JP2011504675A - サービス・データ・ユニット破棄タイマ - Google Patents

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Abstract

サービス品質要件を遵守することを容易にするシステムおよび方法論が記載される。無線通信装置のパケット・データ収束プロトコル・レイヤに到着するおのおののデータ・パケットについて、第1のタイマが利用される。第1のタイマは、データ・パケットに課せられたサービス品質要件にしたがって指定された遅延許容値に基づいて設定される。データ・パケットがプロトコル・データ収束プロトコル・レイヤを出る前にタイマが終了した場合、データ・パケットが破棄されうる。さらに、データ・パケットが、ラジオ・リンク制御レイヤに到着すると、データ・パケットについて第2のタイマが利用される。データ・パケットが受信機に正しく送信される前に第2のタイマが終了すると、データ・パケットが破棄されうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、"METHODS AND APPARATUSES FOR HANDLING DATA PACKET DISCARDS IN WIRELESS COMMUNICATIONS SYSTEMS"と題され2007年10月30日に出願された米国仮特許出願60/983,904号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、パケット遅延およびパケット破棄を判定するためにタイマを適用することに関する。
無線通信システムは、例えば音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPP2、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)等のような仕様に準拠しうる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、モバイル・デバイスは、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク構成で、他のモバイル・デバイスと(および/または基地局が他の基地局と)通信することができる。
無線通信システムはしばしば、有効通信範囲領域を提供する1または複数の基地局を使用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/または、ユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信する。ここで、データ・ストリームは、アクセス端末に対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効通信範囲領域内のアクセス端末は、合成ストリームによって搬送される1つのデータ・ストリーム、1より多いデータ・ストリーム、またはすべてのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、アクセス端末は、基地局あるいは他のアクセス端末へデータを送信することができる。
MIMOシステムはデータ送信のために一般に、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、高められたスペクトル効率、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
無線通信では、データ・パケットは、サービス品質(QoS)サポートおよび制約により、限定された有効寿命しか有していない。送信機におけるさまざまなサブ・レイヤにおいて遅延したデータ・パケットは、その遅延が、寿命よりも延びた場合、役に立たなくなってしまう。役に立たないデータ・パケットは、オーバ・ザ・エア送信に関連付けられた限定されたリソースの消費を回避するために、破棄されうる。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、これら実施形態の簡単な概要を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素または決定的要素を特定することでもなく、任意またはすべての実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、1または複数の実施形態のいくつかの概念を、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、より簡単な形式で表すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、サービス品質要件を遵守することに関連して記載される。無線通信装置のパケット・データ収束プロトコル・レイヤに到着するおのおののデータ・パケットについて、第1のタイマが適用される。この第1のタイマは、データ・パケットに課されたサービス品質要件にしたがって指定された遅延許容値に基づいて設定されうる。データ・パケットがプロトコル・データ収束プロトコル・レイヤを出る前にタイマが終了すると、データ・パケットは破棄されうる。また、データ・パケットがラジオ・リンク制御レイヤに到着すると、第2のタイマが利用される。データ・パケットが受信機へ正しく送信される前に第2のタイマが終了すると、データ・パケットは破棄されうる。
態様によれば、サービス品質要件を遵守することを容易にする方法が提供される。この方法は、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到着したデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動することを備える。さらにこの方法は、第1のタイマの終了を検出することを含みうる。さらにこの方法は、タイマが終了したときに、データ・パケットが、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、このデータ・パケットを破棄することをも含みうる。
別の態様は、許容値を超えて遅延したデータ・パケットを破棄することを容易にする通信装置に関する。この通信装置は、データ・パケットを取得するパケット・データ収束プロトコル(PDCP)モジュールを含みうる。このPDCPモジュールは、データ・パケットに基づいてプロトコル・データ・ユニットを生成する。通信装置はさらに、正しく送信しているPDCPによって生成されたプロトコル・データ・ユニットを保持するラジオ・リンク制御(RLC)モジュールをも備えうる。さらに、通信装置は、少なくともPDCPタイマおよびRLCタイマを管理するタイマ・モジュールを含みうる。PDCPタイマは、データ・パケットがPDCPモジュールにおいて費やす時間に関連し、RLCタイマは、プロトコル・データ・ユニットがRLCモジュールに存在する時間に関連する。それに加えて、通信装置は、破棄モジュールを備える。破棄モジュールは、タイマが終了すると、プロトコル・データ・ユニットが生成される前にPDCPタイマが終了した場合、データ・パケットを破棄するか、送信が成功する前にRLCタイマが終了した場合、プロトコル・データ・ユニットを破棄するか、のうちの1つを行う。
一方、別の態様は、サービス品質要件を遵守することを容易にする無線通信装置に関する。この無線通信装置は、データ・パケット収束プロトコル・レイヤに到着するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動する手段を含みうる。無線通信装置はさらに、この第1のタイマの終了を検出する手段を備えうる。それに加えて、無線通信装置は、タイマが終了したときに、データ・パケットが、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、このデータ・パケットを破棄する手段をも含みうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を有しうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、データ・パケット収束プロトコル・レイヤに到着するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動させるためのコードを含みうる。このコンピュータ読取可能媒体はまた、少なくとも1つのコンピュータに対して、この第1のタイマの終了を検出させるためのコードをも備えうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、第1のタイマが終了したときに、データ・パケットが、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、少なくとも1つのコンピュータに対して、このデータ・パケットを破棄させるためのコードをも含みうる。それに加えて、コンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、第2のタイマの終了を検出させるためのコードを備えうる。コンピュータ読取可能媒体はまた、第2のタイマが終了したときに、プロトコル・データ・ユニットがラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在している場合、少なくとも1つのコンピュータに対して、このプロトコル・データ・ユニットを破棄させるためのコードをも備えうる。
別の態様は、無線通信システムにおける装置に関する。この装置は、データ・パケット収束プロトコル・レイヤに到着するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動するように構成されたプロセッサを備えうる。このプロセッサはまた、第1のタイマが終了したときに、データ・パケットが、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、このデータ・パケットを破棄するようにも構成されうる。プロセッサはさらに、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに到着するプロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動するように構成されうる。このプロセッサはさらに、第2のタイマが終了したときに、プロトコル・データ・ユニットがラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在する場合、プロトコル・データを破棄するように構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の記載および関連する図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちのほんのいくつかを示すのみであり、記載された実施形態は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことが意図される。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、態様にしたがって無線通信環境において適用される通信装置の実例である。 図3は、主題とする開示の態様にしたがうバッファ・モデルの実例である。 図4は、主題とする開示の別の態様にしたがって無線通信環境において適用される通信装置の実例である。 図5は、ハンドオーバ中にデータ・パケットを破棄することを容易にするシステムの実例である。 図6は、役に立たないデータ・パケットを破棄するためにタイマを利用することを容易にする方法論の実例である。 図7は、ハンドオーバ中に、役に立たないデータ・パケットを破棄するためにタイマを利用することを容易にする方法論の実例である。 図8は、状態データ・パケットを破棄するためにタイマを利用することを容易にするシステムの実例である。 図9は、無線通信システムにおいて、送信前に古いデータ・パケットを破棄することを容易にするシステムの実例である。 図10は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線ネットワーク環境の実例である。 図11は、データ送信において利用される鍵セットを識別するシステムの実例である。 図12は、送信において利用される複数の鍵セットから鍵セットを指定することを容易にするシステムの実例である。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明からである。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、モバイル・デバイスに関連して記載される。モバイル・デバイスはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有する携帯型デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関連して記載される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eノードB)、基地トランシーバ局(BTS)、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からドキュメントに記述されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP2)と命名された組織からドキュメントに記述されている。
図1に示すように、本明細書に記載されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。2本のアンテナが各アンテナ・グループのために例示されているが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばアクセス端末116およびアクセス端末122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、アクセス端末116およびアクセス端末122に類似した実質的に任意の数のアクセス端末と通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116、122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってアクセス端末116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク126でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116およびアクセス端末122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。例えば、これは、希望の方向に信号を向けるプリコーダを用いることによって提供されうる。さらに、また、基地局102が、関連付けられた有効通信範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス116、122は、一例では、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。例によれば、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。さらに、システム100は、通信チャネル(例えば、順方向リンク、逆方向リンク)を分割するために、例えばFDD、TDD等のような実質的に任意のタイプのデュプレクス技術を適用しうる。
例示によれば、基地局102および/またはモバイル・デバイス116、122は、データ・パケットの送信に関し、サービス品質(QoS)要件を有しうる。データ・パケットは、送信前に被る限定された遅延時間を有しうる。データ・パケットに関連付けられた遅延時間が経過すると、このパケットは、受信機に対して、役に立たないか、あるいは古すぎると考えられる役に立たないパケットについて、オーバ・ザ・エア・リソースを利用することを回避するために、関連付けられた遅延時間が経過した場合、遅延したパケットが破棄されうる。例えば、基地局102および/またはモバイル・デバイス116、122は、データ・パケットに関連付けられた遅延を測定する1または複数のタイマを適用しうる。タイマが、パケットの送信前に終了する場合、送信機によってデータ・パケットが破棄されうる。
一例において、モバイル・デバイス116、122は、アップリンクでの基地局102への送信に関連付けられたQoS要件を有しうる。あるいは、または、同時に、基地局102は、ダウンリンク送信におけるQoS要件をサポートしうる。アップリンク送信またはダウンリンク送信の何れかの場合、データ・パケットは、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤに入るだろう。PDCPレイヤの後、データ・パケットは、さらなる処理のためにラジオ・リンク制御(RLC)レイヤに入る。RLCレイヤの後、データ・パケットは、物理レイヤによる(例えば、オーバ・ザ・エアによる)送信前に、媒体アクセス制御(MAC)レイヤによって管理される。データ・パケットがPDCPレイヤに入ると、タイマが起動されうる。このタイマは、パケットに関連付けられたQoS要件に基づいて設定されうる。パケットがPDCPレイヤを出る前にタイマが終了すると、パケットは破棄されうる。タイマが終了する前にパケットがRLCレイヤへ転送されると、第2のタイマが起動されうる。第2のタイマは、PDCPレイヤによって適用されるQoS要件および時間によって設定されうる。送信前に第2のタイマが終了すると、データ・パケットは破棄されうる。別の態様によれば、単一のタイマが起動されうる。ここでは、パケットがPDCPレイヤに入るとタイマが起動する。タイマが終了するほど十分長くパケットが遅延した場合、このパケットは、役に立たないものとして破棄されうる。
図2に移って、無線通信環境内で適用される通信装置200が例示される。通信装置200は、基地局あるいはその一部、モバイル・デバイスあるいはその一部、または、無線通信環境において送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置でありうる。通信装置200は、無線通信においてPDCPレイヤを管理するパケット・データ収束(PDCP)モジュール202を含みうる。例えば、PDCPモジュール202は、IPヘッダ圧縮および解凍、ユーザ・データ転送、ラジオ・ベアラ用のシーケンス番号の維持等を実施しうる。通信装置200はさらに、ラジオ・リンク制御(RLC)プロトコル機能を提供するRLCモジュール204を含みうる。PDCPモジュール202およびRLCモジュール204は、情報の生成、および/または、生成した情報を、それぞれのプロトコルに関連付けられたヘッダ、パケット、ペイロード、プロトコル・データ・ユニット(PDU)等へパックしうる。
1つの態様では、通信装置200は、例えばデータ・アプリケーション、ボイス・オーバIPアプリケーション等のような上部レイヤ・プロトコルから、インターネット・プロトコル(IP)パケット(例えば、データ・パケット)を処理しうる。通信装置200は、無線通信システムにおける無線リンクでパケットが送信されるように、IPパケットまたはデータ・パケットを処理しうる。例示によれば、(例えば、IPパケットのような)データ・パケットは、(図示しない)上部レイヤから、PDCPモジュール202によって取得されうる。PDCPモジュール202は、データ・パケットに、PDCPシーケンス番号を割り当てうる。一例において、PDCPシーケンス番号は、受信機による受信のアクノレッジメントを容易にするため、あるいは、受信機によるデータ・パケットの並び替えを容易にするために、利用されうる。PDCPモジュール202はまた、特にユーザ・データ・パケットのようなデータ・パケットの暗号化、保全保護、および/または、ヘッダ圧縮を提供しうる。例えば、PDCPモジュール202は、暗号化されたデータ・パケットを生成する暗号化鍵あるいは、保全保護を可能にする保全鍵のうちの少なくとも1つを利用しうる。さらに、PDCPモジュール202は、ヘッダ圧縮を提供しうる。実例となる実施形態では、PDCPモジュール202は、ロバスト・ヘッダ圧縮(RoHC)フレームワークを利用しうる。PDCPモジュール202は、複数のヘッダ圧縮アルゴリズムあるいはプロファイルを利用することができる。アルゴリズムまたはプロファイルのおのおのは、特定のネットワーク・レイヤ、伝送レイヤ、あるいはこれらの任意の組み合わせに対して特有でありうる。例えば、特定のプロファイルが、TCP/IPに関連付けられ、別のプロファイルが、UDP/IPに対応している等である。
PDCPモジュール202は、処理後、RLCモジュール204によって管理されたRLCレイヤへ転送されうるPDCPプロトコル・データ・ユニット(PDU)を生成しうる。1つの態様では、RLCモジュール204は、例えば誤り復元および/またはフロー制御のような機能を提供しうる。例えば、RLCモジュール204は、PDCPモジュール202から(例えば、PDCP PDUのような)RLCサービス・データ・ユニット(SDU)を収集しうる。RLCモジュール204は、RLC SDUへRLCシーケンス番号を割り当てるのみならず、必要なRLCヘッダ情報を生成しうる。RLCモジュール204は、RLC SDUと、関連付けられたヘッダ情報との連結あるいはその他の組み合わせによって、RLC PDUを生成しうる。RLCモジュール204は、生成されたRLC PDUを、例えば、無線リンクによるデータ転送のために、(例えばMACレイヤのような)下部レイヤに転送しうる。1つの態様によれば、RLCモジュール204は、前の送信の成功した受信または不成功の受信についてのフィードバックを待つ一方、複数の送信が同時になされるように、複数の並行したHARQ処理を維持するハイブリッド自動反復要求(HARQ)モジュールへRLC PDUを発行しうる。
無線通信システムが、サービス品質(QoS)をサポートしている場合、通信装置200は、課されているQoS要件を観察しうる。例えば、1つのそのようなQoS要件は、基地局とモバイル・デバイスとの間の最大片道遅延(例えば、ダウンリンク送信の片道遅延)を指定する一方、別のQoS要件は、モバイル・デバイスと基地局との間の最大片道遅延(例えば、アップリンク遅延)を指定しうる。遅延要件は、データ・パケットが送信機においてPDCPレイヤに入った時間と、データ・パケットが受信機においてPDCPから出た時間との間の遅延として解釈されうる。通信装置200は、準備および送信中、特定のデータ・パケットに関連付けられた遅延要件または許容量を観察しうる。例えば、特定のデータ・パケットが、送信機において、関連付けられた遅延時間以上に遅延する場合、このデータ・パケットは、古すぎる、すなわち、役に立たないと考えられる。役に立たないデータ・パケットは、制限されたラジオ・リソースの消費を回避するために破棄されうる。
QoS要件を遵守するために、通信装置200は、データ・パケットが、送信前に、PDCPレイヤおよび/またはRLCレイヤ内にとどまる時間を測定するタイマ・モジュール208を含みうる。例示によれば、タイマ・モジュール208は、PDCPモジュール202による処理のために、データ・パケットがPDCPレイヤに入ると、タイマを起動させうる。タイマは、個々のデータ・パケットに関連する遅延を測定できるように、個々のデータ・パケットに関連付けられうる。タイマは、フローのQoS要件にしたがって設定されうる。例えば、タイマは、データ・パケットに関連付けられたQoSフローのための遅延許容値(例えば、合計遅延バジェット)へ設定されうる。データ・パケットがPDCPレイヤを出る前にタイマが終了した場合、このデータ・パケットは破棄される。タイマが終了する前にデータ・パケットがPDCPレイヤを出た場合、タイマは停止され、PDCP PDU(例えば、PDCPシーケンス番号が関連付けられたデータ・パケット)が、RLCモジュール204へ提供されうる。
PDCP PDUが入ると、RLCレイヤはRLCモジュール204によってさらに処理されるので、タイマ・モジュール208は、PDCP PDUに個々に関連付けられた第2のタイマを起動する。第2のタイマは、合計遅延バジェットから、PDCPレイヤで費やされた時間を減じた値に設定されうる。RLCモジュール204は、(例えば、RLC SDUのような)PDCP PDUからRLC PDUを生成し、このRLC PDUを、送信のために、HARQモジュール206へ配信する。RLCモジュール204がRLC PDUを配信する前に第2のタイマが終了すると、RLC PDUが破棄される。さらに、破棄されたRLC PDUに対応するRLC SDU、PDCP PDU、あるいはデータ・パケットの何れかもまた破棄されうる。
別の態様によれば、RLCモジュール204が、送信のためにRLC PDUをHARQモジュール206へ配信した後、第2のタイマが動作し続ける。特に、第2のタイマは、送信が成功し、受信が記録されるまで継続する。受信が成功する前に第2のタイマが終了すると、RLC PDU(および他のレイヤにおける対応するSDUおよびPDU)が破棄されうる。
任意の破棄メカニズムが適用されうることが認識されるべきである。しかしながら、RLCにおける破棄は、RLCシーケンス番号とPDPCシーケンス番号との両方にギャップをもたらすので、受信機と送信機(例えば、モバイル・デバイスと基地局)との間のシーケンス番号の同期を可能にするために、標準化されたメカニズムが適用されるべきである。ダウンリンク送信(例えば、基地局が送信機である)の特定のケースでは、タイマが終了する前に、RLC SDUの配信を、受信機に向けるために、スケジューラが、多くのHARQ再送信および多くのARQ再送信を考慮することができる。スケジューラが、タイマ終了前に受信が成功する確率が低いと判定すると、RLCモジュール204は、RLC SDUをPDUに変換することをあきらめ、PDUをHARQモジュール206に提供する。
さらには、図示していないが、通信装置200は、データ・パケットの暗号化、PDCPシーケンス番号のデータ・パケットへの割り当て、データ・パケット・ヘッダの圧縮、RLCシーケンス番号の割り当て等に関連する命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。さらに、メモリは、タイマの起動、タイマの設定、タイマの管理、タイマの停止、タイマの測定、タイマ終了の検出等に関連する命令群を保持しうる。さらに、メモリは、タイマが終了すると、データ・パケット、PDPC PDU、RLC SDU、および/または、RLC PDUを破棄することに関連する命令群を含みうる。さらに、メモリは、PDCPレイヤおよび/またはRCLレイヤによる処理の間、データ・パケット、PDU、および/または、SDUを維持するバッファを保持しうる。さらに、通信装置200は、(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群のような)命令群を実行することに関連して適用されうるプロセッサを含みうる。
図3に移って、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤ302およびラジオ・リンク制御(RLC)レイヤ304の動作を容易にするバッファ・モデル300の例が示される。PDCPレイヤ302は、無線リンクによる送信のためにPDCPレイヤ302へ提供される到来するIPパケットまたはデータ・パケットを保持するバッファA306を含みうる。例えば、バッファA306は、IPパケットa、bおよびcを保持して示されている。PDCPレイヤ302はさらに、PDCPシーケンス番号が割り当てられたすべてのIPパケットを保持するバッファB308を含みうる。バッファB308は、暗号化も、保全保護も、圧縮もされていないPDCP SDUまたはすべてのIPパケットを含みうる。暗号化および圧縮されたPDCP PDUは、バッファC310を含むRLCレイヤ304へ提供されうる。バッファC310は、(図示しない)HARQレイヤへ完全にあるいは部分的に配信されたRLC SDU(例えば、PDCP PDU)を保持する。バッファC310内に保持されたすべてのRLC SDUは、バッファB308内に保持され、暗号化も圧縮もされていない対応するPDCP SDUを有しうることが認識されるべきである。それに加えて、バッファC310におけるRLC SDUは、HARQレイヤへ送信され、RLCシーケンス番号が割り当てられた対応するRLC PDUを有しうる。例示によれば、ハンドオーバが生じた場合、バッファA306およびバッファB308内の、ダウンリンク・データに対応するすべてのデータが、X2インタフェースを介して目標基地局へ転送されうる。アップリンク・データに対応するバッファA306およびバッファB308内のデータについて、すべてのデータが、圧縮され、目標基地局に関連付けられた新たな鍵を用いて暗号化されうる。
例によれば、IPパケットがPDCPレイヤ302に入り、バッファA306内に存在しうる。PDCPレイヤ302は、シーケンス番号を割り当て、IPパケットを暗号化し、このIPパケットについてヘッダ圧縮を実行して、PDCP PDUを生成する。この生成されたPDCP PDUは、RLCレイヤ304へ配信されうる。それに加えて、PDUに対応するシーケンス番号を持つ暗号化も圧縮もされていないIPパケットは、バッファBに保持されうる。生成され、RLCレイヤ304へ配信されたこのPDPC PDUは、RLC SDUであると考えられ、バッファC310内に保持されうる。RLCレイヤ304は、RLCシーケンス番号をRLC SDUへ割り当てて、送信のためにHARQレイヤへ提供されるRLC PDUを構築する。
図4は、無線通信環境で適用される通信装置200を示す。通信装置200は、図2に関して記載された通信装置に実質的に類似しうる。通信装置200は、データ・パケットのPDCPレイヤ処理を容易にするパケット・データ収束プロトコル(PDCP)モジュール202と、(例えば、PDPC処理後のデータ・パケットのような)PDCP PDUのRLCレイヤ処理を有効にするラジオ・リンク制御(RLC)モジュール204と、(例えば、ダウンリンク・チャネルおよび/またはアップリンク・チャネルのような)無線リンクを介したデータ・パケットの送信を容易にするHARQモジュール206とを含みうる。さらに、PDCPモジュール202は、限定される訳ではないが、例えばアプリケーションのような上部レイヤからPDPCモジュールへ提供された到来したデータ・パケットを保持するバッファA306を含みうる。PDCPモジュール202はさらに、割り当てられたシーケンス番号を持つ暗号化も圧縮もされていないデータを保持するバッファB308を含みうる。RLCモジュール204は、送信のためにHARQモジュール206へ部分的にまたは完全に提供された、暗号化され圧縮された(例えば、PDCP PDUのような)RLC SDUを保持するバッファC310を含みうる。それに加え、通信装置200は、データ・パケットが、送信前にPDCPレイヤおよび/またはRLCレイヤに存在する時間を測定するタイマ・モジュール208を含みうる。
通信装置200は、データ・パケットに関連付けられた(例えば、遅延要件または許容値のような)QoS要件を観察するためにタイマ・モジュール208を適用しうる。例示となる実施形態によれば、データ・パケットがPDCPモジュール202に提供され、バッファA306に保持されると、PDCPタイマを起動しうる。PDCPタイマは、単一のデータ・パケットの遅延時間を測定できるように、データ・パケットにユニークに関連付けられうる。タイマ・モジュール208は、バッファA306内に保持されたおのおののデータ・パケットのために、PDCPタイマを生成し、起動しうる。PDCPタイマは、データ・パケットに関連付けられたQoS要件にしたがって設定されうる。例えば、QoS要求は、データ・パケットについての特定の遅延時間または許容値を指定しうる。PDCPタイマは、タイマの終了が、データ・パケットが許容値を超え、役に立たなくなったことを示すことができるように、遅延許容値に設定されうる。
既に記載したように、PDCPモジュール202は、データ・パケットにシーケンス番号を割り当てうる。それに加えて、PDCPモジュール202は、データ・パケットの暗号化、および/または、保全保護の提供を行いうる。さらに、PDPCモジュール202は、データ・パケットに関連付けられたプロトコルに対応する1または複数のプロファイルにしたがって、データ・パケット・ヘッダを圧縮しうる。PDCPモジュール202は、シーケンス番号の割当、データ・パケットの暗号化および圧縮を行うことによって、データ・パケットに対応するPDCP PDUを生成しうる。PDCPモジュール202は、RLCモジュール204にPDCP PDUを提供しうる。それに加えて、ハンドオーバ時には、シーケンス番号を持つデータ・パケット(例えば、PDCP SDU)の暗号化も圧縮もされていないバージョンが、バッファB308に保持されうる。PDCPモジュール202がRLCモジュール204にデータ・パケットを配信する前に、PDCPタイマが終了した場合、通信装置200は、データ・パケットを破棄しうる破棄モジュール402を含みうる。シーケンスはまだ割り当てられていないので、データ・パケットは、無線通信システム、さらには、データ・パケットを発信したアプリケーションまたはその他のエンティティに対し、外部インパクトなく破棄されうる。したがって、破棄モジュール402は、さまざまな破棄技術を適用しうる。しかしながら、タイマが終了する前に、PDCPモジュール202が、シーケンス番号を持つ暗号化および圧縮されたデータ・パケットを生成しうるのであれば、タイマ・モジュール208は、PDCPタイマを停止し、経過期間の測定値を記録しうる。
RLCモジュール204は、PDCPモジュール202によって生成されたPDCP PDU(あるいはRLC SDU)をバッファC310内に保持しうる。RLC SDUを取得すると、タイマ・モジュール208は、RLC SDUに関連付けられたRLCタイマを起動しうる。RLCタイマは、データ・パケットの遅延許容値からPDCPレイヤで費やされた経過時間(例えば、PDCPモジュール202によって測定された時間)を引いた分に設定されうる。RLCモジュール204は、RLCシーケンス番号を割り当て、RLC SDUを、送信のためHARQモジュール206へ提供されるRLC PDUへ変換する。HARQモジュール206が、RLC PDUの受信機による受信成功のアクノレッジメントを得るまで、RLCタイマは継続する。受信が成功する前にRLCタイマが終了した場合、破棄モジュール402は、RLCタイマに関連付けられたRLC SDUを破棄しうる。それに加えて、破棄モジュール402は、HARQモジュール206へ配信された関連するRLC PDUと、バッファB308に保持された対応するPDCP SDUとを破棄しうる。RLCタイマの終了による破棄は、RLCシーケンス番号ギャップとPDCPシーケンス番号ギャップとをもたらしうる。したがって、破棄モジュール402は、送信機と受信機との間のシーケンス番号同期を保証する標準化された破棄技術を適用しうる。別の態様では、送信機と受信機との間で合意されたメカニズムが、システム・ワイドな標準技術に代わって利用されうる。
図5を参照して、データ・パケットの送信に関連付けられたQoS要件を観察するためにタイマを適用することを容易にする無線通信システム500が例示されている。このシステム500は、モバイル・デバイス504(および/または、(図示しない)任意の数の別のデバイス)と通信しうるソース基地局502を含む。この基地局502は、順方向リンク・チャネルすなわちダウンリンク・チャネルによって、モバイル・デバイス504に情報を送信しうる。さらに、る基地局502は、逆方向リンク・チャネルすなわちアップリンク・チャネルによって、モバイル・デバイス504から情報を受信しうる。さらに、システム500は、MIMOシステムでありうる。それに加えて、システム500は、(例えば、3GPP、3GPP2、3GPP LTE等のような)OFDMA無線ネットワークで動作しうる。さらに、基地局502内の、図示および以下に説明するような構成要素および機能は、一例として、逆にモバイル・デバイス504にも存在しうる。
基地局502は、無線通信におけるPDCPレイヤを管理するPDCPモジュール508を含みうる。特に、PDCPモジュール508は、ダウンリンクにおける送信のためのデータ・パケットを取得しうる。PDCPモジュール508は、データ・パケットへのシーケンス番号の割当、パケットの暗号化、データ・パケット・ヘッダの圧縮等を実施しうる。それに加えて、PDCPモジュール508は、下部レイヤからPDCP PDUを取得しうる。下部レイヤでは、PDUが、アップリンク・チャネルで基地局502へ送信される。同様に、モバイル・デバイス504は、モバイル・デバイスのPDCPレイヤを管理するPDCPモジュール512を含みうる。PDCPモジュール512は、PDCPモジュール506に対して類似の動作を実行する。PDCPモジュール508、512は、図2および図4に関して上記したようなPDCPモジュール202と実質的に類似しているか、および/または、類似の機能を提供しうることが認識されるべきである。
システム500は、モバイル・デバイス504が、ソース基地局502からハンドオフする目標基地局を含みうる。モバイル・デバイス504は、セル品質インジケータを評価し、セル品質に関連する測定レポートを生成しうる。これらの測定レポートは、最良のサービス提供セルにおける変化を示しうる。例えば、目標基地局506によってサービス提供される目標セルは、ソース基地局502によってサービス提供され、モバイル・デバイス504によって現在利用されているソース・セルよりも良好なセルになりうる。ハンドオーバは、目標基地局506が、より良好なサービス提供セルを提供するというレポートを受信した後に、ソース基地局502によって開始されうる。
ソース基地局502およびモバイル・デバイス504は、タイマ・モジュール510、514をそれぞれ含みうる。タイマ・モジュール510、514は、タイマ・モジュール208に関して既に説明したようなPDCPタイマおよびRLCタイマを提供しうる。それに加えて、タイマ・モジュール510、514は、ハンドオーバ中に、データ・パケットに対するさらなる遅延許容値を可能にするハンドオーバ・タイマを起動しうる。ハンドオーバが始まると、ハンドオーバ・タイマは、PDCPレイヤ内のおのおののPDCP PDUについて起動しうる。ソース基地局502のタイマ・モジュール510は、X2インタフェースを経由して目標基地局506へ転送されたダウンリンクPDUに関連するハンドオーバ・タイマを管理する。特定のPDUに関連付けられたハンドオーバ・タイマが、転送前に終了した場合、PDUは破棄され、目標基地局302へ転送されない。同様に、モバイル・デバイス504のタイマ・モジュール514は、おのおののアップリンクPDUについてハンドオーバ・タイマを管理する。アップリンクPDUは、目標基地局506へ送信される前に、目標基地局506に関連付けられた新たな鍵セットにしたがって暗号化および圧縮される。送信前にハンドオーバ・タイマが終了した場合、PDUは破棄されうる。
図6および図7を参照して、通信ネットワークにおいて送信されたデータ・パケットに関連付けられたQoSを観察するためにタイマを利用することに関連する方法論が記載される。説明を単純にする目的で、これら方法論は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法論は、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法論はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法論を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図6に移って、役に立たない、例えばインターネット・プロトコル(IP)パケットのようなデータ・パケットを破棄するためにタイマを利用することを容易にする方法論600が例示される。特に、この方法600は、(例えば遅延要件あるいは許容値のような)関連付けられたQoS要件にしたがってデータ・パケットを送信する送信機によって適用されうる。参照番号602では、IPパケットが取得され、第1のバッファ内に格納される。例えば、第1のバッファは、送信機のパケット・データ収束プロトコル(PDCP)レイヤに到来するIPパケットを格納するために適用されうる。参照番号604では、第1のタイマが起動され、取得されたIPパケットに関連付けられる。第1のタイマは、IPパケットに関連付けられた遅延許容値に基づいて設定されうる。例によれば、IPパケットは、関連付けられた遅延許容値として30ミリ秒を有しうる。したがって、第1のタイマは、30ミリ秒からカウント・ダウンするように構成されうる。
参照番号606では、PDCPレイヤ処理が始まる。例えば、PDCPレイヤは、PDCPシーケンス番号をIPパケットに割り当て、このIPパケットを暗号化し、および/または、このIPパケットのヘッダを圧縮しうる。参照番号608では、PDCPレイヤ処理が完了したかに関する判定がなされる。終了していない場合、方法600は、参照番号610に進み、第1のタイマが終了したかを確認するための評価がなされる。タイマが終了している場合、方法600は参照番号612に進み、IPパケットが破棄される。参照番号610において、タイマが終了していないと判定された場合、方法600は、処理が完了するか、あるいは、第1のタイマが終了するかを待つことに戻る。タイマが終了する前に、参照番号608においてPDCP処理が完了したと判定された場合、方法600は、参照番号614に進み、IPパケットに基づいて生成されたPDCPプロトコル・データ・ユニットが、ラジオ・リンク制御(RLC)プロトコル・レイヤへ転送される。そして、第1のタイマが停止される。参照番号616では、第2のタイマが起動され、PDCP PDUに関連付けられる。第2のタイマは、PDCP PDUの基礎となるIPパケットに関連付けられた遅延許容値からPDCPレイヤで費やされた時間を引いた分に基づいて設定されうる。例によれば、IPパケットは、関連付けられた30ミリ秒の遅延許容値を有し、RLCレイヤに到着する前に、PDCPレイヤにおいて15ミリ秒を費やす。したがって、第2のタイマは、15ミリ秒からカウント・ダウンするように設定されうる。
参照番号618では、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤ処理が開始される。例えば、RLCレイヤは、RLCシーケンス番号をPDCP PDUへ割り当て、送信のためにHARQエンティティへ配信する。参照番号620では、RLCレイヤ処理が完了し送信が成功したかに関する判定がなされる。RLCレイヤ処理が完了し送信が成功した場合、方法600は、参照番号622へ進む。ここでは、第2のタイマが、停止され、最初のIPパケットについて更なる動作は要求されない。そうでない場合、方法600は、参照番号624に進み、第2のタイマが終了したのかを確認するために第2のタイマが評価される。タイマが終了している場合、方法600は参照番号612に進み、RLC PDU、RLC SUD、およびPDCP SDUが破棄される。参照番号624において、タイマが終了していないと判定された場合、方法600は、送信が成功するか、あるいは第2のタイマが終了するかを待つことに戻る。
図7を参照して示すように、ハンドオーバ中に、役に立たないデータ・パケットを破棄するためにタイマを利用することを容易にする方法論700が例示される。特に、方法700は、モバイル・デバイスの目標基地局へのハンドオーバ中に、モバイル・デバイスおよび/またはソース基地局によって適用されうる。参照番号702では、ソース基地局と目標基地局との間でのモバイル・デバイスのハンドオーバ動作が開始される。参照番号704では、ソース基地局のPDCPレイヤにおけるおのおののPDU(例えば、ダウンリンク・データ)、および/または、モバイル・デバイスのPDCPレイヤにおけるおのおののPDU(例えば、アップリンク・データ)についてタイマが起動される。このタイマは、パケットが、破棄される前に目標基地局へ転送されるようにする追加の遅延時間を導入する。参照番号706では、目標基地局へのPDUの転送が開始される。例えば、ソース基地局は、PDUを、X2インタフェースを経由して目標基地局へ転送しうる。モバイル・デバイスは、目標基地局に関連付けられた新たな鍵にしたがってPDUの暗号化および圧縮を行う。参照番号708では、関連付けられたタイマが終了する前に目標基地局へ転送されていないPDUが破棄される。
本明細書に記載された1または複数の態様にしたがって、タイマを設定すること、破棄がなされそうかを判定すること等に関する推論がなされることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」という用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図8は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システムにおけるモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にするモバイル・デバイス800の例示である。モバイル・デバイス800は、例えば、システム100、システム500、方法論600、および方法論700に関連して本明細書でより多く説明されたようなモバイル・デバイス116、モバイル・デバイス504、あるいは通信装置200と同じまたは類似しているか、および/または、同じ機能または類似の機能を備えうることが認識されるべきである。
モバイル・デバイス800は、例えば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを得る受信機802を備える。受信機802は、例えばMMSE受信機であり、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ806へ送る復調器804を備えうる。プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機808による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、モバイル・デバイス800の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機802によって受信された情報を分析することと、送信機808による送信のための情報を生成することと、モバイル・デバイス800のうちの1または複数の構成要素を制御することとのすべて行うプロセッサでありうる。モバイル・デバイス800はさらに、例えば基地局(例えば、102、502)、他のモバイル・デバイス(例えば、112)等へ信号(例えば、データ)を送信することを容易にするために、送信機808と連携して動作しうる変調器810を備えうる。
1つの態様では、プロセッサ806は、無線通信においてPDCPレイヤを管理するPDCPモジュール202に接続されうる。例えば、PDCPモジュール202は、IPヘッダ圧縮および解凍、ユーザ・データ転送、ラジオ・ベアラのシーケンス番号の維持等を実行しうる。別の態様では、プロセッサ806は、RLCプロトコル・レイヤ機能を提供するRLCモジュール204に接続されうる。プロセッサ806はさらに、QoS遅延要件に関して、送信前にPDCPレイヤおよび/またはRLCレイヤ内にデータ・パケットがとどまる時間を測定するタイマ・モジュール208に接続されうる。プロセッサ806はまた、タイマ終了を過ぎてPDCPレイヤにおいて遅延したIPパケット、または、タイマの終了前に、送信が成功しなかったRLC SDU、RLC PDU、およびPDCP SDUを破棄することを容易にする破棄モジュール402に接続されうる。
モバイル・デバイス800はさらにメモリ812を備えることができる。このメモリ812は、プロセッサ806に動作可能に接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ812はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等での)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。さらに、メモリ812は、モバイル・デバイス800によってサービス提供される1または複数のベアラに関連する優先ビット・レート、最大ビット・レート、キュー・サイズ等を保持しうる。
本明細書に記載されたデータ・ストア(例えば、メモリ812)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ812は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
PDCPモジュール202、RLCモジュール204、タイマ・モジュール208、破棄モジュール402、およびメモリ812はおのおの、例えばシステム200、システム300、システム400、およびシステム500に関連して本明細書により十分に記載されたそれぞれの構成要素と同じまたは類似しているか、あるいは、同じまたは類似の機能を備えうることがさらに認識および理解されるべきである。PDCPモジュール202、RLCモジュール204、タイマ・モジュール208、破棄モジュール402、およびメモリ812はそれぞれ、必要に応じて、(図示するような)スタンド・アロン・ユニットでありうるか、プロセッサ806内に含まれうるか、別の構成要素内に組み込まれうるか、および/または、これらの実質的に任意の適切な組み合わせでありうることがさらに認識および理解されるべきである。
図9は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システム内のモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にしうるシステム900の例示である。システム900は、基地局102(例えば、アクセス・ポイント)を備えうる。基地局102は、複数の受信アンテナ904を介して1または複数のモバイル・デバイス116から信号を受信する受信機902と、送信アンテナ908を介して1または複数のモバイル・デバイス116へ信号(例えば、データ)を送信する送信機906とを含みうる。受信機902は、受信アンテナ904から情報を受信する。また、受信した情報を復調する復調器910と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、受信機902によって受信された情報の分析、および/または、送信機906による送信のための情報の生成に特化されたプロセッサであるか、基地局102のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信機902によって受信された情報の分析と、送信機906によって送信される情報の生成と、基地局102のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサである、プロセッサ912によって分析されうる。基地局102はまた、例えば、モバイル・デバイス116、別のデバイス等へ信号(例えば、データ)を送信することを容易にする送信機906と連携して動作しうる変調器914を備えうる。
プロセッサ912は、無線通信におけるPDCDPレイヤを管理するPDCPモジュール202と接続されうる。例えば、PDCPモジュール202は、IPヘッダ圧縮および解凍、ユーザ・データ転送、ラジオ・ベアラのためのシーケンス番号の維持等を実行しうる。別の態様では、プロセッサ912は、RLCプロトコル・レイヤ機能を提供するRLCモジュール204へ接続されうる。プロセッサ912はまた、QoS遅延要件に関し、送信前にPDCPレイヤおよび/またはRLCレイヤ内にデータ・パケットがとどまる時間を測定するタイマ・モジュール208に接続されうる。プロセッサ912はまた、タイマが終了を過ぎてPDCPレイヤにおいて遅延されたIPパケット、または、タイマが終了する前に送信が成功しなかったRLC SDU、RLC PDU、およびPDCP SDUを破棄することを容易にする破棄モジュール402へ接続されうる。
基地局102はさらにメモリ916を備えることができる。このメモリ916は、プロセッサ912に動作可能に接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ916はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等の)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを格納しうる。
本明細書に記載のメモリ916は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ918は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
PDCPモジュール202、RLCモジュール204、タイマ・モジュール208、破棄モジュール402、およびメモリ916はおのおの、例えばシステム200、システム300、システム400、およびシステム500に関連して本明細書により十分に記載されたそれぞれの構成要素と同じまたは類似しているか、あるいは、同じまたは類似の機能を備えうることが認識および理解されるべきである。PDCPモジュール202、RLCモジュール204、タイマ・モジュール208、破棄モジュール402、およびメモリ916はおのおの、必要に応じて、(図示するような)スタンド・アロン・ユニットでありうるか、プロセッサ912内に含まれうるか、別の構成要素内に組み込まれうるか、および/または、これらの実質的に任意の適切な組み合わせでありうることがさらに認識および理解されるべきである。
図10は、無線通信システム1000の例を示す。無線通信システム1000は、簡潔さの目的で、1つの基地局1010と1つのモバイル・デバイス1050とを示している。しかしながら、システム1000は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局1010およびモバイル・デバイス1050の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局1010および/またはモバイル・デバイス1050は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1、図2、図4、図8、および図9)、例(図4)、および/または方法(図6乃至図7)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局1010では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1012から送信(TX)データ・プロセッサ1014へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1014は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス1050において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1030によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1020に提供される。TX MIMOプロセッサ1020はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1022a乃至1022tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1020は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1022は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1022a乃至1022tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ1024a乃至1024tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス1050では、送信された変調信号がN個のアンテナ1052a乃至1052rによって受信され、おのおののアンテナ1052からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)1054a乃至1054rへ提供される。おのおのの受信機1054は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1060は、N個の受信機1054からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1060は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1060による処理は、基地局1010におけるTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータ・プロセッサ1014によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ1070は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ1070は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース1036から受け取るTXデータ・プロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、送信機1054a乃至1054rによって調整され、基地局1010へ送り戻される。
基地局1010では、モバイル・デバイス1050からの変調信号が、アンテナ1024によって受信され、受信機1022によって調整され、復調器1040によって復調され、RXデータ・プロセッサ1042によって処理されて、モバイル・デバイス1050によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ1030は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1030およびプロセッサ1070は、基地局1010およびモバイル・デバイス1050それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1032およびメモリ1072に関連付けられうる。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図11を参照して、サービス品質要件を遵守するためにタイマを利用するシステム1100が例示される。例えば、システム1100は、基地局、モバイル・デバイス等の中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、データ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動するための電子構成要素1104を含みうる。例えば、このタイマは、データ・パケットが、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到着した場合に起動され、関連付けられうる。さらに、論理グループ1102は、タイマ終了を検出するための電子構成要素1106を備えうる。さらに、論理グループ1102は、タイマが終了するとデータ・パケットを破棄するための電子構成要素1108を備えうる。例示によれば、データ・パケットは、タイマ終了時にパケット・データ収束プロトコル・レイヤに未だに存在する場合、破棄される。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1110を含みうる。メモリ1110の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1104、1106、1108のうちの1または複数は、メモリ1110内に存在しうることが理解されるべきである。
図12に参照するように、サービス品質要件を遵守するためにタイマを利用するシステム1200が例示される。例えば、システム1200は、基地局、モバイル・デバイス等の中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1200は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されていることが認識されるべきである。システム1200は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1202を含む。例えば、論理グループ1202は、プロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動するための電子構成要素1204を含みうる。例えば、PDCPにおいて、データ・パケットに基づいて生成されたプロトコル・データ・ユニットが、ラジオ・リンク制御レイヤに到着した場合に起動および関連付けられうる。さらに、論理グループ1202は、タイマの終了を検出するための電子構成要素1206を備えうる。さらに、論理グループ1202は、タイマが終了すると、プロトコル・データを破棄するための電子構成要素1208を備えうる。例示によれば、データ・パケットは、タイマ終了時にパケット・データ収束プロトコル・レイヤに未だに存在する場合には破棄される。さらに、システム1200は、電子構成要素1204、1206、1208に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1210を含みうる。メモリ1210の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1204、1206、1208のうちの1または複数は、メモリ1210内に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。

Claims (30)

  1. サービス品質要件を遵守することを容易にする方法であって、
    パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到達するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動することと、
    前記第1のタイマの終了を検出することと、
    タイマ終了時に、前記データ・パケットが前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、前記データ・パケットを破棄することと
    を備える方法。
  2. 前記データ・パケットに対応するサービス品質要件に少なくとも部分的に基づいて前記第1のタイマを設定することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービス品質要件は、前記データ・パケットが受信機に到達することを可能にする最大合計遅延を指定する遅延許容値を含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記データ・パケットを、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤにおいてプロトコル・データ・ユニットに変換することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記プロトコル・データ・ユニットを、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤへ配信することと、
    前記第1のタイマを停止することと
    をさらに備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに到着すると、前記プロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動することと、
    前記第2のタイマの終了を検出することと、
    タイマ終了時に、前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在する場合、前記プロトコル・データ・ユニットを破棄することと
    をさらに備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記プロトコル・データ・ユニットに対応する遅延許容値と、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤで費やされた時間の測定値とに少なくとも部分的に基づいて前記第2のタイマを設定することをさらに備える請求項6に記載の方法。
  8. ハンドオーバ動作が開始されると、1または複数のハンドオーバ・タイマを起動することをさらに備え、
    前記1または複数のハンドオーバ・タイマのうちのおのおののハンドオーバ・タイマは、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに保持されたデータ・パケットと個別に関連付けられている請求項1に記載の方法。
  9. 前記ハンドオーバ・タイマは、追加の許容可能な遅延を導入する請求項8に記載の方法。
  10. 目標基地局へ転送される前に、関連付けられたハンドオーバ・タイマが終了したデータ・パケットを破棄することをさらに備える請求項8に記載の方法。
  11. 許容値を超えて遅延したデータ・パケットを破棄することを容易にする通信装置であって、
    データ・パケットを取得し、前記データ・パケットに基づいてプロトコル・データ・ユニットを生成するパケット・データ収束プロトコル(PDCP)モジュールと、
    正しく送信している前記PDCPモジュールによって生成されたプロトコル・データ・ユニットを保持するラジオ・リンク制御(RLC)モジュールと、
    少なくとも、前記データ・パケットが前記PDCPモジュールにおいて費やした時間に関連するPDCPタイマと、前記プロトコル・データ・ユニットが、前記RLCモジュールに存在する時間に関連するRLCタイマと、を管理するタイマ・モジュールと、
    タイマ終了時に、前記プロトコル・データ・ユニットの生成前に前記PDCPタイマが終了した場合には、前記データ・パケットを破棄することと、送信が成功する前に前記RLCタイマが終了した場合には、前記プロトコル・データ・ユニットを破棄することと、のうちの1つを行う破棄モジュールと
    を備える通信装置。
  12. 前記PDCPタイマは、前記データ・パケットに対応するサービス品質要件に少なくとも部分的に基づいて設定される請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記サービス品質要件は、前記データ・パケットが受信機に到達することを可能にする最大合計遅延を指定する遅延許容値を含む請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記データ・パケットが前記PDCPモジュールに到着した場合、前記タイマ・モジュールが前記PDCPタイマを起動する請求項11に記載の通信装置。
  15. 前記プロトコル・データ・ユニットが前記RLCモジュールに到達した場合、前記タイマ・モジュールは前記PDCPタイマを停止し、前記RLCタイマを起動する請求項11に記載の通信装置。
  16. 前記タイマ・モジュールはさらに、ハンドオーバ動作の開始時に起動するハンドオーバ・タイマを管理する請求項11に記載の通信装置。
  17. 前記ハンドオーバ・タイマは、PDCPレイヤ内のおのおののデータ・パケットのために生成される請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記データ・パケットが目標基地局へ転送されることを可能にする追加の許容可能な遅延を、前記ハンドオーバ・タイマが導入する請求項16に記載の通信装置。
  19. サービス品質要件を遵守することを容易にする装置であって、
    パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到達するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動する手段と、
    前記第1のタイマの終了を検出する手段と、
    タイマ終了時に、前記データ・パケットが前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、前記データ・パケットを破棄する手段と
    を備える無線通信装置。
  20. 前記データ・パケットに対応するサービス品質要件に少なくとも部分的に基づいて前記第1のタイマを設定する手段をさらに備える請求項19に記載の無線通信装置。
  21. 前記サービス品質要件は、前記データ・パケットが受信機に到達することを可能にする最大合計遅延を指定する遅延許容値を含む請求項20に記載の無線通信装置。
  22. 前記データ・パケットを、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤにおいてプロトコル・データ・ユニットに変換する手段をさらに備える請求項19に記載の無線通信装置。
  23. 前記プロトコル・データ・ユニットを、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤへ配信する手段と、
    前記第1のタイマを停止する手段と
    をさらに備える請求項22に記載の無線通信装置。
  24. 前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに到着すると、前記プロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動する手段と、
    前記第2のタイマの終了を検出する手段と、
    タイマ終了時に、前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在する場合、前記プロトコル・データ・ユニットを破棄する手段と
    をさらに備える請求項23に記載の無線通信装置。
  25. 前記プロトコル・データ・ユニットに対応する遅延許容値と、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤで費やされた時間の測定値とに少なくとも部分的に基づいて前記第2のタイマを設定する手段をさらに備える請求項24に記載の無線通信装置。
  26. ハンドオーバ動作が開始されると、1または複数のハンドオーバ・タイマを起動する手段をさらに備え、
    前記1または複数のハンドオーバ・タイマのうちのおのおののハンドオーバ・タイマは、前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに保持されたデータ・パケットと個別に関連付けられている請求項19に記載の無線通信装置。
  27. 前記ハンドオーバ・タイマは、追加の許容可能な遅延を導入する請求項26に記載の無線通信装置。
  28. 目標基地局へ転送される前に、関連付けられたハンドオーバ・タイマが終了したデータ・パケットを破棄する手段をさらに備える請求項26に記載の無線通信装置。
  29. 少なくとも1つのコンピュータに対して、パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到達するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記第1のタイマの終了を検出させるためのコードと、
    前記第1のタイマの終了時に、前記データ・パケットが前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記データ・パケットを破棄させるためのコードと、
    プロトコル・データ・ユニットが、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに到着すると、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記プロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記第2のタイマの終了を検出させるためのコードと、
    前記第2のタイマの終了時に、前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在する場合、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記プロトコル・データ・ユニットを破棄させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  30. 無線通信システムにおける装置であって、
    パケット・データ収束プロトコル・レイヤに到達するデータ・パケットに関連付けられた第1のタイマを起動し、
    前記第1のタイマの終了時に、前記データ・パケットが前記パケット・データ収束プロトコル・レイヤに存在する場合、前記データ・パケットを破棄し、
    プロトコル・データ・ユニットが、ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに到着すると、前記プロトコル・データ・ユニットに関連付けられた第2のタイマを起動し、
    前記第2のタイマの終了時に、前記プロトコル・データ・ユニットが、前記ラジオ・リンク制御プロトコル・レイヤに存在する場合、前記プロトコル・データ・ユニットを破棄するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える装置。
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