JP2011504008A - 2つの独立したテレフォニーシステムの適応 - Google Patents
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Abstract
独立したテレフォニーシステムは、両方のシステムからの対称分岐を使用することによって統合される。どちらかのシステムによって受信された呼は、他方のシステムへと分岐される。従って、呼を、そのシステムの1つによって受信し、その外部のインタフェースを使用して、両方にシステムにおけるすべてのデバイスに伝達することができる。それぞれのシステムは、内部の呼制御拡張機能を活用して、ユーザ体験全体を向上させることが可能である。統合されたシステム間の呼の無限ループを防ぐために、最初に挿入された呼リクエストのパラメータをその2つのシステム間で使用する。
Description
本発明は、2つの独立したテレフォニーシステムの適応に関する。
電気通信において、テレフォニーは、離れた場所に音声通信を提供する機器、具体的には、電話を互いに接続する機器に対して一般的に使用される用語である。電話は、元来、対になって直接接続されていた。それぞれのユーザは、自分たちが取りたいさまざまな場所に配線された個別の電話を持っていた。電話交換機の発明によって、それぞれの電話を他の近距離の電話に接続できるようになり、最終的には、遠距離の電話に接続できるようになった。
現代のシステムでは、電話のユーザが電話をかけたい時、交換機は、電話線を同じワイヤーセンタ内の別の電話線に接続するか、またはトランクを遠く離れた交換機に接続する。その交換は、ともに「PSTN」(Public Switched Telephone Network)による。デジタルテレフォニーは、電話サービスおよび電話システムの供給においてデジタル技術を使用する。ほとんどすべての通話がこの方法で提供されるが、用語「デジタルテレフォニー」は、ラストマイルがデジタルであるか、またはデジタル信号とアナログ信号との間の変換が電話内部で行われる場合に限定されることもある。
IPテレフォニーは、インターネットによって普及されたTCP/IPプロトコルを使用してデジタル化された音声データを伝送する現代のテレフォニーの形式である。「CTI」(Computer Telephony Integration)によって、音声を出したり受信したり、ファクス送信したり、電話帳サービスおよび発呼者のIDを用いてデータを呼び出したりするなどの電話の機能をコンピュータが理解して制御するのが可能になる。電話ソフトウェアとコンピュータシステムとの統合は、自動化されたオフィスの展開における大きな進歩である。さまざまな種類のテレフォニーシステムの普及によって、2つの独立したシステムを1つの場所に並んで存在させることは珍しくはない。
外部の発呼者に透過的な単一のアドレスを用いて2つの独立したシステムからのテレフォニー機能を活用したいユーザは、その2つのシステムの密接な統合を必要とする。ある場合では、ユーザは、携帯電話などの1つのシステムのデバイスを、「PBX」(Private Branch Exchange)などの別のシステムの機器に関連付けて、その機器のすべての機能を活用できるが、第1のシステム(例えば、セルネットワーク)の機能を同時に活用することはできないかもしれない。
本概要は、以下の発明を実施するための形態でさらに説明されている選択した概念を簡略化した形式で紹介するために提供するものである。本概要は、特許請求の範囲に記載されている主題事項の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを目的とするものでも、特許請求の範囲に記載されている主題事項の範囲の決定に際して、補助として使用することを目的とするものでもない。
実施形態は、2つの独立したテレフォニーシステムの疎結合統合の実現を対象とし、両方のシステムからの対称分岐(symmetric forking)を用いる。それぞれのシステムは、呼を受信して他方のシステムへと「分岐」できることによって、任意のシステムがそれらの外部インタフェースを経由して呼を受信し、どちらのシステム上でも任意のデバイスに伝えることを可能とし、ユーザ体験全体を向上させることができる。
これらと他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読み、関連する図面を精査することによって明らかになるであろう。当然のことながら、前述の一般的な説明と以下の詳細な説明との両方は、単に例示的なものであり、特許請求の範囲の態様を限定するものではない。
上記で簡潔に論じたように、独立したテレフォニーシステムの疎結合統合は、両方のシステムからの対称分岐を使用することによって達成される。どちらかのシステムによって受信された呼を他方のシステムへと分岐できる。従って、呼を、そのシステムの1つによって外部のインタフェースを使用して受信し、両システムにおけるすべてのデバイスに伝えることができる。さらに、それぞれのシステムは、ユーザ体験全体をより良くする内部の呼制御拡張機能を活用することができる。2つのシステムを並べて使用する機能により、不統一なユーザ体験を防ぐ。以下の詳細な説明において、その一部を成す添付図面の参照が行われ、特定の実施形態または実施例の例証として示される。これらの態様を組み合わせてもよいし、他の態様を利用してもよいし、本開示の精神または範囲を逸脱せずに構造的変更を行ってもよい。以下の詳細な説明は、従って、限定された意味において解釈されず、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらと同等のものによって定義される。
実施形態は、パーソナルコンピュータ上のオペレーティングシステム上で実行するアプリケーションプログラムと共に実行するプログラムモジュールの一般的な状況において説明されるが、態様は、他のプログラムモジュールとの組み合わせにおいて実装されてもよいことが当業者には理解されよう。
一般的に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および特定のタスクを行うまたは特定の抽象データ型を実装する他の種類の構造を含む。さらに、実施形態は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラマブルな家電製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどを含む、他のコンピュータシステム構成を用いて実施されてもよいことが当業者には理解されよう。実施形態は、通信ネットワーク経由で接続されるリモート処理デバイスによってタスクが行われる分散コンピュータ環境に実施されてもよい。分散コンピュータ環境において、プログラムモジュールは、ローカルメモリストレージデバイスとリモートメモリストレージデバイスとの両方に設置されてもよい。
実施形態は、コンピュータ処理(方法)やコンピュータシステムとして実装されてもよいし、またはコンピュータプログラム製品またはコンピュータ読み取り可能媒体などの製造品として実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムによって読み取り可能であり、コンピュータ処理を実行する命令のコンピュータプログラムを符号化するコンピュータストレージ媒体にしてもよい。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムによって読み取り可能であり、コンピュータ処理を実行する命令のコンピュータプログラムを符号化する信号を搬送波上に伝播してもよい。
図1を参照すると、例示的な統合テレフォニーシステムのアーキテクチャであるダイアグラム100が示されている。円滑なユーザ体験を伴う2つの独立したシステム(UC102とPBX118)の統合は、二重分岐(dual forking)を用いることによって実現される。二重分岐モデルにおいて、通話を、その呼が発信するシステム(UCまたはPBX)を主体として経路指定できる。例えば、UCシステム102からの呼は、UCサーバ108によってPBXシステム118へと分岐され、PBX/PSTNからの呼は、PBX118によってUCサーバ108へと分岐される。
図1において、エンドデバイス104およびエンドデバイス106は、UCシステム102のクライアントデバイスであり、音声通信、ビデオ通信などの通信アプリケーションを実行できる。それらの拡張機能に加えて、エンドデバイスは、PBX118およびPSTN(Public Switched Telephone Network)120を経由するなどの、外部の接続を経由して従来の通話を促進することもできる。エンドデバイスは、任意の種類のスマートフォン、携帯電話、コンピュータアプリケーション、および付加的な機能性を有する拡張電話デバイス(例えば、電話106)を含むことができる。
UCサーバ108は、登録機能、伝達機能(presence functionality)、および経路指定機能を提供する。伝達機能によって、システムが、ユーザへの呼を、デフォルトポリシーおよび/またはユーザ設定ポリシーに基づいてユーザに割り当てられたクライアントデバイスの誰かに経路指定することが可能になる。例えば、ユーザが普通電話で対応できない場合、そのユーザの携帯電話に呼を転送でき、それが応答しない場合、多くのボイスメールオプションを利用することができる。エンドデバイスが付加的な通信モードに対処することができるので、UCサーバ108は、アクセスサーバ110を経由してこれらの付加的な通信モード(例えば、インスタントメッセージング、ビデオ通信など)へのアクセスを提供するように構成される。アクセスサーバ110が、境界ネットワークに常駐することによって、付加的な通信モードの1つによってネットワーク116経由で他のユーザに接続することが可能になる。
A/V(Audio/Video)会議サーバ114は、それらの内部または外部のネットワーク経由で促進させることによって、音声および/またはビデオ会議機能を提供する。仲介サーバ112は、PBX118を往来するシグナリングおよび媒体を仲介する。仲介サーバ112は、SIP(Session Initiation Protocol)ユーザエージェント(例えば、「B2BUA」(Business-To-Business User Agent))として機能することもできる。PBX118は、PBXコントローラと関連する従来の電話デバイスとを含む。PBX118は、通常、多数のプロバイダによって管理されるネットワークの組み合わせであるPSTN120を経由して、呼の受信および発信を促進する。
実施形態に従ったシステムにおいて、ユーザは、両方の通信システムにおいて同じIDを共有することが可能になる。共有IDのアドレスは、着呼および発呼に使用される。従って、2つのテレフォニーシステムの存在は、統合テレフォニーシステムのユーザと交信する他のユーザに対して透過的である。共有IDは、必ずしも電話番号に限定されない。そのIDは、統合ネットワークに応じて、電話番号、SIP URI(Uniform Resource Identifier)、または他の任意の識別子などの任意の形をとることができる。さらに、共有IDは、2以上の形式とすることができる。例えば、共有IDは、電話番号と(別名を使用した)SIP URIとを含むことができる。電話番号は、PSTN互換のネットワークを含む統合ネットワークの例として本文全体で使用されるが、実施形態は、特定の種類の共有IDの電話番号に限定されない。
図2に、別の例の統合テレフォニーシステムを示す。例示的な統合システム200は、二重分岐モデルを支援するSIP(Session Initiation Protocol)に従うPBXシステム228を含む。
SIP(Session Initiation Protocol)は、2人以上の参加者とのセッションを生成し、変更し、および終了するアプリケーション層制御(シグナリング)プロトコルである。SIPを使用して、インターネット通話、マルチメディアディストリビューデョン、およびマルチメディア会議を含むツーパティセッション、マルチパーティセッション、またはマルチキャストセッションを生成することができる。SIPは、下層のトランスポート層から独立するように設計されている。
SIPクライアントは、「TCP」(Transport Control Protocol)または「UDP」(User Datagram Protocol)を使用して、SIPサーバおよび他のSIPエンドポイントに接続する。SIPは、本来、音声呼またはビデオ呼の設定および解放時に使用される。しかしながら、セッション開始が要件である任意のアプリケーションにSIPを使用することができる。これらは、イベント予約およびイベント通知、端末移動性などを含む。音声および/またはビデオ通信は、通常、個別のセッションプロトコル、通常「RIP」(Real Time Protocol)を介して行われる。
SIPは、PSTN内に存在する呼処理機能および特徴の上位集合をサポートすることができるシグナリング・呼設定プロトコルをIPベースの通信に提供することを意図している。しかしながら、SIP単独では、これらの機能を定義しない。むしろ、SIPの重点は、呼設定およびシグナリングに置かれる。SIPは、プロキシサーバおよびユーザエージェントとして知られるネットワーク要素内でそれらの機能の構築を可能にするようにも設計されている。これらは、よくある電話に似た動作、すなわち、番号をダイヤルし、電話が鳴るようにして、呼び出し音または話中音を聞かせることを可能にする機能である。
SIP対応のテレフォニーネットワークは、さらに拡張された呼処理機能を多く実装することもできる。SIPは、ピアツーピア接続性を可能にするクライアント/サーバプロトコルである。なぜならば、双方が、同時にクライアントとサーバとして機能することができるからである。そのようなものとして、それは、ネットワーク端部に分散されて、エンドポイント(ハードウェアまたはソフトウェアに内蔵されたエンドデバイス)に組み込まれた情報を有する比較的単純なコアネットワークを必要とする。SIP機能は、ネットワークに実装されるのとは対照的に、通信のエンドポイント(すなわち、ネットワークの端部)に実装される。SIP機能を用いて例示的なシステムが説明されるが、他の多くのVoIP(Voice over IP)プロトコルが存在し、実施形態は、本明細書で説明する原理を使用して任意のそれらのプロトコルを用いて実装されてもよい。
図2の例示的なシステム200は、2つの異なるPBXシステムを有効にする2つのUCシステムを含む。第1のUCシステムは、UCサーバ(複数可)208によって管理されるUCエンドデバイス204を含む。UCサーバ(複数可)208は、ベーシックゲートウェイ222に接続された仲介サーバ212を経由するか、または仲介サーバ機能も促進できる拡張ゲートウェイ224を経由して、「TDM」(Time Division Multiplex)PBX226に接続できる。仲介サーバ212(およびベーシックゲートウェイ222)が、TDM PBX226のコントローラに接続する一方で、拡張ゲートウェイ224は、PBX電話の1つを経由してTDM PBX226に接続できる。TDM PBX226は、PSTN220への接続性を提供する。
他のシステムは、別のUCサーバ(複数可)208によって管理される(ネットワークの構成および種類に応じて異なるかどうかが決まる)UCエンドデバイス204も含む。UCサーバ208は、仲介サーバ212経由でSIP PBX228と通信を行う。第2のネットワークは、SIPおよび/またはRTPベースの通信を提供するように構成される。SIPが使用される場合、通信は、参照数字232の矢印で示すように、仲介サーバ212およびUCサーバ208経由でエンドデバイス204とSIP PBX228コントローラとの間を流れる。一方、RTPが通信に用いられる場合、どのPBX電話も、仲介サーバ212と通信を行うことができ、参照数字234の矢印で示すように、RTP経由でエンドデバイス204の1つとの通信を直接行うことができる。PBX間の通信は、PSTN220経由で促進される。
図1および図2の例示的なシステムは、仲介サーバ、A/Vサーバなどの具体的なコンポーネントを用いて説明されたが、実施形態は、これらのコンポーネントまたはシステム構成に限定されず、少なくしたまたは付加したコンポーネントを用いた他のシステム構成に実装することができる。二重分岐を同時に使用して、2つの独立したテレフォニーシステムの統合を可能にするシステムの機能性を、コンポーネント機能性およびシステム構成に応じて異なるシステムのコンポーネントにおいて分散することもできる。
二重分岐モデルは、例えば、UCおよびPBXなどの2つの独立したシステムに基づく。二重分岐が供給(provision)されるユーザに対して、PBXシステムとUCシステムとは、同じ電話番号を使用する。すべてのユーザに二重分岐機能が提供されるとは限らない。従って、一部のユーザは、1つのシステム内で電話番号を持つことができても他方のシステム内では持つことができない。結果として、ユーザは、両方のシステムのデバイスを1組のデバイスとして用いる。それぞれのシステムは、他方のシステムにおけるアドレスへと呼を分岐する。ループ検出機構がない場合、その2つのシステム間で呼の無限ループが起きる恐れがある。実施形態に従った統合システムは、このような無限ループを防ぐためのアプローチを多く実装できる。
一実施形態に従って、UCサーバは、PBXシステムから受信された呼をそのPBXシステムへと分岐できない。別の実施形態に従って、UCサーバおよびエンドデバイスを経由して実行されるUCアプリケーションは、PBXシステムからの疑わしいループ呼を拒否してUCサーバに警告応答(warning response)を返送でき、今度はUCサーバが、PBXシステムに警告応答を提供する。さらなる実施形態に従って、UCサーバは、SIPヘッダ(例えば、次の図で示す「call_source」ヘッダ)を、PBXへと分岐される呼を確立するすべてのINVITEメッセージに挿入できる。SIPヘッダにより、UCサーバに呼び戻しを行って分岐を抑えなければならないことをPBXに通知できる。
UCサーバまたはPBXのどちらも、他のシステムに通知せずに、入呼を転送またはリダイレクトすることができる。結果的に、1つのシステムは、元の宛先アドレスを有する電話器に呼び掛け(alert)続ける恐れがある。この潜在的な課題を軽減するために、UCサーバおよびPBXは、呼が転送または局所的に偏向されるたびに他のシステムに警告応答を返送できる。UCサーバまたはPBXが宛先アドレスをさらに追加する場合、警告応答を返送しない。警告応答を受信するシステムは、システムのローカル電話に呼び掛けるのを止めて、他のシステムへと分岐される区間でのみ呼をアクティブに保つことができる。
図3は、統一通信システムのクライアントから発信される呼の実施形態に従って、統合テレフォニーシステムにおける動作を示す動作フロー図である。
UC(United Communications)アプリケーション352は、図1および図2と共に説明したようなエンドデバイス経由で通信を管理する通信アプリケーションである。そのアプリケーションを、エンドデバイス上で局所的に、またはエンドデバイス(UCクライアント)およびサーバ(UCサーバ354など)を経由する分散方法で実行できる。以前に論じたように、UCサーバ354は、登録機能、伝達機能、および経路指定機能を提供する。仲介サーバ356は、PBX358とUCシステムとの間でシグナリングおよび媒体を仲介する。最後に、PBX358は、それ自体が個別のテレフォニーネットワークであるのに加え、UCシステムのインタフェースをPSTNに提供する。
第1のシナリオ342に従って、UCアプリケーション352からUCサーバ354に送信されるINVITEメッセージを用いてUCエンドデバイスの1つから呼要求が行われる。INVITEメッセージは、発信元ユーザの優先IDに加え、発信元ユーザ名および宛先ユーザ名を含むことができる。その名前は、UCシステムによって割り当てられたユーザのIDであり、数字または英数字にしてもよい。優先IDは、数字の識別子であり、一実施形態において、発信元ユーザのPSTN電話番号にしてもよい。
UCサーバ354は、メッセージを仲介サーバ356に転送する。UCサーバ354は、最小コスト経路の論理に従って、INVITEメッセージを仲介サーバ356に経路指定するなどの拡張機能を促進できる。仲介サーバ356は、INVITEメッセージを送信することによってPBX358との対話を始める。メッセージ内の「From」識別子を、発信元ユーザの付与ID(asserted identity)から得られた電話番号と置き換えることができる。PBX358は、外部の電話に呼び掛けることによって呼を宛先に経路指定する。PBXは、PBXポリシーまたはダイヤルプランに基づいて宛先アドレスを変更できる。
第2のシナリオ344に従って、上記で説明したものと同様に、UCアプリケーション352を介して呼が開始される。第1のシナリオとは異なって、この場合、呼は、UCユーザに対する。従って、UCサーバ354は、INVITEメッセージを受信した後、RNL(reverse number lookup)を行って、宛先ユーザが、二重分岐が供給されるUCユーザであると判定する。UCサーバ354は、宛先ユーザの供給されたPBXアドレス(ToPBX)を用いて、INVITEメッセージを仲介サーバ356に経路指定する。仲介サーバ356は、「From」識別子をINVITEメッセージ内の付与IDから得られた電話番号と置き換えて、PBX358との新しい対話を始める。PBX358は、呼を宛先ユーザのPBX電話(複数可)に経路指定する。UCサーバ354は、宛先ユーザのPBX電話の接続を促進した後、UCN呼を取り消す。
図4は、統一通信システムのクライアントによって応答される呼の実施形態に従って、統合テレフォニーシステムにおける動作を示す動作フロー図である。
シナリオ446に従って、上記で説明したものと同様に、UCアプリケーション452を介して呼が開始される。UCサーバ454は、INVITEメッセージを受信した後、RNL(reverse number lookup)を行って、宛先ユーザが、二重分岐が供給されるUCユーザであると判定する。UCサーバ454は、INVITEメッセージを、(「To」ヘッダによって識別された)宛先ユーザの登録されたクライアントすべてに経路指定する。UCサーバ454はまた、ユーザのPBXアドレスおよび呼ソースヘッダを用いて、INVITEメッセージを仲介サーバ456に経路指定する。INVITEメッセージがUCサーバからまたはPBXから発信する場合、呼ソースヘッダは、情報を提供する。このヘッダを使用して、以前に論じたように、ループを防ぐことができる。例えば、呼ソースヘッダの或る値は、呼がUCサーバから分岐されたことをPBXに通知でき、別の値を、仲介サーバによってそのPBXからの着呼に挿入できる。宛先ユーザに二重分岐が供給されていない場合、または呼が転送される時に宛先アドレスが変更された場合、UCサーバによって呼ソースヘッダを除去できる。
仲介サーバ456は、「From」ヘッダを付与IDから得られた電話番号と置き換えて、メッセージをPBX458に経路指定する。PBX458は、受信したINVITEに応答して、PBX電話に呼び掛ける。一方、同時に、UCアプリケーション452は、発信元ユーザと宛先ユーザとの間でUC呼の確立を確認したことをUCサーバ454に通知する。それに応じて、UCサーバ454は、PBX458に転送されて、PBX電話への呼を取り消すCancelメッセージを仲介サーバ456に提供する。UCサーバおよびPBXは、呼がローカルで応答される時、SIP CANCELメッセージを使用して、ローカルデバイスと並行する他方のシステムに分岐された呼を取り消すことができる。結果的に、CANCELメッセージを受信するシステムまたはクライアントは、その呼を不在着信(missed call)として処理する。従って、UCサーバ(および可能であればPBX)は、CANCELメッセージと共に理由コードを送信する。
別の実施形態に従って、仲介サーバ456は、発呼を宛先ユーザのPBX電話(複数可)に経路指定できる。PBXには、宛先ユーザの電話へのすべての入呼は、(そのユーザの登録クライアントと関連付けられた)そのユーザのUC SIP識別子へと分岐されるというルールがある場合でも、呼ソースヘッダが呼を支援するために、PBXは、呼を分岐できない。
図5は、統一通信システムのクライアントによっておよびPBX電話によって応答される着信呼の実施形態に従って、統合テレフォニーシステムにおける動作を示す動作フロー図である。
第1のシナリオ548に従って、PBX558は、PSTNから(またはPBX拡張機能から)二重分岐が供給されるUCユーザの電話番号のうちの1つへの呼を受信する。PBX558は、同時に1または複数のユーザのPBX電話に呼び掛けることができる。仲介サーバ556は、呼ソースヘッダを挿入したINVITEメッセージをUCサーバ554に送信する。UCサーバ554は、(例えば、電話コンテキストの属性に基づいた)電話番号を正規化する。UCサーバ554は、番号の逆引き検索を行ってユーザを判定して、そのユーザの識別子(名前)をINVITEメッセージに挿入することもできる。UCサーバ554は、次に、UCシステムを用いて、INVITEメッセージを、ユーザに対して登録されたクライアントに経路指定する。クライアントの1つによってその呼が確認された時、確認メッセージがPBX558に転送されて、PBX558は、応答するクライアントに呼を接続して、ユーザに対するPBX電話(複数可)への呼を取り消す。
第2のシナリオ549に従って、PSTNまたはPBX拡張機能の呼は、上記で説明したように届く。サーバとPBXコントローラとの間の最初のメッセージ交換は、第1のシナリオの動作と同様である。しかしながら、第1のシナリオとは異なって、この場合、呼び出されるユーザは、それらのPBX電話の1つに応答する。それに応じて、PBX558は、PBX電話との通話を確立させた後、仲介サーバ556にCancelメッセージを送信して、そのメッセージがUC552まで転送される。従って、その呼は、UCシステムではなくPBXシステムを介して促進される。
図3から図5で説明した統合テレフォニーシステムのコンポーネントに加え、それらの動作およびアプローチは、例示を目的とするものである。二重分岐を同時に用いる統合テレフォニーシステムは、付加したまたは少なくしたコンポーネントを使用して実装されてもよいし、本明細書で説明した原理を使用して他のスキームに実装されてもよい。
図6は、実施形態を実装し得る例示的なネットワーク環境である。以前に説明したような統合テレフォニーシステムは、局所的に実装されてもよいし、または多数の物理クライアントおよびサーバならびに仮想クライアントおよびサーバを経由する分散方法で実装されてもよい。そのようなシステムは、通常、PSTN670およびUCN660などの少なくとも2つの明示的なネットワークを伴う。そのシステムの少なくとも1つを、非クラスタシステム、または1または複数のネットワーク経由で通信を行う多数のノードを用いるクラスタシステムに実装できる。
実施形態に従ったシステムは、サーバ、クライアント、インターネットサービスプロバイダ、および通信媒体の任意のトポロジーを含むことができる。さらに、そのシステムは、静的トポロジーまたは動的トポロジーを有することができる。用語「クライアント」は、クライアントアプリケーションまたはクライアントデバイスを示してもよい。二重分岐を用いる統合テレフォニーシステムは、より多くのコンポーネントを伴ってよいが、標準的な従来のコンポーネントをこの図と共に論じる。
統合テレフォニーシステムにおけるシステムの1つを、それ自体が1または複数のコントローラおよび多数の電話デバイスを備えることができるPBX672などの、PSTNベースのPBXとすることができる。PBXシステムは、円滑なユーザ体験のために二重分岐を用いた統一通信システムなどの、より拡張されたデジタルテレフォニーシステムに並べて常駐できる。仲介サーバ(複数可)664は、シグナリングおよびその2つのシステム間の媒体交換を提供できる。UCシステムも、登録機能、経路指定機能、および他の機能のためのUCサーバ(図示せず)を含むことができる。システム構成と関連付けられるデータ(例えば、ユーザ名、電話番号、呼び出しポリシー、構成、レコードなど)を、システムのサーバおよび/またはクライアントが直接アクセスできるかまたはデータベースサーバ666によって管理できる、データストア668などの1または複数のデータストアに格納できる。SIP、RTPなどの多数のプロトコルを用いることができるUCN(UCネットワーク)660によって、UCシステムのバックボーンを提供できる。クライアントデバイス(例えば、661から663まで)は、UCNユーザエンドポイントのプラットフォームを提供する。ユーザは、クライアントデバイスまたはクライアントデバイス上で実行する1または複数のクライアントアプリケーションを使用して、その通信システムにアクセスできる。
UCN660は、企業ネットワークなどのセキュアなネットワーク、無線オープンネットワークなどのセキュアでないネットワーク、またはインターネットを含むことができる。UCN660は、本明細書で説明したノード間の通信を提供する。例を挙げると、UCN660は、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体と、音響、RF、赤外線などの無線媒体および他の無線媒体とを含むことができるが、これに限定されない。
コンピュータデバイス、アプリケーション、データソース、データ分散システムによる他の多くの構成を用いて、二重分岐を有する統合テレフォニーシステムに実装できる。さらに、図6で論じたネットワーク環境は、例示のみを意図している。実施形態は、例示的なアプリケーション、モジュール、またはプロセスに限定されない。
図7およびそれに関連する論議は、実施形態を実装し得る適切なコンピュータ環境の概要を提供することを意図している。図7を参照して、コンピュータデバイス700などの例示的なコンピュータオペレーティング環境のブロック図を示す。基本的な構成において、コンピュータデバイス700は、PBXシステムに統合されたUCアプリケーションなどの別の通信システムに並んで常駐する、通信アプリケーションを実行するサーバとすることができる。コンピュータデバイス700は、通常、少なくとも1つの処理装置702とシステムメモリ704とを含むことができる。コンピュータデバイス700は、プログラム実行時に協働する複数の処理装置を含むこともできる。コンピュータデバイスの厳密な構成および種類に応じて、システムメモリ704は、揮発性(RAMなど)、不揮発性(ROM、フラッシュメモリなど)、またはその2つのいくつかの組み合わせとすることができる。システムメモリ704は、通常、本件出願人のWINDOWS(登録商標)オペレーティングシステムなどのコンピュータデバイスの動作を制御するのに適したオペレーティングシステム705を含む。システムメモリ704は、プログラムモジュール706、UCアプリケーション722、UCNモジュール724、PBXモジュール726、および制御モジュール728などの1または複数のソフトウェアアプリケーションも含むことができる。
UCアプリケーション722は、個別のアプリケーションまたはコンピュータデバイス700を介して拡張通信サービスを提供するホスト型サービスアプリケーションの統合モジュールとすることができる。以前に説明したように、UCNモジュール724は、単一の経路指定、登録、および通信の促進サービスを、統合テレフォニーシステムのUCシステム区間のエンドデバイスに提供する。PBXモジュール726は、PBXシステムとの通信を促進するように構成され、独立したモジュールまたはUCアプリケーション722の一部とすることができる。制御モジュール728は、UCシステムの拡張機能と関連付けられたサービス、例えば、他の通信形式(ビデオ、インスタントメッセージングなど)と関連付けられたサービスなどに提供できる。この基本構成は、図7の点線708の中にあるコンポーネントによって示される。
コンピュータデバイス700は、付加的な特徴または機能を有することができる。例えば、コンピュータデバイス700は、例えば、磁気ディスク、光ディスクまたは磁気テープ、光テープなどの付加的なデータストレージデバイス(取り外し可能なおよび/または取り外し不可能な)も含むことができる。そのような付加的なストレージは、取り外し可能なストレージ709および取り外し不可能なストレージ710によって図7に示される。コンピュータストレージ媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を格納するための任意の方法または技術に実装される揮発性および不揮発性、取り外し可能なおよび取り外し不可能な媒体を含むことができる。システムメモリ704、取り外し可能なストレージ709および取り外し不可能なストレージ710は、すべてコンピュータストレージ媒体の例である。コンピュータストレージ媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD−ROM、DVD(digital versatile disks)もしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または所望の情報を格納するのに使用することができて、コンピュータデバイス700によってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むが、これに限定されない。このようなコンピュータストレージのいずれもが、デバイス700の一部になることができる。コンピュータデバイス700は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなどの入力デバイス(複数可)712も含むことができる。ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力デバイス(複数可)714も含むことができる。これらのデバイスは、当業者には周知であるので、ここで詳細に論じる必要はない。
コンピュータデバイス700は、そのデバイスが、分散コンピュータ環境における無線ネットワーク経由で、例えば、イントラネットまたはインターネットなどの他のコンピュータデバイス718との通信を行うことができるようにする通信接続716も含むことができる。他のコンピュータデバイス718は、上記で説明したように、UCネットワークのクライアントデバイスを含むことができる。通信接続716は、通信媒体の一例である。通信媒体を、通常、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波もしくは他の転送構造などの変調データ信号内の他のデータによって実施でき、任意の情報配信媒体を含む。用語「変調データ信号」は、1または複数のその特徴性セットを有する、または信号内の情報を符号化するような方法で変更される信号を意味する。例を挙げると、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体と、音響、RF、赤外線などの無線媒体および他の無線媒体とを含むが、これに限定されない。
特許請求の範囲に記載されている主題事項は、方法も含む。これらの方法を、本文書で説明した構造を含むあらゆる方法で実装することができる。そのような方法の1つは、本文書で説明した種類のデバイスによるマシン動作によって行われる。
別の任意の方法は、一部を行う1または複数の人間オペレータと共に行われる1または複数の個々の動作方法に対する。これらの人間オペレータは、互いに一緒に居る必要はなく、それぞれが、プログラムの一部を行うマシンと共に居さえすればよい。
実施形態に従って、図8に、統合テレフォニーシステムにおいて呼を促進する一般的なプロセス800の論理フロー図を示す。
プロセス800は、呼リクエストが受信される動作802から開始される。呼リクエストは、統合テレフォニーシステムの中の1つのユーザの一人から、または外部の発呼者から受信される。そのリクエストは、統合テレフォニーシステムの中の1つのユーザに、または外部のアドレスに向かうことになっている。統合ネットワークは、明示的な機能および拡張サービスを含むことができる。従って、受信された呼リクエストは、その発信元および宛先と呼リクエストが届くネットワークとに応じて異なって処理される。プロセスは、動作802から動作804に進む。
動作804において、受信された呼リクエストが処理される。プロセスは、電話番号を分解して内部のユーザアドレスを判定したり、ユーザ名または呼ソースヘッダから発信元の内部ユーザの電話番号を判定したり、その呼が(統合ネットワークの或るユーザから別のユーザの)内部の呼であるかどうかを判定したり、発信元ユーザまたは宛先ユーザに登録された利用可能なクライアントを判定したりすることなどを含むことができる。プロセスは、動作808から動作806に進む。
動作808において、処理された呼リクエストは、二重分岐を用いて1または複数の宛先に転送される。例えば、呼が着呼であって、その宛先ユーザが両方のシステム上で複数のクライアントを有する場合、いずれのシステム上に転送された呼も、いったん他方の呼が(通常、ユーザの指示によって)呼として選択されると取り消されるという注意(caveat)を用いて、両方のシステムのクライアントに呼を転送できる。同様のアプローチを、統合システムにおいて発信し、ならびに同じシステムのユーザに向けられる呼に用いることができる。実施形態に従った統合テレフォニーシステムにおいて、ユーザは、統合通信ネットワークのいずれのシステム上でもクライアントを選ぶ選択肢を有することができる。プロセスは、動作806から動作808に進む。
動作808において、統合テレフォニーシステムで利用可能な多重経路の1つを経由して、宛先ユーザのクライアントの1つによって(または外部の呼び出されるパーティによって)応答された後、呼が確立される。いったん呼が確立されると、他の経路(すなわち、その呼に関して呼び掛けられるユーザと同一のユーザに登録されている他のクライアント)を取り消して、誤った不在着信通知または無限ループを防ぐことができる。動作808の後に、プロセスは、さらなる動作に対する呼処理に進む。
プロセス800に含まれる動作は、例示を意図している。本明細書で説明した原理を使用して、異なった順序による動作に加え、少なくしたまたは付加したステップを用いた同様のプロセスによって、二重分岐を用いた2つのテレフォニーシステムの統合を実装できる。
上記の仕様、例示およびデータは、本実施形態の完全なる製造の説明と構成の使用とを提供する。本発明の主題事項を構造的特徴および/または方法論的動作に固有の言語で説明したが、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の主題事項は、必ずしも説明した特定の特徴または動作に必ずしも限定されないことを理解されたい。むしろ、特定の特徴および動作は、本発明を実装する例示的な形態として開示されている。
Claims (20)
- 外部の通信ネットワークに接続されるシステムの少なくとも1つを有する第1のシステムおよび第2のシステムを備える統合テレフォニーシステム(100、200)における、二重分岐を介した通信を促進するためのコンピュータデバイスの少なくとも一部において実行される方法(800)であって、
前記統合テレフォニーシステム(100、200)において二重分岐が供給されるユーザからの通話のリクエストを受信するステップと(802)、
前記ユーザのソース識別子、宛先アドレス、および優先IDを判定するステップと、
前記宛先アドレスが前記統合システム(100、200)の外部にある場合、
前記ソース識別子を前記優先IDから得られた外部のIDに、および前記宛先アドレスを宛先電話番号に置換した後、前記リクエストを前記第2のシステムに経路指定し、ここで、前記外部のIDは、前記宛先電話番号で呼び出されるパーティに透過的な方法において、前記第1および第2のシステム上のいずれかのユーザを識別し、
前記宛先電話番号で呼び出されるパーティとの接続を確立した後、前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの1つにおいて要求するユーザに登録されたエンドデバイスを介して通信を促進するステップと、
前記宛先アドレスが前記統合システムの内部にある場合、
前記宛先アドレスに基づいて番号の逆引き検索を行うことによって、前記呼び出されるパーティを判定し、
前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの少なくとも1つにおいて、前記呼び出されるパーティの利用可能なエンドデバイスを判定し、
前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの1つにおいて、前記呼び出されるパーティの利用可能なエンドデバイスを介して通信を促進するステップと
を備えることを特徴とする方法。 - 外部の発呼者から、二重分岐が供給される前記統合テレフォニーシステム(100、200)のユーザの一人に割り当てられた外部のIDに宛てられた着呼を受信するステップと、
呼び出される外部のIDに基づいて、呼び出されるユーザの識別子を判定するステップであって、前記外部のIDが、前記呼び出されるユーザに対して両方のシステム上で同じである、ステップと、
前記着呼に基づいた呼リクエストを、前記識別子を使用して、前記第1および第2のシステムにおいて前記呼び出されるユーザに登録された利用可能なエンドデバイスに経路指定するステップと(806)、
1つの利用可能なエンドデバイスを介して前記呼び出されるユーザとの接続を確立した後、前記外部の発呼者との通信を促進し、前記呼び出されるユーザに登録された他方のエンドデバイスの呼リクエストを取り消すステップと(808)
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法(800)。 - 前記外部のIDは、電話番号であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記エンドデバイスは、物理通信デバイス、物理デバイス上で実行される通信アプリケーション、およびボイスメールアプリケーションを含み、
前記方法は、デフォルトポリシーおよびユーザ設定ポリシーの少なくとも1つを介して利用可能なエンドデバイスを判定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記第1および前記第2のシステムの1つから受信された呼を前記同じシステムに経路指定しないこと、
前記第1および第2のシステムの宛先システムにおける疑わしいループ呼を拒否することおよび警告応答を前記第1および第2のシステムの発信元システムに返送すること、
前記宛先システムにおいて呼リクエストにパラメータを挿入し、前記発信元システムに、前記宛先システムに戻る呼の経路指定を抑制するように通知すること
の1つを用いることによって前記統合システム(100、200)における呼の無限ループを防ぐステップをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記着呼が、前記第1および第2のシステムにおいて転送されてリダイレクトされた1つである場合、警告応答を前記第1および第2のシステムの他方の呼に返送して、前記他方のシステムが、前記他方のシステムにおいてローカルエンドデバイスに呼び掛けるのを止めることができるようにするステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 二重分岐を介して別のテレフォニーシステムとの統合動作を行うためのテレフォニーシステムであって、
エンドデバイスをユーザに登録し、伝達ポリシーを実施し、および呼を経路指定する通信サーバ(108、208)と、
通話および登録されたユーザに対する通信動作を促進する複数のエンドデバイス(204)と、
シグナリングおよび前記テレフォニーシステムと他方のテレフォニーシステムとの間の通信を仲介する仲介サーバ(112、212)と、
前記通信サーバ(108)および前記複数のエンドデバイス(204)の少なくとも1つにおいて実行される通信アプリケーション(722)であって、
ユーザからの通話のリクエストに応答して、前記ユーザのソース識別子、宛先アドレス、および優先IDを判定し、
前記宛先アドレスが前記テレフォニーシステムの外部にある場合、
前記リクエストを前記仲介サーバ(112、212)に経路指定して、前記ソース識別子を前記優先IDから得られた電話番号に、および前記宛先アドレスを宛先電話番号に置換した後に他方のシステムにさらに経路指定し、ここで、前記優先IDから得られた電話番号は、前記宛先電話番号で呼び出されるパーティに透過的な方法において、どのシステムから前記ユーザが通話しているかにかかわらず前記ユーザを識別し、
前記宛先電話番号が応答した場合、前記通話を促進するために使用される複数のエンドデバイスの1つを判定し、
前記テレフォニーシステムの前記複数のエンドデバイス(204)の1つを介して、前記通話が促進されている他方のテレフォニーシステムに確認メッセージを提供し、
前記宛先アドレスが前記統合システム(100、200)の内部にある場合、
前記宛先アドレスに基づいて番号の逆引き検索を行うことによって、宛先ユーザを判定し、
前記テレフォニーシステムおよび他方のテレフォニーシステムの少なくとも1つにおいて、前記宛先ユーザの利用可能なエンドデバイスを判定し、
テレフォニーシステムおよび他方のテレフォニーシステムの1つにおいて、前記宛先ユーザの利用可能なエンドデバイスを介して通信を促進するように構成された通信アプリケーション(722)と
を備えることを特徴とするシステム(100、200)。 - 前記通信アプリケーション(722)は、
外部の発呼者から、前記テレフォニーシステムのユーザの一人に割り当てられた電話番号に宛てられた着呼に基づく呼リクエストを受信し(802)、
呼び出される電話番号に基づいて呼び出されるユーザの識別子を判定し(804)、
前記呼び出されるユーザに登録された利用可能なエンドデバイスを判定し(804)、
前記呼リクエストを前記利用可能なエンドデバイスに経路指定し(806)、ここで、前記利用可能なエンドデバイスがどのシステムに属するにかかわらず、前記割り当てられた電話番号が前記ユーザを識別する、
前記呼び出されるユーザとの接続が確立した後、前記外部の発呼者との通信を促進し、他方のテレフォニーシステムに確認応答を提供して、他方のテレフォニーシステムにおいて前記呼び出されるユーザに登録された他方のエンドデバイスへの呼リクエストを取り消す(808)ようにさらに構成されることを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 周辺ネットワーク(116)を介して他のユーザとのインスタントメッセージングおよびビデオ通信の少なくとも1つを促進するように構成されるアクセスサーバ(110)と、
他のユーザとの音声会議およびビデオ会議の少なくとも1つを提供するように構成される音声/ビデオサーバ(114)と
をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 他のテレフォニーシステムは、TDM(Time Division Multiplex)PBX(Private Branch Exchange)システム(226)であり、前記システムは、
前記仲介サーバ(212)と共にTDM PBXシステム(226)とのシグナリングの仲介を調整するベーシックゲートウェイ(222)と、
仲介サーバ(212)の代わりにTDM PBX(226)システムとのシグナリングの仲介を調整する仲介機能性を有する拡張ゲートウェイ(224)と
の1つをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 他方のテレフォニーシステムは、SIP(Session Initiation Protocol)PBXシステム(228)であり、前記仲介サーバは、SIPを用いて前記SIP PBXシステム(228)および前記通信サーバ(108,208)との通信を行うようにさらに構成されることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記仲介サーバ(212)は、RTP(Real Time Protocol)を用いて前記SIP PBXシステム(228)およびエンドデバイスとの通信を行うようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
- 前記仲介サーバ(212)は、SIPユーザエージェントとして機能するようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
- 前記通信サーバ(108,208)は、少なくとも1つの最小コスト経路の論理に従って、呼を経路指定するようにさらに構成されることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- ユーザ識別子、ユーザ電話番号、呼経路指定ポリシー、システム構成、伝達ポリシー、および呼レコードの組から少なくとも1つと関連付けられた情報を格納するように構成されるデータストア(668)をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- UC(unified communication)システム(102)、およびPSTN(Public Switched Telephone Network)(120、220、670)に接続されるPBXシステムを有するPBX(Private Branch Exchange)(118)システムを備える統合テレフォニーシステム(100、200)において、二重分岐を介した通信を促進するために格納された命令を有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令は、
前記UCシステム(102)のユーザからの発信通話のリクエストの受信に応じて、
前記ユーザのソース識別子、宛先アドレス、および優先IDを判定するステップと(804)、
前記ソース識別子を前記優先IDから得られた電話番号に、および前記宛先アドレスを宛先電話番号に置換した後、前記リクエストを前記PBXシステム(118)に経路指定するステップであって(806)、前記優先IDから得られた電話番号は、前記PBX(118)とUCシステム(102)との両方において、前記宛先電話番号で呼び出されるパーティに透過的な方法において前記ユーザを識別する、ステップと、
前記ユーザに登録されたエンドデバイスと前記宛先電話番号との間の接続を確立した後、前記PBXシステムに呼び戻しループを防ぐように通知するステップと、
前記UCシステム(102)のユーザから前記統合テレフォニーシステム(100、200)の別のユーザへの通話のリクエストの受信に応じて、
前記宛先アドレスに基づいて番号の逆引き検索を行うことによって、宛先ユーザを判定するステップと(804)、
前記UCシステム(102)および前記PBX(118)システムの少なくとも1つにおいて、前記宛先ユーザの利用可能なエンドデバイスを判定するステップと(804)、
前記宛先ユーザの利用可能なエンドデバイスを介して通信を促進するステップと、
前記PBX(118)システムから前記UCシステム(102)のユーザへの着呼のリクエストの受信に応じて(802)、
呼び出される電話番号に基づいて呼び出されるユーザの識別子を判定するステップと(804)、
前記識別子を使用して、前記着呼のリクエストを、前記UCシステム(102)の前記呼び出されるユーザに登録された利用可能なエンドデバイス(204)に経路指定するステップと(806)、
1つの利用可能なエンドデバイスを介して前記呼び出されるユーザとの接続を確立した後、通信を促進して、前記PBX(118)システムに前記呼び出されるユーザに登録されたPBX電話への呼リクエストを取り消す(808)ように通知するステップと
を備えることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記リクエストは、SIPプロトコルを用いて経路指定され、
前記命令は、前記ソース識別子および前記宛先アドレスを含むINVITEメッセージを用いて、前記前記UCシステム(102)と前記PBXシステム(118)との間のリクエストを経路指定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記命令は、前記UCシステム(102)における前記着呼をリダイレクトすることに応答して、警告メッセージを前記PBXシステム(118)に提供して、前記PBXシステム(118)が、前記呼び出されるユーザと関連付けられた任意の電話に呼び掛けるのを止めることができるようにするステップをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- 前記命令は、
電話コンテキストの属性を前記着呼のINVITEメッセージに挿入するステップと、
前記呼び出されるユーザの識別子を判定する前に、前記電話コンテキストの属性に基づいて前記PBXシステム(118)から受信した前記呼び出される電話番号を正規化するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記命令は、前記呼び出されるユーザと関連付けられたPBX電話が、前記着呼を接続するために選択された場合、前記UCシステム(102)において、前記呼び出されるユーザと関連付けられた前記エンドデバイスへの呼び掛けを取り消すステップをさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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