JP2011516105A - マウスシールドに固定される乳首部を有するおしゃぶり - Google Patents

マウスシールドに固定される乳首部を有するおしゃぶり Download PDF

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Abstract

マウスシールドとマウスシールドの開口部に固定される挿入部を用いて固定される中空な乳首部を有するおしゃぶりにおいて、口部と、軸部と、前記口部から離れた前記軸部の終端に配置される周囲フランジを備え、前記乳首部が比較的硬い材料で作られた安全帯を有し、前記安全帯は前記口部に接続され、前記フランジの領域まで延在し、そこで拡張する。

Description

本発明は、マウスシールドとマウスシールドの開口部に固定される挿入部を用いて固定される中空な乳首部を有し、口部と、軸部と、口部から離れた軸部の終端に配置された周囲フランジを備えるおしゃぶりに関する。
この種のおしゃぶりは、例えば、公報DT2527040A1に公開されている。前記おしゃぶりは、単純な構造と、クランプとしても頻繁に示される挿入部を用いてマウスプレートへの乳首部の容易な固定とを特徴とする。例えば、ラテックスで作られる非常に弾力性のある乳首部や合成物質で作られる比較的硬いマウスシールドなど異なる性質を有する材料が、締め付け固定により、互いに確実に接続される。挿入部の締め付け作用と組み合わせて口部のフランジ構造により、乳首部がマウスシールドの開口部から滑脱するのを確実に防ぐことができる。しかしながら、素材疲労の結果として乳首部が損傷または弱体化すると問題が生じる。この場合、強く吸い込むと乳首部の一部の分裂を引き起こし、飲み込みまたは窒息さえする危険性と結びつく。
マウスプレートに付けられた硬い乳首部を備えるおしゃぶりが公報AT396869Bに公開されており、その内部に、より硬い材料でかつマウスプレートに付けられた補強挿入物が埋め込まれている。補強挿入物の開口部に係合する横断部材によって補強挿入物がマウスプレートに確実に接続される。
公報DE4133064A1におしゃぶりが開示されており、マウスプレートと糸の形での補強材を有する中空の乳首部とを備える。乳首部がマウスプレートに配置され、詳細な説明を省略するが、糸がマウスプレートを通ってマウスプレートの後部面に確実に固定される。
公報WO95/32702A1に飲用乳首が開示されており、その内部に、ウール繊維のような織物材料で作られたかまたは合成繊維で作られたシグナルを伝達する柔軟な帯が埋め込まれている。シグナル伝達帯は引き裂き耐性を有し、好ましくはメッシュ構造を有する。ユーザから外方向へ飲用ボトルの比較的大きな開口部の直径まで乳首が広がる。飲用乳首における通常の方法では、止め輪によりクランプする方法で飲料ボトルの開口部のこの位置に前記乳首が保持される。乳首の損傷の場合には、飲用ボトルに付けられている乳首の残留部への引き裂き耐性表示帯により乳首のカットオフ部が接続状態を維持することを目的としている。
1ピースで作られるおしゃぶりにおける安全帯の使用が、公報DE4229224A1に開示されている。この場合、安全帯がマウスシールドと同じ比較的硬い材料で作られる。口部は比較的柔らかい材料から成る。全体の乳首は、2成分注入−成形方法で作られる。安全帯はマウスシールドと一体的に構成されて、それに対して固定的に接続される。
1ピースで作られるさらなるおしゃぶりが公報DE102006022669A1に公開され、比較的強固な材料で作られた安全糸を備える。ユーザの歯による安全糸の切断防止を目的とする特別な配置を安全糸は特徴とする。また、この安全糸はマウスシールドと一体的に構成される
そこから進展して、本発明の目的はマウスシールドとマウスシールドの開口部に固定される挿入部を用いて固定される中空な乳首部を有し、特に安全に使用することができ製造が容易なおしゃぶりを提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を備えるおしゃぶりにより達成される。有益な実施態様が以下の従属項に記載される。
本発明によるおしゃぶりは、マウスシールドとマウスシールドの開口部に固定される挿入部を用いて固定される中空な乳首部を有し、さらに、口部と、軸部と、前記口部から離れた前記軸部の終端に配置される周囲フランジを備え、前記乳首部が比較的硬い材料で作られた安全帯を有し、前記安全帯は前記口部に接続され、前記フランジの領域まで延在し、そこで拡張する。
安全帯は比較的、すなわち、口部の材料と比較して硬い材料で構成される。ユーザの歯により切断されるのが困難なだけでなく、比較的高い裂け抵抗をも有する。安全帯は細長い形状を有し、横断面の形状はあらゆる種類のものである。例えば、半円形、円形、楕円形または矩形でもよい。安全帯はユーザから離れた乳首部の端部まで延在してもよい。安全帯は特に乳首部の軸部において実質的に一定の横断面を有してもよい。安全帯の乳首部の材料への接続は素材結合でもよく、例えば乳首部が2構成要素注入−成形方法で作られる。安全帯は乳首部の材料に確実に固定されてもよい。特に、フランジ領域における安全帯の拡張は、乳首部のフランジ内および/またはマウスシールドの開口部内の安全帯の確実な固定をもたらす。
フランジ領域の安全帯の拡張は必要な大きさにされて配置されるので安全帯は挿入部のクランプ作用により把持される。その結果安全帯がフランジ領域内で固定される。乳首部と安全帯自身の引っ張り抵抗が実質的に向上する。この構成では、軸部の乳首部の材料が完全にマウスシールドの近くで完全に切断されても、安全帯に接続される乳首部の口部をおしゃぶりから完全に切断することができない。この場合、挿入部のクランプ作用の結果安全帯を把持することにより、安全帯がフランジ領域に残る乳首部の残りから分離するのを防止し、さらに、切断口部とともにマウスシールドから切り離されるのを防止する。
安全帯の拡張はその形状に関連する。たとえば、挿入部とマウスシールドとの間の固定領域の安全帯の保持を向上する拡張、厚み、または形状を安全帯の横断面が有する。一定の横断面を備える安全帯を形成する形で、すなわち、曲げ後部または曲げ部の形で拡張を実施してもよい。安全帯の比較的硬い材料との結合も、引っ張り抵抗の向上に至る。拡張はフランジ領域の材料の集積と関係している。拡張は安全帯と一体的に形成されている。
安全帯および/または拡張自体が挿入部またはマウスシールドと接触する必要はない。たとえばフランジ領域の安全帯と拡張が乳首部の材料により完全に囲まれるがクランプ作用により把持される。
1実施例において、前記拡張の少なくとも一部が前記乳首部の前記軸部に対して放射方向に外側に延在する。放射状に外側を向く拡張の一部がマウスシールドの後方で部分的に係合する。この結果、安全帯の引っ張り抵抗が更に向上する。
1実施例において、前記フランジの平面内に配置される少なくとも1つの拡張部を前記フランジ内の前記安全帯が有する。拡張部は安全帯の拡張を形成するが、安全帯のさらなる拡張と結合してもよい。拡張部は安全帯と一体的に形成される。フランジ平面内に拡張部が配置されることにより、安全帯が挿入部とマウスシールドとの間の比較的大きな表面積を覆って固定される。安全帯の引っ張り抵抗は、その結果、増大する。
1実施例において、前記拡張部は環状の構成であって前記軸部内の中空空間を囲む。拡張部は輪を形成するために閉じてもよい。この結果、拡張部が特に引き出されるのを防止する方法で固定される。
1実施例において、少なくとも1つの前記拡張部が部分的にのみ前記軸部内の中空空間を囲む。拡張部は部分的に環状な形状でもよい。軸部の中空空間の周りを囲む輪を形成しない。この結果、安全帯を備えている乳首部が製造中により容易に型から外すことができる。より詳しくは、比較的硬い材料で作られる囲む輪は引っ張りに対する最適な抵抗性を保証するが、乳首部の材料と比較すると安全帯の材料の低い抵抗性により、型の中心から乳首部を取り出すために足りる程度にかろうじて膨張することができる可能性があるだけである。
1実施例において、前記安全帯の一端に反対方向に拡張する2つの拡張部が存在する。2つの拡張部は特に効果的な固定を形成し、安全帯の引っ張り抵抗を増大する。
1実施例において、少なくとも1つの前記拡張部が前記軸部に対して少なくとも部分的に放射方向に外側に広がる。少なくとも1つの拡張部が、たとえば軸部の長手方向に配置される安全帯の部分を覆って放射方向外側に突出する。拡張部が環状構造である場合、同様にフランジの形状を有する。拡張部の放射方向外側突起部分はマウスシールドの開口部の縁の後方で部分的に係合し、これより口部の安全帯の確実な固定となる。その結果、安全帯の引っ張り抵抗が増大する。
1実施例によれば、前記安全帯が前記口部の領域でU型で偏り、前記安全帯の両端が前記フランジ領域に配置される。この実施例では、好ましくは2つの端のそれぞれがフランジ領域にて拡張する。
1実施例において、前記安全帯が前記乳首部の輪郭に追随する。安全帯はたとえば全ての経路にわたって乳首部に接続していてもよい。特に口部の内部に容易に挿入され、乳首部の柔軟性がわずかに損なうだけで乳首部とマウスシールドとの間の確実な結合となる。
1実施例において、前記安全帯が前記乳首部の内部に延在する。安全帯が乳首部の外側から離れて間隔をおいて配置されてもよいし、乳首部の材料層により囲まれててもよい。その結果、ユーザが安全帯の材料と接触することなく、さらに自由に材料を選択できる。
1実施例において、安全帯の拡張が乳首部の内部に配置されている。その結果、一方では、ユーザによる拡張との直接的な接触を避けることができ、もう一方では、拡張が固定挿入ピースと直接当てられ、クランプ作用が向上し、したがって引っ張り抵抗が増大する。
1実施例によれば、前記安全帯が前記乳首部の材料に埋め込まれている。安全帯は全体的にまたは部分的に埋め込まれてもよい。「埋め込まれる」とは安全帯が断面においてあらゆる面で乳首部の材料に囲まれていることを意味する。その結果、安全帯が乳首部に特に固定されて挿入されている。
1実施例において、前記軸部が平板化された横断部を有し、前記安全帯が前記軸部の狭い側と前記フランジの対応する側面部の領域に配置される。フランジのこれらの領域で、特に良好なクランプ作用が達成される。さらに、安全帯の特に安全な位置決めが、ユーザの歯に直接当る乳首部の軸部から少し離れてなされる。
1実施例において、前記安全帯が前記乳首部の上面に配置されている。原則として、安全帯は前述の実施例のように側部に配置されるだけでなく、乳首部の上面および/または下面にも配置される。1実施例において、上面が使用中に口蓋に面し、下面は特に柔軟なままであり、快適な使用にも利点がある。上面への配置はさらに乳首部の製造を単純にすることができる。
1実施例において、前記口部の領域でU型で偏り、2またはそれ以上の安全帯を有する。複数の安全帯を使う場合、乳首部の切断部分に対して高度な安全性が達成され、乳首部の効果的な変形性と組み合わさる。
1実施例において、フランジの領域で前記口部の片側に配置される前記安全帯の第1端部が第1拡張部に接続され、前記フランジの領域で口部の反対側に配置される前記安全帯の第2端部が第2拡張部に接続される。この方式であれば、フランジ領域における安全帯の特に安全な固定が製造について容易に達成される。
1実施例において、前記乳首部は比較的柔らかいシリコーンから構成され、前記安全帯は比較的硬いシリコーンから構成される。原則的に、乳首部は乳首部に適するあらゆる材料から形成することができ、たとえば天然ゴムラテックスからできる。シリコーンを乳首部として用いる場合、安全帯の材料への接続が困難な場合がある。この場合、第2の、より硬いシリコーン材料の使用が1つの解決策である。
1実施例において、前記比較的柔らかいシリコーンと前記比較的硬いシリコーンとは同じ弾性を有する。比較的硬いのと比較的柔らかい材料とは強度において違いがあり、歯による材料の切断と特に関係する。この材料特性は弾性と独立しており、材料の弾力変形性を特徴としている。同程度の弾性または実質的に同一な弾性が両材料に選択された場合、一方で2つの材料の接続の荷重許容量を向上し、他方で2つの材料から作られる乳首部の変形性が比較的硬いシリコーンから作られる安全帯により損なうのを防止することができる。
1実施例において、前記乳首部はシリコーンから構成され、前記安全帯は耐熱合成材料から構成される。シリコーンを硬化させるのに必要なテンパリングにより、耐熱合成材料が用いられる。「耐熱」とは、合成材料の融点がシリコーンの熱処理温度より上であり、たとえば100℃または150℃より上である。
1実施例において、前記安全帯の耐熱合成材料はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)である。PEEKはシリコーンの熱処理の間温度に耐えるために十分に高い融点を有し、安全帯としての用途のための有利な機械的特性を有する。
1実施例において、前記乳首部は比較的柔らかい、熱可塑性エラストマから構成され、前記安全帯は比較的硬い合成材から構成される。乳首部に熱可塑性エラストマを用いると、シリコーンを使う場合と比べて安全帯の互換性を持つ合成材の選択が単純になる。たとえば、熱可塑性エラストマは、比較的硬い合成材にも使うことができる。安全帯の熱可塑性エラストマは乳首部の熱可塑性エラストマとして同じベース・ポリマーを有することができる。比較的硬い合成材はこの実施例においてPEEKでもよい。
1実施例において、比較的硬い材料が充填材または繊維材を有する。この結果、安全帯の強度が増大する。
本発明は、図面に示される例示的実施形態によってより詳細に以下に説明される。
本発明におけるおしゃぶりの乳首部を示す斜視図である。 図1における乳首部のさらなる斜視図である。 本発明における乳首部のさらなる例示的実施形態の詳細を示す斜視図である。 図3における乳首部を図3の線A−Aに示される平面に沿った断面図である。 本発明におけるおしゃぶりのさらなる乳首部を示す上面図である。 図5の乳首部を示す側面図である。
図1の乳首部10は、歯科矯正学的に形成された口部12を有する。すなわち、口腔の形状に適合され、図の右側に示される。乳首部10は中空で比較的柔らかい材料から構成されている。口部12は乳首部12の全体の長さのほぼ半分以上に延在する。口部12に隣接して、乳首部10は軸部14を有し、それは実質的に円筒状の形状を有する。軸部14の横断面は比較的平坦である。軸部14の上壁および下壁は、いずれの場合においても、実質的に平面構成であり、いずれの場合においても、その端に半円形の横断面を有する湾曲した側壁が接続されている。口部12と離れた軸部14の終端に、軸部14の横断面から外側に放射状に延在するフランジ16が設置されている。径方向のフランジ16の幅は、ほぼその長さに対応する。フランジ16の領域において乳首部10の壁の厚みは、このポイントではフランジ16によりほとんど形成されているが、軸部12の領域のそれのほぼ2倍である。乳首部10の内部の中空空間は、フランジ部16の終端で開放されており、軸部14とフランジ部16との間に段差や急な変化をすることなく一様な経路を有する。
乳首部10の材料層によりその全ての長さにわたって外部と隔てられた安全帯18が乳首部10の内部に延在する。乳首部10の全ての長さにわたって乳首部10の内輪郭に安全帯18が追随する。口部12と軸部14の領域において、安全帯は乳首部10の両側、すなわち乳首部10の最大幅とほぼ一致する位置に配置される。安全帯は軸部14および口部12の領域において実質的に同一の円または楕円横断面を有する。
口部12の前端の安全帯18はU型で偏らされ、その二つの端部がフランジ16の部位まで延在する。フランジ16の領域において安全帯18のそれぞれの端部は部分的に環状な形をした拡張部20と結合する。それぞれの拡張部20はフランジ16の平面内に位置して口部12から離れたフランジの後部面22まで延在する。
拡張部20の一部が軸部14に延びる安全帯18の一部をおおって放射状に外側に突出する。安全帯18の各端部は拡張部20の中央に接続している。すなわち、2個の半環状部分形の拡張部20が安全帯18の一端から離れて対向方向に延在する。各拡張部20は半円を描き、一方の半円形拡張部20の2つの開放端は他方の半円形拡張部20の2つの端部と互いに少し離れて対向する。フランジ16の内部へ延在するそれら端部と環状部分形拡張部20は安全帯18の拡張である。
図2によれば、環状部分形の拡張部20はフランジ16の後部面22まで届くことが確認される。前記拡張部は乳首部10の内側上に配置され、フランジ16の外側から離れて間隔をおいて配置される。安全帯18は拡張部20と一体的に構成される。
図3において、おしゃぶりの乳首部のさらなる例示的実施形態の概略図が示されている。乳首部の軸部30が示され、フランジ32が示され、図示されていない乳首部の口部から離れた軸部30側に配置される。乳首部の外側形状は、最初の例示的実施形態のものと対応している。
軸部30の内部に安全帯34が延在し、ほぼ円断面を有し乳首部の材料に埋め込まれている。安全帯34は乳首部の内輪郭に追随し、図示されていないが、口部においてU型で偏らされている。安全帯34の2つの端部はフランジ32の領域まで延びており、軸部30の内輪郭に追随し、環状構成の拡張部36にそれぞれ通じている。環状構成の拡張部36はフランジ32の平面内に位置しており乳首部の後部面38まで到達する。拡張部36は乳首部の内部に形成された中空空間40を完全に囲んでおり軸部30に配置された安全帯34の部分42を覆って放射方向に外側に部分的に突出する。
これは図4の横断面において明確に見え、図3のA−A線で示される切断面に沿って広がる。軸部30に配置される安全帯34の部分42が、符号44で示される乳首部の縦軸と実質的に平行に配置される。拡張部36はフランジ32の長さの一部にわたって長手方向にのみ延在する。
図5および6で示される例示的実施形態の乳首部50は2つの安全帯52、54を有し、それらは乳首部50の上面において互いから一定の距離で埋め込まれている。口部56において、2つの安全帯52,54がU型でそれぞれ偏らされている。各安全帯52,54は輪を形成する。安全帯52,54の2つの第1端部58,60が環状部分形状の構成である第1拡張部62に通じている。安全帯52,54の2つの第2端部64,66が同様に環状部分形状の構成である第2拡張部68に通じている。2つの安全帯52,54と2つの拡張部62,68とは乳首部50の中央サジタル平面に対して鏡面対象に配置される。2つの拡張部62,68は互いから離れて間隔をおいて配置される。乳首部50の長手方向に、2つの拡張部62,68が軸部70からすでに始まってフランジ72の後部まで延在する。フランジ72領域において、拡張部62,68は円錐形に外側に広がる。
公報WO95/32702A1に飲用乳首が開示されており、その内部に、ウール繊維のような織物材料で作られたかまたは合成繊維で作られたシグナルを伝達する柔軟な帯が埋め込まれている。シグナル伝達帯は引き裂き耐性を有し、好ましくはメッシュ構造を有する。ユーザから外方向へ飲用ボトルの比較的大きな開口部の直径まで乳首が広がる。飲用乳首における通常の方法では、止め輪によりクランプする方法で飲料ボトルの開口部のこの位置に前記乳首が保持される。乳首の損傷の場合には、飲用ボトルに付けられている乳首の残留部への引き裂き耐性表示帯により乳首のカットオフ部が接続状態を維持することを目的としている。おしゃぶりに対して発明が適していることも言及されている。
前記フランジの平面内に配置される少なくとも1つの拡張部を前記フランジ内の前記安全帯が有する。拡張部は安全帯の拡張を形成するが、安全帯のさらなる拡張と結合してもよい。拡張部は安全帯と一体的に形成される。フランジ平面内に拡張部が配置されることにより、安全帯が挿入部とマウスシールドとの間の比較的大きな表面積を覆って固定される。安全帯の引っ張り抵抗は、その結果、増大する。
前記拡張部は環状または部分的に環状な構成であって前記軸部の全体または部分的な内部の中空空間を囲む。拡張部は輪を形成するために閉じてもよい。この結果、拡張部が特に引き出されるのを防止する方法で固定される。

Claims (22)

  1. マウスシールドとマウスシールドの開口部に固定される挿入部を用いて固定される中空な乳首部(10)を有するおしゃぶりにおいて、
    口部(12)と、軸部(14,30)と、前記口部(12)から離れた前記軸部(14,30)の終端に配置される周囲フランジ(16,32)を備え、
    前記乳首部(10)が比較的硬い材料で作られた安全帯(18,34)を有し、前記安全帯(18,34)は前記口部(12)に接続され、前記フランジ(16,32)の領域まで延在し、そこで拡張する
    ことを特徴とする。
  2. 前記拡張の少なくとも一部が前記乳首部(10)の前記軸部(14,30)に対して放射方向に外側に延在することを特徴とする請求項1のおしゃぶり。
  3. 前記フランジ(16,32)内の前記安全帯(18,34)が前記フランジ(16,32)の平面内に配置される少なくとも1つの拡張部(20,36)を有することを特徴とする請求項1または2のおしゃぶり。
  4. 前記拡張部(36)は環状または環状部分形の構成であって前記軸部(30)内の中空空間(40)を完全にまたは部分的に囲むことを特徴とする請求項3のおしゃぶり。
  5. 少なくとも1つの前記拡張部(20)が部分的にのみ前記軸部(14)内の中空空間を囲むことを特徴とする請求項3のおしゃぶり。
  6. 前記安全帯(18,34)の一端に反対方向に拡張する2つの拡張部(20,36)を有することを特徴とする請求項3から5のいずれか1つのおしゃぶり。
  7. 少なくとも1つの前記拡張部(20,36)が前記軸部(14,30)に対して少なくとも部分的に放射方向に外側に広がることを特徴とする請求項3から6のいずれか1つのおしゃぶり。
  8. 前記安全帯(18,34)が前記口部(12)の領域でU型で偏り、前記安全帯(18,34)の両端が前記フランジ(16,32)領域に配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つのおしゃぶり。
  9. 前記安全帯(18,34)が前記乳首部(10)の輪郭に追随することを特徴とする請求項1から8のいずれか1つのおしゃぶり。
  10. 前記安全帯(18,34)が前記乳首部(10)の内部に延在することを特徴とする請求項1から9のいずれか1つのおしゃぶり。
  11. 前記安全帯(18,34)の拡張が前記乳首部(10)の内部に配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1つのおしゃぶり。
  12. 前記安全帯(18,34)が前記乳首部(10)の材料に埋め込まれていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1つのおしゃぶり。
  13. 前記軸部(14,30)が平板化された横断部を有し、前記安全帯(18,34)が前記軸部(14,30)の狭い側と前記フランジ(16,32)の対応する側面部の領域に配置されることを特徴とする請求項1から12のいずれか1つのおしゃぶり。
  14. 前記安全帯(52,54)が前記乳首部(50)の上面に配置されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1つのおしゃぶり。
  15. 前記口部(56)の領域でU型で偏り、2またはそれ以上の安全帯(52,54)を有することを特徴とする請求項1から14のいずれか1つのおしゃぶり。
  16. フランジ(72)の領域で前記乳首部(50)の片側に配置される前記安全帯(52,54)の第1端部(58、60)が第1拡張部に接続され、前記フランジ(72)の領域で前記乳首部(50)の反対側に配置される前記安全帯(52,54)の第2端部(64、66)が第2拡張部に接続されることを特徴とする請求項15のおしゃぶり。
  17. 前記乳首部(10)は比較的柔らかいシリコーンから構成され、前記安全帯(18、34)は比較的硬いシリコーンから構成されることを特徴とする請求項1から16のいずれか1つのおしゃぶり。
  18. 前記比較的柔らかいシリコーンと前記比較的硬いシリコーンとは同じ弾性を有することを特徴とする請求項17のおしゃぶり。
  19. 前記乳首部(10)はシリコーンから構成され、前記安全帯(18,34)は耐熱合成材料から構成されることを特徴とする請求項1から16のいずれか1つのおしゃぶり。
  20. 前記安全帯(18,34)の耐熱合成材料はポリエーテルエーテルケトンであることを特徴とする請求項19のおしゃぶり。
  21. 前記乳首部(10)は比較的柔らかい、熱可塑性エラストマから構成され、前記安全帯(18,34)は比較的硬い合成材から構成されることを特徴とする請求項1から16のいずれか1つのおしゃぶり。
  22. 前記安全帯(18,34)の比較的硬い材料が充填材または繊維材を有することを特徴とする請求項1から21のいずれか1つのおしゃぶり。
JP2010548012A 2008-02-28 2009-02-24 マウスシールドに固定される乳首部を有するおしゃぶり Pending JP2011516105A (ja)

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