JP2011508572A - 駆動回路及びこれを用いる方法 - Google Patents

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Abstract

駆動回路は、第1電圧を出力する電源と、第2電圧を出力するエネルギー蓄積装置と、負荷とを含んでいる。複数のスイッチが、一方の流れ方向またはこれとは逆方向の流れ方向に、負荷を流れる電流の流れを制御する。第1、第2の電圧は、電流を発生させることができる。

Description

本出願は、2007年12月28日付けで出願された米国仮出願第61/006,197号の利益を主張する。
本発明は、概略、負荷を介して電流を制御するための装置及び方法に関し、特に駆動回路及び駆動回路を作動させるための方法に関する。
電気的負荷は、Hブリッジ回路等の電気回路によって駆動することができる。Hブリッジ回路のH形の分岐路にある複数のスイッチは、電気的負荷を介して電流の方向全体を制御することができる。
しかし、電気的負荷を通って流れる電流の増加率又は減少率を制御できる電気回路に対する要求がある。
電気的負荷は、Hブリッジ回路によって駆動することができる。Hブリッジ回路は、電圧源からの電圧が負荷に印加されるように配置されたスイッチ又はスイッチング素子の組合せを含んでいる。
供給線路を分離するために付加的な複数対のスイッチを追加することにより、いくつかの異なる電圧源からの電圧が、負荷に正極性又は負極性のいずれかで供給される。付加的な電圧源は、標準的な電源、または負荷に注入または負荷から回収されるエネルギーを与えるキャパシタ群とすることができ、機械的素子又は誘導素子からの再生を介して効率をよくしながら、負荷に注入または負荷から回収されるエネルギーを与えるキャパシタ群とすることができる。また、残留磁界の発生を防止するために駆動極性を変えることが可能である。
図面を参照して、例示的な説明が詳細に説明される。図面は、いくつかの例を表すものであるが、これらの図面は、必ずしも実寸ではなく、かつある特徴部分を誇張し、取り除き、また、より良く説明するために部分的に分割されて本発明を説明する。さらに、ここに記載した例示的な説明は、包括的なものではなく、また、図面に示されたかつ以下で詳細に開示された正確な形状及び構造に対して発明を制限することを意図するものではない。
図1は、駆動回路を例示的に示すための単純化した概略図である。 図2は、図3A〜図11Cに示された動作モード手順を示す複合的なフローチャート図である。 図3A〜図3Cは、コイル高速駆動モードを示す図である。 図4A〜図4Cは、コイル再循環モードを示す図である。 図5A〜図5Cは、コイル低速駆動モードを示す図である。 図6A〜図6Cは、コイル高速停止/再起動モードを示す図である。 図7A〜図7Cは、コイル待機モードを示す図である。 図8A〜図8Cは、コイル消磁モードを示す図である。 図9A〜図9Cは、コイル逆キャパシタ再充電モードを示す図である。 図10A〜図10Cは、コイル低速駆動モードを示す図である。 図11A〜図11Cは、コイル高速停止/再起動モードを示す図である。 図12は、駆動回路の別の例示を説明する前の単純化した概略図である。 図13は、付加的な供給線路を有する駆動回路を示す別の実施形態を説明するための単純化した概略図である。
図1は、例示的なシステムの単純化した概略図で、ブリッジ回路(100)とスイッチコントローラ(200)を含んでいる。この例示的なブリッジ回路(100)は、供給源、キャパシタ(C1)、負荷、スイッチ(S1〜S6)、ダイオード(D1〜D4)、及び抵抗(R1,R2)を含むことができる。特定数のスイッチ、ダイオード、及び抵抗が図示されているが、実際の部品の数は、特定の使用環境によるであろう。
ブリッジ回路(100)用の電源として、この電源は、負荷を駆動するのに十分な電圧(V1)を与える。この電圧によって発生する電流は、電流の流れ方向又はこれと逆方向に負荷を通って流すことができる。
1つの例示的な方法によれば、負荷は、誘導ソレノイドとすることができる。更に、負荷は、DCモータとすることができる。負荷としては他の電気的素子が可能である。各スイッチ(S1〜S6)は、負荷に接続される。複数のスイッチ(S1〜S6)を用いることにより、電圧(V1)は、以下で説明するように、正電圧または負電圧として負荷に供給される。供給源は、バッテリー又は電源であり、2つの可能なアプローチがある。供給源は、DC電源とすることもできる。
ブリッジ回路(100)のための他の電源は、負荷に電圧(V2)を供給するエネルギー蓄積装置を含むことができる。この電圧によって発生する電流は、一方の流れ方向及びこれと逆方向に負荷を通って流れることができる。このエネルギー蓄積装置は、再充電可能なエネルギー蓄積装置とすることができる。キャパシタ(C1)は、ブリッジ回路(100)のためのエネルギー蓄積装置として図面に示されている。以下の例示では、エネルギー蓄積装置がキャパシタ(C1)として示されているが、バッテリー又は電源等の他の装置を、エネルギー蓄積装置のために用いることもできる。また、エネルギー蓄積装置は、DC電源とすることもできる。
ブリッジ回路(100)を流れる電流の方向は、スイッチ(S1−S6)がスイッチコントローラ(200)の制御ロジックによって制御される。スイッチ(S1−S6)は、ソリッドステート素子、トランジスタ、リレー、又は他のスイッチング素子等の電気スイッチング装置とすることができる。この電気スイッチング装置は、半導体スイッチ、金属酸化物電界効果トランジスタ(MOSFET)、電界効果トランジスタ(FET)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、シリコン制御整流器(SCR)、又は絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を含むことができる。
スイッチコントローラ(200)は、マイクロプロセッサ、状態機械、制御装置、又は例示的に可能な他の組合せロジックとすることができる。このスイッチコントローラ(200)は、図3A〜図13に関連して以下で説明するように、スイッチの開閉を制御する。しかし、図面の単純化において、スイッチコントローラ(200)は、図3A〜図13に示されたもの以外のものもあり得る。
ブリッジ回路(100)は、ダイオード(D1−D4)及び抵抗(R1、R2)を含む。ダイオード(D1−D4)は、ブリッジ回路(100)を流れる高電流に対する回路を保護する。特に、ダイオード(D1−D4)は、開いたスイッチ間に制限された接続を作り出し、スイッチの開成によって生じる電気アークを防止することができる。
図1、図3A〜図13に示されているように、ダイオード(D2)は、スイッチ(S2)間に接続され、また、ダイオード(D3)は、スイッチ(S3)間に接続されている。抵抗(R1)は、スイッチ(S2)とアースの間に接続され、また、抵抗(R2)は、スイッチ(S3)とアースの間に接続されている。
図1及び図3A〜図13に示すように、供給線路が接続される。例えば、図1及び図3A〜図11では、ノード(A)とノード(C)との間の供給線路(A−C)、ノード(A)とノード(D)との間の供給線路(A−D)、ノード(B)とノード(C)との間の供給線路(B−C)、及びノード(B)とノード(D)との間の供給線路(B−D)が示されている。
ダイオード(D1)とダイオード(D4)は、最も大きい電圧を有する供給線路のスイッチ間にのみ配置されている。より低い電圧を有する供給線路のスイッチ間には、ダイオード(D1、D4)が配置されていない。特に、電圧(V1)が電圧(V2)よりも大きい場合、ダイオード(D1)はスイッチ(S1)間に配置され、かつダイオード(D4)はスイッチ(S4)間に配置される。スイッチ(S5)またはスイッチ(S6)の何れかの間には、ダイオードが配置されていない。この構成は、図1及び図3A〜図13に示されている。代わりに、電圧(V1)が電圧(V2)よりも小さい場合、スイッチ(S6)間にダイオード(D4)を接続するとともに、スイッチ(S5)間にダイオード(D1)を接続することができる。この代替の例示形態において、スイッチ(S1)またはスイッチ(S4)の何れかの間には、ダイオードが配置されていない。
ブリッジ回路(100)の柔軟性により、いくつかのモードを実行することができる。図面では、特定の動作モードが示されているが、全ての可能なモードを包括するものではない。動作モード手順の1つの例は、図2〜図11に示されている。図2は、複合フローチャート図で、図3A〜図11に示された動作モード手順の動作を示している。
図3A、図3B及び図3Cは、コイル高速駆動モードを示す。このコイル高速駆動モードにおいて、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S1)と受け側スイッチ(S3)を閉成するように指示し、また、受け側スイッチ(S2)と供給側スイッチ(S4)、(S5)、及び(S6)を開成するように指示し、図3Aに示すように電流ループを形成する。図3Cは、このスイッチ構成を詳細に示す。ここで、コイル高速駆動モードの電流ループは、供給側スイッチ(S1)、キャパシタ(C1)、抵抗(R2)、受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。スイッチの開閉の前に、キャパシタ(C1)は、電圧(V2)に充電されている。図3Aに示されたスイッチの開閉の結果として、キャパシタ(C1)に蓄えられた電圧(V2)によって供給されるエネルギーは、放電され、正の電流として負荷を介して流れる電流(I)は、図3Bに示すように、レベル(0)からレベル(1)に増加する。図3B等の図面において、「I」は、電流を表し、「t」は、時間を表す。処理制御は、コイル高速駆動モードからコイル再循環モードに進む。
図4A、図4B、及び図4Cのコイル再循環モードにおいて、負荷に流れる正の電流は、図4Bに示すように、レベル(1)からレベル(2)に減少する。図4Aに示すように、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S4)、(S5)、及び(S6)を開成状態に維持するように指示し、また、受け側スイッチ(S3)を閉成状態に維持する。さらに、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S1)を開成し、受け側スイッチ(S2)を閉成するように指示する。図4Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。このスイッチ構造から、図4Aに示された電流ループが生じる。ここで、コイル再循環モードの電流ループは、受け側スイッチ(S2)、抵抗(R1)、抵抗(R2)受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。図4Aに示したスイッチの開閉動作の結果、正の電流として負荷を流れる電流(I)は、レベル(2)に減少する。処理制御は、コイル再循環モードからコイル低速駆動モードに進む。
図5A、図5B、及び図5Cには、コイル低速駆動モードが示されている。図5Aは、コイル低速駆動モードを示しており、このモードにおいて、スイッチコントローラ(200)が、供給側スイッチ(S1)、(S4)、及び(S6)を開成状態に維持し、受け側スイッチ(S3)を閉成状態に維持するように指示する。さらに、スイッチコントローラ(200)は、受け側スイッチ(S2)を開成し、供給側スイッチ(S5)を閉成するように指示する。図5Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。ここで、コイル低速駆動モードの電流ループは、供給側スイッチ(S5)、供給源、抵抗(R2)、受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。図5Aに示したスイッチの開閉動作の結果、正の電流として負荷を流れる電流(I)は、図5Bに示すように、レベル(2)からレベル(3)に増加する。
コイル低速駆動モードにおいて、図5Aに示した供給源の電圧(V1)は、充電されたキャパシタ(C1)の電圧よりも小さい。その結果、レベル(2)からレベル(3)への電流の増加率は、図5Bに示すように、レベル(0)からレベル(1)への電流の増加率よりも小さい。しかし、供給源の電圧(V1)は、キャパシタ(C1)の電圧(V2)よりも大きくなることが、他の例示の説明から可能である。電圧(V1)が、電圧(V2)より大きい場合、レベル(2)からレベル(3)への電流の増加率は、レベル(0)からレベル(1)への電流の増加率よりも大きくなるであろう。電圧(V1)が、電圧(V2)より大きくなるとともに、図5Aに示す回路の再構成は、ダイオード(D1)が、供給側スイッチ(S1)間に配置される代わりに供給側スイッチ(S5)間に配置され、さらに、ダイオード(D4)が、供給側スイッチ(S4)間に配置される代わりに供給側スイッチ(S6)間に配置されることを含んでいる。
前に示したように、この例示では、ダイオードは、最も高電位の供給線路に配置される供給側スイッチ間に配置され、より低い電位にある供給線路に配置される他の供給側スイッチ間には、ダイオードが配置されないようになっている。処理制御は、コイル低速駆動モードからコイル高速停止/再起動モードに進む。
図6A、図6B、及び図6Cには、コイル高速停止/再起動モードが示されている。図6Aは、コイル高速停止/再起動モードを示しており、このモードにおいて、スイッチコントローラ(200)が、供給側スイッチ(S1)、(S6)を開成状態に維持する。さらに、スイッチコントローラ(200)は、受け側スイッチ(S2)と供給側スイッチ(S4)を閉成するとともに、受け側スイッチ(S3)と供給側スイッチ(S5)を開成するように指示する。図6Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。ここで、コイル高速停止/再起動モードの電流ループは、供給側スイッチ(S4)、キャパシタ(C1)、抵抗(R1)、受け側スイッチ(S2)、及び負荷を含んでいる。図6Aに示したスイッチの開閉動作の結果、正の電流として負荷を流れる電流(I)は、図6Bに示すように、レベル(3)からレベル(4)に減少する。処理制御は、コイル高速停止/再起動再循環モードからコイル待機モードに進む。
図7A、図7B、及び図7Cのコイル待機モードにおいて、負荷に流れる正の電流は、以下、図7Bに示すように、レベル(4)からレベル(5)に減少する。図7Aは、スイッチコントローラ(200)が、供給側スイッチ(S1)、(S5)、及び(S6)を開成状態に維持するように指示し、また、受け側スイッチ(S2)を閉成状態に維持することを示している。さらに、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S4)を開成し、受け側スイッチ(S3)を閉成するように指示する。図7Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。このスイッチ構造から、図7Aに示された電流ループが生じる。ここで、コイル待機モードの電流ループは、受け側スイッチ(S2)、抵抗(R1)、抵抗(R2)、受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。図7Aに示したスイッチの開閉動作の結果、正の電流として負荷を流れる電流(I)は、レベル(5)に減少する。処理制御は、コイル待機モードからコイル消磁モードに進む。
図8A、図8B、及び図8Cには、コイル消磁モードが示されている。この例示において、残留磁界が形成されるのを避けるために駆動極性を交番させる方法が用いられる。このコイル消磁モードにおいて、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S1)、(S4)、及び(S5)を開成状態に維持し、受け側スイッチ(S2)を閉成状態に維持する。スイッチコントローラ(200)は、受け側スイッチ(S3)を開成し、供給側スイッチ(S6)を閉成するように指示する。図8Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。
このスイッチ構造から、図8Aに示された電流ループが生じる。ここで、コイル消磁モードの電流ループは、供給側スイッチ(S6)、供給源、抵抗(R1)、受け側スイッチ(S2)、及び負荷を含んでいる。図8Aに示したスイッチの開閉動作の結果、負の電流として負荷を流れる電流(I)は、レベル(5)からレベル(6)に減少する。処理制御は、コイル消磁モードからコイル逆キャパシタ再充電モード(Coil Inverse Cap Re-Charge mode)に進む。
図9A、図9B、及び図9Cには、コイル逆キャパシタ再充電モードが示されている。このコイル逆キャパシタ再充電モードにおいて、キャパシタ(C1)は、再充電される。負荷からリカバリーされたエネルギーは、キャパシタ(C1)を再充電する。図9Aは、スイッチコントローラ(200)が、供給側スイッチ(S4)、(S5)を開成状態に維持するように指示することを示している。さらに、スイッチコントローラ(200)は、受け側スイッチ(S3)と供給側スイッチ(S1)を閉成するとともに、受け側スイッチ(S2)及び供給側スイッチ(S6)を開成するように指示する。図9Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。ここで、このコイル逆キャパシタ再充電モードの電流ループは、供給側スイッチ(S1)、キャパシタ(C1)、抵抗(R2)、受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。図9Aに示したスイッチの開閉動作の結果、負の電流として負荷を流れる電流(I)は、図9Bに示したように、レベル(6)に留まる。処理制御は、コイル逆キャパシタ再充電モードからコイル低速駆動モードに進む。
図10A、図10B、及び図10Cには、コイル低速駆動モードが示されている。図10Aは、コイル低速駆動モードを示しており、このモードにおいて、スイッチコントローラ(200)が、受け側スイッチ(S2)、(S3)及び供給側スイッチ(S4)、(S6)を開成状態に維持するように指示することを示している。さらに、スイッチコントローラ(200)は、供給側スイッチ(S1)を開成し、かつ供給側スイッチ(S5)を閉成するように指示する。図10Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。ここで、このコイル低速駆動モードの電流ループは、供給側スイッチ(S5)、供給源、抵抗(R2)、受け側スイッチ(S3)、及び負荷を含んでいる。図10Aに示したスイッチの開閉動作の結果、負荷を流れる電流(I)は、図10Bに示したように、負の電流から正の電流に変化し、レベル(6)からレベル(7)に増加する。処理制御は、コイル低速駆動モードからコイル高速停止/再起動モードに進む。
図11A、図11B、及び図11Cのコイル高速停止/再起動モードにおいて、電流(I)は、図11Bに示したように、レベル(7)からレベル(8)に減少し、そして、キャパシタが放電される。図11Aは、スイッチコントローラ(200)が、供給側スイッチ(S1)、(S6)を開成状態に維持するように指示することを示している。さらに、スイッチコントローラ(200)は、受け側スイッチ(S2)及び供給側スイッチ(S4)を閉成するとともに、受け側スイッチ(S3)及び供給側スイッチ(S5)を開成するように指示する。図11Cは、このスイッチ構造を詳細に示す。ここで、このコイル高速停止/再起動モードの電流ループは、供給側スイッチ(S4)、キャパシタ(C1)、抵抗(R1)、受け側スイッチ(S2)、及び負荷を含んでいる。図11Aに示したスイッチの開閉動作の結果、正の電流として負荷を流れる電流(I)は、図11Bに示したように、レベル(7)からレベル(8)に減少する。
図12は、図1に示したと同様に、例示的なシステムの簡略化した概略図である。図1で示された要素に加えて、ブリッジ回路(100a)は、抵抗(R3)及びダイオード(D5)を含んでいる。抵抗(R3)及びダイオード(D5)は、キャパシタ(C1)と直列に接続され、電圧(V1)が電圧(V2)よりも大きい場合に、キャパシタ(C1)の放電を防止する。
図1及び図3A〜図12は、別の供給線路として、容量的線路等のU字形線路を有するHブリッジ回路を示している。しかし、図1及び図3A〜図12に示すブリッジ回路に付加できる供給線路の形式及び数に制限はない。図13に示すように、付加的なスイッチ対(S7〜S10)を付加することによって、いずれの極性に対しても、いくつかの異なる電圧を、供給線路を分離するために負荷に供給することができる。図13は、例示的な装置のための単純化した概略図を示す。図13に示す例示的な装置は、付加的な電圧源を有する。図13は、付加的な電源(C2、C3)を有するものであるが、本発明の例示的装置は、電源(C2、C3)の他に更なる電源または代替電源を含むものであってもよい。この点において、付加的な電源の数は、付加的回路に必要な空間によってのみ制限される。更に、図13に示す電圧(V2−V4)を有する線路のいくつか又は全てに対して、図12に示す抵抗(R3)及びダイオード(D5)と同等の抵抗及びダイオードを、直列に配置することができる。
ここに記載した処理手順、装置、方法、及び手法に関して、このような処理手順等のステップは、特定の手順に従って生じるように記載してきたが、ここで記載した以外の手順で実行されるステップを備えて、このような処理手順を実行できることは、理解されるであろう。さらに、ある特定のステップは、同時に実行でき、また、他のステップを付加し、或いは、ここで記載した特定のステップを削除することも理解できよう。言い換えれば、ここで記載された処理手順は、ある実施形態を説明するために提供され、要求された本発明を制限するように構成されたものではない。
従って、上記記載は、説明のためであって、制限的なものではないことが理解できよう。例示以外の多くの実施形態及び適用は、上記記載を読むことによって得られるであろう。本発明の範囲は、上記記載に関するものではなく、各請求項に付与されたものと等価物となる範囲を含めて、特許請求の範囲によって決定されるものである。ここで論じられた技術において、将来、発展することが予想されかつ意図されている。また、開示された装置及び方法は、このような将来の実施形態の中に包含されるものである。要するに、本発明は、種々の修正及び変更が可能であり、添付する特許請求の範囲にのみ限定されていることを理解すべきである。
請求項に記載の全ての技術用語は、明白な指摘がここで指示された場合、最も広く正当な構成及び当業者によって理解できる通常の意味が与えられることを意図している。特に、「不定冠詞」「定冠詞」及び「前記」等の単一の項目の使用は、請求項で明白な制限がない場合、指示要素の1つまたはそれ以上を列挙するものと解釈すべきである。

Claims (20)

  1. 第1電圧を出力し、該第1電圧によって発生した第1電流が、負荷を通って流れるように構成された供給源と、
    第2電圧を出力し、該第2電圧によって発生した第2電流が、前記負荷を通って流れるように構成されたエネルギー蓄積装置とを含み、
    前記第1、第2電流の各々が、前記負荷を通る一方の流れ方向と、この流れ方向と逆方向に流れることが可能であることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記供給源は、バッテリー、電源、及びDC電源からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  3. 前記エネルギー蓄積装置は、キャパシタ、バッテリー、電源、及びDC電源からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  4. 前記第1電圧は、前記第2電圧よりも高いことを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  5. 前記第1電圧は、前記第2電圧よりも低いことを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  6. 前記負荷は、誘導ソレノイド、DCモータ、及び電気装置からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  7. 複数のスイッチが、負荷を通過する前記第1電流の流れを前記流れ方向に向けるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  8. 前記スイッチの各々は、前記負荷に接続されていることを特徴とする請求項7記載の駆動回路。
  9. 前記スイッチは、前記負荷を通過する前記第1電流を前記流れ方向と逆方向に向けるように構成されていることを特徴とする請求項7記載の駆動回路。
  10. 前記スイッチは、前記負荷を通過する前記第2電流を前記流れ方向に向けるように構成されていることを特徴とする請求項7記載の駆動回路。
  11. 前記スイッチは、前記負荷を通過する前記第2電流の流れを前記流れ方向と逆方向に向けるように構成されていることを特徴とする請求項7記載の駆動回路。
  12. ダイオードが、少なくとも1つのスイッチ間に接続され、この少なくとも1つのスイッチが、最も高い電位にある供給線路に設けられていることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
  13. 他のスイッチ間にはダイオードが配置されず、該他のスイッチは、前記最も高い電圧よりも低い電圧を有する、少なくとも1つの供給線路に設けられていることを特徴とする請求項12記載の駆動回路。
  14. 負荷を通る第1電流を、一方の流れ方向またはこの流れとは逆方向に流し、第1電源が前記第1電流を発生させ、その後、
    前記負荷を通る第2電流を、前記流れ方向またはこの流れとは逆方向に流し、第2電源が前記第2電流を発生させることを特徴とする駆動回路を作動する方法。
  15. 前記第1電流が負荷を通って前記流れ方向に流れるように、少なくとも1つのスイッチを制御することを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記負荷を通って流れる前記第1電流を、前記流れ方向とは逆方向に流すように前記少なくとも1つのスイッチを制御することを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記負荷を通って流れる前記第1電流の流れを停止し、そして、前記第2電流が前記負荷を通って流れるように、少なくとも1つの前記スイッチを制御することを特徴とする請求項15記載の方法。
  18. 前記第2電流の前記流れが、前記流れ方向であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記第2電流の前記流れが、前記流れ方向とは逆方向であることを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 前記負荷を通って流れる前記第2電流の流れを停止し、前記負荷を通って流れる前記第1電流の流れを再開するように、少なくとも1つの前記スイッチを制御することを特徴とする請求項17記載の方法。
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