JP2011259071A - 画像処理装置 - Google Patents

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卓 向田
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Abstract

【課題】ビデオストリームにおける目的の場所を精度良く検出する。
【解決手段】デコーダ112は、ビデオストリームVSをデコードして複数の画像を得る。エンコーダ120におけるプレ処理部122は、これらの画像を縮小して縮小画像を得る。代表値算出部130は、縮小画像の画素データに対して所定の演算を行って該縮小画像を代表する数値である代表値を得る。特定部150は、これらの複数の縮小画像に対して、代表値と所定の基準値との比較を行うことにより、上記複数の画像における目的画像を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理、具体的には圧縮された動画像であるビデオストリームの処理技術に関する。
近年、テレビ放送のビデオストリームの録画装置が、ますます普及している。この種の録画装置について、ユーザの利便性などの視点から、様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、録画時にコマーシャル(以下CMともいう)部分を除くための、CMの自動検出手法が開示されている。図15は、特許文献1における図4に対応し、該手法を示すフローチャートである。
図15から分かるように、この手法は、ビデオストリーム中のダークフレームや、無音期間をCM部分と番組本体の境界として検出する。
特許文献2には、関心のあるフレームをビデオストリームから識別し、録画の開始や停止を自動的に行う手法が開示されている。図16は、特許文献2における図3であり、該手法を示すフローチャートである。
図16から分かるように、該手法は、現フレームの比較署名を生成して基準署名と比較する。比較の結果、一致すれば、録画の開始や停止など、基準フレームに対して指定された動作を実行する。
また、特許文献3には、ハッシュ関数を利用して、MPEGビデオストリーム中のIフレームからシグニチャ情報を生成し、該シグニチャ情報に基づいてビデオストリーム中の所望されるシーンを抽出して再生する手法が開示されている。
さらに、特許文献4には、テレビ放送を録画する際に、まず、黒画面、無音声期間、GOPの最初のIピクチャまたはPピクチャなどの検出を行い、検出結果に応じてチャプタ分割を自動的に行う。そして、チャプタ分割の結果をユーザに示し、該チャプタ分割が妥当か否かをユーザに判断させると共に、ユーザの判断に応じてチャプタ分割の維持または取消しを行う。さらに、維持されたチャプタ分割に関する情報を蓄積し、連続ドラマなど、毎週、同じ曜日の同じ時間に放送される番組を録画する際に、蓄積された情報を利用してチャプタ分割を行う。これにより、ユーザの負担を軽減する。
特表2005−525053号公報 特開2007−110709号公報 特開2008−263502号公報 特開2008−141383号公報
ところで、無音期間や黒画面を経ずにCM又は番組本体への遷移がなされる場合も多々あるため、特許文献1や特許文献4の手法では、CMの検出漏れが生じてしまう。また、音声を基準とした検出では、数フレーム程度のズレが生じやすいという問題がある。
特許文献2の手法は、比較署名としてハッシュ値などを用いる。このような比較署名は、A/D変換や圧縮ノイズなどに影響されやすく、映像データに1ビットの違いがあるだけでも、大きく異なってしまう恐れがある。そのため、基準フレームを精度良く判断することができない場合がある。
また、特許文献3の手法は、ハッシュ値を用いるため、特許文献2の手法と同様の問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ビデオストリームにおける目的の場所を精度良く検出できる技術を提供する。
本発明の一つの態様は、画像処理装置である。この画像処理装置は、圧縮された動画像であるビデオストリームをデコードして複数の画像を得るデコーダと、前記複数の画像を縮小してそれぞれの縮小画像を得る縮小部と、前記縮小画像の画素データに対して所定の演算を行って該縮小画像を代表する数値である代表値を得る代表値算出部と、前記複数の縮小画像に対して前記代表値と所定の基準値との比較を行うことにより、前記複数の画像における目的画像を特定する特定部とを備える。
なお、上記態様の装置を方法やシステムに置き換えて表現したものも、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる技術によれば、ビデオストリームにおける目的の場所を精度良く検出できる。
本発明の実施の形態にかかるレコーダを示す図である。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その1)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その2)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その3)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その4)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その5)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その6)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その7)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その8)。 図1に示すレコーダにおける特定部の処理を説明するための図である(その9)。 1つの基準値に基づいた目的画像の特定を説明するための図である(その1)。 1つの基準値に基づいた目的画像の特定を説明するための図である(その2)。 1つの基準値に基づいた目的画像の特定を説明するための図である(その3)。 1つの基準値に基づいた目的画像の特定を説明するための図である(その4)。 特許文献1における図4である。 特許文献2における図3である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。
図1は、本発明の実施の形態にかかるレコーダ100を示す。レコーダ100は、例えばテレビ放送の録画装置であり、チューナ110、デコーダ112、エンコーダ120、代表値算出部130、蓄積部140、特定部150、実行部160、記録媒体170、入力部180を備える。
チューナ110は、テレビ放送を受信してビデオストリームVSをデコーダ112に出力する。
デコーダ112は、ビデオストリームVSをデコードして複数の画像(画像P1、画像P2、・・・)を得てエンコーダ120に順次出力する。
エンコーダ120は、例えばMPEGエンコーダであり、画像P1、P2、・・・をエンコードしてエンコードストリームES0を得る。このエンコードストリームES0は、実行部160に出力される。
エンコーダ120は、プレ処理部122を有する。プレ処理部122は、エンコードのためのプレ解析を行うものであり、エンコーダ120は、プレ処理部122の解析結果に基づいてエンコードを行う。プレ解析は、具体的には、エンコード時に行われる動き検出などのための簡易な解析処理を含み、プレ処理部122は、各画像を縮小して、縮小画像(SP1、SP2、・・・)を用いてプレ解析を行う。なお、本実施の形態において、プレ処理部122は、予め定められた所定のサイズに画像を縮小する。
代表値算出部130は、縮小画像に対して該縮小画像を代表する数値である代表値を算出するものである。本実施の形態において、代表値算出部130は、プレ処理部122がプレ解析を行う際に得た縮小画像SP1、SP2、・・・を用いる。すなわち、本実施の形態において、代表値算出部130による代表値の算出のための縮小画像はプレ処理部122により得られ、プレ処理部122は縮小部を兼ねる。
代表値算出部130は、縮小画像毎に、その画素データに対して所定の演算を行って代表値を得る。この所定の演算は、例えば一方向関数によるものである。なお、一方向関数により算出された代表値は、一方向関数の種類に応じて、例えばハッシュ値(MD5やSHA1など)、CRC値(CRC32やCRC16など)、チェックサム値などである。
本実施の形態において、代表値算出部130は、縮小画像の代表値を算出する際に、該縮小画像の画素値(例えばY/Cb/Cr)の下位ビットをマスクして演算を行うようにしている。
代表値算出部130は、縮小画像SP1、SP2、・・・の代表値H1、H2、・・・を順次算出して特定部150に出力する。
なお、蓄積部140が代表値算出部130から代表値H1、H2、・・・のうちの複数個を取得して蓄積する場合もある。これについては後述する。
蓄積部140は、基準値セットHSを記憶する記憶部142を有する。基準値セットHSは、縮小画像SP1、SP2、・・・により構成された映像から目的の画像乃至該画像を含むシーンと一致する場所(以下目的場所という)を識別するためのであり、複数の基準値が上記シーンにおける縮小画像の時系列順に対応する前後順序で配列してなる。なお、これらの基準値の個数は、数秒程度の間のフレーム数とすることができる。以下、目的の画像、該画像を含むシーンをそれぞれ「目的画像」と「目的シーン」という。また、説明上の便宜のため、以下、基準値セットHSに含まれる複数の基準値のうちの、目的画像を識別するための基準値を単に基準値といい、他の基準値を補助基準値という。すなわち、基準値セットHSには、1つの基準値と、n個(n:1以上の整数)の補助基準値から構成される。
基準値セットHSは、外部(例えば図示しないデータベース)から記憶部142に入力されることができる。また、前に既に処理済みのビデオストリームVSの処理時に、蓄積部140が代表値算出部130から取得して記憶部142に格納した複数の代表値である場合もある。
ここで、記憶部142に既に基準値セットHSが記憶されていると仮定して、特定部150を説明する。なお、説明上の便宜のため、例として、記憶部142に格納された基準値セットHSは、1つの基準値Aと4つの補助基準値(B1、B2、C1、C2)を含み、これらは、B1、B2、A、C1、C2の前後順序を有するとする。
特定部150は、時間方向において基準値セットHS内の値の配列順に対応する順序関係を有する「n+1」個(ここでは5つ)の縮小画像毎に、該5つの縮小画像の代表値と、基準値セットHS内の各値とをそれぞれ比較する。そして、5個の縮小画像についての全ての比較結果が「一致」であることを条件に、該5個の縮小画像に対応する画像により構成されたシーンを目的シーンに特定する。また、代表値が基準値Aと比較された縮小画像を目的画像に特定する。
特定部150は、目的画像を特定すると、その旨を実行部160に通知する。
実行部160は、特定部150からの通知を受けると、エンコーダ120からのエンコードストリームES0に対して、該通知を受けた場合に実行するように設定された処理を実行し、エンコードストリームES1を得て記録媒体170に出力する。
このようにして、ビデオストリームVSの録画が行われる。
例えば、記憶部142に、コマーシャルシーンの開始場所と終了場所を識別するための基準値セットHSがそれぞれ格納されている場合、実行部160は、下記のように処理を行う。
特定部150からコマーシャルの開始場所となる目的画像が特定されたことを示す通知を受信すると、エンコードストリームES0に対して、該目的画像に対応する位置から、フレームの切り捨てを行う。そして、コマーシャルの終了場所となる目的画像が特定されたことを示す通信を受信すると、エンコードストリームES0に対して、フレームの切り捨てを止め、該目的画像に対応する位置から、フレームを記録媒体170への出力を再開する。
このようにして、コマーシャル部分をカットして録画することができる。
基準値セットHSの種類、及びそれに対応した、実行部160により実行される処理は、上記のコマーシャルの例に限らず、設定次第で多種多様である。以下の説明において、エンコードストリームES0に対するチャプタの付与を例にする。
図面を参照して、特定部150と実行部160の動作をより具体的に説明する。なお、基準値セットHSは、チャプタを付与すべき場所を識別するためのものであり、既に記憶部142に格納されているとする。
図2〜図5は、連続する5つの縮小画像毎に、基準値セットHS内の5つの値と、該5つの縮小画像の代表値とをそれぞれ比較することにより目的画像(チャプタを付与すべき場所の画像)を特定する例を示す。なお、これらの図に示すように、SP1〜SP8は、画像P1〜画像P8のそれぞれの縮小画像であり、H1〜H8は、縮小画像SP1〜縮小画像SP8のそれぞれの代表値である。
この場合、特定部150は、まず、図2に示すように、基準値セットHS内の1つ目の値(補助基準値B1)と、先頭の縮小画像SP1の代表値H1とを比較する。
図3に示すように、補助基準値B1と代表値H1とが一致しない場合、特定部150は、補助基準値B1と、代表値H1の次の代表値H2とを比較する。
また図4に示すように、補助基準値B1と代表値H2とが一致する場合、特定部150は、さらに、基準値セットHS内の2つ目の値(補助基準値B2)と、次の代表値H3とを比較する。
特定部150は、補助基準値B2と代表値H3とが一致する場合、基準値セットHS内の3つ目の値(基準値A)と、次の代表値H4とを比較し、基準値Aと代表値H4とも一致する場合には、さらに、基準値セットHS内の4つ目の値(補助基準値C1)と代表値H5とを比較する。同様に、補助基準値C1と代表値H5とが一致する場合、特定部150は、基準値セットHS内の5つ目の値(補助基準値C2)と代表値H6とを比較する。
そして、図5に示すように、補助基準値C2と代表値H6とも一致する結果が得られると、特定部150は、基準値Aと比較された代表値H4に対応する縮小画像SP4を目的画像として特定すると共に、その旨を実行部160に通知する。
実行部160は、この通知を受信すると、エンコードストリームES0に対して、縮小画像SP4に対応する場所にチャプタを付与する。
一方、例えば図6に示すように、補助基準値C2と代表値H6とが一致しない場合には、特定部150は、縮小画像SP4を目的画像として特定することをしない。当然ながら、実行部160への通知も行わない。この場合、特定部150は、補助基準値B1と代表値H3との比較から、上述した処理を繰り返す。
なお、基準値セットHSは、連続する5個の縮小画像の代表値と比較されるように構成されるようにしなくてもよい。図7〜9を参照して例を説明する。
この例では、基準値セットHSは、互いに離れた5つの縮小画像毎に、基準値セットHS内の5つの値と、該5つの縮小画像の代表値とをそれぞれ比較するように構成されている。なお、これらの5つの縮小画像の間隔は、1枚分である。
この場合においても、特定部150は、まず、図7に示すように、基準値セットHS内の1つ目の値(補助基準値B1)と代表値H1とを比較する。また、比較の結果、補助基準値B1と代表値H1とが一致しない場合、特定部150は、補助基準値B1と、代表値H1の次の代表値H2とを比較する。
そして、補助基準値B1と代表値H2とが一致する場合、特定部150は、図8に示すように、代表値H2の次の代表値H3ではなく、さらに次の代表値H4と、基準値セットHS内の2つ目の値(補助基準値B2)とを比較する。
そして、図9に示すように、補助基準値B2と代表値H4、基準値Aと代表値H6、補助基準値C1と代表値H8、補助基準値C2と代表値H10のそれぞれの比較結果が「一致」である場合、特定部150は、基準値Aと比較された代表値H6に対応する縮小画像SP6を目的画像として特定すると共に、その旨を実行部160に通知する。
実行部160は、この通知を受信すると、エンコードストリームES0に対して、縮小画像SP6に対応する場所にチャプタを付与する。
また、図10に示すように、互いに離れた5つの縮小画像は、時系列的に等間隔に配置されたものではなくてもよい。
蓄積部140の記憶部142に基準値セットHSが既に格納された場合について説明した。
前述したように、基準値セットHSは、外部(例えば図示しないデータベース)から記憶部142に入力されることができる。また、実行部160は、特定部150から通知を受信したときに、設定された処理を実行する。
本実施の形態において、ユーザが、入力部180を介して、上記処理を指示する操作入力をすることができ、実行部160は、この操作入力がなされたときにも、上記処理を実行する。また、蓄積部140は、上記操作入力がなされたときに、基準値セットHSを自動的に取得して記憶部142に格納し、現在のビデオストリーム以降のビデオストリームの処理に供する機能を有する。
例えば、チャプタの付与を指示する操作入力がユーザにより入力部180を介してなされたとき、蓄積部140は、上記操作入力により指示された場所に対応する縮小画像の代表値と、該縮小画像の前及び/または後の数秒間の縮小画像の代表値とを取得して基準値セットHSとして記憶部142に格納する。これにより、以降のビデオストリームVSの録画時に、ユーザが指示した場合の画像と同様の特徴を有する画像が特定され、自動的なチャプタ付与が可能である。
本実施の形態のレコーダ100は、ビデオストリームVS内の所定の場所を特定するために、該ビデオストリームVSをデコードして得た画像を縮小して得た縮小画像の代表値を算出して基準値と比較する。前述したように、ハッシュ値などの代表値は、圧縮ノイズや、A/D変換時のノイズに大きく影響される。レコーダ100の代表値算出部130のように、縮小画像から代表値算出することによって、これらのノイズの影響を軽減することができ、ひいては、目的画像を精度良く特定することができる。
また、代表値を算出するための演算量を減らすことができ、迅速な処理を図ることができる。
また、レコーダ100の代表値算出部130は、縮小画像から代表値を算出する際に画素値の下位ビットをマスクして演算を行う。これにより、ノイズ耐性をより高めることができる。
また、本実施の形態において、特定部150は、基準値と補助基準値を含む基準値セットHSを用いて、複数の縮小画像毎に比較を行うため、目的画像ひいては目的シーンの特定精度を一層高めることができる。
また、前述した特許文献3の手法は、Iピクチャに基づいた識別のみが可能であるため、ビデオストリーム中の任意の位置の識別ができない。チャプタ付与などの編集の自動実行に該識別手法を利用する場合に、編集点が限定されてしまい、利便性が高くないという問題がある。
それに対して、レコーダ100は、ビデオストリームデコードして得た画像に基づいた識別を行うため、編集点が限定されず、利便性が高い。
また、レコーダ100における蓄積部140は、チャプタ付与などを指示する操作入力がユーザによりなされたときに、ユーザが指示した場合の画像と同様の特徴を有する画像を識別するための基準値を生成して蓄積するため、ユーザの嗜好を反映したチャプタ付与が自動的にできる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述した実施の形態に対してさまざまな変更、増減を行ってもよい。これらの変更、増減が行われた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、目的画像を特定するために、1つの基準値のみを用いるようにしてもよい。この場合における目的画像の特定について、図11〜図14を参照して説明する。
図11に示すように、まず、基準値Aと、先頭の縮小画像SP1の代表値H1の比較がなされる。比較の結果、代表値H1と基準値Aが一致しない場合、図12に示すように、代表値H2と基準値Aの比較がなされる。代表値H2も基準値Aと一致しない場合、さらに、代表値H3と基準値Aの比較がなされる(図13)。そして、図14に示すように、比較の結果、代表値H3と基準値Aとが一致すれば、代表値H3に対応する縮小画像SP3が目的画像に特定される。
100 レコーダ 110 チューナ
112 デコーダ 120 エンコーダ
122 プレ処理部 130 代表値算出部
140 蓄積部 142 記憶部
150 特定部 160 実行部
170 記録媒体 180 入力部
VS ビデオストリーム

Claims (14)

  1. 圧縮された動画像であるビデオストリームをデコードして複数の画像を得るデコーダと、
    前記複数の画像を縮小してそれぞれの縮小画像を得る縮小部と、
    前記縮小画像の画素データに対して所定の演算を行って該縮小画像を代表する数値である代表値を得る代表値算出部と、
    前記複数の縮小画像に対して前記代表値と所定の基準値との比較を行うことにより、前記複数の画像における目的画像を特定する特定部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定部は、前記代表値と前記所定の基準値とが一致することを条件に、前記複数の画像のうちの、該代表値を有する前記縮小画像に対応する画像を目的画像に特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の画像のうちの指定された画像に対応する前記縮小画像の前記代表値を蓄積する蓄積部をさらに備え、
    その後、他のビデオストリームの処理時に、
    前記特定部は、前記蓄積部に蓄積された前記代表値を読み出して前記所定の基準値として用いることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記特定部は、
    前記所定の基準値とn個(n:1以上の整数)の補助基準値とが所定の前後順序で配列してなる基準値セット内の各値を、時間方向において前記基準値セット内の値の配列順に対応する順序関係を有する「n+1」個の縮小画像毎に、該「n+1」個の縮小画像の前記代表値とそれぞれ比較し、
    前記「n+1」個の縮小画像についての全ての比較結果が「一致」であることを条件に、該「n+1」個の縮小画像のうちの、その代表値が前記所定の基準値と比較された縮小画像に対応する前記画像を前記目的画像に特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記複数の画像のうちの指定された画像と、時間方向において該画像と前記順序関係を有するn個の画像とにそれぞれ対応する「n+1」個の縮小画像の前記代表値を蓄積する蓄積部をさらに備え、
    その後、他のビデオストリームの処理時に、
    前記特定部は、前記蓄積部に蓄積された「n+1」個の前記代表値を読み出して前記基準値セットとして用いることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記代表値算出部は、前記縮小画像の画素値の下位ビットをマスクして前記所定の演算を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記縮小部は、前記画像を予め定められた所定のサイズに縮小することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記複数の画像のうちの指定された画像は、ユーザの操作入力により指定された画像であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記操作入力は、所定の処理を指示する入力であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記所定の処理を実行する実行部をさらに備え、
    該実行部は、前記操作入力がなされたときと、前記特定部により前記目的画像が特定されたときに、前記所定の処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記複数の画像をエンコードするエンコーダをさらに備え、
    該エンコーダは、前記複数の画像を縮小して、エンコードのためのプレ解析を行うプレ処理部を有し、
    前記縮小部は、前記プレ処理部に含まれることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記代表値算出部は、一方向関数により前記代表値を算出することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記代表値算出部は、前記代表値として、ハッシュ値、CRC値、チェックサム値のいずれかを算出することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 録画装置に設けられたことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102384338B1 (ko) * 2020-12-22 2022-04-08 주식회사 텔레칩스 영상 오류 검출 방법 및 그 장치

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