JP2011256964A - 等速自在継手 - Google Patents

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千佳也 榛葉
Yuji Endo
裕士 遠藤
Takashi Iwamoto
貴史 岩元
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Abstract

【課題】耐久性の向上を図ることができるとともに、ガタの増大、NVH性能の低下を防止できる等速自在継手を提案する。
【解決手段】外側継手部材7と、内側継手部材10と、外側継手部材7と内側継手部材10との間に介在される保持器12とを備え、保持器12にはトルク伝達部材としての転動体11が収容される窓部15が形成されている等速自在継手である。潤滑剤供給手段Kを設けている。潤滑剤供給手段Kは、継手内部に充填される潤滑剤を保持器12の窓部15に供給して、外側継手部材7と転動体11、内側継手部材10と転動体11、及び保持器12と転動体11の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させる。潤滑剤供給手段Kは保持器12に設けられる溝16にて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機器に使用される等速自在継手に関する。
等速自在継手には、バーフィールドタイプやアンダーカットフリータイプ等の固定式等速自在継手、ダブルオフセットタイプやクロスグルーブタイプ等の摺動式等速自在継手がある。これらの等速自在継手は、外側継手部材と、内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在される保持器とを備える。そして、保持器には窓部が形成され、この窓部にトルク伝達部材としての転動体が収容されている。
従来には、外側継手部材の内径面と保持器の外径面、あるいは内側継手部材の外径面と保持器の内径面の摺接部分で、油膜を形成するのに必要な潤滑剤を常時保持して油膜切れを生じ難くし、等速自在継手の耐久性の向上を図るようにしたものがある(特許文献1)。この場合、外側継手部材の内径面、又は内側継手部材の外径面の少なくともいずれか一方に潤滑剤を保持するための油溝を設けたものである。
また、外側継手部材の内径面に環状の油溝を設け、外側継手部材と保持器との間の潤滑性を維持して、発熱抑制や等速自在継手の耐久性の向上を図るようにしたものがある(特許文献2)。
特開2007−40426号公報 特開2007−270906号公報
前記特許文献1に記載のものでは、外側継手部材と保持器や内側継手部材と保持器との間の潤滑性を維持することができ、また、特許文献2に記載のもので、外側継手部材と保持器の間の潤滑性を維持することができるものである。しかしながら、外側継手部材と転動体、内側継手部材と転動体、及び保持器と転動体の間の各摺接部分での潤滑性の向上を図ることができなかった。
このため、従来においては、摺接部分での磨耗が発生してガタが増大したり、NVH性能の低下のおそれがある。
本発明の課題は、耐久性の向上を図ることができるとともに、ガタの増大やNVH性能の低下を防止できる等速自在継手を提案する。
本発明の等速自在継手は、外側継手部材と、内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在される保持器とを備え、この保持器にはトルク伝達部材としての転動体が収容される窓部が形成されている等速自在継手であって、継手内部に充填される潤滑剤を保持器の窓部に供給して、外側継手部材と転動体、内側継手部材と転動体、及び保持器と転動体の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させる潤滑剤供給手段を設けたものである。
本発明の等速自在継手によれば、外側継手部材と転動体、内側継手部材と転動体、及び保持器と転動体の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させることができ、これらの摺接部分の磨耗を防止できる。
潤滑剤供給手段は、保持器の窓部に連通する溝にて構成されたり、保持器の少なくとも一方の軸方向端面から窓部に達する溝にて構成されたりする。また、溝は保持器の外径面及び/又は内径面に設けられるようにできる。
前記溝は保持器の外径面及び内径面に設けられ、外径面側の溝と内径面側の溝とが形状が同一であっても、形状が異なっていてもよく、外径面側の溝と内径面側の溝とが径方向に対応する位置に設けられていても、径方向に対応しない位置に設けられていてもよい。
前記溝は所定の窓部に対応して設けられていても、全窓部に対応して設けられていてもよい。前記溝は保持器の軸線と平行に直線的に配設されていても、保持器の軸線に対して所定角度で直線的に傾斜していても、曲線的に湾曲していてもよい。
前記溝は、一つの窓部に対して複数本あり、窓部の中心に関して対称位置に配設されているものであっても、一つの窓部に対して複数本あり、窓部の中心に関して非対称位置に配設されているものであってもよい。
本発明では、外側継手部材と転動体、内側継手部材と転動体、及び保持器と転動体の間の各摺接部分の磨耗を防止でき、等速自在継手の耐久性の向上を図ることができる。また、摺接部分で磨耗が進展することによって生じるガタの増大やNVH性能の低下を防止できる。
潤滑剤供給手段を保持器に形成される溝にて構成することができて、加工の簡略化を図ることができ、生産性に優れる。
潤滑剤供給手段を構成する溝として、保持器の外径面側に形成したり、保持器の内径面側に形成したり、軸方向に沿って直線状に伸びたり、軸方向に対して所定角度で傾斜状に伸びたりしたりするものであってもよく、さらには、曲線状に湾曲したものであってもよく、加工性に優れ低コスト化を達成できる。
本発明の実施形態を示す等速自在継手の保持器を示し、(a)は要部展開図であり、(b)は要部正面図である。 前記等速自在継手の断面図である。 保持器に溝を形成しない場合の作動角と許容負荷トルクとの関係を示すグラフ図である。 保持器に溝を形成した場合の作動角と許容負荷トルクとの関係を示すグラフ図である。 保持器の変形例を示し、(a)は溝が内径面に形成された保持器の要部正面図であり、(b)は溝が外径面及び内径面に形成された保持器の要部正面図であり、(c)は外径面側の溝と内径面側の溝とが径方向に対応していない保持器の要部正面図である。 一つの窓部に4本の溝が連通されている保持器の要部展開図である。 保持器の変形例を示し、(a)は一つの窓部に対して2本の溝が軸方向一端側に設けられている要部展開図であり、(b)は一つの窓部に対して溝が軸方向一端側及び軸方向他端側に設けられている要部展開図である。 曲線的に湾曲している溝を有する保持器の要部展開図である。 保持器の変形例を示し、(a)は任意の窓部にのみ溝が設けられた保持器の要部展開図であり、(b)は全窓部にのみ溝が設けられた保持器の要部展開図である。 軸方向端面に達しない溝を有する保持器の要部展開図である。 保持器の変形例を示し、(a)は断面半円形状である溝を有する保持器の要部正面図であり、(b)は断面三角形状である溝を有する保持器の要部正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図2は本発明の等速自在継手を示し、この等速自在継手2は、内径面5にトラック溝6が形成された外側継手部材7と、外径面8にトラック溝9が形成された内側継手部材10と、外側継手部材7のトラック溝6と内側継手部材10のトラック溝9との間に介在してトルクを伝達するボール11と、このボール11を保持する保持器(ケージ)12とを備える。
内側継手部材10の内径面には雌スプライン13が形成され、図示省略のシャフトの端部が内側継手部材10に嵌入される。シャフトの端部には雄スプラインが形成され、この雄スプラインが内側継手部材10の内径面の雌スプライン13に嵌合する。また、外側継手部材7は、前記トラック溝6が形成されたマウス部7aと、このマウス部7aの底壁から突設されたステム部7bとからなる。
保持器12は、図1に示すように、ボール11を収容する複数の窓部(ポケット)15を周方向に沿って所定ピッチ(例えば、60°ピッチ又は45°ピッチ等)に有する。保持器12の外径面12aが外側継手部材7の内径面5に摺接し、保持器12の内径面12bが内側継手部材10の外径面8に摺接する。窓部15は、正面視において、図1(a)に示すように、略矩形形状を呈するものである。
この等速自在継手においては、図示省略しているが、継手開口部(外側継手部材7の開口部)はブーツにて塞がれ、継手内部には潤滑剤が充填される。そして、この等速自在継手では、継手内部に充填される潤滑剤を保持器12の窓部15に供給する潤滑剤供給手段K(図1参照)を設けている。潤滑剤供給手段Kはこの実施形態では、凹溝(溝)16にて構成している。この場合の溝16は、窓部15よりも継手奥側の溝16aと、窓部15よりも継手開口側の溝16bとを有する。また、各溝16a、16bは、断面矩形乃至正方形状を呈し、窓部15の長手方向中央部に対応して、保持器12の軸線方向に沿って直線状に配設されている。溝16a、16bは、全窓部15に対応して設けても、任意の所定数の窓部15にのみ対応して設けるようにしてもよい。
このように、溝16からなる潤滑剤供給手段Kを設けたことによって、外側継手部材7と転動体(ボール)11、内側継手部材10と転動体11、及び保持器12と転動体11の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させることができ、これらの摺接部分の磨耗を防止できる。
ところで、このように保持器12に溝16を設ければ、図4に示すグラフ図からわかるように、保持器12の許容負荷トルクが低下する(転動体であるボール11から受ける負荷によって生じる接触円が、保持器の外径又は内径から食み出し易くなるからである)。
なお、図3は保持器12に溝16を設けない場合を示し、この図3と図4とを比較することによってわかるように、溝16を設けない場合に保持器の許容負荷トルクが低下していない。
外側継手部材7および内側継手部材10のトラック溝6,9が受ける負荷に比べて保持器12の窓部15が受ける負荷は小さいことや、保持器12の強度を確保するために有る程度、保持器12を肉厚にする必要があることから、保持器12の許容負荷トルクは通常、外側継手部材7および内側継手部材10の許容負荷トルクよりも大きくなっている(図3参照)。
そして、本発明のように、保持器12の窓部15に溝16を設けると、前記したように、保持器12の許容負荷トルクは低下するが、外側継手部材7および内側継手部材10よりも充分に大きな許容負荷トルクを元々確保している。このため、外側継手部材7および内側継手部材10の許容負荷トルクを下回らない範囲で溝16の位置や形状・深さが設定されれば、等速自在継手の機能に対する支障は無い。
前記実施形態では、溝16を保持器12の外径面12aに形成していたが、図5(a)に示すように、溝16を保持器12の内径面12bに設けても、図5(b)に示すように、溝16を保持器12の外径面12a及び内径面12bに設けてもよい。この図5(b)では、外径面12aの溝16と内径面12bの溝16とが径方向に対応した位置に設けられているが、図5(c)に示すように、径方向に対応しない位置に設けるようにしてもよい。
図6では、一つの窓部15に対して、4本の溝が連通されている。この場合、窓部15よりも継手奥側に溝16c,16dを設け、継手開口側に溝16e、16fを設けている。また、各溝16c,16d、16e、16fは、保持器軸方向に対して所定角度で傾斜している。すなわち、溝16c,16eは、窓部15から保持器軸方向端面12c、12dに向かって反回転方向側に傾斜し、溝16d,16fは、窓部15から保持器軸方向端面12c、12dに向かって回転方向側に傾斜している。また、この場合、16c,16d、16e、16fは、窓部15の中心に関して対称位置(点対称)に配置される。
このように設定することによって、この等速自在継手が矢印方向に回転した際に、潤滑剤が溝16d、16fを介して矢印A1、A2のように窓部15へ流れ込み、潤滑剤が窓部15から溝16c,16eを介して矢印B1、B2のように流出する。すなわち、潤滑剤の循環性を向上でき、潤滑性の維持の更なる効果を期待できる。
図7(a)では、図6のものに対して、継手奥側の溝16c,16dを省略している。この場合も、潤滑剤の循環性を向上できる利点がある。なお、この図7(a)と反対に、図6のものに対して、開口側の溝16e、16fを省略してもよい。また、図7(b)では、図6のものに対して、溝16d、16eを省略している。この場合も、潤滑剤の循環性を向上できる利点がある。なお、この図7(b)と反対に、図6のものに対して、溝16c、16fを省略してもよい。
ところで、前記各実施形態では、溝16は直線状であったが、図8に示すように、曲線状であってもよい。このような曲線状の溝16を形成する場合であっても、継手奥側の溝16c,16dを省略したり、開口側の溝16e、16fを省略したりしてもよい。また、溝16d、16eを省略したり、溝16c、16fを省略したりしてもよい。
前記各実施形態では、全窓部15に対応して溝16を形成しているが、図9(a)では、溝16を全窓部15に対応させることなく、任意の窓部15に対応して設けている。すなわち、溝16を形成しない窓部15を間欠的に設けている。図9(b)では、図9(a)において、溝16が設けられていない窓部15に対して、図1に示す溝16(16a)、16(16b)を設けている。
ところで、前記各実施形態では、溝16は窓部15から軸方向端面12c(12d)に達するものであるが、図10に示すように、軸方向端面12c(12d)に達しないものであってもよい。このため、前記図6から図9等に示す溝16であっても、軸方向端面12c(12d)に達しないように設定してもよい。なお、図10に示すように、軸方向端面12c(12d)に達しないように設定する場合の溝16の長さとしては、溝16の断面積等に応じて、外側継手部材7と転動体(ボール)11、内側継手部材10と転動体11、及び保持器12と転動体11の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させることができる範囲で種々変更できる。ところで、図6から図10に示す溝16においては、その図示の簡略化のために、一本の実線で示したが、実際には図1に示すように所定の幅寸法を有する溝である。
また、前記各実施形態では、その断面形状を正方形乃至矩形としているが、図11(a)に示すような断面半円形であっても、図11(b)に示すような断面三角形状であってもよい。すなわち、このような断面形状の溝16を前記各実施形態に適用できる。また、保持器12の外径面12aと内径面12bとに溝16を設ける場合、外径面12aの溝16の形状と、内径面12b側の溝16の形状とが同一の形状のものであっても、相違する形状のものであってもよい。
ところで、等速自在継手は、図2に示すようなバーフィールドタイプの固定式等速自在継手に限るものではなく、アンダーカットフリータイプの固定式等速自在継手であってもよく、ダブルオフセット型、クロスグルーブ型等の種々のタイプの摺動式等速自在継手であってもよい。
アンダーカットフリー型の固定式等速自在継手は、バーフィールド型の固定式等速自在継手が、トラック溝底が円弧部のみであるのに対して、トラック溝底が円弧部及び直線部とからなるものである。
ダブルオフセット型の等速自在継手は、内周面にトラック溝が形成された外側継手部材と、外周面にトラック溝が形成された内側継手部材と、前記外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達するボールと、このボールを収容するポケットを有する保持器とを備え、保持器の外周面の中心と内周面の中心とが、継手中心に対し、軸方向に逆方向にオフセットしているものである。
クロスグルーブ型の等速自在継手は、軸線に対して互いに逆方向に傾いたトラック溝を円周方向に交互に形成した外周面を有する内側継手部材と、軸線に対して互いに逆方向に傾いたトラック溝を円周方向に交互に形成した内周面を有する外側継手部材と、内側継手部材のトラック溝と外輪のトラック溝との交差部に組み込んだトルク伝達ボールと、トルク伝達ボールを保持する保持器とを備えたものである。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、図6〜図9に示す保持器12では、溝16を外径面12aにのみ設けたものであったが、各溝16に径方向に対応又は非対応として内径面12bにも設けてもよく、または、内径面12bにのみ設けてもよい。また、各溝16の断面形状として、図1や図11に示すものに限らず、断面半楕円、断面半多角形等の種々のものを採用できる。溝16の容量としては、外側継手部材7と転動体(ボール)11、内側継手部材10と転動体(ボール)11、及び保持器12と転動体(ボール)11の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させることができるものであればよい。例えば、図1に示すような溝16である場合、溝深さとして、0.5mm〜2.0mm程度とされ、溝幅寸法として、0.5mm〜2.0mm程度とされる。
ところで、溝16としては、窓部15の周方向中央部(長手方向方向中央部)に設けるのが、作動角が高角領域での許容負荷トルクを犠牲にしないために好ましい。すなわち、等速自在継手が作動角をとると、ボール11が保持器12の窓面の中央部から柱部(周方向に沿って隣合う窓部間の柱)側へ周方向に移動する。ボール11の負荷の面では、作動角を取らないときは各ボール11に均等に負荷がかかるが、作動角を取ると周方向の位相によりボール11の負荷が変わり、均等でなくなる。そして、高作動角領域では、周方向の位相の0°と180°近辺にあるボール11に負荷が集中するという状態となる。そのため、窓部15の中央(周方向中央部)に近いところ(低作動角領域)では、ボール11と窓面の接触楕円が窓面エッジに対して余裕があるが、柱部寄りのところ(高作動角領域)では、接触楕円の余裕が無くなる。したがって、溝16としては、窓部15の周方向中央部(長手方向方向中央部)に設けるのが好ましい。
7 外側継手部材
10 内側継手部材
11 転動体(ボール)
12 保持器(ケージ)
12a 外径面
12b 内径面
15 窓部
16、16a、16b、16c,16d 溝
K 潤滑剤供給手段

Claims (15)

  1. 外側継手部材と、内側継手部材と、外側継手部材と内側継手部材との間に介在される保持器とを備え、この保持器にはトルク伝達部材としての転動体が収容される窓部が形成されている等速自在継手であって、
    継手内部に充填される潤滑剤を保持器の窓部に供給して、外側継手部材と転動体、内側継手部材と転動体、及び保持器と転動体の間の各摺接部分に潤滑剤を介在させる潤滑剤供給手段を設けたことを特徴とする等速自在継手。
  2. 潤滑剤供給手段は、保持器の窓部に連通する溝にて構成されることを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手。
  3. 潤滑剤供給手段は、保持器の少なくとも一方の軸方向端面から窓部に達する溝にて構成されることを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手。
  4. 前記溝は保持器の外径面及び/又は内径面に設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の等速自在継手。
  5. 前記溝は保持器の外径面及び内径面に設けられ、外径面側の溝と内径面側の溝とが形状が同一であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  6. 前記溝は保持器の外径面及び内径面に設けられ、外径面側の溝と内径面側の溝とが形状が異なることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  7. 前記溝は保持器の外径面及び内径面に設けられ、外径面側の溝と内径面側の溝とが径方向に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の等速自在継手。
  8. 前記溝は保持器の外径面及び内径面に設けられ、外径面側の溝と内径面側の溝とが径方向に対応しない位置に設けられていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の等速自在継手。
  9. 前記溝は所定の窓部に対応して設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  10. 前記溝は全窓部に対応して設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  11. 前記溝は保持器の軸線と平行に直線的に配設されていることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  12. 前記溝は保持器の軸線に対して所定角度で直線的に傾斜していることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  13. 前記溝は曲線的に湾曲していることを特徴とする請求項2〜請求項10のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  14. 前記溝は、一つの窓部に対して複数本あり、窓部の中心に関して対称位置に配設されていることを特徴とする請求項2〜請求項13のいずれか1項に記載の等速自在継手。
  15. 前記溝は、一つの窓部に対して複数本あり、窓部の中心に関して非対称位置に配設されていることを特徴とする請求項2〜請求項13のいずれか1項に記載の等速自在継手。
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