JP2011511979A - 飲料自動販売装置 - Google Patents

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ヴィラ,ダン,アレクシー シルブ
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エヌ アンド ダブリュ グローバル ヴェンディング ソシエタ ペル アチオニ
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Abstract

可溶性材料のための少なくとも一つのコンテナ(18)を有する少なくとも一つの飲料製造アセンブリ(4)と、固定位置に位置付けられ、使用時に、飲料を作るために、測定された量の可溶性材料と測定された量の加圧水とを受け入れるミキサ(19)と、を収容するキャビネット(2)によって特徴付けられる飲料自動販売装置であり、キャビネット(2)は、ミキサ(19)のためのハウジング(66a)を定めるセル(66)であり、ミキサ(19)にアクセスするための開口(68)と、開口(68)を閉じるためのハッチ(69)を有するセル(66)を収容する。

Description

本発明は、飲料自動販売装置に関する。
本発明は、特に、単なる一例として以下の説明で参照されるいわゆる“インスタントの”温かい飲料又は冷たい飲料の自動販売装置での使用に有利である。
公知のように、上述のタイプの飲料自動販売装置は、通常、その前部がドアで閉じられる、多数の飲料製造アセンブリを収容するコンパートメントを定めるキャビネット又は同様のケーシングを含む。
各アセンブリは、通常、個別の可溶性材料のための一又は二以上のコンテナ群と、関連するコンテナ群のそれぞれの出口、及び、加圧水供給ポンプの出口に接続され、標準的にはインペラによって特徴付けられる混合用部材を通常含むミキサと、を含む。実際の使用では、測定された量の可溶性材料、及び、測定された量の加圧水が、所望の飲料となるべく混ぜ合わされるように、そのミキサに供給される。
それらミキサ群が収容される空間は、液体や粉末材料の如何なる漏れもがその装置の作動を損ない得るところであり、如何なる汚染物質及び/又は気候変動が飲料の品質を損ない、或いは、その装置の動きを妨げることとなり得るところであるその装置の極めて重要な部分である。
本発明の目的は、廉価で製造容易であり、作動中にそれらミキサ群が外部物質に晒されるのを防止するように、また同時に、洗浄やメンテナンスのためにそれらミキサ群に容易にアクセスできるように設計される飲料自動販売装置を提供することである。
本発明によれば、請求項1に記載された飲料自動販売装置が提供され、好適には、請求項1に直接的に或いは間接的に従属する請求項群の何れか一つに記載された飲料自動販売装置が提供される。
本発明の非限定的な実施例は、添付図面を参照しながら一例として説明される。
明確化のために一部の部品が取り除かれた、本発明に従った飲料自動販売装置の好適な実施例の斜視図を示す。 図1の詳細を示す。 一作動位置における図2の軸方向断面の詳細を示す。 一作動位置における図2の軸方向断面の詳細を示す。 図1の詳細な分解図を示す。 一作動位置における図5の詳細を示す。 一作動位置における図5の詳細を示す。 一作動位置における図5の詳細を示す。 明確化のために一部の部品が取り除かれた、図2の詳細の拡大図を示す。 図3に類似する図であり、図1の実施例の変形例を示す。 図10の細部の分解図を示す。 図3のXII−XII線に沿った断面を示す。
図1の番号1は、全体として飲料自動販売装置(vending machine)を示し、特に、一回分の可溶性材料から作られる、いわゆる“インスタント”の温かい飲料及び冷たい飲料のための飲料自動販売装置を示す。
装置1は、多くの飲料製造アセンブリ群4を収容するコンパートメント3であり、飲料選択パネル6と、一杯の選択された飲料(図示せず。)をユーザが取り出すところである供給凹部7と、を有するドア5によってその前面が閉じられるコンパートメント3を定めるキャビネット2を含む。
図1〜図4で示されるように、アセンブリ群4は、キャビネット2の後壁9aと向き合う垂直壁9であり、キャビネット2の後壁9aの方に直角に曲がる上端及び下端を有する垂直壁9を含むフレーム8であって、キャビネット2に剛結合されるフレーム8に取り付けられる。
フレーム8はまた、垂直壁9の下端と同じ高さにあり、垂直壁9に対して垂直である水平壁10であり、垂直壁9からドア5に向かって延びる平坦な薄いプレートによって定められる水平壁10を含む。ドア5と向き合うその自由端に沿って、水平壁10は、下方に直角に曲がる付属物11を有し、その反対側の自由端に沿って、上方に曲がり且つ付属物11の方に曲がる付属物10aを有する。
水平壁10の下において、フレーム8は、二つの垂直なシートメタルプレート13及び14によって定められる剛性部材12を含む。プレート13は、垂直壁9に平行であり、水平壁10の裏面の中間点に一体的に接続される湾曲した上端を有し、水平壁10上に、付属物11によってその前部が境界される端部15を定める。プレート14は、プレート13の下端に剛結合され、水平壁10と平行であり、プレート13からドア5に向かって延び、水平壁10の端部15と向き合う。
図3及び図4で示されるように、プレート14は、水平壁10の端部15と同じ横方向寸法を有し、そして、ドア5と向き合うその自由端に沿って、付属物16であり、プレート14に対して直角に付属物11に向かって曲がり、付属物11と同一平面上となり、且つ、プレート14とプレート13の底部とともに、着脱可能トレイ17のための座部を定める付属物16を有する。
図2及び図3で示されるように、フレーム8に取り付けられるアセンブリ群4のそれぞれは、使用時に、測定された量の可溶性材料を収容し且つ供給するための少なくとも一つのコンテナ18と、コンテナ18(群)のそれぞれから可溶性材料を受け、測定された量の加圧水と一緒に混合するためのミキサ19とを含む。
より具体的には、図2は、五つの隣接するアセンブリ群4を示し、そのうちの右から左に向かう最初の三つのアセンブリ群4は、それぞれ一つのコンテナ18を含み、四番目のアセンブリ4は、二つのコンテナ群18を含み、そして、五番目のアセンブリ4は、三つのコンテナ群18を含む。
図3でより明確に示されるように、コンテナ群18のそれぞれは、可溶性材料を収容するためのタンク20を含み、その頂部が着脱可能カバー21によって閉じられ、その底部がカップ形状の下方を向くベース22によって閉じられる。
ベース22は、その底部において、水平壁10上でコンテナ18を支持する端部23によって境界され、その頂部において、タンク20の底を定める壁24によって境界される。
図2及び図9で示されるように、タンク20群のそれぞれは、他の全てのタンク20群と同じ高さ、同じ長さ(水平壁10の横方向に測定したときの長さ)を有し、他のタンク20群の幅と等しい又は異なる幅であり、タンク20の容量を定める幅を有する。タンク20群のこのデザインは、それらが水平壁10上で互いに接触しながら隣接して配置されるのを可能にし、全体として、極めてコンパクトで融通の利くモジュール式構造をタンク20群に与えることとなる。
タンク20群のそれぞれは、実質的に矩形の断面を有し、図3でより明確に示されるように、垂直後壁25と、互いに平行で後壁25に垂直である二つの垂直な主要側壁26群(図3では一つだけが示されている。)と、後壁25に実質的に平行であり、補給やメンテナンスのためにコンテナ18を操作するためのハンドル28が取り付けられた前壁27とによって外側が境界される。
壁24の真上において、前壁27及び後壁25はそれぞれ、外側にねじ山の付いた管状の付属物29及び30であり、後壁25に垂直で壁24に平行な水平軸31に沿って同軸であり、前壁27及び後壁25のそれぞれから外側に突出し、タンク20の内部空洞34と外部とを接続する導管32及び33のそれぞれを定める付属物29及び30を有する。
タンク20に加え、コンテナ18はまた、使用時に、測定された量の材料を導管32に沿って空洞34から引き出す供給装置35であり、空洞34の内側に収容されるスクリュ36を含む供給装置35を含む。
図12で示されるように、スクリュ36は、空洞34の内側で可動となるように、軸31と同軸である、壁24の湾曲部分24aによって定められる実質的に半円筒状の座部であり、二つの傾斜部分24b群によって側壁26群に接続される座部内に収容される。
コンテナ18はまた、空洞34の外側に配置され、管状付属物29に接続され、且つ、
タンク20の前壁27に取り付けられ前壁27から突出する注ぎ口37を含む。
スクリュ36は、軸31と同軸である二条スクリュによって特徴付けられ、回転のため、管状付属物29及び30に接続される。より具体的には、スクリュ36の前端は、管状付属物29の導管32と回転式に係合し、スクリュ36の後端は、カップ形状ボディ38であり、軸31と同軸であり、軸方向に内側に刻みが付けられ、導管33を流体的に密封するように管状付属物30と回転式に係合し、そしてその自由端に、管状付属物30の外側に配置される外側環状フランジであり、管状付属物30にねじ込まれるリングナット39によって管状付属物30の外側自由端と軸方向に接触しながら保持される外側環状フランジを有するカップ形状ボディ38に一体的に取り付けられる。
カップ形状ボディ38は、各電動モータ41における軸方向に刻みが付けられた出力軸40にスクリュ36を接続するための、公知のファストフィット面カップリングを定める。
全てのコンテナ18群に対する電動モータ41群(図6)は、垂直壁9とコンパートメント3の後壁(図示せず。)との間にある空間で垂直壁9に取り付けられ、垂直壁9に沿って隣接して配置され、出力軸40のそれぞれは、垂直壁9を通じて延び、使用時に、関連するコンテナ18の軸31と同軸になる。
各スクリュ36のカップ形状ボディ38の、関連する電動モータ41の出力軸40への迅速な接続のために、各タンク20のカップ形状ベース22は、前壁27の近くで、それ自身の前壁27及び後壁25に垂直な直線ガイド43を定めるべく内側に形作られた、底の開いた空洞42を定める。直線ガイド43は、水平壁10に取り付けられ且つ各電動モータ41の出力軸40に揃えられた半球状のガイドボディ44のそれぞれによってスライド式に係合される。
作動位置において、タンク20のそれぞれは、その直線ガイドをガイドボディ44のそれぞれに係合させ、そのカップ形状ボディ38を電動モータ41のそれぞれの軸40に係合させ、且つ、カップ形状ベース22のそれぞれの成形された後部を付属物10aの下に係合させながら、水平壁10上に存在する。付属物10aは、軸40とカップ形状ボディ38との結合とともに、タンク20を直立状態に維持するための安定化装置として機能する。
管状付属物29の導管32は、タンク20の出口を定め、管状付属物29は、注ぎ口37であり、タンク20との接続のための接続ボディ45と供給ボディ46とを含む注ぎ口37のための接続部を定める。供給ボディ46は、接続ボディ45に取り付けられ、スクリュ36が作動させられた場合に空洞34からの材料の流出を可能にすべく供給ボディ46が導管32と外部とを接続するところである開放供給位置(図1〜3、8、及び9)と、供給ボディ46が外部と導管32との接続を断つところである閉鎖位置(図4〜6)との間で、接続ボディ45に対して可動である。
接続ボディ45は、スリーブ47であり、その自由端部分が導管32と係合するスリーブ47を含み、スリーブ47は、リングナット48によって、回転方向及び軸方向に固定された態様で、導管32に接続される。
導管32内に挿入された部分の反対側にある端部において、スリーブ47は、実質的に矩形の断面を有する環状付属物49に取り付けられる。
供給ボディ46は、管状ボディ50であり、軸31に垂直な軸51を有し、スライド式に且つ角度方向に固定された態様で付属物49と係合し、軸51と交差し、軸31と同軸の円弧形状を有するプレート52によって閉じられる軸方向頂端部を有する管状ボディ50を含む。
管状ボディ50は、その軸方向底端部に出口53を有し、また、プレート52の近くにありタンク20に面する側のその側部を貫通して形成される注入口54であり、スリーブ47の断面にほぼ等しい流れ断面を有する注入口54を有する。
管状ボディ50は、開放供給位置(図1〜3、8、及び9)に対応する位置であり、注入口54が軸31と同軸になり導管32と向き合うところである下げられた位置と、閉鎖位置(図4〜7)に対応する位置であり、注入口54が導管32に対して上昇させられ、その結果、管状ボディ50の側壁によって導管32が外部から遮断されるところである上げられた位置とに、選択的に設定され得る。
供給ボディ46は、管状ボディ50をその開放供給位置又はその閉鎖位置に選択的にカチッと収めるためのロック装置55を有する。ロック装置55は、環状付属物49上にある弾力性のある歯と、管状ボディ50の外面上に形成された二つのノッチであり、その弾力性のある歯が選択的にカチッと収まる二つのノッチによって特徴付けられる。供給ボディ46はまた、管状ボディ50から半径方向に突出する二つのタブであり、管状ボディ50が操作者によってその開放供給位置に下げられた場合に環状付属物49の頂端部上に載る二つのタブによって特徴付けられる止め装置56を含む。
図3及び図8で示されるように、供給ボディ46がその開放供給位置に設定された場合に、管状ボディ50は、壁10の端部15を貫通して形成される通路57のそれぞれを通じて延びる。通路57は、リングナット39の後端から軸51までの距離と等しい、垂直壁9からの距離のところにその軸が位置付けられ、コンテナ18が水平壁10上のその作動位置にある場合に、軸51が軸31の周りを動くところの平面内に通路57の軸が存在し、管状ボディ50が通路57に挿入された場合に、関連するミキサ19の上部注入口58と向き合うようにその出口53が位置付けられるその管状ボディ50によって、通路57が係合され得るようにする。
図4及び図7で示されるように、供給ボディ46がその閉鎖位置に設定された場合、管状ボディ50の全体は、水平壁10の上に位置付けられ、そして、タンク20は、必要に応じて、漏出なく安全に水平壁10から取り外され得る。
ミキサ19のそれぞれは、プレート13に取り付けられ、その注入口58を水平壁10の端部15に向き合わせて配置される漏斗状ボディを含む。その細い底端部のところに、ミキサ19は、供給ホース60によって外部と連通する飲料流出パイプ59を有する。注入口58の近くに、ミキサ19は、その使用時にミキサ19に供給される可溶性材料を溶かして関連する飲料を作るための加圧水をミキサ19に供給するポンプ(図示せず。)の出口と連通する二つの注水口61を有する。注水口61群の上に、ミキサ19は、スチーム吸入パイプ62を有する。流出パイプ59に沿って、ミキサ19は、飲料混合装置63を有し、飲料混合装置63は、プレート13に取り付けられる、ミキサ19の反対側にある電動モータ65によって駆動されるインペラ64を有する。
図2で示されるように、二以上のコンテナ18群を備えたアセンブリ4の場合、ミキサ19は、関連するコンテナ18群に対してほぼ中央に位置付けられ、注ぎ口37のそれぞれと係合する通路57群は、互いに近接して端部15を通りミキサ19の注入口58と向き合うように形成される。それ故に、通路57群の位置はまた、通路57群のそれぞれを通る管状ボディ50群の挿入を可能にすべく、注ぎ口37群の管状ボディ群50が、その開放供給位置において、水平壁10に対して取らざるを得ない傾斜角度を決定する。
図2及び図3で示されるように、アセンブリ4群のミキサ19群は、プレート13及び14と、フレーム8の二つの側壁67と、水平壁10の端部15とによって定められるセル66であり、ドア5と向き合い、ハッチ69によって閉じられる開口68を有するセル66内に隣接して収容される。
装置1の横方向寸法によっては、フレーム8の側壁67群の双方又は一方が、キャビネット2の側壁群と接触し、或いは、一致するように配置されてもよい。
より具体的には、図2〜図4を参照すると、ハッチ69は、平坦な矩形プレート70であり、その長辺の一つに沿って、そのプレート70に対して直角に曲がる付属物71を有し、水平壁10の付属物11と通路57群の軸群によって定められる平面との間の距離にほぼ等しい幅を有する平坦な矩形プレート70によって特徴付けられる。付属物71を有する側の反対の側に沿って、プレート70は、使用時に、水平開放位置(図4)であり、プレート70がプレート14と同一平面上にあり、開口68を完全に開き、プレート70と側壁67群との間に配置される側部結合物によって支持されるところの水平開放位置(図4)と、垂直閉鎖位置(図3)であり、開口68を完全に閉じるべくプレート70が端部15の付属物11及びプレート14の付属物16に寄りかかり、そして、付属物71が供給ボディ46(群)のプレート52(群)上に水平に直接的に位置付けられるところの垂直閉鎖位置(図3)と、の間で旋回するように、プレート14の自由端にヒンジで連結される。
ヒンジで連結された側の近くに、プレート70は、付属物71に平行なスロット72を有し、スロット72を通じて、ミキサ19群のホース60群のそれぞれが、関連する飲料を、装置1の供給凹部7内の容器(図示せず。)内に供給できるように、セル66の外に延びる。
図10及び図11は、装置1の変形例を示し、大抵の場合と同様に、温かい飲料を作るための装置1は、コンパートメント3内の、壁10の下の、セル66の後ろに収容されるボイラ73を含む。
この場合、装置1は、コンテナ18群によって占められる領域を温め、この領域内の不可避的な湿気のためにタンク20群内の可溶性材料が塊を形成するのを防止するために、ボイラ73から放出される熱を利用する空調システムを含んでいてもよい。
図10で示されるように、空調システムは、ボイラ73の上に位置付けられる送気管75であり、プレート13の後ろで水平壁10の至る所に形成される、軸31に平行に延びる多数のスロット76群(図11)を通じてその頂部が開く送気管75を、側壁67群と共に定めるための、一方の側壁67から他方の側壁67に延び且つ装置1の後壁9aから水平壁10に延びるパーティション74によって特徴付けられる。
それ故に、ボイラ73から放出され、送気管75によって水平壁10に伝えられる熱は、水平壁10にあるスロット76群を通って、関連するタンク20群のカップ形状ベース22によって定められる空洞42内に流れ込む。これに関連して、各タンク20の底壁24の特有のデザイン(図12)は、その熱が、関連する部分24aと関連する側壁24b群との間に入り込めるようにし、そして、可溶性材料が圧縮されそのために塊を形成し易い傾向を有するところであるスクリュ36の周りの領域を有利的に加熱できるようにするという点を指摘しておく。
より具体的には、図10の例において、パーティション74は、壁10に剛結合されてプレート13と向き合う垂直なシートメタルプレート77と、その頂端部でプレート77に剛結合され、その反対端で装置1の後壁9aに剛結合されるV字状に曲げられたシートメタルプレート78とを含む。
実際の使用では、注ぎ口37群は、その開放供給位置に設定され、セル66は、ミキサ19群を収容するハウジング66aをコンパートメント3の残りの部分から仕切るために、閉じられる。
そのようにして、セル66は、装置1におけるコンパートメント3の残りの部分を、可溶性材料がミキサ19群に供給されるときに形成されるダストから保護し、ミキサ19群の周りに、温度や湿度の急激な変動のない持続的な微気候(a constant climate)を創出し、同時に、ミキサ19群から漏れ出る液体粒子の何れもがハウジング66a内に閉じこめられ、少なくとも部分的にトレイ17内に集められることを確かなものとし、その結果、セル66及びコンパートメント3のより迅速でより効率的な洗浄を可能にする。
タンク20群を洗浄し再充填するために、操作者は、ハッチ69をその水平開放位置まで開き、関連する通路57を通して管状ボディ50群をセル66からその閉鎖位置まで引っ込め、コンテナ18群を水平壁10から取り外す。コンテナ18群が一旦取り外されると、操作者は、タンク20群を充填するために、その開放されたハッチ69によって定められる一時的な支持面を都合良く用いることができる。また、ハッチ69は、洗浄目的のために、操作者が、ミキサ19群のハウジング66aに容易にアクセスできるようにする。
洗浄及び/又は充填が完了し、コンテナ18群が水平壁10上で取り換えられると、管状ボディ50群は、その開放供給位置に再設定され、ハッチ69は閉じられる。
これに関連して、付属物71は、管状ボディ50が一つでもその開放供給位置に設定されていなければハッチ69が閉じられるのを防止することによって、安全装置としても機能する点を指摘しておく。
湾曲した形状のプレート52を前提とする場合、この安全機能は、関連する軸31群の周りで管状ボディ50群が使用中に取る傾斜角度に関係なく、付属物71によって実現される。
ミキサ19群の周りでセル66によって創出される微気候に関連して、図示しない変形例では、セル66のハウジング66aは、装置1が温かい飲料を作るために使用されるのか或いは冷たい飲料を作るために使用されるのかに応じて、容易に加熱或いは冷却され得るものである点を指摘しておく。
ミキサ19群のいくつかが冷たい飲料を作るために使用され、他のものが温かい飲料を作るために使用される場合、セル66のハウジング66aは、プレート13に垂直なパーティション群を用いて容易にコンパートメント化され得るものであり、その結果として得られるコンパートメント群のいくつかが冷却され、他のものが加熱されることとなる。

Claims (18)

  1. コンパートメントを定めるキャビネット;及び、前記コンパートメント内に収容される少なくとも一つの飲料製造アセンブリ;を有する飲料自動販売装置であって、
    前記アセンブリは、可溶性材料のための少なくとも一つのコンテナと、前記コンパートメント内の固定位置に取り付けられ、使用時に、飲料を作るために、測定された量の前記材料及び測定された量の加圧水を受けるミキサとを有し、
    当該装置はまた、
    前記コンパートメント内に収容されるセルであり、前記ミキサのためのハウジングを定めるセルを有し、
    前記セルは、前記ミキサに一体的に取り付けられる固定フレームと、前記ハウジング及び前記ミキサにアクセスするための開口と、前記開口を閉じるハッチとを有する、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記コンパートメントを閉じるドアを有し、
    前記セルの前記開口は、前記ドアと向き合う、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記ハッチは、閉鎖位置と開放位置との間で可動であり、
    前記開放位置は、ほぼ水平位置である、
    請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記ハッチは、前記開放位置と前記閉鎖位置との間で、前記開口の底端部に沿って位置付けられる軸の周りを旋回するように、取り付けられる、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の装置。
  5. 前記ハッチは、前記開放位置において、その回転軸の横に、前記コンテナのための一時的な支持面を定めるように寸法取りされる、
    請求項4に記載の装置。
  6. 前記セルは、前記コンテナのための支持面を定める頂壁を有する、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載の装置。
  7. 前記ミキサは、前記材料のための上方を向く注入口を有し、
    前記コンテナは、前記材料を前記ミキサに供給するための、前記注入口まで下方に延びる管状供給部を有する注ぎ口を備え、
    前記セルは、前記注入口と向き合う頂壁であり、前記管状供給部のための通路を有する頂壁を有する、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載の装置。
  8. 前記管状供給部は、前記通路を通って、上げられた休止位置と下げられた作動位置との間を動くことができ、
    前記セルは、前記管状供給部が前記下げられた作動位置にある場合にのみ前記ハッチの閉鎖を可能とする安全手段を有する、
    請求項7に記載の装置。
  9. 前記安全手段は、前記ハッチ上にある、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記ハッチは、前記開口の底端部にヒンジで連結される第一端と、前記第一端の反対側にある第二端であり、前記ハッチが前記閉鎖位置にある場合に前記セルの前記頂壁の上に位置付けられる第二端と、を有し、
    前記安全手段は、前記第二端に接続される付属物であり、前記ハッチの残りの部分に対して直角に延び、前記ハッチが前記閉鎖位置にある場合に、前記管状供給部の前記上げられた休止位置への動きを防止するために前記通路と向き合うように配置される付属物によって特徴付けられる、
    請求項8又は9に記載の装置。
  11. 前記管状供給部は、その頂部で、前記安全手段と協働する湾曲したプレートによって境界される、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記ミキサは、飲料流出パイプを有し、
    前記セルは、前記流出パイプを外部に通すためのスロットを有する、
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の装置。
  13. 前記スロットは、前記ハッチを貫いて形成される、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記スロットは、前記ハッチの第一端に沿って延びる、
    請求項11及び13に記載の装置。
  15. 多数のアセンブリ群を有し、
    前記ハウジングは、固定位置にある前記ミキサ群の全てを収容するよう寸法取りされ、前記開口を通じて前記ミキサ群の全てにアクセスできるようにする、
    請求項1乃至14の何れか一項に記載の装置。
  16. 加熱装置と、前記加熱装置によって生成される熱を前記頂壁に前記頂壁を通じて伝えるための伝導手段とを有する、
    請求項6及び請求項6乃至15の何れか一項に記載の装置。
  17. 前記加熱装置は、前記セルの下に位置付けられ、
    前記伝導手段は、前記加熱装置から前記頂壁まで延びる送気管と、前記熱が前記頂壁を通って前記コンテナに流れるように前記送気管の頂部のところで前記頂壁を貫くように形成された多数の開口とを有する、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記加熱装置は、注入される水を加熱するためのボイラを有する、
    請求項16又は17に記載の装置。
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