JP2011511015A - 毛髪を処理する方法 - Google Patents

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Abstract

(i)無水ラクツロースと、(ii)適当な担体、スタイリングポリマーまたは界面活性剤から成るグループから選択された少なくとも1種類の別の成分と、を含むヘアトリートメント組成物を毛髪に塗布する段階を含む毛髪のスタイリング方法。

Description

本発明は毛髪のスタイリング方法に関する。本発明は縮毛矯正に関して特に有利である。
現在の毛髪市場には広範囲のスタイリング製品が存在する。特定のヘアスタイルを保持するためには、ヘアスプレー、ムース、ジェル、ローションまたはワックスを塗布する方法が普通である。これらの組成物中の材料は一般に皮膜形成剤、樹脂、ガムおよび/または接着性ポリマーである。すぐれた保持力は、毛髪の自然な感触と共に消費者がスタイリング製品に対して期待する1つの特質である。
スタイリング市場は所望のスタイリング効果に基づいて様々なサブセットに分類できる。このようなサブセットの1つが縮毛矯正用製品である。
矯正した縮毛に伴う問題は、縮毛矯正処理をいったん行うと、毛髪のボリュームが増えたり毛髪がふくらみ易くなったりすることである。これは湿潤状態においては特に厄介である。
糖および糖誘導体は毛髪手入れ組成物に添加されてきた無数の化合物の1つのクラスである。
WO2004/037217は、糖と皮膜形成剤とを含む熱活性化された持続性スタイリング組成物を記載している。
しかしながら、すべての糖が同じでないこと、および、ケラチン様繊維に塗布されたときにすべての糖が同じ特性を付与できないことは明らかである。
同時係属特許出願EP07104155は、水和ラクツロースを含む毛髪スタイリング組成物を開示している。
本発明はここに、ある種の無水糖は縮毛矯正処理した毛髪に耐湿性を付与しこれによってヘアスタイルを保持するために使用できることを知見した。
国際公開第2004/037217号 欧州特許出願第07104155号
本発明は、
i)無水ラクツロースと、
ii)適当な担体、スタイリングポリマーまたは界面活性剤から成るグループから選択された少なくとも1種類の別の成分と、
を含むヘアトリートメント組成物を塗布する段階を含む毛髪のスタイリング方法に関する。
本発明はさらに、毛髪をスタイリングするための無水ラクツロースの使用に関する。
本発明の組成物は無水ラクツロースを含む。
全配合物中に存在する二糖のレベルは、0.05重量%から49重量%、より好ましくは0.2重量%から5重量%、最も好ましくは0.5重量%から4重量%である。
本発明の多くの形態においては組成物がスタイリング助剤を含むことが極めて望ましい。
本発明においてスタイリング助剤として特に有用な材料は毛髪スタイリングポリマーである。毛髪スタイリングポリマーは、公知の商品であり、ポリマーをカチオン性、アニオン性、両性または非イオン性にする部分を含有するこのようなポリマーは数多く市販されている。ポリマーは合成でもよくまたは天然由来でもよい。
ビニルポリマー、特にブロックコポリマーのようなスタイリング助剤が好ましい。
毛髪スタイリングポリマーの量は、組成物の全重量を基準として0.1から10重量%、好ましくは0.5から8重量%、より好ましくは0.75から6重量%の範囲でよい。
アニオン性毛髪スタイリングポリマーの例を以下に示す:
酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマー;
酢酸ビニルと、クロトン酸と、ネオデカン酸ビニルのようなアルファ分枝をもつ飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステルとのターポリマー;
メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との(モル比約1:1の)コポリマー。このようなコポリマーはエタノールまたはブタノールのような1から4個の炭素原子を含有する飽和アルコールで50%エステル化されている;
アニオン性ラジカル含有部分としてアクリル酸またはメタクリル酸を他のモノマーと共に含有するアクリルコポリマー、たとえば、アクリル酸またはメタクリル酸と1から22個の炭素原子を有している1種以上の飽和アルコールとのエステル(たとえば、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルメタクリレートおよびベヘニルアクリレート);
1から6個の炭素原子を有しているグリコール(ヒドロキシプロピルメタクリレートおよびヒドロキシエチルアクリレート);
スチレン;ビニルカプロラクタム;酢酸ビニル;アクリルアミド;アルキル基に1から8個の炭素原子を有しているアルキルアクリルアミドおよびメタクリルアミド(たとえばメタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミドおよびn−オクチルアクリルアミド);その他の相溶性不飽和モノマー。
ポリマーはまた、ポリジメチルシロキサンのようなグラフトシリコーンを含有し得る。
適当なアニオン性毛髪スタイリングポリマーの具体例を以下に示す:
RESYN(R) 28−2930、National Starchから入手可能(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニルコポリマー);
ULTRAHOLD(R) 8、BASFから入手可能(CTFA名称はアクリレート/アクリルアミドコポリマー);
GANTREZ(R) ESシリーズ、ISP Corporationから入手可能(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸とのエステル化コポリマー)。
その他の適当なアニオン性毛髪スタイリングポリマーはカルボキシル化ポリウレタンを含む。カルボキシル化ポリウレタン樹脂は、カルボキシル側基を有しておりヒドロキシル基を末端とする直鎖状コポリマーである。それらは少なくとも1つの末端でエトキシル化および/またはプロポキシル化され得る。カルボキシル基はカルボン酸基またはエステル基でよく、エステル基のアルキル部分は1から3個の炭素原子を含有している。カルボキシル化ポリウレタン樹脂はまた、ポリビニルピロリドンとポリウレタンとのコポリマーでもよく、このCTFA名称はPVP/ポリカルバミルポリグルコールエステルである。適当なカルボキシル化ポリウレタン樹脂は、EP−A−0619111および米国特許第5,000,955号に開示されている。その他の適当な親水性ポリウレタンは、米国特許第3,822,238号、第4,156,066号、第4,156,067号、第4,255,550号および第4,743,673号に開示されている。
t−ブチルアミノエチルメタクリレートのようなモノマーに由来のカチオン基とアクリル酸またはメタクリル酸のようなモノマーに由来のカルボキシル基とを含有できる両性毛髪スタイリングポリマーも本発明に使用できる。両性毛髪スタイリングポリマーの1つの具体例はAmphomer(R)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー)であり、National Starch and Chemical Corporationから販売されている。
非イオン性毛髪スタイリングポリマーの例は、N−ビニルピロリドンのホモポリマー、および、N−ビニルピロリドンと酢酸ビニルのような相溶性非イオン性モノマーとのコポリマーである。様々な重量平均分子量のN−ビニルピロリドンを含有する非イオン性ポリマーは、ISP Corporationから市販されており、このような材料の具体例は、約630,000の平均分子量を有しておりPVP K−90という名称で販売されているN−ビニルピロリドンのホモポリマー、および、約1,000,000の平均分子量を有しておりPVP K−120という名称で販売されているN−ビニルピロリドンのホモポリマーである。
その他の適当な非イオン性毛髪スタイリングポリマーは、架橋シリコーン樹脂またはガムである。具体例は、EP−A−0240350に記載されているような硬質シリコーンポリマーおよびWO96/31188に記載されているような架橋シリコーンガムを含む。
カチオン性毛髪スタイリングポリマーの例は、低級アルキルアミノアルキルアクリレートのようなアミノ官能性アクリレートモノマーまたはジメチルアミノエチルメタクリレートのようなメタクリレートモノマーと、N−ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、アルキルメタクリレート(たとえばメチルメタクリレートおよびエチルメタクリレート)、アルキルアクリレート(たとえばエチルアクリレートおよびn−ブチルアクリレート)のような相溶性モノマーとのコポリマーである。
適当なカチオン性毛髪スタイリングポリマーの具体例を以下に示す:
N−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー、ISP CorporationからCopolymer 845、Copolymer 937およびCopolymer 958として入手可能;
N−ビニルピロリドンとジメチルアミノプロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミドとのコポリマー、ISP CorporationからStyleze(R) CC10として入手可能;
N−ビニルピロリジンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマー;
ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー;
ポリクアテルニウム−4(ジアリルジモニウムクロリドとヒドロキシエチルセルロースとのコポリマー);
ポリクアテルニウム−11(ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートとのコポリマーとジエチルスルフェートとの反応によって形成される)、ISPからGafquat(R) 734、755および755Nとして、また、BASFからLuviquat(R) PQ11として入手可能;
ポリクアテルニウム−16(メチルビニルイミダゾリウムクロリドとビニルピロリドンとから形成される)、BASFからLuviquat(R) FC370、FC550、FC905およびHM−552として入手可能;
ポリクアテルニウム−46(ビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウムメトスルフェートとの反応によって製造される)、BASFからLuviquat(R) Holdとして入手可能。
適当な天然由来毛髪スタイリングポリマーの例は、セラック、アルギン酸塩、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘導体およびキトサンまたはそれらの塩および誘導体を含む。市販品の例は、Kytamer(R)(Amerchol製)およびAmaze(R)(National Starch製)を含む。
本発明の組成物中に任意成分として使用するために適当な材料はまた、WO93/03703に記載されたイオン性コポリマー、WO93/23446に記載されたポリシロキサングラフトポリマー、WO95/00106またはWO95/32703に記載されたシリコーン含有ポリカルボン酸コポリマー、WO95/01383、WO95/06078、WO95/06079およびWO95/01384に記載された熱可塑性エラストマー系コポリマー、WO95/04518またはWO95/05800に記載されたシリコーングラフト接着性ポリマー、WO95/21417に教示されたシリコーンマクログラフトコポリマー、WO96/32918のシリコーンマクロマー、WO98/48770またはWO98/48771またはWO98/48772またはWO98/48776の接着性ポリマー、WO98/51261のグラフトポリマー、および、WO98/51755に記載されたグラフトコポリマーなどである。
上記に記載のポリマーのいくつかについては、溶解度/分散度を改善するためにある種の酸基を中和することが必要であろう。適当な中和剤の例は、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール(AB)、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、トリイソプロパノールアミン(TIPA)およびジメチルステアラミン(DMS)を含む。米国特許第4,874,604号に記載されているように、ステアラミドプロピルジメチルアミンまたはラウラミドプロピルジメチルアミンのような長鎖アミン中和剤も使用し得る。無機中和剤も適当であり、その例は水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびホウ砂を含む。上記中和剤のいずれかの混合物を使用してもよい。中和剤の量は、全組成物の約0.001から約10重量%の範囲であろう。
本発明の組成物は毛髪手入れ組成物、特に毛髪スタイリング特性を訴求する製品に配合される。組成物は好ましくはヒト毛髪のスタイリング用であり、より好ましくはそのような製品として包装および表示される。
製品は塗布後に毛髪に維持されて直ちに(塗布後10分以内に)洗い落とす必要のないものが好ましい。このような製品は“リーブイン”製品と呼ばれた。
好ましい製品形態は、ジェル、ムース、スプレーおよびエアゾールのようなリーブオン配合物である。
スタイリング製品は多くの場合、担体および補助的追加成分を含む。該製品に配合するために必要な担体および追加成分は製品形態次第で異なるが、当業者は慣例に従って選択できる。これらの担体および追加成分のいくつかについて以下に記載する。
本発明の毛髪手入れ組成物は、毛髪に塗布するための適当な担体またはかかる担体の混合物を含むことができる。担体は、組成物の約0.5%から約99.5%、好ましくは約5.0%から約99.5%、より好ましくは約10.0%から約98.0%で存在する。この文中に使用した“毛髪に塗布するための適当な”という表現は、担体が毛髪の美観を損なったりマイナスの影響を与えたりしないことまたは下地の皮膚に炎症を生じたりしないことを意味する。
本発明の組成物は、バッファまたはpH調整剤を含む。好ましいバッファまたはpH調整剤は、グリシン/水酸化ナトリウム、クエン酸、乳酸、コハク酸、酢酸塩およびそれらの塩のような弱酸および弱塩基を含む。多くの場合、クエン酸ナトリウムとクエン酸のようなバッファ系の混合物が使用される。
本発明の毛髪手入れ組成物に使用するための適当な担体は、たとえば、ヘアスプレー、ムース、トニック、ウォーター、クリーム、ジェル、シャンプー、コンディショナーおよびリンスの配合に使用される担体を含む。適切な担体の選択は、配合される個々の製品に従属する。本発明に使用される担体は毛髪手入れ組成物に慣用の広範囲の成分を含み得る。担体は、使用されるスタイリング化合物を溶解または分散させる溶媒を含有でき、水、C−Cのアルコール、低級アルキルアセテートおよびそれらの混合物が好ましい。担体はまた、アセトン、炭化水素(たとえばイソブタン、ヘキサン、デセン)、ハロゲン化炭化水素(たたとえばフレオン)およびシクロメチコーンのような揮発性シリコーンなどの多様な種類の追加材料を含有できる。
毛髪手入れ組成物がヘアスプレー、トニック、ジェルまたはムースであるとき、好ましい溶媒は、水、エタノール、揮発性シリコーン誘導体およびそれらの混合物を含む。このような混合物に使用される溶媒は互いに混和性でも不混和性でもよい。ムースおよびエアゾールヘアスプレーはまた、材料を泡(ムースの場合)または微細な均一噴霧(エアゾールヘアスプレーの場合)として送出するために慣用の噴射剤のいずれかを利用し得る。適当な噴射剤の例は、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジフルオロエタン、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタンまたはイソブタンのような材料を含む。低粘度を有しているトニックまたはヘアスプレー製品は乳化剤も利用し得る。適当な乳化剤の例は非イオン性、カチオン性、アニオン性の界面活性剤またはそれらの混合物を含む。このような乳化剤を使用する場合、乳化剤は組成物の全重量を基準として約0.01重量%から約7.5重量%のレベルで存在するのが好ましい。噴射剤のレベルは所望通りに調整できるが、一般に、ムース組成物では全重量基準で約3重量%から約30重量%、エアゾールヘアスプレー組成物では全重量基準で約15重量%から約50重量%である。
毛髪スタイリング用のクリームまたはジェルはさらに、典型的には構造化剤または増粘剤を、典型的には0.01重量%から10重量%のレベルで含有している。
適当なスプレー容器は当業界で公知であり、慣用の非エアゾールポンプスプレーすなわち“アトマイザー”、上述のような噴射剤を有しているエアゾール容器または缶、および、圧縮空気を噴射剤として利用するポンプエアゾール容器を含む。
配合物は、界面活性剤、毛髪用の適当なカチオン性コンディショナー、第四級シリコーンポリマー、シリコーン基剤コンディショナーおよびそれらのエマルション、ならびに、アミノ官能性シリコーンおよびそれらのエマルションのようなコンディショニング材料を含み得る。
すべての製品形態に適したその他の一般成分は、日光遮蔽剤、フケ防止有効成分、毛髪のシャンプーおよびコンディショナー組成物用のカルボン酸ポリマー増粘剤、本発明の組成物の様々な担体成分を乳化する乳化剤を含む。
本発明の組成物はまた、毛髪手入れに好適な補助成分を含有し得る。一般にこのような成分はおのおのが全組成物の2重量%以下、好ましくは1重量%以下のレベルで含まれる。適当な毛髪手入れ補助成分はアミノ酸、糖およびセラミドを含む。
本発明の方法は、本発明の組成物を塗布し次いで加熱する段階を含む。毛髪を好ましくは50℃よりも高温、より好ましくは100℃よりも高温、最も好ましくは150℃よりも高温に加熱する。毛髪を180℃よりも高温に加熱するのが特に有利である。
以下の非限定実施例は本発明の好ましい実施態様をより詳細に説明する。実施例および本明細書において言及したすべてのパーセンテージは、異なる指示がないならば、全重量を基準とした重量パーセントである。
使用したヘアピースは、白人の暗褐色縮毛であった(縮毛値6)。
実験1:
Figure 2011511015
ヘアピースに0.5gの2%無水ラクツロース溶液/水を供給し、ウェットツードライホットアイロンを使用して直毛にスタイリングした。80%RHおよび30℃で1.5時間経過後のヘアピースの平均最終ボリュームは、ラクツロースがスタイリングおよび耐湿性の双方にかなりの効果を有していることを示す。
実験2:
Figure 2011511015
使用したシリコーンはDow社のDC−1787およびDC−959であった。
ウェットツードライアイロンを使用して全部のヘアピースを縮毛矯正した。最終ボリュームはヘアピースを高湿度(80%RHおよび30℃)に1.5時間暴露した後の値である。
実験3:
この実験は、縮毛矯正のためにブロードライヤーを使用した以外は実験2と同様である。最終ボリュームはヘアピースを高湿度(80%RHおよび30℃)に1.5時間暴露した後の値である。
Figure 2011511015
実験4:
ムースを以下のように配合した:
Figure 2011511015
上記の配合物に様々なレベルの無水ラクツロースを添加した。0.5gの製品をヘアピースに供給した。ウェットツードライアイロンを使用して全部のヘアピースを縮毛矯正した。最終ボリュームはヘアピースを高湿度(80%RHおよび30℃)に1.5時間暴露した後の値である。
Figure 2011511015
全部の実験において、アイロン当てが終わった後、ヘアピースを少なくとも5回櫛梳きした。これは予想される粘着性糖の表面効果を低減または除去するためであった。さらに、ラクツロースを使用したヘアピースは、ラクツロース非使用の対照ヘアピースに比較してアイロン処理直後により高度に縮毛矯正されていた。

Claims (8)

  1. i)無水ラクツロースと、
    ii)適当な担体、スタイリングポリマーまたは界面活性剤から成るグループから選択された少なくとも1種類の別の成分と、
    を含むヘアトリートメント組成物を塗布する段階を含む毛髪のスタイリング方法。
  2. 糖のレベルが全組成物の0.2から5重量%である請求項1に記載の方法。
  3. 組成物がさらに毛髪スタイリングポリマーを含む請求項1から2のいずれかに記載の方法。
  4. 組成物がムースまたはスプレーである請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 組成物が炭化水素基剤の噴射剤を含む請求項4に記載の方法。
  6. i)組成物を毛髪に塗布する段階と、
    ii)毛髪を50℃よりも高温に加熱する段階と、
    を含む請求項1から5のいずれかに記載の毛髪のスタイリング方法。
  7. 毛髪を150℃よりも高温に加熱する請求項6に記載の方法。
  8. 毛髪をスタイリングするための無水ラクツロースの使用。
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