JP2011503960A - Lteシステムにおける改善したタイミング調整 - Google Patents
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Abstract
Description
・再同期、
・着信ハンドオーバ、
・スケジューリング要求(基地局と連絡を取るために何のリソースも配分されていな
いUEのための)、
・LTE IDLEまたはLTE DETACHED状態におけるUEのための、初期アクセス。
MSG1:UEがeNodeBに送信するランダム・アクセス・プリアンブル。
MSG2:メッセージ1の測定に基づく、タイミング・アドバンスの更新を含む、eNodeBからのランダム・アクセス応答。
MSG3:メッセージ2の命令の基づく、UEからのスケジュール送信。
MSG4:コンテンションベース手順を“獲得した”UEを特定するために送信される、eNodeBからのメッセージコンテンツ解決メッセージ。
・ステップ402で、図3のMSG1を送信して、eNodeBとの通信を要求し、
・ステップ405で、添付のタイミング・アドバンス値、TTA2とともに、UEは図3のメッセージ2(MSG2)を受信し、
・ステップ410で、UEはコンテンションベース手順を失う、即ち、制御ノードはもう1つのユーザ端末と開始した通信を継続し、
・ステップ415で、eNodeBにメッセージを送信するために、UEはTTA1を使用する。
・UEが“古い”タイミング・アドバンス値TTA1に戻るなら、eNodeBからTTA1を受信した時点を反映する時刻調整タイマを使用すべきである。
・UEがランダム・アクセス手順を成功裏に完了し、新しい時刻調整タイマ値TTA2を使用するなら、eNodeBからTTA2を受信した時点を反映する時刻調整タイマを使用すべきである。
・1つの解決策は、コンテンションベース手順の完了の間、UEが、並行して実行する2個の異なるタイマを有し、次に、その手順が成功しているか否かに依存して、即ち、UEがその手順を“獲得して”いるか否かで、適当なタイマを選択する、ということであり、
・第2の解決策は、単一の時刻調整タイマを使用することであるが、UEがTTA2を受信する場合はタイマの“スナップショット”をとり、次にそのタイマを再起動することである。その手順が不成功であり、UEがTTA1に戻るのであれば、UEはタイマの格納したスナップショットをタイマの現在の値に加算する。
・第3の解決策は、単一の時刻調整タイマを使用することであるが、UEがTTA2を受信する場合はタイマの“スナップショット”をとり、次に、手順がタイムアウトのため成功裏に終了するまでか、又は不成功裏に終了するまで、TTA2の受信からの時間を反映する固定値を適用することである。この値は、RA手順のリマインダの待ち時間の最大値または最小値のどちらかを反映することが可能であろう。
・第4の実施例では、有効な時刻調整値を既に有するUEは、ランダム・アクセス応答メッセージで受信した時刻調整値を無視し、そのタイミング値により図3のメッセージ3のような後続のULメッセージを送信する。
Claims (21)
- セルラ通信システム(100)において、ユーザ端末(120、130)で使用するための方法(500)であって、
前記ユーザ端末(120、130)が、第1のタイミング・アドバンス値(TTA1)を制御ノード(140)への送信に適用し(505)、
前記ユーザ端末(120、130)が、アクセス要求(MSG1)を送信することによって、コンテンションベース手順において前記制御ノード(140)との通信を要求し(510)、
前記制御ノード(140)が、応答として、第2のタイミング・アドバンス値(TTA2)と共に(520)、開始メッセージ(MSG2)を送信し(515)、
前記ユーザ端末(120、130)が前記コンテンションベース手順を失った場合である、前記制御ノードが他のユーザ端末と開始した通信を引き続き継続する場合に、前記ユーザ端末(120、130)が前記第1のタイミング・アドバンス値を使用する(523、524)
ことを特徴とする方法。 - 前記ユーザ端末が、前記開始メッセージに続くメッセージ(MSG3)において、前記第2のタイミング・アドバンス値を使用する(521)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザ端末が、該ユーザ端末が前記コンテンションベース手順を獲得した場合に、前記第2のタイミング・アドバンス値を使用する(532)ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記ユーザ端末が、該ユーザ端末が前記コンテンションベース手順を獲得した場合に、前記第1のタイミング・アドバンス値を使用する(531)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザ端末によって前記第1のタイミング・アドバンス値が有効と見なされれば、該第1のタイミング・アドバンス値が適用される(535)ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
- 前記ユーザ端末が使用するタイミング・アドバンス値は、タイマに関連付けられ、該タイマが継続する間は有効と見なされ、
前記タイマは、前記制御ノード(140)からの所定のメッセージの受信に応じて起動され、前記第1及び第2のタイミング・アドバンス値がそれぞれのメッセージの受信に応じて起動される第1のタイマ及び第2のタイマとそれぞれ関連付けられる(540)ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 - 前記ユーザ端末が、前記第2のタイマを起動するメッセージの受信後に、前記第1のタイミング・アドバンス値に関連付けられた前記第1のタイマを継続して使用し、引き続き使用する前記タイミング・アドバンス値に関連付けられたタイマ値を使用する(545)ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記ユーザ端末が、前記第2のタイミング・アドバンス値の受信に応じて、前記第1のタイミング・アドバンス値に関連付けられた前記第1のタイマの値を保存し、
前記制御ノードが前記他のユーザ端末と前記開始した通信を引き続き継続する場合に、前記保存した値と、前記第2のタイミング・アドバンス値のタイマの値との合計値となるタイマ値を使用する(550)ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 有効なタイミング調整値を有するユーザ端末は、第2のタイミング・アドバンス値の受信に関わらず、該有効なタイミング調整値を使用する(555)ことを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
- 前記方法はLTE(ロング・ターム・エボリューション)システムに適用され、
前記ユーザ端末(120、130)は、LTE UEであり、
前記制御ノード(140)は、LTE eNodeBであることを特徴する請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。 - 前記方法は、LTEランダム・アクセス手順に提供されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- セルラ通信システムにおけるユーザ端末として使用されるトランシーバ(600)であって、
第1のタイミング・アドバンス値を制御ノードへの送信に適用する手段(640、650)と、
アクセス要求(MSG1)を送信することによって、コンテンションベース手順において前記制御ノードとの通信を要求する手段(640、630、610)と、
応答として、第2のタイミング・アドバンス値と共に(520)、開始メッセージ(MSG2)を受信する手段(610、620)と、
前記ユーザ端末が前記コンテンションベース手順を失った場合である、前記制御ノードが他のユーザ端末と開始した通信を引き続き継続する場合に、前記第1のタイミング・アドバンス値を使用する手段(640、650)と
を備えることを特徴とするトランシーバ。 - 前記開始メッセージに続くメッセージにおいて、前記第2のタイミング・アドバンス値を使用する手段(640、650、630、610)を備えることを特徴とする請求項12に記載のトランシーバ。
- 前記コンテンションベース手順を獲得した場合に、前記第2のタイミング・アドバンス値を使用することを特徴とする請求項13に記載のトランシーバ。
- 前記コンテンションベース手順を獲得した場合に、前記第1のタイミング・アドバンス値を使用する手段(640、650、630、610)を備えることを特徴とする請求項12に記載のトランシーバ。
- 前記ユーザ端末によって前記第1のタイミング・アドバンス値が有効と見なされているかどうかを確認し、該第1のタイミング・アドバンス値が有効であると見なさていれば、該第1のタイミング・アドバンス値を適用する手段(640、650、630、610)を備えることを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載のトランシーバ。
- タイミング・アドバンス値と、タイマとを関連付ける手段(640、650)と、
前記タイマが継続する間は前記タイミング・アドバンス値を有効と見なす手段(640、650)と、
前記制御ノード(140)からの所定のメッセージの受信に応じて前記タイマを起動する手段(610、620、640、650)と、を備え、
前記第1及び第2のタイミング・アドバンス値がそれぞれのメッセージの受信に応じて起動される第1のタイマ及び第2のタイマとそれぞれ関連付けられることを特徴とする請求項12又は13に記載のトランシーバ。 - 前記第2のタイマを起動するメッセージの受信後に、前記第1のタイミング・アドバンス値に関連付けられた前記第1のタイマを継続して使用する手段(640、650)と、
引き続き使用する前記タイミング・アドバンス値に関連付けられたタイマ値を使用する手段(640、650)と
を備えることを特徴とする請求項17に記載のトランシーバ。 - 前記第2のタイミング・アドバンス値の受信に応じて、前記第1のタイミング・アドバンス値に関連付けられた前記第1のタイマの値を保存する手段(640、650)と、
前記制御ノードが前記他のユーザ端末と前記開始した通信を引き続き継続する場合に、前記保存した値と、前記第2のタイミング・アドバンス値のタイマの値との合計値となるタイマ値を使用する手段(640、650)と
を備えることを特徴とする請求項17に記載のトランシーバ。 - 有効なタイミング調整値を有する場合に、第2のタイミング・アドバンス値の受信に関わらず、該有効なタイミング調整値を使用することを特徴とする請求項16又は17に記載のトランシーバ。
- LTE(ロング・ターム・エボリューション)システムに適用され、LTE UEとして使用されることを特徴する請求項12乃至20の何れか1項に記載のトランシーバ。
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