JP2011258659A - 基板収納容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 開口を有し、収納する基板を支持する棚状支持部を備えた容器本体と、容器本体の開口をシール可能に閉鎖する蓋体とを有する基板収納容器であって、基板収納容器には容器本体と蓋体とを係合させるための施錠機構が備えられていて、該施錠機構は、外部から操作可能な被操作部と、被操作部の動きに連動して、係合凹部に嵌入される係止部材を備えたラッチバーとを有し、係合凹部には、つば部を備えた第一の嵌合部が形成され、係止部材には、第二の嵌合部が形成されていて、第一の嵌合部と第二の嵌合部とが嵌合することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
容器本体の開口部を閉鎖する蓋体には、各基板の前方周縁を個別に保持する弾性片を備えたフロントリテーナが設けられている。このような蓋体には、両者をシール可能に係合するための施錠機構が設けられている(特許文献1、2参照)。
ここにおける施錠機構は、外部から操作可能な操作孔と、カム溝を有する回転部材と、一端部が回転部材のカム溝に係合し、他端に容器本体との係合部を有するラッチバーとを有していて、このラッチバーの他端が容器本体の開口部の内周縁に形成される係合凹部に挿入されて、容器本体と蓋体とが固定される。
また、破損した基板が飛び散ることがないので、作業員が受傷することを防止することもできる。
容器本体2の左右の内側壁5には、収納される基板を水平状態で、一定間隔に整列させて支持するための一対の支持部6が備えられている。これらの内側壁5の外壁の支持部の奥側には位置規制が設けられていて、基板の挿入限度を規制している。
蓋体3には、それぞれの基板の前周部に個別に接触してこれを保持する弾性片を備えたフロントリテーナ11が設けられている。
また、蓋体3の側壁には、シール用のガスケット12が備えられていて、容器本体2との間にシールを形成する。
この場合、第一の嵌合リブの突起部26と、係止部材22先端の回転ローラ24とが噛み合うことになるので、大きな衝撃によって容器本体の開口部が変形しても、施錠機構と係合凹部が噛み合っているので、外れることがなく、容器本体から蓋体が外れて、基板を損傷させたり、基板の破片によってクリーンルームを汚染したり、作業員を負傷させてしまうことを防止できる。
この第二の実施形態の場合も、図5に表すように、容器本体31の開口32をシール可能に閉鎖する蓋体33に施錠機構34が内蔵されている。
蓋体33に内蔵される1対の施錠機構34は、外部から操作可能な回転部材35と、回転部材35のカム溝36に係合してこれと連動する連結部材37と、回転部材35よりも蓋体33の幅方向の中央寄りに配置される板状のラッチバー38とを有し、ラッチバー38の一端部は連結部材37と係合し、ラッチバー38の先端に当たる他端部は、係止部材39となっており、その先端には膨出した突起40(図8)が形成されている。
これらを要部を拡大して表す図8、図9によって、より詳細に説明する。
図8(a)・図9(a)は、解錠状態を現すものであり、このときラッチバー38先端の係止部材39は、図8、図9に示すように、係合凹部43の幅方向から円弧状にスライドして進入して、係止部材39の先端から遠い位置に形成され、断面L字状をしたつば部44を備える第一の嵌合リブ45(図8a・b)と噛み合うようになる。
また、本実施形態では、係止凹部43を貫通穴41と対応させて形成しているので、第一の嵌合部45及びつば部44が離型時にアンダーカットとならないように金型のブロックを分割して形成し、この係止凹部を形成するための金型ブロックを金型の外方向にスライドさせることで、金型から容易に離型させることができる。
図8(b)・図9(b)は、施錠状態を現すものであり、蓋体33が容器本体31側に沈み込むつつ、ラッチバー38が外側に伸長し、係止部材39先端の第二の係合部たる突起40が、第一の嵌合部45につば部44と係合し、衝撃等によっては外れ難くなる。
この施錠機構51は、上述の施錠機構とは異なり、蓋体内に組み込まれるのではなく、容器本体の外側に設けられる。
カム溝52を備えた板状をした被操作部材53が容器本体54の側壁の上辺側から下辺側にかけて移動可能に配置されている。容器本体54の開口55の側壁には容器本体切り欠き56が形成されている。また、蓋体57の側壁には、図11に示すような、蓋体切り欠き部58が形成されていて、蓋体切り欠き部58と隣接するように係合凹部59が形成されている。係合凹部59には、断面略L字形のリブ60が形成されている。
このとき、係合凹部59の断面L字形のリブ60が第一の嵌合部となり、係止部材61の先端が折れ曲がった部分62は、第二の嵌合部となり、第一の嵌合部と第二の嵌合部とが噛み合うことで、強固に施錠される。
この場合も先ほどの実施形態と同様の効果が得られる。
また、収納溝65の側壁は、被操作部材53が上下動するときの幅方向の動きを規制している。係止部材61には、前記した第一のカム溝67と、被操作部材53と係合するための1対の第二の円柱突起71が形成されている。
被操作部材53の係止部材61の第二の円柱突起71と向き合う領域には、第二のカム溝72が形成されていて、係止部材61の第二の円柱突起71と係合して支持されている。
第二のカム溝72は、水平方向に対して僅かな傾斜角度に形成される緩傾斜溝73と、垂直方向から僅かに傾斜した急傾斜溝74とを有する。
図16(a)の状態では、係止部材61の第二の円柱突起71が、被操作部材53の緩傾斜溝73の一端に係合されていて、上下方向の移動は制限されているので、両者の相対位置は変化しないで、これらの部材は、第一の円柱突起66に案内されながら、第一のカム溝67の垂直溝68の上端に位置する図16(b)の状態まで、一緒に下降していく。
次の段階である図16(b)〜図16(c)の状態では、係止部材61が、第一の円柱突起66に案内されて、第一のカム溝67の垂直溝68と連結された傾斜溝69の他端部まで移動するようになるので、係止部材61と被操作部材53とは斜め下方に移動することとなる。すなわち、係止部材の第二の嵌合部75が、図16の図内で右側に移動しながら下降していくこととなる。このとき、第二の円柱突起71は、第二のカム溝72の緩傾斜溝73の他端部に位置するようになる。
このように、施錠の最終段階においては、被操作部材53と、係止部材61とは異なる方向に動くようになり、第一の嵌合部と第二の嵌合部75とが係合する位置まで移動する。
図16(a)〜(d)で説明したように、第二の嵌合部75は、蓋体の切り欠き76領域(係止凹部の上方で、第一の嵌合部であるL字型形のリブ60の斜め上方)に位置している。被操作部材53が下方に押されることで、係止部材61は、下方に移動するとともに、次に第一の嵌合部に接近する方向に僅かに移動して、さらに下方に押圧されることで、第一の嵌合部と、第二の嵌合部75とが接触して嵌合するまで図17の右方向に移動することとなる。この状態で容器本体と蓋体とは施錠されて、固定される。
このように、第一の嵌合部と第二の嵌合部とが噛み合うことで、容器本体と蓋体とは、強固に施錠される。
この場合も先ほどの実施形態と同様の効果が得られる。
なお、解錠するときには、上記と逆の動きをすることで、解錠される。
2:容器本体
3:蓋体
4:係合凹部
5:(容器本体2⇒2の左右の)内側壁
6:支持部
7:ロボティックフランジ
8:マニュアルハンドル
9:サイドレール
10:ボトムプレート
11:フロントリテーナ
12:ガスケット
13:施錠機構
14:回転部材
15:カム溝
16:連結部
17:ラッチバー
18:係止部材(第一の嵌合部)
19:軸部
20:第一の端部
21:第二の端部
22:第三の端部(係止部材)
23:貫通穴
24:回転ローラ(第二の嵌合部)
25:軸
26:(円弧状の)突起部(第一の嵌合リブ)
31:容器本体
32:開口
33:蓋体
34:施錠機構
35:回転部材
36:カム溝
37:連結部材
38:ラッチバー
39:係止部材
40:突起(第二の嵌合部)
41:貫通穴
42:ガイドリブ
43:係合凹部
44:つば部
45:第一の嵌合リブ
46:第一の嵌合部
51:施錠機構
52:カム溝
53:被操作部材
54:容器本体
55:開口
56:容器本体切り欠き
57:蓋体
58:蓋体切り欠き部
59:係合凹部
60:L字形のリブ(第一の嵌合部)
61:係止部材(第二の嵌合部)
62:第二の嵌合部(先端が折れ曲がった部分)
63:操作手段
64:ガイド部材
65:収納溝
66:第一の円柱突起
67:第一のカム溝
68:垂直溝
69:傾斜溝
70:水平溝
71:第二の円柱突起
72:第二のカム溝
73:緩傾斜溝
74:急傾斜溝
75:(係止部材61の)第二の嵌合部
76:切り欠き
77:(ガイド部材の)内側壁
Claims (7)
- 開口を有し、収納する基板を支持する棚状支持部を備えた容器本体と、容器本体の開口をシール可能に閉鎖する蓋体とを有する基板収納容器であって、基板収納容器には容器本体と蓋体とを係合させるための施錠機構が備えられていて、該施錠機構は、外部から操作可能な被操作部材と、該被操作部材の動きに連動して、係合凹部に嵌入される係止部を備えたラッチバーとを有し、該係合凹部には、つば部を備えた第一の嵌合部が形成され、前記係止部材には、第二の嵌合部が形成されていて、第一の嵌合部と第二の嵌合部とが嵌合することを特徴とする基板収納容器。
- 前記係止部材の第二の嵌合部には、つば部が備えられ、第一の嵌合部と第二の嵌合部とが噛み合う請求項1記載の基板収納容器。
- 前記施錠機構が、回転部材と、一端が回転部材に係合することで、回転部材の動きに連動して係止凹部に出没するラッチバーとからなり、ラッチバーの他端の係止部材の第二の嵌合部が円弧状の軌跡を描いて、係合凹部の第一の嵌合部に、噛み合う請求項1又は2記載の基板収納容器。
- 前記ラッチバーが、回転部材の操作孔よりも蓋体の幅方向の中心線寄りに配置されていて、回転部材と連動する連結部によってラッチバーが蓋体の幅方向にスライドして係止凹部に挿入される請求項3記載の基板収納容器。
- 前記ラッチバーが、回転部材に設けられるカム溝に係合される円柱突起を一端に有し、他端は蓋体に揺動可能に軸支されていて、ラッチバーの他端には、係止部材が軸支されていて、回転部材の動きに連動してラッチバーが蓋体の側壁方向にスライドし、該係止部材は、ラッチバーの動きに合わせて、蓋体の厚さ方向に円弧状に移動して、係止凹部の第一の嵌合部を乗り越えて嵌合する請求項3記載の基板収納容器。
- 前記係止凹部が、容器本体の開口部内側から外側にかけて形成される貫通穴を備えている請求項1〜5のいずれかに記載の基板収納容器。
- 開口を有し、収納する基板を支持する棚状支持部を備えた容器本体と、容器本体の開口をシール可能に閉鎖する蓋体とを有する基板収納容器であって、基板収納容器には容器本体と蓋体とを係合させるための施錠機構が備えられていて、該施錠機構が、容器本体の外壁に固定されていて、カム溝を備えた棒状又は板状をした非操作部と、カム溝を介して移動可能に支持される第二の嵌合部を備えた係合部とを有し、蓋体には、係合部が通過可能な切欠きと、係止凹部となる第一の嵌合部が形成されていて、係合凹部の第一の嵌合部と、係止部材の第二の嵌合部とが噛み合うことを特徴とする基板収納容器。
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