JP2011252274A - カバー部材とそれを備える二重窓及び二重窓の改修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の二重窓において内窓と外窓の間で円滑に排水がなされるようにして、額縁材を保護できるカバー部材を提供する。
【解決手段】建物開口部に設けられる外窓50の室内側に内窓1が設けられる二重窓の、内窓1と外窓50の間の下辺に設けられるカバー部材30であり、内窓1を構成する内枠体2の下枠11に対して取付けられる固定部31と、固定部31の室外端部から少なくとも外枠体51の下枠54の位置まで延びるカバー部32とを備え、カバー部32はカバー部材30が内窓1と外窓50の間の下辺に取付けられることで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面32bを形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、二重窓を構成する内窓と外窓の間の排水性を良好にするため内窓に対して取付けられるカバー部材とそれを備える二重窓及び二重窓の改修方法に関し、特に既設の内窓を構成する下枠の下部に取付自在なカバー部材とそれを備える二重窓及び二重窓の改修方法に関する。
従来、建物開口部に内窓と外窓を二重に設けてなる二重窓が知られている。窓を二重にすることで、内窓と外窓の間が密閉空間となるので、断熱性能を高めて結露を防止することができると共に、防音性も高くすることができる。内窓は、建物開口部に窓を設ける際に予め設けることもできるし、また既設のサッシに内窓を追加するように設けることもできる。
外窓を構成する枠体の室内側には、四周に渡って木製の額縁材が設けられ、この額縁材の内周面に内窓の枠体が取付けられる。内窓と外窓の間に空間を形成するため、内窓は外窓の室内端部よりも室内側寄りに離隔して配置される。このような構造を有した二重窓としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2008−274605号公報
二重窓において、内窓は室外側と断熱されるため、結露の発生はあまり想定されておらず、直接室外側に面する外窓ほど排水性能を有していないが一般的であった。しかし、地域や環境によっては、結露や種々の要因で内窓の下枠にも水が溜まることが想定され、その際に、内窓の下枠は外窓の下枠ほどの排水性能を有していないので、水が室内側にあふれてしまう虞があった。さらに、内窓と外窓の間は、密閉空間であるためゴミや水が溜まりやすい。通常、内窓が取り付けられる額縁材は、前述のように木製であることが多く、水が溜まると傷む原因になる虞がある。特に、既に設置された二重窓について、この問題を解消する手段が求められていた。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、既設の二重窓において内窓と外窓の間で円滑に排水がなされるようにして、内窓下枠の排水性能を向上させると共に、額縁材を保護できるカバー部材とそれを備える二重窓及び二重窓の改修方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るカバー部材は、建物開口部に設けられる外窓の室内側に内窓が設けられる二重窓の、前記内窓と外窓の間の下辺に設けられるカバー部材であって、
前記内窓を構成する内枠体の下枠に接して取付けられる固定部と、該固定部の室外端部から少なくとも前記外枠体の下枠の室内端位置まで延びるカバー部とを備え、該カバー部は前記カバー部材が前記内窓と外窓の間の下辺に取付けられることで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係るカバー部材は、前記カバー部の両側には、それぞれ前記額縁材の縦辺との間を埋めるように止水材が設けられることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係るカバー部材は、前記固定部とカバー部は別体に形成されてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係るカバー部材は、前記カバー部は長手方向に沿って切断自在な切欠を室内外方向に複数有することを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る二重窓は、建物開口部に外窓を設け、該外窓を構成する外枠体の室内側に額縁材を設け、該額縁材の内周面に内窓を設けてなる二重窓において、
前記内窓と外窓の間の下辺に前記いずれかのカバー部材を設けてなることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る二重窓の改修方法は、建物開口部に外窓を設け、該外窓を構成する外枠体の室内側に額縁材を設け、該額縁材の内周面に内窓を設けてなる二重窓の改修方法において、
前記内窓を構成する内枠体の下枠に対して取付自在な固定部と、固定部の室外端部から少なくとも前記外枠体の下枠の位置まで延びる長さの上面を有するカバー部を備えたカバー部材を用意し、前記内枠体の下枠に対して前記固定部を取付け、前記カバー部を前記内窓と外窓の間の前記額縁材の下辺に配置することで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することを特徴として構成されている。
本発明に係るカバー部材によれば、内枠体の下枠に接して取付けられる固定部と、固定部の室外端部から少なくとも外枠体の下枠の室内端位置まで延びるカバー部とを備え、カバー部はカバー部材が内窓と外窓の間の下辺に取付けられることで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することにより、内窓と外窓の間について額縁材の下辺をカバー部で覆い、意匠性を高くできると共に、内窓の下枠を持ち上げた上でカバー部が内窓と外窓の間をつなぐこととなるので、排水面により内窓からの水を排水構造が設けられる外窓に導くことができて、額縁材を保護することができる。
さらにまた、本発明に係るカバー部材によれば、カバー部の両側には、それぞれ額縁材の縦辺との間を埋めるように止水材が設けられることにより、内窓と外窓の間の領域について、額縁材の縦辺側を水に直接触れることがないようにすることができる。
そして、本発明に係るカバー部材によれば、固定部とカバー部は別体に形成されてなることにより、外部に露出するカバー部のみを後で取り外し、また取替えることができ、経年劣化による交換や、あるいはカバー部を取り外しての清掃などを容易にすることができる。
また、本発明に係るカバー部材によれば、カバー部は長手方向に沿って切断自在な切欠を室内外方向に複数有することにより、カバー部の室内外方向の長さを変更でき、内窓と外窓の間隔が異なる複数種類のサッシに同じ部品を適用できるので、部品の共用化によるコストダウンを図ることができる。
そして、本発明に係る二重窓の改修方法によれば、内枠体の下枠に対して取付自在な固定部と、固定部の室外端部から少なくとも外枠体の下枠の位置まで延びる長さの上面を有するカバー部を備えたカバー部材を用意し、内枠体の下枠に対して固定部を取付け、カバー部を内窓と外窓の間の額縁材の下辺に配置することで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することにより、既設の二重窓に対して、内窓と外窓の間について額縁材の下辺をカバー部で覆い、意匠性を高くできると共に、内窓の下枠を持ち上げた上でカバー部が内窓と外窓の間をつなぐこととなるので、排水面により内窓からの水を排水構造が設けられる外窓に導くことができて、額縁材を保護することができる。
本実施形態における二重窓の縦断面図である。 二重窓の横断面図である。 図1における内窓の下枠付近拡大図である。 下枠に対してカバー部材を取付ける際の断面図である。 止水材の斜視図である。 下枠と縦枠により形成されるコーナー部付近の斜視図である。 第2の形態のカバー部材を設けた内窓の下枠付近拡大図である。 第2の形態のカバー部材を形成する際の下枠と額縁材の断面図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態における二重窓の縦断面図を、図2には二重窓の横断面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態の二重窓全体の構成としては、建物開口部に外窓50を取付け、その室内側に内窓1を設けて二重構造としてなるものである。
外窓50は、方形状に枠組みされた外枠体51内に、外側内障子52と外側外障子53を引き違い状に納めてなるものであり、一般的なサッシの構成と同様のものである。外窓50の室内側には四周に渡って額縁材5が設けられており、額縁材5の室内外中間位置に内窓1が取付けられる。
内窓1は、額縁材5に取付けた内枠体2内に内障子3と外障子4を引き違い状に納めてなるものである。内枠体2は、いずれも樹脂材からなる上枠10と下枠11及び左右の縦枠12、12を方形状に枠組みして構成される。内枠体2は、外周面が四周に渡って額縁材5の内周面に当接しており、それぞれネジ止めによって固定されている。
内障子3及び外障子4は、いずれも樹脂材からなる上框20と下框21、枠側に配置される縦框である枠側縦框22及び召合せ側に配置される縦框である召合せ框23を方形状に框組みしてなる框体7にガラス体8を納めて構成され、内枠体2内において長手方向に走行自在となるように納められる。すなわち、内窓1は樹脂材によって構成される樹脂サッシである。
下枠11は外周面部11aから立ち上がるように、室内側から順に室内側辺11bと内レール11c、外レール11d、及び室外側片11eを備えている。内障子3と外障子4の各下端部には戸車21aが設けられ、この戸車21aが下枠11の内レール11cまたは外レール11dに載置されて、内障子3と外障子4を長手方向に走行自在とする。
内窓1の下枠11と外窓50の外枠体51を構成する外下枠54との間には、カバー部材30が設けられる。このカバー部材30につき、以下詳細に説明する。図3には図1における内窓1の下枠11付近拡大図を示している。カバー部材30は樹脂材からなり、内枠体2の下枠11に対して取付けられる固定部31と、固定部31の室外端部から突出して内枠体2と外枠体51の間の領域に配置されるカバー部32とを有して構成されている。
内枠体2の下枠11には、内レール11cと外レール11dの直下が若干突出した載置部11fが形成されており、この載置部11fが額縁材5に対して直接当接している。そして、外レール11c側の載置部11fより室外側は、外周面部11aと額縁材5の間に隙間部11gが形成されている。カバー部材30の固定部31は、隙間部11gに挿入自在となっている。
図4には、下枠11に対してカバー部材30を取付ける際の断面図を示している。本実施形態においては、内窓1は既設であり、したがって下枠11は額縁材5に対して予めネジ止め固定されている。この下枠11の隙間部11gに対し、カバー部材30の固定部31を室外側から挿入する。
下枠11の隙間部11gに固定部31を挿入した状態で、図3に示すように、下枠11の外周面部11aのうち外レール11dと室外側片11eの間の領域に、額縁材5に向かってネジ止めがなされ、これによってカバー部材30が下枠11と共に額縁材5に対して固定される。
カバー部材30のカバー部32は、固定部31を隙間部11gに挿入した状態で、下枠11の室外側片11eに沿って立ち上がる垂直部32dと、垂直部32dの上端から室外側に向かって延びる上面部32eを有して形成されている。外窓50を構成する外枠体51の外下枠54は、室内端部に凹状の室内側溝部54aを有していて、カバー部32の上面部32eは、外下枠54の室内側溝部54aの位置近傍まで延びるように形成されている。なお、本実施形態では、カバー部32の室外側先端位置は、外下枠54の室内側溝部54aより室内側に止まっているが、室内側溝部54aの位置まで延びるようにしてもよいことは、言うまでもない。また、カバー部32は、少なくとも外下枠54の室内端位置まで延びていればよい。
上面部32eの下面側には、斜め下方に向かって突出する支持部32aが、長手方向に沿って室内外方向に複数形成されている。支持部32aは、室外側ほど水平に近い方向に傾斜するように形成されており、このため、支持部32aが外下枠54の上面に載置されることで、上面部32eは若干傾斜する。すなわち、カバー部材30が額縁材5の内周面に取付けられ、内窓1と外窓50の間の下辺に配置されるのに伴い、上面部32eは室内側から室外側に向かう下方傾斜状となって、上面が内枠体2からの水を外枠体51側に導く排水面32bを形成する。
外窓50は、通常のサッシの構成を有しており、外枠体51には排水構造が設けられている。内窓1側からの水は、カバー部材30の排水面32bを介して、外枠体51の室内側溝部54aに流入し、そこから外枠体51の排水構造を経て室外側に排水される。
また、外窓50を構成する外側内障子52には、図2に示すように、召合わせ框の室内側が張り出すようにプルバー部52aが形成されている。プルバー部52aは、図3に示すように、下端部が外下枠54と干渉しないように切り欠かれている。カバー部材30のカバー部32は、外下枠54の室内端部に形成されるアングル部51aの上面も覆っているため、プルバー部52aとも近接するが、上面部32eが室内側から室外側に向かう下方傾斜状となっているため、プルバー部52aと干渉することがない。
カバー部材30には、両側部に止水材33が設けられていて、カバー部32の側部からの水漏れを防止している。図2に示されているように、内枠体2の室外端部には、両側に縦室外フィン部12aが形成されている。一方、外枠体51の室内側には、四周に渡ってアングル部51aが形成されていて、その室内端部は内枠体2の縦室外フィン部12aとは離隔している。
このため、内枠体2と外枠体51の間では、額縁材5の縦辺が露出するが、この領域に止水材33が設けられる。止水材33は、額縁材5の下辺と縦辺の露出する角部を被覆する。これにより、額縁材5の露出する縦辺が、水に直接触れることがないようにすることができる。
図5には、止水材33の斜視図を示している。この図に示すように、止水材33はブロック状の部材からなり、樹脂材によって形成されている。この止水材33は、カバー部材30と額縁材5との間に配置されて露出する止水部33aと、カバー部32の下部に潜り込む下面部33bとを有している。
図6には、下枠11と縦枠12により形成されるコーナー部付近の斜視図を示している。この図に示すように、内窓1と外窓50の間において、額縁材5の下辺は端部付近までカバー部材30で覆われており、またカバー部材30の側部であって額縁材5の縦辺と隣接する部分には、止水材33が設けられている。止水材33の上面はカバー部32の上面である排水面32bより若干高くなっており、排水面32bを流れる水が額縁材5の縦辺に触れないようにしている。
このように、内窓1と外窓50の間の領域について、額縁材5の下辺をカバー部材30のカバー部32で覆っているので、意匠性を高くすることができる。また、室内側から室外側に向かう下方傾斜状となる排水面32bを有したカバー部32が、内窓1と外窓50の間をつないでいるので、排水面32bにより内窓1からの水を排水構造が設けられる外窓50に導くことができて、額縁材5を保護することができる。
二重窓は、建物開口部の寸法や形態等に応じて、内窓1と外窓50の仕様が複数存在し、また内窓1と外窓50の室内外方向における間隔も、複数設定される。このため、内窓1と外窓50の間の下辺を被覆するカバー部材30のカバー部32は、室内外方向寸法の異なる複数種類が求められる。これをそれぞれ別の部品として用意するのは、高コスト化の要因となるので、本実施形態のカバー部32は、室内外方向の寸法を変更できるように形成されている。
図3に示すカバー部32には、支持部32aの根元となる位置で長手方向に沿って切断可能となるように、長手方向に沿う切欠32cが形成されていて、この切欠32cの位置でそれぞれ切断自在となっている。これによって、カバー部32について室内外方向の長さを変更することができ、内窓1と外窓50の間隔が異なる二重窓について、同じカバー部材30を用いることができるので、部品の共用化によるコストダウンを図ることができる。
本実施形態のカバー部材30は、額縁材5に固定された下枠11に対して固定部31を固定させることができるので、既設の二重窓に対して後付で設けることができる。すなわち、内窓1と外窓50を備え、これらの間の領域において額縁材5が露出している二重窓に対し、固定部31及びカバー部32を備えたカバー部材30を用意し、内枠体2の下枠11に対して固定部31を取付け、カバー部32を内窓1と外窓50の間において露出する額縁材5の下辺に配置することで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することで、二重窓について意匠性の向上並びに額縁材5の保護を図る改修を行うことができる。なお、本実施形態のカバー部材30は、既設の二重窓に対して後付で設けるだけでなく、建物開口部に二重窓を形成する際に設けるようにしてもよい。
次に、第2の形態のカバー部材30について説明する。第1の形態のカバー部材30は、固定部31とカバー部32が一体的に形成されているものであったが、第2の形態のカバー部材30は、固定部となる固定部材34とカバー部32が別体で形成されてなるものである。図7には第2の形態のカバー部材30を設けた内窓1の下枠付近拡大図を、図8には第2の形態のカバー部材30を形成する際の下枠11と額縁材5の断面図を、それぞれ示している。
図7に示すように、内窓1の下枠11と額縁材5との間に形成される隙間部11gには、断面略L字状をなす金属製の固定部材34が取付けられている。固定部材34は、額縁材5の内周面に沿う隙間挿入部34aと下枠11の室外側片11eに沿うカバー固定部34bとからなっている。隙間挿入部34aは隙間部11gに挿入され、下枠11の下面と係合する下枠係合片34cを2つ有している。また、カバー固定部34bは、下枠11の室外側片11eとの間に隙間が形成されてカバー部32の垂直部32dを挿入自在とすると共に、これを係合させるカバー係合片34dが形成されている。
カバー部32は、垂直部32dと上面部32eを有している点では、第1の形態と同じであるが、垂直部32dの先端には、係合部34eが形成されていて、垂直部32dを固定部材34のカバー固定部34bと下枠11の室外側片11eとの間に挿入することで、固定部材34のカバー係合片34dと係合し、カバー部32を固定部材34に固定することができる。
このように、カバー部材30を固定部材34とカバー部32の二部材で構成し、固定部材34を下枠11に固定し、カバー部32を固定部材34に固定するようにしたことで、外部に露出するカバー部32のみを後で取り外し、また取替えることができ、経年劣化による交換や、あるいはカバー部32を取り外しての清掃などを容易にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
1 内窓
2 内枠体
3 内障子
4 外障子
5 額縁材
10 上枠
11 下枠
12 縦枠
30 カバー部材
31 固定部
32 カバー部
33 止水材
34 固定部材
50 外窓
51 外枠体
52 外側内障子
53 外側外障子
54 外下枠

Claims (6)

  1. 建物開口部に設けられる外窓の室内側に内窓が設けられる二重窓の、前記内窓と外窓の間の下辺に設けられるカバー部材であって、
    前記内窓を構成する内枠体の下枠に接して取付けられる固定部と、該固定部の室外端部から少なくとも前記外枠体の下枠の室内端位置まで延びるカバー部とを備え、該カバー部は前記カバー部材が前記内窓と外窓の間の下辺に取付けられることで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することを特徴とするカバー部材。
  2. 前記カバー部の両側には、それぞれ前記額縁材の縦辺との間を埋めるように止水材が設けられることを特徴とする請求項1記載のカバー部材。
  3. 前記固定部とカバー部は別体に形成されてなることを特徴とする請求項1または2記載のカバー部材。
  4. 前記カバー部は長手方向に沿って切断自在な切欠を室内外方向に複数有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカバー部材。
  5. 建物開口部に外窓を設け、該外窓を構成する外枠体の室内側に額縁材を設け、該額縁材の内周面に内窓を設けてなる二重窓において、
    前記内窓と外窓の間の下辺に請求項1〜4のいずれか1項に記載のカバー部材を設けてなることを特徴とする二重窓。
  6. 建物開口部に外窓を設け、該外窓を構成する外枠体の室内側に額縁材を設け、該額縁材の内周面に内窓を設けてなる二重窓の改修方法において、
    前記内窓を構成する内枠体の下枠に対して取付自在な固定部と、固定部の室外端部から少なくとも前記外枠体の下枠の位置まで延びる長さの上面を有するカバー部を備えたカバー部材を用意し、前記内枠体の下枠に対して前記固定部を取付け、前記カバー部を前記内窓と外窓の間の前記額縁材の下辺に配置することで、室内側から室外側に向かう下方傾斜状の排水面を形成することを特徴とする二重窓の改修方法。
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