JP2011513147A

JP2011513147A - 保持ピン付きの改ざん防止シール

Info

Publication number: JP2011513147A
Application number: JP2010549037A
Authority: JP
Inventors: ロウケ，クリスティアーネ
Original assignee: Bayer Schering Pharma AG
Current assignee: Bayer Pharma AG
Priority date: 2008-03-07
Filing date: 2009-02-24
Publication date: 2011-04-28
Also published as: KR20100138905A; US20110015578A1; DE102008013198B4; CA2717195A1; DE102008013198A1; TW200950840A; WO2009109312A1; EP2262560A1; CN101959551A

Abstract

本発明は、ロック式円錐形アダプタを有する容器または注入器用の改ざん防止シールに関する。円錐形アダプタはゴムストッパ４０によって殺菌シールされ、安全キャップによって固定される。安全キャップは、保持部、離脱部８１及び前記２つの部分の間に位置する離脱区域を備え、取外し不能にロック式円錐形アダプタに押し付けられる。離脱部は半径方向で当接することなくゴムストッパを取り囲む。離脱部は保持ピン９３を有し、その自由端は、改ざん防止シールが組み立てられた状態で、軸方向に見てゴムストッパの上に載る。離脱部は少なくとも２つの開放孔を有する。離脱部の長さはロック式円錐形アダプタの雌ねじ部の長さの少なくとも２倍に相当する。本発明は、容器または注入器と改ざん防止シールから成る組立品の安全な取り扱いを保証する改ざん防止シールを提供する。

Description

本発明は、容器または注入器用の改ざん防止シールに関する。改ざん防止シールは、ゴムストッパによって殺菌シールされかつ安全スリーブによって保護されたロック式円錐形アダプタを持つ。安全スリーブは、保持部、離脱部及び前記の２つの部分の間に位置する離脱区域を備え、取外し不能にロック式円錐形アダプタに押し付けられる。

米国特許第６,５２０,９３５Ｂ１号は、このタイプの改ざん防止シールを開示する。その内容において、ゴムストッパは離脱部にぴったりと着座する。その結果、改ざん防止シールを備える充填された容器は、離脱部が離脱されるまたは引き剥がされると完全に開く。

同様に、欧州特許第１,０３４,８１０Ｂ１号は、離脱することによって部分的に取り外せる安全スリーブを持つ改ざん防止シールを開示する。この場合にも、離脱部が離脱されるときゴムストッパが円錐形アダプタから引き離される。

本発明は、容器または注入器と改ざん防止シールとの組立品の安全な取扱いを保証し、簡単にその一部を取り除いて、その後も容器または注入器を殺菌シールできるようにする容器または注入器用の改ざん防止シールを生産するという問題に基づくものである。

この問題は請求項１に記載の特徴によって解決される。このために、安全キャップの離脱部は半径方向で当接することなくゴムストッパを取り囲む。離脱部は保持ピンを有し、改ざん防止シールが嵌められるとき保持ピンの自由端は軸方向に見てゴムストッパの上に載る。離脱部は少なくとも２つの開放孔を有する。離脱部の長さはロック式円錐形アダプタの雌ねじ部の長さの少なくとも２倍に相当する。

本発明の改ざん防止シールは充填された容器または注入器に使用される。このケースにおいて、改ざん防止シールは、例えば、磁気共鳴断層撮影（ＭＲＴ）用の診断手段が充填されたカートリッジの安全な殺菌シールを保証する。他の多くの事前に充填された容器と同様、このカートリッジも、改ざん防止シールを含めて、加圧殺菌処理によって殺菌状態にしなければならない。容器と改ざん防止シールを含む組立品の殺菌性を保証するために、乾燥作業時に改ざん防止シールの領域の裏に液体残留物が残ってはならない。液体の残留を防止するために、関係する部品、すなわち雌ねじアダプタ、ゴムストッパ及び安全キャップは、主に直線及び（または）スポット接点によって当接する。加圧殺菌処理から生じる残留水分が中に滞留して問題となる可能性のある大きい毛細管間隙が防止される。

改ざん防止シールの安全キャップは離脱部を有する。離脱部は、改ざん防止シールの中心線に対して半径方向にゴムストッパと当接することなくゴムストッパの後部を取り囲む。ただし、安全キャップは、ゴムストッパを保持するようにゴムストッパをロック式円錐形アダプタの外側円錐体に対して押し付ける。このような構成によって、ゴムストッパを外側円錐体から引き離すことなく、安全キャップの離脱部を安全キャップの保持部から分離することまたは引き剥がすことができる。

本発明のさらなる詳細は従属請求項及び図解される実施形態の下の説明から明らかになる。

雌ねじアダプタ及びゴムストッパが配置された注入器。図１の部品に被せられた安全キャップ。安全キャップを外すために安全キャップから上部が離脱されている。開放された注入器。ゴムストッパが外されている。図２を横断するＡ−Ａ縦断面図。縦断面図Ｂ−Ｂ。図７の横断面図を参照。安全キャップの横断面図。図５の断面図を参照。安全キャップ、ロック式円錐形アダプタ及びゴムストッパの横断面図。図６の断面図を参照。斜め上から見た安全キャップの斜視図。安全キャップの内部図。図９と同様であるが、約１７０度回転している。

代表的実施形態において、本発明の改ざん防止シールは、注入器バレル（１０）を殺菌シールする役割を果たす。このために、注入器バレル（１０）は、雌ねじアダプタ（２０）と協働する外側円錐体（１２）の形式のロック式円錐形接続体を有する。アダプタは掛け金式に所定の位置に固定できる。外側円錐体（１２）はゴムストッパ（４０）によってシールされる（図１）。安全キャップ（６０）は雌ねじアダプタ（２０）及びゴムストッパ（４０）に被される（図２）。

図５において、注入器バレル（１０）はバレル底部（１１）を有する。バレル底部は漏斗状に外側円錐体（１２）と合体する。外側円錐体（１２）例えばＤＩＮ１３０９０第１部に記載のルア式外側円錐体は、中央排出口（１３）を有する。排出口（１３）は例えば５.６ｍｍ²の断面積を有する。

約１４度の円錐角度を持ち外側円錐体（１２）へ向かって細くなる円錐台部分（１４）が、外側円錐体（１２）の下に配置される。円錐台部分（１４）の長さはルア式外側円錐体の長さの約１／３である。

環状溝（１７）（溝の底部はバレルケーシングの形状を持つ）がバレル底部（１１）と円錐台部分（１４）との間に配置される。環状溝（１７）は約２ｍｍの幅である。この溝は雌ねじアダプタ（２０）を受ける役割を果たす。

図５及び６において、雌ねじアダプタ（２０）は、中央の段付き穴（２２）を持つ管状体である。段付き穴はねじ部（２３）及び複数の穴部（２６、２８、２９）を備える。ねじ部（２３）は、雌ねじ（２４）、例えば５ｍｍピッチの二条右ねじ（ＤＩＮ１３０９０第２部）を有する。ねじ部（２３）は前穴部（２６）と隣接する。前穴部は雌ねじ（２４）の口径より僅かに小さい直径を有する。

前穴部（２６）の次には中央穴（２８）を持つアダプタベース（２７）が続く。アダプタベース（２７）は注入器バレル（１０）の環状溝（１７）に遊びを持って着座する内側フランジである。アダプタベース（２７）の下には後穴部（２９）がある。後穴部（２９）の端部は、バレル底部（１１）へ向かって例えば平らな端面（３８）となる。

雌ねじアダプタ（２０）は基本的に円筒形の外壁（３１）を有し、この外壁に複数の例えば１２個の長手方向のウェブ（３２）が配列される（図１及び６）。直線の長手方向のウェブ（３２）は外壁（３１）の外周に等間隔に配分される。ウェブは、４５度の斜面を持って上端面（２１）の下約０.８ｍｍから始まり、下端面（３８）に達する。上端面（２１）はその外縁で、例えば０.５ｍｍの半径で丸められる。

個々の長手方向のウェブ（３２）は半円形の断面を有し、断面の底辺に位置するその弦長は、２つの隣り合う長手方向のウェブ（３２）の間のそれぞれの間隙（３３）の弧長の約半分である。

弾性のゴムストッパ（４０）はルア式外側円錐体（１２）に着座する（図５）。ゴムストッパは外側円錐体（１２）を液密に殺菌シールする。ゴムストッパ（４０）は、可撓性プラスチックから製造することもでき、２つの部分に分割される。すなわち、シール部（４１）及びグリップ部（５１）である。シール部（４１）は管状断面を有し、その外壁及び内壁は、各々、少なくともほぼ円錐台表面を形成する。内壁（４８）は、１：１６2/3（１６.６６７）の率で細くなる円錐角度を有する（ＤＩＮ１３０９０第１部に記載のルア式内側円錐体）。外壁（４６）は約３度の円錐角度を有し、円錐体の仮想先端は、例えば図５において、シール部の下の注入器バレルの領域に位置する。内壁にあるめくら穴凹部（４２）（図４）は、排出口（１３）の中へ向かって球形に湾曲する底部（４３）を有する。妥当であれば、例えば円錐形のピン（４４）が底部（４３）に一体的に形成される。ピンはいくつかの領域において緊密に接しながら、排出口（１３）の中へ突出する（図５の点線）。

めくら穴凹部（４２）は隣接するグリップ部（５１）の中へ凹部の長さの約５分の１突出する。

グリップ部（５１）は、実質的に円錐形のボルトの形状を持ち、その外壁（５５）には複数のグリップウェブ（５６）例えば１０個のグリップウェブが一体的に形成される。

外壁（５５）は約５度の円錐角度を有する。グリップウェブ（５６）は、その長さ全体で一定の断面を有する。断面は円形断面であり、その高さは、例えば面の対応する直径の３分の１である。グリップウェブ（５６）の断面底辺に位置する弦長は、２つの隣り合うグリップウェブ（５６）の間のそれぞれの間隙の弧長の約３倍である。

グリップウェブ（５６）は、下向きに球形に丸められ、軸方向のカラー（５７）を形成する。カラー（５７）の領域において、外径はグリップ部（５１）の最大直径の約６６％分、シール部（４１）の外壁（４６）へ向かって細くなる。グリップ部（５１）は上端面（５２）を有し、上端面には例えば図７に示すようにラベルが付けられる。端面（５２）は、グリップウェブ（５６）から僅かに突出する円形縁（５３）をはさんでグリップウェブ（５６）と隣接する。

ゴムストッパ（４０）は、外側円錐体（１２）に配置された後、シール部（４１）が雌ねじアダプタ（２０）のねじ部（２３）の中へ完全に突出するが、ねじ部（２３）の底部には触れない。その過程において、ゴムストッパ（４０）は、ねじ山（２４）の個々の回転に部分的に触れる程度まで半径方向に拡張する（図８）。ゴムストッパ（４０）の壁厚みはグリップ部（５１）においてはシール部（４１）においてより大きいので、ゴムストッパ（４０）は外側円錐体端部の前部における引っ張り力の増大に耐える。

底部（４３）は、例えば平らな環状面において外側円錐体（１２）の上端面（１８）と軸方向に当接する。さらに、グリップウェブ下端及び妥当な場合にはカラー（５７）は雌ねじアダプタ（２０）の上端面（２１）の上に載る。

図２において、安全キャップ（６０）は、注入器バレル（１０）、雌ねじアダプタ（２０）及びゴムストッパ（４０）を含む嵌め合わされた組立品（図１）に被せられる。当初の単独部品の安全キャップ（６０）は前保持部（６１）及び後離脱部（８１）を備える。離脱区域（９７）は２つの部分（６１）と（８１）の間に位置する。

安全キャップ（６０）（図６）は、底部（９１）を持つカップ形状体である。前後に配置される保持部（６１）及び離脱部（８１）の外壁（６３、８３）は円錐台形の基本形状を有する。基本形状の円錐角度は例えば１度である。外壁（６３、８３）の直径は底部（９１）からの距離が増大するにつれて増大する。基本形状には、例えば１２個の保持ウェブ（６４、８４）が円周上に配分される。全ての保持ウェブ（６４、８４）は台形断面を有し、例えば安全キャップ（６０）の長手方向に整列される。前記の部分的に異なる断面は同様に、底部（９１）に向かって細くなる。

保持部（６１）は円錐台形の内壁（６８）を有し、その円錐角度は例えば１.２度である。保持部においては、内壁（６８）の内径は離脱区域（９７）へ向かって増大する。保持部（６１）の下端面（７８）の領域においては、内壁（６８）は部分的に環状のラッチウェブ（７１）を有する（図１０及び１１も参照）。半径方向内向きに突出するラッチウェブ（７１）は押し込みフランク（７２）及び保持フランク（７３）を有する。押し込みフランク（７２）は４０度の円錐角度を有する。円錐の仮想先端は離脱区域（９７）の領域にある。保持フランク（７３）は１２０度の円錐角度を有する。この円錐の仮想先端は下端面（７８）にある。

下部において、保持部（６１）の外壁（６３）は、比較的小さい壁厚みのステップ（６５）を有する。ステップ（６５）は、長手方向にその外径の約３３％に相当する長さを持つ。前記外径は隣接する外壁（６３）の直径より約６％小さい。壁厚みを約４６％小さくすることによって、保持部（６１）は、保持部（６１）の残り部分においてよりラッチウェブ（７１）の領域において大きい弾性を有する。下端面（７３）へ向かって細くなるステップ（６５）は２度の円錐角度を有する。

保持部（６１）は、保持部の平均直径より約１.１３倍大きい長さを持つ。

図１０及び１１において、内壁（６８）は２つの内側ウェブ（７５、８６）を有する。内側ウェブは、例えば安全キャップ（６０）の長さ全体に伸びる。前記内側ウェブは、離脱区域（９７）及び離脱部（８１）においてその孔（８５）によって中断される（図７）。内側ウェブ（７５、８６）は下端面（７８）から始まる。内側ウェブは円周方向にルーフ形の斜面を持つ（図５も参照）。内側ウェブ（７５、８６）は各々台形断面を有する（図７及び８）。ウェブの幅は、雌ねじアダプタ（２０）の長手方向のウェブ（３２）の間の間隙（３３）の幅のほぼ半分である。対向する内側ウェブ（７５）は、雌ねじアダプタ（２０）の外壁（３１）の外径より常に僅かに大きい間隙距離を持つ。

離脱部（８１）は、２度の円錐角度を有する円錐台形の内壁（８８）を有する。前記内壁（８８）の内径は底部（９１）へ向かって細くなる。外壁（８３）には、ほぼ長方形の少なくとも４つの孔（８５）が保持ウェブ（６４）の間に配置される（図２、９及び１１）。前記孔は、各々、隣合わせの対にして配置され、各対は相互に対向する。孔（８５）の長さは離脱部（８１）の長さの少なくとも６０％である。図２において、孔（８５）は、５０％以上がゴムストッパ（４０）の前に配置される。代表的実施形態において、孔（８５）は合わせて５２ｍｍ²の面積を有する。

底部（９１）も同様に２つの孔（９２）を有する。各孔は円形リングの一部の形状を持つ。孔は中心線（５）に位置する平面に対して鏡面対称である。２つの孔の断面は合わせて４．９ｍｍ²の面積を有する。

２つの対向する三角形の支持ウェブ（９５）によって補強される円錐形の保持ピン（９３）は、２つの孔（９２）の間に配置される。支持ウェブ（９５）は底部（９１）の孔（９２）の間に支持される。支持ウェブは保持ピン（９３）の下自由端までは達しない。保持ピン（９３）は、例えば離脱部（８１）の平均内径の６４％に相当する長さを持つ。その自由端面（９４）は、嵌め合わされるとゴムストッパの上に載り、約３.６ｍｍ²の面積を有する。

離脱部（８１）は、離脱部（８１）の平均直径より１.２倍大きい長さを有する。前記長さは人差し指の平均厚みに相当する。

離脱部（８１）の下端面（９６）と保持部（６１）の上端面（６２）との間に少なくとも３つの離脱ウェブ（９８）が配置される。代表的実施形態においては、４つの離脱ウェブを持つ。各離脱ウェブ（９８）は傾斜角錐台の形状を持ち、角錐台の底面は離脱部（８１）の下端面（９６）にある（図５、６、２、１０及び１１）。角錐台の天井面、すなわち保持部（６１）への移行面は、角錐台の底面の約４分の１である。

２つの対向する離脱ウェブ（９８）（図２）の各々の隣に離脱ウェブ（９８）のサイズと同じサイズの２つの支持ピン（９９）がある。支持ピンは離脱部（８１）に一体的に形成される。ただし、支持ピン（９９）は保持部（６１）の上端面（６２）には触れない。未負荷状態では、支持ピンは保持部から約０.３ｍｍの距離にある。

改ざん防止シールを製造する際、まず、雌ねじアダプタのベース（２７）が環状溝（１７）に引っ掛かるように、雌ねじアダプタ（２０）を外側円錐体（１２）に押し被せる。雌ねじアダプタ（２０）は、中心線の周りを自由に回転できるように注入器バレル（１０）に着座する。ゴムストッパ（４０）のめくら穴底部（４３）が外側円錐体（１２）の端面に載るまで、ゴムストッパ（４０）を外側円錐体（１２）に押し被せる。最終ステップにおいて、安全キャップ（６０）をゴムストッパ（４０）及び雌ねじアダプタ（２０）に被せる。この過程において、安全キャップ（６０）の２つの内側ウェブ（７５）は雌ねじアダプタ（２０）の対応する間隙（３３）に入る。被せの最終段階において、保持ピン（９３）はゴムストッパ（４０）の中心に位置決めされ、ほぼ同時に、ラッチウェブ（７１）の保持フランク（７３）は雌ねじアダプタ（２０）の下端面（７８）の背後で引っ掛かる。このようにして、安全キャップ（６０）は、注入器バレル（１０）に拘束的かつ取外し不能に着座する。改ざん防止シールはこのように作られる。

この時点で、離脱区域（９７）は雌ねじアダプター（２０）の上端面（２１）より下約１ｍｍ、外側円錐体（１２）の上端面（１８）より下約２.７ｍｍに位置する。

注入器バレル（１０）を開けるには、まず、安全キャップ（６０）の離脱部（８１）を取外すために引き剥がさなければならない。このために、離脱部（８１）を親指と人差し指との間でペンチのように保持し、側面に向かって荷重を加える（図３）。曲げトルクが例えば２５Ｎｃｍを上回ると、荷重が加えられる引張り区域に位置する離脱ウェブ（９８）がまず引き剥がされる。１つの離脱ウェブ（９８）が引き剥がされると、残りのウェブもこれに続く。

ゴムストッパ（４０）は離脱部（８１）に接していないので、たとえ離脱部（８１）の離脱時に最高２０度の角度まで一時的にゆがんでも、ゴムストッパは外側円錐体（１２）から外れない。ゴムストッパ（４０）は、ＭＲＴカートリッジが使用される場合のみ外される。それまでは殺菌シールされたままである。

ゴムストッパ（４０）を外す際、ゴムストッパを弾性的に側方に押すことができる。この過程において、ゴムストッパは、１つの側においてそのカラー及び（または）グリップウェブ（５６）の下端によって雌ねじアダプタ（２０）の上端面（２１）に支えられる。これによってゴムストッパはかなり外しやすくなる。

ゴムストッパ（４０）が外されたら、保持部（６１）及び雌ねじアダプタ（２０）を含む組立品は注入器バレル（１０）上で自由に回転できる。それにより、注入器バレル（１０）自体を回転させることなく、例えば輸液器具の取付けを可能にする。

注入器バレル（１０）、雌ねじアダプタ（２０）及び安全キャップ（６０）は例えばプラスチックから製造される。この場合、各構成要素（１０、２０、６０）を１つの特定の材料から製造することができる。

以上の文脈において、「上」及び「下」と言う言葉が繰り返し使用される。これらの言葉は図１〜６の各々において図示される構成要素の向きに関係する。図面において上にあるものは構成要素の上に位置する。

５中心線
１０注入器バレル
１１バレル底部
１２外側円錐体、ルア式円錐体、円錐形アダプタ部
１３排出口
１４円錐台部
１７環状溝、円錐形アダプタ部
１８上端面
２０雌ねじアダプタ、円錐形アダプタ部
２１上端面、前部
２２段付き穴
２３ねじ部
２４雌ねじ
２６前穴部
２７アダプタベース
２８穴
２９後穴部
３１外壁
３２長手方向のウェブ
３３間隙
３８下端面、後部
４０ゴムストッパ
４１シール部
４２円錐形めくら穴凹部、
４３めくら穴底部
４４ピン
４６外壁
４８内壁
５１グリップ部
５２上端面
５３半径方向上縁
５５外壁
５６グリップウェブ
５７軸方向ウェブ
６０安全キャップ
６１保持部
６２上端面
６３外壁
６４外部保持ウェブ；構造体
６５ステップ
６８内壁
７１ラッチウェブ
７２押し込みフランク
７３保持フランク
７５内側ウェブ
７６ルーフ型両面斜面
７８下端面
８１離脱部
８２上端面
８３外壁
８４外部保持ウェブ
８５孔
８６内側ウェブ
８８内壁
８９内部
９１底部
９２孔
９３保持ピン
９４（９３）の自由端の端面
９５支持ウェブ
９６下端面
９７離脱区域
９８離脱ウェブ
９９支持ピン

Claims

容器または注入器用の改ざん防止シールであって、該改ざん防止シールが、ゴムストッパ（４０）によって殺菌シールされかつ安全キャップ（６０）によって保護されたロック式円錐形アダプタを持ち、前記安全キャップ（６０）が前記ロック式円錐形アダプタに取外し不能に押し付けられ、前記安全キャップが、保持部（６１）、離脱部（８１）及び前記保持部（６１）と前記離脱部（８１）の間に位置する離脱区域（９７）を備え、
前記離脱部（８１）が半径方向で当接することなく前記ゴムストッパ（４０）を取り囲み、
前記離脱部（８１）が保持ピン（９３）を有し、前記改ざん防止シールが嵌められるとき前記保持ピンの自由端が軸方向に前記ゴムストッパの上に載り、
前記離脱部（８１）が少なくとも２つの開放孔（８５、９２）を有し、
前記離脱部（８１）の長さが前記ロック式円錐形アダプタの雌ねじ部（２４）の長さの少なくとも２倍に相当する、
ことを特徴とする、改ざん防止シール。
前記ロック式円錐形アダプタが、外側円錐体（１２）及び前記外側円錐体（１２）の背後に嵌めることができる雌ねじアダプタ（２０）を備えることを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記保持ピン（９３）が前記外側円錐体（１２）の排出口（１３）の内径より小さい直径を有することを特徴とする、請求項１及び２に記載の改ざん防止シール。
前記保持ピン（９３）が前記離脱部（８１）の長さの少なくとも０.４倍に相当する長さを持つことを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記保持ピン（９３）が、円錐台の形状を持ち、対向する２つの支持ウェブ（９５）を側面に持つことを特徴とする、請求項３に記載の改ざん防止シール。
前記保持ピン（９３）が配置される前記離脱部（８１）の内部（８９）の後部領域が前記離脱部（８１）の内部容積全体の少なくとも４０％を占めることを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記離脱部（８１）がその半径方向の外壁（８３）及びその底部（９１）にそれぞれ少なくとも１つの孔（８５、９２）を有し、全ての前記孔（８５、９２）の断面の合計が前記排出口（１３）の断面積の少なくとも１０倍に相当することを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記保持部（６１）の前記外壁（６３）が少なくともいくつかの領域において構造体（６４）を有することを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記半径方向の外壁（８３）の前記孔（８５）が長手方向に伸び、かつ前記離脱部（８１）の長さの少なくとも６０％に相当する長さを持つことを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記雌ねじアダプタ（２０）が、前記円錐形アダプタの長手方向に前記外側円錐体（１２）の後端にぴったりと嵌るように配列されることを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
前記外側円錐体（１２）の後端に前記雌ねじアダプタ（２０）をぴったりと嵌るように締結するために環状溝（１７）があることを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
４つの離脱ウェブ（９８）が前記保持部（６１）と前記離脱部（８１）との間の前記離脱区域に配列されることを特徴とする、請求項１に記載の改ざん防止シール。
各離脱ウェブ（９８）が傾斜角錐台の形状を持ち、前記角錐台の底面が前記離脱部（８１）にあることを特徴とする、請求項１２に記載の改ざん防止シール。
前記離脱部（８１）に作用する曲げトルクが２５±１０Ｎｃｍより大きいとき前記保持部（６１）において前記離脱ウェブ（９８）が引き剥がされることを特徴とする、請求項１２に記載の改ざん防止シール。