JP2011259526A - 電力供給システムの制御方法、及び電力供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発電機5に第1配電線101の接続点における電圧である発電機近傍電圧値を取得する発電機エージェント10を付設し、負荷6に、第1配電線101の接続点における電圧である負荷近傍電圧値を取得する負荷エージェント20を付設し、発電機エージェント10は、発電機近傍電圧値が閾値を超えていると、送信権信号を送信するとともに送信権信号の受信を待機し、送信権信号を受信しない場合に、第1電圧逸脱信号を他の発電機エージェント10及び負荷エージェント20に送信し、負荷エージェント20は、第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、負荷近傍電圧値が閾値を超えていると、制御権信号を送信するとともに制御権信号の受信を待機し、所定時間内に制御権信号を受信しない場合に、自負荷の動作を開始させる。
【選択図】図23
Description
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、電力系統における潮流変動を効率よく抑制することが可能な電力供給システム、及び電力供給システムの制御方法を提供することを目的とする。
前記発電機の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である発電機近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である発電機エージェントを付設し、
前記負荷の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である負荷近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である負荷エージェントを付設し、
同じ前記第1配電線に接続している前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントは、前記発電機エージェント間、前記負荷エージェント間、及び前記発電機エージェントと前記負荷エージェントとの間で互いに通信可能であり、
前記発電機エージェントは、
前記第1配電線の電圧上昇が生じているか否かを示す情報である第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じている事を示す信号である第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じていない事を示す信号である第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記発電機近傍電圧値を随時取得し、
前記発電機近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記第1電圧逸脱信号を送信する権利を要求中又は取得中であることを示す信号である第1電圧逸脱送信権信号を、他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の発電機エージェント及び前記負荷エージェントからの前記第1電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1電圧逸脱送信権信号を受信しない場合に、記憶している前記第1電圧逸脱情報を電圧上昇が生じている旨に更新するとともに、前記第1電圧逸脱信号を他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信し、
前記負荷エージェントは、
前記第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記負荷近傍電圧値を随時取得し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、前記負荷近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、自身が付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第1制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第1制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させることとする。
前記第2配電線の夫々に、夫々の前記第2配電線の接続点における電圧である上位側電圧値を取得可能な情報処理装置である親エージェントを付設し、
前記親エージェントは、夫々が付設されている前記第2配電線の配下の前記第1配電線に接続している前記発電機に付設されている前記発電機エージェントである自発電機エージェント、夫々が付設されている前記第1配電線に接続している前記負荷に付設されている前記負荷エージェントである自負荷エージェント、及び他の前記親エージェントと通信可能であり、
前記自発電機エージェントは、
自身の前記発電機近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記第1電圧逸脱送信権信号を、前記親エージェントに送信するとともに、前記親エージェントからの前記第1電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1送信権信号を受信しない場合に、記憶している前記第1電圧逸脱情報を電圧上昇が生じている旨に更新するとともに、前記第1電圧逸脱信号を前記親エージェントに送信し、
前記親エージェントは、
前記第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第2配電線の電圧上昇が生じているか否かを示す情報である第2電圧逸脱情報を記憶し、
前記第2配電線に電圧上昇が生じている事を示す信号である第2電圧逸脱信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第2配電線に電圧上昇が生じていない事を示す信号である第2電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じていない旨の内容であり、かつ、前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、自身の前記第2配電線の接続点における電圧である前記上位側電圧値が閾値を超えていると、前記第2電圧逸脱信号を送信する権利を要求中又は取得中であることを示す信号である第2電圧逸脱送信権信号を、他の前記親エージェント及び前記自負荷エージェントに送信するとともに、前記他の前記親エージェント及び前記自負荷エージェントからの前記第2電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2電圧逸脱送信権信号を受信しない場合に、前記第2電圧逸脱信号を前記自負荷エージェントに送信し、
前記自負荷エージェントは、
前記第2電圧逸脱情報を記憶し、
前記第2電圧逸脱信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第2電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、前記負荷近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記自負荷エージェントが付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第2制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第2制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させることとする。
前記上位側電圧値を受信し、
前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、自身の前記第2配電線の接続点における電圧である前記上位側電圧値が閾値以下であり、かつ、自身が取得した前記上位側電圧値が前記受信した前記上位側電圧値よりも大きい場合に、前記上位側電圧値の送信権を要求中又は取得中であることを示す信号である上位側電圧値送信権信号を、他の前記親エージェントに送信するとともに、前記他の親エージェントからの前記上位側電圧値送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記上位側電圧値送信権信号を受信しない場合に、前記上位側電圧値を前記他の親エージェントに送信することとする。
図11は、発電機エージェント10が行う処理(以下、発電機エージェント処理S1100と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図と共に発電機エージェント処理S1100について説明する。
図14は、負荷エージェント20が行う処理(以下、負荷エージェント処理S1400と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図と共に負荷エージェント処理S1100について説明する。
図17は、親エージェント30が行う処理(以下、親エージェント処理S1700と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図と共に親エージェント処理S1700について説明する。
5 発電機
6 負荷
10 発電機エージェント
20 負荷エージェント
30 親エージェント
101 第1配電線
102 第2配電線
112 第1電圧逸脱信号受信部
113 第1電圧逸脱解除信号受信部
114 発電機近傍電圧値取得部
115 第1電圧逸脱信号送信部
212 第1電圧逸脱信号受信部
213 第1電圧逸脱解除信号受信部
214 負荷近傍電圧値取得部
217 負荷制御部
218 他負荷近傍電圧値受信部
219 負荷近傍電圧比較部
222 負荷近傍電圧値送信部
224 第2電圧逸脱信号受信部
225 第2電圧逸脱解除信号受信部
312 第1電圧逸脱信号受信部
313 第1電圧逸脱解除信号受信部
315 第2電圧逸脱信号受信部
316 第2電圧逸脱解除信号受信部
317 第2電圧逸脱信号送信部
318 第2電圧逸脱解除信号送信部
331 上位側電圧値取得部
332 他上位側電圧値受信部
333 上位側電圧値比較部
336 上位側電圧値送信部
Claims (7)
- 複数の発電機及び複数の負荷が接続する第1配電線を含む電力供給システムの制御方法であって、
前記発電機の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である発電機近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である発電機エージェントを付設し、
前記負荷の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である負荷近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である負荷エージェントを付設し、
同じ前記第1配電線に接続している前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントは、前記発電機エージェント間、前記負荷エージェント間、及び前記発電機エージェントと前記負荷エージェントとの間で互いに通信可能であり、
前記発電機エージェントは、
前記第1配電線の電圧上昇が生じているか否かを示す情報である第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じている事を示す信号である第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じていない事を示す信号である第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記発電機近傍電圧値を随時取得し、
前記発電機近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記第1電圧逸脱信号を送信する権利を要求中又は取得中であることを示す信号である第1電圧逸脱送信権信号を、他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の発電機エージェント及び前記負荷エージェントからの前記第1電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1電圧逸脱送信権信号を受信しない場合に、記憶している前記第1電圧逸脱情報を電圧上昇が生じている旨に更新するとともに、前記第1電圧逸脱信号を他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信し、
前記負荷エージェントは、
前記第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記負荷近傍電圧値を随時取得し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、前記負荷近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、自身が付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第1制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第1制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させる
ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。 - 請求項1に記載の電力供給システムの制御方法であって、
前記負荷エージェントは、
前記負荷近傍電圧値を受信し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、自身が取得した前記負荷近傍電圧値が予め設定された前記閾値以下であり、自身が取得した前記負荷近傍電圧値が前記受信した前記負荷近傍電圧値よりも大きい場合、前記負荷近傍電圧値の送信権を要求中又は取得中であることを示す信号である第1負荷近傍電圧値送信権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第1負荷近傍電圧値送信権信号の受信を待機し、所定時間内に第1負荷近傍電圧値送信権信号を受信しない場合に、前記負荷近傍電圧値を前記他の前記負荷エージェントに送信する
ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。 - 請求項2に記載の電力供給システムの制御方法であって、
前記第1配電線の上位に接続し1つ以上の前記第1配電線が分岐する第2配電線を更に含み、
前記第2配電線の夫々に、夫々の前記第2配電線の接続点における電圧である上位側電圧値を取得可能な情報処理装置である親エージェントを付設し、
前記親エージェントは、夫々が付設されている前記第2配電線の配下の前記第1配電線に接続している前記発電機に付設されている前記発電機エージェントである自発電機エージェント、夫々が付設されている前記第1配電線に接続している前記負荷に付設されている前記負荷エージェントである自負荷エージェント、及び他の前記親エージェントと通信可能であり、
前記自発電機エージェントは、
自身の前記発電機近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記第1電圧逸脱送信権信号を、前記親エージェントに送信するとともに、前記親エージェントからの前記第1電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1送信権信号を受信しない場合に、記憶している前記第1電圧逸脱情報を電圧上昇が生じている旨に更新するとともに、前記第1電圧逸脱信号を前記親エージェントに送信し、
前記親エージェントは、
前記第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第2配電線の電圧上昇が生じているか否かを示す情報である第2電圧逸脱情報を記憶し、
前記第2配電線に電圧上昇が生じている事を示す信号である第2電圧逸脱信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第2配電線に電圧上昇が生じていない事を示す信号である第2電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じていない旨の内容であり、かつ、前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、自身の前記第2配電線の接続点における電圧である前記上位側電圧値が閾値を超えていると、前記第2電圧逸脱信号を送信する権利を要求中又は取得中であることを示す信号である第2電圧逸脱送信権信号を、他の前記親エージェント及び前記自負荷エージェントに送信するとともに、前記他の前記親エージェント及び前記自負荷エージェントからの前記第2電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2電圧逸脱送信権信号を受信しない場合に、前記第2電圧逸脱信号を前記自負荷エージェントに送信し、
前記自負荷エージェントは、
前記第2電圧逸脱情報を記憶し、
前記第2電圧逸脱信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第2電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第2電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、前記負荷近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記自負荷エージェントが付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第2制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第2制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させる
ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。 - 請求項3に記載の電力供給システムの制御方法であって、
前記親エージェントは、
前記上位側電圧値を受信し、
前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、自身の前記第2配電線の接続点における電圧である前記上位側電圧値が閾値以下であり、かつ、自身が取得した前記上位側電圧値が前記受信した前記上位側電圧値よりも大きい場合に、前記上位側電圧値の送信権を要求中又は取得中であることを示す信号である上位側電圧値送信権信号を、他の前記親エージェントに送信するとともに、前記他の親エージェントからの前記上位側電圧値送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記上位側電圧値送信権信号を受信しない場合に、前記上位側電圧値を前記他の親エージェントに送信する
ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。 - 請求項3に記載の電力供給システムの制御方法であって、
前記自負荷エージェントは、
前記負荷近傍電圧値を受信し、
前記第2電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、自身が取得した前記負荷近傍電圧値が予め設定された前記閾値以下であり、前記自負荷エージェントが取得した前記負荷近傍電圧値が前記受信した前記負荷近傍電圧値よりも大きい場合に、前記負荷近傍電圧値の送信権を要求中又は取得中であることを示す信号である第2負荷近傍電圧値送信権信号を、他の前記自負荷エージェントに送信するとともに、前記他の自負荷エージェントからの前記第2負荷近傍電圧値送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2負荷近傍電圧値送信権信号を受信しない場合に、前記負荷近傍電圧値を、他の前記自負荷エージェントに送信し、
前記自負荷エージェントが付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第2制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第2制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第2制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させる
ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。 - 複数の発電機及び複数の負荷が接続する第1配電線を含む電力供給システムであって、
前記発電機の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である発電機近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である発電機エージェントが付設され、
前記負荷の夫々に、夫々の前記第1配電線の接続点における電圧である負荷近傍電圧値を取得可能な情報処理装置である負荷エージェントが付設され、
同じ前記第1配電線に接続している前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントは、前記発電機エージェント間、前記負荷エージェント間、及び前記発電機エージェントと前記負荷エージェントとの間で互いに通信可能であり、
前記発電機エージェントは、
前記第1配電線の電圧上昇が生じているか否かを示す情報である第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じている事を示す信号である第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1配電線に電圧上昇が生じていない事を示す信号である第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記発電機近傍電圧値を随時取得し、
前記発電機近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、前記第1電圧逸脱信号を送信する権利を要求中又は取得中であることを示す信号である第1電圧逸脱送信権信号を、他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の発電機エージェント及び前記負荷エージェントからの前記第1電圧逸脱送信権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1電圧逸脱送信権信号を受信しない場合に、記憶している前記第1電圧逸脱情報を電圧上昇が生じている旨に更新するとともに、前記第1電圧逸脱信号を他の前記発電機エージェント及び前記負荷エージェントに送信し、
前記負荷エージェントは、
前記第1電圧逸脱情報を記憶し、
前記第1電圧逸脱信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じている旨に更新し、
前記第1電圧逸脱解除信号を受信すると、前記第1電圧逸脱情報を、電圧上昇が生じていない旨に更新し、
前記負荷近傍電圧値を随時取得し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、かつ、前記負荷近傍電圧値が予め設定された閾値を超えていると、自身が付設されている前記負荷の制御権を要求中又は取得中であることを示す信号である第1制御権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第1制御権信号の受信を待機し、所定時間内に前記第1制御権信号を受信しない場合に、自身が付設されている前記負荷の動作を開始させる
ことを特徴とする電力供給システム。 - 請求項6に記載の電力供給システムであって、
前記負荷エージェントは、
前記負荷近傍電圧値を受信し、
前記第1電圧逸脱情報が電圧上昇を生じている旨の内容であり、自身が取得した前記負荷近傍電圧値が予め設定された前記閾値以下であり、自身が取得した前記負荷近傍電圧値が前記受信した前記負荷近傍電圧値よりも大きい場合、前記負荷近傍電圧値の送信権を要求中又は取得中であることを示す信号である第1負荷近傍電圧値送信権信号を、他の前記負荷エージェントに送信するとともに、前記他の負荷エージェントからの前記第1負荷近傍電圧値送信権信号の受信を待機し、所定時間内に第1負荷近傍電圧値送信権信号を受信しない場合に、前記負荷近傍電圧値を前記他の前記負荷エージェントに送信する
ことを特徴とする電力供給システム。
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