JP2011514962A - 高速な競合均一アッセイのための装置、組成物および方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図16
Description
本出願は、2007年9月10日に提出された米国仮特許出願第60/993,034号および2007年9月25日に提出された第60/995,186号の利益を主張し、それら全体が参照によって本書に組み込まれる。
本書で用いられる際、「1」または「1つ」は1以上のアイテムを意味する。
本書で取り扱うように、流体を通って移動する粒子(分子でもよい)は速度、サイズ(流体力学半径によって説明される)、および流体の粘度に比例した摩擦力を受ける。この正式な表現は、式1に示すように(例示式を参照)ストークス方程式として知られている。
イムノアッセイは「不均一」または「均一」の何れかとして特徴づけることができる。これらの用語が何を意味するのかに関して当業者による幾つかの混乱が存在する。幾つかのケースでは、用語「不均一」は結合した複合体が検出前に未結合の分子から(任意の手段によって)分離されることを示唆するが、用語「均一」は分離が殆どまたは全く起こらないことを示唆する。本書で用いる用語「不均一」は、アッセイが固体相と溶液相の双方を使用することができ、固体相に複合体を付着することで複合体の検出前に未結合の分子を洗い流す(または相に依存して結合した分子を洗い流す)ことができる。さらに本書で用いる用語「均一」は結合、分離(もし有れば)、および検出ステップが溶液相中で発生することを意味する。多くの場合、殆どの分離または洗浄ステップは固体担体との結合に関係するので、これらの異なる定義はアッセイの分類方法では殆ど違わず、このため分離や洗浄に関係するアッセイは何れかの定義によって不均一として分類されるであろう。例外は電気泳動による分離であり、アッセイは第1セットの定義によって不均一と、また第2セットの定義によって均一とおよそ分類されるであろう。開示される実施形態は主に第2セットの定義によるものと解される。
キャピラリ電気泳動は、イオン緩衝液で満たされた長いキャピラリの両端にある正極と負極に帯電させた電極によって電圧を印加し、これにより一方の電極または他方の電極へ荷電分子を移動させることに関係している(Oda and Landers,1997)。一つの共通する複雑さは「電気浸透流」として知られている。ガラスキャピラリは負極に帯電した表面を有する傾向があり、これは表面近傍の溶液中の正極に帯電したイオンに関係している。これら正極に帯電したイオンは、大量の溶液を引き連れて負極(カソード)へ移動する。以前流れた際の帯電に拘わらず一つの検出器が全てのイオン種を分析するので、この電気浸透流は全てのイオンをカソードの方へ移動させ(異なる速度で)、適した用途に通常適用される。電気浸透流は、キャピラリ壁の電気特性の変化によって除去またはさらに逆流にすることができる。
電気泳動は、固体担体に結合された複合体の洗浄の代わりに用いる技術であり、これにより通常不均一タンパク質アッセイであるものを均一アッセイに変換する。電気泳動は、サイズと電荷に基づいて分子(例えばタンパク質または核酸などの巨大分子)を分離するために一般に用いられる。正負電極は分離すべき分子を含む溶液中に配置され、電圧降下が電極間に適用される。一般に正極に帯電した分子は負極に帯電した電極へ移動するが、負極に帯電した分子は正極に帯電した電極へ移動する。一般に分子が移動する速度はその帯電に正比例し、そのサイズに反比例する。例えば、小さくて高電荷の分子は、大きくて低電荷の分子より速く移動する。しかしながら、密に詰まった分子は、緩く結合した分子より速く移動し、その結果同一の重量および電荷の2分子が異なる速度で移動する。より高い電圧降下はより高速の移動を発生させるが、溶液中の他の荷電分子のより高い濃度はより遅い移動を発生させる。
本書のある実施形態は、不均一競合アッセイを均一競合アッセイに変換することに関する。一実施形態では、不均一競合イムノアッセイは、均一競合イムノアッセイに変換することができる。幾つかの実施形態では、これらの変換の利点は幾つかの労働集約型で高価なステップと、不均一競合イムノアッセイに通常関連した制限とを低減することを含む。さらに、これらの変換は均一イムノアッセイの幾つかの構成を可能にする。他の実施形態では、他の潜在的な力学上の利点は本書でほぼまたは完全に取り扱う溶液相中でアッセイを行うことに関連する。さらに他の実施形態では、より大きな分子用の均一競合アッセイの組成物、方法、および装置が取り扱われる。例えば、これらのアッセイはイムノアッセイまたは他の結合剤を用いたアッセイとすることができる。ある実施形態では、競合イムノアッセイは、低コストで、時間でなく分単位で、標的分子に対して高感度で行うことができる。
ある実施形態では、用いる結合剤はアプタマでもよい。アプタマの結合特性を構成および測定する方法はこの分野で周知である。例えば、そのような技術は、米国特許第5,582,981号、第5,595,877号、および第5,637,459号に記載されており、参照により本書にそれぞれ組み込まれる。
ある実施形態では、標的分子、例えばペプチドやタンパク質が様々な病気の器官、組織、または細胞タイプのイメージングおよび診断に使用する造影剤に付着されてもよい。多くの適切な造影剤がこの分野では知られており、タンパク質やペプチドに対するそれらの付着方法も同様である。ある付着方法は、例えばタンパク質やペプチドに付着されたDTPAなどの有機キレート剤を用いる金属キレート錯体の使用に関する。また、グルタルアルデヒドや過ヨウ素酸塩などのカップリング剤の存在中で酵素と標的分子を反応させてもよい。蛍光マーカとの結合は、これらのカップリング剤の存在中またはイソチオシアナートとの反応によって準備される。
幾つかの実施形態では、タンパク質やペプチドは、ホモ二官能、ヘテロ二官能、および/または光活性架橋試剤などのこの分野で既知の様々な架橋試剤を用いて標識化してもよい。そのような試剤の非限定的な実施例は、ビシミダート;1,5−ジフルオロ−2,4−(ジニトロベンゼン);スベリン酸のN−ヒドロキシスクシンイミドエステル;酒石酸ジサクシンイミジル;ジメチル−3,3’−ジチオ−ビスプロピオンイミダート;N−スクシンイミジル−3−(2−ピリジルジチオ)プロピオン酸塩;4−(ブロモアミノエチル)−2−ニトロフェニルアジド;および4−アジドグリオキサールを含む。例示的な実施形態では、酸性残基をアミノ基や他の基に架橋するためにDCCDやEDCなどのカルボジイミド架橋剤を用いてもよい。そのような試剤を修正して蛍光標識などの多種類の標識を付着してもよい。
a=遠心加速度[cm/s2]
e=電子または陽子の単位電荷[1.6×10−19C(クーロン)]
f=作用力[gcm/s2]
ff=摩擦力[gcm/s2]
r=分子の流体力学半径[cm]
m=移動度[s/g]
M=分子量[g/mole]
N=アヴォガドロ数(6.023×1023/mole)
s=スヴェードベリ係数[10−13s]
u=電気泳動度[cm2/s−V]
v=流体中の粒子速度[cm/s]
z=分子の総電荷
η=流体の粘度[g/cm−s]
ρ=分子の密度[g/cm3]
ρf=流体の密度[g/cm3]
ψ=電界[volt/cm]
本書で取り扱うある実施形態では、反応室と1以上の反応室(例えばEVEIAアッセイとEVEIA機器)を有するシステムに関し、本書で開示される方法に用いるソフトウェアアプリケーションは、そのような方法についてこの分野で既知の何れかのソフトウェアを用いて記述することができる。ソフトウェア開発プログラム、例えば購入済みハードウェアと共に供給されたドライバに接続するためのアダプタソフトウェアを含む、Java(登録商標)DevelopersKit(例えばJDK1.5.06)およびEclipse統合開発環境(例えばバージョン:3.2)を用いることができる。本書で用いるソフトウェアは、記述した100以上のクラス(ソフトウェアモジュール)から成る高度なモジュールであり、これは次にJDKに含まれる何百ものクラスに依存する。EclipseIDEは、アドバンストコードエディタをコンパイラおよびファイル管理システムに結合する。
アッセイを実行するように設計されたシステムに関し、本書で開示された他の実施形態は、アッセイからデータを集めて、本書で取り扱うアッセイ情報を分析する。他の実施形態は、本書で開示される方法によって提供されたデータを分析、読み込み、保存、および/または操作するシステムに関する。これらの実施形態に従い、本書で開示されたシステムの一部の装置は反応室とすることができる。例示的な一反応室は、少なくとも1つの電極端子(902)に操作可能に接続された少なくとも2つの電極(例えば白金電極、陽極および陰極)(901)を限定せずに含むことができる。さらに、各電極は反応室の各端部(例えば頂部と底部)にある少なくとも1つの緩衝液リザーバ(903)内に配置され、各緩衝液リザーバは少なくとも1つのゴム製ガスケット(例えばシリコン)(904)を有している。反応室を構成するこれらの要素に従い、反応室は1以上の透析膜(905)(例えば反応室の頂部と底部に)と、少なくとも1つの石英反応チャネル(906)と、少なくとも1つのチャネルブラケット(907)と、少なくとも1つの緩衝液リザーバと少なくとも1つの反応チャネルとの間に配置した少なくとも2つの電圧放出チャネル(908)をさらに具える。
本書で開示された幾つかの実施形態は、励起光が反応室に軸伝搬することができるシステムまたは装置に関係し、反応室の壁を介して検出が行われる。カラムまたはベッセルの壁を通った光の伝搬に関するこの技術の一利点は、カラム全長に渡って元の光源の十分な強度を伝えることができるということである。ある実施形態では、光がカラムの壁を通って伝搬する場合、光はカラムの長さを効果的に覆うように広がる必要があり、これによってその強度が低減する。他の実施形態では、伝搬する光(例えばレーザー光線や他の比較可能な光)は平行にされてカラムの至る所で均一な強度分布にする必要がある。光は軸方向に向けられて光源から直接カラムを通るか、またはミラーやプリズムによって光源が導かれる。任意に、光がカラム底部を介して伝搬される場合、光学的に透明なウィンドウ(例えばサファイア、石英、ガラス、または光学的に透明なプラスチック)または均等物がカラムの底部に配置されて光を入射できる必要がある。他の実施形態では、光がカラム頂部を介して伝搬する場合、カラム頂部の流動性の構成要素によって形成された凹凸レンズのレンズ効果に対処するために追加のステップが必要かもしれない。
本発明の実施形態は様々な要素を含み、これはハードウェアの構成要素によって実行またはマシン実行可能命令で実装されてもよく、これを使用して命令をプログラムした汎用または専用のプロセッサにこの要素(例えば図21参照)を実行させてもよい。あるいは、このステップはハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの組み合わせによって実行されてもよい。そのため、図20は実施形態が利用するコンピュータシステム2000の一例である。1つの例示的な方法によれば、コンピュータシステムはバス2001、少なくとも1つのプロセッサ2002、少なくとも1つの通信ポート2003、および主記憶装置2004を含む。システム2000は、リムーバブル記憶装置(図示せず)、ReadOnlyMemory2005、および/または大容量記憶コンポーネント/デバイス2007も含んでよい。
信頼できる方法でタンパク濃度を測定する重要性は、抗体または抗体様分子に関する豊富なアッセイの開発に導いた。現在使用中の多種多様のイムノアッセイは、Gosling(1990)によって詳細に説明されており、参照により本書に組み込まれる。下記の記載は結合剤として抗体を用いるが、多くの場合にFabフラグメントまたはアプタマを代わりに用いることができる。しかしながら、本書で記載された方法と組成物はそのように限定しない。また、他の代替実施形態では、結合剤は例えば生物学的レセプタでもよい。そのような多くのレセプタ(例えばインシュリン受容体、インシュリン様増殖因子1受容体、アセチルコリン受容体、GABA受容体、アンギオテンシン受容体、グルカゴン受容体、ケモカイン受容体、サイトカイン受容体など)は、この分野において周知であり、そのような任意の既知レセプタまたはそれらのリガンド結合フラグメントは、クレームされた方法の実施に用いてもよい。
本書の方法を実行するためのキットがここで取り扱われる。キットは限定されないが、1以上の反応室組成物と、開示した方法を実行する反応室を生成するためのコンテナとを含むことができる。あるいは、キットは開示したアッセイを行うためのサンプルを除いた試剤だけを含んでもよい。
サンドイッチELISA
キャピラリ電気泳動は、イオン緩衝液で満たされた長いキャピラリの両端にある正極および負極に帯電した電極によって電圧を印加し、これによって一方の電極または他方へ帯電した分子を移動させることに関係する。一つの共通する複雑さは「電気浸透流」として知られている。ガラスキャピラリは負極に帯電した表面を有する傾向があり、これは表面近傍の溶液中の正極に帯電したイオンに関係する。これらの正極に帯電したイオンは、それらに大量の溶液を引き連れて負極(カソード)へ移動する。この電気浸透流は、カソードへ全てのイオンを移動させ(異なる速度で)、それらが以前流れた際の帯電に拘わらず一つの検出器が全てのイオン種を分析することができる。電気浸透流は、キャピラリ壁の電気特性を変えることによって除去され、またはさらに逆にすることができる。
本書の実施形態は、垂直積み重ねられた電気泳動に関するサンプル中の標的分子の存在もしくは不在および/または濃度を高速、高感度で検出および測定する方法を提供する。EVEIA技術の電気泳動の部分は、マイクロキャピラリより大量で高断面積のコンテナ中で起こるので、これらの実施形態はサンプル中に低濃度で存在する標的分子を検出できる方法である。ここで電気泳動は、0.5mm以上の最小の流体力学半径(円周で割った断面積の2倍)を備えたチューブ、チャネル、または他のコンテナ内で発生させてもよい。幾つかの実施形態では、例示的なチューブ内体積がチューブの長さ当たり2mm3以上である。他の実施形態では、最小の流体力学半径は、円周で割った断面積の2倍であり、0.5mm以上とすることができる。例えば、約0.75mmの流体力学半径は、2mm3/mmを提供する。円形チューブについては、流体力学半径は半径と同じとすることができる。本実施形態を用いて不規則に形成されたチャネル中の流れを説明することができる。
1.標的分子への第1の結合剤を取得し、標的分子との特異的結合を阻害しない方法で標的分子の幾つかとトレーサブル剤または追跡可能剤を結合させる。ある実施形態では、第1の結合剤が、単クローン抗体、抗体フラグメント(例えばFab)、アプタマ、または関心標的と特異的結合を示す任意の他の分子または分子の複合体とすることができる。関心標的は、タンパク質、ペプチド、タンパク質複合体、または水溶液中で可溶な任意の分子でよい。トレーサブル剤または追跡可能剤は、蛍光分子、放射標識、比色測定生成物を生成する酵素、金属イオン、電気的検出可能生成物を生成する酵素、または直接的もしくは間接的に容易に検出および定量することができる任意の分子もしくは分子の複合体でよい。
2.関心標的分子への第2の結合剤を取得し、関心標的との特異的結合を阻害しない方法でそれと捕捉剤を結合させる。この第2の結合剤は、単クローン抗体、多クローン性抗体、抗体フラグメント(例えばFab)、アプタマ、または関心標的と特異的結合を示す任意の他の分子または分子の複合体とすることができる。捕捉剤は、ビオチン、ストレプトアビジン、一本鎖核酸または高い特異性と親和性で結合することができる任意の他の分子または分子の複合体とすることができる。ある実施形態では、第2の結合剤は多クローン性抗体であり、捕捉剤はニュートラアビジンと複合したビオチンである。
3.幾らかの量の前記関心標的を推定上含むサンプルを取得し、その量が望ましくは測定される。
4.導電性水溶液の積み重ねられた層から成る垂直電気泳動チャンバを準備し、この幾つかは無電荷の高分子を含み、これらの層は混合を抑制するために頂部から底部まで密度または粘度を増加させて配置される。最上層は、測定すべきサンプルから成るであろう(「サンプル層」)。例えば最上層は1g/mlの密度を有することができ、これらの層は各後続層で密度を約0.2乃至5パーセントだけ増加し、サンプル層の密度または粘度と比較して密度または粘度で約0.5パーセント、または2パーセント、または10パーセント増の密度または粘度に推移することができる。サンプル層より下の層の少なくとも1つは、捕捉剤の同族結合剤と結合した高分子を含むであろう(「捕捉層」)。任意に捕捉層より下の層の少なくとも1つは相対的に高濃度の無電荷の高分子を含み、これは高分子に結合した複合体の移動度を阻害する役目をするであろう(「スタッキング層」)。無電荷の高分子の濃度は、重量/体積の約0.5%乃至20%まで変動することができる。
5.前記第1の結合剤、前記第2の結合剤、および前記関心標的を一緒に混合および培養して、三重複合体の形成を可能にし、これは関心標的に結合するシグナル伝達物質と結合した第1の結合剤から成り、これは捕捉剤と結合した第2の結合剤と結合する。
6.混合物を含む電気泳動チャンバの垂直寸法の両端の電力源(例えば10乃至1,000v/cmを生成可能な電力源)から電位を印加する。このように標的分子は捕捉層へ移動し、複合体が同族捕捉剤と結合した高分子と結合し、これらの複合体の移動度を強力に低減する。
7.電位の印可を継続し、これによって高分子および全ての他の分子に結合した低移動度の複合体間の分離を達成し、これにより全ての他のシグナル伝達物質から関心標的に関係するシグナル伝達物質を時間および間隔で配置する。
8.任意に電位の印可の継続し、これによって全ての標的分子をスタッキング層へ移動させ、複合体の移動度がさらに低減され、これらの複合体を含むバンドの圧縮に導き、高分子および全ての他の分子に結合する低移動度の複合体間のさらなる分離を達成する。
9.これら前記複合物群の1以上におけるシグナル伝達物質を測定し、これによって前記サンプル中の前記関心標的の量を測定する。
以下の実施例は、本書で提示されたある実施形態を実証するために含まれる。後続する実施例において開示された技術は本書で開示された実施に十分機能すると分かった技術を示しており、これによりその実施の好適な形態の構成を考えることができるということは当業者によって認識されるはずである。しかしながら、当業者は、本開示に照らして開示される特定の実施形態で多くの変更を行うことができ、さらに本書の趣旨と範囲から逸脱せずに同一または類似する結果を得ることができることを認識する。
一つの例示的な方法では、例示的な標的タンパク質、トランスフェリンの電気泳動度は、従来の研究で約9×10−5cm2/sVであると分かった。式3Cおよび5から、80キロダルトンの分子量を用いると、−3の各トランスフェリン分子上の近似電荷を計算することができる。IgGは、約150キロダルトンの分子量を有する。
Claims (31)
- サンプル中の標的分子を分離するための組成物において、
頂部から底部へ密度を増加または粘度を増加させながら垂直に配置された2以上の相を具え、
前記2以上の相の1以上が1以上の本質的に無電荷の高分子剤を含んでおり、前記本質的に無電荷の高分子剤が前記1以上の本質的に無電荷の高分子剤を含む相を通じて電気泳動させる結合剤と連結することができ、前記本質的に無電荷の高分子剤が捕捉分子と連結することができることを特徴とする組成物。 - 請求項1に記載の組成物であって、前記結合剤が標的分子と連結することができることを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、前記結合剤が第1の複合体を形成するために標的分子と連結し、前記本質的に無電荷の高分子剤が第2の複合体を形成するために第1の複合体の結合剤と連結することを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、前記標的分子が前記底部へ移動するに伴い1以上の相が前記標的分子の移動度を次第に低減することを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、1以上の相が標的分子または標的分子複合体の移動度を完全に抑制することを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、前記標的分子がタンパク質またはペプチドを含むことを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、前記本質的に無電荷の高分子剤が直鎖状ポリアクリルアミド、部分的に架橋したポリアクリルアミド、デキストラン、ポリエチレングリコール、またはその組み合わせの1以上から選択されることを特徴とする組成物。
- 請求項1に記載の組成物であって、前記頂部から底部へ次第に粘度が増加する複数の相が、サンプル層、捕捉層、およびスタッキング層を含むことを特徴とする組成物。
- サンプル中の標的分子の測定方法において、
標的分子を含みうる第1のサンプルを得るステップと;
前記第1のサンプルを結合剤に晒すステップであって、前記結合剤が前記標的分子と結合して標的分子−結合剤複合体を形成することができるステップと;
混合物を生成するために前記標的分子−結合剤複合体を未結合の標的分子と混合するステップと;
前記混合物を垂直に積層された電気泳動基質に晒すステップであって、前記基質が頂部から底部へ密度が増加または粘度が増加する2以上の相から成っており、前記基質の1以上の相が、結合剤と連結可能であって前記高分子を含む相を通って電気泳動する無電荷の高分子(p)を有するステップと;
前記標的分子−結合剤複合体の存在を検出するステップとを具えることを特徴とする測定方法。 - 請求項9に記載の方法であって、前記垂直に積み重ねられた電気泳動の基体がベッセル内に垂直に積み重ねられた電気泳動の基体を含むことを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、前記結合剤が捕捉可能な結合剤を含むことを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、前記結合剤が前記標的分子に結合することができる捕捉可能な抗体、前記標的分子に結合することができる抗体の抗原結合フラグメント、前記標的分子の生物学的受容体、前記標的分子の生物学的受容体のフラグメント、多価のビオチン結合剤、タグ付きの結合剤、またはビオチンを連鎖した無電荷の高分子の1以上を含むことを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、結合剤に連結した標的分子が、未結合の標的分子と比較して測定されることを特徴とする方法。
- 請求項13に記載の方法であって、結合剤に連結した標的分子が未結合の標的分子から電気泳動的に分離されることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、前記標的分子がタンパク質またはペプチドであることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、円周で割った断面積の2倍に等しい0.5mmの最小の流体力学半径を備えたベッセル内で電気泳動が行なわれることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、サンプルがチューブ、チャネル、またはコンテナにロードされ、前記チューブ、チャネル、またはコンテナの頂部から底部に密度および/または粘度が増加する勾配中で前記電気泳動が行われ、前記勾配が少なくとも密度または粘度が増加する3つの相を含むことを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、前記サンプル中の前記標的分子の濃度を測定するために前記未結合の標的分子に関するトレーサブル剤の測定が用いられることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、トレーサブル剤−標的分子複合体および未結合の標的分子の測定が前記標的分子の濃度に対して比例および反比例の信号を提供することを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法であって、トレーサブル剤が蛍光性、発光性、化学発光性、放射性核種、金属イオン、または蛍光性、発光性、化学発光性、もしくは有色の生成物を生成する酵素であることを特徴とする方法。
- 標的分子を検出する装置において、
a)少なくとも0.5mmの流体力学半径を備えた垂直に配置されたベッセルと;
b)前記ベッセル内で1.0乃至1.1g/mlへ密度を増加する勾配であって、サンプル層の密度1.0乃至1.02g/mlと、捕捉層の密度1.002乃至1.05g/mlと、スタッキング層の密度1.01乃至1.1g/mlとを含む勾配と、を具え、
前記スタッキング層が前記捕捉層より高い密度を有し、前記捕捉層が前記サンプル層より高い密度を有することを特徴とする装置。 - 請求項21に記載の装置であって、i)トレーサブル剤に結合した標的分子と未結合の標的分子と;ii)捕捉分子に結合した第2の結合分子であって、前記標的分子、前記未結合の標的分子、第1および第2の結合分子が前記サンプル層内で複合体を形成することができる結合分子と;iii)前記サンプル層、前記スタッキング層、および前記捕捉層の少なくとも一つの層内の本質的に無電荷の高分子であって、前記複合体の一部になるために前記捕捉分子と結合することができる本質的に無電荷の高分子と、をさらに具えることを特徴とする装置。
- コンピュータ可読命令を有するコンピュータ可読媒体において、
サンプル中にトレーサブル剤−標的分子複合体を含むバンドの発光を示す第1のデータを受信するステップと;
未結合の標的分子のレベルを示す第2のデータを受信するステップと;
前記サンプル中の前記標的分子の存在を評価するために前記第1のデータを前記第2のデータと比較するステップと、を具える方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ可読媒体。 - 請求項23に記載のコンピュータ可読媒体であって、前記方法が前記サンプル中の前記標的分子の濃度を評価するステップをさらに具えることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
- 請求項23に記載のコンピュータ可読媒体であって、前記第1のデータと前記第2のデータの比較は、前記第1のデータと前記第2のデータの比率の測定を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
- 請求項23に記載のコンピュータ可読媒体であって、前記比較するステップは、サンプル中の潜在的な各標的分子の標準曲線を生成するステップを含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
- 請求項26に記載のコンピュータ可読媒体であって、前記比較するステップは、結合した標的分子よって提供される直接発光の強度を、未結合の標的分子の濃度の逆数と比べた比較をさらに含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
- 請求項23に記載のコンピュータ可読媒体であって、対象物内の標的分子の存在、不在、または濃度を評価するために第1のデータと第2のデータを比較するステップは、
標的分子からバンド内で発光が始まる時間を測定するステップと;
標的分子からバンド内で発光が終わる時間を測定するステップと;
標的分子からバンド内で発光が始まる発光強度を測定するステップと;
標的分子からバンド内で発光が終わる発光強度を測定するステップと;
各標的分子について前記強度と時間の範囲を分析するステップと;
前記標的分子について強度と時間の前記分析によって提供された情報を評価し、前記情報を分析するステップと;
取得および分析されたデータによって提供される情報に基づいて対象物の健康度、作用物質の存在、またはサンプルの混入物を評価するステップと、を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。 - 請求項21に記載の装置であって、
トレーサブル剤−標的分子複合体を含むサンプルを分離する手段と;
前記トレーサブル剤−標的分子複合体からの発光を捕捉するのに適したリーダと;
前記トレーサブル剤−標的分子複合体からの発光を記録するのに適したカメラと;
前記装置からデータを受信するのに適したコンピュータと;
前記トレーサブル剤−標的分子複合体からコンピュータによって受信されたデータの分析に適したコンピュータプログラムと、をさらに具えることを特徴とする装置。 - 密度を増加または粘度を増加させた少なくとも3つの層を含む装置と;
前記層の少なくとも1つと関連した本質的に無電荷の高分子と、を具えることを特徴とするキット。 - 請求項31に記載のキットであって、標的分子の少なくとも1つの正極制御サンプルをさらに具えることを特徴とするキット。
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