JP5096586B2 - 媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマット - Google Patents

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2007年10月1日に出願された"LONG TERM EVOLUTION MAC HEADER FORMAT OPTIMIZED DESIGN"と題された米国仮出願60/976,764号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットの最適設計に関する。
無線通信システムは、例えば音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPP2、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)等のような仕様に準拠しうる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。おのおののモバイル・デバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンクによる通信によって、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。それに加えて、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク構成で、モバイル・デバイスが他のモバイル・デバイスと(および/または、基地局が他の基地局と)通信することができる。
無線通信システムは、しばしば、有効通信範囲領域を提供する1または複数の基地局を適用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信する。ここで、データ・ストリームは、アクセス端末に対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効通信範囲領域内のアクセス端末スは、合成ストリームによって搬送される1つの、1つより多くの、または全てのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、アクセス端末は、基地局あるいは他のアクセス端末へデータを送信することができる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを利用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、高められたスペクトル効率、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、これら実施形態の簡単な概要を示す。この概要は、考えられる全ての実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の重要要素または決定的要素を特定することでもなく、任意または全ての実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、1または複数の実施形態のいくつかの概念を、後述するより詳細な記載に対する前置きとして、より簡単な形式で表すことである。
1または複数の実施形態およびこれらに対応する開示によれば、無線通信において複数の媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ・フォーマットを利用することに関連するさまざまな態様が記載される。MACヘッダ・フォーマットは、プロトコル・データ・ユニット(PDU)に含まれる特定のタイプのデータのために特化されうる。それに加えて、MACヘッダは、不必要なオーバヘッドをもたらすことなく、サイズが変化するペイロードに適応するために可変長を有しうる。さらに、関連付けられたプロトコル・レイヤへのダイレクトなアクセスおよび制御PDUの配信を可能とし、より良好なサービス品質処理を保証するメカニズムが提供される。
関連する態様によれば、複数の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを適用することを容易にする方法が提供される。この方法は、関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定することを備える。この方法はまた、判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することをも含みうる。それに加えて、この方法は、媒体アクセス制御ヘッダおよび関連付けられたプロトコル・データ・ユニットを送信することを備えうる。
別の態様は、可変の媒体アクセス制御ヘッダを利用することを容易にする通信装置に関する。この通信装置は、関連付けられたプロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定する手段を含みうる。この通信装置はさらに、判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成する手段を備えうる。それに加えて、この通信装置は、媒体アクセス制御ヘッダおよび関連付けられたプロトコル・データ・ユニットを送信する手段を含みうる。
また、別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、メモリを含みうる。このメモリは、関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含むデータのタイプを判定することと、判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することと、媒体アクセス制御ヘッダと関連付けられたプロトコル・データ・ユニットとを送信することと、に関連する命令群を保持する。それに加えて、この無線通信装置はさらに、メモリに接続されメモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを備えうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を有しうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定させるためのコードを含みうる。ここで、データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む。コンピュータ読取可能媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成させるためのコードを備えうる。それに加えて、コンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、媒体アクセス制御ヘッダおよび関連付けられたプロトコル・データ・ユニットを送信させるためのコードを含みうる。
本明細書に記載された別の態様は、可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信を容易にする方法に関連する。この方法は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することを含みうる。この方法はさらに、関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に少なくとも部分的に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定することを備えうる。それに加えて、この方法は、1または複数のプロトコル・レイヤおよびデータのタイプにしたがって、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することを含みうる。
さらに別の態様は、可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信することを容易にする通信装置に関する。この通信装置は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信する手段を含みうる。この通信装置はさらに、関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に少なくとも部分的に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定する手段を備えうる。それに加えて、この通信装置は、1または複数のプロトコル・レイヤおよびデータのタイプにしたがって、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価する手段を含みうる。
本明細書に記載されたさらなる態様は、メモリを備えた無線通信装置に関する。このメモリは、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することと、関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に少なくとも部分的に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれる制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つでありうるデータのタイプを判定することと、1または複数のプロトコル・レイヤおよびデータのタイプにしたがって媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することとに関連する命令群を保持しうる。それに加えて、無線通信装置は、メモリに接続されメモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを含みうる。
また他の態様はコンピュータ・プログラム製品に関連する。このコンピュータ・プログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに対して、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を有しうる。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に少なくとも部分的に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれる制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つでありうるデータのタイプを判定させるためのコードを備えうる。それに加えて、このコンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のプロトコル・レイヤおよびデータのタイプにしたがって媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価させるためのコードを含みうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の記載および関連する図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちのほんのいくつかを示すに過ぎず、記載された実施形態は、そのような全ての態様およびそれらの等化物を含むことが意図される。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、無線通信環境において適用される通信装置の実例である。 図3は、可変長を含むさまざまなMACヘッダ・フォーマットを適用することを容易にする無線通信システムの実例である。 図4は、主題とする開示の態様にしたがったMACヘッダ・フォーマットの実例である。 図5は、主題とする開示の態様にしたがってMACヘッダを選択し生成することを容易にする方法論の実例である。 図6は、態様にしたがってMACヘッダを受信することを容易にする方法論の実例である。 図7は、主題とする開示の態様にしたがってさまざまな媒体アクセス制御(MAC)ヘッダを使用することを容易にするシステムの実例である。 図8は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システムにおいてモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にするシステムの実例である。 図9は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と連携して適用されうる無線ネットワーク環境の実例である。 図10は、無線通信システムにおいてデータの送信の際に適用するヘッダ・フォーマットを判定するシステムの実例である。 図11は、可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを含む送信を受信することを容易にするシステムの実例である。
さまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1または複数のコンピュータに局在化されるか、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されうる。それに加えて、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、さまざまな実施形態が、本明細書において、モバイル・デバイスに関して記載される。モバイル・デバイスはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eノードBまたはeNB)、基地トランシーバ局(BTS)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または機能は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、超モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)からの文書に記載されている。
図1に示すように、無線通信システム100が、本明細書に示されたさまざまな実施形態にしたがって例示される。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を備える。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナが例示されているが、おのおののグループについて、それよりも多いあるいはそれよりも少ないアンテナが適用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連付けられた複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってモバイル・デバイス116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってモバイル・デバイス116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でモバイル・デバイス122へ情報を送信し、逆方向リンク126でモバイル・デバイス122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のモバイル・デバイスに通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を向上するためにビームフォーミングを適用することができる。例えば、これは、所望の方向に信号を向けるプリコーダを用いることによって提供される。また、基地局102は、関連付けられた有効通信範囲内にランダムに分布しているモバイル・デバイス116、122へ送信するために、ビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナで送信する基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス116、122は、一例において、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。一例によれば、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。さらに、システム100は、(例えば、順方向リンク、逆方向リンクのような)通信チャネルを分割するために、例えばFDD、TDD等のような実質的に任意のタイプのデュプレクス技術を利用しうる。
図2に移って、無線通信環境内で適用される通信装置200が例示される。この通信装置200は、基地局または基地局の一部、モバイル・デバイスまたはモバイル・デバイスの一部、あるいは、無線通信環境で送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置でありうる。通信システムでは、通信装置200は、以下に説明するように、可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットが利用されることを可能にする構成要素を適用しうる。
通信装置200は、通信のためのさまざまなプロトコル・レイヤに関連付けられたプロトコルを導入しうる。例えば、通信装置200は、ラジオ・リソース制御(RRC)プロトコル機能を提供しうるRRCモジュール202を含みうる。例えば、RRCモジュール202は、モバイル・デバイス、基地局、および通信ネットワークの間の制御プレーン・シグナリングを容易にすることができる。それに加えて、RRCモジュール202は、例えば接続確立および解放、システム情報ブロードキャスト、ベアラ確立、再設定および解放、接続モビリティ手順、ページング通知、電力制御等のような設定動作および運転動作を実行しうる。通信装置200はまた、無線通信におけるパケット・データ収束(PDCP)レイヤを管理するPDCPモジュール204を含みうる。例えば、PDCPモジュール204は、IPヘッダ圧縮および解凍、ユーザ・データ転送、ラジオ・ベアラのためのシーケンス番号の維持等を実行しうる。さらに、通信装置200はさらに、ラジオ・リンク制御(RLC)プロトコル機能を提供するRLCモジュール206を含みうる。通信装置はさらに、共有媒体へのアクセスを容易にする媒体アクセス制御(MAC)モジュール208を含みうる。それに加えて、通信装置200は、信号の送信および受信のために適用されるラジオ・インタフェースを管理および制御する物理レイヤ・モジュール210を含みうる。
PDCPモジュール204、RLCモジュール202、およびMACモジュール206は、情報の生成、および/または、生成した情報の、それぞれのプロトコルに関連付けられたプロトコル・データ・ユニット(PDU)、ペイロード、パケット、ヘッダへのパックを行いうる。例によれば、MACモジュール206は、送信されたデータのタイプ(例えば、ユーザまたは制御)、高次レイヤPDUのサイズ、MAC PDUの目的(例えば、パディングPDU)等に依存して、さまざまなヘッダ・フォーマットを適用しうる。したがって、通信装置200は、通信装置200の送信ニーズに基づいて適切なMACヘッダ・フォーマットを判定するフォーマット・セレクタ212を含みうる。例えば、通信装置200が制御データを送信する場合、フォーマット・セレクタ212は、制御データのための適切なフォーマットを判定しうる。通信装置200はさらに、フォーマット・セレクタ212によって選択されたフォーマットにしたがってMACヘッダを生成するヘッダ・エンコーダ214を含みうる。
1つの実例では、MACヘッダは、限定される訳ではないが、MAC PDUを経路付ける論理チャネルのうちの少なくとも1つを指定する論理チャネル識別子(LCID)、(例えば、MAC PDUまたはペイロードのような)MACサービス・データ・ユニットの長さを指定する長さフィールド、および、拡張フィールドのようなさまざまな情報を含みうる。別の態様では、LCIDは、適用されているMACヘッダ・フォーマットを示しうる。それに加えて、広範囲のMAC PDUサイズに適応するために、可変長フィールドが適用されうる。可変長フィールドによって、小さなMAC PDUのために小さな長さのフィールドが利用され、大きなMAC PDUのための大きな長さのフィールドが利用されるようになる。これによって、不必要なオーバヘッドを最小化する。可変長は、MAC PDU内にカプセル化された可変サイズのPDCPあるいはRLC PDUから得られる。上部レイヤ制御メッセージのダイレクトな配信を可能にするために、MACヘッダはさらに、カプセル化されたPDUのタイプ(例えば、RLCまたはPDCP)を識別するフィールドを含みうる。さらに、MACヘッダは、パディングを指定する特別なインジケータを含むことができる。
実例となる実施形態にしたがって、上記態様は、LCID値によってカテゴライズされるいくつかのMACヘッダ・フォーマット設計で指定されうる。例えば、以下により詳細に説明するように、‘11111’のLCID値は、関連付けられたMAC PDUがパディングであることを示しうる。それに加えて、‘00000’のLCID値は、MACヘッダが、制御データとともに利用されることを示しうる。‘11111’と‘00000’との間の何れの値も、ユーザ・データのために確保しておくことができる。
さらに、図示していないが、通信装置200は、送信のために必要とされるMACヘッダのタイプを識別することと、選択されたフォーマットにしたがってMACヘッダ情報を符号化することと、特定のMACフォーマットを受信すると、この特定のMACフォーマットを識別すること等に関連付けられた命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。それに加えて、メモリは、MAC PDU内にカプセル化された上部レイヤ制御メッセージのダイレクトな配信のための命令群を保持しうる。さらに、通信装置200は、命令群(例えば、メモリに保持された命令群、別のソースから取得された命令群等)を実行することに関連して利用されるプロセッサを含みうる。
図3に示すように、可変長を含むさまざまなMACヘッダ・フォーマットを適用することを容易にする無線通信システム300が例示される。このシステム300は、ユーザ機器304(および/または、(図示しない)任意の数の別のデバイス)と通信する基地局302を含む。基地局302は、順方向リンク・チャネルすなわちダウンリンク・チャネルを介してユーザ機器304へ情報を送信しうる。さらに、基地局302は、逆方向リンク・チャネルすなわちアップリンク・チャネルを介してユーザ機器304から情報を受信しうる。さらに、システム300は、MIMOシステムでありうる。それに加えて、システム300は、(例えば、3GPP、3GPP2、3GPP LTE等のような)OFDMA無線ネットワークで動作しうる。さらに、一例として、その逆に、図示および以下に記載する基地局302内の構成要素および機能が、ユーザ304内に存在することも可能である。
基地局302は、図2を参照して上述したように、ラジオ・リソース制御(RRC)モジュール306、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)モジュール308、ラジオ・リンク制御(RLC)モジュール310、媒体アクセス制御(MAC)モジュール312、および物理レイヤ・モジュール314を備えたプロトコル・スタックを含みうる。基地局302は、任意の適切な数のプロトコル・レイヤを含み、主題とするイノベーションは、本明細書に記載されたプロトコル・レイヤに限定されないことが認識されるべきである。それに加えて、基地局302は、複数のフォーマットから、送信のために適用するMACヘッダ・フォーマットを決定するフォーマット・セレクタ316を含みうる。例えば、フォーマット・セレクタ316は、ユーザ・データが送信されるべきであることを判定し、ユーザ・データのために適切なフォーマットを選択する。別の例において、フォーマット・セレクタ316は、制御データが送信されるべきであることを判定し、制御データMACヘッダ・フォーマットを選択する。それに加えて、フォーマット・セレクタ316は、パディング・ヘッダ・フォーマットが適用されるべきであると判定しうる。基地局302はさらに、フォーマット・セレクタ316によって選択されたフォーマットにしたがってMACヘッダを生成するヘッダ・エンコーダ318を含みうる。それに加えて、基地局302は、MACヘッダによって定義されたように、基地局302内のプロトコル・レイヤへデータを通信するために、受信したMACヘッダを自動的に評価するルータ320を含みうる。例えば、RLC PDUがカプセル化されていることを示す制御データMACヘッダが受信されうる。PDUのためのより良好なサービス品質処理を提供するために、ルータ320は、RLCモジュール310へRLC PDUをダイレクトに配信しうる。
ユーザ機器304は、図2を参照して上述したように、ラジオ・リソース制御(RRC)モジュール322、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)モジュール324、ラジオ・リンク制御(RLC)モジュール326、媒体アクセス制御(MAC)モジュール328、および物理レイヤ・モジュール330を備えたプロトコル・スタックを含みうる。ユーザ機器304は、任意の数の適切なプロトコル・レイヤを含み、主題とするイノベーションは、本明細書に記載されたプロトコル・レイヤに限定されないことが認識されるべきである。それに加えて、ユーザ機器304は、複数のフォーマットから、送信のために適用するMACヘッダ・フォーマットを決定するフォーマット・セレクタ332を含みうる。例えば、フォーマット・セレクタ332は、ユーザ・データが送信されるべきであると判定し、ユーザ・データに適切なフォーマットを選択する。別の例では、フォーマット・セレクタ332は、制御データが送信されるべきであると判定し、制御データMACヘッダ・フォーマットを選択する。それに加えて、フォーマット・セレクタ332は、パディング・ヘッダ・フォーマットが適用されるべきであると判定しうる。ユーザ機器304はさらに、フォーマット・セレクタ332によって選択されたフォーマットにしたがってMACヘッダを生成するヘッダ・エンコーダ334を含みうる。それに加えて、ユーザ機器304は、MACヘッダによって定義されるように、ユーザ機器304内のプロトコル・レイヤへデータを通信するために、受信したMACヘッダを自動的に評価するルータ336を含みうる。例えば、RLC PDUがカプセル化されたことを示す制御データMACヘッダが受信されうる。PDUのためにより良好なサービス品質処理を提供するために、ルータ336は、RLC PDUをRLCモジュール326へダイレクトに配信しうる。フォーマット・セレクタ316、332およびヘッダ・エンコーダ318、334は、MACモジュール312、328の一部としてそれぞれ示されている一方、フォーマット・セレクタおよびヘッダ・エンコーダは、個別のモジュールまたは構成要素でありうるか、および/または、図3に示すその他のモジュールに関連付けられうることが認識されるべきである。
フォーマット・セレクタ332によって生成されたMACヘッダと、ユーザ機器304内のヘッダ・エンコーダ334とが、基地局302へ送信されうることが認識されるべきである。基地局302内の特別に定義されたプロトコル・レイヤへデータをダイレクトに転送する(例えば、これによって、MACモジュール312上の少なくとも1つのプロトコルをバイパスすることができる)ために、MACヘッダがルータ320によって評価されうる。フォーマット・セレクタ316によって生成されたMACヘッダと、基地局302内のヘッダ・エンコーダ318とが、ユーザ機器304へ通信されうることがさらに認識されるべきである。ユーザ機器304内の特別に定義されたプロトコル・レイヤへデータをダイレクトに伝送するために、MACヘッダがルータ336によって評価されうる。
MACヘッダは、不必要なオーバヘッドなく、その他のレイヤPDUを効率的にカプセル化する可変長を含みうる。可変ヘッダ・フォーマットは、複数の利点を備える。例えば、(例えば基地局302とユーザ機器304との間で送信される情報のブロックのような)伝送ブロックに丁度適合するボイス・オーバIP(VoIP)パケットで利用されうる何れの長さオプションも利用可能ではない。VoIPパケットを用いると、1バイトのMACヘッダで十分でありうる。他のMACヘッダ・オプションは、送信中の可変サイズのRLC PDUを取り扱うために、可変長フィールドを含みうる。それに加えて、MACヘッダは、制御PDUを配信するために、上部レイヤがMACレイヤへダイレクトにアクセスすることを可能にするフィールドを含みうる。さらに、このフィールドは、スケジューラが、同じラジオ・ベアラ上で制御PDUおよびデータPDUを多重化することとは対照的に、PDUへより良質なサービス品質を与えることができるようにするために、制御PDUをスケジューラに見えるようにする。
図4は、主題とする開示の態様にしたがうMACヘッダ・フォーマット400の例を例示する。本明細書に記載されたフォーマットは、フォーマット・セレクタ212、316、332によって選択され、ヘッダ・エンコーダ214、318、334によって生成されうる。フォーマット402は、制御データに関連付けられた典型的なフォーマットである。フォーマット402は、ヘッダを制御データ・ヘッダとして識別するために、‘00000’の論理チャネル識別子(LCID)値を含んでいる。フォーマット402はさらに、カプセル化されたプロトコル・データ・ユニット(PDU)に関連付けられたプロトコル・レイヤを指定するプロトコル識別子(PID)フィールドを含みうる。実例となる例によれば、PIDフィールドは、カプセル化されたMAC制御PDUを示す‘00’、カプセル化されたRLC制御PDUを示す‘01’、およびカプセル化されたPDCP制御PDUを示す‘10’の値を有しうる。他のPID値符合化が利用されることも認識されるべきである。フォーマット402はさらに、2つの予約フィールド、すなわち、1ビットの予約フィールド(R1)と、3ビットの予約フィールド(R2)とを含みうる。それに加えて、ビット拡張フィールド(E)が含まれうる。1つの態様では、Eフィールドは、追加のフィールドがMACヘッダに追加されたことを示すために利用されうる。フォーマット402では、ヘッダに関連付けられたMAC PDUペイロードの長さを指定する7ビットのMAC長さフィールドが含まれうる。フォーマット402には、PDUをどの論理チャネルへ経路付けるかを示すために、第2のレベルのLCID(LCID2)が提供されうる。1つの態様では、LCID2フィールドは、5ビットの情報を備えうる。
フォーマット404は、ユーザ・データを送信するために適用されうる典型的なフォーマットである。フォーマット404は、ヘッダをユーザ・データ・ヘッダとして識別するために、‘00000’よりも大きく‘11111’よりも小さいLCIDフィールド値を含みうる。フォーマット404はさらに、MAC長さフィールドのサイズを示すMAC長さフィールド(LM)の長さを含みうる。例えば、‘00’であるLM値は、MAC長さフィールドが存在しないことを示しうる(例えば、長さは、物理レイヤによって提供される)。‘01’であるLM値は、7ビットのMAC長さが、ヘッダ内において、1ビットのEフィールドの前に含まれることを示す。‘10’であるLM値は、1ビットのEフィールドの前に15ビットのMAC長さフィールドを指定しうる。フォーマット404はさらに、1ビットの予約フィールド(R1)を含みうる。図4では、フォーマット404は、15ビットのMAC長さフィールドで示される。しかしながら、上述したように、その他のMAC長さが適用されうることが認識されるべきである。
フォーマット406は、パディングのために利用することができる典型的なフォーマットである。フォーマット406は、ヘッダを、MACパディングPDUのためのパディング・ヘッダとして識別するために、‘11111’のLCIDフィールド値を含みうる。8ビットのヘッダにするために、3ビットの予約フィールド(R1)が含まれうる。一例において、R1フィールドが、値‘000’を用いて符号化される。
図5乃至図6では、無線通信において、可変長のMACヘッダ・フォーマットを適用することに関連し、本明細書でカプセル化されたデータのタイプのために特別に設計された方法論が示される。説明を単純にする目的で、これら方法論は、一連のブロックとして示され説明されているが、権利主張する主題は、幾つかのブロックが本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他のブロックと同時に生じうるので、ブロックの順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、方法論はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法論を実現するために、例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
図5に移って、主題とする開示の態様にしたがってMACヘッダの選択および生成を容易にする方法論500が例示される。一例において、方法500は、データをモバイル・デバイスへ送信する基地局(例えば、ノードB、イボルブド・ノードB、アクセス・ポイント等)によって適用され、および/または、データを基地局へ送信するモバイル・デバイスによって適用されうる。参照番号502では、MACヘッダ・タイプが判定される。例えば、MACヘッダ・タイプは、制御データ・ヘッダ、ユーザ・データ・ヘッダ、あるいはパディング・ヘッダでありうる。参照番号504では、ヘッダが、ユーザ・データ・ヘッダであるかが判定される。ヘッダがユーザ・データである場合、方法500は、参照番号506に進み、MACプロトコル・データ・ユニットの長さが確認される。例えば、ペイロードのサイズが判定される。参照番号508では、ヘッダ内の可変のMAC長さフィールドのサイズが確立される。例えば、小さなPDUのために小さなMAC長さフィールドが確立され、大きなPDUのために大きなMAC長さフィールドが適用されるように、MAC長さフィールドのサイズが、MAC PDUの長さと相関付けられる。実例によれば、可変のMAC長さフィールドのサイズは、ゼロ・ビット、7ビット、あるいは15ビットのうちの1つでありうる。参照番号510では、MAC長さフィールドおよびMAC長さフィールドのサイズにしたがってユーザ・データ・ヘッダが生成される。
504において、ヘッダがユーザ・データではないと判定された場合、方法500は参照番号512に進み、プロトコル・データ・ユニットがパディングPDUであるかが判定される。パディングPDUである場合、方法500は、参照番号514に進み、パディング・ヘッダが生成される。パディングPDUではない場合、方法500は、参照番号516に進み、MAC PDU内にカプセル化されうる制御PDUのタイプが確認される。一例において、カプセル化された制御PDUは、MAC制御PDU、RLC制御PDU、あるいはPDCP制御PDUでありうる。参照番号518では、ヘッダに関連付けられた論理チャネルが判定される。例えば、論理チャネルは、MAC PUDが経路付けられるチャネルでありうる。参照番号520では、制御PDUのタイプを指定するフィールド、および、論理チャネルを示すフィールド、を含む制御データ・ヘッダが生成される。
図6に示すように、態様にしたがってMACヘッダを受信することを容易にする方法論600が例示される。特に、方法600は、データ・タイプのために特別に設計された可変長のMACヘッダを受信および処理するために基地局および/またはモバイル・デバイスによって適用されうる。参照番号602では、MAC PDUおよびヘッダが受信される。参照番号604では、ヘッダおよびMAC PDUに関連付けられたデータ・タイプが判定される。例えば、MAC PDUは、制御データPDU、ユーザ・データPDU、あるいはパディングPDUでありうる。参照番号606では、PDUが制御データであるかが判定される。PDUが制御データであれば、方法600は参照番号608に進み、カプセル化されたPUDタイプが確認される。例えば、カプセル化されたPDUは、MAC制御PDU、PDCP制御PDU、あるいはRLC制御PDUでありうる。参照番号610では、MACがダイレクトにアクセスされ、カプセル化されたPDUが、カプセル化されたPDUに関連付けられたプロトコル・レイヤへダイレクトに配信される。例えば、PDUがPDCP PDUである場合、カプセル化されたPDUが、PDPCプロトコル・レイヤ・モジュールへダイレクトに配信される。参照番号612では、MAC PDUが処理される。例えば、PDUが、MACレイヤ・モジュールによって処理され、MACレイヤによって部分的に処理され、上部レイヤへ渡されるか、および/または、上部レイヤへダイレクトに渡される。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、適切なMACヘッダ・フォーマットを選択すること、カプセル化されたPDUに関連付けられたプロトコルを判定すること、ヘッダのタイプを確認すること等に関する推論がなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによってキャプチャされるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図7は、主題とする開示の態様にしたがってさまざまな媒体アクセス制御(MAC)ヘッダを適用することを容易にするモバイル・デバイス700の実例である。モバイル・デバイス700は、開示された主題の態様にしたがって無線通信システムにおいてモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にしうる。モバイル・デバイス700は、例えば、システム100、システム200、システム300、方法論500、および方法論600に関してより詳細に説明するように、モバイル・デバイス116、122、200、304と同一であるか、類似しているか、および/または、同一または類似の機能を備えうることが認識されるべきである。
モバイル・デバイス700は、例えば(図示しない)受信アンテナから信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、調整された信号をデジタル化してサンプルを取得する受信機702を備える。受信機702は、例えばMMSE受信機であり、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定等のためにプロセッサ706へ提供する復調器704を備えうる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析し、および/または、送信機716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、モバイル・デバイス700の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機702によって受信された情報を分析することと、送信機716による送信のための情報を生成することと、モバイル・デバイス700のうちの1または複数の構成要素を制御することとを全て行うプロセッサでありうる。モバイル・デバイス700はさらに、(例えば、データのような)信号を例えば基地局(例えば102、200、302)、他のモバイル・デバイス(例えば122)等へ送信することを容易にする送信機716と連携して動作する変調器714を備える。
モバイル・デバイス700はさらに、プロセッサ706と動作可能に接続されたメモリ708を備えうる。このメモリ708は、送信されるデータ、受信したデータ、利用可能なチャネルに関する情報、分析された信号および/または干渉強度に関するデータ、割り当てられたチャネルに関する情報、電力、レート等、および、チャネルの推定およびチャネルを介した通信のためのその他任意の適切な情報を格納しうる。メモリ708はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等による)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。さらに、メモリ708は、モバイル・デバイス700によってサービス提供される1または複数のベアラに関連する優先ビット・レート、最大ビット・レート、キュー・サイズ等を保持しうる。
本明細書に記載のデータ・ストア(例えば、メモリ708)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリの何れかであるか、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。例示によって、限定ではなく、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的にプログラム可能なROM(EPROM)、電子的に消去可能なPROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。例示によって、限定ではなく、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。
主題とするシステムおよび方法のメモリ708は、限定されるのではなく、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
プロセッサ706は、媒体アクセス制御プロトコルに関連付けられた動作を容易にするMACモジュール710と動作可能に接続されうる。それに加えて、MACモジュール710は、モバイル・デバイス700によって送信されるべきデータのタイプに基づいてMACヘッダ・フォーマットを選択しうる。例えば、MACモジュール710は、制御データ、ユーザ・データ、およびパディングのためのユニークなフォーマットを使用することができる。プロセッサ706はさらに、MACレイヤPDUがモバイル・デバイス700によって受信されると、MACレイヤPDUにダイレクトにアクセスするルータ712に接続されうる。ルータ712は、MACレイヤPDUが上部レイヤPDUをカプセル化しているかを判定し、カプセル化されたPDUを上部レイヤへダイレクトに配信しうる。モバイル・デバイス700はさらに、信号を変調する変調器714と、信号を例えば基地局や他のモバイル・デバイス等へ送信する送信機716とを備える。プロセッサ706と別に示されているが、MACモジュール710、ルータ712、復調器704および/または変調器714は、プロセッサ706または複数のプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図8は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システムにおいてモバイル・デバイスと関連付けられた通信を容易にするシステム800の例示である。システム800は、複数の受信アンテナ806を介して1または複数のモバイル・デバイス804から信号を受信する受信機810と、送信アンテナ808を介して1または複数のモバイル・デバイス804へ信号を送信する送信機824と、を備えた基地局802(例えば、アクセス・ポイント等)を備える。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信する。また、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、受信機810によって受信された情報を分析すること、および、送信機824による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサであるか、基地局802のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信機810によって受信された情報の分析と、送信機824による送信のための情報の生成と、基地局802のうちの1または複数の構成要素の制御とを同時に行うプロセッサ、でありうるプロセッサ814によって分析される。それに加えて、プロセッサ814は、図6に関して上記したプロセッサに類似しており、メモリ816に接続されている。このメモリ816は、信号(例えば、パイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関連する情報、モバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)へ送信されるべきデータ、あるいは、モバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)から受信したデータ、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納する。
それに加えて、メモリ816は、送信されるべきデータと、受信したデータと、利用可能なチャネルに関連する情報と、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータと、割り当てられたチャネル、電力、レート等に関連する情報、およびチャネルの推定およびチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ816はさらに、(例えば、パフォーマンス・レベル、キャパシティ・ベース等の)チャネルの推定および/または利用に関するアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。基地局802はさらに、例えばモバイル・デバイス804、別のデバイス等へ信号(例えば、データ)を送信することを容易にする送信機824と連携して動作しうる変調器822を備えることができる。
本明細書に記載のメモリ816は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリの何れかであるか、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。例示によって、限定ではなく、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、電子的に消去可能なPROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。例示によって、限定ではなく、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ808は、限定されるのではなく、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
プロセッサ814はさらに、媒体アクセス制御プロトコルに関連付けられた動作を容易にするMACモジュール818に接続される。それに加えて、MACモジュール818は、基地局802によって送信されうるデータのタイプに基づいて、MACヘッダ・フォーマットを選択しうる。例えば、MACモジュール818は、制御データ、ユーザ・データ、およびパディングのためのユニークなフォーマットを使用しうる。プロセッサ814はさらに、MACレイヤPDUが基地局802によって受信されると、MACレイヤPDUへダイレクトにアクセスしうるルータ820に接続されうる。ルータ820は、MACレイヤPDUが上部レイヤPDUをカプセルかしているかを判定し、カプセル化されたPDUを上部レイヤへダイレクトに配信する。さらに、プロセッサ814と別に示されているが、MACモジュール818、ルータ820、復調器812、および/または変調器822は、プロセッサ814または複数のプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図9は、無線通信システム900の例を示す。無線通信システム900は、簡潔さの目的で、1つの基地局910と1つのモバイル・デバイス950とを示している。しかしながら、システム900は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局910およびモバイル・デバイス950の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局910および/またはモバイル・デバイス950は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記述されたシステム(図1乃至図3、図7および図8)、例(図4)、および/または方法(図5乃至図6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局910では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース912から送信(TX)データ・プロセッサ914へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ914は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス950において使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、コーディング、および変調は、プロセッサ930によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ920に提供される。TX MIMOプロセッサ920はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)922a乃至922tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機922は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機922a乃至922tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ924a乃至924tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス950では、送信された変調信号がN個のアンテナ952a乃至952rによって受信され、おのおののアンテナ952からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)954a乃至954rへ提供される。おのおのの受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ960は、N個の受信機954からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ960は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920およびTXデータ・プロセッサ914によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ970は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ970は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース936から受け取るTXデータ・プロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a乃至954rによって調整され、基地局910へ送り戻される。
基地局910では、モバイル・デバイス950からの変調信号が、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、RXデータ・プロセッサ942によって処理されて、モバイル・デバイス950によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ930は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ930およびプロセッサ970は、基地局910およびモバイル・デバイス950それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ930およびプロセッサ970はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ932およびメモリ972に関連付けられうる。プロセッサ930およびプロセッサ970はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡しおよび/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図10には、無線通信システムにおいてデータを送信する際に適用されるヘッダ・フォーマットを判定するシステム1000が例示されている。例えば、システム1000は、基地局、モバイル・デバイス等の内部に少なくとも部分的に存在することができる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、関連付けられたプロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定するための電子構成要素1004を含みうる。さらに、論理グループ1002は、判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって、媒体アクセス制御ヘッダを生成するための電子構成要素1006を備えうる。さらに、論理グループ1002は、媒体アクセス制御ヘッダおよび関連付けられたプロトコル・データ・ユニットを送信するための電子構成要素1008を備えうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1010を含みうる。メモリ1010の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、および1008のうちの1または複数は、メモリ1010内に存在しうることが理解されるべきである。
図11には、可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを含む送信を受信することを容易にするシステム1100が例示されている。例えば、システム1100は、基地局、モバイル・デバイス等の内部に少なくとも部分的に存在することができる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信するための電子構成要素1104を含みうる。さらに、論理グループ1102は、関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に少なくとも部分的に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定するための電子構成要素1106を備えうる。さらに、論理グループ1102は、1または複数のプロトコル・レイヤおよびデータのタイプにしたがって、媒体アクセス制御プロトコル・データを評価するための電子構成要素1108を備えうる。
それに加えて、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1110を含みうる。メモリ1110の外側にあると示されているが、電子構成要素1104、1106、および1108のうちの1または複数は、メモリ1110内に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
複数の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを適用することを容易にする方法であって、
関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定することと、
前記判定されたデータのタイプに対応する媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することと、
前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信することと
を備える方法。
[発明2]
前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つである方法。
[発明3]
前記媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットは、制御ヘッダ、ユーザ・ヘッダ、あるいはパディング・ヘッダのうちの少なくとも1つを含む発明1に記載の方法。
[発明4]
前記制御ヘッダは、論理チャネル識別子、プロトコル識別子、媒体アクセス制御長さ、および第2のレベルの論理チャネル識別子を備える発明3に記載の方法。
[発明5]
前記プロトコル識別子は、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット内にカプセル化されたプロトコル・データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを指定する発明4に記載の方法。
[発明6]
前記プロトコル識別子は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット、ラジオ・リンク制御プロトコル・データ・ユニット、または、パケット・データ収束プロトコル・データ・ユニットのうちの少なくとも何れかを指定する発明5に記載の方法。
[発明7]
前記ユーザ・ヘッダは、論理チャネル識別子、媒体アクセス制御長さ、および、媒体アクセス制御長さのサイズを備える発明3に記載の方法。
[発明8]
前記媒体アクセス制御長さは可変である発明7に記載の方法。
[発明9]
前記媒体アクセス制御長さは、ゼロ・ビット、7ビット、あるいは15ビットのうちの少なくとも1つを備える発明8に記載の方法。
[発明10]
前記パディング・ヘッダは、論理チャネル識別子および予約フィールドを備える発明3に記載の方法。
[発明11]
可変の媒体アクセス制御ヘッダを利用することを容易にする通信装置であって、
関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定する手段と、
前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成する手段と、
前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信する手段と
を備える通信装置。
[発明12]
前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む発明11に記載の通信装置。
[発明13]
前記ヘッダ・フォーマットは、制御ヘッダ、ユーザ・ヘッダ、あるいはパディング・ヘッダのうちの少なくとも1つを含む発明11に記載の通信装置。
[発明14]
前記制御ヘッダは、論理チャネル識別子、プロトコル識別子、媒体アクセス制御長さ、および第2のレベルの論理チャネル識別子を備える発明13に記載の通信装置。
[発明15]
前記プロトコル識別子は、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット内にカプセル化されたプロトコル・データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを指定する発明14に記載の通信装置。
[発明16]
前記プロトコル識別子は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット、ラジオ・リンク制御プロトコル・データ・ユニット、または、パケット・データ収束プロトコル・データ・ユニットのうちの少なくとも何れかを指定する発明15に記載の通信装置。
[発明17]
前記ユーザ・ヘッダは、論理チャネル識別子、媒体アクセス制御長さ、および、媒体アクセス制御長さのサイズを備える発明13に記載の通信装置。
[発明18]
前記媒体アクセス制御長さは可変である発明17に記載の通信装置。
[発明19]
前記媒体アクセス制御長さは、ゼロ・ビット、7ビット、あるいは15ビットのうちの少なくとも1つを備える発明18に記載の通信装置。
[発明20]
前記パディング・ヘッダは、論理チャネル識別子および予約フィールドを備える発明13に記載の通信装置。
[発明21]
無線通信装置であって、
関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定することと、前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することと、前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
[発明22]
関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを、少なくとも1つのコンピュータに対して判定させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信させるためのコードと、
を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[発明23]
可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信することを容易にする方法であって、
媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することと、
少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれたデータのタイプを判定することと、
1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することと
を備える方法。
[発明24]
前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む発明23に記載の方法。
[発明25]
少なくとも部分的に、制御データ媒体アクセス制御ヘッダに含まれるプロトコル識別子に基づいて、制御データのためにカプセル化された制御データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを確認することをさらに備える発明24に記載の方法。
[発明26]
前記カプセル化された制御データ・ユニットを、前記関連付けられたプロトコル・レイヤへダイレクトに配信することをさらに備える発明25に記載の方法。
[発明27]
少なくとも部分的に、長さフィールドのサイズに基づいて、前記関連付けられたヘッダ内の長さフィールドのサイズを判定することをさらに備える発明24に記載の方法。
[発明28]
可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信することを容易にする通信装置であって、
媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信する手段と、
少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれたデータのタイプを判定する手段と、
1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価する手段と
を備える通信装置。
[発明29]
前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む発明28に記載の通信装置。
[発明30]
少なくとも部分的に、制御データ媒体アクセス制御ヘッダに含まれるプロトコル識別子に基づいて、制御データのためにカプセル化された制御データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを確認する手段をさらに備える発明29に記載の通信装置。
[発明31]
前記カプセル化された制御データ・ユニットを、前記関連付けられたプロトコル・レイヤへダイレクトに配信する手段をさらに備える発明30に記載の通信装置。
[発明32]
少なくとも部分的に、長さフィールドのサイズに基づいて、前記関連付けられたヘッダ内の長さフィールドのサイズを判定することをさらに備える発明28に記載の通信装置。
[発明33]
無線通信装置であって、
媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することと、少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定することと、1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
を備える無線通信装置。
[発明34]
少なくとも1つのコンピュータに対して、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価させるためのコードと、
を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。

Claims (32)

  1. 複数の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを適用することを容易にする方法であって、
    関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定することと、
    前記判定されたデータのタイプに対応する媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することと、
    前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信することと
    を備え
    前記媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、方法。
  2. 前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つである方法。
  3. 前記媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットはさらに、制御ヘッダるいはパディング・ヘッダのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記制御ヘッダは、論理チャネル識別子、プロトコル識別子、媒体アクセス制御長さ、および第2のレベルの論理チャネル識別子を備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記プロトコル識別子は、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット内にカプセル化されたプロトコル・データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを指定する請求項4に記載の方法。
  6. 前記プロトコル識別子は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット、ラジオ・リンク制御プロトコル・データ・ユニット、または、パケット・データ収束プロトコル・データ・ユニットのうちの少なくとも何れかを指定する請求項5に記載の方法。
  7. 前記媒体アクセス制御長さは可変である請求項に記載の方法。
  8. 前記媒体アクセス制御長さは、ゼロ・ビット、7ビット、あるいは15ビットのうちの少なくとも1つを備える請求項に記載の方法。
  9. 前記パディング・ヘッダは、論理チャネル識別子および予約フィールドを備える請求項3に記載の方法。
  10. 可変の媒体アクセス制御ヘッダを利用することを容易にする通信装置であって、
    関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれるデータのタイプを判定する手段と、
    前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成する手段と、
    前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信する手段と
    を備え
    前記ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、通信装置。
  11. 前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記ヘッダ・フォーマットはさらに、制御ヘッダるいはパディング・ヘッダのうちの少なくとも1つを含む請求項10に記載の通信装置。
  13. 前記制御ヘッダは、論理チャネル識別子、プロトコル識別子、媒体アクセス制御長さ、および第2のレベルの論理チャネル識別子を備える請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記プロトコル識別子は、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット内にカプセル化されたプロトコル・データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを指定する請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記プロトコル識別子は、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニット、ラジオ・リンク制御プロトコル・データ・ユニット、または、パケット・データ収束プロトコル・データ・ユニットのうちの少なくとも何れかを指定する請求項14に記載の通信装置。
  16. 前記媒体アクセス制御長さは可変である請求項10に記載の通信装置。
  17. 前記媒体アクセス制御長さは、ゼロ・ビット、7ビット、あるいは15ビットのうちの少なくとも1つを備える請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記パディング・ヘッダは、論理チャネル識別子および予約フィールドを備える請求項12に記載の通信装置。
  19. 無線通信装置であって、
    関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定することと、前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成することと、前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
    を備え
    前記ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、無線通信装置。
  20. 関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを、少なくとも1つのコンピュータに対して判定させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、前記判定されたデータのタイプに対応するヘッダ・フォーマットにしたがって媒体アクセス制御ヘッダを生成させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、前記媒体アクセス制御ヘッダと前記関連付けられた媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットとを送信させるためのコードと、
    記録し、
    前記ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、コンピュータ読取可能な記録媒体。
  21. 可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信することを容易にする方法であって、
    媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することと、
    少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれたデータのタイプを判定することと、
    1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することと
    を備え
    前記媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、方法。
  22. 前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む請求項21に記載の方法。
  23. 少なくとも部分的に、制御データ媒体アクセス制御ヘッダに含まれるプロトコル識別子に基づいて、制御データのためにカプセル化された制御データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを確認することをさらに備える請求項22に記載の方法。
  24. 前記カプセル化された制御データ・ユニットを、前記関連付けられたプロトコル・レイヤへダイレクトに配信することをさらに備える請求項23に記載の方法。
  25. 少なくとも部分的に、長さフィールドのサイズに基づいて、前記関連付けられたヘッダ内の長さフィールドのサイズを判定することをさらに備える請求項22に記載の方法。
  26. 可変の媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットを用いて通信することを容易にする通信装置であって、
    媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信する手段と、
    少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれたデータのタイプを判定する手段と、
    1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価する手段と
    を備え
    前記媒体アクセス制御ヘッダ・フォーマットは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備えるユーザ・ヘッダを含む、通信装置。
  27. 前記データのタイプは、制御データ、ユーザ・データ、あるいはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む請求項26に記載の通信装置。
  28. 少なくとも部分的に、制御データ媒体アクセス制御ヘッダに含まれるプロトコル識別子に基づいて、制御データのためにカプセル化された制御データ・ユニットに関連付けられたプロトコル・レイヤを確認する手段をさらに備える請求項27に記載の通信装置。
  29. 前記カプセル化された制御データ・ユニットを、前記関連付けられたプロトコル・レイヤへダイレクトに配信する手段をさらに備える請求項28に記載の通信装置。
  30. 少なくとも部分的に、長さフィールドのサイズに基づいて、前記関連付けられたヘッダ内の長さフィールドのサイズを判定することをさらに備える請求項26に記載の通信装置。
  31. 無線通信装置であって、
    媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信することと、少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定することと、1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価することと、に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
    を備え
    前記ヘッダは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備える、無線通信装置。
  32. 少なくとも1つのコンピュータに対して、媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットおよび関連付けられたヘッダを受信させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、少なくとも部分的に、前記関連付けられたヘッダ内の論理チャネル識別子に基づいて、パケット・データ・ユニットに含まれ、制御データ、ユーザ・データ、またはパディング・データのうちの少なくとも1つを含む、データのタイプを判定させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のプロトコル・レイヤおよび前記データのタイプにしたがって、前記媒体アクセス制御プロトコル・データ・ユニットを評価させるためのコードと、
    記録し、
    前記ヘッダは、論理チャネル識別子と媒体アクセス制御長さと媒体アクセス制御長さのサイズとを備える、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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