JP2011504630A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 車両のテスト運転中に、前記車両によって経験された状態を表す第１データを記憶するステップと、
   前記車両のデータバス上の制御信号を表す第２データを記憶するステップであって、前記制御信号は前記テスト運転中に経験された状態と同期してモニタされたものであるステップと、
   前記第１データを再生し、且つ試験用の車両のためのテスト運転をシミュレートするための装置に、前記第１データを適用するステップと、
   前記第２データを再生し、且つ前記試験用の車両のデータバスを介して前記試験用の車両に前記制御信号を適用するステップと、
   前記第１データ及び前記第２データを同期させるステップと、
   を備える被試験車両部品を試験する方法。
2. モニタされた状態又は部品の動作それぞれと関連するモニタされた制御信号を表すデータをバッファに格納することと、
   前記バッファに格納されたデータからデータバス信号を生成し、トリガ信号を待つために前記生成されたデータバス信号を保存することと、
   モニタされた状態又は部品の動作を表すデータの試験システムへの再生と関連するトリガ信号に応答して、前記生成されたデータバス信号の前記試験システムへの再生を、関連する状態又は部品の動作を表すデータの再生と同期して開始すること、
   を更に備える請求項１に記載の方法。
3. 前記トリガ信号は、試験制御アプリケーションプログラムから、生成されたデータバス信号の再生を実行するコントローラへ高速通信メカニズムを経由して送られる割り込み信号を有し、前記割り込み信号は高速通信メカニズムを経由して状態又は部品の動作を表すデータを保持するデータ処理システムへ同時に送られて、関連する状態又は部品の動作それぞれを表す前記データの同期した再生を始動する請求項２に記載の方法。
4. 前記高速通信メカニズムは、光ファイバリンクを有する請求項３に記載の方法。
5. 前記コントローラ内に、及び、状態又は部品の動作を表すデータを保持する前記データ処理システム内に、繰り返して再同期するクロックを更に備える請求項３又は４に記載の方法。
6. モニタされたデータバス信号を表すデータを前記再生することは、被試験自動車装置内のＣＡＮバス上に、ＣＡＮメッセージを送信することを有する請求項２〜５の何れか一項に記載の方法。
7. データバス信号を生成する前記ステップは、同じクロックサイクルでサンプリングされたモニタされたデータバス信号を表す入力データを、１つのＣＡＮメッセージ内に組み込むことを有する請求項２〜６の何れか一項に記載の方法。
8. 前記生成されたデータバス信号を保存する前記ステップは、更に、ＣＡＮメッセージのスケジュールを決めること及び優先順位付けを有する請求項７に記載の方法。
9. 以前にモニタされたデータバス制御信号を表すデータが取り込まれ得る少なくとも１つのバッファメモリと、
   トリガ信号に応答して、試験システム内のデータバス上に、前記以前にモニタされたデータバス制御信号の再生を開始する手段と、
   前記以前にモニタされたデータバス制御信号の前記再生を、前記データバス制御信号と同期して以前にモニタされた経験された状態を表すデータの再生と同期させる手段と、
   を備える自動車試験システムのための制御装置。
10. 被試験装置を支持する手段及び前記被試験装置に物理的状態のセットを適用するためのアクチュエータのセットを有する試験リグと、
    以前にモニタされた状態を表すデータを前記アクチュエータのセットに再生して、前記アクチュエータに前記以前にモニタされた状態を再現する手段と、
    以前にモニタされた制御バス信号を表すデータが取り込まれ得る少なくとも１つのバッファメモリと、以前にモニタされた状態を表すデータと同期してモニタされた制御バス信号とを関連付ける手段と、トリガ信号に応答して、試験システム内の制御バス上に、以前にモニタされた制御バス信号の再生を開始する手段と、制御バス信号の前記再生を、制御バス信号と同期してモニタされた以前にモニタされた状態を表すデータの再生と同期させる手段と、を有する制御装置と、
    を備える自動車試験システム。