてきている。そのようなデバイスは、異なったサイズ、形状、解像度の多種多様のディスプレイを備えている。これらのデバイスは、有意義にウエブページをレンダリングし、表示することが出来ないかもしれない。ドキュメントは、読めなくなるサイズのポイントまで小さくされるかもしれません。また、ドキュメントのほんの少しの部分だけ一度に表示されるかもしれず、ドキュメントのレイアウトが、ドキュメントの作成者が意図しないように変更されるかもしれません。
図3A−3Cを参照すると、図3Aは、典型的なウエブページ(ドキュメント)300の全体のレイアウトを示している。ウエブページ300は、左マージン301と、メインコンテンツエリア302を含んでいる。メインコンテンツエリア302は、見出し303をはじめとした記事及びそれに続いたテキスト305と、第2の見出し306及びそれに続いた追加のテキスト307とを含む。左マージン301は、同じウエブサイトの他の部分へのハイパーリンクであるいくつかのメニュー項目を備えたナビゲーションメニュー304を含む。図3Aに示されるように、テキスト305のかたまりは、ウエブページ300のオリジナルなレイアウトに従って既に埋め込まれていても良い。
図3Bは、ブラウザのウィンドウか、ユーザエージェントのウィンドウに表示される図3Aのウエブページ300の一部を示す。図2を参照して上述したユーザエージェント200は、ウエブページ300を表示するために使用されても良く、ウィンドウは、図1を参照して上述したデバイス100のディスプレイ120上に表示されても良い。ドキュメント300全体に関連したビューポートのサイズは、デバイスの特性と、ドキュメントを表示するために使用されるユーザエージェント200と、のうち少なくともいずれか一つによって簡単に決定されても良く、または、例えば、快適に読むために十分な大きさの字でテキスト305を表示するために、ドキュメントを拡大するためにユーザによって呼び出されたズーム操作の結果であっても良い。
ウィンドウは、ナビゲーションボタン311と、アドレスフィールド312と、垂直すスクロールバー313と、を含み、アドレスフィールド312には、所望のドキュメント300のURLを入力することが出来る。ブラウザのウィンドウの残存部分は、ドキュメント300の一部を表示するために使用される。ウィンドウのこの残存部分は、ビューポートとして使用される。図3Bのビューポートは、図3に点線で示されている。図3Bに示されている例において、ビューポートは、ウエブページ300の幅全体を表示するのに十分の広さを備えていないことに気づくであろう。また、ドキュメント300の上部のみが示され、2番目の記事306は、ビューポートの下で見えなくなっていることにも気づくであろう。
ビューポートの下で見えなくなっているドキュメント300の部分を見るために垂直スクロールバー313が提供される。このスクロールバー313は、ドキュメント300に対して相対的にビューポートを下に移動させることを可能にする。ドキュメントの上から下までテキストを読むことが出来るので、これは、通常、ユーザにとって大変不便というわけではない。そして、スクロールは、一つの方向、即ち、下方にされることが単に必要であろう。テキストが、幾つかの欄で表示されている場合、ページのトップに戻るためにスクロールすることが必要かもしれない。しかし、これでさえ、受け入れがたい不便さとして経験される必要はない。それは、一つのページは、滅多に2または3以上の欄を含まないので、ドキュメントのトップにスクロールして戻ることは、一つの欄全体を読むことを完了した後に、1度か、多くても数回しか必要でないからである。
ビューポートは、ドキュメント300の幅全体を表示するのに十分な広さを有してないので、水平スクロールバー314が、提供されていることに更に注意すべきである。テキスト305を読むために、両方向に繰り返してこのスクロールバー314を使用することが必要であろう。主に下方向に使用され、上方向にはまれにしか使用されない垂直スクロールバー313とは対照的に、水平スクロールバー314は、ビューポートの右端を超えて伸びるそれぞれのテキストの行のために両方向に使用されるに違いない。これは、ユーザにとって容認できない不便さを表す。
図3Cは、ディスプレイ120に表示されるウエブページ300の一部を再度示している。ディスプレイ120のビューポートは、図3Bに描かれたのと同じかもしれない、しかし、この場合、テキスト305は、テキスト305のそれぞれの行が、ビューポート内に収まるように再配置(図3Aのレイアウトによって強制された配置に対して)されている。ユーザエージェントウィンドウは、図3Bに示されるようにブラウザのウィンドウとして同じ特徴を備えることができ、それは、例えば、ナビゲーションボタン311と垂直スクロールバー313などである。しかし、テキスト305の再配置は、幅の狭いドキュメント300を生じさせ、水平スクロールバー314の必要性は、無くなるかもしれない。この例において、水平スクロールバー314は、ナビゲーションメニュー304を見るために左にスクロールすることを可能にする。しかし、スクロールバー314の長さと位置は、現在のビューポートの右側には何もないこと、及び、テキスト305を読むために水平方向のスクロールは必要ないことを示す。垂直スクロールバー313は、ビューポートの高さと比較して遙かに短いので、ドキュメント300は、かなり長いということを垂直スクロールバー313は示している。
再配置は、ドキュメント300の全体がビューポート内に持ってこられることを意味する必要はないことが理解されるであろう。再配置の目的は、第1に、ビューポートの中に、一つのテキストブロックを持ってくることか、または、一つのテキストの欄を持ってくることであっても良い。例えば、画像、ナビゲーションメニュー304、または、テキスト305の追加の欄などの、付加的な要素は、ビューポートの外側にまだ配置されていても良く、水平スクロールを強制されても良い。しかしながら、水平スクロールは、特定のテキストの欄を読んでいる間は、もはや必要ないかもしれない。
テキスト305の再配置は、異なったルールや方法に従ってドキュメント300に課せられても良く、図3Cに示された結果は、異なった方法の最終結果であっても良いことも理解されるであろう。これは、2〜3の画像が付加されているが図3Aと3Cの例に似た図4A、4Bに示された例に関して簡単に説明されるであろう。
第1の別の方法は、ドキュメントが、図4Aと図4Bとに示されるようにロードされたとき、全てのテキストを再配置する方法である。この方法によれば、全てのドキュメントのレイアウトは変更される。図4Aは、ドキュメント400のレイアウトを示し、このドキュメント400は、ナビゲーションメニュー404を含んだ左余白401と、第1のヘッドライン403を含んだメインコンテンツエリア402と、第1のテキスト405と、第2のヘッドライン406と、第2のテキスト407と、を含んでいる。第1と第2の画像408,409も含まれている。
図4Bは、同じドキュメント400が、テキスト405,407を再配置した後にどのように見えるかを示している。テキスト欄は、狭く、長くなる一方、レイアウトの残りの部分は保たれることに気づかれるであろう。これは、空白の量を増やし、ドキュメント400全体を大幅に長くする。ノーマルモードで表示されると、ドキュメント400は、まとまり無く見えるかもしれない。そして、接近させることを目的とする(例えば、記事と図など)要素は、分離して見えるかもしれない。ズームする方法によって表示されると、テキスト405,407は、図3Cに示されるのと似た、便利な方法で読まれる。しかし、テキストに添付の図を見るためには、多くの水平スクロールをすることが必要になるかもしれない。
この不便さは、様々な要素の間の関係を保つために全てのブロックを狭くすることによって解消することが出来る。しかしながら、もっと複雑なページレイアウトの場合、そのようなアプローチは、好ましくない、または、不可能でさえ有るかもしれない。または、ページの著者が想像するオリジナルのレイアウトに根本的な変更を生じさせる、更なる方策(例えば、画像のサイズ変更など)を含むことを必要にするかもしれない。
本発明に一致する原理によれば、ユーザエージェント200によってロードされるドキュメントは構文解析され、そのレイアウトは、そのドキュメントの著者のオリジナルな目的に一致する方法で決定される。
図4Aに示される例は、http://www.w3.org/TR/CSS21/のワールド・ワイド・ウエブ・コンソーシアム(W3C)によって刊行されたカスケーディングスタイルシート(CSS)、レベル2、改訂版1に基づき、それは、参照によってここに援用される。しかしながら、本発明は、このバージョンのCSSに限定されないか、または、とりわけCSSによっても限定されない。
マークアップ言語のドキュメントが、例えば図2に示されるようなユーザエージェントによって受信されたとき、ドキュメントは、上述されたように、通常は処理される。レイアウトエンジン213は、ドキュメントのDOM構造に基づいて、DOMツリーにおける要素(エレメント)に基づいたいくつかのボックスを生成することができる。
「要素(elements)」という語は、当該技術の分野における通常の知識を有する者によって、構造を示すマークアップ言語のドキュメント内の統語構造として認識される。そのような「要素」は、コンテンツ(例えば、テキストや画像など)を含む構造ユニットを定義することが出来る。「ボックス」という語は、当該技術分野内において、特定の要素のコンテンツによって占められた、ドキュメントのレイアウト内の長方形のスペースとして認識される。
CSS2.1ボックスモデルの一般的アプローチによれば、ブロックボックスとして定義されるボックスは、子孫ボックス(descendant boxes)のためにコンテイニングブロック(containing blocks)を確立する。(幾つかの他のブロックのタイプ、例えばインラインボックスは、ブロックボックスでは無い。)更に、例えば様々なテーブル要素など、ボックスとして定義されていない幾つかの他の要素のタイプもコンテイニングブロックを確立する。
ページ上での要素の大きさと位置は、要素を含むブロックボックスの境界の算出によって決定される。図4Aにおいて、トップレベルのボックスは、全ページのコンテイニングブロックである。通常、メインコンテンツが他の子孫ボックスの含まれ、一方、左余白401は、全ページのコンテイニングブロックの一つの子孫(descendant)に含まれても良い。メニュー404の位置は、それから、そのコンテイニングブロックの境界に基づいて算出されても良い。ヘッドライン403と、画像408と、テキスト405とは、そのコンテイニングブロックとして、メインコンテンツのためのボックスを有するボックス内に含まれても良い。ヘッドライン403と、画像408と、テキスト405とは、全ての三つの要素を含むブロックの子孫になるであろうそれら自身の個々のコンテイニングブロックも有するであろう。似た構成は、要素406、407、409のために使用されても良い。
当該技術分野における知識を有する者にとって、コンテイニングブロックの他の構造は、図に示されたレイアウトにおいても可能である。
ヘッドライン403の位置は、そのコンテイニングブロックの境界に基づいてレイアウトエンジン213によって算出されても良い。テキスト405のケースも同じであり、著者が、このデフォルトのテキスト配置を無効にする指示を組み込まない限り、行は、このコンテイニングブロックのボックスの右端と、イメージボックスの端と、で折り返される。
既に述べたように、例えば小さな画面を有するデバイス100で、水平方向にスクロールすることなくテキストを読み、ズームインすることが可能になるように、短い行で折り返すことが望ましいかもしれない。図4Bは、同じページ400のレイアウトが、テキストが短い行で折り返された後にどのように見えるかを示している。ズームインの操作の後、このレイアウトは、望ましいかもしれない。その理由は、ズームイン操作が実行された後、ブラウザウインドウのビューポートにそれらがフィットするように、行が折り返されるからである。しかしながら、ズームイン操作の前に、図4Bに示されたレイアウトは、ユーザにとって不便かもしれないことは、図から明らかであろう。その理由は、例えば、ドキュメント400が不必要に長くなり、空白が多くなりすぎるからである。
本発明の原理に一致して、ユーザエージェント200は、ズームイン操作に応答してテキストを動的に再配置するように構成されていても良い。ドキュメント400は、それから、図4Aに例示されているように、ズームイン操作の前に、著者によってもともと意図されたレイアウトに一致して表示されても良い。一方、図4Bに例示されているように、ズームイン操作の一部として、テキストは、動的に再配置される。
図5は、本発明の実施形態の例に従った方法のステップを示すフローチャートである。
最初のステップ501において、ドキュメント300、400は、ユーザエージェント200によってロードされる。次のステップ502において、ドキュメント300、400は、その次に、構文解析が行われ、ドキュメントの著者によって作成されたデザイン、及び、例えば、HTML、CSSなどの標準の規格と一致してレイアウトが作成される。このレイアウトは、ユーザエージェント200がインストールされたデバイス100のメモリ102上に存在する。このメモリ102は、仮想的なディスプレイを提供するものとして考えられても良い。この仮想的なディスプレイの解像度は、ピクセルを単位としてオリジナルのドキュメントの寸法に一致するであろう。
ドキュメント300、400は、ステップ503において、直ちに、デバイスディスプレイ100上に表示される。これは、レンダリングエンジン214によって処理される。ディスプレイ120は、比較的低い解像度を有しているかもしれないので、ページ300、400の再スケール調整が必要かもしれない。ズームのレベルは、デバイスのディスプレイ120の解像度に基づいて決定されても良い。例として、デバイス100は、480ピクセルの水平解像度を有するディスプレイ120を備えていても良い。800ピクセルの水平解像度を有するウエブページ300、400を表示するためには、水平方向のスクロールを避けるためにズームレベル30%でページ300、400を表示することが必要である。例えば、ヘッドラインなどが良好に読めるあいだは、水平方向のスクロールを容認することによって妥協し、画像の識別を容易にすることが望まれるかもしれない。ズームレベル60%は、例えば、480ピクセルの水平解像度を有するディスプレイ120上で685ピクセルの水平解像度を有するビューポートを生じさせる。
ユーザは、水平方向または垂直方向にスクロールし、おそらく、ポインティングデバイスを用いてスクリーン120内をあちこち動かして、直ちに、ドキュメント300、400を見ることが出来る。ユーザエージェント200は、ステップ504において、ズームレベルを変更する指示を待っている間に、ユーザからの他の指示に反応することが出来る。
ステップ505において、ユーザエージェント200が、ズームレベルを変更する指示を受け取ったと断定したとき、どのエリアをズームインするかを決定することが必要である。ユーザがそのような選択をすることを助けるために、様々な方法が提案されている。本発明は、そのような方法のどれにも限定されるものではない。ユーザエージェント200は、ユーザからのズームインのリクエストを受信したとき、単純に、ドキュメントの上左端をズームインするかもしれない。他の方法は、ディスプレイ120上にズームインされたビューポートを示す長方形を、ユーザが動かすことを可能にするユーザインタフェースを含む。ズームインの操作により、長方形によって表される領域にズームインする。他の方法は、ユーザがスクリーン120上のどこかをクリックまたはダブルクリックすることを含み、それによって、ユーザエージェント200は、ユーザによってクリックされた位置を含んだ範囲をズームインする。その範囲は、クリックされた位置がその範囲の中心になるように選択されても良く、より洗練された方法が用いられても良い。そのような方法の一つは、米国特許出願No. 11/525,177に述べられており、それにより、その方法全体を参照により援用する。
ドキュメント300、400がズームされるズームレベルは、快適に読むことが可能な例えば150%等に決定されても良い。(ズームレベル100%は、デスクトップモニタ上では快適かもしれない。しかし、デバイスの小さなピクセルサイズが原因で、更なるズームが必要かもしれない。)
その結果として、320ピクセルに相当するズームレベル150%のディスプレイ120上では、480ピクセルよりも長いテキスト行が存在しないように、テキストを折り返すことが好ましい。この再配置(テキスト折り返し)は、ステップ506において実行される。
テキストが再配置された後、ドキュメント300、400の全体のレイアウトが、再び作成される。これは、メモリ102内の仮想ディスプレイにおいて図4Bに例示されるようなドキュメントのレイアウトを作成するためにステップ507において実行される。その後、この仮想レイアウトは、ステップ503に戻った後、ドキュメント300、400をデバイスのディスプレイ120に再び表示するために使用されても良い。今回は、もちろん、ドキュメント300、400の表示は、ズームインされたビューポートに基づく。
ズームレベルが、再び変更されたとき、例えば、ユーザが、再びズームアウト(または、ある実施形態においては、他の可能なズームレベルに変更)したとき、テキストは、ステップ506において再び再配置され、新しいレイアウトが作成され、ドキュメント300、400は、再び、ステップ503において表示される。
上記及び図5に記載された例は、ユーザエージェント200が、2つのズームレベルを単に切り替えるだけであり、ビューポートは、いつもスクリーンの幅全体を占めていると仮定している。本発明はこの観点に限定されず、本発明の原理と一致する様々な実施形態に関して、ユーザは、他のズームレベルにズームすることができ、または、ディスプレイ120の幅全体を占める必要がないようにビューポートの幅を変更することが出来る。後者の特別なケースは、ユーザエージェント200が、ユーザが縦長表示と横長表示を切り替えることを可能にするときである。一例として、480×640ピクセルサイズのディスプレイは、縦長モードにおいて、685ピクセルワイド(ズームアウト)のビューポートと、320ピクセルワイド(ズームイン)のビューポートとを切り替えることができ、横長モードにおいて、914ピクセルワイドのビューポートと426ピクセルワイドのビューポートとを切り替えることが出来る。(ディスプレイ120の解像度は、もちろん、デバイスのハードウエアによって決定される。ビューポートについて述べる場合は、オリジナルドキュメント300、400に関してピクセルの数を参照します。)デバイス100において、ズームインされるとき、テキストの配置は、縦長モードにおいて320ピクセルに、横長表示において426ピクセルに強制される。これは、環境設定ファイルにパラメータとしてセットされても良く、または、例えば、レンダリングエンジン213またはウィンドウマネージャ203からのデバイス100についての情報に基づいてユーザエージェント200によって決定されても良い。
ユーザが、ズームレベルと、ビューポートのサイズを動的に変更することを可能にする本発明の実施形態を示す図6を参照する。ズームレベルの変更は、通常は、ウィンドウまたはディスプレイ120全体に付随するスライダのいずれかを通して呼び出されることができ、ビューポートのサイズは、例えば、ポインティングデバイスを使用して、ウィンドウの端をドラッグアンドドロップすることによって操作される。
最初のステップ601において、ドキュメント300、400は、ロードされる。その次に、次のステップ602において、レイアウトが決定される。次のステップ603において、ドキュメント300、400は、デバイスディスプレイに表示される。次に、ズームレベルまたはビューポートの幅の変更指示を待つステップである待機ステップ604において待機している間、ユーザエージェント200は、他の機能を実行することができる。これらのステップは、図5において述べられている実施形態によると、ステップ501、502、503、504に相当することができる。
その後に、次のステップ605において、ズームレベルまたはビューポートの幅が変更されたことを検知したとき、プロセスは、新しいビューポートの幅を計算する次のステップ606に進むことができる。ズームレベルは、ユーザの入力から決定されても良い。ビューポートの幅は、ユーザの入力またはレンダリングエンジン213またはウィンドウマネージャ203から得られた情報に基づいて決定されても良い。最初に、ビューポートの幅は、ハードウエアの解像度の観点から決定される。デバイス100が、480ピクセルの水平解像度を有するディスプレイ120を備えた例について話を進めると、図5に関する上記例のように、スクリーン120全体が使用される場合は、ビューポートが形成されたハードウエアは、480ピクセルである。しかしながら、ユーザが、ドキュメント300、400が表示されたウィンドウのサイズを縮小した場合、または、他のコンテンツ(例えば、垂直スクロールバーやナビゲーションアイコンなど)が、水平方向においてある量のピクセルを占めた場合、ビューポートは、水平方向において、例えば、400ピクセル縮小しても良い。
ビューポートのこのハードウエアの解像度に基づいて、オリジナルのドキュメント300、400の解像度の観点から、ビューポートの実際のサイズが、決定されても良い。前記例において述べられたように、ズームレベルが150%の場合、テキスト配置は、266ピクセルに強制される。しかしながら、ユーザが、更にもっと、例えば180%までズームインすることを決定した場合、テキストの配置は、水平方向のスクロールを避けるために222ピクセルに強制されなければならない。
ユーザが、ビューポートを狭くし続ける場合、または、ズームレベルを大きくし続ける場合、更に短い行長さにテキストを再配置する意味がもはや無くなるところに達するであろう。その結果として、テキスト再配置の下限まで実行される。ビューポートが、この限界よりも狭すぎる場合、テキストは、限界のピクセル値で配置されるかもしれず、水平方向スクロールが必要とされるかもしれない。
同様に、ユーザがズームインを始めるやいなや再配置を実行するよりもむしろ、ドキュメントの著者または通常のCSSルールによって決定される以外はテキストの再配置をしない上限がセットされて実行されても良い。これは以下の場合においても実行されて良い。それは、例えば、特定のズームレベルより下なので、テキストが小さすぎて快適に読むことができないと思われた場合、そして、たとえ水平スクロールが、テキストの行方向にも必要になったとしても、全体としてドキュメント300、400のコンテンツの印象を表すために著者が作成したレイアウトで見せることがより重要になる場合である。
ステップ607は、ビューポートの幅(ステップ606で決定されたような)の変更と、テキスト再配置のための基準値の最大値または最小値と、を考慮して、テキスト再配置が必要かどうかを決定することができる。再配置が必要でない場合、プロセスは、ステップ603に戻ることができ、成された変更に従ってドキュメント300、400を表示することができる。しかしながら、テキスト再配置は実行されない。
一方、ステップ607において再配置が必要と判断された場合、プロセスは、算出されたビューポートの幅でテキストを再配置するステップ603に進む。このステップは、ステップ506に相当する。再配置されたテキストを持つこのページのレイアウトは、その次に、ステップ507にお相当するステップ609において作成される。
プロセスは、その次に、ステップ603に戻り、新しいレイアウトに従ってコンテンツを表示する。
既に上述したように、ズームインするためのエリアを選択する様々な方法が存在しても良い。しかしながら、ドキュメント400のサイズが、再配置の結果として変わるということが、図4Aと図4Bとから直ちに理解されるであろう。その結果、ズームレベルが変更される前に、ドキュメント300、400内のどこに選択されたエリアがあるかを把握しておくことが好ましく、それに応じてドキュメント300、400を表示することが好ましい。一例として、ユーザが、ズームインとズームアウトを、ドキュメント300、400のトップから特定のピクセル数離れた位置にした場合、そして、テキストの再配置が、大幅にドキュメント300、400の長さを変えた場合、ズームインの後表示されるそのテキストは、ズームイン操作が実行される前に選択されたテキストではない。当初のズームインされたテキストは、ドキュメント300、400のトップに近い場所にあるであろう。
本発明の原理に一致してある実施形態によると、テキスト再配置の後、ドキュメント300、400のレイアウト内でズームされたエリアは、ズームインプロセスの一部としてユーザによって選択された要素の位置、または、他の基準によって選択された要素の位置に基づいて選択される。
第1のそのような実施形態によれば、ユーザは、デバイス100のスクリーン120上のどこかをダブルクリックすることによって(さもなければ、ポインティングデバイスで位置を選択することによって)ズームイン機能を呼び出す。その位置は、必然的に、ドキュメント全体のブロックを含む少なくとも1つのボックス内にある。更に、その位置は、例えば、幾つかのテキストの要素を含む記事、または、一つのパラグラフのボックス内にあっても良い。その位置は、画像、テーブルセル(table cell)、または、他の要素のタイプを識別する。
テキストの再配置に続いて新しいレイアウトが形成された後、ズームされたドキュメント300、400のエリアは、ユーザによって選択された位置が幾つかのボックス内だった場合は、選択されても良く、DOMツリーの最下位のそのボックスが選択される(例えば、テキストの段落は、テキストを含むテーブルセル(table cell)よりもむしろ選択され、エンタイアテーブル(entire table)よりもむしろテーブルセル(table cell)が選択される。)。しかしながら、追加のルールは、これよりも優先され、例えば、要素のあるタイプが、他のもの(例えば、テキストは画像よりも選ばれる)よりも選ばれ、または、代わりに使用される。
ズームされた領域は、その次に、識別された要素がビューポートの上左端に(他の実施形態としては、本発明の原理と当然に一致するように、例えば、ビューポートの中心に)位置するように選択されても良い。
第2のそのような実施形態によれば、ユーザは、位置よりもむしろ範囲を選択し、その範囲は、ポインティングデバイスをドラッグすることによって長方形を定義するか、または、ポインティングデバイスを使用することによってズームイン後のビューポートを表す長方形の位置決めをすることによって示される。次に、選択された要素は、選択されたエリア内のどんな要素であっても良く、多くの基準のいずれに従って選択されても良く、ドキュメント300、400の要素のタイプのDOM構造内の位置を含んでも良く、ズームイン前の長方形内の位置(例えば、上左端に近接した要素、長方形の左端に近接した要素、または、ドキュメント300、400の中心に近接した要素)を含んでいても良い。
本発明の原理と一致して、ズームインする要素を選択することだけでなく、その要素内の位置を選択することも可能である。テキスト内の特定の単語や文字、または、画像内のポイントの座標に関する情報は、インプットマネージャ203から得られても良い。また、この情報は、ズームインする範囲を決定するときに使用されることができる。
CSSボックスモデルに基づいた要素の選択に関する更なる情報は、既に参照したUS特許出願11/525,177で見いだすことができ、これは、本願に援用される。
位置が選択されず、ズームレベルが単純に以下のようにして選択された場合、即ち、ズームレベルがスライダを使用することによって選択された場合、または、ズームレベルが(例えばパーセントなどの)数値として選択された場合、あるいは、ズームアウトとズームインを切り替えられて選択された場合に、例えば使用される、更にもう一つの実施形態は、ビューポートの左端の位置を保持し、ズームイン後にビューポートの上端に位置決めされるそのビューポートの上端に近接する要素を選択する。
ズームアウトの時、または、実際に任意の2つのズームレベルまたはビューポートの幅の間を変更(その結果テキストの再配置が生じる)したとき、その同じ問題が解決されるに違いない。ズームインしたとき、そのエリアは、上記方法の1つに従って選択されることができる。ズームアウトは、実質的に異なっている必要はない。ダブルクリックや、さもなければ要素を識別することによってズームアウトが呼び出された場合、ズームアウト操作に応答して表示されるエリアは、選択された要素が、ズームアウトされたビューポート内の所定の位置(例えば、上部左側角など)を得ること等によって選択されても良い。ズームアウトが、異なったズームレベルを選択する問題に過ぎない場合、そのエリアは、ズームインされたビューポート内の要素が所定のルールに従って選択されるように選択されても良い。そして、ズームアウトされたビューポートは、選択された要素がズームアウトされ再配置されたドキュメントのビューポート内の特定の位置(例えば、上左角またはビューポートの中心等)を受信するように位置決めされる
更に、他の実施形態は、ビューポートの左端の位置を保持し、ズームアウトの後、ビューポートの上端に位置決めされるためにビューポートの上端に近い要素を選択する。
ズームインの前にアクティブだったビューポートの位置に戻ることも、もちろん可能である。しかしながら、これは好ましくない。その理由は、ユーザは、ズームされた表示の間、ドキュメント300、400内のかなり異なった位置にスクロールするかもしれず、ドキュメント300、400内での全てのスクロールを行う前の位置に一致したズームアウトされた表示に戻ることは、大変ユーザフレンドリーであるとは考えられないかもしれないからである。
ズームアウトの大変簡単な方法は、もちろん、新しいズームアウトされたビューポートの中心として、ズームインされたビューポートの中心に戻ること、または、同様にズームインされたビューポート内の他の位置(例えば、上左角など)として処理することである。
図4に戻って、ボックス410と411は、どのようにビューポートの位置が、ズームアウトされた表示内及びズームインされた表示内で選択されるかを示している。図4Aにおいて、ドキュメント400は、ドキュメントの著者によって定義されたように、そのオリジナルなレイアウトで示されている。ボックス410は、ズームアウトされたモードにおけるデバイスのビューポートを示す。図4Bは、テキスト405、407の再配置後の同じドキュメントを示す。ボックス411は、ズームイン後のビューポートの位置を示す。ズームイン操作は、例えば、テキスト407上をユーザがダブルクリックすることによって呼び出されても良い。これは、ボックス411によって示されるように、ズームインされたビューポートの上左角に位置決めされることができる関連した要素を含んだボックスを選択しても良い。
逆の操作は、上左角のテキスト407を有するズームアウトエリアを生じさせることができる。しかしながら、この例によれば、ドキュメント400は、ズームアウトモードのディスプレイのビューポートよりも広くない。従って、角のテキスト407を含むボックスを位置決めすることは、実際には、ビューポートの外側の左余白401を位置決めし、空白を有するビューポートの下部と右側を満たすことを意味する。これは、それほど有用ではないかもしれない。従って、この場合において、ビューポートは、ドキュメント400の全幅が表示される間は、できるだけビューポート内で高い位置に位置決めされたテキスト407を備えたボックス412によって示されるように位置決めされても良い。ドキュメント400が、ズームアウトされたモードでさえビューポートよりも広い場合、ビューポートは、テキスト407がビューポートの左端から始まるように位置決めされることができる。
上記の例は、ドキュメント300、400内のすべてのテキストが、再配置を強制されるたびに毎回再配置されているが、一方、ズームレベルの変更が強制されたとき、ドキュメント300、400内の幾つかのテキストのみを再配置することも、本発明の原理に一致する。幾つかの実施形態によると、ビューポート内にあるテキストだけが、再配置される。他の実施形態によると、ビューポートの内側に少なくとも一部が入っているボックスを有するコンテイニングブロック(containing blocks)の中にあるテキストが、再配置される。他の実施形態も考えられても良い。
本発明は、上記の例に限定されないことが、当該技術分野の知識を有する者にとって理解されるである。例えば、ポインタタイプの入力デバイス無しでは、要素の選択は、困難かもしれないが、例えば、キーボードや要素から要素へと移動するジョイスティック入力などの、幾つかの代替物を実装することができる。
ページ300、400のどこかの要素、領域、または位置に関連し、または、変換することができる限り、ユーザ入力デバイスの種類と、入力デバイスから受信されるデータとは、本発明の本質部分ではない。
ページ300、400のレイアウト内の位置を表すユーザ入力が受信され、ユーザがズームイン操作またはズームアウト操作の実施を試みていることが確認されたとき、受信された位置は、関心領域を選択するために使用されることが出来る。本発明と一致する多くの実施形態において、ユーザ入力は、ズーム操作を起動することよりも他の目的のために受信されても良い。例えば、ハイパーリンクをクリックすることや入力フィールドなどの特定のエレメントに焦点を合わせることなどである。ズーム操作を実行しようとする試みとして、様々な方法がユーザ入力を識別するために用いられる。いくつかの実施形態によれば、ポインティングデバイスの位置を表すユーザ入力と、マウスのクリックは、そのような入力として識別されてもよい。そのような入力とは、ポインティングデバイスが、例えば、ハイパーリンクやボタン、入力フィールド、または、ドロップダウンメニューなどのようなアクティブな要素と関連づけられてないことが与えられる入力のことである。別の実施形態は、ポインティングデバイスの位置と、2番目のマウスボタンからのクリックやキーボードキーが同時に押されながらのクリック(例えば、シフト+クリック)と、を含むか、または、ポインティングデバイスをクリックしながらドラッグすること、または、指定されたキーボードキーを押すことにより適切なエレメントが続いて選択されるまで繰り返してタビュレーターキーを押すこと、または、例えば、点やエレメント、領域などの位置を識別することが可能な設計者によって特定された他のどのユーザ入力も含む。
行を折り返す最大行長さを決定するために使用される様々なパラメータは、ユーザエージェント200のネイティブコード(native code)の一部であっても良く、環境設定ファイルにストアされも良く、その両方の組み合わせであっても良い。その次に、そのような環境設定ファイルは、以下のように、異なったデバイス100にインストールされるように準備されても良い。即ち、ある環境設定ファイルは、あるデバイス100に使用可能であることができ、異なった環境設定ファイルは、それぞれのデバイスのハードウエアの機能・性能(例えば、ディスプレイの解像度)に応じて、他のデバイス100などに使用可能であるように異なったデバイス100にインストールされるように準備されても良い。あるデバイス100にとっては、パラメータは、ユーザエージェント200(例えば、ブラウザ)のインプットマネージャと、レンダリングエンジンとから受信したディスプレイ120についての情報から得られても良い。
最終的に、本発明は、いくつかのハードウエアとソフトウエアの組み合わせ上に実装されることができ、どんな特定のハードウエアやソフトウエアのプラットフォーム、オペレーティングシステム、プログラム言語、通信プロトコル、マークアップ言語、レイアウトの定義、レンダリングの仕様にも依存しないことが、当業者によって理解されるであろう。
100…コンピュータデバイス、102…メモリ、102…ローカルメモリ、102…メモリ、103…ポート、104…ビデオインタフェース、105…ネットワークインタフェース、106…システムバス、110…ローカルデバイス、120…ディスプレイユニット、130…リモートデバイス、142…オペレーティングシステム、143…アプリケーションプログラム、144…データ、145…スクリプト、200…ユーザエージェント、201…ユーザインタフェース、202…アドレスフィールド、203…ウィンドウマネージャ、204…ドキュメントマネージャ、205…URLマネージャ、206…通信モジュール、207…暗号化/復号化モジュール、208…キャッシュマネージャ、209…ドキュメントキャッシュ/イメージキャッシュ、210…構文解析部、211…ECMAスクリプトエンジン、212…DOM構造、213…レイアウトエンジン、214…レンダリングエンジン、300…ドキュメント、301…左マージン、302…メインコンテンツエリア、304…ナビゲーションメニュー、305…テキスト、306…記事、307…テキスト、311…ナビゲーションボタン、312…アドレスフィールド、313…垂直スクロールバー、314…水平スクロールバー、400…ドキュメント、401…左余白、402…メインコンテンツエリア、403…ヘッドライン、404…ナビゲーションメニュー、405…テキスト、406…ヘッドライン、407…テキスト、408…画像、409…画像、410…ボックス、411…ボックス、412…ボックス

Claims (18)

  1. デバイスに含まれるディスプレイ画面上の電子ドキュメントの選択された領域を表示する際に実行される動的テキスト配置方法であって、
    ドキュメントをメモリデバイスにロードするステップと、
    プロセッサが、前記ドキュメントのレイアウトを決定するステップと、
    決定されたレイアウトに従って前記ドキュメント中のテキストを配置し、第1の解像度で、かつ、決定されたレイアウトに従って少なくとも前記ドキュメントの一部をディスプレイ画面上表示するステップと、
    第2の解像度で前記ドキュメントを表示するためのコマンドを表すユーザ入力を受信するステップと、
    プロセッサが、前記第2の解像度で使用される最大行長さに基づいて、前記ドキュメント中の少なくとも幾つかのテキストを再配置するステップと、
    プロセッサが、少なくとも幾つかのテキストが再配置された後、前記ドキュメントのレイアウトを決定するステップと、
    前記第2の解像度で再配置されたテキストを含む前記ドキュメントの少なくとも一部をディスプレイ画面上に表示する第2解像度表示ステップと、
    を備えた動的テキスト配置方法。
  2. 前記最大行長さが、前記デバイスのディスプレイ画面の幅によって規定される、請求項1に記載の動的テキスト配置方法。
  3. 前記最大行長さが、環境設定ファイルで規定される、請求項1に記載の動的テキスト配置方法。
  4. 前記最大行長さが、前記ドキュメントが表示されるウィンドウの幅によって規定される、請求項1に記載の動的テキスト配置方法。
  5. 前記第2の解像度は、1次元に沿った、オリジナルドキュメントのピクセルに対するハードウエアディスプレイのピクセルの比として定義され、オリジナルドキュメントの解像度の観点から前記最大行長さは、前記比によって分割されたハードウエアピクセルにおけるディスプレイウィンドウの幅として決定される、請求項1に記載の動的テキスト配置方法。
  6. 第2の解像度で前記ドキュメントを表示するコマンドを表す前記ユーザ入力は、前記ドキュメントの要素を識別するために使用される情報を含み、前記第2解像度表示ステップは、前記ディスプレイ画面における所定の位置で前記識別された要素を位置決めするステップを含む、請求項1に記載の動的テキスト配置方法。
  7. 電子ドキュメントを表示するように構成された、電子ドキュメントの関心領域を選択し、表示するためのコンピュータデバイスであって、
    ディスプレイ画面と、
    ユーザ入力インタフェースと、
    電子ドキュメントを受信するように構成された通信インタフェースと、
    受信したドキュメントがロードされることが可能なメモリと、
    プロセッシングユニットと、
    を備え、
    前記プロセッシングユニットは、
    ドキュメントをロードし、
    前記ドキュメントのレイアウトを決定し、前記ドキュメントのテキストは、決定された前記レイアウトに従って配置され、
    前記ドキュメントの少なくとも一部は、第1の解像度で、かつ、決定された前記レイアウトに従ってディスプレイ画面に表示され、
    第2の解像度で前記ドキュメントを表示するためのコマンドを表すユーザ入力を受信し、
    前記第2の解像度で使用される最大行長さに基づいて、前記ドキュメントのテキストの少なくとも幾つかを再配置し、
    少なくとも幾つかのテキストが再配置された後、前記ドキュメントのレイアウトを決定し、
    前記第2の解像度で再配置された前記テキストを含む前記ドキュメントの少なくとも一部をディスプレイ画面上に表示する、
    ように構成されたコンピュータデバイス。
  8. 前記最大行長さが、前記コンピュータデバイスの前記ディスプレイ画面の幅によって規定される、請求項7に記載のコンピュータデバイス。
  9. 前記最大行長さが、環境設定ファイルで規定される、請求項7に記載のコンピュータデバイス。
  10. 前記最大行長さが、前記ドキュメントが表示されるウィンドウの幅によって規定される、請求項7に記載のコンピュータデバイス。
  11. 前記第2の解像度は、1次元に沿った、オリジナルドキュメントのピクセルに対するハードウエアディスプレイのピクセルの比として定義され、オリジナルドキュメントの解像度の観点から前記最大行長さは、前記比によって分割されたハードウエアピクセルにおけるディスプレイウィンドウの幅として決定される、請求項7に記載のコンピュータデバイス。
  12. 第2の解像度で前記ドキュメントを表示するコマンドを表す前記ユーザ入力は、前記ドキュメントの要素を識別するために使用される情報を含み、前記第2の解像度で前記ドキュメントを表示するステップは、前記ディスプレイ画面における所定の位置で前記識別された要素を位置決めするステップを含む、請求項7に記載のコンピュータデバイス。
  13. コンピュータ上で実行されたとき、以下のステップを実行する命令を備えたコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ読み込み可能記憶媒体であって、
    前記ステップは、
    ドキュメントをメモリデバイスのロードするステップと、
    前記ドキュメントのレイアウトを決定するステップと、
    第1の解像度で、かつ、決定された前記レイアウトに従ってディスプレイデバイスに前記ドキュメントの少なくとも一部を表示するステップと、
    第2の解像度で前記ドキュメントを表示するためのコマンドを表すユーザ入力を受信するステップと、
    前記第2の解像度で使用される最大行長さに基づいて前記ドキュメントの少なくとも幾つかのテキストを再配置するステップと、
    前記テキストの少なくとも幾つかが再配置された後、前記テキストのレイアウトを決定するステップと、
    前記第2の解像度で再配置されたテキストを含む前記ドキュメントの少なくとも一部をディスプレイデバイスに表示するステップと、
    である、コンピュータ読み込み可能記憶媒体。
  14. 前記最大行長さが、ディスプレイデバイスの幅によって規定される、請求項13に記載のコンピュータ読み込み可能記憶媒体。
  15. 前記最大行長さが、環境設定ファイルによって規定される、請求項13に記載のコンピュータ読み込み可能記憶媒体。
  16. 前記最大行長さが、前記ドキュメントが表示されるウィンドウの幅によって規定される、請求項13に記載のコンピュータ読み込み可能記憶媒体。
  17. 前記第2の解像度は、1次元に沿った、オリジナルドキュメントのピクセルに対するハードウエアディスプレイのピクセルの比として定義され、オリジナルドキュメントの解像度の観点から前記最大行長さは、前記比によって分割されたハードウエアピクセルにおけるディスプレイウィンドウの幅として決定される、請求項13に記載のコンピュータ読み込み可能記憶媒体。
  18. 第2の解像度で前記ドキュメントを表示するコマンドを表す前記ユーザ入力は、前記ドキュメントの要素を識別するために使用される情報を含み、前記第2の解像度で前記ドキュメントを表示するステップは、前記ディスプレイデバイスにおける所定の位置で前記識別された要素を位置決めするステップを含む、請求項13に記載のコンピュータ読み込み可能記憶媒体。
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