JP2011258903A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素サイズの縮小にともなう感度低下を抑制することができる固体撮像素子を提供する。
【解決手段】本発明の固体撮像素子は、入射光を光電変換する複数の光電変換領域12と、対応する光電変換領域12から信号電荷を読み出すための読み出しゲート15と、読み出しゲート15によって読み出された信号電荷の転送を行うための転送部16とが形成された基板11を備え、基板11は、半導体基板11aと、半導体基板11a上に形成された第1導電型の第1のエピタキシャル層11bと、第1のエピタキシャル層11b上に形成された第1導電型の第2のエピタキシャル層11cとを含み、光電変換領域12が、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成されている。
【選択図】図1B

Description

本発明は、固体撮像素子に関し、詳しくは遮光膜を有するインターレース式およびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像素子に関するものである。
近年、固体撮像素子は、多画素化が進められ、画素寸法の微細化も進む一方である。固体撮像素子には、従来からCCD(Charge Coupled Device)型の固体撮像素子が多く用いられている。このようなCCD型の固体撮像素子を開示する技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1において、撮像領域は光電変換領域、電荷転送電極、電荷転送領域、電荷読み出し電極、電荷読み出し領域、および素子分離領域等で構成されている。
特開2007−266036号公報
図7Aは一般的な固体撮像素子101の平面レイアウト図であり、図7Bは同固体撮像素子101の概略構成を示す断面図(図7AにおけるA−A’線の断面図)である。
この固体撮像素子101では、図7Aおよび図7Bに示すように、半導体基板111a上にエピタキシャル層111bおよび111cが形成されており、エピタキシャル層111c内に光電変換領域112が形成されている。
この光電変換領域112は、上層に形成されたp+層からなるホールアキュムレーション層140と、その下層に形成されたn+型拡散層141およびpウェル120とからなる。この光電変換領域112のn+型拡散層141は、エピタキシャル層111c表面にホールアキュムレーション層140が形成されることを考慮してエピタキシャル層111cの深い位置まで形成される。ただし、n+型拡散層141は、エピタキシャル層111cの膜厚以上の深い位置までは、形成されない。
光電変換領域112の一方側には、読み出しゲート(電荷読み出し領域)115を介して、電荷転送領域として垂直転送部(垂直レジスタ)116が形成されている。この垂直転送部116は、上層にn型層142を備え、その下層にp型層118aを備えている。さらに、この垂直転送部116に隣接して、画素領域(光電変換領域112)を他の画素領域から水平方向に電気的に分離する画素分離領域118を構成するp型層118bが形成されている。
光電変換領域112の他方側には、p型層118bを介してこの光電変換領域112に隣接する別の光電変換領域112を含む画素(単位セル)の垂直転送部116が形成されている。垂直転送部116および読み出しゲート115上には、ゲート酸化膜となる絶縁膜121を介して、電荷読み出し電極および電荷転送電極となるゲート電極122が形成されている。さらに、層間絶縁膜を介して、光電変換領域112上に開口部134が設けられた遮光膜133が形成されている。そして、開口部134内には反射防止膜132が形成され、遮光膜133上には層間絶縁膜131が形成されている。
図7Cおよび図7Dは、図7Aおよび図7Bの構造を有する固体撮像素子101の形成方法を説明するための断面図である。
まず、図7Cに示すように、半導体基板111aとエピタキシャル層111bおよび111cとから構成される基板111内にpウェル120を形成する。その後、エピタキシャル層111c表面上に保護膜160を形成し、リソグラフィ技術によってレジスト膜150を形成した後、レジスト膜150に開口部151を形成する。
次いで、図7Cに示すように、レジスト膜150をマスクとした既存の不純物ドーピング技術(例えば、イオン注入法)によって、エピタキシャル層111c表面に、光電変換領域112の第一導電型(n型)の領域としての島状のn+型拡散層141を形成する。n+型拡散層141は、2〜4μmの深さまで形成する。形成する深さは、どの範囲まで長波長側の光を光電変換させるかを考慮して決められる。たとえば、赤色(λ=550nm)の波長の光は、エピタキシャル層111c表面上から3μm以上の深さで光電変換される。n+型拡散層141を深く形成することで、画素の感度(ダイナミックレンジ)を増加させることができる。
次いで、図7Dに示すように、リソグラフィ技術および不純物ドーピング技術により、その都度レジストマスクを形成して、光電変換領域112(n+型拡散層141)の逆の導電型の読み出しゲート115、垂直転送部116のp型層118aおよび画素分離領域118のp型層118bを形成する。
ところで、図7Aおよび図7Bの固体撮像素子101では、エピタキシャル層111c表面から2〜4μmに光電変換領域112のn+型拡散層141を形成するには、たとえば、イオン注入法では、数千keVの加速エネルギーが必要である。従って、リソグラフィ技術では、イオン注入法による不純物ドーピングを阻止する高アスペクト化レジスト(たとえば、レジスト膜厚が6μm以上、アスペクト比が15以上のレジスト)が必要である。その結果、微細加工ばらつきが生じやすく、光電変換領域112を一定の形態で高精度に形成することが困難であるため、画素サイズのシュリンク(縮小)に対応することが困難である。
また、さらなる多画素化が進むに従って、画素サイズのさらなるシュリンクが必要になってきている。しかし画素特性の維持は必要なため、感度(ダイナミックレンジ)悪化を抑えつつ、これ以上の光電変換領域の面積拡大および面積維持が困難である。従って、固体撮像素子の多画素化の要求に応じて固体撮像素子を微細化するには、入射した光を光電変換する領域を深さ方向に増やすことが必要となる。特許文献1では、広ダイナミックレンジの画像生成を目的として、光電変換領域の深さが異なる2つの隣接する画素上に同一色のカラーフィルター群を有する構造が提案されている。すなわち、特許文献1は、低照度側(シャドウ)と高照度側(ハイライト)の入射エネルギー制御による高感度化を意図している。しかしながら、更なる高感度化の要求から光電変換領域の微細化かつ高い精度での深さ方向への拡大(深さ拡大)が必要である。
本発明の目的は、画素サイズの縮小にともなう感度低下を抑制することができる固体撮像素子を提供することである。
本発明の一観点の固体撮像素子は、入射光を光電変換する複数の光電変換領域と、対応する前記光電変換領域から信号電荷を読み出すための読み出しゲートと、前記読み出しゲートによって読み出された前記信号電荷の転送を行うための転送部とが形成された基板を備え、前記基板は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1導電型の第1のエピタキシャル層と、前記第1のエピタキシャル層上に形成された第1導電型の第2のエピタキシャル層とを含み、前記光電変換領域が、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成されていることを特徴とする。
この構成により、半導体基板上に第1のエピタキシャル層を形成し、第1のエピタキシャル層に既存のリソグラフィ技術と不純物ドーピング技術とにより光電変換領域の一部を島状に形成し、第1のエピタキシャル層表面上に第2のエピタキシャル層を形成し、既存のリソグラフィ技術と不純物ドーピング技術とにより島状の光電変換領域の一部と重なるように光電変換領域の別の一部を島状に形成して島状の領域を電気的に接続することで、既存の技術で深い光電変換領域を形成することが可能になる。その結果、特に高波長側の光電変換率を増加させて高感度化が可能になるため、画素サイズの縮小にともなう感度低下を抑制できる。
また、超高エネルギー注入装置を使用することなく、光電変換領域の深さを任意に設定することができ、また光電変換領域のパターニングも高アスペクト比の厚膜レジストを使用することなく行うことができる。従って、撮像エリア内の光電変換領域を微細かつ高精度に加工形成できる。
ここで、前記複数の光電変換領域の一部は、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がらないで前記第2のエピタキシャル層に形成されていてもよい。
この構成により、撮像エリア内で2つのエピタキシャル層に跨がって形成された光電変換領域と、2つのエピタキシャル層に跨がらない光電変換領域とを形成することができ、深さの異なる光電変換領域を形成することができる。従って、カラーフィルター毎つまり光電変換する色毎に最適な深さの光電変換領域を設けることが可能になり、隣接する画素からのウェルを通した光の進入(混色)の低減が可能となる。
本発明によれば、画素サイズの縮小にともなう感度低下を抑制できるという効果が奏される。
本発明の第1の実施の形態に係る固体撮像素子の平面レイアウト図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の概略構成を示す断面図(図1AにおけるA−A’線の断面図)である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法におけるアライメントマークの形成工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法におけるアライメントマークの形成工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法におけるアライメントマークの形成工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法におけるアライメントマークの形成工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法におけるアライメントマークの形成工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の変形例の概略構成を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の変形例の概略構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体撮像素子の概略構成を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 同実施の形態に係る固体撮像素子の製造方法における製造工程を示す断面図である。 固体撮像素子の光電変換領域の不純物濃度分布を示す図である。 一般的な固体撮像素子の平面レイアウト図面である。 一般的な固体撮像素子の概略構成を示す断面図(図7AにおけるA−A’線の断面図)である。 一般的な固体撮像素子の形成方法を説明するための断面図である。 一般的な固体撮像素子の形成方法を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態における固体撮像素子について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態に係るCCD型の固体撮像素子1について図1Aおよび図1Bを用いて説明する。図1Aは同固体撮像素子1の平面レイアウト図であり、図1Bは同固体撮像素子1の概略構成を示す断面図(図1AにおけるA−A’線の断面図)である。
この固体撮像素子1では、図1Bに示すように、たとえばシリコン基板等の半導体基板11a表面上の第1導電型(n型)の第1のエピタキシャル層11bと第1導電型の第2のエピタキシャル層11cとに跨がって(第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとの境界を横切る形で、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとにわたって連続して)光電変換領域12が形成されている。基板11は、半導体基板11aと、半導体基板11a上に形成された第1のエピタキシャル層11bと、第1のエピタキシャル層11b上に形成された第2のエピタキシャル層11cとを含み、光電変換領域12、読み出しゲート15および転送部16が内部に形成されている。
この固体撮像素子1では、複数の光電変換領域12のそれぞれは、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成されている。複数の光電変換領域12は、マトリクス状(行列状)に配置されている。
第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成された光電変換領域12は、入射光を光電変換する領域であり、同じ導電型のn型層(第1の層)41aおよびn型層(第2の層)41b、p+型のホールアキュムレーション層40並びにp型層(pウェル)20を含む。この光電変換領域12は、n型層41aおよびp型層20が形成された第1のエピタキシャル層11b上に第2のエピタキシャル層11cを形成した後、第2のエピタキシャル層11cにn型層41bおよびホールアキュムレーション層40を形成することにより形成される。n型層41aは第1のエピタキシャル層11bにのみ形成されているが、n型層41bは第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成されており、n型層41aの全体又は一部と重なっている。n型層41aとn型層41bとは、電気的に接続されている。光電変換領域12は、上層にホールアキュムレーション層40を備え、下層にn型層41aおよび41bならびにp型層20を備えている。
第1のエピタキシャル層11bの表面上には、n型層41aとn型層41bとが第2のエピタキシャル層11cを表面からみたとき重なる位置にあるようにn型層41bの形成でその位置を決定するために用いられる工程位置合わせマークが形成されている。第2のエピタキシャル層11cの膜厚は5μm以下である。膜厚を5μm以下とすることで、不純物を精度良く注入することができ、また、第1のエピタキシャル層11bとも確実に接続できる。
第1のエピタキシャル層11bは、例えば3〜5μmの膜厚で形成されている。また第2のエピタキシャル層11cは、例えば1〜3μmの膜厚で形成されている。第1のエピタキシャル層11bおよび第2のエピタキシャル層11cは、その抵抗値がたとえばn型層で0.1〜100Ω・cmとなるように形成されている。
光電変換領域12の側方には、画素分離領域(画素水平分離領域)18、つまり読み出しゲート(電荷読み出し領域)15、電荷転送領域としての転送部(垂直転送部)16、およびp型層18bが形成されている。
読み出しゲート15は、複数の光電変換領域12のそれぞれに対応して設けられ、対応する光電変換領域12から信号電荷を読み出す。
転送部16は、読み出しゲート15によって読み出された信号電荷の転送を行うための転送路であり、その上層にn型層42を備え、その下層にp型層18aを備えている。光電変換領域12の下部には、垂直オーバーフロードレインを形成するp型層20が形成されている。転送部16に隣接して、画素領域を他の画素領域から水平方向に電気的に分離するためのp型層18bが形成されている。
光電変換領域12の上層のホールアキュムレーション層40上方に、基板11に進入する入射光の反射を防ぐ反射防止膜32が形成されている。反射防止膜32の屈折率は、基板11の屈折率より大きく、反射防止膜32上の層間絶縁膜の屈折率より小さい。
基板11表面上にはゲート絶縁膜21が形成され、ゲート絶縁膜21上には電荷読み出し電極および電荷転送電極となるゲート電極22が形成されている。ゲート電極22は、1層構造で形成されているが、2層構造、3層構造、または4層構造で形成されてもよい。このゲート電極22は、図示したように、読み出しゲート15および転送部16の直上に形成されることが好ましい。
ゲート電極22およびゲート絶縁膜21を被覆する層間絶縁膜31が基板11表面上に形成されている。さらに層間絶縁膜31とゲート電極22およびゲート絶縁膜21との間には、光電変換領域12上方に開口部が形成された遮光膜33が形成されている。
以下、本実施の形態に係る固体撮像素子1の製造方法(光電変換領域12の詳細な製造方法)を図2A〜図2Fに示す。図2A〜図2Fは、同固体撮像素子1の製造方法における製造工程を示す断面図である。
まず、図2Aに示すように、半導体基板11a上に第1導電型の第1のエピタキシャル層11bを例えば、1100℃以上の高温での化学気相成長法(たとえば、CVD:Chemical Vapor Deposition)によって形成する。その後、第1のエピタキシャル層11b表面上に酸化膜もしくは窒化膜からなる保護膜60を例えば、5〜50nmの膜厚で形成する。
次いで、図2Aに示すように、リソグフラフィー技術によって、開口部51が形成されたレジスト膜50を形成する。レジスト膜50は、例えば膜厚が1〜3μm、アスペクト比が10以下とされる。そして、不純物ドーピング技術(例えば、イオン注入法)によって、第1のエピタキシャル層11bに光電変換領域となるn型層41aを複数形成する。n型層41aは、例えば、アウトドーピングし難いSb等の質量が大きい原子で形成される。なお、n型層41aの形成にAs等の軽い原子を使用する場合は、例えば、表面のn型不純物濃度が10-10atoms/cm3未満となるようにn型層41aを第1のエピタキシャル層11b内に形成する。n型層41aを形成後、保護膜60をエッチング技術(たとえば、ウエットエッチング)によって除去する。
次いで、図2Bに示すように、第1のエピタキシャル層11b表面上に第2のエピタキシャル層11cを例えば、1100℃以上の高温での化学気相成長法(たとえば、CVD)によって形成する。
次いで、図2Cに示すように、第2のエピタキシャル層11c表面上に酸化膜もしくは窒化膜からなる保護膜61を例えば、5〜50nmの膜厚で形成する。その後、光電変換領域12が2次元状に形成される撮像エリアにおいてのみ、光電変換領域12となるn型層41a下方にp型層(pウェル)20をレジストマスクとイオン注入法によって形成する。p型層20により、垂直オーバーフロードレインを形成し、電子シャッター電圧をp型層20で設定する。
次いで、図2Dに示すように、第2のエピタキシャル層11c表面上に開口部51が形成されたレジスト膜50を形成する。レジスト膜50は、例えば、膜厚が2〜5μm、アスペクト比が10以下とされる。そして、不純物ドーピング技術(たとえばイオン注入法)によって、第2のエピタキシャル層11cに光電変換領域12となるn型層41bを形成する。n型層41bは、n型層41aに対応するように複数形成され、対応するn型層41aと電気的に接続される。このとき、n型層41aとn型層41bとが精度良く重なるように形成するため、第1のエピタキシャル層11b表面上に形成されたアライメントマークを使用する。
次いで、図2Eに示すように、複数のn型層41aおよび41bのペアの間つまり複数の光電変換領域12の間に、光電変換領域12と転送部16とを電気的に分離するp型層である読み出しゲート15、ならびにp型層18aおよび18bの形成をリソグラフィ技術および不純物ドーピング技術によって、例えば、その都度レジストマスクを形成して行う。
次いで、図2Fに示すように、レジスト膜50と保護膜60を除去後、第2のエピタキシャル層11c表面上にゲート絶縁膜21およびゲート電極22および反射防止膜32等を形成する。
ここで、n型層41bの形成で使用したアライメントマークの詳細な形成方法を図3A〜図3Eに示す。図3A〜図3Eは、アライメントマークの形成工程を示す固体撮像素子1の断面図であり、アライメントマークは、固体撮像素子の周辺の領域や、半導体ウエハの周辺などの位置に形成されるものであり、各製造工程での位置合わせの目印となる。
まず、図3Aに示すように、開口部51が形成されたレジスト膜50を形成し、これを用いてn型層41aを形成する。
次いで、図3Bに示すように、レジスト膜50をマスクにして、開口部51内に位置して表面が露出した保護膜60の部分の保護膜60のみをエッチング技術(例えば、ウエットエッチング)によって除去する。
次いで、図3Cに示すように、アライメントマーク領域のみに開口部が形成されたレジスト膜(図外)を形成する。
次いで、図3Dに示すように、n型層41aの上方の第1のエピタキシャル層11bおよび保護膜60表面をレジスト膜50で覆う。
次いで、図3Eに示すように、エッチング技術(たとえば、ドライエッチング)によって保護膜60をハードマスクとしてレジスト膜50をエッチングし、第1のエピタキシャル層11b表面にアライメントマークを転写する。アライメントマークの段差は、0.2μm以上とする。
次いで、エッチング技術(例えば、ウエットエッチング)で保護膜60を除去することで第1のエピタキシャル層11b表面を露出させた後、第2のエピタキシャル層11cの形成を行う。
以上のように本実施の形態の固体撮像素子1によれば、画素サイズの縮小にともなう感度低下を抑制するという目的を、半導体基板11a上に成膜された第1のエピタキシャル層11bに第1の島状のn型層41aを形成し、第1のエピタキシャル層11b表面上に成膜された第2のエピタキシャル層11cに第2の島状のn型層41bをn型層41aの全体もしくは一部と重なるように形成し、第2のエピタキシャル層11c表面に転送部16および読み出しゲート15を形成することによって実現する。従って、光電変換領域12は各エピタキシャル層と同時に形成されるため、既存のリソグラフィ技術および不純物ドーピング技術(たとえば、イオン注入法)で、微細かつ深い光電変換領域を形成することが可能となる。従って、感度およびダイナミックレンジを良化することが可能である。
なお、本実施の形態の固体撮像素子1において、n型層41bの側方への大きさはn型層41aより小さく、図4Aに示すように、n型層41bの両側端はn型層41aの両側端より内側に位置してもよい。このようにすることで、n型層41aである光電変換領域が広くなり、感度を向上させることができる。また、n型層41bの側方への大きさはn型層41aより大きく、図4Bに示すように、n型層41bの両側端はn型層41aの両側端より外側に位置していても良い。このようにすることで、深い位置まで到達した光が隣接画素に漏れこむ混色を防止できる。更に、第1のエピタキシャル層11bは、光電変換領域12(n型層41b)と逆の導電型で形成されても良い。
(第2の実施の形態)
本実施の形態に係るCCD型の固体撮像素子1について図5Aを用いて説明する。図5Aは同固体撮像素子1の概略構成を示す断面図である。なお、本実施の形態に係る固体撮像素子1の平面レイアウト図は図1Aと同様であり、図5Aは図1Bと同様に図1AにおけるA−A’線の断面図を示している。
この固体撮像素子1では、図5Aに示すように、たとえばシリコン基板等の半導体基板11a表面上の第1導電型の第1のエピタキシャル層11bと第1導電型の第2のエピタキシャル層11cとに跨がって(第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとの境界を横切る形で、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとにわたって連続して)光電変換領域12が形成されてなる第1画素と、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がらないで(第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとの境界を横切らない形で第1のエピタキシャル層11bおよび第2のエピタキシャル層11cのそれぞれに島状に独立に)光電変換領域12が形成されてなる第2画素とが隣接して配置されている。
この固体撮像素子1では、複数の光電変換領域12の一部が第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成され、複数の光電変換領域12の他部が第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がらないで形成されている。第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成された光電変換領域12と、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がらないで形成された光電変換領域12とが交互に行方向および列方向に並ぶように、複数の光電変換領域12がマトリクス状(行列状)に配置されている。
第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成された光電変換領域12は、入射光を光電変換する領域であり、同じ導電型のn型層(第1の層)41a、n型層(第2の層)41bおよびn型層41c、p+型のホールアキュムレーション層40並びにp型層(pウェル)20から構成される。この光電変換領域12は、n型層41aおよびp型層20が形成された第1のエピタキシャル層11b上に第2のエピタキシャル層11cを形成した後、第2のエピタキシャル層11cにn型層41b、n型層41cおよびホールアキュムレーション層40を形成することにより形成される。n型層41aは第1のエピタキシャル層11bに形成され、n型層41cは第2のエピタキシャル層11cに形成されている。一方、n型層41bは、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成され、n型層41aの全体又は一部と重なっている。n型層41aとn型層41bとは、電気的に接続されている。この光電変換領域12は、上層にホールアキュムレーション層40を備え、下層にn型層41a、41bおよび41cならびにp型層20を備えている。
第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がらないで形成された光電変換領域12は、入射光を光電変換する領域であり、第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がって形成されたn型層およびp型層20を含まず、n型層41a、n型層41c、p型層(pウェル)20aおよびホールアキュムレーション層40から構成される。p型層20は第1のエピタキシャル層11bに形成されるが、p型層20aは第2のエピタキシャル層11cに形成される。この光電変換領域12は、n型層41aが形成された第1のエピタキシャル層11b上に第2のエピタキシャル層11cを形成した後、第2のエピタキシャル層11cにn型層41c、ホールアキュムレーション層40およびp型層20aを形成することにより形成される。n型層41aとn型層41cとは、それぞれ第1のエピタキシャル層11bと第2のエピタキシャル層11cとに跨がらないで離れて形成されており、電気的に分離されている。この光電変換領域12は、上層にホールアキュムレーション層40を備え、下層にn型層41aおよび41cならびにp型層20aを備えている。
第1のエピタキシャル層11bの表面上には、n型層41aとn型層41bとが第2のエピタキシャル層11cを表面からみたとき重なる位置にあるようにn型層41bの形成でその位置を決定するために用いられる工程位置合わせマークが形成されている。第2のエピタキシャル層11cの膜厚は5μm以下である。
第1のエピタキシャル層11bは、例えば3〜5μmの膜厚で形成されている。また第2のエピタキシャル層11cは、例えば1〜3μmの膜厚で形成されている。第1のエピタキシャル層11bおよび第2のエピタキシャル層11cは、その抵抗値がたとえばn型層で0.1〜100Ω・cmとなるように形成されている。
光電変換領域12の側方には、画素分離領域(画素水平分離領域)18、つまり読み出しゲート15、転送部(垂直転送部)16、およびp型層18bが形成されている。転送部16は、その上層にn型層42を備え、その下層にp型層18aおよび18cを備えている。光電変換領域12の下部には、垂直オーバーフロードレインを形成するp型層20および20aが形成されている。転送部16に隣接して、p型層18bが形成されている。
光電変換領域12の上層のホールアキュムレーション層40上方に、基板11に進入する入射光の反射を防ぐ反射防止膜32が形成されている。反射防止膜32の屈折率は、基板の屈折率より大きく、反射防止膜32上の層間絶縁膜の屈折率より小さい。
基板11表面上にはゲート絶縁膜21が形成され、ゲート絶縁膜21上には電荷読み出し電極および電荷転送電極となるゲート電極22が形成されている。ゲート電極22は、1層構造で形成されているが、2層構造、3層構造、または4層構造で形成されてもよい。このゲート電極22は、図示したように、読み出しゲート15および転送部16の直上に形成されることが好ましい。
ゲート電極22およびゲート絶縁膜21を被覆する層間絶縁膜31が基板11表面上に形成されている。さらに層間絶縁膜31とゲート電極22およびゲート絶縁膜21との間には、光電変換領域12上方に開口部が形成された遮光膜33が形成されている。
以下、本実施の形態に係る固体撮像素子1の製造方法(光電変換領域12の詳細な製造方法)を図5B〜図5Iに示す。図5B〜図5Iは、同固体撮像素子1の製造方法における製造工程を示す断面図である。
まず、図5Bに示すように、半導体基板11a上に第1導電型の第1のエピタキシャル層11bを例えば、1100℃以上の高温での化学気相成長法(たとえば、CVD)によって形成する。その後、第1のエピタキシャル層11b表面上に酸化膜もしくは窒化膜からなる保護膜60を例えば、5〜50nmの膜厚で形成する。
次いで、図5Bに示すように、リソグフラフィー技術によって、開口部51が形成されたレジスト膜50を形成する。レジスト膜50は、例えば膜厚が1〜3μm、アスペクト比が10以下とされる。そして、不純物ドーピング技術(例えば、イオン注入法)によって、第1のエピタキシャル層11bに光電変換領域となるn型層41aを複数形成する。n型層41aは、例えば、アウトドーピングし難いSb等の質量が大きい原子で形成される。なお、n型層41aの形成にAs等の軽い原子を使用する場合は、例えば、表面のn型不純物濃度が10-10atoms/cm3未満となるようにn型層41aを第1のエピタキシャル層11b内に形成する。
次いで、図5Cに示すように、リソグラフィ技術によって、開口部51が形成されたレジスト膜50を第1のエピタキシャル層11b表面上に形成し、不純物ドーピング技術(たとえば、イオン注入法)によって、複数のn型層41aを電気的に分離するp型層18aをn型層41aの側方(複数のn型層41aの間)に形成する。
次いで、図5Dに示すように、複数のn型層41aの一部の上方に開口部51が形成されたレジスト膜50を第1のエピタキシャル層11b表面上に形成する。そして、イオン注入法によってn型層41aの一部の下方にp型層20を形成した後、保護膜60をエッチング技術(たとえば、ウエットエッチング)によって除去する。
次いで、図5Eに示すように、第1のエピタキシャル層11bの表面上に第2のエピタキシャル層11cを例えば、1100℃以上の高温での化学気相成長法(CVD)によって形成する。その後、第2のエピタキシャル層11c表面上に酸化膜もしくは窒化膜からなる保護膜61を例えば、5〜50nmの膜厚で形成する。そして、開口部51が形成されたレジスト膜50を第2のエピタキシャル層11c表面上に形成し、不純物ドーピング技術(たとえばイオン注入法)により、第2のエピタキシャル層11cに光電変換領域12となるn型層41cを形成する。
次いで、図5Fに示すように、複数のn型層41cの一部の上方に開口部51が形成され、イオン注入の深さに応じた形態を持つレジストマスクを第2のエピタキシャル層11c表面上に形成する。その後、開口部51下方のn型層41cとn型層41aとが電気的に接続するように接続層としてn型層41bを形成し、深さの異なる光電変換領域12を有する固体撮像素子1を形成する。このとき、n型層41bの一部又は全体がn型層41aおよび41cの両方と精度良く重なるように、第1のエピタキシャル層11b表面上に形成されたアライメントマークを使用する。
次いで、図5Gに示すように、n型層41aおよび41cのペアとn型層41a、41bおよび41cのペアとの間つまり光電変換領域12の間に、光電変換領域12と転送部16とを電気的に分離するp型層である読み出しゲート15、ならびにp型層18a、18bおよび18cの形成をリソグラフィ技術および不純物ドーピング技術によって、例えば、その都度レジストマスクを形成して行う。
次いで、図5Hに示すように、その下方にn型層41bが形成されていないn型層41cの下方に、既存のリソグラフィ技術と不純物ドーピング技術により、p型層20aを形成する。隣り合う光電変換領域12で光電変換を行う領域の深さが異なるが、p型層20aを形成することで、光電変換領域12の深さに関わらず、光電変換を行う領域から一定の位置にp型層が設定される。従って、垂直オーバーフロードレインが画素毎(光電変換領域12毎)に最適化され、電子シャッター時に印加する電圧を同じにすることが可能となる。
次いで、図5Iに示すように、レジスト膜50と保護膜60を除去後、第2のエピタキシャル層11c表面上にゲート絶縁膜21、ゲート電極22および反射防止膜32等を形成する。
上記製造方法で形成された固体撮像素子1は、第1の実施の形態で説明したような作用効果が得られる固体撮像素子となる。
図6は、固体撮像素子の基板内の光電変換領域を構成するn型層の深さ方向(基板表面の法線方向)での不純物濃度分布を示す図である。なお、図6(a)は一般的な固体撮像素子における不純物濃度分布を示し、図6(b)は本実施の形態の固体撮像素子1における不純物濃度分布を示している。また、図6において実線は光電変換領域を構成する各n型層のn型不純物の濃度分布をそれぞれ示しており、破線はその各n型層のn型不純物の濃度を合わせたときの濃度分布を示している。
図6(a)に示すように、一般的な固体撮像素子では基板の深い位置(図6(a)のC部分)で不純物濃度分布の広がりが大きいが、図6(b)に示すように、本実施の形態の固体撮像素子1では、基板の深い位置(図6(b)のD部分)で不純物濃度分布の広がりが小さい。
以上、本発明の固体撮像素子について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、複数の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記実施の形態において、第1導電型としてn型を例示し、第1導電型と逆導電型の第2導電型としてp型を例示したが、第1導電型がp型であり、第2導電型がn型であってもよい。
本発明は、固体撮像素子およびその製造方法に好適であり、例えば各種撮像装置の撮像素子という用途に適用するのに好適である。
1、101 固体撮像素子
11 基板
11a、111a 半導体基板
11b 第1のエピタキシャル層
11c 第2のエピタキシャル層
12、112 光電変換領域
15、115 読み出しゲート
16 転送部
18、118 画素分離領域
18a、18b、18c、20、20a、118a、118b p型層
21 ゲート絶縁膜
22、122 ゲート電極
31、131 層間絶縁膜
32、132 反射防止膜
33、133 遮光膜
40、140 ホールアキュムレーション層
41a、41b、41c、42、142 n型層
50、150 レジスト膜
51、134、151 開口部
60、61、160 保護膜
111b、111c エピタキシャル層
116 垂直転送部
120 pウェル
121 絶縁膜
141 n+型拡散層

Claims (10)

  1. 入射光を光電変換する複数の光電変換領域と、対応する前記光電変換領域から信号電荷を読み出すための読み出しゲートと、前記読み出しゲートによって読み出された前記信号電荷の転送を行うための転送部とが形成された基板を備え、
    前記基板は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1導電型の第1のエピタキシャル層と、前記第1のエピタキシャル層上に形成された第1導電型の第2のエピタキシャル層とを含み、
    前記光電変換領域が、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成されている
    固体撮像素子。
  2. 前記複数の光電変換領域の一部は、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がらないで前記第2のエピタキシャル層に形成されている
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された光電変換領域は、同じ導電型の第1の層および第2の層を含み、前記第1の層が形成された前記第1のエピタキシャル層上に前記第2のエピタキシャル層を形成した後、前記第2のエピタキシャル層に前記第2の層を形成することにより形成される
    請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1のエピタキシャル層の表面上には、工程位置合わせマークが形成されている
    請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  5. 前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された光電変換領域は、前記第1のエピタキシャル層に形成された第1の層と、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成され、前記第1の層と一部が重なる、前記第1の層と同じ導電型の第2の層とを含む
    請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  6. 前記第2のエピタキシャル層の膜厚が、5μm以下である
    請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  7. 前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された光電変換領域は、前記第1のエピタキシャル層に形成された第1導電型と逆導電型の第2導電型のウェルを含む
    請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  8. 前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された光電変換領域は、前記第1のエピタキシャル層に形成された第1導電型と逆導電型の第2導電型のウェルを含み、
    前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がらないで形成された光電変換領域は、前記ウェルを含まない
    請求項2に記載の固体撮像素子。
  9. 前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された光電変換領域は、前記第1のエピタキシャル層に形成された第1の層と、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成され、前記第1の層と一部が重なる、前記第1の層と同じ導電型の第2の層とを含み、
    前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がらないで形成された光電変換領域は、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成された層を含まない
    請求項2に記載の固体撮像素子。
  10. 前記複数の光電変換領域のそれぞれは、前記第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とに跨がって形成されている
    請求項1に記載の固体撮像素子。
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