JP2011500190A - 二重バルーン式のガストリックリング - Google Patents
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Abstract
本発明は、生体器官(3)を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ(2)を形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リング(1)に関するものであり、前記リング(1)は、相互に連結され、前記生体器官(3)を前記リングにより締め付けるための充填液を収容するように設計された第1の締め付けチャンバ(12)、及び第2の締め付けチャンバ(13)を少なくとも備えており、前記第1及び第2の締め付けチャンバは、延伸する中心軸(XX´)に沿って段状にされ、前記リングは、第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)が、軸方向に沿って相互に離隔された少なくとも2箇所の接触領域(14A、14B)において前記生体器官(3)を締め付けるために、そこに位置する生体器官(3)の外壁がリングと接触することなく移動可能となる、部材が配置されていないクリアランス領域(20)を両者間に有することを特徴とする。
【選択図】なし
【選択図】なし
Description
本発明は、患者の体内の、ポーチ状又はダクト状をなす単数又は複数の生体器官の周囲に埋め込まれるように設計された外科用インプラントの一般的技術分野に関するものであり、より具体的には、気門の開口部の直径を小さくするために胃の周辺で閉ループを形成するガストリックリングに関するものである。
より具体的に、本発明は、ポーチ状又はダクト状をなす生体器官の開口部の直径が変更すべく当該生体器官を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループを形成するために、閉状態にされることができる埋め込み式の外科用リングに関するものである。
また、本願発明は、そのような埋め込み式の外科用リングを製造するための方法に関するものである。
従来技術
自身の過度の体重により身体的不快感のみならず心理的問題、及び糖尿病、循環器疾患、さらには、重度の関節炎等の関連疾患をもたらす重度の肥満に苦しむ患者のための外科的処置が既に知られるところとなっている。
自身の過度の体重により身体的不快感のみならず心理的問題、及び糖尿病、循環器疾患、さらには、重度の関節炎等の関連疾患をもたらす重度の肥満に苦しむ患者のための外科的処置が既に知られるところとなっている。
具体的には、広く知られた方法の一つとして、胃のサイズを縮小し、その結果として食物摂取量を減らすことにより、胃に対する制限状態を形成するという方法がある。
このような目的で胃形成用リングがしばしば利用される。このリングは胃の体積及び胃の開口部(ストーマ)の直径を縮小するために患者の胃の周りに埋め込まれる。
このような胃形成用リングが、胃を締め付けることができるように適切な閉じシステムにより両端部に向かって閉じられるように設計されたエラストマー製のフレキシブルバンドから構成されることはよく知られている。
さらに、このような周知のリングは、一般に、フレキシブルバンドの内側に配置される、流体の追加又は抽出により体積を変更可能な環状の締め付けチャンバを特徴としている。よって、リング直径は固定されているにもかかわらず、チャンバの放射状の拡大又は縮小によりリング内径をわずかに調整することが可能となる。
このような埋め込み式リングは、概して満足のゆくものであるが、特に治療期間中の制御不能な位置変化に起因するいくつかの欠点を抱えている。
事実、従来技術によるリングは、胃の拡張及び収縮という自然な動作が原因で引き起こされる位置変化による影響を受けやすい。
いくつかの場面では、上記動作は、リングがスライドしたり回転したりすることによるリングの排出にすらつながる危険性があり、その場合、リングは治療の役に立っておらず、結果的に患者にとっての不快感をもたらすことになる。
このような状況下では、偶発的に位置がずれてしまったリングの交換又は位置調整のための追加の外科的処置を行なう必要が生じる。
もちろん、このような是正措置のための外科手術は、医療関係者を不必要に動員することなり、患者にとってのさらなる不都合を招来するほか、患者を手術後の合併症の危険にさらすことすらある。
発明の開示
よって、本発明は、上述した種々の障害を是正すること、及び新規な埋め込み式の外科用リング、特に、埋め込み後の機能的位置における恒久的保持を保証するための改良された安定性を提供するガストリックリングを提供することを意図するものである。
よって、本発明は、上述した種々の障害を是正すること、及び新規な埋め込み式の外科用リング、特に、埋め込み後の機能的位置における恒久的保持を保証するための改良された安定性を提供するガストリックリングを提供することを意図するものである。
本発明の他の目的は、苦痛を伴わず、特に、周辺組織を傷つけない新規な埋め込み式の外科用リングを特徴とする。
本発明の他の目的は、シンプルかつ軽量な構造を有する新規な外科用リングを特徴とする。
本発明の他の目的は、製造が容易かつ安価である新規な埋め込み式の外科用リングを特徴とする。
本発明の他の目的は、埋め込み式の外科用リングに、埋め込み後の優れた安定性を提供する当該リングの製造方法を特徴とする。
最後に、本発明の他の目的は、シンプルかつ安価かつ高速な外科用リングの新規な製造方法を特徴とする。
本発明の指定された目的は、ポーチ又はダクトの形状を有する生体器官(3)への流入断面積を変更すべく当該器官(3)を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ(2)を形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リング(1)を活用することにより達成され、前記リングは、相互に連結され、前記生体器官(3)を前記リングにより締め付けるための充填液を収容するように設計された第1の締め付けチャンバ(12)、及び第2の締め付けチャンバ(13)を少なくとも備えており、前記第1及び第2の締め付けチャンバは(12、13)は、ループ(2)の中心軸(XX´)に沿って段状又はオフセット状にされ、前記リングは、前記第1及び第2の締め付けチャンバが、軸方向に沿って相互に離隔された少なくとも2箇所の接触領域(14A、14B)において前記生体器官(3)を締め付けるために、そこに位置する生体器官(3)の外壁がリングと接触することなく移動可能となる、部材が配置されていないクリアランス領域(20)を両者間に有することを特徴とする。
また、本発明の指定された目的は、ポーチ又はダクトの形状を有する生体器官(3)の開口部の流入断面積を変更すべく当該器官(3)を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ(2)を形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リング(1)の製造方法を活用することにより達成され、前記方法は、各々が充填液を収容するように設計された第1の締め付けチャンバ(12)及び第2の締め付けチャンバ(13)の少なくとも一方が準備される準備ステップ(a)と、前記第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)がループ(2)の延伸する中心軸(XX´)に沿って段状にされることにより相互に機械的に結合される、段形成を伴うステップ(b)と、含み、前記方法は、段形成を伴うステップ(b)が、第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)が軸方向に沿って相互に離隔された少なくとも2箇所の接触領域(14A、14B)において前記生体器官(3)を締め付けることができるように、そこに位置する生体器官(3)の外壁がリングと接触することなく移動可能となる、部材が配置されないクリアランス領域(20)が第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)間に生成される外縁形成サブステップ(b2)を含むことを特徴とする。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、以下の説明を通読すること、及び説明用であるにすぎず制限的ではない以下の添付図面を活用することによりさらに明確になるであろう。
発明を実施するための最良の形態
以下の説明では、単なる一例として、そして、説明の都合上、胃の開口部の直径を縮小するために胃を取り囲むように、又は食道の周辺に埋め込まれるように設計された胃形成用リング(又は、ガストリックリング若しくはストマックリング)について言及される。
以下の説明では、単なる一例として、そして、説明の都合上、胃の開口部の直径を縮小するために胃を取り囲むように、又は食道の周辺に埋め込まれるように設計された胃形成用リング(又は、ガストリックリング若しくはストマックリング)について言及される。
しかし、本発明は、このような適用例のみに限定されるものではなく、ポーチ状又はダクト状をなす生体器官がリングにより締め付けられた際の生体器官の内部への流入断面積を変更すべく患者の体内における同器官の周囲に埋め込まれるように設計された他の外科用リングを広範に含むものである。
よって、本発明は、尿失禁又は弁失禁を治療するため、又は血流を調整するために利用されることもできる。
このような適用例において、外科用リングは、膀胱、尿道、腸、動脈、静脈等の締め付けに関係する器官の寸法、周辺環境、刺激感応性に合わせて改良されることは言うまでもない。
図3に示されるように、本発明における埋め込み式の外科用リング1は、胃のようなポーチ状又はダクト状の生体器官3の内部への流入断面積を変更すべく当該生体器官を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ2を形成すべく、閉状態にされることができるように設計される。
より具体的に、前記外科用リングは、好ましくはシリコン等のエラストマー製のフレキシブル部分4を有しており、図1に示されるような開形態から、特に図2及び図5等に示されるような、前記フレキシブル部分が上述の閉ループ2を形成するように適当な閉じシステム7、8によりその両端部に向かって閉じられた閉形態に変形することができるように設計されている。
よって、ループ2の内部に器官3を閉じ込めることで、流体断面積、すなわち、胃を例にした場合における気門の開口部の直径を小さくすることができる。
閉じ手段7、8は、リング1の閉形態の固定を可能とすべく連携するように設計されている。例えば、その目的のために、フレキシブル部4の一端に取り付けられ、他端に結合されたロッド8を受け止めるように設計されたカラー7が用いられるが、前記ロッド8は、カラー7とのラッチ留めのために単一又は複数のスナッグ8Aを備えていることが好ましい。
言うまでもなく、閉ループ2によって採用された形状は制限的なものではないが、略ラウンド形状、そして、特にサークル形状を有することが好ましい。
よって、本発明における延伸中心軸(XX´)は、閉形態にある外科用リング1を形成する円筒状のカラーを生成する直線に相当する。好ましい一変形例によると、外科用リング1は、閉状態において、サークル状の底部を有するシリンダー形状をなし、延伸中心軸(XX´)は、当該リングの回転軸を形成する直線に相当する。
さらに、リング1には、特に開状態及び/又は閉状態にされた際の腹腔鏡による取り扱いが容易になるように設計された単数又は複数の固定用タブ10、11が設けられることがある。
本発明の重要な特徴によると、外科用リング1は、軸方向に沿って離隔された少なくとも2つの接触領域14A、14Bにおいて生体器官3を締め付けることができるように、ループ2の延伸中央軸(XX´)に沿って段状にされた第1のリング締め付けチャンバ12及び第2のリング締め付けチャンバ13を少なくとも備えている。
よって、前記第1及び第2締め付けチャンバ12、13は、リング1による生体器官3の2重の固定手段を提供するため、仮に前記リング1が一時的に第1固定点における拘束力を喪失したとしても第2固定点がそれを維持するので前記リングの安定性が向上するという点で好ましい。
つまり、本発明における固定手段は、リング1による生体器官3の保持点の数を増加させ、結果的に、前記器官に対する前記リングの移動が一体化されるような動的状態を大幅に減少させる。
その結果、リングの移動或いは離脱の危険性が大幅に低下する。
安定的であり、苦痛を伴わず、好ましくは調節可能である拘束力を提供するために、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、食塩水のような充填液、又は空気のような気体を収容するように設計される。
前記第1及び/又は第2の締め付けチャンバ12、13は、不図示の変形例によると、構造上予め決められた体積の充填流体を収容するように密封されるものの、前記第1及び第2締め付けチャンバ12、13は、患者の皮下に配置され、中空針で刺すことで当該チャンバの内部又は外部への流体の移動を可能とする埋め込み式の部位を有する吸引・制御装置に連結されることが好ましい。
さらに、第1及び/又は第2締め付けチャンバ12、13の体積は調節可能であり、換言すると、前記チャンバは、その膨張又は収縮が充填流体の補充又は抽出により制御可能となるように、内部の充填液の圧力に応じて変形可能な弾性皮膜により外縁が形成される。
特に、第1及び第2の締め付けチャンバは、これらの半径方向内側への膨張作用、又は半径方向外側への収縮作用としての開口部の微細な制御が可能となるように設計可能であるという点で好ましい。
言うまでもなく、第1及び第2締め付けチャンバ12、13内の充填液の制御は、上述した二重の固定箇所に合わせて改良される。
よって、本発明の好ましい特徴によると、第1及び第2締め付けチャンバ12、13は、自由な双方向流体連結状態にあるか、又は両者間の流体連結手段を備えていないに等しいかのどちらかである。
『自由な双方向流体連結状態』とは、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13が、単数又は複数の大型の通孔により相互に連通しており、充填液の循環に障害をもたらすことがないので、前記充填液が第1のチャンバから第2のチャンバに自由に移動可能であるとともに、その逆に、第2のチャンバから第1のチャンバにも自由に移動可能であることを意味している。
このような構造によると、締め付けチャンバ間の自由な連結が充填液の迅速な又はほぼ瞬間的な平衡状態を実現するので、胃壁の自然な動作に沿った迅速な又はほぼ瞬間的なチャンバ内の圧力平衡を実現することができる。
より具体的に、胃膜から締め付けチャンバ12、13の片方に作用する圧力の一時的な変動が一方の締め付けチャンバに収容された充填液のもう一方の締め付けチャンバへの部分的な流出、及び前記チャンバ12、13の内圧の全体的な増加を引き起こす可能性はあるものの、胃膜からの応力は、外科用リング1が胃壁を締め付ける実際の力が接触領域14A、14Bにおいてほぼ一定に維持されるように、システムの平衡状態への回帰後速やかに又はその瞬間に緩和される。
チャンバ間の流体連結は、場合によっては適度な流量を与える共同吸引系の代わりに、補助的な外部回路により実現されるが、自由な双方向流体連結のための手段がリング1自体に配置され、リング1と一体化されることが好ましい。
そのため、リング1は、一方では第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間の流体連結を確保し、他方では前記締め付けチャンバ12、13と適切な連結具18等によりリングに外部流体を移送するカテーテル(不図示)等の装置との間の連結を確保する共同吸引コネクタ17を装備することが好ましい。
不図示の一変形例によると、共同吸引コネクタは補助的なものであって、単一の手法ダクトを形成する共同カテーテルを含んでおり、その共同カテーテルには各々が締め付けチャンバ12、13に向かって開口する複数の補助カテーテルが連通している。特に、2つのチャンバからなるリングの場合、当該コレクタはY字状の接続具の形態を有する。
図4及び図5に示された他の変形例によると、共同吸引コネクタ17は、リングに一体化されるか、又はリングに連結される。特に、前記コレクタ17は、前記リングの矢状面においてリング1の背側部の接線に沿って当該部分に接近し、専用の注入口19を介して第1及び第2の締め付けチャンバ12、13の各々に向かって左右対称に開口する径方向の突起部分からなる。
このようなシンプルかつコンパクトな構造は、特に初回の膨張時において第1及び第2の締め付けチャンバ内部のほぼ均等かつ迅速な充填液の分配を実現する。
さらに、一変形例(不図示)によると、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、両者間の流体連結手段を備えていないに等しく、換言すると、装置の通常動作時における第1の締め付けチャンバから第2の締め付けチャンバへの大規模な流体移動、及びその逆の第2の締め付けチャンバから第1の締め付けチャンバへの大規模な流体移動が生じないように互いにほぼ分離されている。
特に、前記第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、互いに不透過性を有するように完全に分離されており、直接的にも各々の吸引系(カテーテル、埋め込み位置、ポンプ等)を介して間接的にも充填液をやり取りすることはないので、取り付け後も離隔された状態となる。
しかし、本発明において、一方のチャンバ内で過剰圧力状態が続いている場合に、浸出流体のような非常に少ない流量の流体移動が生じるように、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間に配置される離隔用部材が多孔性を有するという可能性は排除されない。
『浸出』移動による作用は本発明の一部とみなされ、当該作用は概ね相対称をなすこと、すなわち、第1チャンバから第2チャンバへの流体移動、及び第2チャンバから第1チャンバへの流体移動の双方にほぼ均等な影響を及ぼすことが好ましい。
より一般的には、どのような種類の連結系又は分離系が選択されようと、締め付けチャンバは概ね平衡状態にあることが好ましく、換言すると、締め付けチャンバは、第1のチャンバから第2のチャンバへの充填液の移動、及び第2のチャンバから第1のチャンバへの充填液の移動のどちらも助長しない傾向を示し、換言すると、片方のチャンバからもう片方のチャンバへの流体移動を助長しない傾向を示す。
特に、前記の連結系又は分離系は、締め付けチャンバ12、13の片方での流体の保持状態にもう片方のチャンバでの喪失状態が伴うことによる不均衡を生じさせることのないような寸法にされることが好ましい。つまり、本発明のリング1に用いられる流体制御系は、片方のチャンバによる締め付け応力の持続的な緩和状態を引き起こすことなく、すなわち、リングのどちらの支持点も持続的に喪失させることなく、双方の接触領域14A、14Bにおける締め付け応力の概ね同時的かつ永続的な維持を実現することが好ましい。
さらに、本発明の他の特徴によると、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、相互に結合されていることが好ましい。
従って、前記第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、動力学的に固定されており、より具体的には、片方の締め付けチャンバが胃壁に沿ってスライド運動又は回転運動をしようとするもう片方のチャンバを保持することができるような延伸中央軸(XX´)
に沿った一体構造をなしている。つまり、このような締め付けチャンバの多重性は、前記チャンバ相互の保持状態を提供し、結果的に、リング1の全体的な保持状態を保証するものである。
に沿った一体構造をなしている。つまり、このような締め付けチャンバの多重性は、前記チャンバ相互の保持状態を提供し、結果的に、リング1の全体的な保持状態を保証するものである。
そのため、前記第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、特にケーブル、ロッド、ストリップ、プリーツ等の適切な連結具15により相互に結合される。
いずれにせよ、外科用リング1は、長さがループ2の外周とほぼ一致するフレキシブルバンド16、及びその内壁16Iから突出するように前記フレキシブルバンド16に固定された第1及び第2の締め付けチャンバ12、13を優先的に備えている。
締め付けチャンバ12、13は、前記フレキシブルバンド16のほぼ全長にわたり、そして、特に好ましくは連続的に延伸していることが好ましい。言うまでもなく、当該『リング』締め付けチャンバ12、13が前記フレキシブルバンドの一部のみを覆うような構成、すなわち、第1のチャンバ及び/又は第2のチャンバがある程度の長さの割り込み領域により長さ方向に分断された構成、及び/又は延伸中央軸(XX´)周り360°よりも小さい角度を占めるような構成もまた可能である。
連結手段15及びフレキシブルバンド16は、リング1の背側壁を形成し、具体的には、図面に示されるように、締め付け対象の器官との接触領域14A、14Bのほぼ反対側で第1及び第2の締め付けチャンバ12、13の外縁を形成する。
本発明の一変形例によると、フレキシブルバンド16は、図1のように、装着時にループ2を『形成』しやすい湾曲形状を瞬時にとることができる所定の形状記憶機能を備えている。
言うまでもなく、前記フレキシブルバンドは、ループ2の延伸軸(XX´)周りの湾曲部をもたらすための十分な曲げに対する柔軟性を備えている。
他方、本発明の好ましい変形例によると、当該フレキシブルバンドは、延伸中央軸(XX´)に沿った引張り方向の拡張に対する所定の抵抗力を有するので、第1の締め付けチャンバ12が第2の締め付けチャンバから同方向に沿って離反すること及びその逆を防止することができる。
本発明の別の変形例(不図示)によると、前記フレキシブルバンド16及び連結手段15には、締め付けチャンバ12、13の軸方向の相対的なクリアランスを設計上の限度内で生じさせるように設計された軸方向の適合手段が設けられている。
このような構造的配置は、軸方向に沿った胃の運動、特に、ぜん動運動にリングを概ね追従させるためリングのフレキシブルな動作を可能にするという点で好ましい。これによりリングは患者に苦痛を与えることなく、さらに、胃壁の剥離を誘発することなく良好な足場を維持することができる。
そのため、軸方向の適合手段は、例えば、リング1の軸方向の(引張りによる)拡張又は(圧縮による)収縮を『吸収』すべく変形可能な弾性関節部材に装着されるか、又はフレキシブルバンド16に設けられた刻み目や溝のような、材料の切除により柔軟にされる選択的な変形領域を備えている。
さらに、好ましい変形例によると、外科用リング1は、第1及び第2の締め付けチャンバの間に、部材が配置されないクリアランス領域20を備えている。
このような構造的配置は、器官3及びリング1の接触をリング1の内壁から突出する締め付けチャンバ12、13の頂点に対応する接触領域14A、14Bのみに限定するという点で好ましい。
さらに、このような構造的配置には数多くの機能上の利点がある。
他方、このような構造的配置は、器官3とリング1の接触領域を有効機能表面14A、14bのみに限定し、結果的に胃壁の壊死及び炎症のリスクを大幅に軽減するので、リング1を非外傷性のものとする。
特に、胃壁は、クリアランス領域20内で比較的自由に発達し、リングのどの部分とも接触することなく第1及び第2の締め付けチャンバの間の隆起部分を形成するので、前記胃壁の打撲傷が回避される。
さらに、クリアランス領域20は、前記クリアランス領域20において胃膜とリングとの接触が途切れることによる物理的な分離状態の境界を定める、第1の締め付けチャンバ12と第2の締め付けチャンバ13との間の遷移部分の外縁を形成する。
このような接触領域14A、14B間の空間的な不連続性は、各接触領域においてリングを独立させるという点で好ましく、より具体的には、第1の接触領域14A側での接触の不具合による前記リングのスリップが、そのような動的現象の発生条件の長期化により、リング全体のスリップを引き起こすことを第2の接触領域14B側で回避することができるという点で好ましい。
クリアランス領域20は、リング1の埋め込み後に、器官3と第1及び第2の締め付けチャンバ12、13のそれぞれとの接触領域14A、14Bが互いに離隔されるようにループ2のほぼ全周にわたり延伸することが好ましい。
よって、接触領域14A、14Bを完全に離隔することにより、本発明におけるリング1は、2本のラインを形成し、より正確には、はっきりと離隔され、かつ、好ましくは幅の狭い接触バンド14A、14Bを形成する。
そのため、本発明におけるリングは、締め付けチャンバの(延伸中央軸(XX´)に沿って計測した)厚さとは無関係に器官に対する連続的かつ局所的な拘束力を発生させる単一の接触バンドを形成するにすぎないので、接触バンドの幅が比較的広かったとしても、そのような単一の接触位置における接触状態が崩れたとたんにスリップ又は回転に陥りやすい従来技術のリングとは相違している。
他方、本発明のリング1の範囲内では、クリアランス領域により接触領域14A、14B間の連続性が回避されるので、胃壁に対するリング1のスライド現象の伝播を制限することができる。
よって、本発明は、ループ2の外周と平行をなす中心線周りの回転によるリングの反転のリスクを大幅に低減する。
実際、仮に胃壁が方向(XX´)に沿ってリング1の外部に『移動』しようとした結果、胃壁が摩擦力により第2の締め付けチャンバを引き抜くことで第1の締め付けチャンバ12を剥離効果に従って反転させようとしても、クリアランス20により途切れた胃壁とリング内壁との接触状態がそのような剥離効果の伝播を防止する点が容易に理解される。
他方、連結手段15が延伸中央軸(XX´)と垂直をなす平面上のリング背側面の接線周りの曲げに対して一定の剛性を備えている場合、第1の締め付けチャンバ12の『内部剥離』が吊り下げ型のてこ現象の出現を助長するため、第2の締め付けチャンバ13は器官3の支持力を強化する傾向を示す。
クリアランス領域20はフレキシブルバンド16の内壁16I上に設けられた空洞部21を有するが、その底面は、前記リングが埋め込まれ、締め付けチャンバが膨らまされたときに、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13の後方に配置されるので、リングを前記クリアランス領域20内の器官3の外壁から離れた位置、又は前記器官3の到達範囲を超えた位置にとどめることができるという点で好ましい。
よって、特に図3及び図4に示されるように、クリアランス領域20は、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間に配置されたトレンチ又は埋め込み式ノッチの形状を有しており、延伸中央軸(XX´)からの距離は、当該トレンチ又はノッチの底面の方が、器官3との接触領域14A、14Bを形成する前記締め付けチャンバ12、13の頂点よりも遠い。
空洞部21は、十分に長く、かつ、十分に深いものであり、換言すると、前記接触領域14A、14B間の連続性を回避するために十分な不連続部分が設けられ、それにより形成された凹部が、器官3の挙動及び締め付けチャンバの動作にかかわらず当該不連続部分がほぼ永続的に残存することを可能にする。
さらに、本発明のリング1は、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間に配置された、両者間の所定の最小間隔を維持すべく設計された接近防止部材22を備えていることが好ましい。
より具体的に、当該接近防止部材22は、凹部21の最小幅を維持する機能、すなわち、延伸中心軸(XX´)に沿った圧縮によるリングの収縮を少なくとも部分的に阻止することで第1及び第2の締め付けチャンバ12、13を互いに遠ざける機能を有する。
これにより接触領域14A、14B間の連続性の発生を、偶発的なものを含めて回避することができるという利点がある。
この接近防止部材22の一部は、半硬質留め具又は同等の手段により形成される。前記接近防止部材は、例えば、背面方向の余分な厚み及び/又はリブ等のフレキシブルバンド16の補強部分により形成されることが好ましい。
さらに、本発明の一変形例によると、連結手段15、そして、より具体的にフレキシブルバンド16は、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13の軸方向に沿った離反及び接近の両方に抵抗することにより、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間のほぼ一定の軸方向距離の維持を実現するものであるが、前記連結手段15は、延伸軸(XX´)と直交する複数の方向に沿った第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間の相対的クリアランスを確保するために、輻射方向に沿った所定の柔軟性を有していることが好ましい点に注目すべきである。
よって、患者の胃の長い部分が剛体により締め付けられることを回避できるので、本発明によるリングが前記患者にとっての著しい苦痛を生じさせることはない。
言うまでもなく、接近防止部材22は、締め付けチャンバ12、13間の所定の軸方向距離を保持すべく、又は連結手段が前記締め付けチャンバのある程度の接近を許容する場合には残余距離の最小閾値を設定すべく変形可能である。
本発明の好ましい一変形例によると、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、締め付け対象の器官3と接触するように設計された共通の皮膜により外縁が定められる。
つまり、器官3と接触するように設計された前記第1及び第2の締め付けチャンバ12、13の内壁は、一体的に形成されることが好ましい。
前記共通皮膜30はエラストマー製であり、その厚みはほぼ一定であり、好ましくはリング1の背側面を形成するフレキシブルバンド16よりも薄くされる。
共通皮膜30は、少なくともその全長の一部にわたりフレキシブルバンド16の内壁16Iと一体化されてクリアランス領域20を形成することが好ましい。
つまり、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、一方では内壁を形成する共通皮膜30により区画され、他方では背側壁を形成するフレキシブルバンド16により区画された、元々は単一のチャンバであったものの中央部を圧迫して分割することにより形成可能であるという点で好ましい。
より具体的に、図4に示されるように、共通皮膜30は、その断面図において、リング1内部に向かってフレキシブルバンド16の内壁16Iから突出した2つのアーチ状ドーム31、32からなる形状を最終的に有し、これらのドームは、フレキシブルバンドの内壁16Iに近接する中間部分33により離隔され、かつ、好ましくは他方への不浸透性を有するように結合される。
つまり、締め付けチャンバ12、13は、少なくとも流体で満たされたときに、リング内部に向かって突出する2つの貫通コイルを形成するという点で好ましく、これらのコイルは、その一方が他方に積み重ねられており、かつ、クリアランス領域を形成する凹部を形成する遷移領域により相互に離隔されている。
装着を完了するために、共通皮膜30は、それをフレキシブルバンド16の背側部に対して固定するための単数又は複数のフラップ34、35により拡張される。
本発明の好ましい変形例によると、共通皮膜30のクリアランス領域20に対応する部分は、ループ2のほぼ全周、すなわち、共通吸引コレクタ17の反対側に位置する部分を除く前記フレキシブルバンドの全長にわたりフレキシブルバンドの内壁16Iに隣接するが、この共通吸引コレクタ17の反対側に位置する部分では、共通皮膜30とフレキシブルバンド16との間の微小な凹部が前記コレクタを介して充填液を締め付けチャンバ12、13間で循環させる。
同一のフレキシブルバンド16について共通の皮膜30を使用することは、締め付けチャンバ12、13の最適な不浸透性を確保しつつ構造を簡素化し軽量化する上で有用である点に注目すべきである。
本発明の他の変形例(不図示)によると、第1及び第2の締め付けチャンバは別々に製作され、その後、好ましくはボンディングによりフレキシブルバンド16に順番に設置される。各々のチャンバは、例えば、個々のチューブ状ポーチを作成するためにエラストマー膜を巻くことで成形される。
さらに、各図に示されるように、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13は、直線状の延伸軸(XX´)とほぼ直交しつつ互いに略平行をなすように延伸する。
さらに、締め付けチャンバ12、13の形状及び寸法は、本発明のリングが、延伸軸(XX´)とほぼ直交し、かつ、2つの締め付けチャンバ12、13の中間に位置する平面に対して面対照をなすように、概ね一致することが好ましい。
言うまでもなく、好ましくは2つずつクリアランス領域により離隔され、特に望ましくは同一の吸引回路により連結されて共通の充填液で満たされる多数の単位リングの積み重ねからなる単一のリングを全体として形成するように2段以上の締め付けチャンバを有するものも本発明の範囲内で想定可能である。
言うまでもなく、当業者であれば、望ましい適用例によるリング1、締め付けチャンバ12、13、及びクリアランス領域20の適当な寸法を決定することができる。
特に、リング1が所定の位置において他の位置よりも顕著な締め付けを達成することができるように、異なる寸法を有する締め付けチャンバ、具体的には、特異的な凹部の容積及び/又は寸法を有する締め付けチャンバを想定することができる。
さらに、本発明を構成する変形例によると、リング1は、複数のリング締め付けチャンバを備えており、具体的には、相互に連結された単位リングからなる変形可能な『キャタピラ』又はスリーブのようなものを形成することにより、あらゆる状況下でガストリックリングに胃の形状を取らせるための、軸方向に積み重ねられ、胃壁との接触領域から離れた箇所で相互に連結された3つのチャンバを備えている。
ひとつの目安として、本発明によるガストリックリングの寸法を以下に示す。
−リングの2つの外側縁の間の延伸中心軸(XX´)に沿った実測厚さは、約10mm〜30mmである。
−公称締め付け直径(すなわち、延伸中心軸(XX´)に直交する方向に沿って実測された、締め付けチャンバ膨張時の差し込み部分の直径)は、約8mm〜30mmである。
−(凹部21の底面において延伸軸(XX´)と直交する方向に沿って実測された)クリアランス直径は、30mm〜35mmである。
−各チャンバの厚さ(延伸軸(XX´)と平行をなす方向に沿って実測された、キャビティの断面の底辺の幅)は、4mm〜12mmである。
−クリアランス高さ(延伸軸(XX´)と平行をなす方向に沿った凹部21の実測幅であり、第1及び第2の締め付けチャンバ間の距離に相当する)は、約0mm(両チャンバが底面において接触している場合)〜10mmである。
さらに、本発明は、上述したような埋め込み式の外科用リング1、より具体的には、ポーチ状又はダクト状の生体器官への流入断面積を変更すべく当該器官を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループを形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リングの製造方法に関するものでもある。
本発明によると、前記方法は、各々が充填液を収容できるように設計された少なくとも1つのリング締め付けチャンバ12、及び第2リング締め付けチャンバ13が作成される準備ステップを有している。
この準備ステップは、特に、前記締め付けチャンバの外縁を形成するように設計された単数又は複数のエラストマー膜の成形品を注入することによる成形サブステップを含んでいる。
さらに、本発明の方法は、リング1が軸方向に沿って互いに離隔された少なくとも2つの接触領域14A、14Bにおいて器官3を締め付けることができるように、前記第1及び第2の締め付け皮膜がループの中心軸(XX´)に沿って段状にされることで物理的に結合される、段形成を伴うステップ(b)を有している。
より具体的に、段形成を伴う前記ステップ(b)は、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13が単一のフレキシブルバンド16の内壁に取り付けられる組み立てサブステップ(b1)、及び前記第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間に部材が配置されないクリアランス領域20が作成される外縁形成サブステップ(b2)を有している。
特に好ましい手法によると、外縁形成サブステップ(b2)は、フレキシブルバンド16の内壁16Iの反対側に、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13に共通の皮膜30が配置され、その後に、前記共通皮膜30のクリアランス領域20に対応する部分が前記フレキシブルバンドへの接合のために前記フレキシブルバンドに対向するように配置される、凹部作成のための注入フェーズを有している。
特に効果的な手法によると、このような作業はフラット状態のまま行なわれる。すなわち、フレキシブルバンド16は、元々は単一かつ共通のポーチ状であったものを2つの独立した締め付けチャンバ12、13に分割するために、スタンプ又はツールが共通皮膜30の中央部分を押しつぶすスタンピング又はローリング方法により巻かれる前の状態である。
このような、好ましくは吸引コレクタ17の反対側に、第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間の自由連結領域を少なくとも1つ確保するための凹部の作成を伴う接合フェーズは、ループ2の外形の一部、すなわち、フレキシブルバンド16の全長の一部についてのみ利用される。
最後に、本発明による方法は、自由な双方向流体連結が第1及び第2の締め付けチャンバ12、13間に設けられるか、又は前記チャンバが互いに分離される流体配置ステップ(c)を有している。
より具体的に、自由な双方向流体連結は、前記チャンバ間の単数又は複数の連結通孔を保持又は作成することにより得られる。それとは逆に、前記チャンバを、非浸透性を有するように単数又は複数の分断壁により、又は微小な間隙率を有する共通隔壁により分離することも可能である。
よって、本発明による製造方法は、埋め込み後の優れた安定性を、特にシンプルかつ迅速かつ安価な手法により提供する外科用リングを作成するために用いられる。
さらに、本発明によるリングは、患者の苦痛を大幅に減らし、長期間にわたる快適性及び治療の信頼性を向上させる。
最後に、本発明に係るリングの構造は、リングを軽量化し、小型化し、かつ使用しやすくするものであるが、これらは全て医師と患者の双方にとり重要なことである。
産業上の利用可能性
本発明の産業上の利用分野は、特に肥満治療のための埋め込み式の医療用具の設計及び製造である。
本発明の産業上の利用分野は、特に肥満治療のための埋め込み式の医療用具の設計及び製造である。
Claims (16)
- ポーチ又はダクトの形状を有する生体器官(3)の流入断面積を変更すべく当該器官(3)を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ(2)を形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リング(1)であって、
相互に連結され、前記生体器官(3)を前記リングにより締め付けるための充填液を収容するように設計された第1の締め付けチャンバ(12)、及び第2の締め付けチャンバ(13)を少なくとも備えており、
前記第1及び第2の締め付けチャンバは(12、13)は、ループ(2)の中心軸(XX´)に沿って段状にされ、軸方向に沿って相互に離隔された少なくとも2箇所の接触領域(14A、14B)において前記生体器官(3)を締め付けるために、そこに位置する生体器官(3)の外壁がリングと接触することなく移動可能となる、部材が配置されていないクリアランス領域(20)を両者間に有することを特徴とする外科用リング(1)。 - 前記クリアランス領域(20)は、リングの埋め込み後に、生体器官(3)と第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)の各々との接触領域(14A、14B)が重なることのないように、ループ(2)のほぼ全周にわたって伸展することを特徴とする請求項1に記載の外科用リング。
- 第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)の間に配置され、両者間の所定の最小間隔を維持するよう設計された接近防止部材(22)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の外科用リング。
- 長さがループ(2)の外周とほぼ一致するフレキシブルバンドを備えており、
前記第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)は、前記フレキシブルバンド(16)の内壁(16I)から突出するように前記フレキシブルバンド(16)に取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の外科用リング。 - クリアランス領域(20)は、その底面が前記第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)の後方に位置する凹部(21)を、フレキシブルバンド(16)の内壁(16I)に備えていることを特徴とする請求項4に記載の外科用リング。
- 接近防止部材(22)は、フレキシブルバンド(16)の補強部分により形成されることを特徴とする請求項3または4に記載の外科用リング。
- 締め付けチャンバ(12、13)の軸方向のクリアランスのために設計された、設計上の限度内での軸方向に沿った適合のための手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の外科用リング。
- 第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)は、互いに略平行をなすように伸展することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の外科用リング。
- 第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)は、締め付け対象の器官(3)と接触するように設計された共通皮膜(30)により、その外縁が定められることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の外科用リング。
- 共通皮膜(30)は、少なくともその全長の一部にわたりフレキシブルバンド(16)の内壁(16I)と結合してクリアランス領域(20)を形成することを特徴とする請求項4または9に記載の外科用リング。
- 第1及び第2の締め付けチャンバは、自由な双方向流体連結状態にあるか、又は流体連結手段を有していないに等しいかのどちらかであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の外科用リング。
- 第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)間の流体結合、及び前記締め付けチャンバ(12、13)とリングへの外部流体の移送のためのカテーテル型の装置との間の流体結合の一部を提供する共通吸引コレクタ(17)が設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の外科用リング。
- 共通吸引コレクタは、リングと一体化されており、第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)の各々に向かってほぼ左右対称に開口することを特徴とする請求項12に記載の外科用リング。
- 胃形成用のリングを形成することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の外科用リング。
- ポーチ又はダクトの形状を有する生体器官(3)の開口部の流入断面積を変更すべく当該器官(3)を締め付けるための、一方向に延伸する中心軸(XX´)を有する閉ループ(2)を形成すべく、閉状態にされることができるように設計された埋め込み式の外科用リング(1)の製造方法であって、
各々が充填液を収容するように設計された第1の締め付けチャンバ(12)及び第2の締め付けチャンバ(13)の少なくとも一方が準備される準備ステップ(a)と、
前記第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)がループ(2)の延伸する中心軸(XX´)に沿って段状にされるように相互に機械的に結合される、段形成を伴うステップ(b)と、含み、
段形成を伴うステップ(b)は、第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)が軸方向に沿って相互に離隔された少なくとも2箇所の接触領域(14A、14B)において前記生体器官(3)を締め付けることができるように、そこに位置する生体器官(3)の外壁がリングと接触することなく移動可能となる、部材が配置されないクリアランス領域(20)が第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)間に生成される外縁形成サブステップ(b2)を含むことを特徴とする製造方法。 - 段形成を伴うステップ(b)は、第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)が同一のフレキシブルバンド(16)の内壁(16I)に取り付けられる組み立てサブステップ(b1)を含み、
外縁形成サブステップ(b2)は、フレキシブルバンド(16)の内壁(16I)の反対側に第1及び第2の締め付けチャンバ(12、13)に共通の皮膜(30)が配置され、その後に、前記共通皮膜(30)のクリアランス領域(20)に対応する部分がフレキシブルバンド(16)に付着するようにフレキシブルバンド(16)に対して押し付けられる、凹部形成のための接合を含むことを特徴とする請求項15に記載の製造方法。
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