JP2011247471A - 制御ユニット間の運転条件承継方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換前と交換後の制御ユニットのバージョンが異なる場合であっても、旧制御ユニットの運転条件を新制御ユニットに承継させることができる方法を提供する。
【解決手段】第2バージョンの新制御ユニット20bのスイッチ21が操作されたときに、新制御ユニット20bの制御部31bが、旧制御ユニット20aのEPROM40aに保持された第1バージョン用の状態データ42を読み出す運転条件データ読出しステップと、新制御ユニット20bの制御部30bが、新制御ユニット20bと旧制御ユニット20aのバージョンが相違するか否かを判定するバージョン判定ステップと、旧制御ユニット20aと新制御ユニット20bのバージョンが相違するときに、新制御ユニット20の制御部31bが、第1バージョン用の状態データ42を第2バージョン用の状態データに変換して、EPROM40bに書込む運転条件データ書込みステップとを含む。
【選択図】 図5

Description

本発明は、装置に取り付けられた制御ユニットを交換する際に、交換前の旧制御ユニットにおける運転条件を、交換後の新制御ユニットに承継させる方法に関する。
例えば、ガス給湯装置においては、給湯運転の実行時に使用する運転条件データを、制御ユニットに実装されたE2PROM等の不揮発性メモリに保持している。このように、運転条件データを不揮発性メモリに保持することにより、停電時に運転条件データが消失することを防止して、復電時に給湯運転を正常に再開させることができる。
そして、制御ユニットを交換するときに、交換前の旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された運転条件データを、交換後の新制御ユニットの不揮発性メモリに転送して承継させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−30709号公報
制御ユニットにおいては、制御性能の向上等のために仕様変更(バージョンアップ)がなされて、運転条件データの構成が変更される場合がある。そのため、装置に取り付けられた制御ユニットを交換して、交換前の旧制御ユニットから交換後の新制御ユニットに運転条件データを転送したときに、旧制御ユニットのバージョンと新制御ユニットのバージョンが異なっていたときには、転送された運転条件データが新制御ユニットに適合しない場合がある。
そして、この場合には、旧制御ユニットにおいて運転条件データにより設定されていた運転条件が新制御ユニットに正常に承継されず、誤った運転条件で装置の運転が実行されるおそれがある。
本発明は、かかる背景を鑑みてなされたものであり、交換前の旧制御ユニットのバージョンと交換後の新制御ユニットのバージョンが異なる場合であっても、旧制御ユニットの運転条件を新制御ユニットに承継させることができる制御ユニット間の運転条件承継方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、制御ユニットを備えた装置において該制御ユニットを交換するときに、交換前の旧制御ユニットで設定されていた運転条件を、交換後の新制御ユニットに承継させる方法に関し、前記制御ユニットは、データの読出しと書込みが可能な不揮発性メモリと、通信ポートと、該不揮発性メモリに保持された運転条件データにより規定される運転条件に基いて、前記装置の作動を制御すると共に、該通信ポートを介してデータの送受信を行なう制御部とを備える。
そして、第1発明は、前記制御部は前記運転条件データの構成が異なる複数のバージョンを有し、新制御ユニットの通信ポートと旧制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データを読み出す運転条件データ読出しステップと、新制御ユニットの制御部が、新制御ユニットのバージョンと旧制御ユニットのバージョンが相違するか否かを判定するバージョン判定ステップと、前記バージョン判定ステップで、旧制御ユニットのバージョンと新制御ユニットのバージョンが相違すると判定されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリから読み出した旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データを、新制御ユニットのバージョン用の運転条件データに変換して、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む運転条件データ書込みステップとを含むことを特徴とする。
第1発明によれば、前記運転条件読出しステップにより、交換前の旧制御ユニットの通信ポートと交換後の新制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部により、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データが読み出される。
そして、前記バージョン判定ステップにより、旧制御ユニットのバージョンと新制御ユニットのバージョンが相違すると判定されると、前記運転条件データ書込みステップにより、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリから読み出した旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データを、新制御ユニットのバージョン用の運転条件データに変換して、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む。
そのため、新制御ユニットにおいては、前記制御部が前記不揮発性メモリに保持された運転条件データを用いることにより、旧制御ユニットで設定されていた運転条件を承継して前記装置の作動を制御することができる。
次に、第2発明は、前記制御ユニットは前記運転条件データの構成が異なる第1バージョンと第2バージョンを有し、第1バージョンの制御ユニットは、第1バージョン用の運転条件データを不揮発性メモリに保持し、第2のバージョンの制御ユニットは、第2バージョン用の運転条件データを第1バージョン用の運転条件データに変換するデータ変換部を備えて、第2バージョン用の運転条件データと第1バージョン用の運転条件データとを不揮発性メモリに保持し、第1バージョンの新制御ユニットの通信ポートと、第2バージョンの旧制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された第1バージョン用の運転条件データを読み出す運転条件データ読出しステップと、新制御ユニットの前記制御部が、前記運転条件データ読出しステップにより読み出した第1バージョン用の運転条件データを、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む運転条件データ書込みステップとを含むことを特徴とする。
第2発明によれば、第2バージョンの制御ユニットにおいては、前記データ変換部により、第2バージョン用の運転条件データが第1バージョン用の運転条件データに変換され、第1バージョン用の運転条件データと第2バージョン用の運転条件データが、不揮発性メモリに保持される。
そして、前記運転条件読出しステップにより、交換前の第2バージョンの旧制御ユニットの通信ポートと、交換後の第1バージョンの新制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部により、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された第1バージョン用の運転条件データを読み出される。
そして、前記運転条件データ書込みステップにより、新制御ユニットの制御部が、前記運転条件読出しステップにより読み出した第1バージョン用の運転条件データを、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む。
そのため、交換後の第1バージョンの新制御ユニットは、新制御ユニットの不揮発性メモリに保持された第1バージョン用の運転条件を用いることにより、旧制御ユニットで設定されていた運転条件を承継して前記装置の作動を制御することができる。
また、前記第2発明において、前記第1バージョンの制御ユニットは、前記第1バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの第1エリアに保持し、前記第2バージョンの制御ユニットは、前記第1バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの前記第1エリアに保持すると共に、前記第2バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの前記第1エリアと異なる第2エリアに保持し、前記運転条件データ読出しステップにおいて、新制御ユニットの制御ユニットは、旧制御ユニットの不揮発性メモリの前記第1エリアに保持された運転条件データを、前記第1バージョン用の運転条件データとして読み出すことを特徴とする。
この構成によれば、前記運転条件データ読出しステップにおいて、第1バージョンの新制御ユニットは、旧制御ユニットが第1バージョンと第2バージョンのうちのいずれの場合であっても、旧制御ユニットの不揮発性メモリの前記第1エリアに保持された運転条件データを、第1バージョン用の運転条件データとして容易に読み出すことができる。
制御ユニットの交換が行われる給湯装置の構成図。 第1バージョン及び第2バージョンの制御ユニットにおける運転状態の設定の説明図。 第1バージョンの制御ユニットにおける運転状態の設定処理のフローチャート。 第2バージョンの制御ユニットにおける運転状態の設定処理のフローチャート。 第1バージョンの制御ユニットを第2バージョンの制御ユニットに交換するときの説明図。 第1バージョンの制御ユニットを第2バージョンの制御ユニットに交換するとき、及び、第2バージョンの制御ユニットを第2バージョンの制御ユニットに交換するときの運転状態の承継の説明図。 第2バージョンの制御ユニットを第1バージョンの制御ユニットに交換するときの運転状態の承継、及び、第1バージョン用の状態データと第2バージョン用の状態データのEPROMへの書込み態様の説明図。 第2バージョンの制御ユニットを第1バージョンの制御ユニットに交換するときの説明図。
本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の給湯装置(本発明の制御ユニットを備えた装置に相当する)は、第1バーナ2−1と第2バーナ2−2を横方向に並べて備えると共に、第1バーナ2−1により加熱される給湯用の第1熱交換器3−1と、第2バーナ2−2により加熱される暖房用の第2熱交換器3−2と、給気室5に接続されて第1バーナ2−1及び第2バーナ2−2に燃焼用空気を供給するファン6とを有する缶体1と、制御ユニット20とを備えている。
給気室5は、分布板4で仕切られて画成されており、ファン6からの空気が給気室5から分布板4に形成された多数の分布孔4aを介して缶体1内に供給される。また、第1バーナ2−1及び第2バーナ2−2は、複数の単位バーナ2aにより構成されている。
第1熱交換器3−1及び第2熱交換器3−2は、前後方向に隙間を存して多数積層された吸熱フィン3aと、これらの吸熱フィン3aを貫通した蛇行形状の吸熱管3bとにより構成されている。第1熱交換器3−1の吸熱管3bには、図示しない上流側の給水管と下流側の出湯管とが接続されている。そして、制御ユニット20は、出湯管の下流端の出湯栓が開けられて第1熱交換器3−1に通水されたときに、第1バーナ2−1に点火し、出湯栓から設定温度の湯が出湯されるように第1バーナ2−1の燃焼量を制御する給湯運転を実行する。
第2熱交換器3−2の吸熱管3bには、図示しない往き管及び戻り管を介して床暖房等の暖房回路が接続されており、制御ユニット20は、第2バーナ2−2を燃焼させて、暖房回路に第2熱交換器3−2を介して温水を循環させる暖房運転を実行する。
缶体1内には、第1バーナ2−1及び第1熱交換器3−1と、第2バーナ2−2及び第2熱交換器3−2との間の空間を、第1バーナ2−1から第1熱交換器3−1に至る第1燃焼室7−1と、第2バーナ2−2から第2熱交換器3−2に至る第2燃焼室7−2とに区画する仕切り壁8が設けられている。
仕切り壁8を設けることにより、第1バーナ2−1の燃焼ガスは第1燃焼室7−1を介して第1熱交換器3−1に導かれ、第2バーナ2−2の燃焼ガスは第2燃焼室7−2を介して第2熱交換器3−2に導かれる。第1熱交換器3−1及び第2熱交換器3−2で熱交換した燃焼ガスは、排気フード9に形成された排気口9aから外部に排出される。
仕切り壁8は、第1燃焼室7−1側と第2燃焼室7−2側の2枚の壁板81,81と、両壁板81,81間の空隙とを有する中空構造となっている。各壁板81には、横方向外側に屈曲して単位バーナ2aの上端と同等の高さの肩部81aと、肩部81aの外縁から分布板4に向けて下方に延びる垂下板部81bとが形成されている。
そして、両壁板81,81の垂下板部81b,81b間の横幅の広い空隙は、分布板4に形成された連通孔4bを介して給気室5に連通している。また、各壁板81の肩部81aには、複数の空気吹出し孔(図示しない)が開設されている。
この構成によれば、給気室5から垂下板部81b,81b間の空隙に比較的多量の空気が供給され、この空気の一部が肩部81aよりも上方の壁板81,81間の空隙に流れて、仕切り壁8の内部に冷却空気流が形成される。また、肩部81aの空気吹出し孔から吹出す空気により、各壁板81の外面に沿って上方に流れる冷却空気流が生成される。したがって、仕切り壁8が内外から効率良く空冷され、仕切り壁8の耐熱性が確保される。
ここで、第1熱交換器3−1と第2熱交換器3−2のうちのいずれか一方の熱交換器にフィン詰まり(吸熱フィン3a間の隙間の閉塞)が生じると、第1熱交換器3−1と第2熱交換器3−2の上方の排気フード9内に、他方の熱交換を通過して流れる排気流に引かれて、この一方の熱交換器が設けられた燃焼室内の燃焼ガスが仕切り壁8側に偏って流れる。
なお、他方の熱交換器のバーナが燃焼していないときでも、給気室5から他方の熱交換器を介して排気フードに流れる空気流に引かれて、一方の燃焼室内の燃焼ガスが仕切り壁8側に偏って流れる。そして、このように、一方の燃焼室内の燃焼ガスが仕切り壁8側に偏って流れる状態で、長期間給湯装置を使用すると、空気による冷却が不十分になって、燃焼ガスの熱で仕切り壁8が損傷するおそれがある。
そこで、本実施形態では、棒状の温度センサ10を、缶体1の前面側から仕切り壁8内に挿入して固定している。仕切り壁8の両壁板81,81には、温度センサ10の挿入部分に位置させて、横方向外側に膨出する膨出部85が形成されている。膨出部85を形成することにより、温度センサ10の感温部が両壁板81,81間の空隙に両壁板81,81に接触しないように配置されている。
第1熱交換器3−1と第2熱交換器3−2の何れか一方、例えば、第2熱交換器3−2のフィン詰まりが生じて、第2燃焼室7−2内の燃焼ガスが仕切り壁8側に偏って流れると、第2燃焼室7−2側に位置する壁板81の温度が正常時よりも高温になる。そのため、温度センサ10がこの壁板81からの輻射熱を受けて、温度センサ10の検出温度が所定の詰り判定温度以上となり、フィン詰りの発生を検出することができる。
そこで、制御ユニット20は、フィン詰りを検出したときに、ファン6の回転速度を増加する補正を行う。また、補正を行った後に、再度フィン詰りを検出したときには、制御ユニット20は、給湯装置の運転を停止してインターロック(操作不可)状態とする。
制御ユニット20は、マイクロコンピュータ30(以下、マイコン30という)、EPROM40(本発明の不揮発性メモリに相当する)等を備えた電子ユニットであり、運転条件データ(給湯装置の運転条件を設定するためのデータ)の構成が異なる、第1バージョンの制御ユニット20a又は第2バージョンの制御ユニット20bが、給湯装置に備えられている。
第1バージョンの制御ユニット20aにおいては、マイコン30aに給湯装置の制御用プログラムを実行させることによって、マイコン30aが、上述した給湯運転や暖房運転等を実行する制御部31aとして機能する。また、EPROM40aには、制御ユニット20aのバージョン(第1バージョン)を示すバージョンデータ41と、後述する第1バージョン用の運転状態データ42が保持される。
第2バージョンの制御ユニット20bにおいては、マイコン30b給湯装置の制御用プログラムを実行させることによって、マイコン30bが、上述した給湯運転や暖房運転等を実行する制御部31b、及び第1バージョンと第2バージョン間の運転条件データの変換を行なうデータ変換部32として機能する。
また、EPROM40bには、制御ユニット20bのバージョン(第2バージョン)を示すバージョンデータ41と、第1バージョン用の運転状態データ42及び第2バージョン用の運転状態データ43と、第1バージョン用の運転状態データ42と第2バージョン用の運転状態データ43間の変換マップのデータ45とが保持される。
次に、図2を参照して、第1バージョン及び第2バージョンにおける運転状態の設定について説明する。なお、以下では、暖房運転について説明するが、給湯運転についても同様の処理がなされる。
第1バージョンの制御ユニット20aにおいては、図2(a)に示したように、暖房運転における給湯装置の運転状態を、状態10(待機状態)、状態20(ファン補正:目標燃焼量に対するファン6の回転速度を5%アップ)、及び状態30(インターロック:操作禁止)という3つの状態に設定する。
また、第2バージョンの制御ユニット20bにおいては、図2(b)に示したように、暖房運転における給湯装置の運転状態を、状態10(待機状態)、状態20(ファン補正2:目標燃焼量に対するファン6の回転速度を10%アップ)、状態30(インターロック:操作禁止)、及び状態40(ファン補正1:目標燃焼量に対するファン6の回転速度を5%アップ)という4つの状態に設定する。
次に、図3に示したフローチャートに従って、第1バージョンの制御ユニット20aにおける運転状態の設定処理について説明する。
第1バージョンの制御ユニット20aの制御部31aは、給湯装置に電源が投入されると、STEP1で状態10(待機状態:ファン6の補正無し)にセットし、続くSTEP2で第2バーナ2−2が燃焼中であるか否かを判断する。そして、第2バーナ2−2が燃焼中でないときはSTEP1に戻り、第2バーナ2−2が燃焼中であるときにはSTEP3に進んで、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り判定温度Tup以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り判定温度Tup以上であるときはSTEP4に進み、制御部31aは、状態20(ファン補正:ファン6の回転速度を5%アップ)として、第2バーナ2−2への空気の供給量を増加させる。一方、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り判定温度Tupよりも低いときにはSTEP1に分岐し、状態10が維持される。
続くSTEP5で、制御部31aは、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り解消温度Tdown以下であるか否かを判断する。そして、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り解消温度Tdown以下であるときはSTEP1に分岐し、制御部31aは、状態20から状態10に変更する(ファン補正→待機)。
一方、STEP5で、温度センサ10の検出温度Tsがフィン詰り解消温度Tdownよりも高いときにはSTEP6に進み、制御部31aは、温度センサ10の検出温度Tsが、運転停止判定温度Tend以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tend以上であるときはSTEP7に進み、制御部31aは、状態20から状態30に変更する(ファン補正→インターロック状態)。なお、この場合には、制御部31aは第2バーナ2−2の燃焼を停止する。
そして、次のSTEP8で、インターロックの解除操作の待ち状態となり、インターロックの解除操作がなされたときにSTEP1に進む。なお、インターロックの解除操作がなされるのは、第2熱交換器3−2が清掃されてフィン詰りが解消されたときである。
一方、STEP6で、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tendよりも低いときには、STEP4に分岐して、制御部31aは、状態20(ファン補正1)での暖房運転を継続する。
以上説明した図3のフローチャートによる処理により、第1バージョンの制御ユニット20aにおいて、制御部31aは、第2熱交換器3−2のフィン詰りの程度に応じて、状態10(待機)、状態20(ファン補正:ファン回転速度5%アップ)、状態30(インターロック)という3つの運転状態を設定する。
次に、図4に示したフローチャートに従って、第2バージョンの制御ユニット20bにおける運転状態の設定処理について説明する。
第2バージョンの制御ユニット20bの制御部31bは、給湯装置に電源が投入されると、STEP10で状態10(待機状態:ファン6の補正無し)にセットし、続くSTEP11で第2バーナ2−2が燃焼中であるか否かを判断する。そして、第2バーナ2−2が燃焼中でないときはSTEP10に戻り、第2バーナ2−2が燃焼中であるときにはSTEP12に進んで、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り判定温度Tup1以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り判定温度Tup1以上であるときはSTEP13に進み、制御部31bは、状態40(ファン補正1:ファン6の回転速度を5%アップ)として、第2バーナ2−2への空気の供給量を増加させる。一方、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り判定温度Tup1よりも低いときにはSTEP10に分岐し、状態10が維持される。
続くSTEP14で、制御部31bは、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り解消温度Tdown1以下であるか否かを判断する。そして、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り解消温度Tdown1以下であるときはSTEP10に分岐し、制御部31bは、状態40から状態10に変更する(ファン補正1→待機)。
一方、STEP14で、温度センサ10の検出温度Tsが第1フィン詰り解消温度Tdown1よりも高いときにはSTEP15に進み、制御部31bは、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tend以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tend以上であるときはSTEP20に分岐し、制御部31bは、状態40から状態30に変更する(ファン補正1→インターロック)。なお、この場合には、制御部31bは第2バーナ2−2の燃焼を停止する。そして、次のSTEP21で、インターロックの解除操作の待ち状態となり、インターロックの解除操作がなされたときにSTEP1に進む。
一方、STEP15で、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tendよりも低いときには、STEP16に進み、制御部31bは、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り判定温度Tup2以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り判定温度Tup2以上であるときはSTEP17に進み、制御部31bは、状態20(ファン補正2:ファン6の回転速度を10%アップ)として、第2バーナ2−2への空気の供給量をさらに増加させる。一方、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り判定温度よりも低いときにはSTEP13に分岐し、状態40が維持される。
続くSTEP18で、制御部31bは、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り解消温度Tdown2以下であるか否かを判断する。そして、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り解消温度Tdown2以下であるか否かを判断する。そして、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り解消温度Tdown2以下であるときはSTEP13に分岐し、制御部31bは、状態20を状態40に変更する(ファン補正2→ファン補正1)。
一方、STEP18で、温度センサ10の検出温度Tsが第2フィン詰り解消温度Tdown2よりも高いときにはSTEP19に進み、制御部31bは、温度センサ10の検出温度Tsが、運転停止判定温度Tend以上であるか否かを判断する。
そして、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tend以上であるときは、STEP20に進み、制御部31bは、状態20から状態30に変更する(ファン補正2→インターロック)。一方、温度センサ10の検出温度Tsが運転停止判定温度Tendよりも低いときには、STEP17に分岐して、制御部31bは、状態20(ファン補正2)での暖房運転を継続する。
以上説明した図4のフローチャートによる処理により、第2バージョンの制御ユニット20bにおいて、制御部31bは、第2熱交換器3−2のフィン詰りの程度に応じて、状態10(待機)、状態20(ファン補正2:ファン回転速度10%アップ)、状態30(インターロック)、状態40(ファン補正1:ファン回転速度5%アップ)という4つの運転状態を設定する。
[第1バージョンから第2バージョンへの制御ユニットの交換]
次に、図5を参照して、給湯装置に取り付けられた第1バージョンの旧制御ユニット20aを、第2バージョンの新制御ユニット20bに交換する手順について説明する。
交換作業者は、先ず、旧制御ユニット20aを給湯装置から取り外して、新制御ユニット20bを給湯装置に取り付け、旧制御ユニット20aの通信ポート24と新制御ユニット20bの通信ポート24を、通信ケーブル60で接続する。
そして、交換作業者は、電源コネクタ25により新制御ユニット20bを商用電源50に接続する。商用電源から供給される交流電力から、直流電源23が直流電力を生成してマイコン30b及びEPROM40bに供給し、これにより、マイコン30bが起動する。また、通信ケーブル60を介して、新制御ユニット20bから旧制御ユニット20aに直流電力が供給され、旧制御ユニットのマイコン30aも起動する。
次に、交換作業者は、新制御ユニット20bのスイッチ21を操作する。これにより、旧制御ユニット20aから新制御ユニット20bへの状態データの転送が指示され、旧制御ユニット20aの制御部31aと新制御ユニット20bの制御部31bにより、以下の「運転条件データ読出しステップ」、「バージョン判定ステップ」、及び「運転条件データ書込みステップ」が実行される。
「運転条件データ読出しステップ」
新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20aの制御部31aに対して状態データを要求する。そして、この要求に応じて、旧制御ユニット20aの制御部31aは、EPROM40aに保持された第1バージョン用の状態データ42を、通信ケーブル60を介して新制御ユニット20bに送信する。新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20aから受信した第1バージョン用の状態データ42を、EPROM40bの作業エリアに書込む。
「バージョン判定ステップ」
新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20aの制御部31aに対して、バージョンデータ41を要求し、この要求に応じて、旧制御ユニット20aの制御部31aは、EPROM40aに保持されたバージョンデータ41(この場合は、第1バージョンを示すデータ)を、新制御ユニット20bに送信する。
新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20aから受信したバージョンデータ41により、旧制御ユニット20aのバージョンが第1バージョンであるか第2バージョンであるかを判断する。
「運転条件データ書込みステップ」
図5の例では、旧制御ユニット20aが第1バージョンであるので、新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20aの第1バージョン用の状態データ42(状態10:待機,状態20:ファン補正,状態30:インターロックのうちのいずれかを示す)を、図6(a)に示した変換マップに従って、第2バージョン用の状態データ43(状態10:待機,状態20:ファン補正2,状態30:インターロック,状態40:ファン補正1のうちのいずれかを示す)に変換する。
なお、変換マップのデータ45は、第2バージョンの制御ユニット20bのEPROM40bに予め保持されている。
そして、新制御ユニット20bの制御部31bは、変換により得た第2バージョン用の状態データ43を、EPROM40bの第2エリアAD2に書込む。これにより、第1バージョンの旧制御ユニット20aで設定されていた状態が、第2バージョンの新制御ユニット20bに承継される。
なお、交換前の旧制御ユニットが第2バージョンであったときには、状態データの変換は不要であるため、図6(b)に示したように、新制御ユニット20bの制御部31bは、旧制御ユニット20bから受信した第2バージョン用の状態データ43を、そのままEPROM40bの第2エリアAD2に書込む。この場合には、第2バージョンの旧制御ユニット20bで設定されていた状態が、第2バージョンの新制御ユニット20bに承継される。
また、「運転条件読出しステップ」、「バージョン判定ステップ」、「運転条件データ書込みステップ」の実行中は、新制御ユニット20bの制御部31bは、7セグメントLED22にデータの承継が行われていることを示す表示をする。また、制御部31bは、データの承継が正常終了したときは、7セグメントLED22にその旨を示す表示をし、データの承継が異常終了したときには、7セグメントLED22にその旨を示す表示をする。
ここで、給湯装置に取り付けられた第2バージョンの制御ユニット20bは、その後、上述したように、第2熱交換器3−2のフィン詰りの状況に応じて、状態10(待機),状態20(ファン補正2),状態30(インターロック),状態40(ファン補正1)を設定し、そのデータを第2エリアAD2に書込む。
そして、制御ユニット20bは、第2バージョン用の状態を設定するときに、図7(a)に示した変換マップにより第1バージョン用の状態を取得し、第1バージョン用の状態データ42を、EPROM40bの第1エリアAD1に書込む。これにより、第2バージョンの制御ユニット20bにおいては、図7(b)に示したように、EPROM40bに、第1バージョン用の状態データ42と第2バージョン用の状態データ43が、共に保持される状態とされている。
なお、本実施の形態では、「運転条件データ読出しステップ」を実行した後に「バージョン判定ステップ」を実行したが、「バージョン判定ステップ」を先に実行した後に「運転条件データ読出しステップ」を実行するようにしてもよい。
[第2バージョンから第1バージョンへの制御ユニットの交換]
次に、図8を参照して、給湯装置に取り付けされた第2バージョンの旧制御ユニット20bを、第1バージョンの新制御ユニット20aに交換する手順について説明する。
上述した[第1バージョンから第2バージョンへの制御ユニットの交換]と同様に、交換作業者は、旧制御ユニット20bを給湯装置から取り外して、新制御ユニット20aを給湯装置に取り付け、旧制御ユニット20bの通信ポート24と新制御ユニット20aの通信ポート24を通信ケーブル60で接続する。
また、交換作業者は、電源コネクタ50により新制御ユニット20aを商用電源50に接続する。これにより、上述したように、新制御ユニット20aと旧制御ユニット20bに直流電力が供給されて、新制御ユニット20aのマイコン30aと旧制御ユニット20bのマイコン30bが起動する。
次に、交換作業者は、新制御ユニット20aのデータ移動開始スイッチ21を操作する。これにより、旧制御ユニット20bから新制御ユニット20aへの状態データの転送が指示され、以下の「運転条件データ読出しステップ」、及び「運転条件データ書込みステップ」が実行される。
「運転条件データ読出しステップ」
新制御ユニット20aの制御部31aは、旧制御ユニット20bの制御部bに対して、EPROM40bの第1エリアAD1に保持された第1バージョン用の状態データの送信を要求する。そして、この要求に応じて、旧制御ユニット20bの制御部31bは、EPROM40bの第1エリアAD1に保持された第1バージョン用の状態データ42を、新制御ユニット20aに送信する。
「運転条件データ書込みステップ」
新制御ユニット20aの制御部31aは、旧制御ユニット20bから受信した第1バージョン用の状態データ42を、EPROM40aの第1エリアAD1に書込む。これにより、第2バージョンの旧制御ユニット20bで設定されていた状態が、第1バージョンの新制御ユニット20aに承継される。
なお、交換前の旧制御ユニットと交換後の新制御ユニットが共に第1バージョンの制御ユニット20aであったときには、「運転条件データ読出しステップ」で、新制御ユニットが旧制御ユニットに対して、第1エリアAD1に保持された第1バージョン用の状態データ42の送信を要求する。
そして、「運転条件データ書込みステップ」で、新制御ユニット20aの制御部31aが、旧制御ユニット20aから受信した第1バージョン用の状態データ42を、新制御ユニット20aのEPROM40aの第1エリアAD1に書込む。これにより、第1バージョンの旧制御ユニット20aで設定されていた状態が、第1バージョンの新制御ユニット20aに承継される。
なお、「運転条件読出しステップ」及び「運転条件データ書込みステップ」の実行中は、新制御ユニット20aの制御部31aは、7セグメントLED22にデータの承継が行われていることを示す表示をする。また、制御部31aは、データの承継が正常終了したときは、7セグメントLED22にその旨を示す表示をし、データの承継が異常終了したときには、7セグメントLED22にその旨を示す表示をする。
なお、本実施の形態では、第1バージョンの制御ユニット20aにおいて、EPROM40aの第1エリアAD1に第1バージョン用の状態データを保持し、第2バージョンの制御ユニット20bにおいては、EPROM40bの第1エリアAD1に第1バージョン用の状態データ42を保持すると共に、第2エリアAD2に第2バージョン用の状態データ43を保持したが、各状態データ42,43を任意のエリアに保持するようにしてもよい。この場合には、交換後の第1バージョンの制御ユニット20aが、交換前の第1バージョンの旧制御ユニット20a又は第2バージョンの旧制御ユニット20bに対して、第1バージョンの状態データの送信を要求し、この要求に応じて、旧制御ユニットが、第1バージョンの状態データを新制御ユニットに送信するようにすればよい。
また、本実施の形態では、給湯装置に備えられる制御ユニット20a,20bを示したが、他の装置に備えられる制御ユニットに対しても本発明の適用が可能である。
また、本実施の形態では、本発明の不揮発性メモリとしてEPROMを用いたが、フラッシュメモリ等の他の種類の不揮発性メモリを用いてもよい。
また、本実施の形態では、第1バージョンと第2バージョンという2種類のバージョンを有する制御ユニット20a,20bを示したが、3種類以上のバージョンを有する制御ユニットに対しても、本発明の適用が可能である。
また、本実施の形態では、本発明の運転条件データとして、フィン詰りの程度に対応した運転状態データ(第1バージョン用の状態データ42,第2バージョン用の状態データ43)を示したが、給湯設定温度のデータや、アクチュエータ(第1バーナ2−1への燃料ガスの供給流量を変更する比例弁等)の調整データ等についても、運転状態データと同様にして、バージョンが異なる制御ユニット間で承継させることができる。
また、本実施の形態では、交換前の旧制御ユニット20と交換後の新制御ユニット20を通信ケーブル60で接続して通信路を確立したが、無線により旧制御ユニットと新制御ユニット間の通信路を確立するようにしてもよい。
1…缶体、2−2…第2バーナ、3−2…第2熱交換器、6…ファン、10…温度センサ、20a…第1バージョンの制御ユニット、20b…第2バージョンの制御ユニット、30a…第1バージョンの制御ユニットに備えられたマイコン、30b…第2バージョンの制御ユニットに備えられたマイコン、31a…第1バージョンの制御部、31b…第2バージョンの制御部、32…データ変換部、40a…第1バージョンの制御ユニットに備えられたEPROM、40b…第2バージョンの制御ユニットに備えられたEPROM、41…バージョンデータ、42…第1バージョン用の状態データ、43…第2バージョン用の状態データ。

Claims (3)

  1. 制御ユニットを備えた装置において該制御ユニットを交換するときに、交換前の旧制御ユニットで設定されていた運転条件を、交換後の新制御ユニットに承継させる方法であって、
    前記制御ユニットは、データの読出しと書込みが可能な不揮発性メモリと、通信ポートと、該不揮発性メモリに保持された運転条件データにより規定される運転条件に基いて、前記装置の作動を制御すると共に、該通信ポートを介してデータの送受信を行なう制御部とを備えて、前記運転条件データの構成が異なる複数のバージョンを有し、
    新制御ユニットの通信ポートと旧制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データを読み出す運転条件データ読出しステップと、
    新制御ユニットの制御部が、新制御ユニットのバージョンと旧制御ユニットのバージョンが相違するか否かを判定するバージョン判定ステップと、
    前記バージョン判定ステップで、旧制御ユニットのバージョンと新制御ユニットのバージョンが相違すると判定されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリから読み出した旧制御ユニットのバージョン用の運転条件データを、新制御ユニットのバージョン用の運転条件データに変換して、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む運転条件データ書込みステップと
    を含むことを特徴とする制御ユニット間の運転条件承継方法。
  2. 制御ユニットを備えた装置において該制御ユニットを交換するときに、交換前の旧制御ユニットで設定されていた運転条件を、交換後の新制御ユニットに承継させる方法であって、
    前記制御ユニットは、データの読出しと書込みが可能な不揮発性メモリと、通信ポートと、該不揮発性メモリに保持された運転条件データにより規定される運転条件に基いて、前記装置の作動を制御すると共に、該通信ポートを介してデータの送受信を行なう制御部とを備えて、前記運転条件データの構成が異なる第1バージョンと第2バージョンを有し、
    第1バージョンの制御ユニットは、第1バージョン用の運転条件データを不揮発性メモリに保持し、
    第2のバージョンの制御ユニットは、第2バージョン用の運転条件データを第1バージョン用の運転条件データに変換するデータ変換部を備えて、第2バージョン用の運転条件データと第1バージョン用の運転条件データとを不揮発性メモリに保持し、
    第1バージョンの新制御ユニットの通信ポートと、第2バージョンの旧制御ユニットの通信ポート間の通信路が確立されたときに、新制御ユニットの制御部が、旧制御ユニットの不揮発性メモリに保持された第1バージョン用の運転条件データを読み出す運転条件データ読出しステップと、
    新制御ユニットの前記制御部が、前記運転条件データ読出しステップにより読み出した第1バージョン用の運転条件データを、新制御ユニットの不揮発性メモリに書込む運転条件データ書込みステップと
    を含むことを特徴とする制御ユニット間の運転条件承継方法。
  3. 請求項2に記載された制御ユニット間の運転条件承継方法において、
    前記第1バージョンの制御ユニットは、前記第1バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの第1エリアに保持し、
    前記第2バージョンの制御ユニットは、前記第1バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの前記第1エリアに保持すると共に、前記第2バージョン用の運転条件データを、前記不揮発性メモリの前記第1エリアと異なる第2エリアに保持し、
    前記運転条件データ読出しステップにおいて、新制御ユニットの制御ユニットは、旧制御ユニットの不揮発性メモリの前記第1エリアに保持された運転条件データを、前記第1バージョン用の運転条件データとして読み出す
    ことを特徴とする制御ユニット間の運転条件承継方法。
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