JP2011254471A - 画像処理装置、画像プレビュー方法 - Google Patents

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直哉 村上
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Abstract

【課題】画像処理装置のデータ処理性能の改善を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】実施形態の画像形成装置は、原稿を読み取り、処理対象の画像データを作成する読取部と、読取部によって作成される画像データを取得し、画像データを、解像度を維持した所定形式のデータに変換して第1画像データを生成し、記憶部に記憶させる第1画像生成部と、第1画像データとは別に、読取部によって作成される画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データを生成し、記憶部に記憶させる第2画像生成部と、第2画像生成部によって生成される第2画像データを記憶部から取得して表示する表示部と、第1画像生成部によって生成される第1画像データを記憶部から取得して出力処理を行う出力部と、を有する。
【選択図】図6

Description

この明細書に記載の実施形態は、画像処理装置の処理速度を改善する技術に関する。
近年、画像処理装置であるMFP(Multifunction Peripheral)は、急速に高機能、高速化が図られており、モノクロMFPからカラーMFPへのBtoCが加速してきている。
MFPでは、装置内部にBOXと呼ばれる文書保存用HDD(Hard disk drive)を持ち、大型の液晶パネルを備え、スキャナから入力した各種画像データ、ドキュメントや外部機器から取得した各種画像データ、ドキュメントのプレビュー閲覧が可能なシステムが普及してきている。
従来のMFPは、蓄積された画像データをプレビュー表示する場合に、HDDに蓄積された画像データを伸張してからデータ加工することで、サムネール画像やプレビュー画像を生成する。よって表示までの時間が遅くなったり、本体のパフォーマンスが低下したりする。
また、モノクロかカラーかをMFPが自動で選択するオートカラーセレクトモード(以下、ACSと称す)、絵柄判定、下地濃度等の画像全面の情報を用いて判断する処理を行う場合、プリスキャン処理や追加ハードウェアが必要となり、パフォーマンス低下やコストアップの要因になるという問題がある。
実施形態は上述した問題点を解決するためになされたものであり、入力画像データを高速に表示し、また入力画像データに対して高速に画像処理する技術を提供することを目的とする。
画像処理装置は、原稿を読み取り、処理対象の画像データを作成する読取部と、読取部によって作成される画像データを取得し、画像データを、解像度を維持した所定形式のデータに変換して第1画像データを生成し、記憶部に記憶させる第1画像生成部と、第1画像データとは別に、読取部によって作成される画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データを生成し、記憶部に記憶させる第2画像生成部と、第2画像生成部によって生成される第2画像データを記憶部から取得して表示する表示部と、第1画像生成部によって生成される第1画像データを記憶部から取得して出力処理を行う出力部と、を有する。
実施形態のシステムの構成例を示す図である。 実施形態の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態の画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。 第1の処理経路で生成される画像データを表示する場合の処理例を説明する図である。 実施形態の表示処理の一例を説明する図である。 実施形態の機能ブロック図の一例を示す図である。
本実施形態の画像処理装置は、NWスキャン(Network Scan)や印刷処理等を行うときの、外部機器やスキャン装置から入力された画像をプレビュー表示するために、入力した画像データを画像出力用の第1画像データと、プレビュー表示や内部画像処理を行うための解像度を落とした第2画像データを同時に持ち、プレビュー表示には第2画像データを使用し、ユーザに提供する画像出力(シートへの像形成)やファイル化は第1画像データを使用する。また、本実施形態の画像処理装置は、第1画像データの加工、処理を行う際、第2画像データの特徴量や第2画像データを用いた判定結果を利用する。
以下、図面を参照しつつ本実施形態の態様について説明する。図1は、本実施形態のシステムの構成の一例を示す図である。システム500は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAXやEメールの送受信機能を有するMFPである画像処理装置100と、PC(Personal computer)200とを有する。画像処理装置100とPC200とはLAN(Local Area Network)300により接続されており、互いに通信可能である。
画像処理装置100は、装置内のハードウェア機器を統括制御し、また種々の画像処理を実行する制御ボード110を有する。制御ボード110は、装置内のハードウェア機器を制御し、またプログラムを実行する演算処理装置であるプロセッサ14を有し、揮発性の記憶装置であるメインメモリ15(図1ではメモリ15と表記)を有する。また制御ボード110は、外部との通信を制御するNIC(Network Interface Card)18、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)30、ファックス信号の送受信を制御するFAXボード13を有する。
画像処理装置100は、ユーザからの指示を受付けるキーボード122、および取り込んだ画像データのプレビューや制御内容を表示するとともにユーザからの指示を受付けるタッチパネルディスプレイ121を含むコントロールパネル120を有する。また画像処理装置100は、シート原稿およびブック原稿の画像をスキャンして読み取り、原稿の電子画像データを生成するスキャン部1を有し、制御ボード110で画像処理された後のデータをシートに形成するプリンタ部12を有する。
PC200のハードウェア構成は、現存のPCと同様であり、プロセッサ204を有し、またフラッシュROM(Read Only Memory)や主記憶装置、HDD等の二次記憶装置を含む構成であるメモリ205、NIC206を有する。PC200は、ユーザからの入力を受付けるキーボード202、マウス203、およびユーザに像を表示するモニター201を有する。NIC18とNIC206とがLAN300を介して互いに通信の制御を行っている。
図2は画像処理装置100の構成例を示すブロック図である。図2を参照して、画像処理装置100の構成(主として印刷処理が行われるときの構成)について説明する。画像処理装置100は、ASIC30によって実装される画像処理部20、印刷前処理部21を有する。画像処理部20は、第1画像処理部2、第2画像処理部3、第3画像処理部4、データ圧縮部5、解像度変換部6、ACSヒストグラム部7を有する。印刷前処理部21は、データ伸張部10、出力画像処理部11を有する。
まず画像処理部20内の各ユニットについて説明する。第1画像処理部2は、スキャナ部1が作成した画像データに対しCCDライン間補正、MTF補正等の共通の画像処理を行う。第2画像処理部3は、色変換処理、フィルタ処理、変倍処理等、印刷処理やNWスキャン等を行うための出力用の画像データを生成する。データ圧縮部5は、第2画像処理部3によって処理された画像データをJPEG等の形式に圧縮する。以下、第1画像処理部2、第2画像処理部3、データ圧縮部5の処理経路を、必要に応じて第1の処理経路と称し、第1の処理経路で生成される画像データを、必要に応じて圧縮画像データと称する。
第3画像処理部4は、第2画像処理部3と同様に色変換処理、フィルタ処理等の画像処理を行うことでプレビュー表示用の画像データを生成する。解像度変換部6は、第3画像処理部4によって処理された後の画像データの解像度を変換した画像データを作成する。本実施形態では、元の画像データを600dpiとし、解像度変換部6はこの元の画像データを100dpiのプレビュー表示用の画像データに変換する。以下、第1画像処理部2、第3画像処理部4、解像度変換部6の処理経路を、必要に応じて第2の処理経路と称し、第2の処理経路で生成される画像データを、必要に応じて解像度変換データと称する。
ACSヒストグラム部7は、ACSモードが設定されているときに、スキャナ部1で作成される画像データがカラーであるかモノクロであるかを判定する。この判定結果は、プレビュー表示やシートへの像形成時に用いられる。
ページメモリ9は、データ圧縮部5、解像度変換部6から出力される圧縮画像データ、解像度変換データを一時的に格納する記憶装置である。
印刷前処理部21の内部構成について説明する。データ伸張部10は、ページメモリ9から圧縮画像データを取得して伸張する。出力画像処理部11は、伸張された画像データを、例えば色変換、画像識別、スクリーン処理等、プリンタ部12が出力するための画像処理を行う。出力画像処理部11の処理については後にさらに例示する。
HDD16はデータを不揮発性に記憶する二次記憶装置である。画像処理装置100は、これら以外にも図1で説明したFAXボード13、プロセッサ13、メインメモリ15、NIC18を用いて処理を行う。また図2で示す各ユニットは、システムバス19によって互いに接続されており、互いにデータや信号の送受信が可能となる。
次に画像処理装置100の動作について、図3を参照しつつ説明する。ここでは印刷処理が行われる場合について説明する。
スキャナ部1は、不図示の原稿配置トレイに配置される原稿を読み取ることで、印刷対象の画像データを作成する(ACT1)。ここでは、600dpi、カラーRGB各8bitの画像データが作成されるものとして説明する。スキャナ部1が作成した画像データに対して、第1画像処理部2は、CCDライン間補正、MTF補正の画像処理(第1の画像処理)を行う(ACT2)。
第1の処理経路として、第2画像処理部3は、第1画像処理部2から出力された画像データに対し、例えば色変換処理、フィルタ処理、変倍処理等、印刷用の画像を生成するための処理(第2の画像処理)を行い(ACT3)、データ圧縮部5が圧縮処理を行い(ACT4)、ページメモリ9に600dpiの圧縮画像データが格納される(ACT7)。
一方、第2の処理経路として、第1画像処理部2から出力された画像データに対し、第3画像処理部4は、色変換処理、フィルタ処理等を施してプレビュー表示用の画像を生成するための処理(第3の画像処理)を行い(ACT5)、解像度変換6は、プレビュー表示に必要とされる解像度(例えば100dpi)に変換し(ACT6)、この解像度変換データがページメモリ9に格納される(ACT7)。よって第2の処理経路で生成される画像データは、解像度が元の画像データよりも落ちているが、第1の処理経路の様に圧縮処理は行われず生データでページメモリ9に格納される(例外として、bit数を落とす等のデータ加工は許容される)。尚、ACT3、ACT4、ACT7の動作と、ACT5、ACT6、ACT7の動作とは同時に並列で実行される。
第1の処理経路で生成される圧縮画像データで、仮に圧縮処理を行わない場合の生画像データの容量は、1インチ(25.4mm)四方内に600画素(すなわち600dpi)、3色(RGB)、原稿サイズがA4サイズ(210mm×297mm)の画像データである場合、
600/25.4×600/25.4×210×297×3≒104MBytes
となる。一方、第2の処理経路で生成される解像度変換データの容量は、100dpiに変換されているため、
100/25.4×100/25.4×210×297×3≒2.9MBytes
となり、1/36の容量となる。
ページメモリ9に格納された2つの画像データはシステムバス19とプロセッサ14、メインメモリ15によってHDD16に格納される(ACT8)。
ここまでが画像データの取得、生成処理である。引き続き印刷処理について説明する。
HDD16に格納された圧縮画像データは、プロセッサ14からのプリント指示に従い、上記ACT8と同様にシステムバス19、プロセッサ14、メインメモリ15によりページメモリ9に格納される(ACT9)。尚、圧縮画像データがページメモリ9にそのまま残されている場合、HDD16内のデータではなくページメモリ9内のデータに対して印刷処理が行われる。
プロセッサ14は、ユーザからプレビュー表示の指示があるか否かの判定を行う(ACT10)。この判定は、例えばコントロールパネル120に表示される所定のプレビュー表示ボタンがユーザによって押下されるか否かの判定に基づく。プレビュー表示の指示が無い場合(ACT10、No)、データ伸張部10は、ページメモリ9に格納された圧縮画像データがRGBの生信号となるように伸張し(ACT12)、出力画像処理部11は印刷処理に必要とされる画像処理(例えば色変換、画像識別、スクリーン処理等)を行う(ACT13)。出力画像処理部11によって処理されたデータはプリンタ部12に出力され、プリンタ部12は、入力されたカラーまたはモノクロデータをシート上に画像形成する(ACT14)。
一方、プレビュー表示がユーザに指示されている場合(ACT10、Yes)、コントロールパネル120は、解像度変換部6によって生成される解像度変換データを用いてプレビュー表示を行う(ACT11)。
ACT11の動作について、図4、図5を参照しつつ説明する。図4は、プレビュー画像を、仮に第1の処理経路で生成される圧縮画像データを用いて行った場合の動作を示す図である。尚、図4で示す処理および図5で示す処理は、プロセッサ14がHDD16に予め導入されているプログラムをメインメモリ15に展開して演算実行することで行われる。
HDD16に格納された圧縮画像データは、伸張処理が施されることで伸張され(ACT20)、伸張された画像データは、表示用の解像度に変換される(ACT21)。解像度が変換された画像データに対し、第4の画像処理が施される(ACT22)。第4の画像処理は、プレビュー表示しやすいようにPNG形式のフォーマットへ変換する処理や、モノクロモード又はACSヒストグラム判定部7でモノクロと判定された画像を表示する場合のモノクロ化処理等である。このように処理された画像データは、HDD16に再度格納されてコントロールパネル120に表示される。
図4で示すソフトウェア処理を行う場合、前述したようにデータ容量約104MBの画像データに対して処理を行うため、処理が遅くなる。また本実施形態では、容量の大きな圧縮画像データを伸張処理するため、その分さらに時間を要することとなる。またプロセッサ14の負荷も高くなり、大きくパフォーマンスを低下させる原因となる。
このパフォーマンス低下を抑えるため、本実施形態では、第2の処理経路で処理された少容量、圧縮されていない生画像データをプレビュー表示に利用する。このときの動作を図5に示す。図5は、HDD16に格納された解像度変換データを処理する場合のフローを示している。HDD16から解像度変換データ、すなわち非圧縮の画像データを取得し、解像度変換データの解像度を変換し(ACT21)、解像度を変換した画像データに上述同様の画像処理(第4の画像処理)を行う(ACT22)。尚、HDD16に格納された画像データの解像度のままプレビュー表示を行う場合、ACT21の処理は行われない。解像度変換データはデータ量が小さいため、ソフトウェアで処理したとしても大きなパフォーマンス低下とならない。
図5で示す処理が行われることで、コントロールパネル120上でプレビュー表示が行われる。コントロールパネル120上の所定の印刷開始ボタンがユーザによって押下される場合、処理は後続のACT12に進む。
上記説明では印刷処理について説明したが、スキャン画像データを外部機器(例えばPC200やFTP、メールサーバ等のコンピュータ)に転送するNWスキャン処理の場合、ACT12〜14の処理が以下のようになる。すなわち、HDD16に格納された圧縮画像データは、例えば固定長JPEG形式から可変長JPEG形式への変換処理が行われ(この変換処理は印刷前処理部21が行うものとする)、NIC18経由で外部に送信される。また、FAX送信の場合も同様に、HDD16に格納されている圧縮画像データがFAX送信信号に変換され(この変換処理は印刷前処理部21が行うものとする)、FAXボード13、公衆回線を経由して指定FAX番号の機器に送信される。
コントロールパネル120やプリンタ部12は、ACSヒストグラム部7の判定結果に応じて、モノクロ画像かカラー画像かを表示、印刷出力する。この場合、ACSヒストグラム部7は、第1画像処理部2による処理が行われた後の画像データを取得し、当該画像データがモノクロ画像かカラー画像かの判定を行う。カラー画像と判定される場合、コントロールパネル120にはカラー画像が表示され、プリンタ部12はカラー画像をシートに形成する。一方モノクロ画像と判定される場合、モノクロ画像がコントロールパネル120に表示され、モノクロ印刷がプリンタ部12によって行われる。
また、ACSヒストグラム部7は、解像度変換データを用いてモノクロ画像かカラー画像かの判定を行ってもよい。この場合、ACT7またはACT8の後に、ページメモリ9またはHDD16に格納された解像度変換データを取得する。ACSヒストグラム部7は、解像度変換データを用いて、スキャン部1が作成した画像データがモノクロ画像かカラー画像かの判定を行う。モノクロ画像と判定される場合、解像度変換データはモノクロ画像としてコントロールパネル120に表示され、圧縮画像データはモノクロ画像としてプリンタ部12によって印刷される。カラーと判定される場合、それぞれカラー画像が表示、印刷される。
また、既存の画像処理技術を、第2の処理経路で生成される解像度変換データに対して行い、この処理結果を第1の処理経路で生成される圧縮画像データに適用することも可能である。具体的な処理内容について以下に例示する。
1.画像が写真または線画画像であるかを判定するための特徴量を、解像度変換データを用いて抽出し、その特徴量を用いて圧縮画像データに対して色変換、識別、墨入れ、スクリーン処理を実施する。
2.下地濃度がどれくらいであるかの特徴量を、解像度変換データを用いて抽出し、圧縮画像データに対して下地除去処理を行う。
3.偽造防止の観点で画像中に埋め込まれるコピー禁止用のパターン信号を、解像度変換データを用いて抽出し、禁止用のパターン信号が抽出された場合は圧縮画像データの印刷処理を禁止する。
上記1〜3の特徴量やパターン信号の抽出処理は、プロセッサ14によるソフトウェア処理とするが、ASIC30による実装であってもよい。解像度変換データによって抽出される特徴量やパターン信号は、プロセッサ14とシステムバス19を介して、後段の出力画像処理部11の処理パラメータ、モードとして利用される。また特徴量は、そのままページメモリ9から圧縮画像データと共に後段の出力画像処理部11に出力する構成であっても良い。
解像度変換データを用いることでデータ量が少なくなり、また伸張処理を行うこと無しにソフトウェアで処理することが可能となる。よって、アルゴリズム変更や処理フローに応じた使い方に変更できるため、そのメリットは大きい。
上述を踏まえた画像処理装置100の機能ブロックの一例を図6に示す。画像処理装置100は、読取部30と、第1画像生成部31と、第2画像生成部32と、記憶部33と、表示部34と、出力部35と、情報抽出部36と、画像処理実行部37とを有する。
読取部30は、原稿を読み取り処理対象の画像データを作成する。読取部30はスキャナ部1に相当する。
第1画像生成部31は、読取部30によって作成される画像データを取得し、該画像データを、解像度を維持しつつ所定形式のデータに変換して第1画像データ(圧縮画像データに相当)を生成して記憶部33に記憶させる。第1画像生成部31は、第1画像処理部2、第2画像処理部3、データ圧縮部5に相当する。ここでの所定形式として、上述の例ではJPEG形式として説明したが、態様を限定するものではなく、JPEG形式以外にも、GIF形式、BMP形式、PDF形式等、画像処理装置100が画像として認識可能なデータフォーマットであればどのような形式でも構わない。
第2画像生成部32は、第1画像データとは別に、読取部30によって作成される画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データ(解像度変換データ)を生成し、記憶部33に記憶させる。第2画像生成部32は、第1画像処理部2、第3画像処理部4、解像度変換部6に相当する。
記憶部33は、第1画像データ、第2画像データを記憶するユニットであり、ページメモリ9、HDD16、メインメモリ15に相当する。尚、記憶部33は、画像処理装置100の外部に設置された記憶装置でもよく、また、第1画像データと第2画像データの記憶先は同一の記憶装置である必要はない。
表示部34は、第2画像生成部32によって生成される第2画像データを記憶部33から取得して表示する。表示部34は、コントロールパネル120に相当し、コントロールパネル120はプロセッサ14のプログラム実行によって制御される。
出力部35は、第1画像生成部31によって生成される第1画像データを記憶部33から取得して出力処理を行う。出力部35は、データ伸張部10、出力画像処理部11、プリンタ部12、NIC18、FAXボード13に相当する。ここでの出力処理は、シートへの印刷出力、外部機器へのデータ転送、FAX送信を含む。
情報抽出部36は、記憶部33に記憶されている第2画像データから、所定の画像処理を行うときに必要なパラメータを抽出する。情報抽出部36は、プロセッサ14によるソフトウェア処理で実現される。ここでの所定の画像処理とは、例えば、画像が写真または線画画像であるかを判定する処理、下地除去処理、コピー禁止用のパターンが画像に埋め込まれているかの判定処理である。また画像が写真または線画画像であるかを判定する処理でのパラメータとは、例えばエッジ検出数である。下地除去処理でのパラメータとは、例えば画像中の下地領域と判定される画素の濃度値である。コピー禁止用のパターンが画像に埋め込まれているかの判定処理でのパラメータとは、例えば当該パターンの有無の判定結果である。
画像処理実行部37は、情報抽出部36で抽出される各パラメータを取得し、情報抽出部36で説明した所定の画像処理を、第1画像生成部31が生成した第1画像データに対して実行する。画像処理実行部37は出力画像処理部11に相当する。
以上に詳説したように、本実施形態では、画像処理装置のデータ処理性能の改善を図ることができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
30 読取部、31 第1画像生成部、32 第2画像生成部、33 記憶部、34 表示部、35 出力部、36 情報抽出部、37 画像処理実行部、100 画像処理装置。

Claims (10)

  1. 原稿を読み取り、処理対象の画像データを作成する読取部と、
    前記読取部によって作成される画像データを取得し、該画像データを、解像度を維持しつつ所定形式のデータに変換して第1画像データを生成し、記憶部に記憶させる第1画像生成部と、
    前記第1画像データとは別に、前記読取部によって作成される画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データを生成し、記憶部に記憶させる第2画像生成部と、
    前記第2画像生成部によって生成される第2画像データを前記記憶部から取得して表示する表示部と、
    前記第1画像生成部によって生成される第1画像データを前記記憶部から取得して出力処理を行う出力部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第2画像データから、所定の画像処理を行うときに必要なパラメータを抽出する情報抽出部と、
    前記情報抽出部によって抽出されるパラメータを取得し、前記所定の画像処理を、前記第1画像生成部が生成した第1画像データに対して実行する画像処理実行部と、を有し、
    前記出力部は、さらに、前記画像処理実行部によって処理された第1画像データを取得して出力処理を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、さらに、
    前記読取部によって作成される画像データがモノクロかカラーかを判定する判定部を有し、
    前記表示部は、前記判定部による判定結果に応じて、前記第2画像データをモノクロまたはカラーで表示し、
    前記出力部は、前記判定部による判定結果に応じて、前記第1画像データをモノクロまたはカラーで出力処理を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記判定部は、前記第2画像データを用いて、前記読取部によって作成される画像データがモノクロかカラーかを判定することを特徴とする画像処理装置。
  5. 原稿を読み取り、処理対象の画像データを作成する読取部と、
    前記読取部によって作成される画像データを取得し、該画像データを、解像度を維持しつつ所定形式のデータに変換して第1画像データを生成し、記憶部に記憶させる第1画像生成部と、
    前記第1画像データとは別に、前記読取部によって作成される画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データを生成し、記憶部に記憶させる第2画像生成部と、
    前記第2画像データから所定の画像処理を行うときに必要なパラメータを抽出する情報抽出部と、
    前記情報抽出部によって抽出されるパラメータを取得し、前記所定の画像処理を、前記第1画像生成部が生成した第1画像データに対して実行する画像処理実行部と、
    前記画像処理実行部によって処理された第1画像データを取得して出力処理を行う出力部と、
    を有する画像処理装置。
  6. 画像処理装置が、
    原稿を読み取り、処理対象の画像データを作成し、
    作成される前記画像データを取得し、該画像データを、解像度を維持しつつ所定形式のデータに変換して第1画像データを生成し、記憶部に記憶させ、
    前記第1画像データとは別に、読み取り作成される前記画像データの解像度を下げた画像データである第2画像データを生成し、記憶部に記憶させ、
    生成される前記第2画像データを前記記憶部から取得して表示し、
    生成される前記第1画像データを前記記憶部から取得して出力処理を行う
    画像プレビュー方法。
  7. 請求項6に記載の画像プレビュー方法において、
    前記画像処理装置が、さらに、
    前記第2画像データから、所定の画像処理を行うときに必要なパラメータを抽出し、
    抽出される前記パラメータを取得し、該パラメータに基づき前記所定の画像処理を前記第1画像データに対して実行し、
    前記画像処理が実行された前記第1画像データを取得して出力処理を行う
    ことを特徴とする画像プレビュー方法。
  8. 請求項6または7に記載の画像プレビュー方法において、
    前記画像処理装置が、さらに、
    前記読み取り作成される画像データがモノクロかカラーかを判定し、
    前記判定の結果に応じて、前記第2画像データをモノクロまたはカラーで表示し、
    前記判定の結果に応じて、前記第1画像データをモノクロまたはカラーで出力処理を行う
    ことを特徴とする画像プレビュー方法。
  9. 請求項8に記載の画像プレビュー方法において、
    前記画像処理装置が、
    前記第2画像データを用いて、前記読み取り作成される画像データがモノクロかカラーかを判定することを特徴とする画像プレビュー方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像プレビュー方法において、
    前記第1画像データの生成処理と前記第2画像データの生成処理は、並列に実行されることを特徴とする画像プレビュー方法。
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CN112578649A (zh) * 2019-09-27 2021-03-30 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

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