JP2011257002A - ショックアブソーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で作動油に空気が入り込むことを防止すること。
【解決手段】 ショックアブソーバーは、上部シリンダと、該上部シリンダの下端部に配置されたピストン弁と、前記上部チャン紅滑動可能に配置されたフリーピストンであって、前記上部シリンダをエアーチャンバと上部オイルチャンバとに分割するフリーピストンと、前記上部シリンダの下端部の周りに滑動可能に配置された下部シリンダであって下部オイルチャンバを有する下部シリンダとを含む。フリーピストンとエアーチャンバとが上部チャンバに配置されているから、ショックアブソーバーは簡単な構造を有する。また、上部シリンダと下部シリンダとが相対的に移動されると、フリーピストンは、上部オイルチャンバの容積を調整すべく及び減衰効果を提供すべく、移動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ショックアブソーバーに関し、特に車両に備えられるショックアブソーバーに関する
この種のショックアブソーバーは、車両が凹凸のある場所を運転されるときに、車両の振動を減衰させる筒状流体圧装置である。
図7を参照するに、従来の第1のショックアブソーバーは、外側シリンダ92と、内側シリンダ91と、ピストン弁93と、ピストンロッド94と、調整弁95と、上部オイルチャンバ911と、下部オイルチャンバ912と、バッファーチャンバ921とを含む。内側シリンダ91は、外側チャンバ92に堅固に組み付けられており、また外側シリンダ92の上端部に取り付けられた上端を有する。ピストン弁93は、内側シリンダ91内に滑動可能に配置されている。ピストンロッド94は、内側シリンダ91の上端と外側シリンダ92の上端とを滑動可能に貫通し、ピストン弁93に堅固に取り付けられている。調整弁95は、内側シリンダ91の下端に堅固に取り付けられている。上部オイルチャンバ911は、ピストン弁93と内側シリンダ91の上端との間に形成されており、また作動油で満たされている。下部オイルチャンバ912は、ピストン弁93と調整弁95との間に形成され、作動油で満たされている。バッファーチャンバ921は、外側チャンバ92内に形成されている。
ピストンロッド94がピストン弁93と共に移動するとき、上部オイルチャンバ911内及び下部オイルチャンバ912内の作動油は、ピストン弁93を経て流れ、それにより従来の第1のショックアブソーバーに適用された衝撃を吸収する、いわゆる減衰効果を提供する。また、ピストンロッド94が上部オイルチャンバ911の内部に又は外部に移動するとき、ピストンロッド94は上部オイルチャンバ911内の空間を異なる容積にする。それゆえに、上部チャンバ911内及び下部オイルチャンバ912内の作動油は、調整弁95を経てバッファーチャンバ921に流れ、それにより上部チャンバ911内及び下部オイルチャンバ及び912内の作動油の量が調整される。しかし、作動油がバッファーチャンバ921に流れるとき、バッファーチャンバ921内の空気は、作動油に接し、従来の第1のショックアブソーバーの減衰効果を低減させるようにその作動油に浸透する、すなわち広がる。
図8を参照するに、空気が作動油に広がることを防止するために、従来の第2のショックアブソーバーは、シリンダ81と、ピストン弁82と、ピストンロッド83と、フリーピストン84と、上部オイルチャンバ811と、下部オイルチャンバ812と、エアーチャンバ813とを有する。ピストン弁82は、シリンダ81内に滑動可能に配置されている。ピストンロッド83は、シリンダ81の上端を滑動可能に貫通し、ピストン弁82に堅固に取り付けられている。フリーピストン84は、ピストンロッド83とシリンダ81の下端との間にあってシリンダ81内に滑動可能に配置されている。上部オイルチャンバ811は、シリンダ81の上端とピストン弁82との間に形成されており、また作動油で満たされている。下部オイルチャンバ812は、ピストン弁82とフリーピストン84との間に形成されており、また作動油で満たされている。エアーチャンバ813は、フリーピストン84とシリンダ81の下端との間に形成されている。
このため、ピストンロッド83がピストン弁82と共に滑動するとき、フリーピストン84が滑動し、上部及び下部のオイルチャンバ811及び812の容積が調整される。しかし、エアーチャンバ813が従来の第1のショックアブソーバーと同様にシリンダ81のトータル長さを長くするから、従来の第2のショックアブソーバーは構造が複雑になる。
本発明の主たる目的は、簡単な構造で作動油に空気が入り込むことを防止することにある。
ショックアブソーバーは、上部シリンダモジュールと、フリーピストンと、エアーチャンバと、上部オイルチャンバと、下部シリンダモジュールと、下部オイルチャンバとを有する。シリンダモジュールは、上部シリンダと、上部シリンダの上端に取り付けられた頂部キャップと、上部シリンダの下端部に確実に取り付けられたピストン弁とを有する。フリーピストンは、上部シリンダ内に滑動可能に配置されている。エアーチャンバは、頂部キャップとフリーピストンとの間にあって上部シリンダ内に形成されている。上部オイルチャンバは、フリーピストンとピストン弁との間にあって上部シリンダ内に形成されている。下部シリンダモジュールは、上部シリンダに対して滑動可能に上部シリンダの下端部に取り付けられた下部シリンダと、下部シリンダの下端部に取り付けられた底部キャップとを有する。下部オイルチャンバは、ピストン弁と底部キャップとの間にあって下部シリンダ内に形成されている。
フリーピストンとエアーチャンバとが上部チャンバに配置されていることから、ショックアブソーバーは簡単な構造を有する。また、上部及び下部のシリンダが相対的に活動するとき、フリーピストンは、上部及び下部のオイルチャンバの容積を調整して、減衰効果を提供するように、滑動する。ショックアブソーバー内の作動油は空気に接触せず、それゆえに空気は作動油に広がらない。
本発明に従うショックアブソーバーの第1の実施例を示す斜視図。 図1に示すショックアブソーバーの第1の実施例の縦断面図。 本発明に従うショックアブソーバーの第2の実施例を示す縦断面図。 本発明に従うショックアブソーバーの第3の実施例をその一部を分解して示す斜視図。 図4に示すショックアブソーバーの第3の実施例の従断面図。 本発明に従うショックアブソーバーの第4の実施例を示す縦断面図。 従来の第1のショックアブソーバーをその一部を断面して示す図。 従来の第2のショックアブソーバーをその一部を断面して示す図。
図1及び図2を参照するに、本発明に従うショックアブソーバーの第1の実施例は、上側シリンダモジュールすなわち上部シリンダモジュール10と、フリーピストン14と、エアーチャンバ15と、上側オイルチャンバすなわち上部オイルチャンバ16と、下側シリンダモジュールすなわち下部シリンダモジュール20と、下側オイルチャンバすなわち下部オイルチャンバ23と、側部オイルチャンバ24と、エアーコック17とを含む。
上部シリンダモジュール10は、上側シリンダすなわち上部シリンダ11と、頂部キャップ12と、ピストン弁13とを有する。頂部キャップ12は、上部シリンダ11の上端部に取り付けられている。ピストン弁13は、上部シリンダ11の下端部に確実に取り付けられている。
フリーピストン14は、上部シリンダ11内に滑動可能に配置されている。
エアーチャンバ15は、頂部キャップ12とフリーピストン14との間に形成されており、また空気で満たされている。
上部オイルチャンバ16は、フリーピストン14とピストン弁13との間にあって上部シリンダ11内に形成されており、また作動油で満たされている。
下部シリンダモジュール20は、下側シリンダすなわち下部シリンダ21と底部キャップ22とを有する。下部シリンダ21は、上部シリンダ11に対し相対的滑動可能に、上部シリンダ11の下端部の周りに取り付けられている。底部キャップ22は、下部シリンダ21の下端部に取り付けられている。
下部オイルチャンバ23は、ピストン弁13と底部キャップ22との間にあって下部シリンダ21内に形成されており、また作動油で満たされている。
上部シリンダ11と下部シリンダ21とが相対的に滑動すなわち移動するとき、上部オイルチャンバ16及び下部オイルチャンバ23内の作動油は、ピストン弁13を経て流れて、このショックアブソーバーに適用された衝撃吸収の減衰効果を提供する。
ショックアブソーバーが収縮するように上部シリンダ11が下部シリンダ21内に向けて下方に移動されると、下部オイルチャンバ23内の作動油は、減衰力を形成すべく、ピストン弁13を経て上部オイルチャンバ16に流れる。その結果、フリーピストン14が上方へ押されて、エアーチャンバ15の容積が減少し、エアーチャンバ15内の空気圧が上昇する。
ショックアブソーバーが伸長するように上部シリンダ11が下部シリンダ21の外に向けて上方に移動されると、真空吸引力が下部オイルチャンバ23内に形成されて、エアーチャンバ15の空気圧がフリーピストン14をピストン弁13に向けて移動させるように押す。それゆえに、上部オイルチャンバ16に流れる作動油は、減衰力を形成すべく、ピストン弁13を経て下部オイルチャンバ23に流れる。その結果、エアーチャンバ15の容積が増大し、エアーチャンバ15内の空気圧が低下する。
このショックアブソーバーは、上部シリンダ11が下部シリンダ21に対して相対的に移動することにより、減衰効果を生じる。フリーピストン14とエアーチャンバ15とが上部シリンダ11に配置されているから、このショックアブソーバーは、単純な構造を有する。上部シリンダ11と下部シリンダ21とが相対的に移動するとき、フリーピストン14は、上部オイルチャンバ16の容積を調整するように、滑動する。それゆえに、ショックアブソーバー内の作動油は空気に接触せず、作動油に空気が入り込まない。
側部オイルチャンバ24は、上部シリンダ11の外周面と下部シリンダ21の内周面との間に形成されており、また作動油で満たされている。上部及び下部のシリンダ11及び21が相対的に滑動するとき、側部オイルチャンバ24及び下部シリンダ21内の作動油はピストン弁13と下部シリンダ21の内面との間の隙間を経て流れる。
エアーコック17は頂部キャップ12に取り付けられている。このため、ユーザーは、エアーチャンバ15に空気を入れるかエアーチャンバ15から空気を抜くことにより、エアーチャンバ15内の空気圧を調整することができる。
エアーチャンバ15に空気が充満されていると、エアーチャンバ15内の空気圧は、上方へのフリーピストン14の移動を停止させるように、反発することになる。その結果、上部オイルチャンバ16及び下部オイルチャンバ23内の作動油の流れが止まる。それゆえに、ユーザーがエアーチャンバ15内の空気圧を調整すべくエアーチャンバ15に対する空気の供給又は抜き取りをすると、フリーピストン14に作用する反力と、上部オイルチャンバ16及び下部オイルチャンバ23内の作動油と、ショックアブソーバーの減衰力とがユーザーの必要性に応じて調整される。ショックアブソーバーの伸縮に応じて、ショックアブソーバーの減衰力は、主として、作動油及びピストン弁13により生じる。エアーチャンバ15内の空気圧を調整すれば、ショックアブソーバーの減衰力が調整される。
図3を参照するに、本発明に係るショックアブソーバーの第2の実施例は、さらに、内側シリンダすなわち内部シリンダ31と、内部ピストン32と、ピストンロッド33とを含む。
内部シリンダ31は、下部オイルチャンバ23内に安定的に配置されており、また下部オイルチャンバ23を内側オイルチャンバすなわち内部オイルチャンバ231と外側オイルチャンバすなわち外部オイルチャンバ232とに分割しており、さらに下端部、上端部及び複数の貫通穴232とを有する。内部シリンダ31の下端部は底部キャップ22に取り付けられている。内部シリンダ31の上端部はピストン弁13に対向されている。貫通穴311は内部シリンダ31を貫通して形成されている。
内部ピストン32は内部シリンダ31内に滑動可能に配置されている。
ピストンロッド33は、内部シリンダ31の上端を滑動可能に同軸的に貫通しており、またピストン弁13及び内部ピストン32にそれぞれ連結された2つの端部を有する。
上部シリンダ11と下部シリンダ21とが相対的に移動されると、ピストン弁13は、内部ピストン32が内部シリンダ31内で滑動するように、ピストンロッド33と内部ピストン32とを移動させる。このため、下部オイルチャンバ23内の作動油は、内部シリンダ31の貫通穴311を経て内部オイルチャンバ231と外部オイルチャンバ232との間を流れる。
貫通穴311は、内部シリンダ31の上端部に近い部位ほど、高密度に分散されていてもよい。ショックアブソーバーが収縮され、かつ内部シリンダ31の上端近くに位置されている内部ピストン32が内部シリンダ31の下端部に向けて移動されるとき、内部オイルチャンバ231内の作動油は、内部オイルチャンバ231の多くの貫通穴311を経て外部オイルチャンバ232に流れることができる。それゆえに、内部ピストン32に作用する抵抗は小さい。また、ショックアブソーバーがさらに収縮され、かつ内部シリンダ31の下端部近くに移動された内部ピストン32が内部シリンダ31の下端に向けてさらに移動されると、内部オイルチャンバ231内の作動油は、内部シリンダ31の貫通穴311の一部を経て外部オイルチャンバ232に流れることができる。それゆえに、内部ピストン32に作用する抵抗は大きくなる。
しかし、貫通穴311は、内部シリンダ31の上端部に近い部位ほど、低密度に分散されていてもよい。ショックアブそーバーが伸長され、かつ内部シリンダ31の下端近くに位置された内部ピストン32が内部シリンダ31の上端部に向けて移動されるとき、内部オイルチャンバ231内の作動油は、内部シリンダ31の多くの貫通穴311を経て外部オイルチャンバ232に流れることができる。それゆえに、内部ピストン32に作用する抵抗は小さい。また、ショックアブソーバーがさらに伸長され、内部シリンダ31の上端部付近に移動された内部ピストン32が内部シリンダ31の上端に向けてさらに移動されると、内部オイルチャンバ231内の作動油は、外部オイルチャン部232の貫通穴311の一部を経て外部オイルチャン部232に流れる。それゆえに、内部ピストン32に作用する抵抗は大きくなる。
内部シリンダ31の貫通穴311の密度を適宜な値とすることにより、収縮時又は伸長時のショックアブソーバーの減衰効果を適宜な値とすることができる。
図4から図6を参照するに、本発明に従うショックアブソーバーの第3及び第4の実施例において、ショックアブソーバーは、さらに、制御弁40と、第1の通路43と、第2の通路44とを含む。
制御弁40は、調整スリーブ41とバルブロッド42とを有する。調整スリーブ41は、調整スリーブ411を貫通して形成された異なる寸法を持つ複数のフローホール411を有する。バルブロッド42は、調整スリーブ41に回転可能に取り付けられており、また軸線方向へ延びる軸方向穴421と半径方向へ延びる半径方向穴422とを有する。軸方向穴421は、バルブロッド42の端部に形成されている。半径方向穴422は、バルブロッド42の側面を貫通して形成されており、また軸方向穴421に連通されており、さらに調整スリーブ41のフローホール411の1つに対応される。
第1の通路43は、内部オイルチャンバ231と、制御弁40のバルブロッド42の軸方向穴421とを連通しており、また制御弁40により連通性を制御される。
第2の通路44は、外部オイルチャンバ231と、制御弁40の調整スリーブ41のフローホール411とを連通しており、また制御弁40により連通状態を制御される。
図4及び5を参照するに、ショックアブソーバーの第3の実施例においては、制御弁40を下部シリンダ21の外側に取り付けている。
図6を参照するに、ショックアブソーバーの第4の実施例においては、制御弁40を下部シリンダ21の内側に取り付けている。
ユーザーがバルブロッド42の軸方向穴422を調整スリーブ41のフローホール411の1つに対応させるようにバルブロッド42を回転させると、第1の通路43による連通状態と、第2の通路44による連通状態とは、そのフローホール411の大きさに応じて、異なる。バルブロッド42の軸方向穴422が大きいフローホール411に対応されると、制御弁40を経て流れる作動油に作用する抵抗は小さくなる。バルブロッド42の軸線方向穴422が小さいフローホール411に対応されると、制御弁40を経て流れる作動油に作用する抵抗は大きくなる。それゆえに、バルブロッド42を回転させることにより、ショックアブソーバーの減衰効果を調整することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
10 上部シリンダモジュール
11 上部シリンダ
12 頂部キャップ
13 ピストン弁
14 フリーピストン
15 エアーチャンバ
16 上部オイルチャンバ
17 エアーコック
20 下部シリンダモジュール
21 下部シリンダ
22 底部キャップ
23 下部オイルチャンバ
24 側部オイルチャンバ
31 内部シリンダ
311 貫通穴
32 内部ピストン
33 ピストンロッド
231 内部オイルチャンバ
232 外部オイルチャンバ
40 制御弁
41 調整スリーブ
411 フローホール
42 バルブロッド
421 軸方向穴
422 半径方向穴
43,44 第1及び第2の通路

Claims (9)

  1. 上部シリンダ、該上部シリンダの上端部に取り付けられた頂部キャップ、及び前記上部シリンダの下端部に取り付けられたピストン弁を有する上部シリンダモジュールと、
    前記上部シリンダに滑動可能に配置されたフリーピストンと、
    前記頂部キャップと前記ピストン弁との間にあって前記上部シリンダ内に形成された空気チャンバと、
    前記フリーピストンと前記ピストン弁との間にあって前記上部シリンダに形成された上部オイルチャンバと、
    前記上部シリンダの下端部の周りに相対的に滑動可能に取り付けられた下部シリンダ、及び該下部シリンダの下端部に取り付けられた底部キャップを有する下部シリンダモジュールと、
    前記ピストン弁と前記底部キャップとの間にあって前記下部シリンダに形成された下部オイルチャンバとを含む、ショックアブソーバー。
  2. 前記頂部キャップに取り付けられた空気コックを含む、請求項1に記載のショックアブソーバー。
  3. 前記前記上部シリンダの外面と前記下部シリンダの内面との間に形成された側部オイルチャンバを含む、請求項1に記載のショックアブソーバー。
  4. 前記上部シリンダの外面と前記下部シリンダの内面との間に形成された側部オイルチャンバを含む、請求項2に記載のショックアブソーバー。
  5. 前記下部オイルチャンバに配置された内部シリンダであって、前記下部オイルチャンバを内部オイルチャンバと外部オイルチャンバとに分割し、また前記内部チャンバを貫通して形成された複数の貫通穴を有する内部シリンダと、該内部シリンダ内に滑動可能に配置された内部ピストンと、前記内部シリンダにこれを軸線方向に滑動可能に貫通して取り付けられたピストンロッドであって、前記ピストン弁に連結された端部と前記内部ピストンとに連結された端部とを有するピストンロッドとを含み、
    前記貫通穴は、前記ピストン弁に対応する前記内部シリンダの上端に近い箇所ほど、高密度に配置されている、請求項1,2,3及び4のいずれか1項に記載のショックアブソーバー。
  6. 制御弁と、前記内部オイルチャンバと前記制御弁とを連通する第1の通路であって、連通性を前記制御弁により制御される第1の通路と、前記外部オイルチャンバ及び前記制御弁を連通する第2の通路であって、連通性を前記制御弁により制御される第2の通路とを含む、請求項5に記載のショックアブソーバー。
  7. 前記制御弁は、前記調整弁を貫通して形成された複数のフローホールを有する調整スリーブと、該調整弁に回転可能に配置されたバルブロッドとを有し、
    該バルブロッドは、軸線方向穴と、該軸線方向穴に連通された半径方向穴であって、前記調整スリーブの前記フローホールの1つに選択的に連通される半径方向穴と、前記内部オイルチャンバと前記制御弁の前記バルブロッドの軸線方向穴とを連通する第1の通路と、前記外部オイルチャンバと前記制御弁の前記調整スリーブの前記フローホールとを連通する第2の通路とを有する、請求項6に記載のショックアブソーバー。
  8. 前記制御弁は前記下部シリンダの内側に配置されている、請求項7に記載のショックアブソーバー。
  9. 前記制御弁は前記下部シリンダの内側に配置されている、請求項7に記載のショックアブソーバー。
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