JP2011257608A - 照明装置 - Google Patents

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伸二郎 青野
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Abstract

【課題】有機EL素子が発光をしていない場合でも文字やシンボルが認識可能である照明装置を提供する。
【解決手段】本発明の照明装置は、透明基板と、この透明基板の上に形成される第1の透明電極と、この第1の透明電極の上に形成される絶縁性の隔壁と、前記第1の透明電極の上に、前記絶縁性の隔壁により分離して形成されるその第1の透明電極の上に形成される複数の有機層と、その有機層の上に形成される第2の透明電極とを有する有機EL素子と、その有機EL素子の外側に前記有機層の発光パターンと略同様のパターンが形成された背面板を有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置に関し、特に有機EL素子を用いた照明装置に関する。
近年、一般照明として有機EL(OLED)素子が注目されている。有機EL素子は、従来から光源として用いられている熱陰極放電ランプやLEDに比べて薄型化が可能であるため、特に看板用途に注目されている。このような有機EL素子として、例えば、特開2001−13898号公報(以下、特許文献1)に記載されている。特許文献1には、透明基板の表の面の透明な電極材料により形成された透明電極と、この透明電極に積層された有機EL材料からなる発光層と、この発光層に積層され、前記透明電極に対向して形成された背面電極とを有した有機EL素子が記載されている。
特開2001−13898号公報
しかしながら、このような有機EL素子では、有機EL素子が何らかの不慮の事故により発光しなくなった場合、有機EL素子に形成された表示を目視で認識することが困難であることが判明した。
本発明は上記問題に鑑み為されたものであり、有機EL素子が発光をしていない場合においても、文字やシンボルが認識しやすい照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、透明基板と、この透明基板の上に形成される第1の透明電極と、この第1の透明電極の上に形成される絶縁性の隔壁と、前記第1の透明電極の上に、前記絶縁性の隔壁により分離して形成される複数の有機層と、この有機層の上に形成される第2の透明電極を有する有機EL素子と、この有機EL素子の外側に前記有機層の発光パターンと略同様のパターンが形成された背面板を有することを特徴としている。
本発明によれば、有機EL素子が発光していない場合でも、文字やシンボルが認識しやすい照明装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を示す照明装置の斜視図。 図1の一点鎖線A−A’に沿った断面図。 図1の発光しているときの有機層5および背面板9のパターンを示す図。 図3の第1の変形例を示す図。 図3の第2の変形例を示す図。 図1の有機EL素子1の製造方法を説明するための断面図。 本発明の他の実施の形態を示す図。
本発明の発明者らは、上記問題を解決するために、有機EL素子の発光パターンと略同様のパターンが形成された背面板を有する照明装置を用いることによって、有機EL素子が発光をしていなくとも文字やシンボルが認識しやすくなることを見出し、本発明を完成するに至った。これにより、有機EL素子が何らかの不慮の事故により発光しなくなった場合でも有機EL素子に形成された表示を容易に目視で認識することが可能となる。
以下、本実施形態の照明装置について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置11を示す斜視図を示し、図2は、図1における照明装置11の一点鎖線A−A’に沿った断面図を示している。
図1、図2(a)に示すように、照明装置11は、有機EL素子1と背面板9から構成される。有機EL素子1は、基板2の表面に第1の電極3、絶縁膜4、有機層5a、5b、第2の電極6が逐次積層され、薄い略立方体形状に形成されており、基板2はUV硬化樹脂7を介して、封止材8と封止されている。また、背面板9は、基板2の第1の電極3、絶縁膜4、有機層5a、5b、第2の電極6が形成された面の反対側に配設されている。なお、背面板9は、図2(b)に示すように、封止材8側に配設されていても構わない。この場合、封止材8側が背面側となる。
基板2に用いられるものとしては、例えば無アルカリガラスのような透光性を有するガラスが挙げられるが、透光性を有するものであれば特に限定されず、例えばPETやPENで構成されるフレキシブルな材料を用いてもかまわない。
第1の電極3は、有機層5a、5bに電子を供給する。第1の電極3は、例えば真空蒸着法により基板2の表面の大部分を覆って略平坦に形成される。第1の電極3に用いられるものとしては、透光性を有する導電体で、例えばマグネシウム銀合金、酸化スズ、酸化亜鉛、インジウムドープ酸化スズ(ITO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)などが挙げられ、第2の電極6に用いた材料に対して適宜選択される。
絶縁膜4は、有機層5aと有機層5bを分離する絶縁性の隔壁として、第1の電極3表面に、例えばフォトリソグラフィ法によりパターン形成され、有機層5a、5b間のショートを抑制する。絶縁膜4に用いられるものとしては、例えばポリイミド樹脂やノボラック樹脂などの絶縁体が挙げられる。
有機層5a、5bは、第1の電極3および第2の電極6より電子、正孔が供給されることで発光する。有機層5a、5bは、例えばフォトマスクを用いて真空蒸着法により第1の電極3上に形成される。有機層5a、5bに用いられるものとしては、例えばα−NPDやAlqなどが挙げられる。また、有機層5a、5bの種類は限定されず、所望のシンボルを得るために必要な種類の数だけ有機層を形成すればよい。また、有機層5a、5bは、おのおの一層に限らず複数の層から成っていてもよい。
第2の電極6は、有機層5a、5bに正孔を供給する。第2の電極6は、図2に示すように、例えばフォトマスクを用いて、真空蒸着法により絶縁膜4で分離された有機層5a及び有機層5b上にそれぞれ形成される。第2の電極6に用いられるものとしては、第1の電極3と同様に透光性を有する導電体であればよく、例えばマグネシウム銀合金、酸化スズ、酸化亜鉛、インジウムドープ酸化スズ(ITO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)などが挙げられ、第1の電極3で用いた材料に対して適宜選択される。
UV硬化樹脂7は、基板2および封止材8を封止する。UV硬化樹脂7としては、例えば紫外線硬化性エポキシ樹脂などが挙げられる。UV硬化樹脂7は、第1の電極3が形成されていない基板2の表面に、例えばディスペンサによる吐出法により形成される。
封止材8は、UV硬化樹脂7と協調して、有機EL素子1の内部に水分やガスが侵入しないように気密に保つ。封止材8は、UV硬化樹脂7形成後に貼り合わされ、UV硬化樹脂7に例えば紫外線を照射することによって封止される。封止材8に用いられるものとしては、例えば無アルカリガラスである。また、図7に示すように、UV硬化樹脂7および封止材8の代わりに、バリアフィルム10を用いてもよい。
このような構成により、有機EL素子1は、透光性を有した有機EL素子となる。
背面板9は、有機EL素子1の発光パターンと略同様のパターンが形成されている。背面板9に用いられるものとしては、例えばプラスチックなどが挙げられ、印刷などによって上記略同様のパターンが形成される。なお、ここでいう「略同様」とは、有機EL素子1の発光パターンと同一であるものだけでなく、多少の寸法公差、例えば有機EL素子の発光パターンの寸法±10%、望ましくは5%まで許容されるものとする。また、有機EL素子1と背面板9とが協調して発光パターンを形成するものであってもよい。例えば、図3に示すように、有機EL素子1に有機層5a、5bが形成された発光パターン及び背面板9のパターンだけでなく、図4に示すように有機EL素子1に有機層5aのみが形成されているようなものや、図5に示すように有機EL素子1に有機層5bのみが形成されているようなものも含む。即ち、有機EL素子1が発光しているときと有機EL素子1が発光していないときに視認可能であるパターンが略同一であればよい。
ここで、有機層5a、5bは、図2に示すように、絶縁膜4により分割される。有機層5a、5bが絶縁膜4により分割されているのは、有機層5a、5bに電界を印加して発光するときに有機層5aが発光するために必要とするエネルギーと有機層5bが発光するために必要とするエネルギーが異なるためである。有機層5a、5bが同一の第1の電極3および第2の電極6により電力が供給されると、一方の有機層のみ発光する可能性があるからである。よって、有機層5a、5bは絶縁膜4により分割されているのがよい。また、第2の電極6が絶縁膜4により分割されているのは、同様の理由により、有機層5aおよび有機層5bに印加する電力を変化させるためである。
次に、照明装置11の製造方法について、図6を用いて詳細に説明する。
図6は、照明装置11の各製造工程における断面図を示している。
先ず、第1の電極形成工程は、図6(a)に示す基板2の表面に図6(b)に示すように、基板2の表面の大部分を覆うように、平坦に第1の電極3を真空蒸着法により形成する。このとき、基板2の端部にUV硬化樹脂7が形成されるように、第1の電極3を基板2の端部からの距離Wが0.5mm以上、望ましくは1.0mm以上あけて形成するのがよい。
絶縁膜パターン形成工程は、図6(c)に示すように、有機層5a、5bの所望の境界の位置に、例えばフォトリソグラフィにより絶縁膜4を第1の電極3の表面に形成する。このとき、絶縁膜4の幅は50μm、望ましくは10μmであればよい。
有機層5a形成工程は、図6(d)に示すように、所望の領域に有機層5aを得るためのマスクを用い、真空蒸着法により、所望の領域の第1の電極3の上に、有機層5aを形成する。有機層5b形成工程は、有機層5a形成工程と同様、図6(e)に示すように、所望の領域に有機層5bを得るためのマスクを用い、真空蒸着法により、所望の領域の第1の電極3の上に、有機層5bを形成する。
第2の電極形成工程は、図6(f)に示すように、有機層5a、5bの上に第2の電極をスパッタリング法により形成する。このとき、絶縁膜4の上に第2の電極6が形成されないことが望ましい。
UV硬化樹脂形成工程は、図6(g)に示すように、基板2の端部に、第1の電極3、絶縁膜4、有機層5a、5bおよび第2の電極6の積層厚さよりも厚く、UV硬化樹脂7を吐出法により形成する。
封止工程は、図6(h)に示すように、UV硬化樹脂7の上に、封止材8を配設し、UV硬化樹脂7および封止材8に紫外線を照射してUV硬化樹脂7および封止材8を封止する。
背面板取り付け工程は、図6(i)に示すように、封止材8が配設された基板2の第1の電極3、有機層5a、5b、第2の電極6が形成された面の反対側に、背面板9を取り付ける。これにより、照明装置11が得られる。
以上述べたように、本実施形態によれば、背面板9と有機EL素子1から構成される照明装置11が得られ、有機層5a、5bの発光が、それらの異常によって実現されなくても、有機層5a、5bの発光によって得られるパターンと略同様のパターンが背面板9に形成されているため、照明装置11のパターンが視認可能となる。
このように、本発明の照明装置によれば、有機EL素子が発光していなくとも文字やシンボルが認識しやすい有機EL素子を提供することができる。なお、上記の実施形態は本発明の一例に過ぎず、本発明が上記構成に限定されるものではない。
1 …有機EL素子
2 …基板
3 …第1の電極
4 …絶縁膜
5 …有機層
6 …第2の電極
7 …UV硬化樹脂
8 …封止材
9 …背面板
10…バリアフィルム
11…照明装置

Claims (4)

  1. 透明基板と、
    この透明基板の上に形成される第1の透明電極と、
    この第1の透明電極の上に形成される絶縁性の隔壁と、
    前記第1の透明電極の上に、前記絶縁性の隔壁により分離して形成される複数の有機層と、
    この有機層の上に形成される第2の透明電極を有する有機EL素子と、
    この有機EL素子の外側に前記有機層の発光パターンと略同様のパターンが形成された背面板を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記有機EL素子は、透光性であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記背面板のパターンの一部分が視認可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記有機EL素子が発光していないときに前記背面板のパターンが視認可能となることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018028232A1 (zh) * 2016-08-09 2018-02-15 京东方科技集团股份有限公司 有机发光二极管照明灯片及其制备方法
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