JP2011514691A - 複数のノードを含む無線ネットワークにおいて通信するための方法 - Google Patents

複数のノードを含む無線ネットワークにおいて通信するための方法 Download PDF

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Abstract

複数のノードを含む無線ネットワークにおいて、通信スケジュールの各周期的アナウンスメントサイクルが、1組の管理タイムスロット、1組のビーコンタイムスロット及び1組のスーパーフレームタイムスロットを含む1組のタイムスロットに分割される。ビーコンを規定するために、管理スロット中に管理フレームが報知される。スーパーフレームタイムスロット中にスーパーフレームを送信する時点を規定するために、ビーコンスロット中にビーコンが送信される。

Description

本発明は包括的には無線通信ネットワークにおけるビーコン信号に関し、より詳細には、IEEE802.15.4−2006標準規格に従って設計されるネットワークに関する。
数多くの産業環境及び商業環境において無線センサネットワーク(WSN)が展開されている。産業環境における適用は、これらのタイプのネットワークにとって非常に大きな事業の可能性を提供する。機械が故障するかなり前に点検のために機械を手順通りに停止するコストに比べて、検出されないまま機械が故障する場合には、多額の費用が発生する可能性がある。
しかしながら、拡張性、信頼性及び待ち時間が難しい課題である。信頼性が高く、且つ待ち時間が少ないことから、そのような応用例の場合には一般的に、有線センサネットワークが用いられる。しかしながら、そのようなネットワークはコストが高く、複雑であり、自由度がない。ネットワークトポロジの変更によって、有線バックボーンの再設置に繋がることがある。それは費用対効果があるはずはなく、長期にわたるダウンタイムを余儀なくする可能性がある。
このため、再構成可能であり、コストが低く、設置に要する負担が小さく、産業用としての要件を満たすセンサネットワーキング技術が必要とされている。実行可能な解決策は無線センサネットワークを用いることである。これらのネットワークは、設置手順が相対的に簡単、且つ迅速であるから、設置コストが安いだけでなく、トポロジ変更に対して自由度もある。しかしながら、有線ネットワークによって提供されるのと同程度の信頼性及び待ち時間を提供することに課題がある。センサノードが一般的に利用できる資源が限られることから、順方向誤り訂正符号又は他の計算に関して負担がかかる手法を実際には使用することはできない。
種々の環境において無線データネットワークが使用されてきた。たとえば、無線セルラーネットワーク、WiFi、Bluetooth、WiMax及びRFはいずれも、その個々の適用領域に適している。マルチホップ無線メッシュネットワークにおけるMAC及び物理層の場合、産業上の制御及び自動化において適用するのに最も適した候補技術は、IEEE802.15.4標準規格によって定義される仕様である。しかしながら、現在のIEEE802.15.4−2006標準規格は、産業展開のために必要な待ち時間及び信頼性性能のための厳しい要件を満たすことができない。
キャリアセンス多重アクセス(CSMA)、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)及び周波数ホッピング(FH)を含む、多くのMACタイプが知られている。ハイブリッドMACタイプは、CSMA、TDMA及びFHの組み合わせを用いる。
IEEE802.15.4標準規格は、低速の無線パーソナルエリアネットワーク(LR−WPAN)の下位層のための物理層及び媒体アクセス制御(MAC)を規定する。この標準規格は、ZigBee及びMiWi仕様のための基礎であり、その仕様は、その標準規格によって網羅されない上位層のためのネットワーキングソリューションを提供する。
IEEE802.15.4標準規格は、1つのタイプの無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)の根底を成す下位ネットワーク層を提供し、WPANは、Wi−Fiのようなエンドユーザ志向の強い他の手法とは対照的に、低コスト、低速のデバイス間のユビキタス通信に重点を置いている。基礎を成すインフラストラクチャをほとんど、又は全く用いることなく、近接するデバイス同士の非常に低コストの通信が重要視されており、さらには、これを利用して消費電力を少なくすることを意図している。
無線センサネットワークにおいて通信チャネルにアクセスするために、一般的には3つの手法が使用されている。第1の手法は、TDMAと呼ばれ、時間軸をスロットに分割し、その後、これらのタイムスロットを関与するノードに割り当てて、競合することなくチャネルにアクセスできるようにする。その手法は、タイムスロット、チャネル及び通信信号電力などのネットワーク資源が中央エンティティによって管理される、無線セルラー電話網等のようなシングルホップネットワークにおいて非常に有用である。
中央管理手法は、チャネル条件が頻繁に変化する可能性があり、経路に信頼性がない可能性があり、且つネットワークトポロジが利用できない可能性がある、大きなマルチホップ無線センサネットワークには、一般的にあまり適していない上に、拡張性もない。そのようなネットワークにおいて、ネットワーク資源を効率的に管理すること、及び資源割り当ての中央リポジトリを更新し続けることは、簡単又は実行可能な作業ではない。
さらに重要なのは、TDMAに基づくシステムは、再送のための機会を提供することができないため、無線センサネットワークにおいて一般的である、送信の失敗に対処するのに要求される自由度を欠いていることである。さらに、タイムスロットは一般的に静的に、非適応的に割り当てられるので、それらのシステムは通常、バーストトラフィックに対処するための準備が不十分である。いくつかの手法は、そのようなネットワーク内の資源割当ての責任を上位層に委任する。その結果として、2つの望ましくない要因が生じる可能性がある。第一に、そのネットワークは非効率的になる。無線センサネットワークが通常動作する予測困難な動作環境内の変化に対応する際に待ち時間が生じることによって、そのネットワークの適応性が低下する。第二に、下位のネットワーク構成要素に関連する課題及び問題への精通が限られるので、アプリケーションネットワーク設計を含む、上位層の設計が難しくなる。
第2の手法は、CSMAと呼ばれ、ノードがフレームを送信する必要がある度に、全てのノードがチャネルにアクセスしようと試みることができる。しかしながら、その送信が既に送信しているノードを妨害することのないようにするために、送信を開始する前に、そのノードはそのチャネルで「リスン(listen)」する。この手法は、最小限の資源割当てを必要とする。しかしながら、送信間の衝突に起因して、スループットが劣化する。
チャネルアクセス及びネットワーク資源管理のための第3の手法はハイブリッドネットワークを使用することであり、そのネットワークは、MACスーパーフレームと呼ばれる明確に定義された構造を使用することによって、競合に基づくCSMAチャネルアクセス、及び競合のないTDMAチャネルアクセスの両方を可能にする。TDMA部分におけるトラフィックは、割り当てられたタイムスロット内でノードによって送信されるフレームによって生じる。CSMA部分のネットワークトラフィックは、非同期通信のための要求を満たすように意図され、それらの通信は、管理フレーム、タイムスロット割当て要求、通常のデータフレームの送信、及び失敗したTDMAデータフレームの再送によって生成される。
チャネルアクセス時間は、MACスーパーフレームの形で規定され、ビーコンにおいて周期的にアナウンスされる。各完全機能デバイス(FFD)は、一般的に、1つのスーパーフレームを「所有する」。IEEE802.15.4−2006標準規格は、このハイブリッド手法に準拠する。
図1は、IEEE802.15.4標準規格によるスーパーフレーム160を示す。横軸105は時間を示す。ネットワーク内の各コーディネータはビーコン100を周期的に送信する。そのビーコンは、同期及び資源割当てのために用いられる。2つの連続したビーコン間の時間間隔がビーコン時間間隔120である。
スーパーフレームは、CSMAを使用する競合アクセス期間(CAP)150を含み、当該競合アクセス期間(CAP)150には、TDMAを使用する非競合期間(CFP)が続く。CFP140は保証タイムスロット(GTS)145を含む。各タイムスロット145は、競合することなくチャネルにアクセスする必要があるデバイスに割り当てられ、その送信と他の送信との衝突の確率を最小にする。通常、CFPは、時間内に終了しなければならないより重要なトラフィックに使用される。
CAP150及びCFP140は、スーパーフレーム160のアクティブ部分110を形成し、それに、はるかに長い非アクティブ期間130が続く。非アクティブ期間は、他のコーディネータが使用することができる一方、このスーパーフレームのコーディネータデバイスはアイドル状態であり、他のコーディネータによる送信用のチャネルを「リスン(listen)」する。子コーディネータ11は、自身の親コーディネータ12のスーパーフレーム160の非アクティブ部分130中に、自身のスーパーフレーム170を開始することができる。リーフノードは、自身の親コーディネータ10のスーパーフレーム160のアクティブ部分110中にのみ、自身の親コーディネータと通信する。非アクティブ期間は数秒とすることができる。
しかしながら、IEEE802.15.4−2006標準規格は、拡張性、信頼性及び待ち時間の課題を含む、産業用として展開するための性能要件を満たすことができない。
さらに、より高い信頼性及びより良好なチャネル効率を得るために、望ましくは、周波数チャネルホッピングが使用されるべきである。また、失敗した送信を再送するためにチャネルを動的に割り当てることが望ましく、データトラフィックの突然の増加に十分に対処するために、同じスーパーフレーム上で要求に応じて、付加的なチャネルアクセスが動的に提供されなければならない。
本発明の実施形態は、トランシーバノードからなるネットワークにおいて分散形態で動作するプロトコルを提供し、そのプロトコルは、本質的に分散形であり、且つ拡張可能である自動資源管理機構を提供する。そのプロトコルは、周期的なアナウンスメントサイクルを用いて、ノードのために通信スケジュールを特定する。
そのネットワークは非常に信頼性の高い通信サービスを提供する。そのネットワークは、同じスーパーフレームにおいて、失敗したデータフレームを再送するための機会を与えることによって、少ない待ち時間を提供する。そのネットワークは、データフレームが同じスーパーフレームにおいて送達されることになるという意味において、或る程度の決定論を提供する。すなわち、スーパーフレーム持続時間が、1ホップ送信のための最大送信遅延を定義する。そのネットワークは、データの到着が異常であるノードがコーディネータノードから付加的な帯域幅を要求することができるという意味において、バーストトラフィックに適応する。この帯域幅は同じスーパーフレームにおいて動的に割り当てられる。そのプロトコルは、チャネルアクセス管理のために、ネットワークプロトコルスタック内の上位層からの支援を必要としない。
IEEE802.15.4−2006標準規格による従来のMACフレーム構造のブロック図である。 本発明の実施形態によるMACフレーム構造のブロック図である。 複数のECFP、GACK2及びECAPフィールドを有する拡張MACフレーム構造のブロック図である。 本発明の実施形態を用いる1組の星状ネットワークの概略図である。 本発明の実施形態によるアナウンスメントサイクルのブロック図である。 チャネル切替を有するスーパーフレームのブロック図である。 同時スーパーフレームのブロック図である。 本発明の実施形態によって用いられるビーコンのブロック図である。 本発明の実施形態によって用いられるGACKのブロック図である。 本発明の実施形態によって用いられるビーコン−スロット要求フレームのブロック図である。 本発明の実施形態によって用いられるビーコン−スロット応答フレームのブロック図である。 ノード間の同期のブロック図である。
本発明者らは最初にスーパーフレーム構造を記述し、その後、ネットワークを効率的に用いることができる種々の構成又はシナリオを記述する。
スーパーフレーム構造
スーパーフレームは、時間、チャネルアクセスのモード、チャネルにアクセスすることができるノード、及びチャネルにアクセスするために用いられ得るモードを特定する。
図2に示されるように、1ビーコン間隔(期間)に対してスーパーフレーム200は以下のフィールドを含む。
ビーコン210:ビーコンはスーパーフレームにおいて送信される最初のフィールドである。ビーコンはそのスーパーフレームの所有者ノードを認証し、ネットワーク及び所有者ノードについての付加情報を有することができる。ビーコンは、スーパーフレームの全長、アクティブ期間211、競合アクセス期間(CAP)212及び非競合期間(CFP)213の開始時刻、及び保証タイムスロット(GTS)214に関する情報を特定する。また、ビーコンはチャネルホッピング情報も含むことができる。また、ビーコンは送信側コーディネータノードと隣接ノード及び子ノードとの時間同期のためにも用いられる。
CAP212:この期間によって、チャネルにアクセスするために、隣接するノードが競合に基づくCSMA/CAを使用できるようになる。この期間中に、ノードが、データフレームをコーディネータノードに送信することができる。また、ノードが、スーパーフレームの所有者ノードによるGTSの割当て要求を送信することもできる。チャネルアクセスに成功することを条件(前提)として、CAPにおいて、そのノードは、コーディネータノードから予め如何なる許可も受けることなく、そのフレームを送信することができる。
CFP213:この期間は、スーパーフレームの管理される部分である。その期間は通常、複数のタイムスロットに分割され、要求に応じて隣接するノードに割り当てられる。任意の所与のタイムスロット中に、1つのノードだけがそのチャネルにアクセスすることを許されるので、チャネルアクセスは概ねいつでも保証される。それゆえ、これらのタイムスロットはGTS214とも呼ばれる。コーディネータは、要求側ノードに対するスーパーフレーム内のタイムスロットの割当てを制御する。
コーディネータノードは、受信したGTSフレームに個別に肯定応答(acknowledge)することはできない。フレームに個別に肯定応答することは、ACKフレームのための送信オーバーヘッドとは別に、RxモードとTaxモードとの間を交互に切り替えることに関する著しいオーバーヘッドを生じさせる。送信機ノードは、そのデータフレームヘッダにおいて、そのフレームに直ちに肯定応答することを望むか否かを指示することができる。さもなければ、その肯定応答は、グループ肯定応答(GACK)フレーム220の一部として後に送信される。また、送信機ノードは、現在送信しているGTSフレームのヘッダにおいてフラグを設定することによって、付加的なGTSを要求することができる。たとえば、ノードがいくつかのバーストデータ到着を有する場合には、付加的なGTSを用いて、さらに多くのデータフレームを送信することができる。コーディネータノードは、同じスーパーフレームの拡張CFP(ECFP)230において、要求側ノードに対して1つ又は複数の付加的なタイムスロットを割り当てることができる。
GACK1(グループ肯定応答1):CFPが終了した後に、コーディネータによってGACKフレームが送信される。GACKフレームはビットマップを含み、そのビットマップは、どのGTS送信を受信するのに成功したかを示す。また、GACKフレームは、それぞれの送信機ノードが失敗したGTSフレームを再送するためのECFP内の新たなGTS割当ても特定する。また、GACKフレームは、より高いパケット到着率に対処するために、要求側ノードに対する付加的な帯域幅の割当て、すなわちECFP内のタイムスロットの割当てに関する情報を有することができる。
ECFP(拡張CFP):この期間は、CFPにおいて最初に割り当てられたタイムスロットにおいて送信するのに失敗したGTSフレームの再送を試みるために、且つバーストデータトラフィックに起因して到着した付加的なデータフレームを送信するために、GACK1フレームにおいて特定されるように要求側ノードに対して割り当てられた0又は1以上のタイムスロットを含む。CFPにおいてそのデータフレームを送信しながら、ノードが、ECFP内の1つ又は複数の付加的なタイムスロットを要求することができる。CFPにおいて全てのデータフレームの送信に成功し、且ついずれのノードも付加的なGTS割当てを要求しなかった場合には、ECFPは必要とされない。
GACK2(グループ肯定応答2):このフレームはGACK1フレームと同様であり、ECFP内のどのフレームを受信するのに成功したかを示すビットマップを含む。また、そのフレームは、同じスーパーフレーム内で後続のECFPのために割り当てられる任意の新たなタイムスロットを示す。
ECAP240(拡張競合アクセス期間):この期間はCAPと同様であるが、スーパーフレーム内の時間が利用可能であることを条件(前提)とする。再送される場合には、その持続時間が、コーディネータによってGACK1又はGACK2において示される。ECAPは、競合に基づくチャネルアクセスを可能にするので、ノードが、データフレームを送信(又は再送)するために、次のスーパーフレームにおいて、GTS割当て要求を送信することに参加する(関係する)ことができる。
ECFP、GACK2、ECAPは合わせて、図3に示されるようなスーパーフレーム内に0又は1回以上出現する可能性のあるフィールドのグループ300を形成することが指摘される必要がある。このグループがそのように現れる度に、3つの構成要素、すなわちECFP、GACK2及びECAPのうちのいずれか1つ又は2つが存在し、又は存在しない可能性がある。
上記の送信は全て、次の周期の開始前に、すなわちスーパーフレームの終了前に完了しなければならない。
全てのスーパーフレームにおいて少なくともCAP又はCFPが送信されなければならないという条件で、全てのフィールドはオプションである。ビーコンは、そのスーパーフレームの開始直前にコーディネータによって送信され、CAP又はCFPが存在しないか否かを示す。CFPが存在する場合には、GACK1、ECFP及びGACK2の存在は、任意のGTS送信が失敗したか、及び/又は任意のノードが付加的なタイムスロットを要求したかという事実によって動的に決まる。ECAPの存在は、スーパーフレーム内の空き時間が利用可能であることによって決まる。
CAP、CFP、ECFP及びECAPのサイズは、1つのスーパーフレームと次のスーパーフレームとの間で異なり得るが、これらの期間は全て、等しいサイズのタイムスロットに分割される。これらの期間内のこれらのタイムスロットの全数及びスロットサイズは一定である。これらの構成パラメータのための値は、コーディネータが起動するときに設定される。
CAP又はCAP2内で行なわれるGTS割当て要求は、次のスーパーフレームにおいて割り当てられるタイムスロットに向けられる。その割当ては一時的で、或る特定の数のスーパーフレームに対してのみ有効にすることができるか、又は永続的にすることができる。すなわち、割り当てられたノードは、CFPにおいて、その同じGTSを永続的に使用することになる。ノードは、現在割り当てられているGTSの割当てを解除するために、後に要求を送信することができる。
ネットワーク展開シナリオ
MACスーパーフレームの構造を記述したので、本発明者らは、種々のシナリオにおいて、この構造を如何に実効的に使用するかを記述する。たとえば、ファクトリオートメーションの応用例は、極めて信頼性が高く、極めて待ち時間が少ない通信を必要とする。一方、工業プロセス自動化の応用例は、高い信頼性を要求するが、待ち時間に関する要件は緩和される。建物内の資産追跡、HVAC及び空気調和システム、並びに環境監視のような他の一般的な目的用途では、待ち時間及び信頼性に対する性能要件はそれほど厳しくはない。本発明者らのフレーム構造は、これらの全ての適用領域のための要件を満たすことができる。
クラスタ化無線センサネットワーク
極めて少ない待ち時間及び高い信頼性
ファクトリオートメーションにおける応用例は無線センサネットワークからの最も厳しい性能要件を有するので、シングルホップ無線通信しか十分に対応することができない。
図4に示されるように、無線センサネットワークがクラスタ400の集合(4つ)を含む場合があり、各クラスタは、クラスタヘッドと呼ばれる1つの中央親ノード401と、1組の無線リーフノード402とを有する。全てのクラスタヘッドは、アクセスポイントを通して、IEEE802.11xネットワーク等、イーサネット(登録商標)又は無線で高性能有線バックボーン410に接続される。クラスタヘッドは、バックボーンネットワークへのアクセスポイントとしての役割を果たすデュアルスタックデバイスとすることができる。本発明の実施形態によれば、リーフノードは、異なるクラスタ内の多数の親ノードを同時に有することができるようになる。
各クラスタ内の全ての無線ノードは、その指定された1つ又は複数のクラスタヘッドノードと、1ホップ無線通信を介して通信することができる。1つのクラスタが、そのクラスタ内のノードに対して指定されるか、又はそのクラスタ内のノードが利用可能である2つ以上のアクセスポイントを有することができることに留意されたい。それらのノードのうちの1つのノードだけがクラスタヘッドとしての役割を果たすことができる。
一方、センサノードは、2つ以上のクラスタヘッドに関連付けることができる。各アクセスポイントが、その関連するクラスタ内の全てのセンサノードからデータを収集し、おそらく受信したデータを総計し、それをバックボーンネットワーク上で転送する。各クラスタは、近隣にある他のクラスタから独立している星状ネットワークとすることができるか、全てのクラスタは、1つの論理無線ネットワークの一部とすることができ、それにより、単一のアドレス空間を共用することができる。さらに、全てのクラスタは、同じ周波数チャネル上で動作することができるか、又は全てのクラスタが、異なる周波数チャネルを用いて衝突を回避することができる。
第3の動作方法は、チャネル使用を分散するために、且つチャネル干渉に対してさらに大きな抵抗力を提供するために、全てのクラスタにおいて周波数チャネルホッピングを用いることである。その場合、全てのクラスタ内のノードは、ローカル(クラスタ内)チャネルホッピング系列、又はグローバルチャネルホッピング系列に従うことができる。チャネルホッピングは、タイムスロット毎に、又はフィールド(すなわち、CAP、CFP、ECFP、ECAPなど)毎に、或いはそれらを組み合わせて実施することができる。クラスタヘッドはスーパーフレームを所有し、そのクラスタに対するコーディネータとしての役割を果たし、一方、そのクラスタ内の他の全てのノードはコーディネータの子ノードとしての役割を果たす。
本発明のスーパーフレーム構造は、産業環境においてごく一般的である移動ノードを可能にする。たとえば、ノードは、組立ラインのステージ間を移動することができる。動き回るノードは、クラスタヘッドに接続解除要求を送信することによって、その現在のクラスタからの接続を解除する(又はログオフする)ことができる。そのノードは別のクラスタの送信範囲内に移動した後に、新たなクラスタのクラスタヘッドによって送信されるビーコンを待つ。
そのノードがビーコンを受信した後に、そのノードはローカルスーパーフレームと同期する。その後、そのノードはCAP又はECAPにおいて非同期通信フレームを送信することによって、クラスタヘッドに接続要求を送信しようと試みる。そのノードは、必要に応じて、複数回接続しようと試みることができる。そのノードは、そのクラスタに加わるときに、又は加わった後にGTS割当てを要求し、そのクラスタに、スーパーフレームの非競合CFPにおいてより確実にセンサデータを送信することができる。クラスタ間を動き回る間にさらに多くのデータを蓄積した場合には、そのノードは、付加的なタイムスロットを要求することもできる。
無線メッシュネットワーク
極めて高い信頼性
これらのネットワークはメッシュトポロジをとり、それぞれが自らのスーパーフレームを有する数多くのコーディネータノードを含むことができる。これらのノードは完全機能デバイス(FFD)と呼ばれることがあり、センサノードは、低減機能デバイスと呼ばれ、一般的にはネットワークトポロジ内のリーフノードである。コーディネータノードは、センサデータを収集するために、又はコマンドを送信するために、その子RFDノードと通信することができ、且つピア・ツー・ピア通信のために隣接するコーディネータノードと通信することができる。
それには、本明細書において記述されるようなスケジューリング機構を定義する必要がある。全てのFFDノードは、その子ノードとして、多数のRFD及びFFDノードを有することができる。メッシュ無線ネットワークは、一般的には、マルチホップ通信を可能にする。すなわち、データフレームが、ネットワーク内の複数のホップを介して、ソースノードから宛先ノードまで進むことができる。
全てのコーディネータ(すなわち、FFDノード)は、そのコーディネータが通信することができる隣接するFFDノードのスーパーフレームを知らなければならない。それは、効率的なピア・ツー・ピア通信を促進するために必要とされるだけでなく、隣接するFFDノードのアクティブ期間中にその通信における干渉を回避するか、又は最小限に抑えるためにも必要とされる。
図5に示されるように、本発明は、所定のアナウンスメントチャネル510においてビーコンタイムスロットを用いることによって、全てのFFDノードがそのビーコンBan501を周期的に送信する機構を用いる。これにより、FFDノードは、隣接するノードによって送信されるビーコンを監視し、受信できるようになる。さらに、アナウンスメントチャネルはいくつかの予約された管理タイムスロットM502を有することができ、それらのタイムスロットは、ネットワークに加わるノードによってビーコン−スロットを予約するか、又はネットワークから離れるノードによってビーコン−スロットを解放するためのアナウンスメントのような管理の目的のために用いることができる。さらに、アナウンスメントチャネル500は、以下に記述されるように、スーパーフレーム間隔503中に、データフレームを含むスーパーフレームの報知伝送(broadcast transmissions)を行うためにも用いることができる。
アナウンスメントサイクルの時間長は、ネットワークの種々の部分において異なることがある。このサイクルのための最小及び最大サイズは構成可能である。分散プロセスを用いて、タイムスロットが選択され、予約される。
アナウンスメントチャネルにおけるビーコンのスケジューリングは、本発明の焦点ではない。アナウンスメントチャネルは、ネットワークの構成又は再構成時に静的に選択される固定チャネルとすることができる。代替的には、干渉及び他の要因に起因する伝送品質が劣化するのを避けるために、アナウンスメントチャネルを周期的に、且つ体系的に変更することができる。簡単な手順でスーパーフレーム毎にアナウンスメントチャネルの変更を行い、良好なチャネルのリストから次のチャネルを選択することができる。このリストは、分散形態で構成し、更新することができる。
或るノードがアナウンスメントチャネル上でビーコンを送信した後に、2つの取り得る方法がある。
図6に示されるように、ビーコン、たとえばBの送信後に、FFDノードは、別のチャネル620上の別のノードからの送信と直に衝突しないように、別のチャネル610に直ちに切り替わり(600)、スーパーフレーム間隔503中に、そのスーパーフレーム601のアクティブ期間を開始する。このスーパーフレームは、ビーコンBのスーパーフレーム602よりも長いことにも留意されたい。
そのために、各ノードがそのスーパーフレームのために特定のチャネルを用いるか、又は複数のノードが1つのチャネルホッピング系列に従う。前者の場合、2つの隣接するノードが異なるチャネルを選択するのを確実にするために、チャネルが体系的に選択される。そのための1つの方法は、ビーコンスケジューリング過程中にチャネルを選択し、予約することである。
別の方法は、各ノードが未使用のチャネルを選択するだけの十分に長い時間にわたって隣接するノードを監視することである。別の方法は、良好な推測を用いてチャネルを選択し、その後、衝突が検出される場合には、それを変更することである。ネットワークがチャネルホッピングを可能にする場合には、FFDノードは、ビーコンを送信した直後に、チャネルホッピング系列に従うことによって、そのアクティブ期間を開始する。この系列は、隣接するノードがこのノード、すなわち、このスーパーフレームに関連付けられるノードとの通信に加わることができるように、予め特定され、隣接するノードに通知されなければならない。チャネルホッピングは、スーパーフレーム内のスロット毎又はスロットのグループ毎に(たとえば、CAP、CFP、ECFP及びECAPのようなフィールド毎に)行なうことができる。
上記の方式によれば、次のアナウンスメントサイクルの開始前に、全てのノードがその通信を終了する。しかしながら、この方式によれば、ノードは異なるサイズのスーパーフレームを有することができるようになる。たとえば、ビーコン−スロットBを用いるノードは、そのビーコンを送信するためにB2を用いるノードのスーパーフレームよりも長いスーパーフレームを有することができる。スーパーフレームが可変サイズであることによって、よりビジーなノード、たとえば、データ受信側に近いノードほど、チャネルアクセスのために長い時間を有するようになる。
図6は、1つの展開シナリオを示しており、FFDノードが、その割り当てられたビーコン−スロットにおいてビーコンを送信し、別のチャネル610に直ちに切り替わり(600)、そのスーパーフレームを開始する。ノードは、そのスーパーフレーム中にチャネルホッピングを用いることができる。また、いくつかのノードは、他のノードよりも長いスーパーフレームを有することができる。ビーコン−スロットB1においてビーコンを送信したノードは、B2、又はそれ以降においてスーパーフレームを送信した他のノードよりも長いスーパーフレームを有することができる。
他の取り得る方法では、図7に示されるように、全てのFFDノードが、ビーコンを送信した後に、全ての隣接するFFDノードがビーコンを送信するまで待つ。その後、異なるチャネル上で、全てのノードがそのスーパーフレームのアクティブ期間を同時に開始する。
これにより、全てのノードが、全ての隣接するノードから、そのノードが現在のスーパーフレーム間隔中に通信することができるスーパーフレームについての情報を得るために、ビーコンを受信できるようになる。全てのノードのスーパーフレームは、次のアナウンスメントサイクルの開始前に完了する。ノードが管理フレームを送信中でなければ、全てのノードは管理スロット502(M1〜M4)中にリスン(listen)する。同様に、全てのノードが、隣接するノードからのビーコン501をリスンする。全てのノードが、そのスーパーフレームを同時に開始する。各ノードは異なるチャネルを使用するか、又は1つのチャネルホッピング系列に従う。ピアノードは、CAP、CFP、ECEP又はECFPを用いることによって、所有者ノードと通信する。チャネル及びGTS割当てのための上位層の介入は、最小限に抑えられるか、又は不要である。
或るノードが隣接するノードからビーコンを受信できた後に、そのノードは、他のノードとピア・ツー・ピア通信を実行することができる。FFDノードは、自身のアクティブ期間中に自身の(おそらく休止状態の)子ノードと通信することもできる。ピアFFDノード又は子RFDノードは、CAP又はECAP中に、GTS割当て要求を送信することができる。
代替的には、或るノードが、CAP又はECAP中にデータフレームを所有者FFDノードに送信することに決めることができる。CAP又はECAPではチャネルアクセスにおいてCSMA/CAが用いられるので、衝突に起因して、送信が失敗する可能性がある。GTS割当て要求を送信するのに成功する場合には、受信側FFDノードが要求側ノードにGTSを割り当て、それを次のビーコンにおいてアナウンスすることができる。
アナウンスメントサイクルの時間長は、ネットワークの種々の部分において変動することがある。このサイクルのための最小及び最大サイズは構成可能である。分散プロセスを用いて、ビーコンタイムスロットが選択される。最初の数個のタイムスロットが管理メッセージ502及び報知のために用いられる。この時間中に、チャネルアクセスのためにCSMA/CAが用いられる。
図8はビーコン800のフィールド801〜812をそれぞれ示す。
フレーム制御801:IEEE802.15.4仕様書において定義される。
シーケンス番号802:送信されるビーコンのシリアル番号を示す。各ビーコンの送信後に1だけインクリメントされる。
PAN ID803:PANを特定する。
ソースID804:ビーコンを送信しているノードのアドレスを含む。
ビーコン時間間隔805:1つのノードによる連続したビーコン間の時間間隔を特定する。
スーパーフレーム時間間隔806:スーパーフレームのアクティブ期間の長さを特定する。このフィールドはビーコン時間間隔の長さ以下でなければならない。
タイムスロットサイズ807:スーパーフレーム内の各タイムスロットのミリ秒単位のサイズを特定する。スーパーフレーム時間間隔によって特定されるような、スーパーフレーム内のアクティブ期間の長さをタイムスロットサイズで割ることによって、スーパーフレーム内のタイムスロットの全数が与えられる。すなわち、IEEE802.15.4仕様書とは対照的に、スロット数は16に固定される。
チャネルインデックス808:スーパーフレーム中に通信するために従うべきホッピング系列を特定する。
利用可能仮想タイムスロット809:このフィールドは、スーパーフレーム内のタイムスロットの全数を特定する。このフィールドは、アクティブ期間がスーパーフレーム時間間隔パラメータによって特定される期間よりも延長された長さを有する場合にのみ用いられる。
GTSデバイスリスト810:CFP又はECFPにおいて保証タイムスロットを割り当てられたノードのリストを特定する。
GTSインデックス811:デバイスリスト内と同じ順序で、隣接するノードに対して割り当てられたGTSの境界を特定する。
GTS方向812:割り当てられたGTSが所有者コーディネータノードによってRxのために用いられることになるか、Taxのために用いられることになるかを特定する。
ビーコンペイロードデータ813。
このフレーム内の基本的なフィールドだけがここで列挙されている。しかしながら、必要であるときには、ビーコンにさらに多くのフィールドが含まれることができる。IEEE802.15.4標準規格ビーコンは、さらに利用することができるいくつかの他のフィールドも提供する。
図9は、以下のフィールド901〜901を含むGACKフレームを示す。
PAN ID901:送信側ノードのPANを認証する。
ソースID902:送信側ノードを認証する。
グループACKフラグ904:CFP又はECFP中にコーディネータノードによって受信されるGTSフレームの状態を指示するビットマップである。
CAPチャネルインデックス904:存在する場合には、後続のECAPにおいて従うべきホッピング系列を特定する。GACKフレームにECFPが後続する場合も、しない場合もある。さらに、ECFP又はGACKフレーム(ECFPが存在しない場合)にECAPが続く場合もある。ECAPが存在しない場合には、CAPチャネルインデックスフィールドは存在しない。ECAPが存在するが、CAPチャネルインデックスフィールドが見当たらない場合には、ビーコンにおいて特定されるホッピング系列に従うことになる。
EGTSデバイスリスト905:ECFPにおいてタイムスロットを割り当てられた隣接ノードを特定する。
EGTSインデックス906:デバイスリストフィールドにおいて従うのと同じ順序においてノードに割り当てられたタイムスロットを特定する。
EGTS方向907:割り当てられた各EGTS中にコーディネータがデータフレームを受信することになるか、送信することになるかを特定する。
以下の手順例は、ビーコン−スロットを得るために用いることができる。PANに加わる前に、ノードが、アナウンスメントサイクルのサイズを決定するだけの十分な時間にわたってネットワークを走査し、空きスロット又はそれ以外の利用可能なビーコンスロット501を決定する。そのノードは、データ通信するためにどのチャネルが良好であるかを決定し、その隣接ノードのそれぞれの隣接グループ(NG)を得る。
そのノードは、受信したNagsから拡張隣接グループ(ENG)を構成する。そのノードはENGにおいて利用可能な最も低い空きスロットを選択し、次のアナウンスメントサイクルの管理フレームにおいて、その選択されたスロットを送信する。また、そのノードは、そのスーパーフレームのために使用することになるチャネルも宣言する。
ここで、図10は、ビーコン−スロット要求フレーム1000の構造を示し、それは、その意図をアナウンスして、そのビーコンを送信するためのアナウンスメントサイクルにおける特定のビーコンタイムスロットを予約し、使用するためにノードによって用いられる。そのフレームは以下のものを含む。
PAN及び送信側ノードを認証するためのPAN ID1001及びソースID1002;
ビーコン−スロットID1003は、アナウンス側ノードがそのビーコンのために占有することを意図するスロット番号Biを特定する;
アナウンスメントカウントは、ビーコンBのためのアナウンスメントが既に何回行なわれているかを示す。ノードがビーコンBを使用し始める前に、そのノードは「k」回アナウンスメントを行なうように要求される場合がある。ただし、k≧1である。kの値は構成パラメータとすることができる。
再試行カウントは、このノードによって他のビーコン−スロットの試行に何回失敗したかを特定する。ノードが何からの理由でビーコンタイムスロットB501を予約し損ねた後に、そのノードは、そのアナウンスメントフレームにおいて再試行カウントをインクリメントしながら、別のビーコンタイムスロットを予約しようと試みる。
上記の2つのカウンタのうちの一方又は両方を用いて、競合時に他方のノードよりも一方のノードを優先させることができる。
「アナウンス側」ノードは、そのアナウンスメントを行なった後に、現在のアナウンスメントサイクルにおける残りの管理スロット及び全てのビーコンフレームをリスン(listen)する。
図11は、別のノードNによって送信されるビーコン−スロット要求フレームに応答して、ノードNによって送信されるビーコン−スロット応答フレーム1100のフレーム構造を示す。そのフレームは、ビーコン−スロット要求フレームにおいて特定されるような、ノードNがビーコン−スロットを予約しようとする試みが、そのネットワークに対して問題を引き起こす原因になることを示すために用いられる。このフレームは、管理スロットM中に送信される。そのフレームは以下のものを含む。
PAN及び送信側ノードを認証するためのPAN ID1101及びソースID1102;
ターゲットID1103は、ビーコン−スロット要求フレームを事前に送信したノードのアドレスである。
ビーコン_スロットID104はアナウンス側ノードがそのビーコンのために予約する意図があるスロット番号Bを特定する。
エラーコード1105は、要求されるビーコン−スロットを占有することが問題を引き起こすことになる理由を特定する。
ノードがビーコン−スロット要求フレームにおける問題を確認する場合には、そのノードは、その問題をアナウンス側ノードに通知するための2つのオプションを有する。1つは、上記のようなビーコン−スロット応答フレームを使用することである。もう一つのオプションは、そのビーコンフレームを用いて、アナウンス側ノードにエラーコードを搬送することである。ビーコンフレーム800のビーコンペイロードフィールド813に、ターゲットID、ビーコン−スロットID及びエラーコードを入れることができる。
図12は、ノード間の同期を示す。任意のエリア内で全てのビーコン−スロットを使用できるとは限らないことに留意されたい。ノードは、いくつかのビーコン−スロット中にアクティブを観測することが一切できない。たとえば、スロットBにおいてそのビーコンを送信するノードは、ビーコン−スロットBにおいてのみ無線アクティブを観測する。Bスロットにおいてそのビーコンを送信するノードは、B及びBにおいてのみ、他のノードからビーコンを受信する。同様に、Bビーコン−スロットにおいてそのビーコンを送信するノードは、スロットB、B及びBにおいてのみ、ビーコンを受信する。このことにより、ノードが互いの無線範囲外にある場合には、ビーコン−スロットを異なるノードによって同時に使用できるようになる。
本発明が或る特定の好ましい実施形態を参照しながら説明されてきたが、本発明の精神及び範囲内で種々の他の改変及び変更を行なうことができることは理解されたい。それゆえ、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲に入るような全ての変形及び変更を包含することである。

Claims (23)

  1. 複数のノードを含む無線ネットワークにおいて通信するための方法であって、
    通信スケジュールの各周期的アナウンスメントサイクルを1組の管理タイムスロット、1組のビーコンタイムスロット及び1組のスーパーフレームタイムスロットを含む1組のタイムスロットに分割すること、
    前記管理スロット中に管理フレームを報知することであって、該管理フレームはビーコンを規定する、報知すること、
    前記ビーコン−スロット中に前記ビーコンを報知することであって、該ビーコンはスーパーフレームを特定する、報知すること、及び
    前記スーパーフレームタイムスロット中に前記スーパーフレームを送信すること
    を含む、方法。
  2. 前記ネットワークは複数の星状ネットワークを含み、各星状ネットワークは1つの中央親ノードと、複数のリーフノードとを含み、前記中央ノードは有線バックボーンである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記リーフノードはセンサを含み、前記中央ノードは該センサによって収集されるデータを総計する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信することは、周波数チャネルホッピングを用いる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ネットワークは移動ノードを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記報知すること、及び前記送信することは、アナウンスメントチャネルを用いる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記送信することは、前記アナウンスメントチャネルとは異なるチャネルを用いる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アナウンスメントサイクルの時間長は前記ネットワークの種々の部分において変動可能である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記タイムスロットは分散プロセスを用いて選択され、予約される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記アナウンスメントサイクルの時間長は動的に変動する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ノードは前記アナウンスメントサイクルの最後のビーコンタイムスロット後に同時に前記スーパーフレームを送信し始め、前記ノードは異なるチャネルを用いるか、又はチャネルホッピング系列を用いる、請求項1に記載の方法。
  12. 前記スーパーフレームは異なるサイズを有する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ビーコンは、スーパーフレームタイムスロットのサイズを特定するためのフィールドを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ビーコンは、前記スーパーフレームのためのチャネルインデックスを特定するためのフィールドを含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記ビーコンはビーコンペイロードデータのためのフィールドを含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記管理フレームはビーコン−スロット要求を含み、該ビーコン−スロット要求は、特定のビーコンタイムスロットを予約し、使用しようとする意図をアナウンスするために特定のノードによって用いられる、請求項1に記載の方法。
  17. 前記管理フレームはビーコン−スロット応答フレームを含み、該ビーコン−スロット応答フレームは、前記使用し、予約しようとする意図が前記ネットワークに対して問題を引き起こす原因となることを示すために用いられる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記スーパーフレームタイムスロットは、GTSフレームを送信するための保証タイムスロット(GTS)を含み、該GTSフレームは付加的なデータフレームを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 特定のリーフノードが複数の中央親ノードを同時に有する、請求項2に記載の方法。
  20. 前記スーパーフレームは、前記スーパーフレームが受信された直後に肯定応答されるべきであるか否かの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記ネットワークは、複数のホップを介して前記ノードと通信するためのメッシュトポロジを有する、請求項1に記載の方法。
  22. 前記ネットワークの資源は分散形態で割り当てられる、請求項1に記載の方法。
  23. 前記資源は時間及び周波数を含む、請求項22に記載の方法。
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