JP5091328B2 - ランダムアクセスプリアンブルの衝突検出 - Google Patents

ランダムアクセスプリアンブルの衝突検出 Download PDF

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Description

本発明は、セルラ通信システムにおけるユーザ端末内での利用のための方法及び装置を開示する。
LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)として公知の来るべきセルラ通信システムにおいて、ダウンリンク送信、即ち、セル内のユーザへの送信は、いわゆるOFDM変調、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division Multiplex)を利用し、アップリンク送信、即ち、セル内のユーザからの送信は、OFDM技術、又は、DFTS−OFDM、即ち、時間及び周波数における直交多重アクセスを可能とする送信技術であるが、当該DFTS−OFDMのようなOFDMに類似した技術を利用する。
セル内のユーザへの送信及びセル内のユーザからの送信は、セルの制御ノードへ/セルの制御ノードから行なわれ、LTEにおけるこのノードは、eNodeB、「発展型NodeB」(“evolved NodeB”)として公知である。LTEシステムにおけるユーザは、UE、「ユーザ機器」(“User Equipment”)と呼ばれることもある。
LTEシステムにおいて必要とされる直交性を維持するために、セル内のユーザからの送信信号は、eNodeBに到着する時に時間的に揃っている(time‐aligned)必要がある。即ち、eNodeBのセル内のUEからの送信信号は、ほぼ同時にeNodeBに到着する必要がある。
セル内の様々なユーザは、セルのeNodeBから様々な距離のところに位置する可能性があるため、UEは、自身の送信信号がeNodeBに同時に到着するように、様々な時点に自身の送信を開始する必要がある。例えば、セル境界にあるUEは、eNodeBにより近いUEよりも前に自身の送信を開始する必要がある。
セル内の様々なUEにおける送信をいつ開始するかという問題は、いわゆる「タイミングアドバンス」(“timing advance”)、換言すれば、eNodeBにより指定される名目上の送信時間と比較した、UEが自身の送信を開始する必要がある時間における「オフセット」(“offset”)値を用いて対処することが出来る。
UEのためのタイミングアドバンスの値は、eNodeBによって、UEからのアップリンク送信の到着を測定することにより決定されうる。UEはセル内をあちこち移動する可能性があるため、eNodeBは、タイミングアドバンスを定期的に更新してUEに送信する。
UEが、ある期間の間いずれかの送信を行なう場合に、UEにより必要とされるタイミングアドバンスが、例えばUEがeNodeBから離れている可能性があるために、不確実になる。従って、不揃いのUE送信を防止するために、典型的にLTEシステムでは、eNodeB内とUE内の双方にタイマが存在し、このタイマが、アップリンクにおいてUEがいつ「同期から」外れる(fall “out of synchronization”)のかを決定する。従って、特定の期間の間、UEがそのeNodeBから新しいタイミングアドバンスコマンド(timing advance command)を受信していない場合に、UEは、自身が同期から外れていると見なす。
同期(synch)から外れており、そのeNodeBとの通信を開始する必要があるUEは、ランダムアクセス(Random Access)として公知の手続き、即ち、例えば
・再同期
・次のハンドオーバ
・(基地局とコンタクトを取るためのいずれの他のリソースも割り当てられていないUEのための)スケジューリング要求
・LTE_IDLEの状態、又は、LTE_DETACHEDの状態にあるUEのための初期アクセス
のような、複数の場合において利用される手続きを利用する。
LTEシステムのために定義されるランダムアクセス手続きのうちの1つは、いわゆるコンテンション型(contention based)手続きであり、以下のように記載される。
UEは、コンテンション型ランダムアクセスのために利用可能なプリアンブル(preamble)の1つを無作為に選択することで、ランダムアクセスの手続きを開始し、その後、選択されたランダムアクセスプリアンブルを、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)でeNodeBへと送信する。
eNodeBは、応答メッセージを送信することにより、プリアンブルの受信を確認応答し、この応答メッセージは、UEからの将来の送信において利用されるタイミングアドバンス値の更新を含む。これに続いて、eNodeBは第2のメッセージを送信し、この第2のメッセージは、1つには無線リソース制御の確立を起動するために利用され、1つにはUEを一意に識別するために利用される。
1つより多いUEが、偶然に、1つの同一のプリアンブルを選択して同時に送信する場合に、又はむしろ、送信が同時にeNodeBに到着する場合に、ランダムアクセス手続きの間に問題が発生する可能性がある。このような場合、eNodeBは、いわゆるコンテンション解決メッセージ(contention resolution message)を送信することにより衝突を解決するが、このコンテンション解決メッセージは、UEのうちのどれがコンテンション型手続きに「勝ち」(“won”)、従ってeNodeBと通信してもよいのかを、UEに報知する。
しかし、競合衝突(contention conflict)は、先に記載したやり方で解消されるけれども、ある問題が残っている。即ち、UEにより送信される後続のメッセージが、コンテンション解決メッセージの前に送信され、従って、複数のこのようなメッセージが、様々なUEによって、全て同じリソースを用いて、同じ、いわゆる復調基準信号を用いて送信される可能性がある。
このために、様々なUEからの信号がほぼ等しい強度である場合に、eNodeBは、不正確なチャネル評価に達する可能性が高い。不正確なチャネル評価によって、様々なUEからの第2のメッセージを正確に復号する可能性が著しく下がり、このことはさらに、関与する全てのUEが新しいプリアンブルを用いてランダムアクセス手続きを新たに開始する必要がある状況に繋がりうる。
従って、先の記載から明らかであるように、複数の競合するUEが、そのeNodeBとの通信要求を開始して同じプリアンブルを利用している状況に対する解決策が必要とされている。好適に、解決策は、UEからの通信要求に対する応答メッセージをeNodeBが送信した後に、1つより多いUEが、コンテンション型手続きを続けるリスクを低減する。
このような解決策は、セルラ通信システムにおけるユーザ端末内での利用のための方法を開示する本発明によって提供される。
本発明の方法によれば、ユーザ端末は、制御ノードへの自身の送信に対してタイミングアドバンスを適用し、ユーザ端末は、特別なメッセージを用いて、制御ノードとの通信を要求してもよく、特別なメッセージに対して、ユーザ端末は、タイミングアドバンスについての更新された値を含む応答メッセージを受信する。
また、本発明によれば、ユーザ端末が、タイミングアドバンスについての更新された値を、応答メッセージの受信より以前にユーザ端末が有したタイミングアドバンスの値と比較する。以前の値と更新された値との間の差分が、第1の所定の閾値よりも大きく、又は、第2の所定の値を下回る場合に、ユーザ端末は、応答メッセージを無視して自身の通信要求を更新する。
この原則の根拠は、以下のとおりである。更新されたタイミングアラインメント(timing alignment)と、応答メッセージの受信より以前にUEが有したタイミングアラインメントとの間の差分が、或る限界値又は閾値を上回り、又は下回る場合に、更新されたタイミングアラインメントの計算へと繋がったeNodeB内での測定が、他のUEからの送信に対して行なわれ、従って、過度の差分を有するUEは、そのために更新が意図されたUEではなく、即ち、コンテンションに「勝った」UEではなく、可能な限り早期にコンテンションから「脱落し」(“drop out”)、代わりに、手続きを新たに開始すべきUEである可能性が非常に高い。
UEがコンテンションから脱落するため、複数のUEがeNodeBからのコンテンション応答メッセージ(contention response message)に応答するという問題が、著しく低減される。
本発明の1の実施形態において、第1の閾値及び第2の閾値は、符号が異なるが同じ絶対値を有し、第2の閾値は、第1の閾値に対応するが負の値を有する。
また、本発明の方法の1の実施形態において、閾値は、問題の制御ノードによりユーザ端末に対して提供され、本実施形態の1のバージョンにおいて、閾値は、システム情報メッセージにおいて提供される。
追加的に、本発明の1のバージョンにおいて、閾値は、制御ノードからのブロードキャストメッセージにおいて提供される。
本発明の代替的な実施形態において、閾値は、システム内の全てのユーザ端末により使用され、即ち、値はシステム標準値である。
本発明の特別な実施形態において、ユーザ端末は、或る所定の回数だけ、自身の通信要求を更新し、これら要求の間に、以前の値と更新された値との間の差分が、第1の閾値を上回り、又は、第2の閾値を下回る場合に、ユーザ端末は、以前の値を破棄して更新された値を使用する。
以下、本発明のこれら実施形態及び他の実施形態、並びに効果をより詳細に記載することにする。
本発明はまた、本発明が適用されるシステムにおける利用のためのユーザ端末を開示する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明をより詳細に記載する。
本発明が適用されうるシステムの概略図を示す。 問題を明らかにするために従来技術を示す。 問題を明らかにするために従来技術を示す。 本発明の原則のフローチャートを示す。 本発明の方法の統合されたフローチャートを示す。 本発明の送受信機のブロック図を示す。
本発明を、以下、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク)としても公知の、LTEシステム、ロングタームエボルーションからの専門用語を利用して記載することにする。しかし、このことは、読者の理解を促進するために行なわれ、本発明のために求められる保護の範囲を限定するものとして見なされるべきではないことが強調される。本発明は、同様の問題が発生している他のセルラシステムに対しても適用されうる。また、本発明に目を向ける前に、テキストの本セクションにおいて、背景を再度簡単に検討することにする。
図1は、本発明が適用されうるシステム100の概観を示している。示されるように、システム100は複数のセルを含んでおり、そのうちの1つが、図1に110として示されている。各セルは、複数のユーザを有することが可能であり、そのうちの2つが、図1に、120及び130として示されている。LTEシステムにおけるユーザの総称は、「UE」(ユーザ機器)であって、本明細書で使用される用語でもあり、図1において使用されている。
各セルについて、制御ノード140、eNodeBが存在し、この制御ノード140は、セル内のユーザへのトラフィック、及び、当該ユーザからのトラフィックを制御する。UEからeNodeBへのトラフィックは、アップリンクトラフィック、ULトラフィックとして公知であり、反対方向のトラフィックは、ダウンリンクトラフィック、DLトラフィックとして公知である。
先に解説したように、LTEシステムにおいては、セル内の様々なユーザからの送信信号が、セルのeNodeBに同時に到着することが重要である。UEは、いつ自身のUL送信を行なうのかに関してeNodeBから命令を受信するが、図1から分かるように、UL送信のeNodeBへの到着は、eNodeBと、問題のUEとの間の距離に依存する。例えば、UE120とUE130とから同時に行なわれた送信は、異なる時点にeNodeB140に到着し、UE120からのUL送信は、UE130のUL送信よりも前に到着する。
この理由から、LTEシステムは、UL送信の「タイミングアドバンス」(“timing advance”)として公知の原則を採用する。UEは、eNodeBによって、「タイミングアドバンス」、又は、UL送信のためのタイミング命令に対して適用されるべき「オフセット」が報知される。UEのためのタイミングアドバンスは、セルのeNodeBによって、eNodeBでのUEから受信されるUL送信に対する測定により決定される。
タイミングアドバンスの概念が、図2に、3つの線を用いて示されている。一番上の時間軸(time‐line)は、eNodeB140におけるセル110内のユーザからのUL送信の受信のための名目上のウィンドウを示す。名目上のウィンドウは、tとtとの間にわたる。
真ん中の時間軸は、UE120のためのタイミングアドバンスを示している。UE120は、eNodeBから或る距離のところに存在するため、UE120は、自身の送信信号がtとtとの間にeNodeBに到着するために、t’とt’との間に自身の送信を行なう必要がある。このことは、図2でΔとして示される、時間におけるオフセットの分だけ、UE120のUL送信ウィンドウをずらすことして捉えることが出来る。
図2の一番下の時間軸は、UE130のためのタイミングアドバンスを示している。UE130は、eNodeBから非常に離れているので、UE130は、自身の送信信号がtとtとの間にeNodeBに到着するために、t”とt”との間に自身の送信を行なう必要がある。このことは、図2でΔとして示される、時間におけるオフセットの分だけ、UE130のUL送信ウィンドウをずらすことして捉えることが出来る。
本発明は、主として、E−UTRAN/LTEのコンテンション型ランダムアクセス(RA:Random Access)手続きを対象としており、このコンテンション型ランダムアクセス手続きは、UEがまだ専用ULリソースを有していない場合に、eNodeBとの通信を要求/開始するためにUEが利用する手続きである。RA手続きが、図3に、以下のように付番されたメッセージ「MSG」と共に概略的に示されている。

MSG1:UEによりeNodeBへと送信されるランダムアクセスプリアンブル。

MSG2:メッセージ1の測定に基づく、タイミングアドバンス更新による、検出されたプリアンブルに対する応答を含む、eNodeBからのランダムアクセス応答。

MSG3:メッセージ2における命令に基づく、UEからのスケジューリングされた送信。

MSG4:「勝った」(“winning”)UEを識別するために送信される、eNodeBからのコンテンション解決メッセージ。このメッセージは、1つより多いUEが同時に1つの同じプリアンブルを用いてランダムアクセスメッセージ(MSG1)を送信したかどうかをeNodeBは判定することが出来ないため、常に送信される。
RA手続きの問題は、以下のとおりである。セル内の1つより多いUEは、同時に、同じプリアンブルを用いてMAG1を送信することが出来る。このような場合に、これらUEの全てが、MSG2は自身に宛てられているものと捉え、従って、MSG3をeNodeBへと送信する。eNodeBは、複数のMSG3送信を受信し、この複数のMSG3送信の全てが、同じ、いわゆるUL復調基準信号を利用している。なぜなら、この信号についての情報がMSG2に含まれていたからである。
eNodeBは、ULチャネル評価のためにMSG3を利用しており、eNodeBが同じUL復調基準信号の複数のMSG3送信を受信しうるという事実は、不良のULチャネル評価に繋がる可能性がある。不良のULチャネル評価によって、さらに、全ての競合するUEが、他のプリアンブルを用いてRA手続きを新たに開始する必要があるということに繋がる。
本発明は、MSG3を送信することによりMSG2に応答する複数の競合するUEの問題に対処することを意図している。本発明の背後で考えられたことは、競合するUEが、MSG2に含まれるタイミングアドバンス命令を、MSG2の受信より以前にUEが有していたタイミングアドバンスと比較するということである。差分が過度に大きい場合には、MSG2が、セル内の他のUE向けのものであったと結論付けることが可能である。なぜならば、タイミングアラインメントコマンド(timing alignment command)とも呼ばれる、MSG2に含まれるタイミングアドバンス命令は、MSG1に対するeNodeB内での測定に基づいているからである。従って、2つのタイミングアドバンス値の間の過度に大きな不一致により、MSG2における値が、他のUE向けであるという可能性が大きくなる。
2つの値の差分が過度に大きい場合に、即ち、差分が、或る第1の所定の閾値を上回り、又は、第2の所定の閾値は下回る場合には、UEは、MSG3を送信せず、代わりに、自身の現在のRA手続きを中断し、新しいプリアンブルを無作為に選択し送信する。即ち、UEは、RA手続きを新たに開始する。
図4は、本発明のこれら基本的なステップのフローチャート400を示している。ステップ410において示されているように、UEは、RA開始メッセージ(RA initiation message)、即ち、図3のMSG1に対して、応答MSG、即ち、MSG2を、eNodeBから受信する。ステップ420は、UEが、応答メッセージ、MSG2の受信より以前に有していたタイミングアドバンス値と、MSG2に含まれるタイミングアドバンス値との間の差分を決定することを示している。
ステップ430で示されているように、差分「Δ」は、第1の閾値「T1」と、第2の閾値T2とに比較される。差分「Δ」が、第1の閾値を下回り、又は、第2の閾値を上回る場合に、UEは、RA手続きを続行し、即ち、ステップ440で、MSG3を送信する。反対に、差分が第1の閾値T1以上であり、又は、第2の閾値T2を下回る場合には、UEは、ステップ450で、新しいRAプリアンブルを無作為に選択して送信することにより、RA手続きを「新たに開始する」(“restart”)。
フローチャート400の閾値「T1」及び「T2」は、システム標準規格により決定され、又は、eNodeBからUEへと通信されうる。後者の場合は、閾値は、システムコンピュータにより設定され、又は、eNodeBのベンダによりeNodeB内部パラメータとして定義されうる。代替的に、閾値は、現在のシステム環境、即ち、セル内の平均UE数等に合わせるように適応的に設定されうる。
閾値「T1」及び「T2」の絶対値のための適正値の例は、LTEシステムにおいて典型的に、1〜5μsの範囲に存在しうる。なぜならば、往復伝播遅延における1μsは、150mに対応するからである。しかし、これは単なる一例であり、複数の他の値も、例えば典型的なセルサイズ、及びシステム内若しくはセル内のユーザ数のようなシステムパラメータに従って、発明の範囲内で使用することが出来る。
閾値がセル内のUEに提供されるやり方は、本発明の範囲内で変更することが可能である。本発明の1の実施形態において、閾値は、UEへと、そのeNodeBによって提供される。本発明の1のバージョンにおいて、閾値Tは、eNodeBにより、例えば、新しいセル(110)へのハンドオーバの前のハンドオーバコマンドメッセージ(handover command message)のような、システム情報メッセージにおいて提供される。閾値は、必須パラメータであることもあり、その場合には、eNodeBは、この値を明示的にシグナリングする必要があり、又は、閾値は、選択的(optional)な値であることもあり、その場合には、値が明示的にシグナリングされない限り、UEによってデフォルト値が適用されるであろう。
また、閾値「T1」、「T2」が含まれるシステム情報メッセージは、本発明の1のバージョンにおいて、eNodeBからそのUEへのブロードキャストメッセージでありうる。
他の実施形態において、T1及びT2は、システム標準規格において指定される値であり、システム内の全てのユーザ端末により利用される。
更なる実施形態において、T1及びT2の値は、NodeBからUEへと間接的にシグナリングされうる。T1及びT2の値は、例えば、アップリンク送信において許容されうる最大タイミングオフセットを定義する、いわゆるサイクリックプレフィックス(cyclic prefix)の大きさにより定義されることもある。
これまで記載された実施形態において、UEは、有効性タイマ(validity timer)、いわゆるタイミングアラインメントタイマ(timing alignment timer)を、UEが有するタイミングアドバンス値に対して適用することが可能である。更新された値をUEが受信したのより前にタイマが失効する場合には、UEは、自身が有するタイミングアドバンス値を無効と見なし、自身が、eNodeBとの「同期から」外れている(”out of synch”)と見なす。このようなタイマが利用される一実施形態において、タイミングアドバンス値の比較は、RA手続きを開始した後に有効なタイミングアドバンス値を有するUEによってのみ行なわれる。RA手続きの開始時にUEが無効のアドバンス値を有する場合には、UEは、MSG2に含まれる値を受け取り(accept)、残りのRA手続きを続ける。
タイミングアドバンスが利用される本発明の更に他のバージョンにおいて、UEは、新しい値と古い値との間の差分、即ち「Δ」が、所定回数のランダムアクセス試行の分だけ、連続して、又は、或る時間量内で、第1の閾値T1を上回り、又は、第2の閾値T2を下回る場合には、「古い」(“old”)タイミングアドバンス値を破棄する。本実施形態は、主に、タイマが失効していないけれども、古いタイミングオフセットが不正確であり、ランダムアクセス応答からのタイミングアドバンス値が有効であるという状況を解消することを目的としている。
閾値T1及びT2の問題に対して、本発明の1の実施形態において、第1の閾値T1及び第2の閾値T2は、符号が異なるが同じ絶対値を有し、第2の閾値T2は、第1の閾値T1に対応するが負の値を有する。
T1及びT2のための適切な値に関して、これは、設計パラメータであり、特定のシステム、及びシステムの事業者に依存するが、値の適切な範囲の例は±5μsである。
図5は、本発明の統合された方法の概略的なフローチャート500を示している。オプション(option)又は代替例のステップは、図5では破線で示される。
先の記載から明らかであるように、進歩的な方法500は、セルラ通信システムにおけるユーザ端末内での利用を対象としており、本方法によれば、ユーザ端末は、制御ノードへの自身の送信に対してタイミングアドバンスを適用する。
また、本方法によれば、ユーザ端末は、ステップ510で、特別なメッセージを用いて制御ノードとの通信を要求することが可能であり、特別なメッセージに対して、ユーザ端末は、ステップ515で、タイミングアドバンスについての更新された値を含む応答メッセージを受信する。「更新された」(“updated”)という語はまた、ここでは、UEが有効なタイミングアドバンス値を有していない場合、例えば、UEが同期(synch)から外れている場合、又は、UEがeNodeBとの自身の最初のコンタクトを有する場合に、受信される値が「更新された」(”updated”)値と称されるという意味において使用されることが指摘されうる。
ユーザ端末は、ステップ520で、タイミングアドバンスについての更新された値を、応答メッセージの受信より以前にユーザ端末が有したタイミングアドバンスの値と比較し、以前の値と更新された値との間の差分「Δ」が、或る第1の所定の閾値を上回り、又は、或る第2の所定の閾値を下回る場合には、ユーザ端末は、ステップ525で、応答メッセージを無視して自身の通信要求を更新する。
ステップ527において示されるように、本発明の1の実施形態において、第1のT1閾値と第2のT2閾値とは、符号は異なるが同じ絶対値を有し、従って、T2=−T1であり、即ち、T2は、T1の負の値である。
ステップ530は、方法500の1の実施形態において、閾値T1及びT2が、問題の制御ノードによりユーザ端末へ提供されることを示している。本実施形態の一バージョンにおいて、ステップ535で示されるように、閾値は、システム情報メッセージにおいて提供される。ステップ540で示されるように、閾値はまた、問題の制御ノードからのブロードキャストメッセージにおいて提供されてもよい。
ステップ545において示されるように、本発明の1の実施形態において、閾値は、システム内の全てのユーザ端末により利用され、即ち、値は、システム標準規格、例えばE−UTRAN/LTE標準規格により指定されるシステム標準値である。
ステップ546は、方法500の1の実施形態において、ユーザ端末は、或る所定回数の分だけ、自身の通信要求を更新し、当該所定回数の間に、以前の値と更新された値との間の差分が、第1の閾値を上回り、又は、第2の閾値を下回る場合に、ユーザ端末は、以前の値を廃棄して更新された値を利用する。
方法500の更なる実施形態において、これは図5ではステップ550で示されているが、ユーザ端末は、タイミングアドバンス値に対してタイマを適用するので、値はタイマの期間の間有効であり、ユーザ端末は、更新された値が受信された時に以前のタイミングアドバンス値が有効である場合にタイミングアドバンス値を比較し、それ以外の場合には、更新された値が受け取られる。
図6は、ユーザ端末、本発明に従って機能するUEとしての利用のための送受信機600の概略的なブロック図を示している。図6に示されるように、送受信機600は、ブロク610として示されるアンテナを備え、さらに、受信部620と、送信部630とを備える。追加的に、送受信機600はまた、マイクロプロセッサのような制御手段640と同様に、メモリ650を備える。
制御手段640及びメモリ650は、送受信機600から制御ノードへの送信に対してタイミングアドバンスを適用するために協働し、制御手段640は、送信部630及びアンテナ610と共に、特別なメッセージを用いて制御ノードとの通信を要求するために利用される。
アンテナ610と、受信部620と、制御手段640とは、特別なメッセージに対する応答メッセージを受信するために利用され、応答メッセージは、タイミングアドバンスについての更新された値を含む。
送受信機600において、制御手段640及びメモリ650は、タイミングアドバンスについての更新された値を、応答メッセージの受信より以前に送受信機が有したタイミングアドバンスの値と比較する。以前の値と更新された値との間の差分Δが、第1の所定の閾値T1を上回り、又は、第2の所定の閾値T2を下回る場合には、送信部630と、メモリ650と、制御手段640とは、応答メッセージを無視するために、さらに、通信要求を更新するために利用される。
本発明の1の実施形態において、送受信機は、問題の制御ノードから第1の閾値及び第2の閾値、T1、T2を受信するために、アンテナ610及び受信部620を利用する。このような実施形態において、アンテナ及び受信機はまた、システム情報メッセージにおいて閾値T1、T2を受信するために、又は、代替的に、問題の制御ノードからのブロードキャストメッセージにおいて閾値T1、T2を受信するために利用されうる。
1の実施形態において、送受信機600は、閾値T1、T2の値としてシステム値を使用し、その場合には、閾値は、メモリ650に格納され、制御手段640によりアクセスされうる。
他の実施形態において、以下の構成要素、即ち、制御手段640と、メモリ650と、送信部630と、アンテナ620とが、或る所定回数の分だけ、通信要求を更新するために、同様に、当該所定の回数の間に、以前の値と更新された値との間の差分が、第1の閾値T1を上回り、又は、第2の閾値T2を下回る場合に、以前の値を破棄して更新された値を使用するために利用されうる。
送受信機600の更なる実施形態において、メモリ650及び制御手段640は、値がタイマの期間の間のみ有効であるように、タイミングアドバンス値に対してタイマを適用するために、さらに、更新された値が受信された時に以前のタイミングアドバンス値が有効である場合に比較を行なうために使用することが可能であり、それ以外の場合には、更新された値が受け取られる。
本発明は、先に記載され図面に示される実施形態の例に制限されず、添付の請求項の範囲内で自由に変更されうる。

Claims (15)

  1. セルラ通信システム(100)におけるユーザ端末(120、130)内での利用のための方法(500)であって、前記方法によれば、前記ユーザ端末(120、130)は、制御ノード(140)への自身の送信に対してタイミングアドバンスを適用し(505)、前記方法によれば、前記ユーザ端末(120、130)は、特別なメッセージ(MSG1)を用いて、前記制御ノード(140)との通信を要求し(510)、前記特別なメッセージ(MSG1)に対して、前記ユーザ端末(120、130)は、前記タイミングアドバンスについての更新された値を含む応答メッセージ(MSG2)を受信し(515)、
    前記方法(500)は、
    前記ユーザ端末(120、130)が、前記タイミングアドバンスについての前記更新された値を、前記応答メッセージの前記受信より以前に前記ユーザ端末が有した前記タイミングアドバンスの前記値と比較し(520)、
    前記以前の値と前記更新された値との間の前記差分(Δ)が、第1の所定の閾値(T1)よりも大きく、又は、第2の所定の閾値(T2)を下回る場合に、前記ユーザ端末(120、130)は、前記応答メッセージ(MSG2)を無視して、自身の通信要求を更新することを特徴とする、方法(500)。
  2. 前記第1の閾値(T1)及び前記第2の閾値(T2)は、符号が異なるが同じ絶対値を有し、前記第2の閾値(T2)は、前記第1の閾値(T1)に対応するが負の値を有する、請求項1に記載の方法(500)。
  3. 前記第1の閾値及び前記第2の閾値(T1、T2)は、問題の前記制御ノード(140)により前記ユーザ端末(120、130)に対して提供される、請求項1又は請求項2に記載の方法(500、530)。
  4. 前記閾値(T1、T2)は、システム情報メッセージにおいて提供される、請求項1又は請求項2に記載の方法(500、530、535)。
  5. 前記閾値(T1、T2)は、前記問題の制御ノード(140)からのブロードキャストメッセージにおいて提供される、請求項3又は請求項4に記載の方法(500、530、535、540)。
  6. 前記閾値(T1、T2)は、前記システム(100)内の全てのユーザ端末(120、130)により使用され、即ち、前記値はシステム標準値である、請求項1又は請求項2に記載の方法(500、545)。
  7. 前記ユーザ端末(120、130)は、或る所定回数の分だけ、自身の通信要求を更新し、前記所定回数の間に、前記以前の値と前記更新された値との間の前記差分が、前記第1の閾値(T1)を上回り、又は、前記第2の閾値(T2)を下回る場合に、前記ユーザ端末は、前記以前の値を破棄して前記更新された値を使用する、請求項1〜請求項6にいずれか1項に記載の方法(500、546)。
  8. 前記ユーザ端末(120、130)は、値がタイマの期間の間のみ有効であるように前記タイミングアドバンス値に対して前記タイマを適用し、前記方法によれば、前記ユーザ端末(120、130)は、前記更新された値が受信された時に前記以前のタイミングアドバンス値が有効である場合に前記比較を行ない、それ以外の場合には前記更新された値が受け取られる、請求項1〜請求項7にいずれか1項に記載の方法(500、550)。
  9. セルラ通信システム(100)におけるユーザ端末内としての利用のための送受信機(600)であって、前記送受信機は、制御ノード(140)への自身の送信に対してタイミングアドバンスを適用するための手段(640、650)と、特別なメッセージを用いて前記制御ノードとの通信を要求するための手段(640、630、610)と、前記タイミングアドバンスについての更新された値を含む応答メッセージを受信するための手段(610、620、640)と、を備え、
    前記送受信機(600)は、
    前記タイミングアドバンスについての前記更新された値を、前記応答メッセージの前記受信より以前に前記送受信機が有した前記前記タイミングアドバンスの前記値と比較するための手段(640、650)と、
    前記以前の値と前記更新された値との間の前記差分(Δ)が、第1の所定の閾値(T1)よりも大きく、又は、第2の所定の値(T2)を下回る場合に、前記応答メッセージ(MSG2)を無視して、前記通信要求を更新するための手段(640、650、630、610)と、前記ユーザ端末(120、130)、
    を備えることを特徴とする、送受信機(600)。
  10. 問題の前記制御ノード(140)から前記第1の閾値及び前記第2の閾値(T1、T2)を受信するための手段(610、620)を備える、請求項9に記載の送受信機(600)。
  11. システム情報メッセージにおいて前記閾値(T1、T2)を受信するための手段(610、620)を備える、請求項9又は請求項10に記載の送受信機。
  12. 前記問題の制御ノード(140)からブロードキャストメッセージにおいて前記閾値(T1、T2)を受信するための手段(610、620)を備える、請求項9又は請求項10に記載の送受信機。
  13. 前記閾値(T1、T2)の前記値としてシステム値を使用する、請求項9に記載の送受信機。
  14. 或る所定回数の分だけ、前記通信要求を更新するための手段(640、650、630、610)と、
    前記所定回数の間に、前記以前の値と前記更新された値との間の前記差分が、前記第1の閾値(T)を上回り、又は、前記第2の閾値(T)を下回る場合に、前記以前の値を破棄して、前記更新された値を使用するための手段(640、650)と、前記ユーザ端末、
    を備える、請求項9〜請求項13のいずれか1項に記載の送受信機(600)。
  15. 値がタイマの期間の間のみ有効であるように前記タイミングアドバンス値に対して前記タイマを適用するための手段(640、650)と、
    前記更新された値が受信された時に前記以前のタイミングアドバンス値が有効である場合に前記比較を行なうための手段(640、650)と、
    を備え、それ以外の場合には前記更新された値が受け取られる、
    請求項9〜請求項14のいずれか1項に記載の送受信機。
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