JP2011514594A - データ・センタ、データ・センタのための可変流コンピュータ冷却システム、および動作方法 - Google Patents

データ・センタ、データ・センタのための可変流コンピュータ冷却システム、および動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 補助機器のために必要な電力が低減され炭素排出が削減されたデータ・センタを提供する。
【解決手段】 本明細書において開示されるのは、複数の液体冷却コンピュータ・システムを有するデータ・センタである。このコンピュータ・システムの各々はプロセッサを含み、これは、このプロセッサの直接液体冷却を行うことができるコールド・プレートに結合されている。コールド・プレートは、更に、プロセッサの異なる部分に適合された冷却材流を供給するように配置され、これによって、より高い温度の領域が、より大きい冷却材流量を受けるようになっている。流量は、異なるアクティビティ・レベルを反映するように可変に調節される。コンピュータ・システムから出る冷却材温度を最大とすることによって、システムは、周囲空気の自由冷却温度を利用し、冷却機の必要をなくすことができる。更に、地域暖房システムに結合されたデータ・センタが提供され、コンピュータ・システムから抽出された熱を用いて、炭素排出を相殺し、データ・センタの所有権の全コストを削減する。
【選択図】 図1

Description

本開示は、液体冷却されたコンピュータを有するデータ・センタに関し、具体的には、所望のプロセッサ・チップ温度を維持しながら冷却材出力温度を最大とする冷却システムを有するデータ・センタに関する。
データ・センタは、多数のコンピュータ・システムを収容する設備である。これらのコンピュータ・システムは、ユーザにコンピュータ処理サービスを提供するように配列されている。典型的に、コンピュータ・システムは、個々のコンピュータをユーザおよび他のコンピュータに電気的に接続するラック内に配列されている。標準的なサイズのラックは、40から80までのコンピュータ・システムを収容することができる。コンピュータ・システムは、1つ以上のプロセッサ、マイクロ・コントローラ、半導体、メモリ・デバイス等を含む多数のコンポーネントを含む場合がある。各データ・センタは、同時に動作するコンピュータ・システムの多数のラックを有することができる。
動作中、コンピュータ・システムは著しい量の熱エネルギーを発生する。典型的に、各コンピュータ・システムは、200Wから250Wのオーダーの熱を発生する場合がある。一般に、CMOSベースの半導体等の半導体は、より低温で動作させた場合に性能が高速となると共に電力利用が低減する。従って、信頼性および性能の理由のために、データ・センタは、コンピュータ・システムが発生する熱を放散させるための大規模な冷却システムを含む。更に、ラックは通常、冷却および空気調整によって適正な環境条件を維持する特別設計の部屋の中に配置される。コンピュータ・システムの冷却は、コンピュータ・システムを覆うように冷たい調整した空気を移動させることによって達成される。次いで、この空気を部屋から除去し、後で用いるために再調整する。データ・センタのための冷却システムは、多数のコンポーネントを含む場合がある。これらのコンポーネントには、1つ以上の冷却機、加湿器、空調コンプレッサ、コンデンサ、ファン、およびポンプが含まれる。
データ・センタは、費用対効果の高いコンピューティング機構と考えられる。なぜなら、多数のユーザ間で共用されるデータ・センタ内のコンピュータ・センタは、25%のオーダーという著しく高い利用率を有するからである。この利用は、典型的に1から3%の利用率を有する分散型パーソナル・コンピュータおよびサーバよりもはるかに高い。しかしながら、典型的なデータ・センタは、電気的効率がわずか30%である。なぜなら、データ・センタが用いる電力の残りの70%は、動作のために必要な補助機器によって消費されるからである。データ・センタにおいて用いられるコンピュータ・システムは高速で動作し続けるので、対応して生成される熱エネルギーも大きくなる。従って、データ・センタの動作のために必要な冷却システムおよび出力調整によって、データ・センタが用いる電力のますます大きな部分が消費し続けられることになる。
データ・センタにおいて用いられる冷却システムは、最高限度または最悪の場合の状況下で実行するようなサイズになっている。典型的に、データ・センタは、10%未満の時間だけ最大動作条件において動作する。従って、大部分の時間は、冷却システムは充分に利用されないが、それでも大量の電力を消費している。冷却システムのサイズは、例えばプロセッサ等のコンピュータ・システム・コンポーネントと空気との間の熱抵抗によって、更に複雑化する。適切な性能を与えるために、冷却システムは、コンピュータ・プロセッサと冷却空気との間で60℃の温度勾配(temperature gradient)を与えるように空気を冷却する必要がある。従って、データ・センタがコンピュータ・プロセッサを75℃と85℃との間で動作させたい場合には、冷却システムは最大25℃で空気を供給する必要がある。データ・センタ内での空気流通が非効率的であるため、調整システムのための動作点は、通常、著しく低くする必要がある。
既存のデータ・センタ冷却システムが複雑なものである結果として、データ・センタは相当な電力要件を有する。最近の研究では、小さいデータ・センタからの無駄なエネルギーは、1年当たりほぼ3250MWhの化石燃料および630トンの二酸化炭素と同等であると見積もられている。温室効果ガスの排出削減に役立てるために結ばれた条約を考慮して、いくつかの国は、一酸化炭素を排出する生産者に対する課税方式を導入している。これらの税金は、二酸化炭素1トン当たり85ドルという高額に及ぶ場合がある。従って、排出に対する課税は、データ・センタの経済的な存立可能性に対して大きな影響を与える恐れがある。
データ・センタのための既存の冷却システムは、それらが意図する目的について適切なものであるが、補助機器のために必要な電力が低減されると共に炭素排出が削減されるかまたはゼロになったデータ・センタを有することは望ましい。
複数のコンピュータ・システムを有するデータ・センタが提供される。コンピュータ・システムの各々は、少なくとも1つのプロセッサと、複数の電気コンポーネントと、パワー・エレクトロニクス素子と、を有する。複数のコンピュータ・システムに関連付けられたプロセッサの各々に、液体冷却ループが流体的に結合されている。液体冷却ループは、液体冷却材を含む。液体冷却ループに第1の複数の冷却材制御デバイスが結合されており、第1の複数の冷却材制御デバイスの各々は、プロセッサに関連付けられるとともに、プロセッサに対する冷却材の流れを制御するように配置されている。更に、液体冷却ループには熱交換器が結合されている。
また、第1の側および第2の側を有するプロセッサを有するコンピュータ・システムも提供される。プロセッサには電子コンポーネント群が電気的に結合されている。プロセッサおよび電子コンポーネント群に電力を供給するように、パワー・コンバータが電気的に結合されている。プロセッサ、電子コンポーネント群、およびパワー・コンバータに、液体冷却ループが熱的に結合されている。コールド・プレートが、プロセッサに熱的に結合され、液体冷却ループに流体的に結合されている。コールド・プレートは、第1の直径を有する第1の複数のノズルおよび第2の直径を有する第2の複数のノズルを含む。第1の複数のノズルおよび第2の複数のノズルは、プロセッサの第1の側を液体冷却ループに直接流体的に結合する。
また、コンピュータ冷却システムを動作させる方法も提供される。この方法は、プロセッサの電力マップを求めるステップを含み、この電力マップは、第1の熱束の第1の部分および第2の熱束の第2の部分を含む。第1の流量および第3の温度で、冷却材を第1の部分に流す。また、第2の流量および第3の温度で、冷却材を第2の部分に流す。次いで、冷却材をプロセッサにより第4の温度に加熱する。次いで、冷却材を第4の温度でメモリ・コンポーネントに流す。次いで、冷却材をメモリ・コンポーネントにより第5の温度に加熱する。次いで、冷却材を第5の温度でパワー・コンバータおよび他の電子コンポーネントに流す。最後に、冷却材をパラー・コンバータおよび他の電子コンポーネントにより第6の温度に加熱する。
例示的な実施形態のデータ・センタの概略図である。 図1のデータ・センタにおいて用いられる液体冷却プロセッサの側面図である。 図1のデータ・センタにおいて用いられる液体冷却プロセッサの側面図である。 図2および図3のプロセッサと共に用いられるコールド・プレートの斜視図である。 図2および図3のプロセッサのための電力マップの図である。 図2および図3のプロセッサと共に用いられる例示的な実施形態のコールド・プレート底面図である。 図2および図3の液体冷却プロセッサの一実施形態の概略図である。 図2および図3のプロセッサを通る冷却材流の一実施形態の概略図である。 図2および図3のプロセッサを通る冷却材流の代替的な実施形態の概略図である。 伝導ヒート・コレクタを用いたコンピュータ・システム冷却システムの側面図である。 コンプライアントな(compliant)ヒート・コレクタを用いた代替的な実施形態のコンピュータ冷却システムの側面図である。 液体冷却伝導コレクタを用いた別の代替的な実施形態のコンピュータ冷却システムの側面図である。 冷却の相対コスト対冷却材温度を示すグラフである。 全炭素排出を最小限に抑えるように地域暖房システムに結合されたデータ・センタの概略図である。
本発明を記載する文脈において(特に以下の特許請求の範囲の文脈において)、「1つの(a)(an)」および「その(the)」および同様の参照の使用は、本明細書において特に指示しない限り、または文脈によって明らかに否定されない限り、単数形および複数形の双方を包含すると解釈されるものである。ある量と関連付けて用いられる「約」という修飾語は、言及した値を含み、文脈によって決定する意味を有する(例えば、これは、特定量の測定に関連した誤差の程度を含む)。本明細書において開示する全ての範囲は、終点を含み、終点は相互に独立して組み合わせることができる。
ここで図1を参照すると、データ・センタ20の例示的な図が示されている。データ・センタ20は、コンピュータ処理サービスを提供するように配列された複数のコンピュータ・システム22を含む。コンピュータ・システムの各々は、1つ以上のプロセッサ24と、例えば、コンピュータ・データ・センタ・システムにおいて一般に用いられるランダム・アクセス・メモリまたは読み取り専用メモリ等の関連付けられた電子コンポーネント26と、を含む。各コンピュータ・システム22は更に、パワー・エレクトロニクス・モジュール28を含み、これは、コンピュータ・システム22が必要とする電気的特徴を有するように入力電力を調整するdc−dc電力コンバータ等のコンポーネントを提供する。
図1には4つのみのコンピュータ・システム22が図示されているが、データ・センタ20は、例えば100個までのラックを有し、各ラック内に40のコンピュータ・システム22を収容する等、いかなる数のコンピュータ・システム22も有することができることは認められよう。更に、本明細書における記述では単一のプロセッサを示すが、コンピュータ・システム22は多数のプロセッサを含むことができる。また、コンピュータ・システム22は、多チップ・モジュール(「MCM:multiple chip module」)を含む場合がある。MCMは、多数の集積回路を含む電子パッケージであり、これらの集積回路は、システムが単一の集積回路として動作することができるように共にパッケージ化されている。
以下で更に詳細に論じるが、コンピュータ・システム22の各々は、液体冷却システム30に結合されている。冷却システム30は、例えば水、グリコール、または水およびグリコールの混合物のような液体冷却材を、コンピュータ・システム22の各々へと運ぶ。一実施形態においては、冷却システム30は、コンピュータ・システム22内に入り、プロセッサ24のコンポーネントを最初に冷却する。プロセッサ24を冷却した後、メモリ・チップ26が冷却される。最後に、DC−DCコンバータ28を含む他の電子コンポーネントが冷却される。この実施形態では、熱の変動に対する許容度が最も低いコンポーネント(例えばプロセッサ・チップ)を最初に冷却し、熱の変動に対する許容度が最も高いコンポーネント(例えば電力コンバータ)を最後に冷却する。このように、冷却システム30は、各コンピュータ・システム22からの冷却材の出力温度を最大とするようなサイズになっている。これは、冷却システム30の効率を高めるのに有利であり、発生した熱エネルギーを更に利用する機会を提供する。冷却材の最大の温度を保証するために、各コンピュータ・システムの出口において制御可能バルブ(126)を用い、コンピュータ・システムがオフに切り替えられた場合はこれを閉じ、コンピュータ・システムが全出力で動作する場合はこれを完全に開く。
冷却ループは、更に、冷却材によって吸収された熱エネルギーを除去するための手段を提供する熱交換器32を含む。以下で更に詳細に論じるが、液体冷却システム30を用いることによって、冷却材とプロセッサ24との間の熱勾配を小さくすることができる。この熱勾配の低減によって、二次的な冷却を行う必要がなくなり、周囲空気を用いて熱エネルギーを除去することができる。熱交換器32は単一のコンポーネントとして図示するが、これは、限定ではないが例えばルーフ・クーラ、パッシブ・ラジエータ、冷却塔、または管形熱交換器等のいくつかのデバイスから成るものとすることも可能であることは認められよう。
図2および図3に、例示的な実施形態の液体冷却プロセッサ24が図示されている。この実施形態において、プロセッサ・チップ34は第1の面40および第2の面42を有する。第1の面40は、コールド・プレート36と接触し、熱的に連通している。コールド・プレート36は、図2および図3において、直接プロセッサ・チップ裏面コールド・プレート(direct processor chip backsidecold plate)として図示されている。図2に示すように、プロセッサ・チップ34とプロセッサ・チップ・キャップ47との間に熱インタフェース51を配置可能であることは、当業者には既知である。あるいは、図3に示すように、2つの熱インタフェース49、51を用いることも可能である。図3の実施形態においては、コールド・プレート36とプロセッサ・チップ・キャップ47との間に、第1の熱インタフェース49が配置されている。プロセッサ・チップ34とプロセッサ・チップ・キャップ47との間に、第2の熱インタフェース51が配置されている。プロセッサ・チップ34の第2の側またはアクティブ側42は、複数のはんだボール44によって、パッケージ基板38から横方向に離間している。コールド・プレート36と基板パッケージ38との間に、プロセッサ・チップ34に隣接して、スペーサ46が位置付けられている。また、図2および図3に示すものと同様のコールド・プレート機構を、メモリ・チップ26およびパワー・エレクトロニクス・コンポーネント28を冷却するために用いることも可能である。
コールド・プレート36は、液体冷却システム30から冷却材を受け取るように流体的に結合された入口48を含む。冷却材は、コールド・プレート36内に入り、内側部分50に分散する。内側部分50によって、冷却材は流れることができ、プロセッサ・チップ34の第1の側40が冷却される。図4に示すように、コールド・プレート36は、コールド・プレート36の上面上に任意に位置付けられる多数の入口48を含むことができる。また、内側部分50は、熱エネルギーの移動および冷却材の均一な分散を助けるためのフィンまたは仕切り部分を任意に含むことができる。
ここで図2から図7を参照して、プロセッサ・チップ34の液体冷却について説明する。プロセッサ・チップ34は動作中に熱を発生し、この熱は放散させる必要がある。プロセッサ・チップ34は、約65℃から85℃の温度に維持することが望ましい。熱循環は半導体およびそれらの関連する電気的接続に損傷を与える恐れがあるので、チップを一定の温度近くに維持することが更に望ましい。以下で論じるように、プロセッサ・チップ34と冷却材との間の熱抵抗が低いので、プロセッサ・チップ34に対する冷却材の直接可変流衝突により、チップ上の異なる位置間の熱勾配は3℃未満のレベルまで低減する。チップと冷却水との間の熱勾配は小さいので、コンピュータ・システム22がシャットダウンされた場合であっても、冷却システム30によってコンピュータ・システム22をほぼ一定の温度に維持することができる。更に、熱勾配を小さく維持することによって、プロセッサおよび他の電子コンポーネントの熱循環が最小限に抑えられ、信頼性が向上する。
プロセッサ・チップ34の温度を一定かつ均一に保持するための努力は、プロセッサ・チップ34の特徴によって妨げられる。動作中、プロセッサ・チップ34は局所的なホット・スポット54を生じる。図5に、均一な熱除去における、例示的な負荷についての温度プロファイルを示すプロセッサ・チップの電力マップを示す。図示した勾配線は、温度のトポグラフィ曲線を表す。これらの局所的なホット・スポット54により、プロセッサ・チップ34の動作は更に複雑になる。なぜなら、プロセッサ・チップ34は、温度によって異なる速度で動作するトランジスタ(図示せず)を含むからである。異なる速度で動作するトランジスタを有することによって、プロセッサ・チップ34は通常、動作を適正に実行するために同期ステップを行わなければならない。
例示的な実施形態においては、コールド・プレート36は、複数の冷却材ノズル52を含む。これらのノズルは、内側部分からプロセッサ・チップ第1の側40まで冷却材を誘導し、内側部分50へと流体を戻す。冷却システム30の効率を高め、プロセッサ・チップ34全体の温度差を最小限に抑えるために、ノズル52は、第1の直径を有する第1の複数のノズル54および第2の直径を有する第2の複数のノズル56を含む。第2の複数のノズル56の直径は、第1の複数のノズル54のものよりも大きく、冷却材の流量を大きくすることができる。例示的な実施形態では、ノズル52、56を、0.1mmから0.5mmだけ離間させる。一般に、プロセッサ・チップ34の厚さが小さくなると、ノズル間の距離も小さくならなければならない。
図6に示すように、第2の複数のノズル56は、プロセッサ・チップ34上のホット・スポット54に隣接して位置付けられるように、コールド・プレート36に配置されている。コールド・プレート36は、冷却材制御デバイスとして機能し、第2の複数のノズル56をホット・スポット54の領域に配置することによって、高いレベルの熱束を放散することができる。このため、より均一な接合温度を達成することができる。一定の冷却材流量を用いた場合(例えば全てのノズルが同一の直径を有する)、プロセッサ・チップ34を冷却するために、1.64 1/minの冷却材流量が必要であった。異なるノズル直径を用いてホット・スポット56の位置で流量を増大させることによって、冷却材の流量は、同等のレベルの冷却について0.20 1/minに低減した。更に、ノズルを出る冷却材間の勾配が小さかったので、入口48と出口58との間の冷却材の温度上昇は、1.0℃から8.1℃に上昇した。
図7に、代替的な実施形態のノズル機構を示す。この実施形態において、ノズルは、入口ノズルおよび戻りノズルを有する階層マニホルドに配列されている。冷却材は、入口60を介して内側部分50から出て、ここで二次的な入口62、64、68に分かれる。これらの入口62、64、68は異なる直径を有するので、各二次的入口を介した流量が異なることになる。二次的入口62、64、68の各々は、流れをノズル70、72、74に更に分け、これらによって冷却材はプロセッサ・チップ34の第1の側40に向かう。1組の戻りチャネル78、80、82が、加熱された冷却材を二次的戻りチャネル84、86、88に、更に出口90へと戻し、これによって加熱された冷却材は内側部分50に戻される。
最も大きい流量V2を有するノズル74をホット・スポット56に対して配置することによって、ノズル74からの冷却材は、他のノズル72、78が冷却するもっと小さい熱束領域よりも大きい熱移動Q2を提供する。流量をV2>V3>V1のように配置することによって、Q2>Q3>Q1であっても各接合温度が同様となることは認められよう。更に、流量が異なるので、各二次的戻りチャネル84、86、88を出る冷却材間の温度差が小さくなり、エクセルギー(exergy)効率が向上する。
図8から図9に、異なる流量を有することの効果を更に示す。これらの図は、Q3>Q2>Q1である場合のプロセッサ・チップ34の表面上の温度勾配を概略的に示す。冷却材の流量の各レベルはV3>V2>V1である。大きい流量は、高い予想負荷条件を有する静的領域に誘導される。この配置の結果、より大きい流量V3は、より大きい熱エネルギーを吸収するが、冷却材の既存の温度は、より小さい流量V1に近いかまたはこれと同一のままである。換言すると、冷却材容量の単位当たりの熱移動は、プロセッサ・チップ34の表面全体で同一のままである。
図9は、アクティブまたはパッシブ比例バルブ92、94、96を利用した異なる実施形態を示す。比例バルブの使用によって、プロセッサ・チップ34に対する冷却材の流量を動的に変更することができる。従って、負荷条件が変化し、プロセッサ・チップ34の異なる領域がアクティブになると、それに対応して冷却材の流量を変更することができる。流量の変更は、多数の方法で達成することができる。例えば、冷却システムにおけるコントローラが1組の電力マップを含み、予想動作条件のもとでの温度勾配および局所的ホット・スポットを示すことができる。コントローラがプロセッサ・チップ34の動作の変化を検出すると、コントローラは、新しい負荷条件に関連した電力マップを用いる。例示的な実施形態においては、コントローラは、プロセッサ・チップ34の温度分布および所望の冷却材流量のデータを与える少なくとも100の電力マップを含む。代替的な実施形態では、コントローラは、ピーク負荷性能に対して1つおよびオフ・ピーク性能に対して1つの2つの電力マップを含む。
プロセッサ・チップ34に対する冷却材の流量を可変とすることによって、必要な冷却材の流量が小さくなる。これは、コンピュータ・システム22およびデータ・センタ20の動作において有利である。流量が小さくなると、ポンプ出力が節約され、エクセルギーが保存され、より均一なチップ温度が可能となる。認められるように、チップ温度がより均一になると、プロセッサ・チップの熱循環が低減し、プロセッサ・チップ34のトランジスタ間の速度差が最小限に抑えられる。例示的な実施形態においては、プロセッサ・チップ34の温度は、+/−3℃の一定の温度に維持される。これは、供給電圧の低下、および、指数的な温度依存性を有する漏れ電流の低減を可能とすることにおいて、更に有利である。
プロセッサ24に加えて、コンピュータ・システム22内の他のコンポーネントも、発生した熱を放散させるために冷却する必要がある。これらのコンポーネントの1つは、プロセッサ24の動作をサポートする補助電気コンポーネント・グループ26である。一般に、補助電気コンポーネント26の接合温度限界は、プロセッサ24のものよりも高く、より小さい熱束を有する。例えば、プロセッサは85℃において300W/cm2までの局所熱束を有するが、DC−DCコンバータは、20W/cm2において最大温度は115℃である。これらの熱特徴を利用することによって、冷却システム30は、コンピュータ・システム22からの出力冷却材温度を最大限にするように連続的に熱エネルギーを除去するように配置することができる。
図10に、コンピュータ・システム22内の熱冷却ループ92の一実施形態を示す。この実施形態においては、プロセッサ34が、上述した冷却システム30によって液体冷却される。プロセッサ・チップ34とは反対側で、コールド・プレート36に伝導コレクタ94が結合されている。伝導コレクタは、熱的に伝導性の金属等、いかなる適切な材料とすることも可能である。伝導コレクタ94は、補助電気コンポーネント98上のヒート・シンクと熱的に連通して結合された第2の部分96を有する。伝導コレクタ94は、更に、別の補助電気コンポーネント104上のヒート・シンク102に結合された第3の部分100を有する。コールド・プレート36と伝導コレクタ94との間に、熱グリース等の任意の熱インタフェース材料106を配置することができる。
伝導コレクタ94は、コールド・プレート36と接触しているため、補助電気コンポーネント98、104からコールド・プレート36に熱エネルギーを移動させる。伝導コレクタ94は、プロセッサ・チップ34の液体冷却よりも効率が低いので、冷却プレート36の裏面への熱移動は、冷却プレートとプロセッサ・チップとの間のものよりも小さい。この機構によって、プロセッサ・チップ34を一定の温度に維持しながら、補助電気コンポーネント26に対する適切な冷却を行うことができる。図10は、伝導コレクタ94を2つの補助コンポーネント98、104に結合されているものとして図示するが、この実施形態はそのように限定されず、伝導コレクタは冷却を必要とする全ての補助電気コンポーネントと熱的に連通するように拡張可能であることは認められよう。
図11に、代替的な実施形態の熱冷却ループ92を示す。この実施形態では、伝導コレクタ94が、上述したコールド・プレート36に結合されて、熱的に連通している。伝導コレクタ94は、プロセッサ24および電気コンポーネント26が搭載された基板108の平面に対して平行に平面的に構成されている。伝導コレクタの下側から延出しているのは、コンプライアントなヒート・コレクタ110である。ヒート・コレクタ110は、電気コンポーネント112の各々に熱的に連通するように延出する。ヒート・コレクタ110は、コンポーネントの異なる表面高に適合することができると共に電気コンポーネント112から伝導コレクタ94まで熱エネルギーを伝導することができる、例えば金属フィン、金属発泡樹脂製品、またはばねを含むいずれかの適切な材料とすれば良い。ヒート・コレクタ110を伝導コレクタ94に結合して、実用性および保守性を容易にすることが可能であることは認められよう。
図12は、別の代替的な実施形態の熱冷却ループ92を示す。この実施形態では、伝導コレクタ94およびヒート・コレクタ110が、図11を参照して上述したように配置されている。冷却システム30は、プロセッサ24を越えて、ヒート・コレクタ110に接触し熱的に連通するように延出する。そして、液体冷却材は、伝導コレクタ94を流れて戻り、出口114を介して出る。液体冷却システム30をヒート・コレクタ110内に延出させることによって、電気コンポーネントから冷却材に対する熱抵抗は小さくなり、これによって冷却材温度が高くなる。
図1および図12に示した実施形態は、プロセッサ24および電気コンポーネント26の連続的な冷却を行う。図1に示すように、次いで冷却材システム30はパワー・エレクトロニクス素子28と熱的に連通する。この連続的な機構によって、コンピュータ・システム22の効率的な冷却が可能となると共に、冷却材に望ましい出口温度が与えられる。例示的な実施形態においては、冷却材は、プロセッサ・チップ34の接合温度よりも28℃低い温度で、このコンピュータ・システム22内に入る。従って、接合温度が80℃であることが望ましい場合、冷却材は57℃で入れば良い。この結果、冷却材は、プロセッサ24、電気コンポーネント26、およびパワー・エレクトロニクス素子28から熱エネルギーを吸収した後、プロセッサがアイドルである場合には57℃の出口温度を有し、プロセッサ24が全出力で動作する場合には65℃の出口温度を有する。低い冷却材出力温度を避けるため、プロセッサがオフに切り替えられた場合または最大限に抑制された場合、バルブによって流量を激減させる。自由冷却温度としても知られる平均周囲温度は30℃未満であるので、冷却材からの熱エネルギーは、例えばルーフ・クーラ等のクーラを用いて除去することができ、従来技術によって必要であった冷却機は除くことができる。図13に示すように、自由冷却温度は、北極の気候における約17℃と赤道上の気候における33℃との間で変動する。このため、例示的な実施形態における冷却材の出口温度は、実質的にいかなる環境においても冷却機なしで冷却することができる。暑い季節中および日中のピーク温度は図13に与えた平均値よりも高い可能性があるが、57℃という冷却材出力温度によって、55℃という例外的な周囲温度における自由冷却も可能となる。
自由冷却温度とコンピュータ・システムからの冷却材の出力温度とのこの温度差によって、以前は無駄な熱であったエネルギーを更に利用する機会が得られる。従来技術のデータ・センタ冷却システムにおいては、発生した熱の使用は、商業的な見地から説得力のあるものではなかった。なぜなら、空気冷却システムの出力流体温度は、プロセスまたは住宅用暖房に用いるために充分な品質ではなかったからである(例えば流体温度が低すぎた)。典型的に、従来技術のシステムは、無駄な熱の温度を有用な温度まで上昇させるために、例えば熱ポンプ等の補助デバイスを必要とした。従来技術におけるこの追加の必要な電気エネルギーが、その効率および商業的な実行可能性を低下させた。しかしながら、冷却材間の温度差が20℃または自由冷却温度よりも高い場合、追加の電気エネルギーの必要なく、発生した熱を捕獲して更に利用することができる。
大都市領域において、中央ボイラー・システムを用いて周囲領域における多数の設備または住居のための熱を発生させることは、珍しいことではない。この暖房システムは、地域暖房またはテレヒーティング(teleheating)と呼ばれることがある。絶縁パイプを介して温水を移送し、この温水を購入する加入者の建物まで送る。中央位置から暖房目的で温水を購入することは、分散型暖房機構よりも、エネルギー源の効率が高く、利用が大規模になることは認められよう。以下で論じるように、中央熱源の使用によって、炭素排出を相殺する機会も提供される。
図14に、プロセス・ヒートとしての再利用、商業用暖房、または住居用暖房のために、データ・センタ20から熱を捕獲するための例示的な実施形態のシステムを示す。この実施形態では、データ・センタ20は複数のコンピュータ・システム22を含み、これらは、プロセッサ24、電気コンポーネント26、およびパワー・エレクトロニクス素子28を含む。液体冷却材システム116は、例えば水等の冷却材を熱交換器118およびコンピュータ・システム22を介して循環させ、ここで冷却材が熱エネルギーを吸収する。熱交換器118から熱エネルギーを受けるために、地域暖房システム120が結合されている。地域暖房システム120は、住居用建物、商業用建物、工業用建物、またはそれらの組み合わせから成る場合があることは認められよう。
冷却システム116は、更に、冷却材制御デバイス124、126、128、130を含む。冷却材制御デバイスは、冷却システム116を介した冷却材の流量を変更することができる比例バルブ等のバルブとすることができる。例示的な実施形態では、冷却材制御デバイスは、コントローラ122に信号を送信することができる。冷却材制御デバイスは、更に、コントローラから信号を受信し、デバイス動作の状態を変更し、コントローラ122からの信号の受信に応答して、例えば冷却材の流量を変更することができる。冷却材制御デバイス124は、熱交換器118とコンピュータ・システム22との間に配置されている。冷却材制御デバイス124によって、コントローラ122は、冷却システム116の全体的な流量を調節することができる。冷却材制御デバイス126、128、130は、個々のコンピュータ・システム22の入口への冷却材の流れを制御するように配置されている。
コントローラ122は、冷却システム116の動作および地域暖房システム120からの需要を監視するように電気的に結合されている。コントローラ122は、データおよび命令を受け取り、命令を実行してデータを処理し、結果を提示することができる適切な電子デバイスである。コントローラ122は、1つ以上のプロセッサを含むことができる。コントローラ122は、ユーザ・インタフェースを介して、または、限定ではないが、電子データ・カード、音声活性化手段、手動動作可能選択および制御手段、放射波長および電子または電気転送等の他の手段によって、命令を受け取ることができる。従って、コントローラ32は、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、ミニコンピュータ、光コンピュータ、ボード・コンピュータ、CISC(complex instruction set computer)、ASIC(特定用途向け集積回路)、RISC(reduced instruction set computer)、アナログ・コンピュータ、デジタル・コンピュータ、分子コンピュータ、量子コンピュータ、セル式コンピュータ、超伝導コンピュータ、スーパーコンピュータ、固体コンピュータ、シングルボード・コンピュータ、バッファ・コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、または前述のもののいずれかのハイブリッドとすることができる。
コントローラ122は、例えば温度センサ等のセンサによって提供されたアナログ値または電流レベルを、コンピュータ・システム22によって発生した熱、または地域暖房システム120からの戻り水温を示すデジタル信号に変換することができる。あるいは、センサがデジタル信号をコントローラ122に供給するように構成することができ、または、アナログ−デジタル(A/D)コンバータをセンサとコントローラ122との間に結合して、センサが供給するアナログ信号をコントローラ122による処理のためにデジタル信号に変換することも可能である。コントローラ122は、冷却システム116を制御するための様々なプロセスに対する入力としてデジタル信号を用いる。デジタル信号は、限定ではないが、冷却材デバイス124、126、128、130等を介した流量を含む、1つ以上の冷却システム116のデータを表す。
コントローラ122は、データ伝送媒体134を介して、データ・センタ20の1つ以上のコンポーネントに動作的に結合されている。データ伝送媒体134は、限定ではないが、ソリッド・コア配線、ツイスト・ペア配線、同軸ケーブル、および光ファイバ・ケーブルを含む。また、データ伝送媒体134は、限定ではないが、無線、電波、および赤外線信号伝送システムを含む。コントローラ122は、I2C(Inter-Integrated Circuit)、SPI(Serial Peripheral Interface)、SMBus(System Management Bus)、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、RS−232、ModBus、または本明細書において開示した目的に適した他のいずれかの通信プロトコル等、周知のコンピュータ通信プロトコルを用いてデータ伝送媒体134上で通信を行う。
一般に、コントローラ122は、例えば温度センサ等のセンサ、および、例えばかかる冷却材デバイス124等のデバイスから、データを受け取る。また、コントローラ122は、センサからのデータを、所望の冷却材出口温度等の所定の動作パラメータと比較する目的で、実行可能命令セットからいくつかの命令を与えられる。コントローラ122は、例えば冷却材制御デバイス124を動作させるための動作信号を供給する。また、コントローラ122は、例えば地域暖房システム120から、このシステムに対するユーザからの熱需要が増えているかまたは減っているかを示すデータを受け取る。コントローラ122は、動作パラメータを、所定の変動(例えば冷却材の温度、プロセッサ動作状態、熱需要)と比較し、所定の変動を超えている場合は、外部デバイスに対する警告またはメッセージを示すために使用可能な信号を発生する。更に、この信号は、他の制御方法を開始して、冷却材制御デバイス124の動作状態を変更して変動外の動作パラメータを補償する等、冷却システム116の動作を適合させることができる。
コントローラ122は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)デバイス、不揮発性メモリ(NVM)デバイス、読み取り専用メモリ(ROM)デバイス、1つ以上の入出力(I/O)コントローラ、およびデータ・インタフェース・デバイスに結合されたプロセッサを含む。また、I/Oコントローラは、1つ以上のアナログ−デジタル(A/D)コンバータに結合することができ、これがセンサからアナログ・データ信号を受信する。
データ・インタフェース・デバイスは、コントローラ122と、例えばコンピュータ、ラップトップ、またはコンピュータ・ネットワーク等の外部デバイスとの間の通信を、例えば外部デバイスによってサポートされた、限定ではないがUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)またはJTAG(joint test action group)等のデータ通信プロトコルにおいて、提供する。ROMデバイスは、開始パラメータを含む例えば主機能ファームウェアのようなアプリケーション・コード、およびブート・コードを、プロセッサのために記憶する。また、アプリケーション・コードはプログラム命令を含み、これによってプロセッサは、動作の開始および停止、冷却材制御デバイス124、126、128、130の変更、センによる測定およびデータ信号発生等の所定の動作パラメータの監視を含む、いずれかの動作制御方法を実行する。
NVMデバイスは、EPROM(電気的消去可能書き込み可能ROM)チップ、フラッシュ・メモリ・チップ、ディスク・ドライブ等の不揮発性メモリのいずれかの形態である。NVMデバイスに記憶されているのは、アプリケーション・コードのための様々な動作パラメータである。様々な動作パラメータは、ローカルに、ユーザ・インタフェース(図示せず)を用いて、またはデータ・インタフェースを介して遠隔で、NVMデバイスに入力することができる。アプリケーション・コードは、ROMデバイスでなくNVMデバイスに記憶可能であることは認められよう。
また、コントローラ104は、アプリケーション・コードにおいて具現化された動作制御方法を含む。これらの方法は、典型的にソフトウェアの形態でプロセッサ104によって実行されるように記述されたコンピュータ命令において具現化される。ソフトウェアは、限定ではないが、機械言語、アセンブリ言語、VHDL(Verilogハードウェア記述言語)、VHSIC HDL(超高速ICハードウェア記述言語)、フォートラン(Fortran: formula translation)、C、C++、Visual C++、Java、ALGOL(アルゴリズム言語)、ベーシック(BASIC)、ビジュアル・ベーシック、ActiveX、HTML(HyperText Markup Language)、および前述のもののいずれかの組み合わせまたは少なくとも1つの派生物を含むいずれかの言語において符号化することができる。更に、オペレータは、スプレッドシードまたはデータベース等の既存のソフトウェア・アプリケーションを用い、アルゴリズムに列挙された変数に共に様々なセルを相関付けることができる。更に、ソフトウェアは、他のソフトウェアとは独立したものとするか、または統合型ソフトウェアの形態等、他のソフトウェアに依存したものとすることができる。
動作中、コントローラ122は、通常動作のために、特にコンピュータ・システム22および地域暖房システム120に対する冷却材の流れを制御するために、必要な信号を受信する。入力は、コンピュータ・システム内に配置された温度センサ、冷却材制御デバイス124、126、128、130の動作状態、および地域暖房システム120からの熱需要を含む。これらの入力に基づいて、コントローラ122は、冷却材制御デバイス124、126、128、130に信号を供給する。一実施形態においては、液体冷却システム116は、充分に低いプロセッサ・チップ34の温度を維持しながら、コンピュータ・システムを出る冷却材の温度を最大限にするように動作する。一実施形態では、プロセッサ・チップ34は75℃の温度に維持され、出口冷却材温度は55℃である。別の実施形態では、コントローラ122は、コンピュータ・システムを出る冷却材の温度を、周囲温度よりも少なくとも20℃高いが概ね65℃以下に維持するように、液体冷却システム116を動作させる。比較的大きい乾燥ルーフ・クーラでは、冷却材から空気に熱を移すことを可能とするためには、典型的に5℃の温度勾配が必要であることは認められよう。20℃の温度勾配が利用可能である場合には、ルーフ・クーラのサイズをもっと小さくすることができる。
コントローラ122は、更に、冷却材制御デバイス124、126、128、130の各々を独立して動作させて、コンピュータ・システム22の個々の動作状態に対応させることができる。このようにして、コントローラ122は、コンピュータ・システム22の各々を出る冷却材の温度を最大とすることができる。この実施形態は、コンピュータ・システム22から熱エネルギーを抽出し、この熱エネルギーを、住居、商業用設備のための熱源として、またはプロセス・ヒートとして利用することによって、データ・センタ20のエクセルギーを最大限にする利点が得られる。例示的な実施形態においては、データ・センタは、コンピュータ・システムが発生した熱を再使用する(repurposing)ことによって、1年当たり360トンの二酸化炭素排出を相殺する。熱エネルギーの販売、および炭素排出の相殺によって、データ・センタの動作コストまたは所有権の全コストを最大50%まで削減することができる。
本明細書において開示したいくつかの実施形態の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの何らかの組み合わせにおいて実施することができる。一例として、開示した実施形態の1つ以上の態様は、例えばコンピュータ使用可能媒体を有する製造品(例えば1つ以上のコンピュータ・プログラム)に含むことができる。この媒体には、例えば、本発明の機能を提供し容易にするためのコンピュータ読み取り可能プログラム・コード手段が具現化されている。製造品は、コンピュータ・システムの一部として含ませることができ、または別個に販売することができる。
更に、機械によって読み取り可能であり、この機械によって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを有形に(tangibly)具現化して開示した実施形態の機能を実行する、少なくとも1つのプログラム記憶デバイスを提供することができる。
本明細書において示した図面は、単なる例である。本発明の精神から逸脱することなく、これらの図面または本明細書において記載したステップ(または動作)に、多くの変形を実施することができる。例えば、ステップを異なる順序で実行することができ、またはステップを追加、消去、または変更することも可能である。これらの変形は全て、特許請求する本発明の一部と考えられる。
本発明について例示的な実施形態に関連付けて説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うことができ、その要素の代わりに均等物を使用することが可能であることは、当業者には理解されよう。更に、本発明の不可欠な範囲から逸脱することなく、本発明の教示に対して多くの変更を行って特定の状況または材料に適合させることができる。従って、本発明は、本発明を実行するために考えられる最良の形態として開示したような特定の実施形態に限定されないことが意図される。

Claims (20)

  1. データ・センタであって、
    複数のコンピュータ・システムであって、各々が、少なくとも1つのプロセッサと、複数のメモリ・コンポーネントと、複数の電力コンバータと、他の電子コンポーネントと、を有する、複数のコンピュータ・システムと、
    前記複数のコンピュータ・システムに関連付けられた前記プロセッサの各々に流体的に結合された液体冷却ループであって、液体冷却材を含む液体冷却ループと、
    前記液体冷却ループに結合された第1の複数の冷却材制御デバイスであって、各々が、前記複数のコンピュータ・システムに関連付けられた前記プロセッサに関連付けられるとともに、前記プロセッサに対する冷却材の流れを制御するように配置された、第1の複数の冷却材制御デバイスと、
    前記液体冷却ループに結合された熱交換器と、
    を含む、データ・センタ。
  2. 前記熱交換器に結合された地域暖房システムを更に含む、請求項1に記載のデータ・センタ。
  3. 前記冷却材が第1の温度で前記コンピュータ・システム内に入り、第2の温度で前記コンピュータ・システムから出るものであり、前記第2の温度が周囲空気温度よりも5℃以上高い、請求項1に記載のデータ・センタ。
  4. 前記複数のコンピュータに関連付けられた前記プロセッサの各々が第3の温度で動作し、前記プロセッサ上の最も暑い点と最も冷たい点との間の温度勾配が3℃以下である、請求項3に記載のデータ・センタ。
  5. 前記複数のコンピュータ・システムに関連付けられた前記プロセッサの各々が、第4の温度で動作する第1の部分と第5の温度で動作する第2の部分とを含み、前記第1の複数の冷却材制御デバイスが前記プロセッサに流体的に結合されて、前記冷却材を第1の流量で前記第1のプロセッサ部分に供給し、第2の流量で第2のプロセッサ部分に供給する、請求項4に記載のデータ・センタ。
  6. 前記液体冷却ループに結合された第2の複数の冷却材制御デバイスを更に含み、前記第2の冷却材制御デバイスが、前記複数のコンピュータ・システムの1つに対する冷却材の流れを制御するように配置されている、請求項5に記載のデータ・センタ。
  7. 前記複数のコンピュータ・システムの各々が、前記液体冷却ループに熱的に結合された熱冷却ループを含み、前記熱冷却ループが、前記プロセッサ、前記メモリ・コンポーネント、および前記他の電子コンポーネントから熱エネルギーを連続的に除去するように配置されている、請求項6に記載のデータ・センタ。
  8. 前記第1の複数の冷却材制御デバイスの各々が、前記第1の流量および前記第2の流量を供給して、前記第4の温度と前記第5の温度との間で3℃以下の温度差を維持するように配置されている、請求項5に記載のデータ・センタ。
  9. 前記複数のコンピュータ・システムおよび前記第1の複数の冷却材制御デバイスに電気的に結合されたコントローラを更に含み、前記コントローラが、前記コンピュータ・システムの1つに関連付けられた前記プロセッサにおける温度の変更を指示する前記コンピュータ・システムからの信号に応じて、前記コンピュータ・システムに対する流量を変更するように、実行可能コンピュータ命令に応答する、請求項1に記載のデータ・センタ。
  10. 前記複数のコンピュータ・システムおよび前記第1の複数の冷却材制御デバイスに電気的に結合されたコントローラを更に含み、前記コントローラが、前記コンピュータ・システムの1つからの前記冷却材の温度の変更に応じて、前記コンピュータ・システムに対する流量を変更するように、実行可能コンピュータ命令に応答する、請求項1に記載のデータ・センタ。
  11. 前記複数のコンピュータ・システムおよび前記第1の複数の冷却材制御デバイスに電気的に結合されたコントローラを更に含み、前記コントローラが、前記地域暖房システムからの信号に応じて、前記コンピュータ・システムの1つに対する流量を変更するように、実行可能コンピュータ命令に応答する、請求項2に記載のデータ・センタ。
  12. コンピュータ・システムであって、
    第1の側および第2の側を有するプロセッサと、
    前記プロセッサに電気的に結合されたメモリ・コンポーネント群と、
    前記プロセッサおよび前記メモリ・コンポーネント群に電力を供給するように電気的に結合されたパワー・エレクトロニクス・モジュールと、
    前記プロセッサ、前記メモリ・コンポーネント群、および前記パワー・エレクトロニクス・モジュール、および他の電子コンポーネントに熱的に結合された液体冷却ループと、
    前記プロセッサに熱的に結合されると共に前記液体冷却ループに流体的に結合されたコールド・プレートであって、第1の直径を有する第1の複数のノズルおよび第2の直径を有する第2の複数のノズルを含み、前記第1の複数のノズルおよび前記第2の複数のノズルが前記プロセッサの第1の側を前記液体冷却ループに直接流体的に結合する、コールド・プレートと、
    を含む、コンピュータ・システム。
  13. 前記プロセッサの第1の側が、第1の電力密度で動作する第1の部分および第2の電力密度で動作する第2の部分を含む、請求項12に記載のコンピュータ・システム。
  14. 前記第1の複数のノズルが前記第1の部分に隣接して位置付けられ、前記第2の複数のノズルが前記第2の部分に隣接して位置付けられている、請求項13に記載のコンピュータ・システム。
  15. 伝導コレクタを更に含み、前記伝導コレクタが、前記プロセッサとは反対側で前記コールド・プレートに熱的に結合された第1の部分および前記メモリ・コンポーネント群に隣接して配置された第2の部分を有する、請求項14に記載のコンピュータ・システム。
  16. 前記伝導コレクタおよび前記パワー・エレクトロニクス・モジュールおよび他の電子コンポーネント間に結合されたヒート・コレクタを更に含む、請求項15に記載のコンピュータ・システム。
  17. 前記ヒート・コレクタが、コンプライアントな金属フィン、金属発泡樹脂製品、またはばねから成る群から選択される、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
  18. 前記伝導コレクタが、前記プロセッサの下流で前記液体冷却ループに流体的に結合されている、請求項14に記載のコンピュータ・システム。
  19. コンピュータ冷却システムを動作させる方法であって、
    プロセッサの電力マップを求めるステップであって、前記電力マップが、第1の温度の第1の部分および第2の温度の第2の部分を含む、ステップと、
    第1の流量および第3の温度で冷却材を前記第1の部分に流すステップと、
    第2の流量および前記第3の温度で前記冷却材を前記第2の部分に流すステップと、
    前記冷却材を前記プロセッサにより第4の温度に加熱するステップと、
    前記第4の温度で前記冷却材をメモリ・コンポーネントに流すステップと、
    前記冷却材を前記メモリ・コンポーネントにより第5の温度に加熱するステップと、
    前記第5の温度で前記冷却材をパワー・エレクトロニクス・モジュールおよび他の電子コンポーネントに流すステップと、
    前記冷却材を前記パラー・エレクトロニクス・モジュールおよび他の電子コンポーネントにより第6の温度に加熱するステップと、
    を含む、方法。
  20. 前記第6の温度の前記冷却材から熱エネルギーを地域暖房システムに移すステップを更に含む、請求項19に記載のコンピュータ冷却システムを動作させる方法。
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