JP2011247949A5 - - Google Patents
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上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の結像光学系は、
物体側から順に、
屈折力が正であり1つの接合レンズ成分のみからなる第1レンズ群G1と、
屈折力が負であり負レンズ成分およびメニスカス形状の正レンズLAと負レンズLBの順の接合からなるレンズ成分との2つのレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、
屈折力が正であり正レンズ成分と負レンズ成分の2つのレンズ成分からなる第3レンズ群G3と、
1つのレンズ成分からなる第4レンズ群G4と、を有し、
最大でも5つのレンズ群からなり、
前記第1レンズ群G1は、広角端から望遠端まで変倍する際に全系焦点距離が1.2fw 以上かつ1.8fw 以下のいずれかのときに前記第1レンズ群G1が広角端のときよりも物体側に位置するように移動する結像光学系であって、
横軸をνd(LA)、及び縦軸をnd(LA)とする直交座標系において、
nd(LA) =a×νd(LA)+b(LA)(但し、a=−0.0267)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との2つの領域に、前記正レンズLAのnd及びνdが含まれることを特徴とする。
2.0<b(LA)<2.4 (但し、nd(LA)>1.3) …(1)
νd(LA)<30 …(2)
ここで、
νd(LA)は正レンズLAのアッベ数(nd(LA)−1)/(nF(LA)−nC(LA))、
nd(LA)、nC(LA)、nF(LA)は、それぞれ前記正レンズLAの各々d線、C線、F線の屈折率を表し、
fwは前記結像光学系の広角端における全系の焦点距離である。
物体側から順に、
屈折力が正であり1つの接合レンズ成分のみからなる第1レンズ群G1と、
屈折力が負であり負レンズ成分およびメニスカス形状の正レンズLAと負レンズLBの順の接合からなるレンズ成分との2つのレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、
屈折力が正であり正レンズ成分と負レンズ成分の2つのレンズ成分からなる第3レンズ群G3と、
1つのレンズ成分からなる第4レンズ群G4と、を有し、
最大でも5つのレンズ群からなり、
前記第1レンズ群G1は、広角端から望遠端まで変倍する際に全系焦点距離が1.2fw 以上かつ1.8fw 以下のいずれかのときに前記第1レンズ群G1が広角端のときよりも物体側に位置するように移動する結像光学系であって、
横軸をνd(LA)、及び縦軸をnd(LA)とする直交座標系において、
nd(LA) =a×νd(LA)+b(LA)(但し、a=−0.0267)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との2つの領域に、前記正レンズLAのnd及びνdが含まれることを特徴とする。
2.0<b(LA)<2.4 (但し、nd(LA)>1.3) …(1)
νd(LA)<30 …(2)
ここで、
νd(LA)は正レンズLAのアッベ数(nd(LA)−1)/(nF(LA)−nC(LA))、
nd(LA)、nC(LA)、nF(LA)は、それぞれ前記正レンズLAの各々d線、C線、F線の屈折率を表し、
fwは前記結像光学系の広角端における全系の焦点距離である。
Claims (13)
- 物体側から順に、
屈折力が正であり1つの接合レンズ成分のみからなる第1レンズ群G1と、
屈折力が負であり負レンズ成分およびメニスカス形状の正レンズLAと負レンズLBの順の接合からなるレンズ成分との2つのレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、
屈折力が正であり正レンズ成分と負レンズ成分の2つのレンズ成分からなる第3レンズ群G3と、
1つのレンズ成分からなる第4レンズ群G4と、を有し、
最大でも5つのレンズ群からなり、
前記第1レンズ群G1は、広角端から望遠端まで変倍する際に全系焦点距離が1.2fw 以上かつ1.8fw 以下のいずれかのときに前記第1レンズ群G1が広角端のときよりも物体側に位置するように移動する結像光学系であって、
横軸をνd(LA)、及び縦軸をnd(LA)とする直交座標系において、
nd(LA) =a×νd(LA)+b(LA)(但し、a=−0.0267)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(1)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、以下の条件式(2)で定まる領域との2つの領域に、前記正レンズLAのnd及びνdが含まれることを特徴とする結像光学系。
2.0<b(LA)<2.4 (但し、nd(LA)>1.3) …(1)
νd(LA)<30 …(2)
ここで、
νd(LA)は正レンズLAのアッベ数(nd(LA)−1)/(nF(LA)−nC(LA))、
nd(LA)、nC(LA)、nF(LA)は、それぞれ前記正レンズLAの各々d線、C線、F線の屈折率を表し、
fwは前記結像光学系の広角端における全系の焦点距離である。 - 広角端における光学全長が望遠端の0.75倍以下となることを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
- 広角端から望遠端に変倍する際の前記第1レンズ群G1の移動量に対する前記第2レンズ群G2の移動量の比の絶対値が0.4以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の結像光学系。
- 前記第1レンズ群G1の合成焦点距離に対する前記第2レンズ群G2の合成焦点距離の比の絶対値が0.25以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の結像光学系(ただし、物点が無限遠の場合)。
- 変倍時には全系の焦点距離fが1.2fw以上かつ1.8fw以下のいずれかのときに、前記第2レンズ群G2が広角端のときよりも像側に位置するように移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の結像光学系。
- 広角端から望遠端に向けて変倍する際に、前記第3レンズ群G3は物体側のみに移動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の結像光学系。
- 無限遠の被写体に合焦した場合、前記第4レンズ群G4は、望遠端における位置は、広角端における位置よりも像側に寄っていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の結像光学系。
- 前記正レンズLAの形状ファクターが以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の結像光学系。
1.1<(ra+rb)/(ra−rb)<6.0 ・・・(4)
ここで、
raは、前記正レンズLAの物体側の面の光軸上における曲率半径、
rbは、前記正レンズLAの像側の面(接合面)の光軸上における曲率半径、
である。 - 前記第2レンズ群G2の像側のレンズ成分は両空気接触面がそれぞれの光軸上の曲率半径の球面に対してともに物体側へ偏倚する非球面形状であり、
光軸方向をz、光軸に垂直な方向をhとする座標軸とし、Rを球面成分の光軸上における曲率半径、kを円錐定数、A 4 ,A 6 ,A 8 ,A 10 ・・・を非球面係数として、非球面の形状を下記の式(5)で表すと共に、
z=h 2 /R[1+{1−(1+k)h 2 /R 2 } 1/2 ]
+A 4 h 4 +A 6 h 6 +A 8 h 8 +A 10 h 10 + …(5)
偏倚量を下記の式(6)で表した場合、
Δz=z−h 2 /R[1+{1−h 2 /R 2 } 1/2 ] …(6)
以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の結像光学系。
Δz A (h)≦0、 Δz B (h)≦0 〈但し、h=0.9a〉、かつ、
-3.0e-4≦{P(LA)−P(LB)}/y 10 ≦+2.0e-3 〈但し、h=0.9a〉 ・・・(7)
ここで、
z A は前記正レンズLAの空気接触面の形状であって、式(5)に従う形状、
z B は前記負レンズLBの空気接触面の形状であって、式(5)に従う形状、
z C は前記正レンズLAの像側の面(接合面)の形状であって、式(5)に従う形状、
Δz A は前記正レンズLAの空気接触面の光軸における曲率半径の球面に対する偏倚量であって、式(6)に従う量、
Δz B は前記負レンズLBの空気接触面の光軸における曲率半径の球面に対する偏倚量であって、式(6)に従う量、
Δz C は前記正レンズLAの像側の面(接合面)の光軸における曲率半径の球面に対する偏倚量であって、式(6)に従う量、
νd(LB)は前記負レンズLBのd線に対するアッベ数(ndB−1)/(nFB−nCB)、
ndB、nCB、nFBは、各々前記負レンズLBのd線、C線、F線に対する屈折率、
を表す。
P(LA)は前記正レンズLAの非球面と分散に関するパラメータであって、以下の式で表され、
P(LA) =(Δz C (h)−Δz A (h))/νd(LA)
P(LB)は前記負レンズLBの非球面と分散に関するパラメータであって、以下の式で表され、
P(LB) =(Δz C (h)−Δz B (h))/νd(LB)
aは以下の条件式(8)に従う量、
a=(y 10 ) 2 ・log 10 γ/fw ・・・(8)
両空気接触面は球面であってもよく、
y 10 は本発明の結像光学系の結像位置近傍に配置された電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)において、中心から最も遠い点までの距離(最大像高)、
γはズーム比(望遠端での全系焦点距離/広角端での全系焦点距離)、
また、各面の面頂を原点とするため、常にz(0)=0である。 - 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の結像光学系。
|ΔnAB|<0.18 ・・・(9)
ここで、
ΔnABは、前記正レンズLAと前記負レンズLBのそれぞれの媒質のd線に対する屈折率差である。 - 前記第2レンズ群G2の最も物体側の負レンズ成分L21を構成する負レンズの媒質のd線の屈折率n21が以下の条件を満足することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の結像光学系。
n21>1.85 ・・・(10) - 縦軸をθgF(LA)とする直交座標系において、
θgF(LA)=αgF×νd(LA)+βgF(LA) (但し、αgF=−0.00566)
で表される直線を設定したときに、以下の条件式(3)の範囲の下限値であるときの直線、及び上限値であるときの直線で定まる領域と、前記条件式(1)と(2)で定まる領域との3つの領域に、前記正レンズLAのθgF及びnd及びνdが含まれることを特徴とする結像光学系。
0.7700<βgF(LA)<0.8300 …(3)
ここで、
θgF(LA)は前記正レンズLAの部分分散比(ng−nF)/(nF−nC)、
ng(LA)は前記正レンズLAのg線の屈折率、
をそれぞれ表す。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の結像光学系と、
電子撮像素子と、
前記結像光学系を通じて結像した像を前記電子撮像素子で撮像することによって得られた画像データを加工して像の形状を変化させた画像データとして出力する画像処理手段とを有し、前記結像光学系が、無限遠物点合焦時に次の条件式(A)を満足することを特徴とする電子撮像装置。
0.85<y07/(fw・tanω07w)<0.97 …(A)
ここで、
y07は前記電子撮像素子の有効撮像面内(撮像可能な面内)で中心から最も遠い点までの距離(最大像高)をy10としたときy07=0.7・y10、
ω07wは広角端における前記撮像面上の中心からy07の位置に結ぶ像点に対応する物点方向の光軸に対する角度、
である。
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JP2010118524A JP2011247949A (ja) | 2010-05-24 | 2010-05-24 | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 |
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