JP2011256676A - 電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置 - Google Patents

電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遮蔽材の移動位置に応じて太陽電池パネルの設置位置を変更して、安定した発電性能を確保し得るとともに、美観を向上させ得る電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置を提供する。
【解決手段】支持部11から吊下支持される遮蔽材3を開放位置及び閉鎖位置に移動させるモーターと、モーターに供給する電力を生成する太陽電池パネル6とを備えた電動日射遮蔽装置において、太陽電池パネル6を遮蔽材3に対し別体に設けるとともに、支持部11に対し遮蔽材3の移動方向に移動可能に吊下支持し、支持部11には遮蔽材3を開放位置に移動させたとき、太陽電池パネル6を室内へ露出させない位置に移動させる位置調節装置8を設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、太陽電池で充電する充電池を電源として動作する電動日射遮蔽装置に関するものである。
従来、バッテリーを電源として動作し、かつリモコン装置でスラットの角度調節動作を制御する電動ブラインドは、リモコン受信部と、スラット角度調節用のモーターと、受光信号に基づいてモーターを制御するマイコン等の電源として乾電池等のバッテリーとを備えたものがある。
このような電動ブラインドは、商用電源の配線が困難な場所に設置されることが多いことから、バッテリーが消耗した場合の交換作業も煩雑となることが多い。
そこで、バッテリーの交換を不要とするために、太陽電池を使用して充電可能とした充電池を電源とする電動ブラインドが提案されている(特許文献1,2参照)。
実公平4−31995号 特許第3256129号
特許文献1では、太陽電池が窓ガラスの上縁部に設置されているため、その設置位置が太陽光を効率よく受光するための最適な位置とはならない場合がある。
また、電動ブラインドの設置後に、太陽電池の設置位置を変更するには、電動ブラインドの設置をやり直す等の煩雑な作業を要する。
特許文献2では、ヘッドボックス昇降型ブラインドのヘッドボックスに太陽電池を取着したので、太陽電池の設置位置はヘッドボックスの昇降位置となり、その設置位置が太陽光を効率よく受光するための最適な位置とはならない場合がある。特に、ヘッドボックスを上限まで引き上げた状態では、太陽電池が窓の上枠近傍に位置するため、太陽光を効率よく受光できないことがある。
この発明の目的は、遮蔽材の移動位置に応じて太陽電池パネルの設置位置を変更して、安定した発電性能を確保し得るとともに、美観を向上させ得る電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置を提供することにある。
請求項1では、支持部から吊下支持される遮蔽材を開放位置及び閉鎖位置に移動させるモーターと、前記モーターに供給する電力を生成する太陽電池パネルとを備えた電動日射遮蔽装置において、前記太陽電池パネルを前記遮蔽材に対し別体に設けるとともに、前記支持部に対し前記遮蔽材の移動方向に移動可能に吊下支持し、前記支持部には前記遮蔽材を開放位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを室内へ露出させない位置に移動させる位置調節装置を設けた。
請求項2では、支持部から吊下支持される遮蔽材を開放位置及び閉鎖位置に移動させるモーターと、前記モーターに供給する電力を生成する太陽電池パネルとを備えた電動日射遮蔽装置において、前記太陽電池パネルを前記遮蔽材に対し別体に設けるとともに、前記支持部に対し前記遮蔽材の移動方向に移動可能に吊下支持し、前記支持部には前記遮蔽材を開放位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを前記遮蔽材の畳み込み位置に移動させ、前記遮蔽材を閉鎖位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを太陽光受光位置に移動させる位置調節装置を設けた。
請求項3では、前記位置調節装置は、前記遮蔽材の閉鎖位置への移動にともなって前記太陽電池パネルを太陽光受光位置に案内し、前記遮蔽材の前記開放位置への移動にともなって前記太陽電池パネルを前記遮蔽材の後方に案内する案内手段を備えた。
請求項4では、前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、前記位置調節装置は、前記支持部から前記遮蔽材の後方に前記太陽電池パネルを吊下支持する吊下コードと、前記支持部に回転可能に支持され、前記吊下コードを巻き取り可能とした第一の巻取りパイプとを備え、前記案内手段は、前記遮蔽材の下端部に設けられ、前記太陽電池パネルを押し上げ可能とする押し上げ部材と、前記第一の巻取りパイプに設けられ、前記太陽電池パネルが前記押し上げ部材で押し上げられたとき該第一の巻き取りパイプを前記吊下コードの巻取り方向に回転させる付勢手段を備えた。
請求項5では、前記付勢手段は、前記太陽電池パネルが前記押し上げ部材で押し上げられないとき、前記太陽電池パネルの重量に基づいて、前記第一の巻取りパイプを前記吊下コードの巻き戻し方向に回転可能とする付勢力を備えた。
請求項6では、前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、前記位置調節装置は、前記支持部から前記遮蔽材の後方に前記太陽電池パネルを吊下支持する吊下コードと、前記支持部に回転可能に支持され、前記吊下コードを巻き取り可能とした第一の巻取りパイプとを備え、前記案内手段は、前記支持部に回転可能に支持され、前記遮蔽材を巻取り可能とした第二の巻取りパイプと、前記第二の巻取りパイプと前記第一の巻取りパイプとを連動して同方向に回転させて、前記遮蔽材の昇降にともなって前記太陽電池パネルを昇降する連動回転装置とを備えた。
請求項7では、前記遮蔽材を前記支持部にランナーを介して左右方向に移動可能に支持し、前記位置調節装置は、前記ランナーの移動にともなって移動するパネル用ランナーと、前記パネル用ランナーから前記遮蔽材の後方に吊下支持される前記太陽電池パネルと
を備えた。
請求項8では、前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、前記支持部から吊下支持された吊下コードの一端に前記太陽電池パネルを吊下支持し、前記吊下コードの他端部を前記支持部に設けた滑車から垂下して、前記太陽電池パネルを昇降操作可能とした。
請求項9では、前記吊下コードを支持する滑車を、前記支持部に対し前記遮蔽材の横幅方向に移動可能に支持した。
本発明によれば、遮蔽材の移動位置に応じて太陽電池パネルの設置位置を変更して、安定した発電性能を確保し得るとともに、美観を向上させ得る電動ブラインドの太陽電池パネル取付装置を提供することができる。
第一の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第一の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す側面図である。 第一の実施形態の太陽電池パネル取付装置の動作を示す側面図である。 第一の実施形態の押し上げ部材を示す正面図である。 第一の実施形態の太陽電池パネル取付装置の動作を示す側面図である。 第二の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第二の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す側面図である。 第二の実施形態の太陽電池パネル取付装置の動作を示す側面図である。 第三の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す側面図である。 第三の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す側面図である。 第四の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す側面図である。 第四の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第五の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第六の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第六の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。 第六の実施形態の太陽電池パネル取付装置を示す正面図である。
(第一の実施形態)
以下、この発明をロールブラインドの太陽電池パネル取付装置に具体化した第一の実施形態を示す。図1に示すように、フレーム11の両端に取着された支持ブラケット1間に巻取りパイプ2が回転可能に支持され、その巻取りパイプ2からスクリーン3が吊下支持されている。前記スクリーン3の下端にはウェイトバー4が取着されている。
前記巻取りパイプ2内には、その一端が前記支持ブラケット1に支持されたモーター5が配設され、そのモーター5は図示しない操作スイッチの操作により前記巻取りパイプ2を正逆方向に回転駆動するようになっている。そして、モーター5の回転に基づいて前記スクリーン3が前記巻取りパイプ2に巻き取られ、あるいは巻き戻される。従って、モーター5の作動によりスクリーン3が昇降される。
図2に示すように、このロールブラインドの側面視において前記巻取りパイプ2の斜め上方には、吊下コード7を巻取り可能とした巻取りパイプ8が前記支持ブラケット1間に回転可能に支持されている。そして、前記スクリーン3の背面側、すなわちスクリーン3と窓面との間において、前記吊下コード7の下端に太陽電池パネル6が吊下支持されている。
前記巻取りパイプ8内にはスプリングモーター9が配設され、そのスプリングモーター9は巻取りパイプ8に吊下コード7の巻取り方向の回転力を付与している。太陽電池パネル6の重量は、スプリングモーター9の付勢力に打ち勝って太陽電池パネル6を下限まで下降させる重量が確保されている。そして、前記吊下コード7の長さは、例えば太陽電池パネル6がスクリーン3の昇降範囲の上下方向中間位置まで下降可能となるように設定されている。
前記太陽電池パネル6には前記フレーム11から吊下支持されるとともに螺旋状に伸縮する接続コード10の下端部が接続され、その接続コード10はこのロールブラインドの近傍に設置される制御部及び充電池(図示しない)に接続されている。
そして、太陽光の受光により太陽電池パネル6で発生する電力が制御部を介して充電池に供給されて充電されるとともに、前記モーター5に供給される。
前記ウェイトバー4の背面には前記太陽電池パネル6を下方から押し上げ可能とする押し上げ部材12が取着されている。この押し上げ部材12の両側部には、図4に示すように、太陽電池パネル6の両側部を支持する支持片13が形成され、太陽電池パネル6の受光面を覆わない状態で押し上げ可能となっている。
上記のような太陽電池パネル取付装置では、図2に示すように、スクリーン3を下限近傍まで下降させた状態では、太陽電池パネル6は下限位置すなわちスクリーン3の上下方向中間位置まで下降した状態となる。
この状態からスクリーン3を引き上げて、図3に示すように、押し上げ部材12が太陽電池パネル6に当接すると、太陽電池パネル6の重量に基づいて巻取りパイプ8に作用する吊下コード7の巻戻し方向の回転トルクが小さくなって、スプリングモーター9による回転トルクが相対的に大きくなる。
すると、太陽電池パネル6がウェイトバー4に押し上げられるとともに、吊下コード7が巻取りパイプ8に巻き取られ、太陽電池パネル6がウェイトバー4とともに図5に示す上限位置まで上昇する。
また、スクリーン3が巻取りパイプ8から巻戻されてウェイトバー4が下降すると、太陽電池パネル6の重量による回転トルクがスプリングモーター9の回転トルクより大きくなり、図3に示す位置までウェイトバー4とともに下降し、その後はウェイトバー4のみが下降する。
上記のように構成された太陽電池パネル取付装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スクリーン3を下限近傍まで下降させた状態では、太陽電池パネル6をスクリーン3の昇降範囲の中間位置、すなわち窓面の上下方向中間位置に吊下支持することができる。従って、太陽光を受光し易い位置に太陽電池パネル6を吊下支持することができる。
(2)太陽電池パネル6を巻取りパイプ8から吊下コード7を介して昇降可能に吊下支持することができる。
(3)太陽電池パネル6を常にスクリーン3の後方に位置させて、太陽電池パネル6の室内への露出を防止して、美観の低下を防止することができる。
(4)スクリーン3を引き上げるとき、ウェイトバー4とともに太陽電池パネル6を自動的に引き上げることができる。また、スクリーン3を下降させるとき、ウェイトバー4とともに太陽電池パネル6をスクリーン3の昇降範囲の中間位置まで自動的に下降させることができる。従って、太陽電池パネル6を独立して昇降操作することなく、太陽電池パネル6の室内への露出を防止して、美観の低下を防止することができる。
(5)吊下コード7の長さを調節することにより、太陽電池パネル6の吊下げ位置を上下方向に位置調節することができる。従って、スクリーン3を下降させたときに、太陽電池パネル6が吊下支持される高さを調節することができる。
(第二の実施形態)
図6〜図8は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態の太陽電池パネル6をスクリーン3の昇降動作に連動させて昇降するようにしたものである。
図7に示すように、巻取りパイプ2の回転は伝達ギヤ14を介して巻取りパイプ8に伝達される。巻取りパイプ8から吊下コード7を介して太陽電池パネル6が吊下支持され、吊下コード7の長さは、ウェイトバー4が下限まで下降されたとき、太陽電池パネル6がウェイトバー4の後方に位置するように設定されている。
そして、巻取りパイプ2が回転されてスクリーン3が引き上げらるとき、吊下コード7が巻取りパイプ8に巻き取られて、太陽電池パネル6が引き上げられるようになっている。
また、巻取りパイプ2,8は同一径で形成され、スクリーン3の昇降量と太陽電池パネル6の昇降量が等しくなるように設定されている。
太陽電池パネル6は、ウェイトバー4の全長より僅かに短い長さで形成され、巻取りパイプ8から複数本の吊下コード7で吊下支持されている。
上記のような太陽電池パネル取付装置では、スクリーン3を下限まで下降させると、太陽電池パネル6がウェイトバー4の後方位置まで下降している。そして、スクリーン3を引き上げると、太陽電池パネル6も引き上げられて、ウェイトバー4とともに図8に示す上限位置まで引き上げられる。
また、スクリーン3を下降させると、ウェイトバー4とともに太陽電池パネル6も図7に示す下限位置まで下降する。
上記のように構成された太陽電池パネル取付装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)太陽電池パネル6を巻取りパイプ8から吊下コード7を介して昇降可能に吊下支持することができる。
(2)太陽電池パネル6を常にスクリーン3の後方に位置させて、太陽電池パネル6の室内への露出を防止して、美観の低下を防止することができる。
(3)スクリーン3を昇降するとき、太陽電池パネル6を自動的に昇降することができる。従って、太陽電池パネル6を独立して昇降操作することなく、太陽電池パネル6の室内への露出を防止して、美観の低下を防止することができる。
(4)スクリーン3を下限まで下降させたとき、太陽電池パネル6をウェイトバー4の後方に位置させることができる。従って、太陽光の反射光が斜め下方から入射するとき、その反射光を効率よく受光することができる。
(第三の実施形態)
図9及び図10は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、横型ブラインドのヘッドボックス21から太陽電池パネル6を昇降可能に吊下支持したものである。
横型ブラインドの背面側には、ヘッドボックス21から吊下コード22を介して太陽電池パネル6が吊下支持され、その吊下コード22はヘッドボックス21内に設けられた滑車23及びストッパー装置24を経て、スラット26の前方に垂下されている。ストッパー装置24は、太陽電池パネル6の自重降下を防止する機能を備えている。
また、前記太陽電池パネル6は螺旋状に伸縮する接続コード25を介して制御部あるいは充電池に接続される。
このような構成により、吊下コード22を操作して太陽電池パネル6の吊下げ位置を上下方向に位置調節可能であるとともに、ヘッドボックス21の下面近傍まで引き上げることができる。従って、太陽光を受光し易い位置に太陽電池パネル6を設置することができる。
また、図10に示すように、横型ブラインドのスラット26を引き上げたとき、太陽電池パネル6もヘッドボックス21の下面近傍までの範囲で引き上げて、引き上げられたスラット26の背面側に位置させれば、窓面での太陽電池パネル6の露出を防止して、美観を向上させることができる。
(第四の実施形態)
図11及び図12は、第四の実施形態を示す。この実施形態は、滑車23及びストッパー装置24をヘッドボックス31の背面側に配設したステー32に取着し、太陽電池パネル6を昇降操作する吊下コード22を横型ブラインドの背面側に垂下したものである。
このような構成により、第三の実施形態と同様に、吊下コード22を操作して太陽電池パネル6の吊下げ位置を上下方向に位置調節可能であるとともに、ヘッドボックス21の下面近傍まで引き上げることができる。従って、太陽光を受光し易い位置に太陽電池パネル6を設置することができる。
また、図11に示すように、横型ブラインドのスラット26を引き上げたとき、太陽電池パネル6もヘッドボックス21の下面近傍までの範囲で引き上げて、引き上げられたスラット26の背面側に位置させれば、窓面での太陽電池パネル6の露出を防止して、美観を向上させることができる。
また、吊下コード22がスラット26の背面側に垂下されるので、スラット26を下降させた状態では吊下コード22の室内側への露出を抑制して美観を向上させることができる。
前記ステー32の基端部には、ヘッドボックス31の側辺内面に係合する係止片33と、側辺外面に当接する挟持片34とが形成され、その係止片33と挟持片34とでヘッドボックス31の側辺を挟持するようになっている。
このような構成により、ステー32はヘッドボックス31の長手方向にスライド可能に支持される。従って、この実施形態は、第三の実施形態で得られた作用効果に加えて、太陽電池パネル6をヘッドボックス31の長手方向に位置調節することができるという作用効果を得ることができる。
(第五の実施形態)
図13は、第五の実施形態を示す。この実施形態は、太陽電池パネルで発電した電力でモーターを駆動してカーテン生地を移送するようにした電動カーテンを示す。
図13に示す電動カーテンは、カーテンレール(図示しない)に移動可能に支持された多数のランナー41にカーテン生地42が吊下支持されている。前記カーテンレール内には無端状の移送コード43が配設され、その移送コード43の一方はモーター44で回転駆動されるプーリー45に掛装されている。
前記ランナー41のうち、先頭ランナー41aだけが前記移送コード43に取着されている。前記モーター44は、リモコン装置46から出力される操作信号に基づいて、充電池47を電源として動作する。
そして、モーター44の作動により移送コード43がカーテンレール内を移動すると、先頭ランナー41aが移送コード43とともにハンガーレール内を移動するようになっている。従って、先頭ランナー41aが矢印A方向に移動すると、カーテン生地42がハンガーレールに沿って引き出され、先頭ランナー41aが矢印B方向に移動すると、カーテン生地42がハンガーレールの一端側に畳み込まれる。
前記先頭ランナー41aと後続ランナー41bとの間において、ハンガーレールには太陽電池パネル48を支持するパネル用ランナー49が移動可能に支持されている。そして、カーテン生地42が引き出されるとき、パネル用ランナー49は後続ランナー41bに押されてカーテン生地42と同方向に引き出される。また、カーテン生地42が畳み込まれるとき、パネル用ランナー49は先頭ランナー41aに押されてカーテン生地42とともにハンガーレールの一端側に移動する。
前記太陽電池パネル48は、接続コード50を介して前記充電池47に接続され、太陽電池パネル48の発電電力で充電池47を充電可能である。また、前記接続コード50はカーテン生地42を最大限引き出した場合にも太陽電池パネル48の移動を妨げない長さが確保され、中間部は所定間隔毎に保持部材51を介してカーテン生地42に保持されている。
このように構成された電動カーテンでは、室内への直射光を遮るために、モーター44を作動させてハンガーレールに沿ってカーテン生地42を引き出すと、太陽電池パネル48もカーテン生地42とともに自動的に引き出される。従って、太陽電池パネル48を受光効率のよい位置に自動的に移動させることができる。
また、カーテン生地42を畳み込むと、カーテン生地42とともに太陽電池パネル48もハンガーレールの一方に移動する。従って、カーテン生地42を畳み込んだとき、太陽電池パネル48がハンガーレールの中間部に露出されることはない。
(第六の実施形態)
図14〜図16は、第六の実施形態を示す。この実施形態は、太陽電池パネルで発電した電力でモーターを駆動してスラットを移送するようにした縦型ブラインドを示す。
図14に示す電動縦型ブラインドは、ハンガーレール52に多数のランナー53が移動可能に支持され、各ランナー53からスラット54がそれぞれ吊下支持されている。
前記ハンガーレール52の一端にはモーター55が配設され、そのモーター55の作動によりハンガーレール52内の移送装置により先頭ランナー53aがハンガーレール52に沿って移動される。
そして、先頭ランナー53aがハンガーレール52の一端側から他端側に向かって移送されると、後続ランナー53が等間隔を隔てて同方向に順次引き出されて、スラット54が引き出される。また、先頭ランナー53aがハンガーレールの一端側から他端側に向かって移送されると、後続ランナー53が先頭ランナー53aで同方向に押し戻され、スラット54が同方向に畳み込まれる。
前記多数のランナー53のうち中間部に位置するランナー53の間にはパネル用ランナー56が配設され、そのパネル用ランナー56に太陽電池パネル57が吊下支持されている。また、太陽電池パネル57はスラット54と干渉しないように、室外側にオフセットして吊下支持されている。
前記太陽電池パネル57は、接続コード58を介して充電池59に接続され、前記モーター55は充電池59を電源として動作する。
このように構成された電動縦型ブラインドでは、モーター55の作動により先頭ランナー53aがハンガーレール52の一端から他端に向かって矢印C方向に移送されると、後続のランナー53が等間隔を隔てて順次移動して、スラット54が同方向に引き出される。
すると、パネル用ランナー56も同方向へ移動し、図14に示すように、先頭ランナー53aが最大限引き出されると、パネル用ランナー56及び太陽電池パネル57は窓60の幅方向中央部まで移動する。
また、図14に示す状態から先頭ランナー53aが矢印D方向に移送されると、図15に示すように、後続のランナー53及びパネル用ランナー56が先頭ランナー53aにより順次押し戻され、図16に示すように、スラット54がハンガーレール52の一端側に畳み込まれるとともに、太陽電池パネル57もハンガーレール52の一端側に移送される。
このように構成された電動縦型ブラインドでは、室内への直射光を遮るために、モーター44を作動させてハンガーレール52に沿ってスラット54を引き出すと、太陽電池パネル57もスラット54とともに自動的に引き出される。従って、太陽電池パネル57を受光効率のよい位置に自動的に移動させることができる。
また、スラット54を畳み込むと、スラット54とともに太陽電池パネル57も移動する。従って、スラット54を畳み込んだとき、太陽電池パネル57がハンガーレール52の中間部に露出されることはない。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第二の実施形態において、ウェイトバー4より短い太陽電池パネル6を複数本吊下支持してもよい。
・第二の実施形態において、巻取りパイプ8の回転速度を巻取りパイプ2の半分として、
ウェイトバー4が下限まで下降されたとき太陽電池パネル6がスクリーン3の上下方向中間位置まで下降するようにしてもよい。
・第五の実施形態において、カーテン生地42を最大限引き出したとき、太陽電池パネル48が太陽光を最も受光し易い位置、すなわちハンガーレールの中間位置に引き出されるようにしてもよい。
11,21,31,52…支持部(フレーム、ヘッドボックス、ハンガーレール)、2…第二の巻取りパイプ、3,26,42,54…遮蔽材(スクリーン、スラット、カーテン生地)、5…モーター、6…太陽電池パネル、7,22…調節装置(吊下コード)、8…位置調節装置(第一の巻取りパイプ)、9…付勢手段(スプリングモーター)、12…案内手段(押し上げ部材)、14…連動回転装置(伝達ギヤ)、23…滑車、41a,41b,53…位置調節装置(案内手段、ランナー)。

Claims (9)

  1. 支持部から吊下支持される遮蔽材を開放位置及び閉鎖位置に移動させるモーターと、
    前記モーターに供給する電力を生成する太陽電池パネルと
    を備えた電動日射遮蔽装置において、
    前記太陽電池パネルを前記遮蔽材に対し別体に設けるとともに、前記支持部に対し前記遮蔽材の移動方向に移動可能に吊下支持し、前記支持部には前記遮蔽材を開放位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを室内へ露出させない位置に移動させる位置調節装置を設けたことを特徴とする電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  2. 支持部から吊下支持される遮蔽材を開放位置及び閉鎖位置に移動させるモーターと、
    前記モーターに供給する電力を生成する太陽電池パネルと
    を備えた電動日射遮蔽装置において、
    前記太陽電池パネルを前記遮蔽材に対し別体に設けるとともに、前記支持部に対し前記遮蔽材の移動方向に移動可能に吊下支持し、前記支持部には前記遮蔽材を開放位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを前記遮蔽材の畳み込み位置に移動させ、前記遮蔽材を閉鎖位置に移動させたとき、前記太陽電池パネルを太陽光受光位置に移動させる位置調節装置を設けたことを特徴とする電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  3. 前記位置調節装置は、前記遮蔽材の閉鎖位置への移動にともなって前記太陽電池パネルを太陽光受光位置に案内し、前記遮蔽材の前記開放位置への移動にともなって前記太陽電池パネルを前記遮蔽材の後方に案内する案内手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  4. 前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、
    前記位置調節装置は、
    前記支持部から前記遮蔽材の後方に前記太陽電池パネルを吊下支持する吊下コードと、
    前記支持部に回転可能に支持され、前記吊下コードを巻き取り可能とした第一の巻取りパイプと
    を備え、
    前記案内手段は、
    前記遮蔽材の下端部に設けられ、前記太陽電池パネルを押し上げ可能とする押し上げ部材と、
    前記第一の巻取りパイプに設けられ、前記太陽電池パネルが前記押し上げ部材で押し上げられたとき該第一の巻取りパイプを前記吊下コードの巻取り方向に回転させる付勢手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  5. 前記付勢手段は、前記太陽電池パネルが前記押し上げ部材で押し上げられないとき、前記太陽電池パネルの重量に基づいて、前記第一の巻取りパイプを前記吊下コードの巻き戻し方向に回転可能とする付勢力を備えたことを特徴とする請求項4記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  6. 前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、
    前記位置調節装置は、
    前記支持部から前記遮蔽材の後方に前記太陽電池パネルを吊下支持する吊下コードと、
    前記支持部に回転可能に支持され、前記吊下コードを巻き取り可能とした第一の巻取りパイプと
    を備え、
    前記案内手段は、
    前記支持部に回転可能に支持され、前記遮蔽材を巻取り可能とした第二の巻取りパイプと、
    前記第二の巻取りパイプと前記第一の巻取りパイプとを連動して同方向に回転させて、前記遮蔽材の昇降にともなって前記太陽電池パネルを昇降する連動回転装置と
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  7. 前記遮蔽材を前記支持部にランナーを介して左右方向に移動可能に支持し、
    前記位置調節装置は、
    前記ランナーの移動にともなって移動するパネル用ランナーと、
    前記パネル用ランナーから前記遮蔽材の後方に吊下支持される前記太陽電池パネルと
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  8. 前記遮蔽材を前記支持部から昇降可能に吊下支持し、前記支持部から吊下支持された吊下コードの一端に前記太陽電池パネルを吊下支持し、前記吊下コードの他端部を前記支持部に設けた滑車から垂下して、前記太陽電池パネルを昇降操作可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
  9. 前記吊下コードを支持する滑車を、前記支持部に対し前記遮蔽材の横幅方向に移動可能に支持したことを特徴とする請求項8記載の電動日射遮蔽装置の太陽電池パネル取付装置。
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