JP2011254212A - 撮像装置,これを搭載する携帯端末機,撮像装置の制御方法,およびプログラム - Google Patents

撮像装置,これを搭載する携帯端末機,撮像装置の制御方法,およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく様々な状況において手ぶれ補正をすることを可能とした撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る撮像装置100は、第1撮像部10,手ぶれ量演算部12,第2撮像部14,手ぶれ補正部16,および記憶部18を備える。手ぶれ量演算部12は、第1撮像部10にて生成された第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する。この手ぶれ量に基づいて、手ぶれ補正部16は手ぶれ補正処理を行ない、第2撮像部にて生成した第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして記憶部18に記憶させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、手ぶれ補正機能付きの撮像装置に関する。
カメラを用いて静止画や動画を撮像するときにおいて、シャッターを押すと意図せずカメラ本体が動いてしまい、これによって撮像した画像にぶれが生じることがある。これが手ぶれと呼ばれる現象である。この手ぶれによる影響を抑制するための技術として、従来、以下に説明する電子式および光学式という二つのタイプの手ぶれ補正機構が広く知られている。
まず、電子式の手ぶれ補正機構についてであるが、これは複数の画像データを取得し、これらの画像データのうち実際に記録する領域を所定の領域に絞るとともに、この領域を手ぶれが抑制される方向に移動させた上で合成するものである(たとえば、特許文献1参照)。この電子式の手ぶれ補正機構は、動画像を記録する際に特に有効である。
もう一つは、光学式の手ぶれ補正機構である。これは振動ジャイロセンサーによって手ぶれによる画像のぶれ、すなわち手ぶれ量を演算し、この手ぶれ量に基づいて光学系を構成するレンズまたは受光素子を手ぶれが抑制される方向に移動させるものである(たとえば、特許文献2参照)。また、光学系を構成するレンズおよび受光素子を一つのユニットとし、このユニットを手ぶれが抑制されように微小回転させるものも知られている(たとえば、特許文献3参照)。
特開平7−177419号公報 特開2003−209736号公報 特開2007−104462号公報
しかしながら、前者の電子式の手ぶれ補正機構では、撮像している画像の内容によっては手ぶれ量を演算できない場合があった。たとえば、風が吹いていて画面全体の植物が別々の方向に揺れている場合などである。
一方、後者の光学式の手ぶれ補正機構では、振動ジャイロセンサーを搭載する必要が生じるので部品点数が増加してしまう。また、この振動ジャイロセンサーは携帯端末機のように比較的小さい機器に実装するのは難しいという事情もあった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、部品点数を増加させることなく様々な状況において手ぶれ補正をすることを可能とした撮像装置,これを搭載する携帯端末機,撮像装置の制御方法,およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段と、前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する手ぶれ量演算手段と、前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させる手ぶれ補正手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置では、第1光学系に入射した光を光電変換して生成した第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算し、手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして記憶手段に記憶させる。このように、第1撮像手段にて生成した第1画像に基づいて第2画像データの手ぶれ補正処理を行なうので、第2画像データのみからでは手ぶれ補正処理を行なうのが難しい様々な状況でも手ぶれ補正処理を行なうことができる。
また、第1撮像手段および第2撮像手段という二つの撮像手段を備える撮像装置であれば、ことさら部品点数を増加させることなく手ぶれ補正処理を行なうことができる。
本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末機の外観を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末機の手ぶれによる影響を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[実施の形態1]
まず、本発明の実施の形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態1は、複数の撮像部を備える撮像装置に関するものである。
はじめに、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100の構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る撮像装置100は、図1に示すように、第1撮像部10,手ぶれ量演算部12,第2撮像部14,手ぶれ補正部16,および記憶部18を備える。
第1撮像部10は、外部から入射した光を結像する第1光学系10aと、この結像した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子10bとを備え、同様に、第2撮像部14も、外部から入射した光を結像する第2光学系14aと、この結像した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子14bとを備える。ここで、記憶部18に記憶させる元となる画像データは第2撮像部14により生成される第2画像データであり、第1撮像部10により生成される第1画像データは手ぶれ量を演算するために生成するものである。
手ぶれ量演算部12は、第1撮像部10により生成された第1画像データに基づいて、手ぶれによる影響を示す量である手ぶれ量を演算する。
手ぶれ補正部16は、第2撮像部12により生成される第2画像データが手ぶれによる影響が相殺された状態で記憶部14に記憶されるよう、手ぶれ量演算部16により演算された手ぶれ量に基づいた手ぶれ補正処理を行なう。
記憶部18は、第2画像データに対して手ぶれ補正部16による手ぶれ補正処理が施された後のデータを記憶する。
なお、上述した本実施の形態に係る撮像装置10が備える各構成が有する機能は、CPUやメモリ、各種インターフェースなどのハードウェア資源と、メモリなどの記録媒体に記録されたプログラムとが協働することによって実現することができる。
次に、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100の動作、特に被写体を撮像してその静止画像や動画像を記憶部18に記憶する際の動作を説明する。
まず、第1撮像部10が所定時間の間に第1画像データを複数生成し、これら複数の第1画像データを手ぶれ量演算部12に出力する。
手ぶれ量演算部12は、これら複数の第1画像データに基づいて撮影装置100の手ぶれ量を演算して手ぶれ補正部16に出力する。具体的には、複数の第1画像データを比較することによって手ぶれ量をベクトルとして求め、この手ぶれ量を手ぶれ補正部16に出力する。
これと同時に、第2撮像部14でも複数の第2画像データを生成し、これら複数の第2画像データを手ぶれ量を手ぶれ補正部16に出力する。
この結果、手ぶれ補正部16は、手ぶれ量演算部12からはベクトルとしての手ぶれ量が入力されるとともに、第2撮像部14からは第2画像データが入力されることになる。
続いて、手ぶれ補正部16は、第2撮像部14から入力された第2画像データの各々に対し、手ぶれ量に基づいて手ぶれの影響が軽減するよう補正した後に合成して補正データを生成し、これを記憶部18に出力する。
記憶部18は、手ぶれ補正部16から入力された補正データ、すなわち第2撮像部14が生成した第2画像データが、手ぶれ補正部16によって手ぶれの影響が軽減されるよう補正がなされたデータが入力され、これを記憶する。
さて、上述したように、本実施の形態に係る撮像装置100では、第1撮像部10および第2撮像部14という、二つの撮像部によって二つの画像データを同時に生成し、第2撮像部14で生成した第2画像データを記憶部18に記憶させる際に、第1撮像部10で生成した第1画像データに基づいて演算した手ぶれ量を用いて手ぶれ補正処理を行なっている。このため、たとえ第2撮像部14で生成した第2画像データから手ぶれ量を演算できなくても、第1撮像部10で生成した第1画像データから手ぶれ量を演算し、手ぶれ補正処理を行なうことができるのである。
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100によれば、第1撮像部10にて生成した第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算し、この手ぶれ量に基づいて手ぶれ補正処理を行ない、第2撮像部にて生成した第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして記憶部18に記憶させる。このように、第1撮像部10にて生成した第1画像に基づいて第2画像データの手ぶれ補正処理を行なうので、第2画像データのみからでは手ぶれ補正処理を行なうのが難しい様々な状況でも手ぶれ補正処理を行なうことができる。
また、第1撮像部10および第2撮像部14という二つの撮像部を備えれば、ことさら部品点数を増加させることなく手ぶれ補正処理を行なうことができる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態2は、複数のカメラを備える携帯端末機200に関するものである。上述した実施の形態1と同一の構成については、同一の符号を付すとともに詳細な説明は省略することにする。
まず、本実施の形態に係る携帯端末機200の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る携帯端末機200は、図2に示すように、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100が備える第1撮像部10の替わりに第1カメラ20を備え、本発明の実施の形態1に係る撮像装置100が備える第2撮像部14の替わりに第2カメラ24を備えている点が異なっている。
第1カメラ20は、外部から入射した光を結像する第1光学系20aと、この結像した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子20bとを備え、同様に、第2カメラ24も、外部から入射した光を結像する第2光学系24aと、この結像した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子24bとを備える。ここで、記憶部18に記憶させる元となる画像データは第2カメラ24により生成される第2画像データであり、第1カメラ20により生成される第1画像データは手ぶれ量を演算するために生成するものである。
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200の外観を示す図である。ここで、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200は折りたたみ式の携帯端末機であり、図3(a)は開いた状態における携帯端末機200の正面図であり、図3(b)は開いた状態における携帯端末機200の背面図である。
本実施の形態に係る携帯端末機200は、図3に示すように、開いた状態では、第1カメラ20は正面を向いているのに対し、第2カメラ24は背面を向いており、互いに反対の方向を向いている。ここで、第2カメラ24は、人物や風景など一般的な被写体を撮像するために用いることができる。これに対し、第1カメラ20は、もっぱらユーザ自身を被写体として撮像するために用いることができ、たとえばテレビ電話などによる通話を行なう際に通話相手に対して送信するユーザ自身の動画像を撮像するのに用いることができる。
なお、上述した本実施の形態に係る携帯端末機200が備える各構成が有する機能は、CPUやメモリ、各種インターフェースなどのハードウェア資源と、メモリなどの記録媒体に記録されたプログラムとが協働することによって実現することができる。
次に、本実施の形態に係る携帯端末機200の動作、特に携帯端末機200を開いた状態で第1カメラ20によって被写体を撮像してその静止画像や動画像を記憶部18に記憶する際の動作を説明する。
まず、第1カメラ20が所定時間の間に第1画像データを複数生成し、これら複数の第1画像データを手ぶれ量演算部12に出力する。
手ぶれ量演算部12は、これら複数の第1画像データに基づいて携帯端末機200の手ぶれ量を演算して手ぶれ補正部16に出力する。
これと同時に、第2カメラ24でも複数の第2画像データを生成し、これら複数の第2画像データを手ぶれ量を手ぶれ補正部16に出力する。
この結果、手ぶれ補正部16は、手ぶれ量演算部12からはベクトルとしての手ぶれ量が入力されるとともに、第2カメラ24からは第2画像データが入力されることになる。
さて、手ぶれ量演算部12が手ぶれ量を演算する方法について、さらに詳細に説明する。上述したように、第1カメラ20と第2カメラ24とは、互いに反対方向を向いている。このため、第1カメラ20が撮像する第1画像データと、第2カメラ24が撮像する第2画像データとでは、手ぶれによる影響の表われ方も異なり、第1カメラ20により得られた第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する際にはこうした影響の差異も考慮する必要があるのである。
図4は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200の手ぶれによる影響を説明するための図である。
いま、図4に示すように、第2カメラ24が撮像する第2画像データを基準として、第2画像データで右側となる方向をX軸、第2画像データで上側となる方向をY軸、第2画像データで奥行きとなる方向をZ軸とし、携帯端末機200の手ぶれ量を、各々の軸に対して平行移動する3つの成分と、各々の軸に対して回転移動する3つの成分とに分けて考える。
この場合、Y軸に対する平行移動および回転移動については、第1カメラ20が撮像する第1画像データでも第2画像データと同一の方向に移動しているように見える。このため、第1カメラ20によって生成された第1画像データに基づいて手ぶれ量を求める際には、Y軸に対する平行移動および回転移動については、第2カメラ24によって生成された第2画像データに基づいて手ぶれ量を演算するのと同じ方向の成分として演算すればよい。
しかしながら、X軸に対する平行移動および回転移動と,Z軸に対する平行移動および回転移動とについては、いずれも第1カメラ20が撮像する第1画像データでは第2カメラ24が撮像する第2画像データとは逆の方向に移動しているように見える。このため、第1カメラ20によって生成された第1画像データに基づいて手ぶれ量を求める際には、X軸およびZ軸に対する平行移動および回転移動については、第2カメラ24によって生成された第2画像データに基づいて手ぶれ量を演算するときとは逆方向の成分として演算すればよい。
最後に、手ぶれ補正部16は、第2カメラ24から入力された第2画像データの各々に対し、手ぶれ量に基づいて手ぶれの影響が軽減するよう手ぶれ補正処理を施した上でこれを記憶部18に出力する。
記憶部18は、このようにして第2カメラ24が生成した第2画像データが、手ぶれ補正部16によって手ぶれの影響が軽減されるよう補正がなされた状態で入力され、これを記憶することができるのである。
なお、手ぶれ補正部16が実行する手ぶれ補正処理としては、電子式の手ぶれ補正処理や、光学式の手ぶれ補正処理などの公知の技術を用いればよい。前者の電子式の手ぶれ補正処理の場合、複数ある第2画像データの各々に対し、表示する領域を所定の範囲に絞り込むと共にこの領域を手ぶれ量に基づいて移動させた上でこれらを合成すればよい。後者の光学式の手ぶれ補正処理の場合、第2撮像素子24bのうち光が集まる箇所が手ぶれにかかわらず変化しないよう、第2カメラ24の内部にある第2光学系24aおよび第2撮像素子24bのうちの少なくとも一つを、手ぶれ量に基づいて移動または回転させればよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200によれば、第1カメラ20により生成した第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算し、この手ぶれ量に基づいて第2カメラ24により生成される第2画像データに手ぶれ補正処理を行ない、第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして記憶部18に記憶させている。このように、第1カメラ20にて生成した第2画像データに基づいて第2画像データの手ぶれ補正処理を行なうので、第2カメラ24により生成された第2画像データのみからでは手ぶれ補正処理を行なうのが難しい様々な状況でも手ぶれ補正処理をおこなうことができるのである。
また、携帯端末機200は、第1カメラ20および第2カメラ24という二つのカメラを備えていればことさら部品点数を増加させることなく手ぶれ補正処理を行なうことができる。携帯端末機200のように、第1カメラ20および第2カメラ24という二つのカメラを備える携帯端末機が既に広く普及していることを考えると、その汎用性は極めて高いと言える。
[変形例]
なお、上述した本発明の実施の形態2では、折りたたみ式の携帯端末機200を例にとって説明したが、折りたたみ式のものに限られない。複数のカメラを備えるのであれば、ストレート式、スライド式などの他の形態の携帯端末機でもよい。
また、上述した本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200では、第1カメラ20および第2カメラ24は、使用状態において互いに反対方向を向くものとして説明したが、これらが互いに反対方向を向いていなくてもよい。ただし、二つのカメラは、異なる方向を向いており、互いに異なる方向からの光を取り込むものとした方が望ましい。その方が、両者が異なる被写体を撮像することになり、第2カメラ24により生成された第2画像データからは手ぶれ量を演算するのが難しい状況でも手ぶれ補正処理を行なうことができるという効果が顕著となるためである。
さらに、上述した本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200では、第1カメラ20および第2カメラ24という二つのカメラを備えているが、二つに限られず、三つや四つなど複数のカメラを備えていればよい。
また、上述した本発明の実施の形態2に係る携帯端末機200では、手ぶれ量の成分として、X,Y,およびZ軸という三つの軸に対する平行移動と、三つの軸に対する回転移動という合計六つの成分を考慮するものとして説明したが、三つの軸に対する平行移動の成分は考慮せずに、回転移動の成分のみを考慮するものとしてもよい。
さらに、上述した本発明の実施の形態2では、二つのカメラを備える携帯端末機の形態として説明したが、二つのカメラを備える撮像装置の形態としてもよい。さらに、こうした撮像装置の制御方法の形態としたり、こうした撮像装置に組み込まれるプログラムの形態としてもよい。
(付記1)第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段と、前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する手ぶれ量演算手段と、前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させる手ぶれ補正手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
(付記2)前記所定の手ぶれ補正処理は、複数ある前記第2画像データの各々に対して前記手ぶれ量に基づいて補正した上でこれらを合成する処理であることを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
(付記3)前記所定の手ぶれ補正処理は、前記第2光学系および前記第2撮像素子のうち少なくとも一つを前記手ぶれ量に基づいて移動または回転させながら前記第2画像データを生成させる処理であることを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
(付記4)前記第1光学系および前記第2光学系は、互いに異なる方向からの光を取り込むことを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
(付記5)前記手ぶれ量演算手段は、複数ある前記第1画像データの各々を比較することによって手ぶれ量を演算することを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
(付記6)付記1〜5のいずれかに記載の撮像装置を搭載することを特徴とする携帯端末機。
(付記7)第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段とを備える撮像装置の制御方法であって、前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算するステップと、前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させるステップとを備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
(付記8)第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段とを備える撮像装置に実装されるプログラムであって、前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する機能と、前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させる機能とを実現することを特徴とするプログラム。
本発明は撮像装置の製造業などに利用可能である。
10…第1撮像部、10a…第1光学系、10b…第1撮像素子、12…手ぶれ演算部、14…第2撮像部、14a…第2光学系、14b…第2撮像素子、16…手ぶれ補正部、18…記憶部、20…第1カメラ、20a…第1光学系、20b…第1撮像素子、4…第2カメラ、24a…第2光学系、24b…第2撮像素子、100…撮像装置、200…携帯端末機。

Claims (8)

  1. 第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、
    第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、
    前記第2画像データを記憶する記憶手段と、
    前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する手ぶれ量演算手段と、
    前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させる手ぶれ補正手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定の手ぶれ補正処理は、複数ある前記第2画像データの各々に対して前記手ぶれ量に基づいて補正した上でこれらを合成する処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の手ぶれ補正処理は、前記第2光学系および前記第2撮像素子のうち少なくとも一つを前記手ぶれ量に基づいて移動または回転させながら前記第2画像データを生成させる処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第1光学系および前記第2光学系は、互いに異なる方向からの光を取り込む
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記手ぶれ量演算手段は、複数ある前記第1画像データの各々を比較することによって手ぶれ量を演算する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の撮像装置を搭載する
    ことを特徴とする携帯端末機。
  7. 第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段とを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算するステップと、
    前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させるステップと
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 第1光学系に入射した光を光電変換して第1画像データを生成する第1撮像素子を含む第1撮像手段と、第2光学系に入射した光を光電変換して第2画像データを生成する第2撮像素子を含む第2撮像手段と、前記第2画像データを記憶する記憶手段とを備える撮像装置に実装されるプログラムであって、
    前記第1画像データに基づいて手ぶれ量を演算する機能と、
    前記手ぶれ量に基づいて所定の手ぶれ補正処理を行ない、前記第2画像データを手ぶれによる影響が相殺された状態にして前記記憶手段に記憶させる機能と
    を実現することを特徴とするプログラム。
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