JP2011252362A - 高欄支柱の付け替え方法、高欄支柱付替用スペーサ及び高欄支柱 - Google Patents
高欄支柱の付け替え方法、高欄支柱付替用スペーサ及び高欄支柱 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】アンカーにより固定された高欄支柱の付け替え方法であって、(a)基礎部に埋設されている既設アンカーから既設高欄支柱を取り外す取外工程と、(b)前記基礎部に残された既設アンカーの外側に、新規アンカーを埋設するためのアンカー埋設孔を穿孔する穿孔工程と、(c)前記アンカー埋設孔に新規アンカーを埋設する行程と、(d)前記基礎部に立設状態で残された既設アンカーをそのままに、前記基礎部に立設した前記新規アンカーを座部に設けたアンカー挿通孔に挿通して新規高欄支柱を取り付ける取付工程と、を有することとした。
【選択図】図1
Description
(b)既設アンカーの周辺のけがき(図16(b))
(c)既設アンカーの周辺のはつり(図16(c))
(d)周辺の清掃(図16(d))
(e)既設アンカーの切断(図16(e))
(f)新規アンカー用の穿孔(図16(f))
(g)既設アンカー周辺のモルタルによる埋め戻し(図16(g))
(h)新規アンカーの埋設(図16(h))
(i)新規高欄支柱の設置(図16(i))
なお、図中、符号102は新規高欄支柱、符号301は既設アンカーボルト、符号310は新規アンカーボルト、符号400はけがき針、符号410は掘削機、符号411はコンクリート片、符号420は清掃具、符号430はガス切断機、符号440はこて、符号500は新規アンカー埋設孔を示している。
(第1の実施形態)
図1は、高欄支柱付替用スペーサ(以下、単に「スペーサ」という場合がある)2を用いた高欄支柱1の付け替え状態を示す説明図である。図示するように、本実施形態に係る高欄支柱1は、それぞれ横材(図示せず)を保持する2つの凹部11,11が形成されたウェブ10aとウェブ10aの背面に形成されたリブ10bとを有する支柱本体10と、設置面に当接する座部を兼ねるスペーサ2とから構成されている。
(イ)基礎部31に埋設されている旧アンカーボルト4から既設高欄支柱100を取り外す取外工程(図5(a))
(ロ)前記基礎部31に残された旧アンカーボルト4の外側に、新設アンカーボルト5を埋設するためのアンカー埋設孔32を穿孔する穿孔工程(図5(b))
(ハ)前記アンカー埋設孔32に新設アンカーボルト5を埋設する埋設行程(図5(c))
(ニ)基礎部31に立設状態で残された旧アンカーボルト4をそのままに、基礎部31に立設した新設アンカーボルト5を座部となるスペーサ2に設けたアンカーボルト挿通用長孔24に挿通して新規高欄支柱を取り付ける取付工程(図5(d))
なお、図5中、符号7はドリルなどの掘削機を示す。
次に、図6を参照して第1の実施形態の変形例について説明する。図6は変形例に係る高欄支柱付替用スペーサ2Aを用いて付け替えられた高欄支柱の説明図である。なお、同じ構成要素に関しては同一の符号を付してその説明は省略する。
次に、図7〜図12を参照しながら第2の実施形態に係る高欄支柱の付け替え方法と、これに好適な高欄支柱1Aについて説明する。図7は第2の実施形態に係る高欄支柱1Aの付け替え状態を示す説明図、図8は同高欄支柱の正面図、図9は同平面図、図10は図8のA−A断面図、図11は図9のB−B断面図である。なお、先の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明は省略する。
(イ)基礎部31に埋設されている旧アンカーボルト4から既設高欄支柱100を取り外す取外工程(図12(a))
(ロ)前記基礎部31に残された旧アンカーボルト4の外側に、新設アンカーボルト5を埋設するためのアンカー埋設孔32を掘削機7などにより穿孔する穿孔工程(図5(b))
(ハ)前記アンカー埋設孔32に新設アンカーボルト5を埋設する埋設行程(図5(c))
(ニ)基礎部31に立設状態で残された旧アンカーボルト4をそのままの状態で既設アンカー通過孔25に通すとともに、基礎部31に立設した新設アンカーボルト5を広幅座部2Aに設けたアンカーボルト挿通用長孔24に挿通して新規の高欄支柱1Aを取り付ける取付工程(図12(d))
なお、(イ)〜(ハ)の工程、すなわち、図12(a)〜図12(c)の工程は、先の実施形態における(イ)〜(ハ)の工程と同じである。
次に、図13を参照して第2の実施形態の変形例について説明する。図13は変形例に係る高欄支柱の断面視による説明図、図14は同変形例に係る高欄支柱の付け替え状態を示す説明図である。なお、この場合も同じ構成要素に関しては同一の符号を付してその説明は省略する。
2 高欄支柱付替用スペーサ
2A 広幅座部
3 車道
4 旧アンカーボルト(既設アンカー)
5 新設アンカーボルト(新規アンカー)
20 ボルト収容空間
22 ボックス部
23 鍔部
24 アンカーボルト挿通用長孔24(アンカー挿通孔)
25 既設アンカー通過孔
31 基礎部
100 既設高欄支柱
Claims (5)
- アンカーにより固定された高欄支柱の付け替え方法であって、
(a)基礎部に埋設されている既設アンカーから既設高欄支柱を取り外す取外工程と、
(b)前記基礎部に残された既設アンカーの外側に、新規アンカーを埋設するためのアンカー埋設孔を穿孔する穿孔工程と、
(c)前記アンカー埋設孔に新規アンカーを埋設する行程と、
(d)前記基礎部に立設状態で残された既設アンカーをそのままに、前記基礎部に立設した前記新規アンカーを座部に設けたアンカー挿通孔に挿通して新規高欄支柱を取り付ける取付工程と、
を有することを特徴とする高欄支柱の付け替え方法。 - 前記新規高欄支柱は、座部を兼ねるスペーサと、このスペーサ上に連結固定される支柱本体とを具備し、
前記スペーサは、ボックス部とこのボックス部の左右下端から略水平に伸延する鍔部とを備えており、
前記取付工程では、
前記スペーサのボックス部内に前記既設アンカーを収容するとともに、前記鍔部に形成した前記アンカー挿通孔に前記新規アンカーを挿通して固定することを特徴とする請求項1記載の高欄支柱の付け替え方法。 - 前記新規高欄支柱の下部には座部が形成され、この座部には、前記既設アンカーを挿通する既設アンカー通過孔と、この既設アンカー通過孔の外側に位置する前記アンカー挿通孔とが設けられており、
前記取付工程では、
前記座部の既設アンカー通過孔に前記既設アンカーを挿通するとともに、前記アンカー挿通孔に前記新規アンカーを挿通して固定することを特徴とする請求項1記載の高欄支柱の付け替え方法。 - アンカーにより基礎部に固定された既設高欄支柱を新規の高欄支柱に付け替える際に、前記基礎部と前記新規の高欄支柱との間に介設する高欄支柱付替用スペーサであって、
既設高欄支柱を取り外した後に立設状態で前記基礎部に残されている既設高欄支柱固定用のアンカーを収容可能な空間を有するボックス部と、
このボックス部の左右下端から略水平に伸延するとともに、新規アンカーを挿通するためのアンカー挿通孔が形成されている鍔部と、
を備えていることを特徴とする高欄支柱付替用スペーサ。 - アンカーにより基礎部に固定された既設高欄支柱の支柱本体下部に連接された座部に、既設高欄支柱を取り外した後に立設状態で前記基礎部に残されている既設高欄支柱固定用のアンカーを挿通する既設アンカー通過孔が設けられるとともに、この既設アンカー通過孔の外側には、新規アンカーを挿通するためのアンカー挿通孔が設けられていることと特徴とする高欄支柱。
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JP2010128463A JP2011252362A (ja) | 2010-06-04 | 2010-06-04 | 高欄支柱の付け替え方法、高欄支柱付替用スペーサ及び高欄支柱 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621056B2 (ja) * | 1981-12-28 | 1987-01-10 | Yoshida Kogyo Kk | |
JP2001234515A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Nippon Light Metal Co Ltd | 車道用防護柵の支柱 |
JP2008223332A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Fm Railing Kk | 既設の橋梁用防護柵の取替え工法 |
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2010
- 2010-06-04 JP JP2010128463A patent/JP2011252362A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPS621056B2 (ja) * | 1981-12-28 | 1987-01-10 | Yoshida Kogyo Kk | |
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