JP2011245502A - エッジ形成プレス加工による環状部材及びその製造方法 - Google Patents

エッジ形成プレス加工による環状部材及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで多角形の環状部材を製造すること、及びその多角形の環状部材を提供すること。
【解決手段】 本発明は、プレス加工により金属平板から多角形の環状部材を製造する方法であって、変形部を含む側周部を絞り加工により成形する工程と、金属平板面から予め定めた高さに側周部を成形する工程と、側周部の高さに亘り、環状部材の内側からコーナー部を押し出すと共に、変形部を形成する金属材料をエッジ部へ補充することにより、コーナー部から、より小さな曲率半径を有するエッジ部を成形する工程と、を含む多角形の環状部材の製造方法、及びその製造方法によって製造された多角形の環状部材。
【選択図】 図6A

Description

本発明は、エッジ形成プレス加工により金属平板から多角形の環状部材を製造する方法及び多角形の環状部材に関する。
板金加工により、複数枚の金属の平板を溶接等により結合し、エッジを備える矩形環状部材を製造することは従来から行われている。
しかし、板金加工に比べ製造コストの安いプレス加工により、曲率半径の小さいエッジを備える矩形の環状部材を形成することは、従来から困難を伴う。
比較的小さな曲率半径のエッジ(隅)を有する環状部材を形成する先行技術として、特許文献1と2がある。
特許文献1では、被加工素材の内部に液圧を付与し、加圧された被加工素材を、ダイキャビティを有するダイ内で包囲することにより、チューブ状の被加工素材をハイドロフォーミング成形する技術が開示されている。
また、特許文献2では、密閉される金型のキャビティ内において、管状の被加工部材の内部に成形液圧を付与して、拡管し、その被加工部材をキャビティ内表面に密着させることで、被加工部材をキャビティ内表面に沿った形状に成形するチューブハイドロフォーミング方法であって、被加工部材の外表面とキャビティ内表面の間の所定の位置に、所定の空間が形成されるように、かつ、被加工部材の断面周長が、キャビティの断面周長よりも長くなるように、予備成形された被加工部材をキャビティ内にセットし、被加工部材の内部に成形液圧を付与する技術が開示されている。
また、環状のパイプの外周面の半部に密着する半筒状部においてエッジを形成する先行技術として、特許文献3がある。
特許文献3では、この方法の第1工程は、接続部形成部と平坦部とを有する第1中間加工品をつくり、第2工程は、第1中間加工品よりも接続部形成部の屈曲深さが大きく、平坦部の幅が小さい第2中間加工品をつくり、第3工程は、接続部形成部と、傾斜平坦部と、幅狭平坦部を有する第3中間加工品をつくり、第4工程は、第3中間加工品の傾斜平坦部を斜め上方に押圧し、傾斜部平坦部と接続部形成部の側壁との連接部に材料を集めて第4中間加工品をつくり、第5工程は、第4中間加工品の接続部形成部の側壁、傾斜平坦部および幅狭平坦部を上下から加圧し、接続部形成部の両側壁の開口端部にばりが形成された第5中間加工品をつくる。第6工程は、ばりを除去してケーシング構成部材をつくる技術が開示されている。
特表2003−516862号公報 特開2008−149343号公報 特開2009−195912号公報
しかし、特許文献1で開示された技術には、その圧縮成形の際に被加工素材が均一に圧縮されず、残留応力や被加工素材の肉厚の不均一性が発生するなどの問題がある。
また、特許文献2で開示された技術は、管状の被加工部材を成形液圧にて拡管し、キャビティ形状に沿って成形させるチューブハイドロフォーミングの技術に関するものであるが、この成形のためには大掛かりな設備が必要なので製造コストが高くなり、また、被加工部材の肉厚とほぼ等しい程度の小さな曲率半径を有する隅、即ちエッジを内周面に形成することは、大きな液圧をかけても困難であった。
また、特許文献3で開示された技術では、小さな曲率半径を有するエッジ部を形成するために、一度ばりを形成してからそのばりを除去するなど、多くの工程が必要なので製造コストが高くなり、また、この技術により凸型のエッジ部を形成すること、即ち外周に形成することはできるが、凹型の隅であるエッジ部を内周面に形成することはできない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで多角形の環状部材を製造すること、及びその多角形の環状部材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、プレス加工により金属平板から多角形の環状部材を製造する方法であって、平面部と、曲面からなるコーナー部と、前記コーナー部と前記平面部の境界領域にある変形部とからなる側周部を絞り加工により成形する工程と、前記金属平板面から予め定めた高さに前記側周部を成形する工程と、前記側周部の前記高さに亘り、前記環状部材の内側から前記コーナー部を押し出すと共に、前記変形部を形成する金属材料をエッジ部へ補充することにより、前記環状部材の内周面において、前記コーナー部から、前記コーナー部の曲率半径より小さな曲率半径を有する前記エッジ部を成形する工程と、を含む多角形の環状部材の製造方法が提供される。
この構成によれば、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備えるエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで多角形の環状部材を製造することを可能とする。
また、さらに、前記絞り加工におけるしわ押えにより保持され、前記側周部の成形に使用されなかった前記金属平板の一部から、前記環状部材のフランジを成形する工程を含むことを特徴としてもよい。
この構成によれば、側周部だけでなくフランジを備え、そのフランジと結合する側周部の一端においても小さな曲率半径を備える環状部材を製造することを可能とする。
また、前記コーナー部の断面形状は、円弧状であり、前記変形部の断面形状は、前記側周部の内側方向へ突出した略アーチ状であり、前記コーナー部の前記円弧の円周上の中点と、前記変形部の略アーチの頂点とを押し出すことにより、前記エッジ部を成形することを特徴としてもよい。
この構成によれば、より効果的に均質な肉厚を有するエッジを備える多角形の環状部材をプレス加工により製造することを可能とする。
また、前記側周部の前記高さは、前記矩形環状部材の肉厚の5倍以上であり、前記エッジ部における内周面の曲率半径を、前記肉厚より小さく成形することを特徴としてもよい。
この構成によれば、矩形環状部材の側周部の高さが高く、エッジの肉厚が均質であり、曲率半径の小さいエッジを備える矩形環状部材を製造することを可能とする。
本発明のある観点によれば、上記載の多角形の環状部材の製造方法によって製造された多角形の環状部材が提供される。
この構成によれば、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで製造することにより安価な多角形の環状部材を提供することを可能とする。
本発明のある観点によれば、プレス加工により金属平板から成形される多角形の環状部材であって、前記多角形環状部材は、側周部とフランジからなり、前記側周部は、内周面において前記多角形環状部材の肉厚より小さい曲率半径を有するエッジ部を備え、前記側周部の前記高さは、前記肉厚の5倍以上であり、前記フランジは、前記側周部の一端に備えられている、ことを特徴とする多角形環状部材が提供される。
この構成によれば、プレス加工により形成するので、安い製造コストで製造することができ、安価な矩形の環状部材を提供することを可能とする。
本発明のある観点によれば、シームレスな多角形の環状部材であって、前記多角形環状部材は、側周部とフランジからなり、前記側周部は、内周面において前記多角形環状部材の肉厚より小さい曲率半径を有するエッジ部を備え、前記側周部の前記高さは、前記肉厚の5倍以上であり、前記フランジは、前記側周部の一端に備えられている、ことを特徴とする多角形環状部材が提供される。
この構成によれば、プレス加工により形成するので、安い製造コストで製造することができ、安価な矩形の環状部材を提供することを可能とする。
以上説明したように、本発明によれば、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで多角形の環状部材を製造することができ、また、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで製造することにより、安価な多角形の環状部材を提供することができる。さらに、肉厚が1.5mm以下の薄い板材であってもエッジを形成した多角形の環状部材を製造することができる。
各実施形態における環状部材の原材料となる金属平板の斜視図。 第1実施形態における第1工程終了時の環状部材の形状の、(a)平面図、(b)側面図、(c)角部の拡大図。 第1実施形態における第1工程終了時の環状部材の形状の斜視図。 第1実施形態における第2工程終了時の環状部材の形状の、(a)平面図、(b)側面図、(c)角部の拡大図。 第1実施形態における第2工程終了時の環状部材の形状の斜視図。 第1実施形態における第3工程においてエッジ部を成形する説明図。 第1実施形態における第3工程においてエッジ部を成形する説明図(型枠金型がある場合)。 第1実施形態における角部の詳細図。 第1実施形態における第3工程終了時の環状部材の形状の、(a)平面図、(b)側面図、(c)角部の拡大図。 第1実施形態における第3工程終了時の環状部材の形状の斜視図。 第1実施形態における第4工程終了時の環状部材の形状の、(a)平面図、(b)側面図。 第1実施形態における第4工程終了時の環状部材の形状の斜視図。 第2実施形態における第1工程において形成する変形部のバリエーション(波型)の説明図。 第3実施形態における第1工程において形成する変形部のバリエーション(異なる肉厚)の説明図。 プレス絞り加工の説明図であり、(a)最初の工程、(b)中間の工程、(c)最終の工程、(d)中間の工程で終えた部材の斜視図、(e)最終の工程まで進んだ部材の斜視図。
以下では、図面を参照しながら、本発明の各実施形態に係る装置等について説明する。
まず、プレス加工について説明する。プレス加工とは、金型の間に素材をはさみ、金型に力を加えることにより、素材を金型の形に成形するものであり、一般的には、他の機械加工と比較して生産性が高く、連続加工も可能であり、大量生産に向いているので、プレス加工によって製造される金属部品は、コストを安く抑えることが可能となる。一般的に、プレス加工には、せん断、曲げ、絞りなどの種類があり、対象となる素材と完成品に応じて適宜適切な手段が選択される。
図14は、一般的に行われているプレス加工における絞り加工の手順を説明するものである。絞り加工は、パンチ、ダイス、しわ押えという金型を用いて板材から三次元形状の部材を作る加工法である。まず、図14(a)は、板状の素材98が、ダイス92としわ押え93により挟み込まれた状態を示す。図14(b)は、この状態から、パンチ94がプレス機械等により下げられてくると、素材98は、ダイス92としわ押え93の間に挟まれたまま押し込まれることにより塑性変形を起こし、ダイス92としわ押え93の間に挟まれた部分は、パンチ94と共に徐々に引きずりだされていく様子を示す。図14(b)のような状態で、パンチ94を押し下げることを止めれば、図14(d)のように、円筒状の側周部981にフランジ982のついた部材が生産されることになる。図14(c)は、さらにパンチ94を押し込むと、ダイス92としわ押え93の間に挟まれた部分は完全に引きずりだされ、図14(e)のように、フランジのない円筒状の側周部981を備える筒状の部材が生産されることを表わしている。この後、パンチ94を上げ、ノックアウトすれば、部材は金型から外れる。
このように生産された筒状の部材又はフランジのついた筒状の部材の側周部981は、継ぎ目のない(シームレスな)環状部を形成する。また、フランジは、ダイス92としわ押え93により押さえつけられて形成されるので、その両面ともフラットに形成される。
<第1実施形態>
図1は、環状部材の原材料となる金属平板の斜視図である。本実施形態では、その外形は、ほぼ正方形であるが、環状部材の形状に応じて、適宜長方形、多角形、円形、楕円形等、その他の形状を選択してもよい。また、大きさ及び肉厚も、環状部材の適用に応じて、適宜決定される。この金属平板は、塑性変形を容易にするため、中央部にほぼ正方形の穴が空いているが、穴は空いていなくてもよい。この後工程では、この平板に対して、上述した絞り加工を施すことにより、環状部材を形成する。
<第1工程>
図2は、最初の工程(第1工程)を行った後の環状部材20の様子を示す。具体的には、金属平板10を、平面視(図2(a))の側周部24の外形に等しい外形を有するパンチで、絞り加工した部材を示す。本実施形態では、平面視(図2(a))の側周部24の外形は、角部25を除き、概ね、矩形である。しかし、三角形や五角形などの多角形であってもよい。また、本実施形態では、図14(b)で絞り加工を止めたものであり、完成した時にフランジ41となるように金属平板10(41)の部分が残っている。また、図1に示したように、金属平板10はパンチにより押し込まれた部分に穴が開いていたので、塑性変形を起こし、平面視で穴の形も正方形から変形している。また、パンチを押し込む深さ(側周部24の高さ)は、後工程で側周部の高さを成形する方法に応じて決定される。
側周部24は、角部25を除き、平面部21から構成されている。角部25は、図2(c)により、拡大図として示されている。角部25は、主にコーナー部22とその両側に変形部23が備えられる。そして、その変形部23は、平面部21と繋がっているので、変形部23は、コーナー部22と平面部21との間にあり、両者の境界領域にあるということもできる。
図2(b)は、環状部材20の側面図であり、金属平板10がパンチに押し込まれたことにより、将来フランジとなる金属平板10(41)の位置から、側面視で金属平板10の面へ、側周部24が立ち上がっている様子を示す。側周部24の一つの側面は、平面部21、コーナー部22と変形部23から成っている。また、金属平板10(41)は、後工程でフランジとなる。即ち、絞り加工におけるしわ押えとダイスにより保持され、側周部24の成形に使用されなかった金属平板10の一部から、環状部材のフランジを成形し、その両面ともフラットに形成されている。本実施形態では、フランジを備えているが、側周部24の成形にすべて金属平板を使用しフランジを備えない環状部材であってもよい。
本実施形態では、環状部材20は矩形なので、4つの角部25を備え、側周部の隣り合う2つの平面部21は直角をなすように構成されている。もちろん、上述したように、環状部材が他の多角形である場合には、それに応じた角度をなすことになり、その角度の変化はコーナー部により吸収されることになる。
図3は、環状部材20の斜視図であり、製造中の環状部材20が、概ね矩形の側周部24と、将来フランジとなる金属平板10の残余(10(41))と、側周部24の中側にある金属平板10を備えることを示す。側周部24は、四隅に、コーナー部22とその両側に変形部23をそれぞれ備え、それらを平面部21が繋げている。この側周部24は、絞り加工により形成されるので、シームレスな環状部を形成している。
コーナー部22は、絞りプレス加工により形成された側周部24の一部なので、側周部24の高さに亘り、平面視で略円弧状であり、即ち、円筒の側面の一部のような曲面を構成している。コーナー部22と平面部21との間には変形部23があり、変形部23は、コーナー部22と平面部21とが直接繋がらないこと、即ち、変形部23は平面のみからなる部分ではないことを表わす。変形部23は、絞りプレス加工により形成された側周部24の一部なので、側周部24の高さに亘り、平面視で同じ形状を有する。平面のみからなる部分でないことは、後工程で変形部23とコーナー部22を備える角部を内側から押し出し、エッジ部を形成する際に、変形部23が、エッジ部へ補充するための金属材料を備えることを意味する。
<第2工程>
図4は、第1工程を行った環状部材20に対して、さらに、第2工程を行った環状部材20の様子を示す。具体的には、将来フランジとなる、金属平板であった位置にある金属平板10の残余(10(41))から、所定の高さHで、側周部24を成形する。高さHの大きさは、環状部材の適用に応じ適宜決定される。本実施形態では、図4(b)に示すように、平面部21を同一高さとし、角部25は平面部21より若干低く成形されているが、これに限定されず、例えば、平面部21と角部25は同じ高さでもいいし、平面部21において高さが部分的に異なっていてもいい。
成形の仕方は、最終的な高さが所定の高さになればよいので、例えば、側周部24にレーザ光を当て直接トリミングしてもよいし、図2(a)に表わされる側周部24の中側にある金属平板10の部分でせん断プレス加工を行い、中側に曲がっている部分を引き起こすことにより側周部24の平面部21等と一体的になるように形成してもよい。前工程におけるパンチを押し込む深さは、前者の場合は所定の高さHよりも大きく、後者の場合は小さい。
図4(a)は、前工程の図2(a)にあった側周部24の中側にある金属平板10の部分が取り除かれ、側周部24の断面が表わされている。この断面の肉厚Wは、原材料である金属平板10の肉厚にほぼ等しい。角部25は、図4(c)により、拡大図として示されている。本工程で所定の高さになるように切断されたので、平面視で断面が表わされている。上部を切り取られただけなので、構成は不変であり、角部25は、主にコーナー部22とその両側に変形部23が備えられ、その変形部23は、平面部21と繋がっているので、変形部23は、コーナー部22と平面部21との間にある。
コーナー部22は、側周部24の高さに亘り、平面視で略円弧状であり、変形部23は、平面のみからなる部分ではなく、実質的に、平面視で、コーナー部22の円弧と平面部21の直線をスムーズに繋げるために曲線を形成し、その曲線が側周部24の高さに亘っている。角部25の肉厚Wは、本実施形態では、コーナー部22と変形部23ではほぼ同じである。
図5は、環状部材20の斜視図であり、製造中の環状部材20が、概ね矩形の側周部24と、将来フランジとなる金属平板10の残余(10(41))を備えることを示す。側周部24は、四隅にコーナー部22とその両側に変形部23をそれぞれ備え、それらを平面部21が繋げている。前工程ではあった側周部24の中側にある金属平板10を取り除いたことにより、側周部24は、シームレスな環状部材として形成された。
<第3工程>
図6Aは、本実施形態における第3工程において、角部からエッジ部を成形する方法を説明するための図である。具体的には、図6A(a)に示すように、前工程において環状部材として形成された側周部24の曲面として形成された変形部23とコーナー部22を、側周部24の内側から押出金型90で押し出すことにより、最終的には図6A(b)に示すような、角張ったエッジ部31を形成する。
押出金型90の、コーナー部22に当接する部分は突出し、変形部23に当接する部分は平面である。本実施形態では、矩形の環状部材を作成しているので、コーナー部22に当接し突出する角度は直角であるが、他の多角形、例えば、六角形の環状部材を作成する場合には、押出金型90のコーナー部22に当接し突出する角度は120度である。押出金型90は、側周部24の高さのすべてに亘り、四隅を同時に、側周部24を押し出すことが好ましい。しかし、形成する環状部材によっては、側周部24の高さのすべてに亘り押し出さなくても良い、また、図6Bのように、型枠金型を用いる場合には、四隅を同時に押し出さなくても良い。型枠金型を用いる場合には、さらに、押し出した後にスプリングバックを起こすことが少ないなどの利点がある。
本実施形態では、コーナー部22の、金属平板10(41)と平行な面における断面形状は、即ち、コーナー部22は平面視では円弧状であり、変形部23の、金属平板10(41)と平行な面における断面形状は、即ち、変形部23は平面視では側周部24の内側方向へ膨らんだ略アーチ状であり、コーナー部22の円弧の円周上の中点E2と、変形部の略アーチの頂点E1とを押し出すことにより、エッジ部31を成形する。
押出金型90は、E1で変形部23と、E2でコーナー部22と当接し押し出すが、まず、E1に当接し、押し出す過程でE2に当接してもよいし、E1とE2同時に当接し押し出してもよい。押し出す方向は、矢印99のように、2つの平面部21となす角度が等しくなる方向である。本実施形態では、2つの平面部21となす角度が45度ずつになるように押し出す。このように押し出すことにより、変形部23を形成する金属材料をエッジ部31の方へ押しやりつつ、角張ったエッジ部を形成することができる。その結果、変形部23を形成する金属材料をエッジ部31の方へ補充しながらエッジ部31を形成できるので、エッジ部31に亀裂が入ったり、エッジ部31付近の肉厚が薄くなることを回避できる。
押出金型90は、変形部23とコーナー部22を徐々に押し出し、角部を挟む2つの平面部21が交わる点E3に来た所で止められる。こうすることにより、変形部23とコーナー部22は、平面部21と一体的に平面として形成され、コーナー部22の曲率半径より小さな曲率半径を有する角張ったエッジ部31を形成することができる。
図7は、本実施形態における角部の詳細図であり、第1工程において、コーナー部22と変形部23の形成を如何に行うかを説明するものである。なお、コーナー部、変形部、平面部を表わす線(実線)は、各部の肉厚の中心線を意味している。
変形部23とコーナー部22の平面視における総延長は、
曲線Q1+曲線Q2+曲線R
である。なお、曲線Q1は曲線E31〜E31’、曲線Q2は曲線E32〜E32’、曲線Rは曲線E31〜E32である。
また、エッジがE3の位置に形成されたエッジ部においては、平面部の平面視における総延長は、
A+B
である。従って、第3工程においてエッジ部を適切に形成するためには、金属材料が適切にエッジ部へ補充されることが重要であり、好ましくは、
曲線Q1+曲線Q2+曲線R=A+B
の関係が成立するように、第1工程で変形部23とコーナー部22を形成しておくことが必要である。なお、各部の肉厚は一定であるとの前提である。しかし、厳密に同じである必要はなく、金属平板の肉厚にもよるが、およそ10〜20%の違いはあってもよい。また、プレス加工後の肉厚は、元の金属平板10の肉厚の50%以下になると割れが生じる虞があるので、元の金属平板10の肉厚の50%以下にならない範囲で、エッジ部を形成することが好ましい。
図8は、第2工程を行った環状部材20に対して、さらに、第3工程を行った環状部材20の様子を示す。具体的には、第3工程において、側周部24の高さに亘り、環状部材の内側からコーナー部22と変形部23を押し出すことにより、変形部23を形成する金属材料をエッジ部31へ補充したことにより、変形部23とコーナー部22は、平面部21と一体的に平面として形成され、環状部材の内周面において、小さな曲率半径を有するエッジ部31が成形された。第3工程を行ったことにより、第1工程で形成されたコーナー部22と変形部23は、エッジ部31と平面部に変化したことになる。
図9は、本実施形態における第3工程終了時の環状部材の斜視図を示す。上記第1〜第3工程を行ったことにより、側周部24は角張ったエッジ部を有するシームレスな環状部材を形成し、また、その側周部24である環状部材の一端において、フラットなフランジ10(41)を有する環状部材20を形成できた。
<第4工程>
図10は、本実施形態における第4工程において、側周部24の成形に使用されなかった金属平板10の一部から形成されたフランジをトリミングして成形し、第4工程終了時の環状部材の形状を示した図である。また、図11は、同斜視図である。フランジは、環状部材の適用に応じて適宜その大きさ、側周部24からの巾などが定められる。これにより、角張ったエッジ部を有するシームレスな環状部材であり、その環状部材の一端においてフラットなフランジを有する環状部材が作成された。
本実施形態では、側周部24の高さHは、環状部材の肉厚Wの5倍以上であり、また、角張ったエッジ部、具体的には、内周面の曲率半径を肉厚Wより小さく成形されたエッジ部を備えている。側周部24の高さHが環状部材の肉厚Wの5倍以上、内周面の曲率半径を肉厚Wより小さい曲率半径をもって成形するエッジ部を有する場合、特に本願発明が有効であり、本願発明により、環状部材の側周部24の高さが高く、エッジの肉厚が均質であり、曲率半径の小さいエッジを備える環状部材を製造することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、フランジを有する共に、変形部23は、平面視では側周部24の内側方向へ膨らんだ略アーチ状であったが、本実施形態では、フランジはなく、変形部の形状が異なる。図12は、本実施形態における第1工程において形成する変形部のバリエーションを示し、変形部23Aは、平面視では波型であることを示す。型枠金型91が、側周部24Aの外側にあり、変形部23Aとコーナー部22Aは、型枠金型91と押出金型90との間に挟まれ、エッジ部と平面部が成形される。
押出金型90は、コーナー部22Aの円弧の円周上の中点と、変形部23Aの波型の一方の頂点とを押し出す。また、同時に、変形部23Aの波型の他方の頂点は、型枠金型91に押される。その際、波型の変形部23Aが平面部に変形するときに余った金属材料は、コーナー部22Aがエッジ部に変形する部分に補充される。その結果、エッジ部においてひび割れ等を回避でき、変形部23Aとコーナー部22Aは、平面部21と一体的に平面として形成され、コーナー部22Aの曲率半径より小さな曲率半径を有する角張ったエッジ部31を形成することができる。
なお、上記以外は、第1実施形態と同じである。
<第3実施形態>
第1及び第2実施形態では、変形部の肉厚は他の部分の肉厚と同じであったが、本実施形態では、変形部23Bは、他の部分とは肉厚が異なっている。図13は、変形部23Bが、側周部24Bの内側に膨らんだ略アーチ状であり、側周部24Bの外側は平面であり、他の部分とは肉厚が異なっていることを示す。
押出金型90は、コーナー部22Bの円弧の円周上の中点と、変形部23Bの略アーチ状の頂点とを押し出す。また、押出金型90に押されても、側周部24Bの外側は、即ち、変形部23Bの外側は、型枠金型91に支えられているので、押さえ付けられた変形部23Bの金属材料が、コーナー部22Bの方へ移動し、補充され、エッジ部が形成される。これにより、変形部23Bとコーナー部22Bは、平面部21と一体的に平面として形成され、コーナー部22Bの曲率半径より小さな曲率半径を有する角張ったエッジ部31を形成することができる。
なお、上記以外は、第1実施形態と同じである。
変形部の平面視形状について、略アーチ状、波型、略アーチ状余肉を上述したが、これ以外には、山形、角形など、直線に比し、材料を多く有することのできる形であればよい。
なお、本願において、環状部材の材料となる金属平板10の原材料は、特に限定されない。本環状部材が適用される領域に適宜適合させて適用される。たとえば、後述のダクトに適用する場合は、亜鉛めっき鉄板、亜鉛めっき鋼板、ガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム、マグネシウム、チタンなどが一般的である。
<適用例>
本願の多角形の環状部材は、以下のように適用される。
例えば、建築物内で空調、換気、排煙の目的で設備される空気ダクト、特に、角ダクトの、ダクト同士の接合、ダクトと他の部材との接合、ダクトの末端処理部などに適用される。例えば、ダクト同士の接合の場合、一般的には、現場での溶接、アングルのフランジをダクトの両端に接続し、現場でそのフランジ同士をボルト等で固定して接続する方法、角ダクトの端を外折にめくり上げてフランジとし、四隅の欠けた部分にコーナー部材を取り付け、現場でその部材同士をボルト等で接続する方法などが使用されている。
しかし、これらはいずれも現場での作業負担が大きく、また、部材自体のコストも高い。そこで、本願の環状部材をこのような用途で使用すると、本環状部材は安い製造コストで製造されるので、空気ダクト自体のコストを下げることができ、また、現場での施工を容易にするので、施工コストも下げることが可能となる。
一般的には、角ダクト自体は板金で製作されることが多いので、角ダクトのエッジは曲率半径の小さい角張ったエッジを有している。従って、角ダクトを接合する部材も、空気の漏れを防ぐため、エッジは曲率半径の小さい角張ったエッジを有すること、また、フランジ等の接合面はフラットであることが重要となる。従来のプレス加工で製造される部材では、曲率半径の小さい角張ったエッジを形成することが困難であったため、本願のようなプレス加工で製造される部材をこのような所に適用することは困難であった。
しかし、上述のように、本願の環状部材は、環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで製造することにより、安価な矩形の環状部材を提供できるようになったことにより、このような適用が可能となった。また、角ダクトは、一般に、1.5mm以下の薄い板材を用いることが多いので、本願の環状部材の肉厚も、角ダクトの肉厚に合わせ、1.5mm以下にすることが好ましいが、本願の製造方法は、肉厚が1.5mm以下の薄い板材であっても、ひび割れ等を生ずることなく、エッジを形成した多角形の環状部材を製造することを可能とする。
ダクトと他の部材(例えば、換気扇やシャッター)との接合とダクトの末端処理部(例えば、吹出し口や吸込み口の枠部)においても、同様に、空気の漏れを防ぐため、エッジは曲率半径の小さい角張ったエッジを有することが重要となるので、本願の環状部材が有効である。
他の適用は、例えば、鉄骨造・木造における柱梁の接合部材(継ぎ手)にも適用可能である。一般的に、構造材の鉄骨や木材の角はエッジのある凸角を有するが、継ぎ手はその構造材と密着させて接合する必要があるので、その構造材を囲む継ぎ手も内周面において構造材と密着するために曲率半径の小さい角張った凹角のエッジが必要となる。
上述のように、本願の環状部材は、矩形の環状部材の内周面に小さな曲率半径を備え、均質な肉厚を有するエッジをプレス加工により形成し、安い製造コストで製造することにより、安価な矩形の環状部材を提供できるようになったことにより、このような適用が可能となった。
また、柱と梁のような直角をなして接合する場合においては、本環状部材のフランジの四隅を切断し、対向する一対のフランジを環状部材の軸方向に延ばし、例えば、本環状部材を梁側に取り付ける場合には、梁の側面に延ばした一対のフランジを、梁の上面に延ばさなかった一対のフランジをボルト等で取り付け、環状部材の位置にほぞ組とともに柱を取り付ければ、強固な構造が可能となる。
さらに、例えば、本願環状部材を窓枠に適用することが可能である。一般的には、窓枠は、別々の上下左右の部材を角でつなぎ合わせて製造されるが、これはコスト高の一因となっている。一体成型することができれば、コスト安く製造することが可能となる。
そこで、本願環状部材を適用すれば、本願の環状部材は、矩形の環状部材の内周面に小さな曲率半径を備えるので窓との密閉性に問題はなく、安い製造コストで製造することにより、安価な窓枠を提供できる。
10 金属平板
20 環状部材(製造工程中)
21 平面部
22 コーナー部
23 変形部
24 側周部
25 角部
31 エッジ部
40 環状部材
41 フランジ
90 押出金型
91 型枠金型
92 ダイス
93 しわ押え
94 パンチ
98 素材
99 力の向き

Claims (7)

  1. プレス加工により金属平板から多角形の環状部材を製造する方法であって、
    平面部と、曲面からなるコーナー部と、前記コーナー部と前記平面部の境界領域にある変形部とからなる側周部を絞り加工により成形する工程と、
    前記金属平板面から予め定めた高さに前記側周部を成形する工程と、
    前記側周部の前記高さに亘り、前記環状部材の内側から前記コーナー部を押し出すと共に、前記変形部を形成する金属材料をエッジ部へ補充することにより、前記環状部材の内周面において、前記コーナー部から、前記コーナー部の曲率半径より小さな曲率半径を有する前記エッジ部を成形する工程と、
    を含む多角形の環状部材の製造方法。
  2. さらに、前記絞り加工におけるしわ押えにより保持され、前記側周部の成形に使用されなかった前記金属平板の一部から、前記環状部材のフランジを成形する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の多角形の環状部材の製造方法。
  3. 前記コーナー部の断面形状は、円弧状であり、
    前記変形部の断面形状は、前記側周部の内側方向へ突出した略アーチ状であり、
    前記コーナー部の前記円弧の円周上の中点と、前記変形部の略アーチの頂点とを押し出すことにより、前記エッジ部を成形することを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の多角形の環状部材の製造方法。
  4. 前記側周部の前記高さは、前記矩形環状部材の肉厚の5倍以上であり、
    前記エッジ部における内周面の曲率半径を、前記肉厚より小さく成形することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の矩形の環状部材の製造方法。
  5. 請求項1〜4いずれかに記載の多角形の環状部材の製造方法によって製造された多角形の環状部材。
  6. プレス加工により金属平板から成形される多角形の環状部材であって、
    前記多角形環状部材は、側周部とフランジからなり、
    前記側周部は、内周面において前記多角形環状部材の肉厚より小さい曲率半径を有するエッジ部を備え、
    前記側周部の前記高さは、前記肉厚の5倍以上であり、
    前記フランジは、前記側周部の一端に備えられている、
    ことを特徴とする多角形環状部材。
  7. シームレスな多角形の環状部材であって、
    前記多角形環状部材は、側周部とフランジからなり、
    前記側周部は、内周面において前記多角形環状部材の肉厚より小さい曲率半径を有するエッジ部を備え、
    前記側周部の前記高さは、前記肉厚の5倍以上であり、
    前記フランジは、前記側周部の一端に備えられている、
    ことを特徴とする多角形環状部材。
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