JP2011502385A - 動き支援されたイメージセンサコンフィギュレーション - Google Patents

動き支援されたイメージセンサコンフィギュレーション Download PDF

Info

Publication number
JP2011502385A
JP2011502385A JP2010530150A JP2010530150A JP2011502385A JP 2011502385 A JP2011502385 A JP 2011502385A JP 2010530150 A JP2010530150 A JP 2010530150A JP 2010530150 A JP2010530150 A JP 2010530150A JP 2011502385 A JP2011502385 A JP 2011502385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
motion
scene
interest
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010530150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5226794B2 (ja
Inventor
ハング、スゼポ・ロバート
ベラーデ、ルベン
リ、シアン−ツン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2011502385A publication Critical patent/JP2011502385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5226794B2 publication Critical patent/JP5226794B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/76Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the image signals
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/093Digital circuits for control of exposure time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection

Abstract

本開示は、関心のあるシーン内の動きに基づいてイメージ取り込みデバイスのイメージセンサをコンフィギュレーションする技術を記述する。特に、イメージ取り込みデバイスは、関心のある同じシーン2つ以上のイメージ間の動きを解析し、関心のあるシーン内の動き量に基づいてイメージセンサのコンフィギュレーションパラメータ、例えば、利得および/または露出時間を調整する。例えば、シーンが比較的多い動き量を含むとき、イメージ取り込みデバイスはイメージセンサを大きい利得と短い露出時間とによりコンフィギュレーションする。これにより、多い動き量によって生じるぼけを減少させる。反対に、シーンが比較的少ない動きを含む、または、動きがないとき、イメージ取り込みデバイスはイメージセンサを小さい利得と長い露出時間とによりコンフィギュレーションする。これにより、大きい利得によって生じるノイズを減少させる。
【選択図】 図2

Description

開示は、デジタルイメージを取り込むことに関する。さらに詳細に説明すると、イメージセンサのコンフィギュレーションパラメータを調整する技術に関する。
背景
デジタルスチルイメージカメラのようなデジタルイメージ取り込みデバイスは、イメージセンサを使用し、関心のあるシーンのイメージを取り込む。イメージ取り込みデバイスは、異なる環境条件においてイメージをよりよく取り込むために調整される多数のイメージセンサコンフィギュレーションパラメータを含んでいる。例えば、イメージ取り込みデバイスは、多数の感度設定を備えており、多数の感度設定は、ISO設定と呼ばれることが多く、イメージセンサに対する特定の利得、および/または、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出される露出時間にそれぞれ対応していてもよい。より高いISO設定は、より高いイメージセンサ感度を表し、より大きい利得と、より短い露出時間とに対応する。反対に、より低いISO設定は、より低いイメージセンサ感度を表し、より小さい利得と、より長い露出時間とに対応する。
一般的に、イメージ取り込みデバイスによって、ユーザは、イメージを取り込む際に使用するためのイメージセンサコンフィギュレーションパラメータ、例えば、ISO設定を手動で選択できる。ISO設定を手動で選択することによって、ユーザは、現在の環境条件に適切なISO設定を選択し、その環境においてイメージをよりよく取り込むことができる。代わりに、または、さらに、イメージ取り込みデバイスは、現在の環境条件における利用可能な光の量に基づいて、センサコンフィギュレーションパラメータ、例えばISOを選択する自動コンフィギュレーション設定機能を備えていてもよい。イメージ取り込みデバイスは、例えば、周囲環境のブライトネスを検出し、検出された光の量に基づいてコンフィギュレーション設定を選択する光センサを備えていてもよい。
概要
イメージ取り込みデバイスは、関心のあるシーンのブライトネスに基づいて、イメージセンサの1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。暗い環境では、例えば、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサに対するより大きい利得を選択し、イメージセンサの感度と、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出されるより短い露出時間とを増加させる。反対に、明るい環境では、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサに対するより小さい利得を選択し、イメージセンサの感度と、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出されるより長い露出時間とを減少させる。しかしながら、関心のあるシーンのブライトネスに基づいてイメージセンサのコンフィギュレーションパラメータを選択することが、結果的に、常に最高のイメージ品質になるとは限らない。例えば、関心のあるシーンが明るい環境中にあるが、多くの動きを含む場合、取り込まれたイメージは、長い露出時間の結果、ぼける可能性がある。
本開示は、関心のあるシーン内の動きの検出に基づいて、イメージセンサに対するコンフィギュレーションパラメータを選択する技術を記述している。以下で詳細に記述するように、イメージ取り込みデバイスは、シーン内の動きを示す関心のある同じシーンの2つ以上のイメージ間の変化を解析する。イメージ取り込みデバイスは、関心のあるシーン内の動き量に基づいて、イメージセンサのコンフィギュレーションパラメータ、例えば、利得および/または露出時間を調整する。例えば、シーンが比較的多い動き量を含むとき、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサを大きい利得と短い露出時間とによりコンフィギュレーションしてもよい。これにより、多い動き量によって生じるぼけを減少させる。反対に、シーンが比較的少ない動きを含むとき、または、動きがないとき、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサを小さい利得と長い露出時間とによってコンフィギュレーションしてもよい。これにより、高利得によって生じるノイズを減少させる。
1つの観点では、デジタルイメージデータを取り込む方法は、少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することと、解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整することとを含む。
別の観点では、デジタルイメージデータを取り込むデバイスは、1つ以上のコンフィギュレーションパラメータにしたがってイメージを取り込むイメージセンサと、少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析し、解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整するイメージプロセッサとを具備する。
別の観点では、デジタルイメージデータを取り込むためのコンピュータプログラムプロダクトは、命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。命令は、少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードと、解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整するためのコードとを含む。
別の観点では、デジタルイメージデータを取り込む装置は、少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析する手段と、解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整する手段とを具備する。
本開示で記述した技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアで実現された場合、ソフトウェアは、プロセッサで実行されてもよく、プロセッサは、マイクロプロセッサ、特定用途集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、フィールドプログラマブルロジックアレイと知られているFPLA)、またはデジタル信号プロセッサ(DSP)、または他の均等な集積回路またはディスクリート論理回路、またはこれらを組み合わせたもののような、1つ以上のプロセッサを意味していてもよい。技術を実行するソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能媒体中に最初に記憶され、プロセッサによりロードされて実行される。したがって、本開示は、本開示で記述したようなさまざまな技術のうちの任意のものをプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体を考える。いくつかのケースでは、コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムプロダクトの一部を形成していてもよく、コンピュータプログラムプロダクトの一部は、製造業者に販売されてもよく、および/または、デバイスで使用されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含んでいてもよく、いくつかのケースでは、パッケージングマテリアルも含んでいてもよい。
1つ以上の例示の詳細な説明を、図面および以下の詳細な説明において詳細に述べる。他の特徴、目的、および利点は、詳細な説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるだろう。
図1は、本開示で記述したイメージセンサコンフィギュレーション技術を実現する例示的なイメージ取り込みデバイスを図示しているブロック図である。 図2は、図1のイメージ取り込みデバイスをさらに詳細に図示しているブロック図である。 図3は、本開示で記述したイメージセンサコンフィギュレーション技術を実行するイメージ取り込みデバイスの例示的な動作を図示しているフローチャートである。 図4は、動きベクトルを使用して、イメージセンサコンフィギュレーション技術を実行するイメージ取り込みデバイスの例示的な動作を図示しているフロー図である。 図5は、図1のイメージ取り込みデバイスを組み込んでいるワイヤレス通信デバイスのブロック図である。
詳細な説明
イメージ取り込みデバイスは、関心のあるシーンのブライトネスに基づいて、イメージセンサの1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。暗い環境では、例えば、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサの感度を向上させるイメージセンサに対するより大きい利得と、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出されるより短い露出時間とを選択する。反対に、明るい環境では、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサの感度を低下させるイメージセンサに対するより小さい利得と、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出されるより長い露出時間とを選択する。しかしながら、関心のあるシーンのブライトネスに基づいて、イメージセンサのコンフィギュレーションパラメータを選択することは、結果的に、必ずしも最高のイメージ品質になるとは限らない。例えば、関心のあるシーンが明るい環境にあるが、多くの動きを含んでいる場合、取り込まれるイメージは、長い露出時間の結果、ぼやけるかもしれない。
本開示は、関心のあるシーン内の動きに基づいて、イメージセンサに対するコンフィギュレーションパラメータを選択する技術を記述している。関心のあるシーン内の動き量を検出するために、イメージ取り込みデバイスは、関心のある同じシーンの2つ以上の画像間の変化を解析する。1つの例では、イメージ取り込みデバイスは、複数の動きベクトルを解析することによって2つのイメージ間の動き量を解析してもよい。イメージ取り込みデバイスは、イメージ間の動きの多数の他のインジケータを解析してもよい。インジケータは、2つのイメージ間のブライトネスの差や、2つのイメージ間の1次元射影値の差や、2つのイメージのヒストグラムの差や、これらに類するものを含む。
イメージ取り込みデバイスは、関心のあるシーン内の動き量に基づいて、イメージセンサのコンフィギュレーションパラメータを調整する。調整できる1つのこのようなコンフィギュレーションパラメータは、イメージセンサの利得である。イメージセンサ利得は、取り込まれる信号の大きさの増加量と対応する。いくつかのケースでは、利得は、出力信号と測定されたプロパティとの間の比を表してもよい。調整できる別のこのようなコンフィギュレーションパラメータは、露出時間である。露出時間は、その間にイメージセンサが関心のあるシーンに露出される時間の期間である。例えば、シーンが比較的多い動き量を含むとき、イメージ取り込みデバイスは、イメージセンサを大きい利得と短い露出時間とによりコンフィギュレーションしてもよく、これによって、多い動き量によって生じるぼけを減少させる。反対に、シーンが比較的少ない動きを含むとき、または、動きがないことを含むとき、イメージ取り込みデバイスは、小さい利得と長い露出時間とによりイメージセンサをコンフィギュレーションしてもよく、これによって、高利得によって生じるノイズを減少させる。
図1は、本開示で記述したイメージセンサコンフィギュレーション技術を実現する例示的なイメージ取り込みデバイス2のブロック図である。イメージ取り込みデバイス2は、デジタルスチルイメージカメラ、デジタルビデオカメラ、または双方を組み合わせたもののようなデジタルカメラであってもよい。さらに、イメージ取り込みデバイス2は、スタンドアローンカメラのようなスタンドアローンデバイスであってもよく、または、ワイヤレス通信デバイス内のような別のデバイスに組み込まれていてもよい。例示のように、イメージ取り込みデバイス2は、移動体電話機に組み込まれ、いわゆる「カメラ電話機」または「テレビ電話機」を形成していてもよい。本開示で記述したイメージセンサコンフィギュレーション技術は、一般的に、取り込まれるデジタルビデオに適用可能であるが、デジタルスチルイメージに対するこのような技術の適用を例示の目的のために記述する。
図1に示したように、イメージ取り込みデバイス2は、イメージセンサ4と、イメージプロセッサ6と、イメージ記憶モジュール8とを備えている。イメージセンサ4は、関心のあるシーンのイメージを取得する。例えば、イメージ処理がビデオシーケンスの1つ以上のイメージフレーム上で実行される場合、イメージセンサ4は、静止イメージ、または可能であれば完全な動きのビデオシーケンスを取り込んでもよい。取り込まれるビデオは、アーカイバルまたはテレビ電話機または他のアプリケーションに対して取り込まれるビデオを含んでいてもよい。イメージセンサ4は、例えば、行と列で配列されている、個々のイメージセンサエレメントの2次元アレイを含んでいてもよい。いくつかの観点では、イメージセンサ4のイメージセンサエレメントのそれぞれは、単一のピクセルに関係していてもよい。言い換えると、イメージセンサエレメントとピクセルとの間に1対1対応が存在していてもよい。代替的に、それぞれのピクセルに関係する1つより多いイメージセンサエレメント、または、それぞれのイメージセンサエレメントに関係する1より大きいピクセルが存在していてもよい。イメージセンサ4は、例えば、相補形金属酸化膜(CMOS)センサ、電荷結合素子(CCD)センサ、またはこれらに類するような固体状態センサのアレイを含んでいてもよい。
イメージセンサ4は、イメージセンサエレメントをイメージシーンに露出して、イメージを取り込む。イメージセンサ4内のイメージセンサエレメントが、例えば、特定のピクセル位置におけるシーンの光の強度を表す強度値を取り込む。いくつかのケースでは、センサ4のイメージセンサエレメントのそれぞれは、センサエレメントをカバーしている色フィルタによって、1色のみまたは色帯に感知可能であってもよい。例えば、イメージセンサ4は、レッド、グリーン、およびブルー(RGB)フィルタのアレイによってカバーされているイメージセンサエレメントを備えていてもよい。しかしながら、イメージセンサ4は、シアン、マゼンダ、イエロー、およびブラック(CMYK)色フィルタのような他の色フィルタを利用してもよい。したがって、イメージセンサ4のイメージセンサエレメントのそれぞれは、1色のみに対する強度値を取り込んでもよい。
イメージセンサ4は、1つ以上のイメージセンサコンフィギュレーションパラメータにしたがって、イメージセンサエレメントをイメージシーンに露出する。イメージセンサコンフィギュレーションパラメータのいくつかは、関心のあるシーンの1つ以上の特性に基づいて調整されてもよい。このようなコンフィギュレーションパラメータは、イメージセンサ4の利得や、その間にイメージセンサ4が関心のあるシーンに露出される露出時間や、それに類するものを含む。以下に詳細に記述するように、イメージ取り込みデバイス2は、関心のあるシーン内の動き量に基づいて、1つ以上のイメージセンサコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。
イメージセンサ利得を例として使用すると、関心のあるシーンがより暗い環境(例えば、室内)にあるとき、または、関心のあるシーン内で比較的多い動き量を含むとき、イメージ取り込みデバイス2はイメージセンサ4の利得を増加させてもよい。利得を増加させることによって、イメージセンサエレメントは、関心のある動いているシーンをより早いシャッタースピード(より短い露出時間)で取り込むことができ、これにより、動きによって生じるぼけを減少させる。特に、より大きい利得は、イメージセンサエレメントがイメージセンサエレメントの出力を増幅させることによって少ない光を取り込むことを可能にする。関心のあるシーン内で多くの光または比較的少ない動きが存在する状況では、イメージ取り込みデバイス2はイメージセンサ4の利得を減少させてもよく、または、利得を小さく維持してもよい。このケースでは、より長い時間期間にわたってセンサエレメントが関心のあるシーンに露出され、これにより、より多くの光を集めることから、大きい利得は必要ない。イメージセンサ4が大きい利得を有しているとき、すなわち、光に非常に影響されやすいとき、イメージセンサ4は、小さい利得を有する場合よりも、より短い時間期間にわたって、関心のあるシーンに露出される。その間にイメージセンサ4が関心のあるシーンに露出される時間の量のことを、本開示では露出時間と呼ぶ。したがって、イメージセンサ4の利得が大きくなればなるほど、関心のあるシーンに対するセンサ4の露出時間は短くなる。反対に、イメージセンサ4の利得が小さければ小さいほど、関心のあるシーンに対するイメージセンサ4の露出時間は長くなる。露出時間は、例えば、イメージ取り込みデバイス2の機械的なシャッタースピードを制御することによって制御されてもよい。
イメージ取り込みデバイス2は、ユーザによって選択できる多数のカメラ動作モードを備えていてもよい。異なるカメラ動作モードは、異なるカメラ設定、特に、異なるイメージセンサコンフィギュレーション設定に対応していてもよい。例えば、関心のあるシーン内の動き量が多いイメージを取り込むときにユーザが選択する「スポーツモード」を、イメージ取り込みデバイス2は備えていてもよい。スポーツモードは、高いセンサ利得と、より短い露出時間とに対応してもよい。別の例として、関心のあるシーン内の、動きがないイメージまたは比較的動きが少ないイメージを取り込むときにユーザが選択する「風景モード」を、イメージ取り込みセンサ2は備えていてもよい。風景モードは、低い利得と、より長い露出時間とに対応していてもよい。多数の他のモードもまた備えられていてもよく、多数の他のモードは、スポーツモードおよび風景モードとは利得および露出時間が異なる。この方法では、イメージ取り込みデバイス2のユーザは、さまざまな動作モードを使用して、イメージセンサ4を動作させるためのコンフィギュレーションパラメータを手動で選択してもよい。
さらに、イメージ取り込みデバイス2は、「オートモード」を備えていてもよく、「オートモード」では、イメージ取り込みデバイス2は、イメージセンサ4のイメージセンサコンフィギュレーションパラメータを自動的に選択する。以下に詳細に記述した技術にしたがうと、イメージプロセッサ6は、センサ制御モジュール9を備えており、センサ制御モジュール9は、関心のあるシーンにおける動き量を決定し、決定に基づいて、イメージセンサ4に対するイメージセンサコンフィギュレーションパラメータを自動的に選択する。1つの観点では、センサ制御モジュール9は、関心のあるシーンの2つ以上のイメージ間の動きベクトルを解析し、関心のあるシーンにおける動き量を決定する。例えば、センサ制御モジュール9は、イメージの動きベクトルのサブセットの大きさを決定し、イメージセンサ4の1つ以上のコンフィギュレーションパラメータをこの大きさに基づいて調整する。動き量が多い関心のあるシーンに対して、センサ制御モジュール9は、より短い露出時間と、より大きい利得とを持つ感度設定を選択してもよい。反対に、センサ制御モジュール9は、比較的少ない動きを含むシーンまたは動きがないシーンに対して、より長い露出時間と、より小さい利得とを持つ感度設定を選択してもよい。センサ制御モジュール9は、関心のあるシーンの2つ以上のイメージ間のルミナンス(ここでは、「ルマ」)値の差、関心のあるシーンの2つ以上のイメージの1次元射影値間の差、関心のあるシーンの2つ以上のイメージのヒストグラム間の差、これらに類するもののような、多数の他のインジケータのうちの任意のものを使用して、関心のあるシーンにともなう動き量を決定してもよい。
イメージプロセッサ6は、イメージ情報を処理してもよく、例えば、イメージの、安定化や、クロッピングや、圧縮や、増強や、これらに類するものを実行してもよい。イメージプロセッサ6は、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロ制御装置、DSP、ASIC、FPGA、あるいは他の何らかの均等なディスクリート回路または集積論理回路、これらを組み合わせたものによって実現されてもよい。いくつかの観点では、イメージプロセッサ6は、特定のエンコーディング技術またはフォーマットにしたがってイメージ情報をエンコードするCODECの一部を形成していてもよく、特定のエンコーディング技術またはフォーマットには、例えば、動画エキスパートグループ(MPEG)−2、MPEG−4、MPEGアドバンスドビデオコーディング(AVC)パート10、国際電気通信協会(ITU)H.263、ITU H.264、ジョイントフォトグラフィックエキスパートグループ(JPEG)、グラフィック変換フォーマット(GIF)、タグイメージファイルフォーマット(TIFF)、またはこれらに類するようなものがある。
イメージプロセッサ6は、取り込まれたイメージをイメージ記憶モジュール8中に生の形態で、例えば生のピクセル値として記憶させてもよい。代替的に、イメージプロセッサ6は、取り込まれたイメージ上で付加的な処理を実行し、処理されたイメージをイメージ記憶モジュール8中に記憶させてもよい。取り込まれたイメージがオーディオ情報を伴う場合、オーディオは、独立的にまたはイメージに関連して、イメージ記憶モジュール8中に記憶されてもよい。イメージ記憶モジュール8は、リードオンリーメモリ(ROM)や、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)や、またはフラッシュメモリのような任意の揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、あるいは、磁気データ記憶デバイスまたは光データ記憶デバイスのような記憶デバイスを含んでいてもよい。
多数の他のエレメントが、イメージ取り込みデバイス2中に備えられていてもよいが、図1では、図示の簡略さおよび容易さのために特別に図示していない。例えば、イメージ取り込みデバイス2は、レンズや、シャッターや、フラッシュデバイスや、ディスプレイのような、イメージを取り込むための付加的なコンポーネントを備えていてもよい。図1に図示したアーキテクチャは単なる例示であるので、本開示で記述した技術がさまざまな他のアーキテクチャとともに実現されてもよい。さらに、図1に図示した特徴は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントの任意の適した組み合わせによって実現されてもよい。
図2は、図1のイメージ取り込みデバイス2をさらに詳細に図示しているブロック図である。図2に図示したように、イメージセンサ4は、イメージバッファ20Aおよび20B(以下、「イメージバッファ20」)を備え、これらの双方は、関心のあるシーンの取り込まれたイメージに関係するイメージ情報、例えば、ピクセル値を記憶してもよい。イメージセンサ4は、例えば、イメージプレビュー中に、イメージ情報をイメージバッファ20中に記憶してもよい。さらに詳細に述べると、ユーザがイメージ取り込みデバイス2を関心のあるシーンに向けている間であるが、イメージを取り込むためにユーザがボタンを操作する前に、イメージセンサ4はイメージをイメージバッファ20中に記憶してもよい。いくつかの観点では、イメージセンサ4は、数秒内の、そうでないなら数ミリ秒内の、または、さらにより短い時間期間内の互いのもののうちのイメージをイメージバッファ20中に取り込んで記憶してもよい。このケースでは、イメージセンサ4は、関心のある同じシーンに関係する連続したセットのイメージ情報をイメージバッファ20中に記憶する。この連続したイメージバッファリング技術は、イメージを取り込もうと試行しているユーザによって認識されずに、生じるかもしれない。すなわち、ユーザの観点からすると、単一のイメージのみが、イメージ取り込みデバイス2のボタンの操作によって取り込まれる。図2は、2つのイメージバッファ20を備えているが、イメージ取り込みデバイス2は、2つより多いイメージバッファ20を備えていてもよい。この方法では、本開示に記述した感度コンフィギュレーション技術は、拡張によって、2つより多いイメージに適用されてもよい。
バッファ20は、ROM、EEPROM、またはフラッシュメモリのような任意の揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、あるいは磁気データ記憶デバイスまたは光データ記憶デバイスのような記憶デバイスを含んでいてもよい。イメージセンサ4内に存在するように図2に示したが、バッファ20は、イメージプロセッサ6またはイメージ記憶モジュール8を含む、イメージ取り込みデバイス2の他のモジュール内のような、イメージセンサ4に外的に存在していてもよい。
イメージセンサ4はまた、イメージセンサコンフィギュレーションモジュール22を備え、イメージセンサコンフィギュレーションモジュール22は、イメージプロセッサ6から受け取ったコンフィギュレーションパラメータにしたがって、イメージセンサ4をコンフィギュレーションする。イメージプロセッサ6から受け取ったコンフィギュレーションパラメータは、センサ利得、露出時間、またはこれらを組み合わせたものを含む。イメージセンサ4は、コンフィギュレーションパラメータにしたがって、イメージセンサエレメントを関心のあるシーンに露出して、イメージを取り込む。特に、コンフィギュレーションパラメータに基づいて、イメージセンサ4は、イメージセンサ4のセンサエレメントのセンサ利得を増加または減少させてもよい。センサ利得の調整は、イメージセンサエレメントの露出時間の変化に対応してもよい。例えば、イメージ感度が低下されたときに、イメージセンサ4は、より長い時間期間にわたって、イメージセンサエレメントを露出し、そして、イメージ感度が向上したときに、より短い時間期間にわたってイメージセンサエレメントを露出してもよい。先に記述したように、調整された露出時間は、イメージ取り込みデバイス2のシャッターのシャッタースピードを調整することによって制御されてもよい。
イメージプロセッサ6は、ブロックパーティション器24と、動き検出モジュール26およびコンフィギュレーション調整モジュール27を備えるセンサ制御モジュール9と、コンフィギュレーションデータ28とを備えている。ユニットまたはモジュールのような異なる機能の描写は、イメージプロセッサ6の異なる機能的観点を強調することを意図しているのであり、このようなユニットまたはモジュールが独立したハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアコンポーネントによって必ずしも実現されなければならないことを暗に示しているわけではない。むしろ、1つ以上のユニットまたはモジュールに関係する機能は、共通のハードウェア、ソフトウェアコンポーネントおよび/またはファームウェアコンポーネント内に組み込まれていてもよい。
先に記述したように、イメージセンサ4は、少なくとも2つのイメージを取り込んで、イメージをバッファ20中に記憶する。イメージプロセッサ6は、イメージをバッファ20から受け取り、ブロックパーティション器24を使用して、イメージのうちの少なくとも1つを、(本開示では「ブロック」と呼ぶ)ピクセルの複数のブロックにパーティションしてもよい。これらのブロックは、イメージセンサ4によって取り込まれたイメージ情報の連続した部分を表し、ときには、マクロブロックと呼ぶことがある。JPEG標準規格のケースでは、例えば、ブロックパーティション器24は、イメージのそれぞれを、8行のピクセルと8列のピクセルとを含む8×8ブロックにパーティションしてもよい。8行または8列よりもより大きい、あるいは、8行または8列よりも小さいブロックもまた実行可能である。例えば、プロックパーティション器24は、イメージのそれぞれを16×16ブロックにパーティションしてもよい。さらに、ブロックパーティション器24は、それぞれのブロックを2つ以上のサブブロックにさらにサブパーティションしてもよい。例のように、16×16ブロックは、4つの8×8のサブブロック、8つの4×8サブブロックまたは他のサブパーティションブロックを含んでいてもよい。ここで使用したように、「ブロック」という用語は、任意のサイズの、ブロックまたはサブブロックのいずれかを意味していてもよい。いくつかの観点では、しかしながら、イメージがブロックパーティション器24をバイパスし、動き検出モジュール26によって直接的に解析される場合、バッファ20中のイメージは、ブロックにパーティションされなくてもよい。
動き検出モジュール26は、関心のあるシーン内の動き量を決定する。さらに詳細に述べると、動き検出モジュール26は、動きを示す関心のある同じシーンのイメージ間の変化を識別する1つ以上のインジケータを発生させる。1つの観点では、動き検出モジュール26が、少なくとも1つのイメージのブロックのそれぞれに対する動きベクトルを計算する。ブロックの動きベクトルは、第1のイメージと第2のイメージとの間の識別されたブロックの変位を表す。動きベクトルは、
v(b)=(dx,dy), (1)
と表されてもよい。ここで、v(b)は、ブロックbに対する動きベクトルであり、dxは、ブロックbと第2のイメージ中の対応するブロックとの間のx方向の変位であり、dyは、ブロックbと第2のイメージ中の対応するブロックとの間のy方向の変位である。動き検出モジュール26は、さまざまな動き推定技術のうちの任意のものを使用して動きベクトルを計算してもよい。動き検出モジュール26は、第1のイメージのそれぞれのブロックに対して、第1のイメージの各ブロックに最も一致するブロックに対する第2のイメージをサーチしてもよい。動き検出モジュール26は、誤差測定、例えば、絶対差分の和(SAD)、平均二乗誤差(MSE)、またはこれらに類するものを使用して、第1のイメージのブロックのピクセル値を、第2のイメージにおけるブロックのピクセル値と比較してもよい。シーン変化表示モジュール26は、最小誤差測定値を持つブロックを選択し、2つのブロック間の変位を計算して、動きベクトルを発生させてもよい。
いくつかのケースでは、動き検出モジュール26が、動きベクトルのサブセットを選択し、イメージ間の動き量を決定してもよい。他のパーセンテージが、代わりに使用されてもよい。動き検出モジュール26は、例えば、最大の動きベクトルに対するサブセットの大きさを解析し、関心のあるシーン内の動き量を決定してもよい。動き検出モジュール26は、ブロックの動きベクトルの、最大5%、10%、または20%を解析し、決定を行ってもよい。これらのパーセンテージは、例示の目的のために提供されており、本開示において記述した技術を制限しているわけではない。動きベクトルの大きさは、以下の式:
|v(b)|=sqrt(dx*dx+dy*dy) (2)
を使用して計算されてもよく、ここで、|v(b)|はブロックbの動きベクトルの大きさであり、sqrt(z)はzの平方根であり、dxは、ブロックbと第2のイメージ中の対応するブロックとの間のx方向の変位であり、dyはブロックbと第2のイメージ中の対応するブロックとの間のy方向の変位である。最大の大きさを有する動きベクトルを持つブロックは、そのブロック内の移動対象物を示していてもよい。代替的に、イメージのブロックすべてに対する動きベクトルの大きさが、シーン全体内の動き量を決定するために解析されてもよい。
動き検出モジュール26は、関心のあるシーン内の動きの他のインジケータを発生させてもよい。別の観点では、動き検出モジュール26は、関心のある同じシーンの2つ以上のイメージ間のコントラストの差を使用して動きを検出してもよい。例えば、動き検出モジュール26は、両イメージのピクセルのブロックのそれぞれに対する平均ルマ値を計算してもよい。動き検出モジュール26は、ブロック上の2つのイメージの平均ルマ値間の差をブロックベースで計算してもよい。言い換えると、差は、第1のイメージのブロックと、第1のイメージのブロックと同じ位置に位置付けられている第2のイメージのブロックとの間で計算されてもよい。動き検出モジュール26は、最大ルマ差を持つブロックを識別し、そのルマ差を、関心のあるシーン内の動き量のインジケータとして使用してもよい。ブロックに対する大きいルマ差は、関心のあるシーン内の対象物の動きを表してもよい。代替的に、動き検出モジュール26は、ブロックのサブセットまたはすべてに対するルマ値を平均してもよい。この方法では、平均ルマ差は、関心のあるシーン全体を通した大域的な動き量を示してもよい。これは、特に、関心のあるシーンに対するカメラ移動によって生じる動きを検出する際に役立つ。
別の観点では、動き検出モジュール26は、ピクセルのブロックの1つ以上に対する1次元射影値を発生させ、2つのイメージの射影を比較して、関心のあるシーン内の動きを検出してもよい。特に、動き検出モジュール26は、ピクセルのブロックのそれぞれに対する水平射影、垂直射影、または双方を計算してもよい。水平射影は、ブロックのピクセルの行のピクセル値の総和である。垂直射影は、ブロックのピクセルの列のピクセル値の総和である。例えば、動き検出モジュール26は、それぞれのイメージのブロックのそれぞれに対して、以下の式:
Figure 2011502385
にしたがって、水平射影および垂直射影を決定してもよい。ここで、PH(j)は、y軸に沿ったピクセル“j”の関数として水平射影を表し、Pv(i)は、x軸に沿ったピクセル“i”の関数として垂直射影を表し、Im(i,j)はピクセル“i”および“j”の関数としてピクセル値を表している。したがって、PHは、特定のブロックのピクセル値の(iは変動し、jは静的のままであるような)x軸ピクセル値の総和(Σ)である。この方法では、動き検出モジュール26は、1次元水平射影ベクトルをブロックの2次元イメージ情報から発生させる。ピクセルの8×8のブロックのケースでは、動き検出モジュール26は、2次元8×8ブロックを表す1次元の8成分水平射影ベクトルを発生させてもよい。同様に、Pvは、水平射影が決定されたのと同じブロックの2次元イメージ情報から1次元垂直射影ベクトルを形成するための、ブロックのピクセル値、すなわちIm(i,j)の(iは静的のままで、jは変動するような)y軸ピクセル値の総和(Σ)である。一連の水平射影および垂直射影にまですべてのブロックが減少されるまで、それぞれのブロックは同じ手順を受ける。
動き検出モジュール26は、イメージのピクセルのブロックのそれぞれの水平射影および/または垂直射影間の差を計算してもよい。動き検出モジュール26は、最大射影の差を持つブロックを識別し、その射影の差を、関心のあるシーン内の動き量のインジケータとして使用してもよい。この方法では、選択された射影の差が、関心のあるシーン内の移動対象物のインジケータであってもよい。代替的に、動き検出モジュール26は、イメージのブロックのサブセットまたはすべてに対する射影の差を平均してもよい。この方法では、平均射影の差が、関心のあるシーンの大域的な動き量を示してもよい。
別の観点では、動き検出モジュール26は、イメージのそれぞれに対するヒストグラムを計算し、関心のあるシーン内の動き量のインジケータとしてヒストグラム間の差を計算してもよい。例えば、動き検出モジュール26が、イメージのそれぞれに対して、特定のイメージに対するピクセル値の分布を表すヒストグラムを発生させてもよい。動き検出モジュールが、2つ以上イメージのヒストグラム間の差を、関心のあるシーンの動きのインジケータとして計算してもよい。ヒストグラムにおける大きい差は、関心のあるシーン内の多い動き量を示してもよい。
別の観点では、動き検出モジュール26が、イメージのそれぞれのピクセルの少なくとも一部のピクセル値間の差を、関心のあるシーン内の動きの表示として計算してもよい。例えば、動き検出モジュール26が、イメージのピクセルの位置のそれぞれのピクセル値間の差を計算し、差の和をとり、シーン内の動きのインジケータを発生させてもよい。差の和がより大きいことは、シーン内の動き量がより大きいことを示してもよい。代替的に、動き検出モジュール26は、ブロック上の差のインジケータの和をブロックベースで計算してもよい。言い換えると、動き検出モジュール26は、ブロックのそれぞれのピクセル値間の差を計算し、ブロック内のピクセル値の差の和をとり、イメージブロックの差を得て、シーン内の対象物の動きを決定してもよい。
コンフィギュレーション調整モジュール27は、動き検出モジュール26によって発生された1つ以上のインジケータを解析し、2つのイメージ間で検出された動き量に基づいて、イメージセンサ4の1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整する。例示の目的のために、ここではイメージセンサ4の利得および/または露出時間を調整すると説明したが、コンフィギュレーション調整モジュール27は、イメージセンサ4の他のコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。一般的に、コンフィギュレーション調整モジュール27は、例えば、大きな動きベクトル、差の大きな和、大きなルマ差、大きなヒストグラム差、大きな1次元射影差、またはこれらに類するもののような、比較的多い動き量を含むシーンに対して、イメージセンサ4の利得を増加させてもよい。イメージセンサ4の利得を増加させることは、より短い時間期間にわたって、イメージセンサ4が関心のあるシーンに露出されていることに対応していてもよく、これにより、ノイズが増加することを代償に、動きが多いシーンにおけるぼけを減少させる。反対に、コンフィギュレーション調整モジュール27は、関心のあるシーン内で、比較的少ない変化量を含むシーン、または、まったく動きがないシーンに対して、イメージセンサ4の利得を減少させてもよい。イメージセンサ4の利得を減少させることは、より長い時間の期間にわたって、イメージセンサ4が関心のあるシーンに露出されていることに対応していてもよく、これにより、ぼけが増加することを代償に、ノイズを減少させる。
ISO50、ISO100、およびISO200の感度設定を備えたイメージ取り込みデバイスの場合、例えば、コンフィギュレーション調整モジュール27は、以下に記述するようなISO設定を選択してもよい。ISO設定は、例えば、特定の利得および露出時間対と対応していてもよい。ISO50は最小利得と最長露出時間とに対応している一方で、ISO200は最大利得および最短露出時間に対応していてもよい。例えば、最大の動きベクトルに対する平均的な動きベクトルの大きさが、イメージの幅の約1%よりも小さいとき、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO50を選択してもよい。1000ピクセルの幅を有するイメージの場合、例えば、動きベクトルの大きさが10よりも小さいときに、センサ制御モジュール9はISO50を選択してもよい。平均的な動きベクトルの大きさがイメージの幅の約1%と10%との間であるとき、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO100を選択してもよい。平均的な動きベクトルの大きさが、イメージの幅の約10%と20%との間であるとき、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO200を選択してもよい。動きベクトルの大きさを特定の感度設定と関係付けるために、他のしきい値が使用されてもよい。さらに、例えば、ISO50とISO100との間の設定間に、あるいは、例えば、ISO200より上の設定より上または下に、さらなる感度設定が含まれていてもよい。先に記述した例示的なコンフィギュレーション調整モジュール27は、動きベクトルを使用して感度設定を選択したが、ルマの差、1次元射影の差、ピクセル値の差、ヒストグラムの差、または、動きの1つより多いインジケータを組み合わせたもののような、動きの他のインジケータの範囲を使用して類似した調整を行ってもよい。例えば、コンフィギュレーション調整モジュール27は、イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータを、シーン内の動きの2つ以上のインジケータの重み付けされた和の関数として調整してもよい。
いくつかの観点では、イメージプロセッサ6は、コンフィギュレーションデータ28を維持してもよく、コンフィギュレーションデータ28は、動きのインジケータを、対応するコンフィギュレーションパラメータ、例えば、利得および/または露出時間と関係付ける。例えば、コンフィギュレーションデータ28は、動きベクトルの大きさ、ルマの差、射影の差、イメージピクセル値の差、および/または、ヒストグラムの差を、特定の利得および露出時間に関係付けてもよい。イメージプロセッサ6内に存在しているように図2では図示したが、コンフィギュレーションデータ28は、イメージプロセッサ6が結合されているイメージ記憶モジュール8内に維持されてもよい。コンフィギュレーションデータ28は、例えば、カメラの異なる動作モードに対する複数の異なるコンフィギュレーションパラメータとともに、動きのインジケータの大きさを、対応する利得/露出時間対に関係付けるデータ構造を維持してもよい。
いくつかのケースでは、コンフィギュレーション調整モジュール27は、ブライトネスに基づいて、イメージセンサ4に対する初期コンフィギュレーションパラメータを選択し、関心のあるシーン内の動きの解析に基づいて、イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。利得および露出時間を例として使用すると、周囲の環境が明るいとき、コンフィギュレーション調整モジュール27は、(例えば、ISO50設定に対応する)より小さい利得と、より長い露出時間とを最初に選択してもよい。反対に、周囲の環境が暗いとき、コンフィギュレーション調整モジュール27は、(例えば、ISO200またはより高い設定に対応する)より大きい利得と、より短い露出時間とを最初に選択してもよい。この目的のために、コンフィギュレーションデータ28はまた、ブライトネスのレベルを、対応するコンフィギュレーションパラメータに関係付けるデータ構造を含んでいてもよい。
コンフィギュレーション調整モジュール27によって選択された初期利得および露出時間は、関心のあるシーンの動きを解析するために使用される2つ以上のプレビューイメージを取り込むためにイメージセンサ4によって使用されてもよい。先に記述した感度制御技術は、関心のあるシーン内の動きに基づいて、イメージセンサ4の初期利得および露出時間設定を調整するために使用されてもよい。いくつかのケースでは、ブライトネスに基づいて選択される設定は、動き解析に基づいて変化するだろう。この方法では、コンフィギュレーション調整モジュール27は、関心のあるシーンにおける動きに基づいて、選択されたコンフィギュレーションパラメータを無効にしてもよい。これは、結果的に、イメージへの、さらなるノイズの導入となるが、動きによって生じるイメージにおけるぼけは十分に減少するだろう。
本開示において記述し、イメージプロセッサ6によるような機能は、コンピュータ読み取り可能媒体に記憶された命令を実行する1つ以上のプログラム可能なプロセッサによって実行されてもよく、命令および/またはコードは、本開示で記述したような感度選択登録をプロセッサに実行させる。いくつかのケースでは、コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムプロダクトの一部を形成してもよく、製造業者に販売および/またはデバイスで使用されてもよい。
図3は、本開示で記述したイメージセンサコンフィギュレーション技術を実行している、図2のイメージ取り込みデバイス2のようなイメージ取り込みデバイスの例示的な動作を図示しているフロー図である。最初に、イメージ取り込みデバイス2のイメージセンサ4が、2つ以上のイメージを取り込み、イメージをイメージバッファ20中に記憶する(30)。先に記述したように、2つ以上のイメージは、ミリ秒内の、または、さらにより短い時間期間内の互いのものからイメージセンサ4によって取り込まれた連続したイメージであってもよい。例えば、連続したイメージは、イメージプレビュー中に取り込まれてもよい。さらに、イメージセンサ4が、関心のあるシーンのブライトネスの関数として選択された初期のコンフィギュレーションパラメータ、例えば、利得および露出時間を使用してイメージを取り込んでもよい。
ブロックパーティション器24が、イメージのうちの少なくとも1つを複数のブロックにパーティションする(32)。ブロックは、オーバーラップしていてもよく、または、オーバーラップしていなくてもよく、またはさまざまな次元のものであってもよい。動き検出モジュール26は、関心のあるシーン内の動き量を決定する(34)。先に詳細に記述したように、動き検出モジュール26が、動きベクトル、2つのイメージ間のルマ値の差、2つのイメージの1次元射影値間の差、2つのイメージのヒストグラム間の差、または、これらに類するもののような、多数のインジケータのうちの任意のものを使用して、関心のあるシーン内の動き量を決定してもよい。
コンフィギュレーション調整モジュール27が、決定された動き量に基づいて、イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータを調整するか否かを決定する(36)。イメージセンサの初期コンフィギュレーションパラメータが小さい利得を含むときにおいて、比較的多い動き量、例えば、大きな動きベクトル、差の大きな和、大きなルマの差、大きなヒストグラムの差、大きな1次元射影の差、またはこれらに類するものをシーンが含むときに、コンフィギュレーション調整モジュール27は、コンフィギュレーションパラメータを調整することを決定してもよい。反対に、コンフィギュレーション調整モジュール27は、関心のあるシーン内で、比較的少ない動き量を含むシーン、または、まったく動きがないシーンに対して、イメージセンサ4の現在の利得を減少または維持してもよい。
イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータに対する調整が望まれることを、コンフィギュレーション調整モジュール27が決定したとき、コンフィギュレーション調整モジュール27が、イメージセンサ4のコンフィギュレーションを再コンフィギュレーションする(37)。コンフィギュレーション調整モジュール27は、例えば、イメージセンサ4のセンサ利得、イメージセンサ4の露出時間、またはこれらを組み合わせたものを再コンフィギュレーションしてもよい。イメージセンサ4の感度を再コンフィギュレーションした後、または、イメージセンサ4の感度が再コンフィギュレーションされる必要がないとき、イメージセンサ4は、ユーザによるボタンの操作時に、コンフィギュレーションされた設定を使用し、関心のあるシーンのイメージを取り込んで記憶させる(38)。この方法では、イメージ取り込みデバイスが、イメージセンサ4を、関心のあるシーン内の動きの関数としてコンフィギュレーションする。図示の目的のために、イメージセンサ4の利得および/または露出時間を調整するとここで説明したが、コンフィギュレーション調整モジュール27は、イメージセンサ4の他のコンフィギュレーションパラメータを調整してもよい。
図4は、イメージに関係する動きベクトルの少なくとも一部に基づいたイメージセンサコンフィギュレーション技術を実行している、図2のイメージ取り込みデバイス2のようなイメージ取り込みデバイスの例示的な動作を図示しているフロー図である。最初に、イメージ取り込みデバイス2のイメージセンサ4が、2つ以上のイメージを取り込み、イメージをイメージバッファ20中に記憶する(40)。先に記述したように、2つ以上のイメージは、ミリ秒内の、または、さらにより短い時間期間内の互いのものからイメージセンサ4によって取り込まれた連続したイメージであってもよい。例えば、連続したイメージは、イメージプレビュー中に取り込まれてもよい。さらに、イメージセンサ4は、関心のあるシーンのブライトネスの関数として選択された初期コンフィギュレーションパラメータ、例えば、利得および露出時間を使用してイメージを取り込んでもよい。
ブロックパーティション器24が、イメージのうちの少なくとも1つを複数のブロックにパーティションする(42)。ブロックは、オーバーラップしていてもよく、または、オーバーラップしていなくてもよく、また、さまざまな次元であってもよい。動き検出モジュール26は、イメージのブロックのそれぞれに対する動きベクトルを計算する(44)。動き検出モジュール26が、動きベクトルのサブセットを選択して解析する(46)。先に記述したように、動き検出モジュール26が、イメージの最大の動きベクトルを含むサブセットを選択してもよい。例えば、動き検出モジュール26は、ブロックの動きベクトルの最大10%を、解析される動きベクトルのサブセットとして選択してもよい。しかしながら、いくつかの観点では、動き検出モジュール26が、サブセットだけの代わりに、イメージに対する動きベクトルのセット全体を解析してもよい。動き検出モジュール26が、動きベクトルのサブセットに対する平均的な大きさを計算する(48)。平均的な大きさは、例えば、関心のあるシーン内の移動対象物を表していてもよい。
コンフィギュレーション調整モジュール27が、動きベクトルのサブセットに対して計算された平均的な大きさに基づいて、イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータを調整するか否かを決定する(50)。いくつかの観点では、コンフィギュレーション調整モジュール27が、動きベクトルの大きさを、対応するコンフィギュレーションパラメータ(例えば、ISO利得および/または露出時間)に関係付けるコンフィギュレーションデータ28を維持してもよい。例えば、最大の動きベクトルの平均的な動きベクトルの大きさがイメージ幅の約1%よりも小さいとき、例えば、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO50設定を選択してもよい。平均的な動きベクトルの大きさがイメージの幅の約1%と10%との間であるときに、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO100を選択してもよい。平均的な動きベクトルの大きさがイメージの幅の約10%と20%との間であるとき、コンフィギュレーション調整モジュール27はISO200を選択してもよい。動きベクトルの大きさを特定の感度設定に関係付けるために、他のしきい値が使用されてもよい。
イメージセンサ4のコンフィギュレーションパラメータに対する調整が望まれることを、コンフィギュレーション調整モジュール27が決定したとき、コンフィギュレーション調整モジュール27が、イメージセンサ4のコンフィギュレーションを再コンフィギュレーションする(52)。コンフィギュレーション調整モジュール27は、例えば、イメージセンサ4のセンサ利得、イメージセンサ4の露出時間、またはこれらを組み合わせたものを再コンフィギュレーションする。イメージセンサ4の感度を再コンフィギュレーションした後またはイメージセンサ4の感度が再コンフィギュレーションされる必要がないとき、イメージセンサ4は、ユーザによるボタンの操作時に、コンフィギュレーションされた設定を使用し、関心のあるシーンのイメージを取り込んで記憶させる(54)。この方法では、イメージ取り込みデバイスが、イメージセンサ4を、関心のあるシーン内の動きの関数としてコンフィギュレーションする。図2に関して詳細に記述したように、動きの他のインジケータを使用して、類似した調整技術が利用されてもよい。
図5は、本開示で記述したイメージ取り込み技術を実現するイメージ取り込みデバイス2を備えている例示的なワイヤレス通信デバイス60を図示しているブロック図である。言い換えると、図5は、ワイヤレス通信デバイス内に組み込まれているイメージ取り込みデバイスを示している。イメージ取り込みデバイス2の動作は、図1に関して先に記述したので、ここでは詳細に記述しない。ワイヤレス通信デバイス60は、イメージ取り込み能力を有するセルラ電話機(例えば、いわゆるカメラ電話機またはテレビ電話機)、ビデオレコーダ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、またはイメージ取り込み能力およびワイヤレス通信能力を持つ他の何らかのハンドヘルドデバイスのような、ワイヤレス通信デバイスハンドセットを含んでいてもよい。ワイヤレス通信デバイスの状況について図示したが、本開示の技術は、ワイヤード通信デバイスに適用可能であってもよい。
図5の例では、ワイヤレス通信デバイス60は、イメージ取り込みデバイス2と、エンコーディングモジュール62と、送信機64とを備えている。エンコーディングモジュール62は、記憶および/または送信のために、取り込まれたイメージ情報をエンコードし、イメージを特定のイメージ圧縮フォーマットに圧縮してもよい。エンコーディングモジュール62は、JPEG、TIFF、GIF、または他のイメージ圧縮フォーマットを含む多数のイメージ圧縮フォーマットのうちの任意のものを使用して、イメージを圧縮してもよい。ビデオのケースでは、エンコーディングモジュール62は、MPEGや、MPEGアドバンスドビデオコーディング(AVC)パート10や、ITU H.264や、これらに類するもののような、任意の数のビデオ圧縮フォーマットを使用してビデオを圧縮してもよい。
ワイヤレス通信デバイス60は、送信機64を通して、エンコードされたイメージを別のデバイスに送信してもよい。送信機64は、一般的に、コード分割多元接続(CDMA)ネットワークや、ワイドバンドコード分割多元接続(W−CDMA)ネットワークや、時間分割多元接続(TDMA)ネットワークや、グローバルシステムフォー移動体通信(GSM)ネットワークや、あるいは他の類似したネットワークのような、セルラネットワークにインターフェースを提供する。送信機64は、セルラネットワークに加えて、または、セルラネットワークの代替として、電気および電子技術者の関連協会(IEEE)802.11標準規格、または他の何らかのワイヤードネットワークまたはワイヤレスネットワークのうちの任意のものによって規定されているような、ワイヤレスネットワークにインターフェースを提供してもよい。備えているものとして、イメージ取り込みデバイス2、エンコーディングモジュール62、送信機64のみ記述したが、ワイヤレス通信デバイス60は、ディスプレイ、ユーザとインターフェースするためのユーザインターフェース(例えば、キーパッド)、付加的な動作を実行するための1つ以上のプロセッサや、リムーバルメモリを受け入れるためのさまざまなポートおよびレセプタクルや、ヘッドフォンや、電源や、このような他の何らかの周囲機器のような他のモジュールを備えていてもよい。
本開示で記述した技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されてもよい。モジュールまたはコンポーネントとして記述した、あらゆる機能は、集積ロジックデバイスにおいて一緒に実現されてもよく、または、ディスクリートではあるが相互運用可能ロジックデバイスとして別々に実現されてもよい。ソフトウェアで実現される場合、技術は、実行されたときに、先に記述した方法のうちの1つ以上のものを実行する命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体によって少なくとも部分的に実現されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータプログラムプロダクトの一部を形成していてもよく、コンピュータプログラムプロダクトはパッケージングマテリアルを含んでいてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)のようなランダムアクセスメモリ(RAM)や、リードオンリーメモリ(ROM)や、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)や、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)や、フラッシュメモリや、磁気記憶媒体または光データ記憶媒体や、これらに類するものを含んでいてもよい。さらに、または、代替的に、技術は、コンピュータ読み取り可能通信媒体によって少なくとも部分的に実現されてもよく、コンピュータ読み取り可能通信媒体は、命令またはデータ構造の形態でコードを伝える、または、通信し、コンピュータによってアクセス、読み取り、および/または実行することができる。
コードは、1つ以上のDSP、汎用マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、FPLA、または他の均等な集積回路またはディスクリートロジック回路のような、1つ以上のプロセッサによって実行されてもよい。したがって、本開示で使用されたような「プロセッサ」という用語は、本開示で記述した技術のインプリメンテーションに適した先述した構造または他の何らかの構造のうちの任意のものを意味してもよい。さらに、いくつかの観点では、本開示で記述した機能は、エンコーディングおよびデコーディングのために構成されている専用ソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュール内で提供されてもよく、あるいは組み合わされたビデオCODECに組み込まれていてもよい。したがって、開示は、本開示で記述した技術のうちの1つ以上のものを実現する回路を備えるさまざまな集積回路デバイスのうちの任意のものも意図している。このような回路は、単一の集積回路チップまたは複数の、相互運用可能な集積回路チップで提供されてもよい。
さまざまな技術を記述している。これらの例示的な観点および他の例示的な観点は、特許請求の範囲の範囲内のものである。

Claims (25)

  1. デジタルイメージデータを取り込む方法において、
    少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することと、
    前記解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整することとを含む方法。
  2. イメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整することは、前記イメージセンサの利得と、その間に前記イメージセンサが前記関心のあるシーンに露出される露出時間と、のうちの少なくとも1つを調整することを含む請求項1記載の方法。
  3. イメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整することは、
    前記第1のイメージと前記第2のイメージとの間の前記動きがしきい値を超えたときに前記イメージセンサの利得を増加させることと、
    前記第1のイメージと前記第2のイメージとの間の前記動きがしきい値よりもより低いときに、前記イメージセンサの前記利得を減少させることと、のうちの1つを含む請求項1記載の方法。
  4. 前記第1のイメージと前記第2のイメージとの間の動きを解析することは、
    前記第1のイメージをピクセルの複数のブロックにパーティションすることと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記複数のブロックのそれぞれに対する動きベクトルを計算することと、
    前記ブロックの前記動きベクトルの少なくともサブセットに基づいて、前記動きを解析することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する平均ルミナンス値を計算することと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記平均ルミナンス値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記平均ルミナンス値との間の差を計算することと、
    前記平均ルミナンス値の前記差に基づいて、前記動きを解析することとを含む請求項1記載の方法。
  6. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する1次元水平射影値と1次元垂直射影値とを計算することと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値との間の差を計算することと、
    前記水平射影の差と前記垂直射影の差とに基づいて、前記動きを解析することとを含む請求項1記載の方法。
  7. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのそれぞれに対して、各イメージに対するピクセル値の分布を表すヒストグラムを計算することと、
    前記第1のイメージの前記ヒストグラムと前記第2のイメージの前記ヒストグラムとの間の差を計算することと、
    前記ヒストグラム間の前記差に基づいて、前記動きを解析することとを含む請求項1記載の方法。
  8. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析することは、
    第1のフレームのピクセルの少なくとも一部に対するピクセル値を、第2のフレームの対応するピクセルのピクセル値から減算して、ピクセル値の差を計算することと、
    前記ピクセル値の差の和をとることと、
    前記ピクセル値の差の前記和に基づいて、前記動きを解析することを含む請求項1記載の方法。
  9. デジタルイメージデータを取り込むデバイスにおいて、
    1つ以上のコンフィギュレーションパラメータにしたがってイメージを取り込むイメージセンサと、
    少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析し、前記解析に基づいてイメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される前記1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整するイメージプロセッサとを具備するデバイス。
  10. 前記イメージプロセッサは、前記イメージセンサの利得と、その間に前記イメージセンサが前記関心のあるシーンに露出される露出時間と、のうちの少なくとも1つを調整する請求項11記載のデバイス。
  11. 前記イメージプロセッサは、前記第1のイメージをピクセルの複数のブロックにパーティションし、前記第1のイメージのピクセルの前記複数のブロックのそれぞれに対する動きベクトルを計算し、最大の大きさを持つ前記動きベクトルの少なくともサブセットに基づいて、前記動きを解析する請求項11記載のデバイス。
  12. 前記イメージプロセッサは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する平均ルミナンス値を計算し、前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記平均ルミナンス値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記平均ルミナンス値との間の差を計算し、前記平均ルミナンス値の前記差に基づいて、前記動きを解析する請求項11記載のデバイス。
  13. 前記イメージプロセッサは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する1次元水平射影値と1次元垂直射影値とを計算し、前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値との間の差を計算し、前記水平射影の差と前記垂直射影の差とに基づいて、前記動きを解析する請求項11記載のデバイス。
  14. 前記イメージプロセッサは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのそれぞれに対して、各イメージに対するピクセル値の分布を表すヒストグラムを計算し、前記第1のイメージの前記ヒストグラムと前記第2のイメージの前記ヒストグラムとの間の差を計算し、前記ヒストグラム間の前記差に基づいて、前記動きを解析する請求項11記載のデバイス。
  15. 前記イメージプロセッサは、第1のフレームのピクセルの少なくとも一部に対するピクセル値を、第2のフレームの対応するピクセルのピクセル値から減算して、ピクセル値の差を計算し、前記ピクセル値の差の和をとり、前記ピクセル値の差の前記和に基づいて、前記動きを解析する請求項11記載のデバイス。
  16. 前記デバイスは、ワイヤレス通信デバイスを具備し、
    前記ワイヤレス通信デバイスは、
    前記取り込んだイメージをエンコードするエンコーディングモジュールと、
    前記エンコードされたイメージを送信する送信機とをさらに備える請求項11記載のデバイス。
  17. 命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体を含む、デジタルイメージデータを取り込むためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記命令は、
    少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードと、
    前記解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整するためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  18. イメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整するためのコードは、前記イメージセンサの利得と、その間に前記イメージセンサが前記関心のあるシーンに露出される露出時間と、のうちの少なくとも1つを調整するためのコードを含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  19. 前記第1のイメージと前記第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードは、
    前記第1のイメージをピクセルの複数のブロックにパーティションするためのコードと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記複数のブロックのそれぞれに対する動きベクトルを計算するためのコードと、
    前記ブロックの前記動きベクトルの少なくともサブセットに基づいて、前記動きを解析するためのコードとをさらに含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  20. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する平均ルミナンス値を計算するためのコードと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記平均ルミナンス値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記平均ルミナンス値との間の差を計算するためのコードと、
    前記平均ルミナンス値の前記差に基づいて、前記動きを解析するためのコードとを含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  21. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのピクセルの1つ以上のブロックに対する1次元水平射影値と1次元垂直射影値とを計算するためのコードと、
    前記第1のイメージのピクセルの前記1つ以上のブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値と、前記第2のイメージのピクセルの対応するブロックの前記水平射影値および前記垂直射影値との間の差を計算するためのコードと、
    前記水平射影の差と前記垂直射影の差とに基づいて、前記動きを解析するためのコードとを含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  22. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードは、
    前記第1のイメージおよび前記第2のイメージのそれぞれに対して、各イメージに対するピクセル値の分布を表すヒストグラムを計算するためのコードと、
    前記第1のイメージの前記ヒストグラムと前記第2のイメージの前記ヒストグラムとの間の差を計算するためのコードと、
    前記ヒストグラム間の前記差に基づいて、前記動きを解析するためのコードとを含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  23. 少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析するためのコードは、
    第1のフレームのピクセルの少なくとも一部に対するピクセル値を、第2のフレームの対応するピクセルのピクセル値から減算して、ピクセル値の差を計算するためのコードと、
    前記ピクセル値の差の和をとるためのコードと、
    前記ピクセル値の差の前記和に基づいて、前記動きを解析するためのコードとを含む請求項17記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  24. デジタルイメージデータを取り込む装置において、
    少なくとも、関心のあるシーンの第1のイメージと前記関心のあるシーンの第2のイメージとの間の動きを解析する手段と、
    前記解析に基づいてイメージを取り込むために、イメージセンサによって使用される1つ以上のコンフィギュレーションパラメータを調整する手段とを具備する装置。
  25. 前記関心のあるシーンのブライトネスに基づいてイメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される初期コンフィギュレーションパラメータを決定する手段と、
    前記初期コンフィギュレーションパラメータを使用して、前記関心のあるシーンの前記第1のイメージおよび前記第2のイメージを前記イメージセンサにより取り込む手段とをさらに具備し、
    前記調整する手段は、前記第1のイメージと前記第2のイメージとの間の前記動きの前記解析に基づいてイメージを取り込むために、前記イメージセンサによって使用される前記初期コンフィギュレーションパラメータを調整し、
    前記取り込む手段は、前記調整されたコンフィギュレーションパラメータを使用して、前記関心のあるシーンの第3のイメージを取り込む請求項24記載の装置。
JP2010530150A 2007-10-19 2008-10-17 動き支援されたイメージセンサコンフィギュレーション Active JP5226794B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/875,652 2007-10-19
US11/875,652 US8063942B2 (en) 2007-10-19 2007-10-19 Motion assisted image sensor configuration
PCT/US2008/080346 WO2009052406A1 (en) 2007-10-19 2008-10-17 Motion assisted image sensor configuration

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011502385A true JP2011502385A (ja) 2011-01-20
JP5226794B2 JP5226794B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=40243825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010530150A Active JP5226794B2 (ja) 2007-10-19 2008-10-17 動き支援されたイメージセンサコンフィギュレーション

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8063942B2 (ja)
EP (1) EP2051209B1 (ja)
JP (1) JP5226794B2 (ja)
KR (2) KR101275933B1 (ja)
CN (1) CN101855651B (ja)
TW (1) TW200935357A (ja)
WO (1) WO2009052406A1 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8775452B2 (en) 2006-09-17 2014-07-08 Nokia Corporation Method, apparatus and computer program product for providing standard real world to virtual world links
US7697836B2 (en) * 2006-10-25 2010-04-13 Zoran Corporation Control of artificial lighting of a scene to reduce effects of motion in the scene on an image being acquired
US20080267504A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Nokia Corporation Method, device and computer program product for integrating code-based and optical character recognition technologies into a mobile visual search
US20080267521A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Nokia Corporation Motion and image quality monitor
US20080268876A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Natasha Gelfand Method, Device, Mobile Terminal, and Computer Program Product for a Point of Interest Based Scheme for Improving Mobile Visual Searching Functionalities
KR101417808B1 (ko) * 2007-12-06 2014-07-09 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치, 그 제어방법 및 제어방법을 실행시키기위한 프로그램을 저장한 기록매체
US8482620B2 (en) 2008-03-11 2013-07-09 Csr Technology Inc. Image enhancement based on multiple frames and motion estimation
JP4666012B2 (ja) * 2008-06-20 2011-04-06 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP5425424B2 (ja) * 2008-07-22 2014-02-26 富士フイルム株式会社 フラッシュ発光方法及び装置
EP2347402B1 (en) 2008-09-22 2016-07-13 Freedom Scientific Inc. Systems and methods for imaging objects
JP5213613B2 (ja) * 2008-09-26 2013-06-19 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法及び撮像装置及びプログラム
TWI417850B (zh) * 2009-03-12 2013-12-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd 主動陣列式顯示器之顯示方法
KR101581222B1 (ko) * 2009-03-30 2015-12-30 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법 및 컴퓨터 판독가능 저장매체
JP5263023B2 (ja) * 2009-06-17 2013-08-14 ペンタックスリコーイメージング株式会社 撮像装置
KR101626003B1 (ko) * 2009-08-24 2016-06-13 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치
JP5506329B2 (ja) * 2009-10-30 2014-05-28 キヤノン株式会社 移動検出装置および記録装置
JP5441618B2 (ja) * 2009-10-30 2014-03-12 キヤノン株式会社 移動検出装置、移動検出方法および記録装置
US8615111B2 (en) * 2009-10-30 2013-12-24 Csr Technology Inc. Method and apparatus for image detection with undesired object removal
JP5586918B2 (ja) * 2009-10-30 2014-09-10 キヤノン株式会社 移動検出装置および記録装置
JP2011119785A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Fujitsu Ltd カメラ制御装置及びカメラ制御方法
TWI476632B (zh) * 2009-12-08 2015-03-11 Micro Star Int Co Ltd 運動物體辨識方法及基於運動物體辨識之指令輸入方法
US8478071B2 (en) * 2009-12-16 2013-07-02 Nvidia Corporation System and method for constructing a motion-compensated composite image
KR101710624B1 (ko) * 2010-07-27 2017-02-27 삼성전자주식회사 객체의 모션 벡터를 이용하여 자동 촬영 기능을 수행하는 디지털 영상 촬영 방법, 디지털 영상 촬영 장치 및 상기 방법을 기록한 기록 매체
US8688393B2 (en) * 2010-07-29 2014-04-01 Medtronic, Inc. Techniques for approximating a difference between two capacitances
US8643734B2 (en) 2010-11-10 2014-02-04 Apple Inc. Automatic engagement of image stabilization
US20120120285A1 (en) * 2010-11-16 2012-05-17 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for reconfiguring time of flight shot mode
US20130021488A1 (en) * 2011-07-20 2013-01-24 Broadcom Corporation Adjusting Image Capture Device Settings
CN102254520A (zh) * 2011-07-21 2011-11-23 福州大学 基于图像分割的电子纸的驱动方法
CN102509255B (zh) * 2011-10-26 2014-03-26 苏州百滨电子科技有限公司 高速图像采集和处理方法和装置
US8933712B2 (en) 2012-01-31 2015-01-13 Medtronic, Inc. Servo techniques for approximation of differential capacitance of a sensor
KR101844332B1 (ko) * 2012-03-13 2018-04-03 삼성전자주식회사 블러 영상 및 노이즈 영상으로 구성된 멀티 프레임을 이용하여 비균일 모션 블러를 제거하는 방법 및 장치
US9805508B1 (en) * 2013-04-01 2017-10-31 Marvell International Ltd Active augmented reality display enhancement
US20160088225A1 (en) * 2013-04-11 2016-03-24 Nokia Technologies Oy Method and technical equipment for imaging
JP6047858B2 (ja) * 2013-06-07 2016-12-21 カシオ計算機株式会社 撮影制御装置及び撮影制御方法
CN103347152A (zh) * 2013-07-08 2013-10-09 华为终端有限公司 一种图像处理方法、装置及终端
US9654741B2 (en) * 2013-07-09 2017-05-16 Siemens Energy, Inc. System and method for optical fiber based image acquisition suitable for use in turbine engines
US9407823B2 (en) 2013-12-09 2016-08-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Handling video frames compromised by camera motion
EP3120537B1 (en) * 2014-03-19 2020-02-26 Sony Corporation Control of shake blur and motion blur for pixel multiplexing cameras
US9560287B2 (en) * 2014-12-19 2017-01-31 Sony Corporation Noise level based exposure time control for sequential subimages
JP6704679B2 (ja) * 2015-05-01 2020-06-03 キヤノン株式会社 制御装置、光学機器、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
US9635276B2 (en) 2015-06-10 2017-04-25 Microsoft Technology Licensing, Llc Determination of exposure time for an image frame
EP3833004A1 (en) * 2015-07-10 2021-06-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device
US9681109B2 (en) * 2015-08-20 2017-06-13 Qualcomm Incorporated Systems and methods for configurable demodulation
EP3354037A4 (en) * 2015-09-21 2019-04-10 Qualcomm Incorporated PREVIEWING VIEWING APPARATUS
KR20180036464A (ko) * 2016-09-30 2018-04-09 삼성전자주식회사 이미지 처리 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
JP6851854B2 (ja) * 2017-02-22 2021-03-31 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置および画像処理装置の制御方法
US10764499B2 (en) 2017-06-16 2020-09-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Motion blur detection
WO2020107291A1 (zh) * 2018-11-28 2020-06-04 深圳市大疆创新科技有限公司 拍摄方法、装置及无人机
US11153485B2 (en) * 2019-09-05 2021-10-19 Gopro, Inc. Automated camera mode selection using local motion vector
CN113132646B (zh) * 2021-03-30 2021-12-10 深圳市阿达视高新技术有限公司 高动态范围图像生成方法、装置、计算机设备及存储介质
CN113489909B (zh) * 2021-07-30 2024-01-19 维沃移动通信有限公司 拍摄参数的确定方法、装置及电子设备
CN115706863B (zh) * 2021-08-12 2023-11-21 荣耀终端有限公司 视频处理方法、装置、电子设备和存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11331833A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Hitachi Ltd 広視野監視カメラシステム
JP2001351105A (ja) * 2000-04-17 2001-12-21 Thomson Multimedia Sa 一連のビデオ画像中のショット変化を検出する方法
JP2006074130A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 画像復号方法、画像復号装置および撮像装置
JP2006197192A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Sony Corp 撮像装置及び撮像結果の処理方法
WO2007097808A2 (en) * 2005-10-25 2007-08-30 Zoran Corporation Camera exposure optimization techniques that take camera and scene motion into account

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460284B2 (ja) * 1993-12-28 2003-10-27 ソニー株式会社 動きベクトル検出方法及び動きベクトル検出装置
JPH09322057A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Canon Inc 撮像装置
DE69809191T2 (de) * 1997-01-31 2003-07-24 Sharp Kk Vorrichtung und verfahren zur szenenbewegungsbasierten dynamischen anpassung der verschlussgeschwindigkeit einer videocamera
JP3791102B2 (ja) * 1997-03-19 2006-06-28 ソニー株式会社 露光制御装置、露光制御方法およびカメラ
US5956436A (en) * 1997-05-23 1999-09-21 Umax Data Systems Inc. Method for dynamically scanning an image
JPH10336511A (ja) * 1997-06-05 1998-12-18 Sanyo Electric Co Ltd カメラ装置
US6580456B1 (en) * 1997-11-16 2003-06-17 Pictos Technologies, Inc. Programmable timing generator
JP3535013B2 (ja) * 1998-06-12 2004-06-07 シャープ株式会社 動画像符号化装置
JP3375557B2 (ja) * 1999-01-29 2003-02-10 松下電器産業株式会社 映像信号処理装置
JP4344964B2 (ja) * 1999-06-01 2009-10-14 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP3535799B2 (ja) * 2000-03-30 2004-06-07 キヤノン株式会社 液晶表示装置およびその駆動方法
US6931595B2 (en) * 2000-11-02 2005-08-16 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method for automatic extraction of semantically significant events from video
JP4511066B2 (ja) * 2001-03-12 2010-07-28 オリンパス株式会社 撮像装置
US7791641B2 (en) * 2001-09-12 2010-09-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Systems and methods for utilizing activity detection information in relation to image processing
JP4203736B2 (ja) 2002-09-09 2009-01-07 日本ビクター株式会社 画像の動き検出装置及びコンピュータプログラム
JP4649108B2 (ja) * 2003-01-16 2011-03-09 パナソニック株式会社 画像表示装置および画像表示方法
CN100409279C (zh) * 2003-01-16 2008-08-06 松下电器产业株式会社 图像显示装置和图像显示方法
US7623152B1 (en) * 2003-07-14 2009-11-24 Arecont Vision, Llc High resolution network camera with automatic bandwidth control
KR100810310B1 (ko) * 2003-08-29 2008-03-07 삼성전자주식회사 조도차가 다른 영상의 재구성 장치 및 방법
JP3838243B2 (ja) * 2003-09-04 2006-10-25 ソニー株式会社 画像処理方法、および画像処理装置、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006020055A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Konica Minolta Holdings Inc 撮像装置
IL165852A (en) * 2004-12-19 2010-12-30 Rafael Advanced Defense Sys System and method for image display enhancement
KR100639111B1 (ko) * 2005-03-14 2006-10-30 주식회사 코아로직 이미지 센서의 노출 조절 장치 및 그의 조절 방법
JP4765027B2 (ja) * 2005-07-29 2011-09-07 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 情報処理装置及び情報処理システム
US7570309B2 (en) * 2005-09-27 2009-08-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods for adaptive noise reduction based on global motion estimation
US8654848B2 (en) * 2005-10-17 2014-02-18 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for shot detection in video streaming
US8107762B2 (en) * 2006-03-17 2012-01-31 Qualcomm Incorporated Systems, methods, and apparatus for exposure control
US20090115860A1 (en) * 2006-04-11 2009-05-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image pickup device
JP2007306106A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Sony Corp 撮像装置、撮像方法、およびプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11331833A (ja) * 1998-05-15 1999-11-30 Hitachi Ltd 広視野監視カメラシステム
JP2001351105A (ja) * 2000-04-17 2001-12-21 Thomson Multimedia Sa 一連のビデオ画像中のショット変化を検出する方法
JP2006074130A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 画像復号方法、画像復号装置および撮像装置
JP2006197192A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Sony Corp 撮像装置及び撮像結果の処理方法
WO2007097808A2 (en) * 2005-10-25 2007-08-30 Zoran Corporation Camera exposure optimization techniques that take camera and scene motion into account

Also Published As

Publication number Publication date
EP2051209B1 (en) 2016-05-04
TW200935357A (en) 2009-08-16
US20090102935A1 (en) 2009-04-23
US8063942B2 (en) 2011-11-22
KR20100076034A (ko) 2010-07-05
KR20120104407A (ko) 2012-09-20
KR101275933B1 (ko) 2013-06-14
CN101855651A (zh) 2010-10-06
JP5226794B2 (ja) 2013-07-03
EP2051209A1 (en) 2009-04-22
WO2009052406A1 (en) 2009-04-23
CN101855651B (zh) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5226794B2 (ja) 動き支援されたイメージセンサコンフィギュレーション
JP5908511B2 (ja) ブロックベースの画像安定化
EP2091261B1 (en) White balance calibration for digital camera device
KR101352730B1 (ko) 비디오 프레임 이미지 데이터를 선택적으로 결합하기 위한 시스템 및 방법
KR101537182B1 (ko) 높은 다이나믹 레인지 이미지들을 이용한 화이트 밸런스 최적화
US9628768B2 (en) Image processing apparatus, image capturing apparatus, image correction method, and storage medium
US7508422B2 (en) Image sensing apparatus comprising a logarithmic characteristic area and a linear characteristic area
US9113059B2 (en) Image pickup apparatus and image region discrimination method
JP6019964B2 (ja) 画像処理装置及びそれを搭載した撮像装置、並びに画像処理方法
KR20190073518A (ko) 광학 촬영 방법 및 장치
KR101120966B1 (ko) 카메라에 대한 핸드 지터 감소 시스템
US11032484B2 (en) Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method, imaging method, and program
US8934042B2 (en) Candidate image presenting method using thumbnail image and image signal processing device and imaging device performing the same
US8098288B2 (en) Imaging apparatus and method of controlling imaging
KR101005769B1 (ko) 하이 다이나믹 레인지 상황에 대응하는 자동 노출 제어 및 자동 화이트밸런스 방법
US20130100313A1 (en) Image processing device and storage medium storing image processing program

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5226794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250