JP2011254806A - 釣菌装置および釣菌方法 - Google Patents
釣菌装置および釣菌方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011254806A JP2011254806A JP2010281123A JP2010281123A JP2011254806A JP 2011254806 A JP2011254806 A JP 2011254806A JP 2010281123 A JP2010281123 A JP 2010281123A JP 2010281123 A JP2010281123 A JP 2010281123A JP 2011254806 A JP2011254806 A JP 2011254806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing
- colony
- fungus
- tool
- fishing fungus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M33/00—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
- C12M33/04—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles
- C12M33/06—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles for multiple inoculation or multiple collection of samples
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/30—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
- C12M41/36—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of biomass, e.g. colony counters or by turbidity measurements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/10—Petri dish
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の釣菌装置は、コロニーを採取する釣菌ツールと、該釣菌ツールを駆動させる駆動部と、シャーレを載置する台とを備えている。また、本発明の釣菌装置は、コロニーがいくつかのグループに分類され、どのグループに属するかの情報、つまり、釣菌対象のコロニーがどのグループに属するかの情報を事前に得ることができる。駆動部は、この釣菌対象がどのグループに属するかという事前情報に応じて、釣菌ツールの釣菌動作を切り替えることができる。
【選択図】 図1
Description
図1は、細菌コロニー釣菌装置の構成図である。細菌コロニー釣菌装置は、入力部101,表示部102,撮像部103,釣菌動作部104、および菌液調整部105を備えている。ユーザとのインターフェースである入力部101および表示部102は、一体的に形成されていてもよい。撮像部103は、カメラ106を備えている。釣菌動作部104は、釣菌ツール107を備えている。また、撮像部103と釣菌動作部104の間には、シャーレ108を支え、図中の矢印(シャーレの動き)で示すようにシャーレ108を搬送するシャーレ台109を備えている。菌液調整部105は、濁度計110および食塩水の分注機構で構成される濁度調整機構111を備えている。
次に、釣菌動作部104について説明する。図2は、釣菌動作部104を示す図である。釣菌動作部104は、釣菌ツール用ラック201,シャーレ108を支えるシャーレ台109,水平移動軸202,X軸体203,Y軸体204,Z軸体205,先端に釣菌ツール107を把持する釣菌ツール把持部206,細菌を入れる容器112,該容器112を搭載する搭載部207,シリンジ208,流路209,食塩水を貯蓄するタンク210,三方弁211,食塩水を容器112に分注する分注ピペッタ212を備えている。シリンジ208,流路209,食塩水を貯蓄するタンク210,三方弁211,食塩水を容器に分注する分注ピペッタ212は図1に示す濁度調整機構111と構成は同じであり、同一のものを釣菌動作部104と菌液調整部105で共用してもよい。
本発明は、特に、釣菌動作部104の動作の制御方法に特徴を有している。
まず、制御部が有するいくつかの機能を示す。
(1)入力部101,表示部102,撮像部103,釣菌動作部104,菌液調整部105、データベースと相互に情報を通信する。
(2)データベースを基に所定の濁度達成に要するコロニー量(コロニーの面積,体積,数など)を求める。
(3)カメラ106で撮影された画像の画像処理によって、各コロニーの面積を求める。(方法は後に説明する。)
(4)上記(2)で求めたコロニー数や量を達成するためにどのコロニーまたはどのコロニーの範囲を採取すべきか求める。釣菌するコロニーが複数個あり、その組み合わせ方(パターン)が複数ある場合には、それらも求める。
(5)1つ以上のコロニーまたはコロニーの範囲(エリア)が与えられた場合に、釣菌回数や釣菌にかかる時間を求める。
(6)1つ以上のコロニーまたはコロニーの範囲(エリア)が与えられた場合に、データベースを基にそれらを釣菌したときの濁度を求める。ここで、コロニーの範囲(エリア)とは、培地表面のある領域を言い、その領域には少なくとも1つのコロニーが存在しているものを言う。
(S1)入力部101から、球菌か桿菌かなどの細菌の属するグループ、および所定濁度(目標とする濁度)が入力される。
(S2)カメラ106で撮影したシャーレおよびコロニーの画像が表示部102に表示される。画像処理によって、色,形などの画像情報からコロニーを自動識別して、ユーザに図示や文字などでわかりやすく表示してもよい。
(S3)ユーザが入力部101から釣菌したいコロニーを1つ選択すると、制御部はそのコロニーの面積を求める。
(S4)上記(S1)で入力した情報および上記データベースの情報から、所定濁度の懸濁液作製に必要なコロニーの総面積を求める。
(S5)制御部は、上記(S4)で求めたコロニーの総面積を、上記(S3)で求めた1つあたりのコロニーの面積で割ることにより、総面積になるコロニーの数を算出できる。一般的に1つのコロニーを1回の釣菌動作で釣菌するため、コロニーの数が分かれば、釣菌ツールを作動させる釣菌回数も分かる。これらを、表示部102に表示する(表示方法については後で説明する)。釣菌すべきコロニーのパターン(組み合わせ方)が複数あるときは、それらも表示する。ここで、ユーザは、入力部101から釣菌するコロニーやコロニーのエリア(範囲)などを選択してもよく、その場合、釣菌回数やコロニー数などは再計算,再表示される。
(S6)ユーザが選択したコロニーを所定の回数、釣菌する。
(S7)容器112にシリンジ208とタンク210と分注ピペッタ212を用いて食塩水を満たす。
(S8)釣菌ツールを容器112中の食塩水に浸して、懸濁液を作製する。
図5は、釣菌ツール107の概略を示す図である。釣菌ツール107は、釣菌ツール先端部501と、釣菌ツール支持体502とを備えている。釣菌ツール先端部501として、発泡ウレタンを用いてもよい。また、釣菌ツール107は、汚染のない菌液を作製するために、ディスポーザブルなものを用いるか、滅菌処理を実施しながら用いることができる。釣菌ツール先端部501の断面積の形状は、三角形,四角形,星型,楕円形、および円形などでもよい。釣菌ツール先端部501の断面積の大きさはさまざまであり、ユーザが求めるものを選択することができる。
上記の(S5)において、表示部102に表示する情報について図6を用いて説明する。図6は、表示部102を示す図である。表示部102には、シャーレ上のコロニーの画像601を表示し、所定濁度の懸濁液に必要な採取すべきコロニーを図や文字「必要な菌量に対して、AとBとCのコロニーを選択してください」などで示すことができる。また、ユーザが任意に釣菌したいコロニーを選択することができ、これらを釣菌したと仮定した場合の釣菌回数やコロニー数、さらに懸濁液の濁度の予測計算値を表示することができる(図では文字情報を省略)。なお、シャーレ上に必要な菌量が存在しなかった場合には、菌量が存在しない旨を表示することができる。
コロニーの面積の求め方を説明する。図7は、カメラ101で撮影したコロニーの輪郭701である。画像処理によって、カメラ101で撮影したコロニーの重心702と重心から一番距離が短い端703とを結んで得られるコロニー寸法704を計測する。この寸法を半径とする円(破線)の面積をコロニーの面積と仮定してもよい。また、コロニーの面積は、ピクセルの総数をカウントして求めてもよい。
上記では、入力部101へ最初に入力する情報として、球菌か桿菌かと、濁度としたが、これに限られず、菌種名、どのような釣菌ツールを使うかという情報、どのような培地かという情報を入力してもよい。ここでいう培地は、検査対象の菌種のみを発育させる培地である選択培地も含める。
本発明の釣菌動作には、実施例1で示した釣菌回数や釣菌するコロニー数のほか、釣菌ツールの動作方向も含まれる。本発明は、釣菌ツールを培地面に対して垂直方向に上下動作させる「スタンプ方式」と、培地面に対して水平方向に動作させる「横スライド方式」を切り替えることができる釣菌装置である。
実施例1で示したもののほかに、入力部101へ閾値を入力してもよい。閾値とは所定の濁度の懸濁液を作製するために必要な釣菌回数(釣菌ツールのスタンプ動作の回数),釣菌するコロニーの数,釣菌にかかる時間,釣菌するコロニーの全面積や全体積,個々のコロニーのサイズ(直径,面積,体積など),コロニー間の距離(密度)などの指標であり、スタンプ方式と横スライド方式を切り分ける限界値を定める値である。
細菌コロニー釣菌装置は、釣菌動作を制御する制御部を有し、この制御部は、実施例1に示す(1)〜(6)の他に、さらに、次に示す機能を有してもよい。
(7)スタンプ方式による釣菌動作で所定濁度の懸濁液が作製される釣菌条件と、閾値を比較し、実行する釣菌動作を判断する。
(S11)入力部101から、球菌か桿菌かいずれか、および濁度および閾値などが入力される。ここでは、例として、閾値にスタンプ方式による釣菌回数の上限である最多釣菌回数Nを入力する。
(S12)カメラ106でコロニーの画像を撮影する。
(S13)画像やデータベースを基に、実施例1と同様に総菌量(所定濁度の懸濁液作製に必要な菌量)になるコロニー面積を求め、スタンプ方式による釣菌回数やコロニー数やパターンなどを算出する。
(S14)算出した情報を表示部102に表示する。ここで、ユーザは、入力部101から釣菌を実行するコロニーやエリアを選択してもよく、その場合、釣菌回数やコロニー数などが再計算,再表示される。
(S15)制御部は、画像から求めた総菌量になる釣菌回数nと閾値Nを比較する。[釣菌回数n≦閾値N]の場合、釣菌ツールの垂直方向の動作(スタンプ方式)を選択すると判断する。[釣菌回数n>閾値N]の場合、釣菌ツールの水平方向(横スライド方式)の動作を選択すると判断する。その判断を、表示部102に表示してもよく、その場合、ユーザは制御部が選択した動作を判断して、変更してもよい。
(S16)判断した釣菌ツール107の動作にてコロニーを釣菌する。
(S17)容器112にシリンジ208とタンク210と分注ピペッタ212を用いて食塩水を満たす。
(S18)釣菌ツールを容器112中の食塩水に浸して、懸濁液を作製する。
細菌コロニー釣菌装置は、釣菌動作を制御する制御部と濁度計110を有し、この制御部は、さらに、次に示す機能を有してもよい。
(8)釣菌後、作製した懸濁液を濁度計110で測定し、その濁度を制御部で受け取る。
(9)制御部にて受け取った濁度と所定の濁度を比較し、所定の濁度が達成されていない場合、不足分の濁度を算出する。
(10)制御部にて受け取った濁度から、先に釣菌した菌の面積と測定した濁度との関係を算出する。
(11)上記(10)の関係を用い、上記(9)で算出した濁度不足分を補う追加コロニーの面積、さらに釣菌回数などを求める。
(S21)入力部1から、球菌か桿菌かいずれか、および濁度および閾値などが入力される。
(S22)スタンプ方式にて釣菌し、懸濁液を作製する。ここで実行したスタンプ方式による釣菌回数をm回とする。これは、実施例1のS5〜S8と同様のステップである。
(S23)作製した懸濁液の濁度cを測定する。
(S24)上記S23で測定した濁度と所定の濁度を比較する。
(S25)所定濁度が達成されていない場合、不足分の濁度dを算出する。
(S26)上記S23で測定した濁度cと、スタンプ方式にて釣菌した釣菌回数mとの関係を求める。例えば、測定濁度を釣菌回数で割ること(c/m)によって、菌液作製効率eが算出される。つまり、菌液作製効率とは、1回のスタンプ方式による釣菌動作によって得られる懸濁液の濁度のことである。
(S27)上記S25で算出した不足分の濁度dを補う釣菌回数nを、上記S26で求めた関係を基に求める。これは、不足分の濁度を菌液作製効率で割ることに(n=d/e)よって求まる。
(S28)実施例2のS14〜S16と同様の方法で閾値から動作を決定し、不足分のコロニーを追加釣菌する。
(S29)上記S22の懸濁液に、釣菌ツールを浸してコロニーを追加し、懸濁液を作製する。
102 表示部
103 撮像部
104 釣菌動作部
105 菌液調整部
106 カメラ
107 釣菌ツール
108 シャーレ
109 シャーレ台
110 濁度計
111 濁度調整機構
112 容器
201 釣菌ツール用ラック
202 水平移動軸
203 X軸体
204 Y軸体
205 Z軸体
206 釣菌ツール把持部
207 容器搭載部
208 シリンジ
209 流路
210 タンク
211 三方弁
212 分注ピペッタ
501 釣菌ツール先端部
502 釣菌ツール支持体
601 コロニーの画像
701 コロニーの輪郭
702 コロニーの重心
703 重心から一番短い端
704 重心と重心から一番短い端を結んで得られる1個のコロニーのコロニー寸法
801 コロニー
802 培地
Claims (40)
- コロニーを採取する釣菌ツールと、該釣菌ツールを少なくとも垂直方向へ駆動させる駆動部と、シャーレを載置する台とを備えた釣菌装置であって、
コロニーをいくつかのグループに分類した場合、釣菌対象のコロニーがどのグループに属するかによって、釣菌ツールの釣菌動作を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - コロニーを採取する釣菌ツールと、該釣菌ツールを少なくとも垂直方向へ駆動させる駆動部と、シャーレを載置する台とを備えた釣菌装置であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌動作を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - コロニーを採取する釣菌ツールと、該釣菌ツールを少なくとも垂直方向へ駆動させる駆動部と、シャーレを載置する台とを備えた釣菌装置であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌回数を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - コロニーを採取する釣菌ツールと、該釣菌ツールを少なくとも垂直方向へ駆動させる駆動部と、シャーレを載置する台とを備えた釣菌装置であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌量を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌回数を求めることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌すべきコロニーの個数を求めることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
釣菌すべきコロニーに応じて必要な釣菌回数を表示することを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
釣菌すべきコロニーの個数を表示することを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
グループは、球菌か桿菌かに分類されることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
グループ毎に、懸濁液の濁度と、コロニーの総面積との関係を示すデータベースを備えていることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
グループ毎に、懸濁液の濁度と、コロニーの総体積との関係を示すデータベースを備えていることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
グループ毎に、懸濁液の吸光度と、コロニーの総面積との関係を示すデータベースを備えていることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
グループ毎に、懸濁液の吸光度と、コロニーの総体積との関係を示すデータベースを備えていることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項10において、
コロニーを撮影するカメラを備えていることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項14において、
カメラで撮影したコロニーの画像を基に個々のコロニーの面積を求める画像処理を行う制御部を備えることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項10において、
どのグループに属するかの情報と共に、所望の懸濁液の濁度の情報も得ることができ、 該濁度から上記データベースを基に、コロニーの総面積を求め、該コロニーの総面積と、制御部が求めた1つのコロニーの面積から必要なコロニー数を求めることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項16において、
必要なコロニー数を表示することを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項16において、
シャーレ上のコロニーの画像を表示し、釣菌すべきコロニーをマーキングすることを特徴とする、釣菌装置。 - 細菌を採取する釣菌ツールを用いた釣菌方法であって、
コロニーがいくつかのグループに分類した場合、釣菌対象のコロニーがどのグループに属するかに応じて、釣菌ツールの釣菌動作を切り替えることを特徴とする、釣菌方法。 - 細菌を採取する釣菌ツールを用いた釣菌方法であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌動作を切り替えることを特徴とする、釣菌方法。 - 細菌を採取する釣菌ツールを用いた釣菌方法であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌回数を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - 細菌を採取する釣菌ツールを用いた釣菌方法であって、
釣菌対象のコロニーに応じて、釣菌量を切り替えることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項19において、
上記グループは、球菌か桿菌かに分類されることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項23において、
グループ毎に、懸濁液の濁度と、コロニーの総面積との関係を示すデータベースを備えていることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項24において、
カメラで撮影したコロニーの画像を基に個々のコロニーの面積を求め、
どのグループに属するかの情報と共に、所望の懸濁液の濁度の情報も得ることができ、 該濁度から上記データベースを基に、コロニーの総面積を求め、該コロニーの総面積と、画像処理で求めた1つのコロニーの面積から必要なコロニー数を求めることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項1において、
さらに、懸濁液の濁度を求める濁度計を備えた、釣菌装置。 - 請求項1において、
上記駆動部による釣菌ツールの動作は、垂直方向または水平方向のいずれかまたは組み合わせであることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項27において、
予め設定された閾値を基に、釣菌ツールの動作方向を切り替えることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項28において、
上記閾値とは、釣菌ツールの垂直方向による、釣菌回数,釣菌するコロニーの数,釣菌動作時間,釣菌面積,釣菌体積,個々のコロニーサイズ,コロニー間の距離のいずれかに関する限界値であることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項1において、
さらに、ユーザが釣菌するコロニーおよびコロニーのエリアを選択する入力部を備えた、釣菌装置。 - 請求項30において、
コロニーを撮影するカメラを備え、
該カメラで撮影した画像を基に、ユーザが選択したコロニーの総面積、または総体積を求める機能を有する、釣菌装置。 - 請求項27において、
水平方向に釣菌ツールを動作する場合、動作距離または動作範囲または動作方向の少なくともひとつを判断し、選択したコロニーおよびエリアのコロニーを釣菌することを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項26において、
測定した濁度から、
懸濁液の濁度とコロニーの総面積または総体積との関係を求めることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項33において、
求めた関係を基に、所望の濁度を達成するコロニーまたはコロニーのエリアを求めることを特徴とする、釣菌装置。 - 請求項19において、
上記釣菌動作は、釣菌ツールの垂直方向または水平方向への動作のいずれかまたは組み合わせであることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項35において、
予め設定された閾値を基に、釣菌ツールの動作方向を切り替えることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項36において、
上記閾値とは、釣菌ツールの垂直方向による、釣菌回数,釣菌するコロニーの数,釣菌動作時間,釣菌面積,釣菌体積,個々のコロニーサイズ,コロニー間の距離のいずれかに関する限界値であることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項35において、
水平方向に釣菌ツールを動作する場合、動作距離または動作範囲または動作方向の少なくともひとつを判断し、選択したコロニーおよびエリアのコロニーを釣菌することを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項35において、
あらかじめ測定した濁度から、懸濁液の濁度とコロニーの総面積または総体積との関係を求めることを特徴とする、釣菌方法。 - 請求項39において、
求めた関係を基に、所望の濁度を達成するコロニーまたはコロニーのエリアを求めることを特徴とする、釣菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010281123A JP5618810B2 (ja) | 2010-05-11 | 2010-12-17 | 釣菌装置および釣菌方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010108893 | 2010-05-11 | ||
JP2010108893 | 2010-05-11 | ||
JP2010281123A JP5618810B2 (ja) | 2010-05-11 | 2010-12-17 | 釣菌装置および釣菌方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011254806A true JP2011254806A (ja) | 2011-12-22 |
JP5618810B2 JP5618810B2 (ja) | 2014-11-05 |
Family
ID=45471725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010281123A Active JP5618810B2 (ja) | 2010-05-11 | 2010-12-17 | 釣菌装置および釣菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5618810B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015518142A (ja) * | 2012-03-30 | 2015-06-25 | ビーディー キエストラ ベスローテン フェンノートシャップ | 微生物の自動化された選択およびmaldiを使用した同定 |
CN113502219A (zh) * | 2021-05-22 | 2021-10-15 | 山东景阳冈酒厂有限公司 | 一种优质窖泥高产己酸菌的筛选鉴定装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022145086A1 (ja) | 2020-12-28 | 2022-07-07 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978680A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-07 | Ajinomoto Co Inc | 微生物移植装置 |
JPS6265700A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-24 | Datsuku Eng Kk | コロニ−の移植方法 |
JPS6332477A (ja) * | 1977-06-21 | 1988-02-12 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ− | 釣菌用棒および釣菌方法 |
JP2000162098A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-16 | Jt Science:Kk | コロニ―採取方法および装置 |
JP2000171360A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-23 | Jt Science:Kk | コロニ―採取方法および装置 |
JP2005500809A (ja) * | 2000-12-08 | 2005-01-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 薄膜培養装置のコロニーの自動画像形成および採取 |
JP2005040029A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Keio Gijuku | 嫌気性細菌を採取する方法、器具及びキット、ならびに嫌気性細菌を採取及び培養する方法及びキット |
JP2005227070A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | ▲高▼崎科学器械株式会社 | 検査装置、及び該検査装置を備えた振とう培養装置 |
-
2010
- 2010-12-17 JP JP2010281123A patent/JP5618810B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6332477A (ja) * | 1977-06-21 | 1988-02-12 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ− | 釣菌用棒および釣菌方法 |
JPS5978680A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-07 | Ajinomoto Co Inc | 微生物移植装置 |
JPS6265700A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-24 | Datsuku Eng Kk | コロニ−の移植方法 |
JP2000162098A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-16 | Jt Science:Kk | コロニ―採取方法および装置 |
JP2000171360A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-23 | Jt Science:Kk | コロニ―採取方法および装置 |
JP2005500809A (ja) * | 2000-12-08 | 2005-01-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 薄膜培養装置のコロニーの自動画像形成および採取 |
JP2005040029A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Keio Gijuku | 嫌気性細菌を採取する方法、器具及びキット、ならびに嫌気性細菌を採取及び培養する方法及びキット |
JP2005227070A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | ▲高▼崎科学器械株式会社 | 検査装置、及び該検査装置を備えた振とう培養装置 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015518142A (ja) * | 2012-03-30 | 2015-06-25 | ビーディー キエストラ ベスローテン フェンノートシャップ | 微生物の自動化された選択およびmaldiを使用した同定 |
US9753045B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-09-05 | Bd Kiestra B.V. | Automated selection of microorganisms and identification using MALDI |
US10073105B2 (en) | 2012-03-30 | 2018-09-11 | Bd Kiestra B.V. | Automated selection of microorganisms and identification using MALDI |
JP2018157818A (ja) * | 2012-03-30 | 2018-10-11 | ビーディー キエストラ ベスローテン フェンノートシャップ | 微生物の自動化された選択およびmaldiを使用した同定 |
US10495655B2 (en) | 2012-03-30 | 2019-12-03 | Bd Kiestra B.V. | Automated selection of microorganisms and identification using MALDI |
US10859588B2 (en) | 2012-03-30 | 2020-12-08 | Bd Kiestra B.V. | Automated selection of microorganisms and identification using MALDI |
JP2021107815A (ja) * | 2012-03-30 | 2021-07-29 | ビーディー キエストラ ベスローテン フェンノートシャップ | 微生物の自動化された選択およびmaldiを使用した同定 |
US11609239B2 (en) | 2012-03-30 | 2023-03-21 | Bd Kiestra B.V. | Automated selection of microorganisms and identification using MALDI |
JP7277498B2 (ja) | 2012-03-30 | 2023-05-19 | ビーディー キエストラ ベスローテン フェンノートシャップ | 微生物の自動化された選択およびmaldiを使用した同定 |
CN113502219A (zh) * | 2021-05-22 | 2021-10-15 | 山东景阳冈酒厂有限公司 | 一种优质窖泥高产己酸菌的筛选鉴定装置 |
CN113502219B (zh) * | 2021-05-22 | 2022-09-06 | 山东景阳冈酒厂有限公司 | 一种优质窖泥高产己酸菌的筛选鉴定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5618810B2 (ja) | 2014-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2210081B1 (en) | Method for the identification and handling of particles | |
JP5244801B2 (ja) | 細胞及び/又は細胞コロニーの自動化した除去のための方法及び装置 | |
JP4932703B2 (ja) | 細胞培養評価システム、細胞培養評価方法および細胞培養評価プログラム | |
AU2010327159B2 (en) | System and method for time-related microscopy of biological organisms | |
US11175488B2 (en) | Mobile microscope assembly | |
EP2476746B1 (en) | Device for classification of multiple bacterial species | |
US20160069786A1 (en) | An optical system and a method for real-time analysis of a liquid sample | |
JP2021525359A (ja) | マイクロ流体デバイスによる微小物体の自動検出及び特徴付け | |
KR20160137359A (ko) | 도말 표본 제작 장치, 혈액 검체 처리 시스템, 및 도말 표본 제작 장치에서의 혈액 처리부의 세정 방법 | |
US20170138924A1 (en) | Automated cell culture system and corresponding methods | |
IL247445B (en) | System and method for gliding cells and monitoring | |
RU2015101834A (ru) | Определение характеристик гетерогенных флюидных проб | |
CN107287119B (zh) | 一种细胞培养计数装置 | |
JP5618810B2 (ja) | 釣菌装置および釣菌方法 | |
JP7342950B2 (ja) | 細胞画像解析方法および細胞画像解析装置 | |
JP6139603B2 (ja) | 塗抹標本作製装置、血液検体処理システム、および、塗抹標本作製装置における血液処理部の洗浄方法 | |
Yoon et al. | Diagnostic performance of CellaVision DM96 for Plasmodium vivax and Plasmodium falciparum screening in peripheral blood smears | |
JP2009229274A (ja) | 細胞観察の画像解析方法、画像処理プログラム及び画像処理装置 | |
CN107622238A (zh) | 一种免疫细胞状态图像采集监控装置、方法 | |
JPH07121220B2 (ja) | 動物細胞の培養装置、培養方法及び活性診断装置 | |
CN115398200A (zh) | 用于微粒分析的流体装置及相关方法 | |
US20220309705A1 (en) | Multi-perspective microscopic imaging guided microinjection of microscopic objects across large field of views | |
US20210301239A1 (en) | Cell production apparatus, cell production method, computer-readable storage medium, and cell production system | |
JP5658902B2 (ja) | 細菌撮像装置および菌液調整装置 | |
JP4448673B2 (ja) | 細菌分析装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120521 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140408 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140722 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5618810 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |